JP4880519B2 - 干渉測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、干渉光学系を備える干渉測定装置に関するものである。
干渉光学系を備える干渉測定装置として特許文献1に開示されたものが知られている。この文献に開示された装置は、低コヒーレントな第1波長の光と高コヒーレントな第2波長の光とを光合波器により合波し、その合波された光を2分岐して第1分岐光および第2分岐光として出力し、第1分岐光が第1対象物により反射されて生じる第1反射光と、第2分岐光が第2対象物により反射されて生じる第2反射光とを干渉させて、当該干渉光を出力する。
そして、この装置は、この干渉光を光分波器により第1波長の干渉光と第2波長の干渉光とに分波して出力して、第1波長の干渉光の干渉パターンを撮像するとともに、第2波長の干渉光の強度に基づいて、光合波器から第1対象物を経て光分波器に到るまでの光路長L1と、光合波器から第2対象物を経て光分波器に到るまでの光路長L2との、光路長差「L2−L1」を検出する。
特に、この特許文献1に開示された装置は、第1対象物および第2対象物のうちの何れか一方を光軸に沿って所定位置を中心にして微小振動させることで第2波長の干渉光を位相変調し、この位相変調した第2波長の干渉光に基づいて光路長差「L2−L1」を検出する。このようにすることにより、より正確に光路長差を検出することができる。
特表2005−513429号公報
上記の装置は、第1対象物および第2対象物のうちの何れか一方を微小振動させる為にピエゾアクチュエータを用いており、それ故、第2波長の干渉光を高速に位相変調することが困難であり、また、位相差顕微鏡に適用する場合にミロー型対物レンズを使用することが困難である。
本発明は、上記問題点を解消する為になされたものであり、より高速に干渉光を位相変調することができて、位相差顕微鏡に適用する場合にミロー型対物レンズを使用することができる干渉測定装置を提供することを目的とする。
本発明に係る干渉測定装置は、(1) 第1波長の光を出力する第1光源と、(2) 第1波長の光より高コヒーレントである第2波長の光を波長変調して出力する第2光源と、(3) 第1光源および第2光源それぞれから出力される光を合波して出力する光合波器と、(4) 光合波器により合波されて出力される光を2分岐して第1分岐光および第2分岐光として出力し、第1分岐光が第1対象物により反射されて生じる第1反射光を入力するとともに、第2分岐光が第2対象物により反射されて生じる第2反射光を入力して、これら第1反射光と第2反射光とを干渉させて当該干渉光を出力する干渉光学系と、(5) 干渉光学系から出力される干渉光を入力して、第1波長の干渉光と第2波長の干渉光とに分波して出力する光分波器と、(6) 光分波器から出力される第1波長の干渉光の干渉パターンを撮像する撮像部と、(7) 光分波器から出力される第2波長の干渉光の位相変調に基づいて、光合波器から第1対象物を経て光分波器に到るまでの光路長と、光合波器から第2対象物を経て光分波器に到るまでの光路長との、光路長差を検出する光路長差検出手段と、(8) 光路長差を調整する光路長差調整手段と、(9) 光路長差検出手段による光路長差検出結果に基づいて、光路長差調整手段による光路長差調整動作を制御する制御部と、を備えることを特徴とする。
さらに、本発明に係る干渉測定装置では、第1対象物および第2対象物のうち何れか一方は、第1波長の光を選択的に反射させる第1反射面と、第2波長の光を選択的に反射させる第2反射面と、を有するミラーであることを特徴とする。
第1光源から出力される第1波長の光は、低コヒーレントであり、或る帯域幅を有するものであってもよい。第2光源から出力される第2波長の光は、高コヒーレントであり、好適にはレーザ光である。第1光源から出力される光の波長(または波長帯域)と、第2光源から出力される光の波長とは、互いに重なることは無い。
第1光源から出力される第1波長の光と、第2光源から波長変調されて出力される第2波長の光とは、光合波器により合波される。光合波器により合波されて出力される光は、干渉光学系により2分岐されて第1分岐光および第2分岐光として出力される。第1分岐光が第1対象物により反射されて生じる第1反射光と、第2分岐光が第2対象物により反射されて生じる第2反射光とは、干渉光学系により干渉されて当該干渉光が出力される。この干渉光学系から出力される干渉光は、光分波器により第1波長の干渉光と第2波長の干渉光とに分波されて出力される。
