JP4229782B2 - 波面収差測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、レンズ等の被検光学系の波面収差を測定する波面収差測定装置に関する。
例えば顕微鏡の対物レンズ等の被検光学系の光学性能、ここでは透過性能を評価する手法としては、被検光学系にレーザ光などのコヒーレント光を透過し、この被検光学系を透過した物体光と参照光とを干渉計により干渉させて互いに位相の異なる複数の干渉縞を生成し、これら干渉縞に基づいて被検光学系の波面収差を解析する方法が知られている。このような波面収差の測定方法としては、例えば特許文献1に記載されている。
複数の干渉縞の位相差は、使用するレーザ光源から出力されるレーザ光の波長を基準としている。使用するレーザ光源は、被検光学系を設計した波長のレーザ光を出力するもので、例えばHe−Neレーザが最も一般的であり、その波長は0.633μmである。
このようなレーザ光源の波長は固定されているので、干渉計を構成するビームスプリッタ及び参照ミラー等の各光学素子は、レーザ光源の波長に最適化されたコーティング等が施されている。又、被検光学系の波面収差を解析する干渉縞解析装置においても特定波長のレーザ光源を使用することを前提に解析プログラムが組み込まれている。
特開平10−96679号公報
近年、紫外線(UV)から近赤外線(NIR)の波長0.633μm以外の波長領域内のある波長のレーザ光を出力するレーザ光源が現れている。これにより、UVからNIRの波長領域内のある波長に最適設計された高精度な対物レンズ等の被検光学系が増加傾向にある。このため、UVからNIRの波長領域内にある波長に最適設計された被検光学系に対しても波面収差を解析することが要求されている。
しかしながら、UVからNIRの波長領域内にある波長に最適設計された被検光学系の波面収差を解析するために干渉計は、被検光学系を最適設計したときの波長に最適化されたコーティング等が施されたビームスプリッタ及び参照ミラー等の各光学素子を用いたものを準備しなければならない。
そのうえ、レーザ光源及び干渉計は、被検光学系を最適設計したときの波長毎に複数準備しなければならない。このうち干渉計は1台でも高価であり、複数台準備するには非常にコストが掛かる。
本発明は、コヒーレント光を被検光学系に通過させて被検光学系の光学性能を反映した干渉縞を生成し、この干渉縞に基づいて被検光学系の波面収差を測定する波面収差測定装置であって、任意の波長を選択可能なコヒーレント光を出力する照明系と、照明系から選択出力された任意の波長のコヒーレント光を被検光学系に通過させ、被検光学系を通過した物体光と参照光とを干渉させて干渉縞を生成する干渉計と、干渉計により生成された干渉縞を撮像する撮像装置と、撮像装置により撮像された干渉縞の画像データと照明系から選択されて出力されたコヒーレント光の波長とに基づいて被検光学系の波面収差を解析する解析手段とを具備し、干渉計は、コヒーレント光を測定光と参照光とに分岐し、かつ被検光学系を通過した測定光と参照光とを同一方向に反射するビームスプリッタと、ビームスプリッタにより分岐された測定光の光路上に設けられた凹面形状の球面ミラーと、ビームスプリッタにより分岐された参照光の光路上に設けられた平面の参照ミラーと、参照ミラーを微小移動させる駆動部と、ビームスプリッタから出射されて生成された干渉縞を撮像装置に結像するリレー光学系とを備え、被検光学系は、ビームスプリッタと球面ミラーと間の測定光の光路上に設けられる波面収差測定装置である。
本発明の波面収差測定装置における照明系は、それぞれ波長の異なるコヒーレント光を出力する複数の光源と、複数の光源からそれぞれ出力される複数のコヒーレント光から任意の波長のコヒーレント光に選択し切り換えて被検光学系に入射させる波長選択手段とを有する。
