JP2009135782A - 携帯通信端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】 移動体基地局に対して送信された送信波を帯域除去フィルタによって除去する際に、送信波の周波数に近い放送波の受信信号が除去されるのを抑制することができる携帯通信端末を提供する。
【解決手段】 送信信号を移動体基地局に対して送信するセルラー通信部30と、放送波の受信信号を通過させ、セルラー通信部30によって送信された送信波の受信信号を除去するための帯域除去フィルタ12と、帯域除去フィルタ12通過後の受信信号に基づいて、放送番組を再生する再生部20と、セルラー通信部30による送信出力に基づいて、帯域除去フィルタ12の中心周波数を変化させるフィルタ特性調整部42により構成される。フィルタ特性調整部42は、送信出力が小さくなるに従って、放送波の周波数帯域から遠ざかるように帯域除去フィルタ12の中心周波数を変化させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、携帯通信端末に係り、さらに詳しくは、放送波を受信して放送番組を視聴可能な携帯電話機などの通信端末の改良に関する。
近年、デジタル変調された放送波を受信し、受信信号を復調して得られる放送信号を再生することによって放送番組を視聴することができる携帯電話機が知られている。このデジタル変調された放送波は、地上の電波塔から送信されることから、地上デジタル放送波と呼ばれている。地上デジタル放送波の周波数は、TV放送波の場合、視聴可能な物理チャンネルとして、13チャンネルから62チャンネルまでの50チャンネルからなる周波数帯が割り当てられている。
上述した様な携帯通信端末では、放送番組の視聴中に移動体基地局へ送信信号を出力した場合に、移動体基地局に対して送信された送信波が放送波の受信信号に混信してしまうという問題があった。移動体通信の送信波が放送波の受信信号に混信すると、受信信号を電力増幅する増幅器が飽和することによって信号に歪みが生じるので、放送波の受信信号が復調できなくなってしまう。そこで、放送番組の視聴可能な従来の携帯通信端末には、送信波が放送波の受信信号に混信することによって放送波の受信信号が復調できなくなるのを防ぐために、送信波除去用の帯域除去フィルタが放送波の受信経路上に設けられている。
しかしながら、放送波の周波数帯と、移動体通信の送信波の周波数帯とが近いために、移動体通信の送信波を帯域除去フィルタで除去しようとすると、放送波の受信感度が低下してしまうという問題があった。例えば、地上デジタル放送波の周波数帯域が、470MHz以上770MHz以下であるのに対して、CDMA(Code Division Multiple Access:符号分割多重接続)方式のセルラー通信で使用される送信波の周波数帯域は、824MHz以上830MHz以下となっている。つまり、周波数が高い物理チャンネルの放送波ほど送信波の周波数に近くなっている。このため、放送波の受信信号に送信波の受信信号が混信した場合に、特定の周波数帯域を除去帯域とする帯域除去フィルタを用いて移動体通信の送信波を除去させると、この送信波の周波数に近い放送波の受信信号も除去されてしまうので、放送波の受信感度が低下することとなる。
放送波の受信感度の低下を抑制する従来技術としては、例えば、特許文献1及び2に記載のものがある。この特許文献1には、移動体基地局に対して送信信号を出力する際の送信出力に基づいて受信信号を減衰フィルタに通すか否かを切り替えることにより、放送波の受信感度の低下を抑制する携帯通信端末が提案されている。この携帯通信端末は、移動体通信の送信波の出力レベルが閾値を越えた場合にだけ、放送波の受信経路に減衰フィルタを介挿させ、送信波の出力レベルが閾値以下である場合には、受信信号をスルーさせている。これによって、送信波の出力レベルが大きい場合に、放送波の受信信号が復調できなくなるのを防ぐとともに、送信波の出力レベルが小さい場合に、フィルタ損失によって放送波の受信感度が低下するのを抑制している。しかしながら、この特許文献1に記載の発明は、減衰フィルタによって移動体通信の送信波を除去させる際に、単に、送信出力に基づいて送信波の減衰量を変化させているに過ぎず、減衰フィルタの介挿時に送信波の周波数に近い放送波の受信信号も除去されてしまうという問題を解決するものではない。