撮像部により、光分波器から出力される第1波長の干渉光の干渉パターンが撮像される。光路長差検出手段により、光分波器から出力される第2波長の干渉光の位相変調に基づいて、光合波器から第1対象物を経て光分波器に到るまでの光路長と、光合波器から第2対象物を経て光分波器に到るまでの光路長との、光路長差が検出される。また、この光路長差は光路長差調整手段により調整される。さらに、制御部により、光路長差検出手段による光路長差検出結果に基づいて、光路長差調整手段による光路長差調整動作が制御される。
ここで、第1対象物および第2対象物のうち何れか一方は、第1波長の光を選択的に反射させる第1反射面と、第2波長の光を選択的に反射させる第2反射面と、を有するミラーとなっている。これにより、第1波長および第2波長それぞれの光についての光路長差は互いに異なるものとなる。そして、低コヒーレントである第1波長の光については光路長差をコヒーレンス長未満にすることができて、光分波器から出力される第1波長の干渉光の干渉パターンが撮像部により撮像され得る。また、第2波長の光については光路長差が或る値に確保されて、光分波器から出力される第2波長の干渉光の位相変調に基づいて、光路長差検出手段により光路長差が検出される。
本発明に係る干渉測定装置は、(a) 光合波部と干渉光学系との間の光路上に設けられた焦点距離fの第1レンズ系と、干渉光学系とミラーとの間の光路上に設けられた焦点距離fの第2レンズ系と、を更に備え、(b) 第1レンズ系と第2レンズ系との間の光路長がf+f であり、(c) 第1光源の光出射位置が第1レンズ系の前焦点位置に略一致し、(d) ミラーの第1反射面が第2レンズ系の後焦点位置に略一致するのが好適である。
この場合には、第1光源から発散して出力される光は、第1レンズ系によりコリメートされ、第2レンズ系により収斂され、ミラーの第1反射面に集光されて、この第1反射面で反射される。一方、第2光源から平行光として出力される光は、第1レンズ系により収斂され、第2レンズ系によりコリメートされて、ミラーの第2反射面で反射される。
本発明に係る干渉測定装置は、(a) 第2光源から出力される光の一部を分岐して取り出す光分岐器と、(b) 第2波長において吸収ピークを有する吸収スペクトルに従って、光分岐器により取り出される光を入力して透過させ、当該透過光を出力する吸収体と、(c) 吸収体から出力される透過光を受光し、その受光強度に応じた値の電気信号を出力する受光部と、(d) 第2光源における波長変調の際の変調周期で、受光部から出力される電気信号を同期検出する同期検出部と、(e) 同期検出部による同期検出結果に基づいて、第2光源から出力される光の波長が第2波長に一致するように制御する波長制御部と、を更に備えるのが好適である。
この場合には、第2光源から出力される光の一部は、光分岐器により分岐されて取り出され、第2波長において吸収ピークを有する吸収体を透過する。その透過光は受光部により受光され、その受光強度に応じた値の電気信号が出力される。受光部から出力される電気信号は、同期検出部により、第2光源における波長変調の際の変調周期で同期検出される。そして、波長制御部により、同期検出部による同期検出結果に基づいて、第2光源から出力される光の波長が第2波長に一致するように制御される。
本発明に係る干渉測定装置は、より高速に干渉光を位相変調することができて、位相差顕微鏡に適用する場合にミロー型対物レンズを使用することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本実施形態に係る干渉測定装置1の構成図である。この図に示される干渉測定装置1は、被測定物9の表面形状を測定するものであって、第1光源11、第2光源12、レンズ21〜25、アパーチャ31、光合波器41、光分波器42、ハーフミラー43、撮像部51、解析部52、受光部61、変位検出部62、ピエゾアクチュエータ71、駆動部72、ミラー73、ステージ81、駆動部82および制御部90を備える。
第1光源11は、コヒーレント長が比較的短い第1波長の光λを出力するものであり、例えば波長帯域600nm〜900nmの広帯域光を出力することができるタングステンランプやハロゲンランプである。一方、第2光源12は、コヒーレント長が比較的長い第2波長の光λを出力するものであり、例えば波長1.55μmのレーザ光を出力する半導体レーザ光源である。光合波器41は、光源11から出力されてレンズ21およびアパーチャ31を経て到達した光λを反射させるとともに、光源12から出力されて到達した光λを透過させて、これらの光を合波してレンズ22へ出力する。