本発明の波面収差測定装置における照明系と干渉計との間に設けられ、照明系から出力されたコヒーレント光を干渉計に導入する光ファイバを有する。
本発明の波面収差測定装置における撮像装置は、被検光学系の瞳位置と共役関係にある。
本発明の波面収差測定装置におけるビームスプリッタは、平行平面板に形成され、当該平行平面板のコヒーレント光が入射する一方の面に光分割コートを施し、他方の面にARコートを施した。
本発明の波面収差測定装置における球面ミラーは、Siにより形成された。
本発明の波面収差測定装置におけるコヒーレント光は、レーザ光である。
本発明の波面収差測定装置における解析手段は、被検光学系の波面収差の解析結果を保存可能である。
本発明の波面収差測定装置における解析手段は、それぞれ異なる複数の波長の各コヒーレント光を被検光学系に通過させて生成される複数の干渉縞に基づいて波長毎の被検光学系の各波面収差を求め、これら波面収差の差分に基づいて縦の色収差、横の色収差を求める。
本発明の波面収差測定装置におけるビームスプリッタは、交換可能である。
本発明の波面収差測定装置におけるビームスプリッタは、広帯域波長で使用可能である。
本発明は、ビームスプリッタにより分岐された参照光の光路上に設けられた平面の参照ミラーを微小移動させることによって位相の異なる干渉縞画像データを複数枚取り込み、これら干渉縞画像データの波面収差の解析を行うことで、複数の波長のコヒーレント光を選択して、1台の干渉計を用いて複数の波長に対する被検光学系の波面収差が解析できる波面収差測定装置を提供できる。
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は波面収差測定装置の構成図である。照明系1は、任意の波長λi(i=1,2,3,…n)を選択可能なレーザ光を出力する。このレーザ光の波長λiは、例えば波長0.633μmやUVからNIRの波長領域内における任意の波長である。この照明系1から出力されるレーザ光の波長λiは、手動又は後述する波面収差解析装置2の切り換え制御により自動で行なわれる。この照明系1から出力されたレーザ光は、トワイマン・グリーン干渉計(以下、干渉計と省略する)4に導かれる。
図2は照明系1の一例を示す構成図である。波長λのレーザ光を出力するレーザ光源1−1と、波長λiのレーザ光を出力するレーザ光源1−2とを有する。これらレーザ光源1−1、1−2の各出力端部には、各光ファイバー1−3、1−4を介して各出射部1−5、1−6が接続されている。これら出射部1−5、1−6は、オペレータの作業によりいずれか一方が選択されて照明鏡筒1−7の入射端1−8に対して接続される。照明鏡筒1−7内には、コリメータレンズ1−9が設けられ、入射した波長λのレーザ光又は波長λiのレーザ光を平行光に整形して出射する。
コリメータレンズ1−9として単レンズなどのように縦の色収差を有するレンズを使用した場合、当該コリメータレンズ1−9の焦点距離が波長λiによって変化する。この対処策としてコリメータレンズ1−9をレーザ光の光軸方向にスライド可能にしてもよいし、又は各出射部1−5、1−6におけるファイバー入射端からファイバー出射端までの距離を調整して色収差を補正してもよい。又、コリメータレンズ1−9は、使用する波長帯域で焦点距離が変化しない色消しレンズを用いてもよい。
コ字形状の架台5のアーム6の上面には、ビームスプリッタ7が設けられている。又、アーム6の下面には、例えば顕微鏡の対物レンズ等の被検光学系8が設けられている。この被検光学系8は、ビームスプリッタ7により下方に反射する測定光Hの光軸に一致して設けられている。
又、架台5のベース9上には、XYZステージ10が設けられている。このXYZステージ10上には、凹面形状の球面ミラー11が設けられている。この球面ミラー11は、当該球面ミラー11の曲率中心Cと被検光学系8の焦点位置Sとが一致している。これら球面ミラー11の曲率中心Cと被検光学系8の焦点位置Sとは、XYZステージ10の駆動により球面ミラー11をXYZ方向に移動することによりアライメント調整される。