また、特許文献2には、複数の減衰フィルタを選択的に通過させて減衰率を変化させることによって、特定の周波数帯域の信号レベルを調整する技術が開示されている。そこで、特許文献2に記載の技術を特許文献1に記載の携帯通信端末に適用することによって、移動体通信の送信波の出力レベルに応じて減衰フィルタの減衰率を3以上の段階に区分して変化させることが考えられる。しかしながら、この様に減衰フィルタの減衰率を多段階に区分して変化させたとしても、送信波の周波数に近い放送波の受信信号が除去されてしまうという問題は解決できない。
特開2007−60077号公報 特開2007−116239号公報
上述した通り、従来の携帯通信端末では、放送波の周波数帯と、移動体通信の送信波の周波数帯とが近いために、移動体通信の送信波を帯域除去フィルタで除去しようとすると、放送波の受信感度が低下してしまうという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、移動体基地局に対して送信された送信波を受信信号から除去する場合に、放送波の受信感度が低下するのを抑制することができる携帯通信端末を提供することを目的としている。特に、送信波を帯域除去フィルタによって除去する際に、送信波の周波数に近い放送波の受信信号が除去されるのを抑制することができる携帯通信端末を提供することを目的としている。
第1の本発明による携帯通信端末は、放送波を受信して放送番組を視聴可能な携帯通信端末であって、送信信号を移動体基地局に対して送信するセルラー送信手段と、上記放送波の受信信号を通過させ、上記セルラー送信手段によって送信された送信波の受信信号を除去するための帯域除去フィルタと、上記帯域除去フィルタ通過後の受信信号に基づいて、上記放送番組を再生する再生手段と、上記セルラー送信手段による送信出力に基づいて、上記帯域除去フィルタの中心周波数を変化させるフィルタ特性調整手段とを備え、上記フィルタ特性調整手段が、上記送信出力が小さくなるに従って、上記放送波の周波数帯域から遠ざかるように上記中心周波数を変化させるように構成される。
この携帯通信端末では、セルラー送信手段によって送信された送信波の受信信号を除去するための帯域除去フィルタの中心周波数をセルラー送信手段による送信出力に基づいて変化させる動作が行われる。その際、送信出力が小さくなるに従って中心周波数が放送波の周波数帯域から遠ざかるように変化する。一般に、放送波の受信感度は、帯域除去フィルタの中心周波数が固定である場合、移動体基地局に対する送信出力が大きくなればなるほど、より大きく低下する。上記構成によれば、送信出力が小さくなるに従って帯域除去フィルタの中心周波数が放送波の周波数帯域から遠ざかるので、送信出力に応じて帯域除去フィルタの除去帯域を自動的にシフトさせることができる。この様な構成により、送信出力が大きい場合に送信波を受信信号から十分に除去しつつ、送信出力が小さい場合には、帯域除去フィルタの除去帯域が放送波の周波数帯域から遠ざかるので、送信波の周波数に近い放送波の受信信号が除去されるのを抑制することができる。
第2の本発明による携帯通信端末は、上記構成に加え、上記フィルタ特性調整手段は、上記送信出力が最大となった場合に、上記送信波の周波数帯域内の周波数を上記中心周波数とするように構成される。
第3の本発明による携帯通信端末は、上記構成に加え、上記フィルタ特性調整手段は、上記送信出力が最大となった場合に、上記送信波の減衰量が最大となるように上記中心周波数を変化させるように構成される。
第4の本発明による携帯通信端末は、上記構成に加え、上記放送波の周波数の上限が上記送信波の周波数の下限よりも低く、上記フィルタ特性調整手段が、上記送信出力が小さいほど上記中心周波数を高くするように構成される。
第5の本発明による携帯通信端末は、上記構成に加え、上記帯域除去フィルタが、誘導素子及び容量素子を含む共振回路からなり、上記共振回路の共振周波数を上記中心周波数として放送波の受信信号を除去し、上記フィルタ特性調整手段が、上記送信出力に基づいて上記共振回路の上記共振周波数を変化させるように構成される。
第6の本発明による携帯通信端末は、上記構成に加え、上記フィルタ特性調整手段が、上記容量素子の静電容量を上記送信出力に基づいて変化させるように構成される。