ハーフミラー43は、光合波器41により合波されてレンズ22を経て到達した光λ,λを2分岐して第1分岐光および第2分岐光とし、第1分岐光をレンズ24へ出力し、第2分岐光をレンズ23へ出力する。また、ハーフミラー43は、第1分岐光がレンズ24を経て被測定物9により反射されて生じる第1反射光を再びレンズ24を経て入力するとともに、第2分岐光がレンズ23を経てミラー73により反射されて生じる第2反射光を再びレンズ23を経て入力して、これら第1反射光と第2反射光とを干渉させて当該干渉光をレンズ25へ出力する。すなわち、ハーフミラー43は、干渉光学系を構成する要素である。また、この干渉光学系から出力される第1分岐光が入射される第1対象物は被測定物9であり、第2分岐光が入射される第2対象物はミラー73である。
光分波器42は、ハーフミラー43から出力されてレンズ25を経た光を入力し、そのうち光λを反射させて撮像部51へ出力し、光λを透過させて受光部61へ出力する。レンズ23〜25は、ハーフミラー43から出力されて光分波器42により分波された干渉光λを撮像部51の撮像面上に結像する結像光学系を構成する要素である。撮像部51は、その結像された干渉光λの干渉パターンを撮像するものであり、例えばCCDカメラである。受光部61は、ハーフミラー43から出力されて光分波器42により分波された光λの強度を検出するものであり、例えばフォトダイオードである。
ここで、ハーフミラー43から被測定物9により反射されて再びハーフミラー43に到るまでの光路長と、ハーフミラー43からミラー73により反射されて再びハーフミラー43に到るまでの光路長との光路長差をΔLとする。前述したように、光源12から出力され受光部61に到達する光λのコヒーレント長は比較的長いので、図2(a)に示されるように、受光部51に到達する光λの強度は、比較的広い光路長差ΔLの範囲において周期的に変化する。これに対して、光源11から出力され撮像部51に到達する光λのコヒーレント長は比較的短いので、図2(b)に示されるように、撮像部61に到達する光λの強度は、比較的狭い光路長差ΔLの範囲において周期的に変化し、しかも、光路長差ΔLが値0に近いほど干渉の振幅が大きい。
このことを利用して、解析部52は、光路長差が複数の目標値それぞれに設定されたときに撮像部51により撮像された光λの干渉パターン像を取得し、それらの複数の干渉パターン像に基づいて、像の各位置において干渉の振幅が最大となる光路長差を求め、これにより被測定物9の表面形状(高さ分布)を求める。
また、非測定物9の表面形状が波長未満の微小な凹凸を持つ場合には、干渉の振幅が最大となる光路長差付近において、光λの中心波長をλ20とおいて、λ20/4ずつ4回光路長差をシフトさせると共に干渉パターン像を取得し、それら4つの干渉パターン像に基づいて、像の各位置において干渉波形の位相オフセット値を求めることにより、被測定物9の表面形状(高さ分布)を求めることも可能である。
さらには、干渉の振幅が最大となる光路長差を求める方法と、干渉波形の位相オフセット値を求める方法の両方によって得られた高さ分布を総合することによって、広い高さ範囲の表面形状を、波長未満の精度で得ることもできる。
また、変位検出部62は、受光部81により検出された光λの強度の変化から、光路長差(または、或る基準値に対する相対的な光路長差の変化量)を求める。すなわち、受光部61および変位検出部62は、光路長差を検出する光路長差検出手段を構成する要素である。
ピエゾアクチュエータ71,駆動部72,ステージ81および駆動部82は、光路長差を調整する光路長差調整手段を構成する要素である。ステージ81は、駆動部82により駆動されたステッピングモータの回動により、ハーフミラー43とミラー73との間の光学系の光軸に平行な方向に、レンズ23,ピエゾアクチュエータ71およびミラー73を一体として移動させる。ピエゾアクチュエータ71は、駆動部72により駆動されて、ハーフミラー43とミラー73との間の光学系の光軸に平行な方向に、ミラー73を移動させる。ピエゾアクチュエータ71の作動範囲は、ステージ81の作動範囲より狭い。また、ピエゾアクチュエータ71の位置精度は、ステージ81の位置精度より高い。
制御部90は、変位検出部62による光路長差検出結果に基づいて、光路長差が複数の目標値に順次になるように、駆動部72,82を介してピエゾアクチュエータ71およびステージ81による光路長差調整動作を制御する。特に、制御部90は、複数の目標値それぞれにおいて、ピエゾアクチュエータ71による移動量が作動範囲内の所定範囲内となるように、ステージ81による移動動作を連続的または断続的に行わせるのが好ましい。また、制御部90は、ステージ81による移動動作の際にも、変位検出部62による光路長差検出結果に基づいて、光路長差が各目標値になるようにピエゾアクチュエータ71による移動動作をフィードバック制御するのも好ましい。また、制御部90は、光路長差が或る一定速度で連続的に変化するように、ステージ81およびピエゾアクチュエータ71による移動動作を制御するのも好ましい。