この球面ミラー11は、Siにより形成されるのが好適である。ガラスの反射率は4%程度であるが、Siの反射率は高く、例えば可視領域で40%程度である。このように球面ミラー11を反射率の高いSiにより形成すると、図3に示すビームスプリッタ7の第2面7bからの不要な反射光の光量を相対的に減少できる。
ビームスプリッタ7の透過光路上には、平面状の参照ミラー12が設けられている。この参照ミラー12は、球面ミラー11をSiにより形成した場合、全ての波長λiに対して最良のコントラストの干渉縞の像を得るためにSiにより形成するのが理想であるが、反射率が高く広帯域に亘って反射率のフラットなアルミニウムを蒸着したミラーでも十分実用可能である。
この参照ミラー12は、圧電素子(PZT)13を用いたステージに設けられている。この参照ミラー12は、圧電素子13の駆動によりビームスプリッタ7を透過する参照光Rの進行方向と同一方向にステップ移動する。このように参照ミラー12をステップ移動させるのは、位相の異なる干渉縞画像データを複数枚取り込み、これら干渉縞画像データの波面収差の解析を行うという位相シフト法を実現するためである。
ビームスプリッタ7の上方への反射光路上には、リレー光学系を構成する各レンズL、Lと、CCD撮像装置14が設けられている。なお、これら各レンズL、L及びCCD撮像装置14により干渉縞の撮像系15を構成する。このCCD撮像装置14は、各レンズL、Lにより入射する干渉縞を撮像し、その画像信号を出力する。このCCD撮像装置14は、UVの波長領域に対して感度の高いもの、又はNIRの波長領域に対して感度の高いものなどが用いられる。使用する波長λiに合った感度を有するCCD撮像装置14を用いれば、SN比のよい干渉縞画像を波面収差解析装置2に渡すことが可能になる。
ここで、CCD撮像装置14は、被検光学系8の瞳位置と共役関係の位置に設けられている。リレー光学系を構成する各レンズL、Lは、CCD撮像装置14を被検光学系8の瞳位置と共役関係の位置に設けることを実現する一例である。レンズLの焦点位置は、被検光学系8の瞳位置にある。レンズLの焦点位置は、CCD撮像装置14の撮像面14a上にある。
ビームスプリッタ7は、照明系1から出力されたレーザ光を測定光Hと参照光Rとに分岐し、被検光学系8を透過して球面ミラー11に入射し、この球面ミラー11で反射して再び被検光学系8を透過して戻ってきた測定光Hと、参照ミラー12で反射して戻ってきた参照光Rとを上方に反射する。
通常、干渉計においてビームスプリッタ7は、第2面7bからの不要な反射光がCDD撮像装置14に入射するのを防止するために、図3(a)に示すように楔板16を用いることが多い。しかしながら、楔板16は、波長λiにより屈折率が異なるため、球面ミラー11で反射して被検光学系8を透過してCCD撮像装置14に入射する光の光軸Zの傾きが波長λiによって変化する。このため、撮像系15の傾きを波長λi毎に変える必要がある。これは機構的に非常に複雑で、その操作も煩雑になるため、図3(b)に示すように平行平面板が用いられる。
平行平面板のビームスプリッタ7では、コヒーレント光が入射する第1面7aに広帯域の光分割コートを施し、第1面7aと反対の第2面7bに広帯域の減反射コート(ARコート)を施すことが好ましい。なお、第1面7aの光分割コートは、光の分割比を50%:50%に設定するのが理想である。ビームスプリッタ7を複数の波長λiに対して用いるときは、例えば、複数のビームスプリッタ7を用意し、これらビームスプリッタ7にそれぞれ各波長帯域200〜350nm、350〜500nm、500〜700nm、700〜1000nmなどの各広帯域コートを施したものを作製する。そして、使用する波長λiに合った波長帯域の広帯域コートを施したビームスプリッタ7が選択される。