第7の本発明による携帯通信端末は、上記構成に加え、上記放送波の周波数の上限が770MHzであり、かつ、上記送信波の周波数帯域が824MHz以上830MHz以下であり、上記フィルタ特性調整手段が、上記送信出力が最大となった場合に、824MHz以上830MHz以下の範囲内の周波数を上記共振周波数とするように構成される。
本発明による携帯通信端末によれば、送信出力が大きい場合に送信波を受信信号から十分に除去しつつ、送信出力が小さい場合には、帯域除去フィルタの除去帯域が放送波の周波数帯域から遠ざかるので、送信波の周波数に近い放送波の受信信号が除去されるのを抑制することができる。従って、移動体基地局に対して送信された送信波を帯域除去フィルタによって除去する際に、送信波の周波数に近い放送波の受信信号が除去されることが抑制されるので、放送波の受信感度が低下するのを抑制することができる。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1による携帯通信端末の一構成例を示したブロック図であり、携帯通信端末の一例として地上デジタル放送波を受信して放送番組を視聴可能な携帯電話機1が示されている。この携帯電話機1は、地上の電波塔から送信される放送波を受信してTV番組やラジオ番組などの放送番組を視聴し、或いは、データ放送を閲覧することができる携帯可能な通信端末である。
携帯電話機1は、TV放送受信部10、再生部20、セルラー通信部30、信号処理部39、レシーバ40、マイクロホン41及びフィルタ特性調整部42により構成される。TV放送受信部10は、地上デジタル放送波を受信し、受信信号を復調して放送信号を生成する放送波用チューナーであり、アンテナ11、帯域除去フィルタ12、LNA13及び復調回路14からなる。
アンテナ11は、放送波受信用の空中線であり、放送波を受信して受信信号を出力する動作を行っている。帯域除去フィルタ12は、放送波の受信信号を通過させ、セルラー通信部30によって送信された送信波の受信信号を除去するための減衰器であり、所定の周波数を中心周波数として含む周波数帯域を除去するBEF(バンドエリミネーションフィルタ)となっている。
LNA(Low Noise Amplifier:低雑音増幅器)13は、帯域除去フィルタ12通過後の受信信号を増幅するためのブースター回路である。復調回路14は、LNA13による電力増幅後の受信信号を復調し、放送信号を生成する検波器である。
再生部20は、復調回路14からの放送信号に基づいて、放送番組を再生するための出力回路であり、信号処理部21、LCD22及びスピーカ23からなる。信号処理部21は、復調回路14からの放送信号に基づいて、放送番組を構成する画像データ及び音声データを生成する処理を行っている。
LCD(Liquid Crystal Display:液晶ディスプレイ)22は、信号処理部21からの画像データを画面表示する表示装置である。スピーカ23は、信号処理部21からの音声データを出力する音声出力装置である。
セルラー通信部30は、移動体基地局との間で通信を行う無線通信部であり、アンテナ31、デュプレクサ32、変調回路33、BPF34,36、高周波電力増幅器35、LNA37及び復調回路38からなる。アンテナ31は、移動体基地局との間の通信用電波を送受信する空中線である。デュプレクサ32は、双方向に送受信が可能な通信経路であり、アンテナ31からの受信信号をBPF36へ出力するとともに、高周波電力増幅器35からの送信信号をアンテナ31へ出力する動作を行っている。
変調回路33は、信号処理部39からの送信信号を変調し、高周波信号を生成する送信用の高周波信号生成部である。BPF(バンドパスフィルタ)34は、所定の周波数を中心周波数fとして含む周波数帯域を通過帯域とし、この周波数帯域外の周波数を除去するための減衰器である。変調回路33によって生成された高周波信号は、BPF34によって周波数帯域が制限され、高周波電力増幅器35に入力される。
高周波電力増幅器35は、BPF34通過後の高周波信号を増幅するための回路であり、電力増幅後の高周波信号はデュプレクサ32へ出力される。BPF36は、所定の周波数を中心周波数fとして含む周波数帯域を通過帯域とし、この周波数帯域外の周波数を除去するための減衰器である。デュプレクサ32からの受信信号は、BPF36によって周波数帯域が制限され、LNA37に入力される。