図3は、ピエゾアクチュエータ71およびステージ81による光路長差調整動作について説明する図である。この図には、ハーフミラー43とミラー73との間の光学系が示され、また、光路長差を調整するピエゾアクチュエータ71およびステージ81が示されている。ここで、ハーフミラー43とレンズ23との間の間隔をxとし、レンズ23とミラー73との間の間隔をxとする。間隔xは、ステージ81による移動動作により調整される。間隔xは、ピエゾアクチュエータ71による移動動作により調整される。ピエゾアクチュエータ71またはステージ81により間隔(x+x)を変更することで、光路長差ΔLを調整することができる。
ここで、ピエゾアクチュエータ71によりミラー73を光軸に沿って所定位置を中心にして正弦波状に微小振動させる比較例について説明する。この比較例では、ミラー73を微小振動させることにより、受光部61により受光される光λは位相変調されたものとなる。ミラー73の振動の角周波数をωとし、ミラー73の振動の振幅をΔxとすると、ミラー73が所定位置(振動の中心位置)に有るときの位相をφとし、時間変数をtとすると、受光部61により受光される位相変調光λの位相変調の大きさΔφは「Δx/2πλ」なる式で表され、位相変調光λの強度は「cos{φ+Δφ・sin(ωt)}」なる式で表される。
例えば、ミラー73の振動の周波数(ω/2π)は40kHzであり、振幅Δxは20nmである。位相変調の大きさΔφが2πと比べて充分に小さいので、受光部61により受光される光λの強度は角周波数ωの成分および角周波数(2ω)の成分を主に含む。そのうち、角周波数ωの成分は sinφ に比例し、また、角周波数(2ω)の成分は cosφ に比例するので、両成分の強度比は tanφ に依存する。そこで、変位検出部62は、受光部81により検出された光λの強度に含まれる角周波数ωの成分および角周波数(2ω)の成分を求め、両成分の強度比に基づいて位相φを求め、そして、この位相φから光路長差を検出する。
しかし、このようにミラー73を微小振動させる比較例では、振動の角周波数ωを高くして高速の位相変調光λを得ることが困難であり、また、位相差顕微鏡に適用する場合にミロー型対物レンズを使用することが困難である。さらに、この比較例では、ピエゾアクチュエータ71によるミラー73の微小振動の特性が経時的に変動して、位相変調光λも経時的に変動する場合があり、その結果、測定精度が劣化する場合がある。
そこで、以下に説明する本実施形態では、第2光源12が第2波長の光λを波長変調して出力することにより、受光部61により受光される光λを位相変調光とする。これにより、より高速の位相変調光λを得ることが可能となり、また、位相差顕微鏡に適用する場合にミロー型対物レンズを使用することが可能となる。また、位相変調光λは経時的に安定したものとなり、測定精度の劣化が抑制される。
図4は、比較例の場合の第2光源12からハーフミラー43を経て被測定物9またはミラー73に到るまでの光学系を示す図である。図5は、本実施形態の場合の第2光源12からハーフミラー43を経て被測定物9またはミラー73に到るまでの光学系を示す図である。これらの図では、ハーフミラー43と被測定物9との間の往復光路をサンプル光路L1とし、ハーフミラー43とミラー73との間の往復光路を参照光路L2として、光路長差ΔLを「L2−L1」で表している。
図4に示される比較例の場合、ミラー73の振動の振幅をΔxとすると、受光部61により受光される位相変調光λの位相変調の大きさΔφは「Δx/2πλ」なる式で表される。一方、図5に示される本実施形態の場合、第2光源12から出力される光λの波長変調の振幅をΔλとすると、受光部61により受光される位相変調光λの位相変調の大きさΔφは「ΔL/2πΔλ」なる式で表される。
図4(比較例)と図5(本実施形態)とを対比して判るように、本実施形態の場合には、波長変調を位相変調に変換するためには、光λについての光路長差ΔLは、値0であってはならず、或る程度の大きさが必要である。しかし、その一方で、第1光源11から出力される第1波長の光λは低コヒーレントであり、この光λを干渉させるためには、光λについての光路長差ΔLは、できるかぎり小さいことが必要であり、例えば2μm程度以下であることが必要である。このように、光路長差ΔLに関して光λと光λとでは要求が相違している。