波面収差解析装置2は、例えばパーソナルコンピュータによりなり、波面収差解析のプログラムが保存されている。この波面収差解析装置2は、波面収差解析のプログラムを実行することにより、CCD撮像装置14から出力された画像信号を取り込んで干渉縞の画像データとして取り込み、この干渉縞の画像データと照明系1から出力されたレーザ光の波長λiとに基づいて被検光学系8の波面収差を解析し、この解析結果を保存する。
又、波面収差解析装置2は、照明系1から出力可能なレーザ光の複数の波長λiに対応する参照ミラー12の複数のステップ移動量を記憶又は演算し、オペレータによって使用する波長λiが手動により指示入力される。この機能は、有って無くてもよい。実際の装置は、この機能はない。手動でレーザ光源をオン・オフしている。当該波長λiのレーザ光の出力指令を照明系1に発すると共に、当該波長λiに対応する参照ミラー12のステップ移動量の駆動指令を圧電素子13に発する。なお、照明系1から出力されるレーザ光の波長λiがオペレータの手動により切り換えられた場合、波面収差解析装置2は、照明系1で切り換えられたレーザ光の波長λiを読み取り、当該波長λiに対応する参照ミラー12のステップ移動量の駆動指令を圧電素子13に発する。
又、波面収差解析装置2は、それぞれ異なる複数の波長λiの各レーザ光を被検光学系8に透過させて生成される複数の干渉縞に基づいて波長λi毎の被検光学系8の各波面収差を求め、これら波面収差の差分に基づいて縦の色収差、横の色収差を求める。
次に、上記の如く構成された装置の動作について説明する。
波長λに最適設計された被検光学系8の波面収差の解析を行う場合、当該被検光学系8が架台5のアーム6の下面に設けられる。このとき、XYZステージ10の駆動により球面ミラー11をXYZ方向に移動し、球面ミラー11の曲率中心Cと被検光学系8の焦点位置Sとが一致するようにアライメント調整される。
照明系1においては、図2に示すように波長λのレーザ光を出力するレーザ光源1−1に対応した出射部1−5がオペレータの作業によって照明鏡筒1−7の入射端1−8に対して接続される。
この作業と共に、照明系1において波長λのレーザ光を出力するレーザ光源1−1に切り換えられたことが波面収差解析装置2に手動により指示入力される。この波面収差解析装置2は、波長λiのレーザ光の出力指令が自動又は手動で照明系1に発せられると、当該波長λiに対応する参照ミラー12のステップ移動量の駆動指令を圧電素子13に発する。
なお、波面収差解析装置2は、照明系1から出力されるレーザ光の波長λiがオペレータの手動により切り換えられたとき、照明系1で切り換えられたレーザ光の波長λiを自動的に読み取り、当該波長λに対応する参照ミラー12のステップ移動量の駆動指令を圧電素子13に発してもよい。
これにより、レーザ光源1−1は、波長λのレーザ光を出力する。この波長λのレーザ光は、光ファイバー1−3内を通して照明鏡筒1−7内に入射され、コリメータレンズ1−9により平行光に整形されて出射される。この平行光のレーザ光は、光ファイバー3内を通してビームスプリッタ7に入射する。このビームスプリッタ7は、入射したレーザ光を測定光Hと参照光Rとに分岐する。このうち測定光Hは、被検光学系8を透過して球面ミラー11に入射し、この球面ミラー11で上方に反射し、再び被検光学系8を透過してビームスプリッタ7に入射する。参照光Rは、参照ミラー12で反射して再びビームスプリッタ7に入射する。
そして、測定光Hは、ビームスプリッタ7を透過し、撮像系15の各レンズL、Lを通してCCD撮像装置14に入射し、これと共に参照光Rは、ビームスプリッタ7で上方に反射し、測定光Hと同様に撮像系15の各レンズL、Lを通してCCD撮像装置14に入射する。これにより、測定光Hと参照光Rとによる干渉縞が生じ、この干渉縞がCCD撮像装置14の撮像面14a上に結像される。