LNA37は、BPF36通過後の受信信号を増幅するための回路である。復調回路38は、LNA37による電力増幅後の受信信号を復調する検波器である。信号処理部39は、送話時に、マイクロホン41からの音声信号に基づいて送信信号を生成し、変調回路33へ出力する動作を行っている。また、受話時には、復調回路38からの受信信号に基づいて音声信号を生成し、レシーバ40へ出力する動作が行われる。
一般に、端末が移動体基地局からの電波を受信する際の受信レベルは、移動体基地局が提供するサービスエリア内における端末の位置に応じて変化する。セルラー通信部30では、この様な受信レベルを検知して、送信出力を自動調整する動作が行われる。
このセルラー通信部30では、CDMA(Code Division Multiple Access:符号分割多重接続)方式で変調された送信信号が移動体基地局に対して送信される。
フィルタ特性調整部42は、セルラー通信部30による送信出力に基づいて、帯域除去フィルタ12の中心周波数を変化させる動作を行っている。具体的には、高周波電力増幅器35による電力増幅後の高周波信号を検波することによって、送信出力の出力レベルが検知される。そして、この出力レベルに応じた直流電圧からなる制御信号が生成され、帯域除去フィルタ12に入力される。これにより、送信出力の出力レベルが小さくなるに従って、放送波の周波数帯域から遠ざかるように帯域除去フィルタ12の中心周波数を変化させる動作が行われる。
このフィルタ特性調整部42では、送信出力が最大となった場合に、送信波の周波数帯域内の周波数を中心周波数とする動作が行われる。例えば、送信出力が最大となった場合に、帯域除去フィルタ12による送信波の減衰量が最大となるように中心周波数を変化させる動作が行われる。
ここでは、放送波の周波数の上限が送信波の周波数の下限よりも低いものとする。具体的には、送信波の周波数帯域が、824MHz以上830MHz以下であるのに対して、放送波の周波数帯域は、470MHz以上770MHz以下となっている。フィルタ特性調整部42では、送信波の周波数の下限824MHzよりも高い周波数の範囲内で、送信出力の出力レベルが小さいほど、帯域除去フィルタ12の中心周波数を高くする動作が行われる。
図2は、図1の携帯電話機1における帯域除去フィルタ12の構成例を示した回路図である。帯域除去フィルタ12は、誘導素子及び容量素子によって構成される共振回路からなり、この共振回路の共振周波数fを除去帯域の中心周波数として送信波の受信信号を除去する減衰器となっている。具体的には、入力端子101、出力端子102、制御端子103、コイル104,106、コンデンサー105及び107により構成される。
入力端子101には、アンテナ11からの受信信号が入力される。出力端子102は、フィルタ通過後の受信信号をLNA13へ出力するための端子である。制御端子103には、フィルタ特性調整部42からの制御信号が入力される。
コイル104,106は、インダクタンス(自己誘導係数)がそれぞれL及びLの誘導素子である。コンデンサー105,107は、静電容量がそれぞれC及びCの容量素子である。ここでは、静電容量Cが固定であるのに対して、静電容量Cは可変であるものとする。
コイル106及びコンデンサー107は、制御端子103と、コイル104及びコンデンサー105とを高周波的に分離するためのものであり、それぞれチョークコイル及びバイパスコンデンサーとなっている。コンデンサー105には、制御端子103からの制御信号が供給されるようになっている。
入力端子101に入力された受信信号は、コイル104及びコンデンサー105からなる共振回路の共振周波数fを中心周波数として帯域除去され、出力端子102から出力される。共振回路の共振周波数fは、f=1/(2π(LC)1/2)によって表すことができる。つまり、共振周波数fは、静電容量Cの1/2乗に反比例するものとなっている。