そこで、本実施形態では、図6に示されるように、ミラー73は、第1波長の光λを選択的に反射させる第1反射面73aと、第2波長の光λを選択的に反射させる第2反射面73bと、を有する二面反射ミラーの構成となっている。図6は、本実施形態の場合の第2光源12からハーフミラー43を経てミラー73に到るまでの光学系およびミラー73の構成を示す図である。
ミラー73の第1反射面73aは、上記の第1波長の光λについての要求を満たす位置、すなわち、サンプル光路L1と略等しくなる位置に配置される。一方、ミラー73の第2反射面73bは、上記の第2波長の光λについての要求を満たす位置、すなわち、サンプル光路L1に対して必要な光路長差ΔLを確保することができる位置に配置される。つまり、第2光源12から出力される光λを振幅Δλで波長変調したときに、受光部61により受光される位相変調光λの位相変調の大きさΔφ(=ΔL/2πΔλ)が所要の大きさとなるように、ミラー73の第1反射面73aと第2反射面73bとの間の往復光路長ΔLが設定される。ミラー73の第1反射面73aと第2反射面73bとは互いに平行であり、両者間の間隔は例えば3mm程度である。
図7は、本実施形態の場合のミラー73の第1反射面73aおよび第2反射面73bそれぞれの透過特性の一例を示す図である。この図に示されるように、第1反射面73aは、第1波長の光λを反射させ、第2波長の光λを透過させる。第2反射面73bは、第1波長の光λを透過させ、第2波長の光λを反射させる。このような構成を有するミラー73を用いることにより、光路長差ΔLに関する光λおよび光λそれぞれの相違する要求を共に満たすことができる。
図8は、本実施形態の場合の第1光源11または第2光源12からハーフミラー43を経てミラー73に到るまでの光学系を示す図である。光合波器41とハーフミラー43との間に配置されたレンズ22の焦点距離をfとし、ハーフミラー43とミラー73との間に配置されたレンズ23の焦点距離をfとする。そして、レンズ22とレンズ23との間の光路長が両レンズの焦点距離の和(f+f)となるように、両レンズを配置する。第1光源11の光出射位置をレンズ22の前焦点位置に略一致させ、ミラー73の第1反射面73aをレンズ23の後焦点位置に略一致させる。
このようにすることにより、第1光源11から発散して出力される光λは、レンズ22によりコリメートされ、レンズ23により収斂され、ミラー73の第1反射面73aに集光されて、この第1反射面73aで反射される。一方、第2光源12から平行光として出力される光λは、レンズ22により収斂され、レンズ23によりコリメートされて、ミラー73の第2反射面73bで反射される。
図9は、本実施形態における第2光源12から出力される光の波長を安定化するための構成を示す図である。この図には、第2光源12と光合波器41との間の構成が示されている。本実施形態に係る干渉測定装置1は、第2光源12から出力される光の波長λを安定化するための構成要素として、光分岐器13、吸収体14、受光部15、同期検出部16、ローパスフィルタ17、波長制御部18を備える。
光分岐器13は、第2光源12から出力されて光合波器41へ向かう光のうちの一部(例えば10%)を分岐して取り出して吸収体14へ出力し、残部を光合波器41へ出力する。吸収体14は、図10に示されるように波長λにおいて吸収ピークを有するもので、その吸収スペクトルに従って、光分岐器13により取り出される光を入力して透過させ、当該透過光を受光部15へ出力する。吸収体14の吸収スペクトルの吸収帯域幅は狭いのが好ましい。例えば、吸収体14として、原子の準位間のエネルギ遷移を利用して当該準位間のエネルギ差に応じた波長の光を吸収することができるものが、好適に用いられる。
受光部15は、吸収体14により透過されて出力される透過光を受光し、その受光強度に応じた値の電気信号を出力するものであり、例えばフォトダイオードである。同期検出部16は、第2光源12における波長変調の際の変調周期で、受光部16から出力される電気信号を同期検出する。ローパスフィルタ17は、同期検出部16による同期検出結果を表す電気信号を入力し、そのうちの低周波成分の電気信号を選択的に出力する。そして、波長制御部18は、ローパスフィルタ17から出力された電気信号に基づいて、その電気信号の値が最大となるように第2光源12を制御することで、第2光源12から出力される光の波長が第2波長λに一致するように制御する。