この状態で、波面収差解析装置2からの参照ミラー12のステップ移動量の駆動指令を圧電素子13に与えられると、参照ミラー12は、圧電素子13の駆動により参照光Rの進行方向と同一方向にステップ移動する。例えば90°位相の異なる4枚の干渉縞画像データを取得する場合、参照ミラー12は、波長λの8分の1のステップ量で5ステップ移動する。このステップ移動量は、波長λの2分の1のステップ量に相当する。
このように参照ミラー12がステップ移動する毎に、CCD撮像装置14は、各レンズL、Lにより入射する各干渉縞を撮像し、その各画像信号を出力する。波面収差解析装置2は、CCD撮像装置14から出力された各画像信号を取り込み、例えば90°位相の異なる4枚の干渉縞画像データを保存する。このとき、CCD撮像装置14は、リレー光学系を構成する各レンズL、Lを介して被検光学系8の瞳位置と共役関係の位置に設けられているので、被検光学系8の瞳の輪郭がCCD撮像装置14の撮像面14a上に明確に投影され、被検光学系8の瞳の輪郭境界まで正確に波面収差の評価が可能になる。
一方、波長λiに最適設計された被検光学系8の波面収差の解析を行う場合、照明系1において、波長λiのレーザ光を出力するレーザ光源1−2に対応した出射部1−6がオペレータの作業によって照明鏡筒1−7の入射端1−8に対して接続される。この作業と共に、照明系1において波長λiのレーザ光を出力するレーザ光源1−2に切り換えられたことが波面収差解析装置2に手動により指示入力される。この波面収差解析装置2は、波長λiのレーザ光の出力指令が自動又は手動で照明系1に発せられると、当該波長λiに対応する参照ミラー12のステップ移動量の駆動指令を圧電素子13に発する。
これにより、上記同様に、参照ミラー12は、波長λiに対応するステップ量でステップ移動する。この参照ミラー12がステップ移動する毎に、CCD撮像装置14は、各レンズL、Lにより入射する各干渉縞を撮像し、その各画像信号を出力する。波面収差解析装置2は、CCD撮像装置14から出力された各画像信号を取り込み、互いに位相の異なる複数枚の干渉縞画像データを保存する。
又、波面収差解析装置2は、それぞれ異なる複数の波長λiの各レーザ光を被検光学系8に透過させて生成される複数の干渉縞画像データに基づいて波長λi毎の被検光学系8の各波面収差を求め、これら波面収差の差分に基づいて縦の色収差、横の色収差を求める。
又、照明系1は、各レーザ光源1−1、1−2に対応する各出射部1−5、1−6を照明鏡筒1−7の入射端1−8に接続するので、簡単に波長λiの切れ替えが可能で、かつ波長λiを切れ替える毎に光軸調整をする必要がなく、非常に短時間に波長λiの切れ替えができる。
このように上記一実施の形態によれば、照明系1に各波長λ、λiのレーザ光を出力する各レーザ光源1−1、1−2を備え、波面収差の解析を行う被検光学系8の波長λ、λiに合わせていずれか一方のレーザ光源1−1、1−2を選択し、波面収差解析装置2では、照明系1で選択されたレーザ光の波長λ、λiと干渉縞画像データとに基づいて被検光学系8の波面収差を解析するので、通常使用される被検光学系8を設計してきた波長0.633μm以外のUVからNIRの波長領域内のある波長に最適設計された高精度な被検光学系8の波面収差を解析することができる。
すなわち、レーザ光の波長λ、λiを任意に変更し、決定されたレーザ光の波長λ、λiに応じたステップ量で参照ミラー12をステップ移動するという位相シフト法によって複数の干渉縞画像データを取得するので、任意の波長λ、λiで被検光学系8の波面収差を解析できる。