コンデンサー105は、その静電容量Cが制御端子103に入力された制御信号の電圧レベルに応じて変化する可変容量コンデンサーとなっている。この様な可変容量コンデンサーとしては、例えば、可変容量ダイオードを用いることができる。可変容量ダイオードは、印加する逆電圧(バイアス電圧)を変化させることによって、空乏層の厚みが変化する現象を利用して静電容量を変化させることができる半導体素子である。
フィルタ特性調整部42では、送信出力の出力レベルに応じて電圧レベルが変化する制御信号が生成される。帯域除去フィルタ12は、この制御信号の電圧レベルに応じて静電容量Cが変化することによって、共振回路の共振周波数fを送信出力の出力レベルに応じて変化させる。つまり、フィルタ特性調整部42は、静電容量Cを送信出力の出力レベルに応じて変化させることによって、共振周波数fを連続的に変化させている。
図3は、図1の携帯電話機1の動作の一例を示した図であり、セルラー通信部30の送信出力(dBm)を横軸とし、フィルタ特性調整部42の制御電圧(V)及び帯域除去フィルタ12の静電容量C(pF)を縦軸として端末の動作特性が示されている。
フィルタ特性調整部42の制御電圧を示す特性曲線A1は、送信出力が0dBmである場合に、制御電圧が1.4Vであり、送信出力が23dBmである場合に、制御電圧が3.0Vである直線となっている。つまり、送信出力の出力レベルが大きくなるに従って、傾き一定で制御電圧の電圧レベルも大きくなっている。
このとき、帯域除去フィルタ12の静電容量Cを示す特性曲線A2は、送信出力が0dBmである場合に、C=2.5pFであり、送信出力が23dBmである場合に、C=4.5pFである直線となっている。つまり、送信出力の出力レベルが大きくなるに従って、傾き一定でコンデンサー105の静電容量Cも大きくなっている。ここでは、コイル104のインダクタンスLは、L=8.24nHであるものとする。
図4は、図1の携帯電話機1の動作の一例を示した図であり、セルラー通信部30の送信出力(dBm)を横軸とし、フィルタ特性調整部42の制御電圧(V)及び帯域除去フィルタ12の共振周波数f(MHz)を縦軸として端末の動作特性が示されている。
帯域除去フィルタ12の共振周波数fを示す特性曲線A3は、送信出力が0dBmである場合に、f=1100MHzであり、送信出力が23dBmである場合に、f=827MHzである曲線となっている。つまり、送信出力の出力レベルが大きくなるに従って、共振回路の共振周波数fは、単調に減少している。
この例では、送信波の周波数の下限が824MHzであり、かつ、放送波の周波数の上限が770MHzである場合に、送信出力が最大となった際の共振周波数fが824MHz以上830MHz以下の範囲内となるように、帯域除去フィルタ12の特性が調整されている。携帯電話機1におけるこの様な動作特性を利用して、放送波の受信信号における帯域除去が行われる。
図5は、図1の携帯電話機1における帯域除去フィルタ12の減衰特性の一例を示した図であり、受信信号の周波数(MHz)を横軸とし、減衰量(dB)を縦軸として減衰特性を表す特性曲線B1〜B3が示されている。
特性曲線B1は、セルラー通信部30の送信出力が6dBmである場合の減衰特性であり、共振周波数f01=1010MHzを除去帯域の中心周波数とする曲線となっている。
すなわち、受信信号の減衰量は、周波数400MHzから700MHzまでの間、ほぼ一定であり、700MHzから900MHzまでの間、緩やかに増加している。そして、周波数が900MHzを越えると急激に増加し、周波数1010MHzで減衰量−40dBとなっている。また、周波数が1010MHzから1100MHzにかけて、急激に減少している。
特性曲線B2は、セルラー通信部30の送信出力が15dBmである場合の減衰特性であり、共振周波数f02=910MHzを除去帯域の中心周波数とする曲線となっている。
すなわち、受信信号の減衰量は、周波数400MHzから600MHzまでの間、ほぼ一定であり、600MHzから800MHzまでの間、緩やかに増加している。そして、周波数が800MHzを越えると急激に増加し、周波数910MHzで減衰量−40dBとなっている。また、周波数が910MHzから1000MHzにかけて、急激に減少している。
特性曲線B3は、セルラー通信部30の送信出力が23dBmである場合の減衰特性であり、共振周波数f02=827MHzを除去帯域の中心周波数とする曲線となっている。