本実施形態に係る干渉測定装置1では、第2光源12から出力される光は波長変調されるので、そのような光が吸収体14を透過して受光部15により受光される透過光の各時刻でのパワーは、該時刻での光の波長と該波長における吸収体14の吸光度との積となる。したがって、第2光源12から出力される光の波長が吸収体14の吸収ピーク波長λと一致しているときに、同期検出部16により同期検出されてローパスフィルタ17を経た電気信号の値は最小値となる。一方、第2光源12から出力される光の波長と吸収体14の吸収ピーク波長λとの差が大きいほど、同期検出部16により同期検出されてローパスフィルタ17を経た電気信号の値は大きくなる。
そこで、波長制御部18により、ローパスフィルタ17から出力された電気信号の値が最大となるように第2光源12が制御されることで、第2光源12から出力される光の波長は第2波長λに一致するようになる。第2光源12から出力される光を波長変調する本実施形態においては、上記のようにして第2光源12から出力される光の波長をλに安定化制御する手法は好適なものである。
次に、図11を用いて、ミラー73の種々の構成例について説明する。この図に示されるミラー73A〜73Dは、図1中のミラー73として好適に用いられ得るものである。
同図(a)に示されるミラー73Aは、互いに平行な2つの主面を有する透明平板101に対し、その一方の主面に第1反射面73aが形成され、他方の主面に第2反射面73bが形成されたものである。
同図(b)に示されるミラー73Bは、主面に第1反射面73aが形成された透明平板102と、主面に第2反射面73bが形成された透明平板103とが、固定部材104,105により固定されたものである。第1反射面73aと第2反射面73bとは互いに平行とされる。
同図(c)に示されるミラー73Cは、一方の主面が1つの凹部を有する透明部材106に対し、凹部以外の主面に第1反射面73aが形成され、凹部の底面が平坦とされていて第2反射面73bが形成されたものである。第1反射面73aと第2反射面73bとは互いに平行とされる。第2光源12から出力される光λは、そのビーム径を小さくすることができ、凹部の底面に形成された第2反射面73bで反射される。
同図(d)に示されるミラー73Dは、一方の主面が凸部と凹部とを交互に有する透明部材107に対し、各凸部の上面が平坦とされていて第1反射面73aが形成され、各凹部の底面が平坦とされていて第2反射面73bが形成されたものである。第1反射面73aと第2反射面73bとは互いに平行とされる。第1光源11から出力される光λは、各凸部の上面に形成された第1反射面73aで反射される。第2光源12から出力される光λは、各凹部の底面に形成された第2反射面73bで反射される。
本実施形態に係る干渉測定装置1は以下のように動作する。第2光源12から波長安定化され且つ波長変調されて出力された光λは、第1光源11から出力された光λとともに、光合波器41により合波され、レンズ22を経てハーフミラー43に入力される。レンズ22からハーフミラー43に入力された光λ,λは、ハーフミラー43により2分岐されて第1分岐光および第2分岐光とされ、第1分岐光がレンズ24へ出力され、第2分岐光がレンズ23へ出力される。
ハーフミラー43からレンズ24へ出力された第1分岐光はレンズ24を経て被測定物9により反射され、この反射により生じる第1反射光は再びレンズ24を経てハーフミラー43へ入力される。ハーフミラー43からレンズ23へ出力された第2分岐光はレンズ23を経てミラー73により反射され、この反射により生じる第2反射光は再びレンズ23を経てハーフミラー43へ入力される。なお、ミラー73へ入射する第2分岐光のうち、光λはミラー73の第1反射面73aで反射され、光λはミラー73の第2反射面73bで反射される。
ハーフミラー43へ入力された第1反射光および第2反射光はハーフミラー43により干渉されて、当該干渉光がハーフミラー43からレンズ25へ出力される。ハーフミラー43から出力されレンズ25を経た干渉光は、光分波器42により波長λと波長λとに分波されて出力される。光分波器42から出力された干渉光λは撮像部51に入力されて、干渉光λの干渉パターンが撮像部51により撮像される。一方、光分波器42から出力された干渉光λは受光部61により受光されて、干渉光λの強度が受光部61により検出され、その受光強度に応じた値の電気信号が受光部61から出力される。
第2光源12から出力される光λが波長変調されていることから、受光部61により受光される干渉光λは位相変調されたものとなり、受光部61から出力される電気信号も位相変調されたものとなる。このとき、位相変調光λの強度(すなわち、電気信号の強度)は「cos{φ+(ΔL/2πΔλ)・sin(ωt)}」なる式で表される。そして、光分波器42から出力され受光部61により受光される干渉光λの位相変調に基づいて、すなわち、受光部61から出力される電気信号の位相変調に基づいて、変位検出部61により光路長差ΔLが検出される。