この場合、干渉計4は、被検光学系8を最適設計したときの波長λ、λiに最適化されたコーティング等を施したビームスプリッタ及び参照ミラー等の各光学素子を用いたその波長λ、λiの専用ものを準備しなくてもよい。これにより、干渉計4は、1台準備すればよく、コストを低減できる。
又、CCD撮像装置14は、リレー光学系を構成する各レンズL、Lを介して被検光学系8の瞳位置と共役関係の位置に設けられているので、被検光学系8の瞳の輪郭がCCD撮像装置14の撮像面14a上に明確に投影され、被検光学系8の瞳の輪郭境界まで正確に波面収差の評価ができる。
又、波面収差解析装置2は、被検光学系8の波面収差の解析結果を保存でき、かつそれぞれ異なる複数の波長λi毎の被検光学系8の各波面収差の差分に基づいて色収差を求めることができる。
トワイマン・グリーン干渉計4は、1台で複数の波長λiに対応するには有利であり、その理由を説明すると、通常使用される波長0.633μmのHe−Neレーザは、単色性が高いので可干渉距離が長い。このHe−Neレーザを使用すれば、図4に示す測定光と参照光との光路差が大きいフィゾー型干渉計でも十分なコントラストを有する干渉縞を取得できる。
図4に示すフィゾー型干渉計は、レーザ光源20から出力されるレーザ光の光路上には、ビームスプリッタ21が設けられている。このビームスプリッタ21の透過光路上には、光透過性の参照ミラー22と、例えば顕微鏡の対物レンズ等の被検光学系8と、球面ミラー11とが設けられる。又、ビームスプリッタ21の反射光路上には、CCD撮像装置14が設けられている。レーザ光源20から出力されるレーザ光は、その一部が参照光として参照ミラー22で反射してビームスプリッタ21に入射する。これと共に参照ミラー22を透過したレーザ光は、測定光として被検光学系8を通って球面ミラー11に入射し、この球面ミラー11で反射して再び被検光学系8、参照ミラー22を通ってビームスプリッタ21に入射する。これにより、参照光と測定光とにより生じた干渉縞の像がCCD撮像装置15に結像される。従って、参照光の光路は、ビームスプリッタ21から参照ミラー22で反射し、再びビームスプリッタ21に入射するまでであり、測定光の光路は、ビームスプリッタ21から参照ミラー22、被検光学系8を通って球面ミラー11で反射し、再びビームスプリッタ21に入射するまでであり、測定光と参照光との光路差が大きい。
1台の干渉計を用いて複数の波長λiに対応する場合、使用するレーザ光の波長によっては、フィゾー干渉計に使用できる可干渉距離を確保できないレーザ光源もある。例えば、半導体レーザである。近年、各波長の各半導体レーザが実用化されており、当該半導体レーザ専用の高精度なレンズ等の光学系製品が増加している。従って、複数の波長λiに対応するには、トワイマン・グリーン干渉計4を用いる方が有利である。しかし、当然のことながらフィゾー型等の様々な干渉計に対して本発明の装置が損なわれないわけではない。可干渉距離の大きいレーザのみと多波長透過波面収差測定装置を構成できる場合は、フィゾー型でもよいことは言うまでもない。
次に、照明系1の別の構成について説明する。なお、図2と同一部分には同一符号を付してその詳しい説明は省略する。
図5は照明系1の構成図である。波長λのレーザ光を出力するレーザ光源1−1と、波長λiのレーザ光を出力するレーザ光源1−2とが設けられている。これらレーザ光源1−1、1−2に対応する各出射部1−5、1−6は、出射部切り替えユニット30に取り付けられている。この出射部切り替えユニット30は、例えば円板状の切り替え部材31と、この切り替え部材31の略中心部に設けられた回転軸32とを有する。切り替え部材31には、各出射部1−5、1−6を取り付ける各孔部33、34が設けられている。切り替え部材31は、回転軸32を中心に矢印A方向に回転することにより各レーザ光源1−1、1−2に対応する各出射部1−5、1−6のいずれか一方を照明鏡筒1−7の対応位置に位置決めできる。