すなわち、受信信号の減衰量は、周波数400MHzから500MHzまでの間、ほぼ一定であり、500MHzから700MHzまでの間、緩やかに増加している。そして、周波数が700MHzを越えると急激に増加し、周波数827MHzで減衰量−40dBとなっている。また、周波数が827MHzから900MHzにかけて、急激に減少している。
この様に、送信出力の出力レベルが小さくなるに従って、除去帯域の中心周波数が放送波の周波数帯域(470MHz以上770MHz以下の範囲)から遠ざかるように、すなわち、高くなるように帯域除去フィルタ12の特性調整が行われる。特に、送信出力が最大となった場合、すなわち、送信出力が23dBmとなった場合に、中心周波数は、送信波の周波数帯域の中央値827MHzとなっている。この様な構成により、送信出力が大きい場合に送信波を受信信号から十分に除去しつつ、送信出力が小さい場合には、送信波の周波数に近い放送波の受信信号が除去されるのを抑制することができる。
図6は、図1の携帯電話機1における帯域除去フィルタ12の減衰特性の一例を示した図であり、セルラー通信部30の送信出力(dBm)を横軸とし、減衰量(dB)を縦軸として減衰特性を表す特性曲線C1及びC2が示されている。特性曲線C1は、受信信号の周波数が770MHzである場合の減衰特性であり、送信出力0dBmから23dBmにかけて、−1.3dBから−12.5dBまで緩やかに減少している。
一方、特性曲線C2は、受信信号の周波数が827MHzである場合の減衰特性であり、送信出力0dBmから15dBmにかけて、減衰量−1.9dBから緩やかに増加し、送信出力が15dBmを越えると、急激に増加し、送信出力23dBmで減衰量−53.9dBに達している。
この様に、送信出力が大きい場合に送信波を受信信号から十分に除去しつつ、送信出力が小さい場合には、帯域除去フィルタ12の除去帯域を高周波数側にシフトさせることによって、放送波の受信信号が除去されるのを最小限に抑えることができる。
図7は、従来の携帯電話機の動作特性を示した図であり、送信波除去用の帯域除去フィルタの減衰特性が固定である場合に、送信出力を横軸とし、TV受信感度を縦軸として動作特性を表す特性曲線が示されている。
一般に、TV放送波の受信感度は、帯域除去フィルタの特性が変化しない場合、移動体基地局に対する送信出力が大きくなればなるほど、より大きく低下する。従って、上記特性曲線は、送信出力が大きくなると、TV受信感度が急激に低下するものとなっている。
これに対して、本実施の形態では、送信出力が大きくなるに従って中心周波数が低くなるように帯域除去フィルタ12の特性が調整されるので、送信出力に応じて帯域除去フィルタ12の除去帯域を自動的にシフトさせることができる。この様な構成により、送信出力が大きい場合に送信波を受信信号から十分に除去しつつ、送信出力が小さい場合には、帯域除去フィルタ12の除去帯域を高周波数側にシフトさせることによって、放送波の受信信号が除去されるのを抑制することができる。従って、送信波を帯域除去フィルタ12によって除去する際に、送信波の周波数に近い放送波の受信信号が除去されるのを抑制することができるので、放送波の受信感度が低下するのを効果的に抑制することができる。
図8(a)及び(b)は、図1の携帯電話機1の動作を従来技術と比較して示した図であり、本発明の携帯電話機1の減衰特性を表す特性曲線D11,D12と、従来の携帯電話機の特性曲線D21,D22とが示されている。図8(a)には、受信信号の周波数が770MHzである場合の特性曲線D11,D21が示されている。
特性曲線D21は、送信出力の出力レベルが閾値aを越えた場合に、放送波の受信経路に減衰フィルタを介挿させ、出力レベルが閾値a以下である場合に、受信信号をスルーさせることを示す減衰特性となっている。すなわち、受信信号の減衰量は、送信出力の出力レベルがaまでの間、一定であり、出力レベルがaを越えると、所定値まで増加する階段状の特性となっている。
これに対して、特性曲線D11は、送信出力が大きくなるに従って、減衰量が緩やかに増加する特性となっている。従来技術では、減衰フィルタを放送波の受信経路上に介挿させるか否かを切り替えるためのスイッチング素子による通過損失が存在する。このため、特性曲線D21では、送信出力が小さい場合の減衰量が特性曲線D11に比べて大きくなっている。また、送信出力が大きい場合には、送信波と共に放送波の受信信号が減衰フィルタを介挿させることによって大きく減衰される。