そして、制御部90により制御の下で、変位検出部62による光路長差検出結果に基づいて、光路長差が複数の目標値に順次になるように、駆動部72,82を介してピエゾアクチュエータ71およびステージ81による光路長差調整動作が制御される。また、実際の光路長差が各目標値に設定されているときに、光分波器42から出力された干渉光λの干渉パターンが撮像部51により撮像される。そして、解析部52により、この各光路長差での干渉光λの干渉パターンから、被測定物9の表面形状が測定される。
以上のように、本実施形態に係る干渉測定装置1は、ミラー73または被測定物9を機械的に振動させる必要は無く、光路長差検出の為の第2光源12から出力される光λを波長変調して、これにより受光部61により受光される光λを位相変調光とする。このことから、より高速の位相変調光λを得ることが可能となり、また、位相差顕微鏡に適用する場合にミロー型対物レンズを使用することが可能となる。また、位相変調光λは経時的に安定したものとなり、測定精度の劣化が抑制される。
次に、本実施形態に係る干渉測定装置1の動作確認の為に行った実験およびその結果について説明する。以下に説明する実験1〜3それぞれでは、図12に示される実験系1Aの構成が用いられた。この図12に示される実験系1Aでは、図1に示された構成における被測定物9に替えて、ミラー73と同様の構成を有する二面反射ミラー74が配置された。また、図1に示された構成におけるミラー73に替えて、第1波長の光λおよび第2波長の光λを共に共通の反射面で反射させる通常のミラー75が配置され、このミラー75がピエゾアクチュエータ71により駆動されるようにした。
また、第1光源11として波長帯域600〜900nmの光を出力するハロゲンランプが用いられた。第2光源12として波長1.55μmのレーザ光を出力する半導体レーザ光源が用いられ、この第2光源12から出力される光λは変調周波数30〜100kHzで波長変調された。撮像部51として可視光用CCDカメラが用いられた。受光部61として赤外光用フォトダイオードが用いられた。
(実験1)
本実験では、第1光源11から光λが出力されること無く、第2光源12から光λが変調周波数30kHzで波長変調されて出力された。また、制御部90により制御されたピエゾアクチュエータ71により、ミラー75は一定速度10μm/秒で移動された。そして、位相変調光λを受光した受光部61から出力される電気信号に基づいて、変位検出部62によりミラー75の変位量が検出された。
図13は、実験1の結果を示すグラフである。横軸は、測定開始からの経過時間を表し、縦軸は、変位検出部62により得られたミラー75の変位量を表す。同図(b)は、同図(a)の一部を拡大して示すものである。この図に示されるように、経過時間と変位量との関係は極めて良い線形性を示した。
(実験2)
本実験では、第1光源11から光λが出力されること無く、第2光源12から光λが変調周波数30kHzで波長変調されて出力された。位相変調光λを受光した受光部61から出力される電気信号に基づいて、変位検出部62によりミラー75の変位量が検出された。そして、変位検出部62により得られたミラー75の変位量に基づいて、制御部90により制御されたピエゾアクチュエータ71により、ミラー75が一定位置に留まるようフィードバック制御された。
図14は、実験2の結果を示すグラフである。横軸は、測定開始からの経過時間を表し、縦軸は、変位検出部62により得られたミラー75の変位量を表す。同図(a)は、フィードバック制御を行わなかった場合の結果を示し、同図(b)は、フィードバック制御を行った場合の結果を示す。この図に示されるように、フィードバック制御によりミラー75は所望の位置に高精度に維持された。
(実験3)
本実験では、第2光源12から光λが変調周波数30kHzで波長変調されて出力された。位相変調光λを受光した受光部61から出力される電気信号に基づいて、変位検出部62によりミラー75の変位量が検出された。変位検出部62により得られたミラー75の変位量に基づいて、制御部90により制御されたピエゾアクチュエータ71により、ミラー75が所定位置に留まるようフィードバック制御された。
このようなフィードバック制御の下、第1光源11から出力される光λの中心波長をλ10としたときに、λ10/4ずつシフトした光路長差が順次に設定されるよう、ミラー75は所定位置に断続的に移動された。そして、ミラー75が4つの位置それぞれに有るときに、第1光源11から出力されて撮像部51に到達した光λの干渉パターン像が撮像された。さらに、これら4つの干渉パターン像に基づいて、像の各位置において干渉波形の位相オフセット値が求められ、これにより、ミラー75の表面形状(高さ分布)が求められた。