切り替え部材31は、オペレータの手動により回転軸32を回転させて各レーザ光源1−1、1−2に対応する各出射部1−5、1−6を切り換えたり、又はモータ等の軸を回転軸32に連結して電動により各レーザ光源1−1、1−2に対応する各出射部1−5、1−6を切り換える。又、切り替え部材31は、波面収差解析装置2からの切り替え指示を受けて、回転軸32に連結されたモータを駆動して自動的に各レーザ光源1−1、1−2に対応する各出射部1−5、1−6を切り換えてもよい。
図6は別の照明系1の構成図である。複数のレーザ光源1−1〜1−iが設けられている。これらレーザ光源1−1〜1−iは、それぞれ異なる各波長λ〜λiのレーザ光を出力する。これらレーザ光源1−1〜1−iから出力される各レーザ光の光路上には、それぞれシャッタ35−1〜35−iが設けられている。これらシャッタ35−1〜35−iは、通常閉じており、使用する波長帯域に応じていずれか1つが選択されて開放する。これらシャッタ35−1〜35−iは、オペレータの手動により開閉したり、電動により開閉してもよい。又、シャッタ35−1〜35−iは、波面収差解析装置2からの切り替え指示を受けて自動的に開閉してもよい。
そして、これらシャッタ35−1、35−2の出力側の各レーザ光路上には、各ビームスプリッタ36−1、36−2が設けられ、かつシャッタ35−iの出力側のレーザ光路上には、ミラー36−iが設けられている。なお、コリメータレンズ1−9は、使用する波長帯域で焦点距離が変化しない色消しレンズを用いるのがよい。
図7は別の照明系1の構成図である。この照明系1は、図6に示す照明系1における各シャッタ35−1〜35−iを除き、かつ照明鏡筒1−7から出射されるレーザ光の光路上に干渉フィルタ37を設けた。この干渉フィルタ37は、オペレータの手動によりレーザ光の光路上に設けたり、電動によりレーザ光の光路上に設けてもよい。又、干渉フィルタ37は、波面収差解析装置2からの切り替え指示を受けて自動的にレーザ光の光路上に設けてもよい。この干渉フィルタ37は、使用する波長帯域のレーザ光のみを透過する。なお、この干渉フィルタ37は、CCD撮像装置14の直前に設けてもよい。
なお、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
上記実施の形態では、照明系1と干渉計4とを別々に設けているが、これら照明系1と干渉計4とを一体的に設けることも可能である。
上記実施の形態では、レンズで構成された透過型の対物レンズの波面収差(透過は面収差)を測定する場合についてのみ説明した。しかし、反射型の素子(ミラー)とレンズとを複合した対物レンズ(被検光学系)や反射素子のみで構成された対物レンズ(被検光学系)の波面収差を測定する場合にも、当然のことながら本発明が有効であることは明らかである。被検光学系は、如何なる素子で構成されていてもよい。
本発明に係る波面収差測定装置の第1の実施の形態を示す構成図。 同装置における照明系の構成図。 同装置における平行平面板のビームスプリッタを説明するための図。 フィゾー型干渉計の構成図。 本発明の装置における別の照明系の構成図。 本発明の装置における別の照明系の構成図。 本発明の装置における別の照明系の構成図。
符号の説明
1:照明系、2:波面収差解析装置、3:光ファイバー、4:トワイマン・グリーン干渉計、1−1,1−2:レーザ光源、1−3,1−4:光ファイバー、1−5,1−6:出射部、1−7:照明鏡筒、1−8:入射端、1−9:コリメータレンズ、5:架台、6:アーム、7:ビームスプリッタ、8:被検光学系、9:ベース、10:XYZステージ、11:球面ミラー、12:参照ミラー、13:圧電素子(PZT)、L,L:レンズ、14:CCD撮像装置、15:撮像系、7a:第1面、7b:第2面、14a:撮像面、30:出射部切り替えユニット、31:切り替え部材、32:回転軸、33,34:孔部、35−1〜35−i:シャッタ、36−1、36−2:ビームスプリッタ、36−i:ミラー、37:干渉フィルタ。

Claims (11)

  1. コヒーレント光を被検光学系に通過させて前記被検光学系の光学性能を反映した干渉縞を生成し、この干渉縞に基づいて前記被検光学系の波面収差を測定する波面収差測定装置であって、
    任意の波長を選択可能な前記コヒーレント光を出力する照明系と、
    前記照明系から選択出力された任意の波長の前記コヒーレント光を被検光学系に通過させ、前記被検光学系を通過した物体光と参照光とを干渉させて干渉縞を生成する干渉計と、
    前記干渉計により生成された前記干渉縞を撮像する撮像装置と、
    前記撮像装置により撮像された前記干渉縞の画像データと前記照明系から選択されて出力された前記コヒーレント光の波長とに基づいて前記被検光学系の波面収差を解析する解析手段と、
    を具備し
    前記干渉計は、前記コヒーレント光を測定光と参照光とに分岐し、かつ前記被検光学系を通過した前記測定光と前記参照光とを同一方向に反射するビームスプリッタと、
    前記ビームスプリッタにより分岐された前記測定光の光路上に設けられた凹面形状の球面ミラーと、
    前記ビームスプリッタにより分岐された前記参照光の光路上に設けられた平面の参照ミラーと、
    前記参照ミラーを微小移動させる駆動部と、
    前記ビームスプリッタから出射されて生成された前記干渉縞を前記撮像装置に結像するリレー光学系と、
    を備え、
    前記被検光学系は、前記ビームスプリッタと前記球面ミラーと間の前記測定光の光路上に設けられる、
    ことを特徴とする波面収差測定装置。
  2. 前記照明系は、それぞれ波長の異なる前記コヒーレント光を出力する複数の光源と、
    前記複数の光源からそれぞれ出力される前記複数のコヒーレント光から任意の波長の前記コヒーレント光に選択し切り換えて前記被検光学系に入射させる波長選択手段と、
    を有することを特徴とする請求項1記載の波面収差測定装置。
  3. 前記照明系と前記干渉計との間に設けられ、前記照明系から出力された前記コヒーレント光を前記干渉計に導入する光ファイバを有することを特徴とする請求項1記載の波面収差測定装置。
  4. 前記撮像装置は、前記被検光学系の瞳位置と共役関係にあることを特徴とする請求項1記載の波面収差測定装置。
  5. 前記ビームスプリッタは、平行平面板に形成され、当該平行平面板の前記コヒーレント光が入射する一方の面に光分割コートを施し、他方の面にARコートを施したことを特徴とする請求項1記載の波面収差測定装置。
  6. 前記球面ミラーはSiにより形成されたことを特徴とする請求項1記載の波面収差測定装置。
  7. 前記コヒーレント光は、レーザ光であることを特徴とする請求項1乃至6のうちいずれか1項記載の波面収差測定装置。
  8. 前記解析手段は、前記被検光学系の波面収差の解析結果を保存可能であることを特徴とする請求項1記載の波面収差測定装置。
  9. 前記解析手段は、それぞれ異なる複数の波長の各コヒーレント光を前記被検光学系に通過させて生成される複数の前記干渉縞に基づいて前記波長毎の前記被検光学系の各波面収差を求め、これら波面収差の差分に基づいて色収差を求めることを特徴とする請求項1記載の波面収差測定装置。
  10. 前記ビームスプリッタは、交換可能であることを特徴とする請求項1記載の波面収差測定装置。
  11. 前記ビームスプリッタは、広帯域波長で使用可能であることを特徴とする請求項1記載の波面収差測定装置。
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