図15は、実験3により得られた干渉パターン像を示す図である。また、図16は、実験3により得られた表面形状の測定結果を示す図である。図16(a)は傾き補正前のものであり、図16(b)は傾き補正後のものである。これらの図に示されるように、表面形状が高精度に測定された。
本実施形態に係る干渉測定装置1の構成図である。 撮像部51または受光部51に到達する光の強度と光路長差との関係を示す図である。 ピエゾアクチュエータ71およびステージ81による光路長差調整動作について説明する図である。 比較例の場合の第2光源12からハーフミラー43を経て被測定物9またはミラー73に到るまでの光学系を示す図である。 本実施形態の場合の第2光源12からハーフミラー43を経て被測定物9またはミラー73に到るまでの光学系を示す図である。 本実施形態の場合の第2光源12からハーフミラー43を経てミラー73に到るまでの光学系およびミラー73の構成を示す図である。 本実施形態の場合のミラー73の第1反射面73aおよび第2反射面73bそれぞれの透過特性の一例を示す図である。 本実施形態の場合の第1光源11または第2光源12からハーフミラー43を経てミラー73に到るまでの光学系を示す図である。 本実施形態における第2光源12から出力される光の波長を安定化するための構成を示す図である。 吸収体14の吸収スペクトルを示す図である。 ミラー73の種々の構成例を示す図である。 本実施形態に係る干渉測定装置の実験系1Aの構成図である。 実験1の結果を示すグラフである。 実験2の結果を示すグラフである。 実験3により得られた干渉パターン像を示す図である。 実験3により得られた表面形状の測定結果を示す図である。
符号の説明
1…干渉測定装置、9…被測定物、11,12…光源、21〜25…レンズ、31…アパーチャ、41…光合波器、42…光分波器、43…ハーフミラー、51…撮像部、52…解析部、61…受光部、62…変位検出部、71…ピエゾアクチュエータ、72…駆動部、73…ミラー、81…ステージ、82…駆動部、90…制御部。

Claims (2)

  1. 第1波長の光を出力する第1光源と、
    前記第1波長の光より高コヒーレントである第2波長の光を波長変調して出力する第2光源と、
    前記第1光源および前記第2光源それぞれから出力される光を合波して出力する光合波器と、
    前記光合波器により合波されて出力される光を2分岐して第1分岐光および第2分岐光として出力し、前記第1分岐光が第1対象物により反射されて生じる第1反射光を入力するとともに、前記第2分岐光が第2対象物により反射されて生じる第2反射光を入力して、これら第1反射光と第2反射光とを干渉させて当該干渉光を出力する干渉光学系と、
    前記干渉光学系から出力される干渉光を入力して、第1波長の干渉光と第2波長の干渉光とに分波して出力する光分波器と、
    前記光分波器から出力される前記第1波長の干渉光の干渉パターンを撮像する撮像部と、
    前記光分波器から出力される前記第2波長の干渉光の位相変調に基づいて、前記光合波器から前記第1対象物を経て前記光分波器に到るまでの光路長と、前記光合波器から前記第2対象物を経て前記光分波器に到るまでの光路長との、光路長差を検出する光路長差検出手段と、
    前記光路長差を調整する光路長差調整手段と、
    前記光路長差検出手段による光路長差検出結果に基づいて、前記光路長差調整手段による光路長差調整動作を制御する制御部と、
    を備え、
    前記第1対象物および前記第2対象物のうち何れか一方が、第1波長の光を選択的に反射させる第1反射面と、第2波長の光を選択的に反射させる第2反射面と、を有するミラーである、
    ことを特徴とする干渉測定装置。
  2. 前記光合波部と前記干渉光学系との間の光路上に設けられた焦点距離f1の第1レンズ系と、前記干渉光学系と前記ミラーとの間の光路上に設けられた焦点距離f2の第2レンズ系と、を更に備え、
    前記第1レンズ系と前記第2レンズ系との間の光路長がf1+f2 であり、
    前記第1光源の光出射位置が前記第1レンズ系の前焦点位置に略一致し、
    前記ミラーの前記第1反射面が前記第2レンズ系の後焦点位置に略一致する、
    ことを特徴とする請求項1記載の干渉測定装置。
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