本実施の形態では、スイッチング素子による通過損失が存在しないので、送信出力が小さい場合における放送波の減衰量が従来よりも小さくなっている。また、送信出力が大きい場合に、放送波の受信信号が大きく減衰されるのを抑制することができる。
図8(b)には、受信信号の周波数が824MHzである場合の減衰特性が示されている。特性曲線D22は、送信出力の出力レベルが閾値aを越えた場合に、放送波の受信経路に減衰フィルタを介挿させ、出力レベルが閾値a以下である場合に、受信信号をスルーさせることを示す減衰特性となっている。すなわち、受信信号の減衰量は、送信出力の出力レベルがaまでの間、一定であり、出力レベルがaを越えると、所定値まで増加する階段状の特性となっている。
これに対して、特性曲線D12は、送信出力が大きくなるに従って、減衰量が緩やかに増加する特性となっている。本実施の形態では、送信出力が小さい場合にも送信波の受信信号を減衰させつつ、送信出力が大きい場合に、送信波の受信信号を十分に減衰させることができる。
本実施の形態によれば、送信出力が大きい場合に送信波を受信信号から十分に除去しつつ、送信出力が小さい場合には、帯域除去フィルタ12の除去帯域が高周波数側にシフトされるので、送信波の周波数に近い放送波の受信信号が除去されるのを抑制することができる。従って、移動体基地局に対して送信された送信波を帯域除去フィルタ12によって除去する際に、送信波の周波数に近い放送波の受信信号が除去されることが抑制されるので、放送波の受信感度が低下するのを抑制することができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、周波数帯域が824MHz以上830MHz以下である送信波の送信出力に基づいて帯域除去フィルタ12の中心周波数を変化させる場合の例について説明した。これに対して、本実施の形態では、送信波の周波数帯が切替可能である場合について説明する。
図9は、本発明の実施の形態2による携帯通信端末の一構成例を示したブロック図である。本実施の形態による携帯電話機200は、図1の携帯電話機1と比較すれば、セルラー通信部201が、周波数帯域824MHz以上830MHz以下の送信信号用の変調回路33、BPF34及び高周波電力増幅器35と、周波数帯域898MHz以上925MHz以下の送信信号用の変調回路33、BPF34及び高周波電力増幅器35とを有し、送信信号の周波数帯域に応じて、中心周波数を変化させる範囲を切り替えるフィルタ特性調整部202を備えている点で異なる。
信号処理部39は、必要に応じて送信波の周波数帯域を切り替え、選択した周波数帯域に応じた変調回路33、BPF34及び高周波電力増幅器35に送信信号を出力する。
フィルタ特性調整部202では、周波数帯域が824MHz以上830MHz以下である送信信号と、周波数帯域が898MHz以上925MHz以下である送信信号とで、帯域除去フィルタ12の中心周波数を変化させる際の周波数範囲を異ならせる動作が行われる。
具体的には、周波数帯域が824MHz以上830MHz以下である送信信号の入力時に、送信出力の出力レベルが小さくなるに従って、帯域除去フィルタ12の中心周波数を高くする動作が行われる。そして、送信出力が最大となった場合に、共振周波数fが824MHz以上830MHz以下の範囲内となるように、帯域除去フィルタ12の特性調整が行われる。例えば、送信出力の出力レベルが23dBmとなった場合に、共振周波数fが送信波の周波数帯域の中央値、すなわち、f=827MHzとなるように特性調整が行われる。
一方、周波数帯域が898MHz以上925MHz以下である送信信号の入力時には、送信出力の出力レベルが小さくなるに従って、帯域除去フィルタ12の中心周波数を高くする動作が行われる。そして、送信出力が最大となった場合に、共振周波数fが898MHz以上925MHz以下の範囲内となるように、帯域除去フィルタ12の特性調整が行われる。例えば、送信出力の出力レベルが23dBmとなった場合に、共振周波数fが送信波の周波数帯域の中央値、すなわち、f=911MHz程度となるように特性調整が行われる。
この様な構成によれば、送信波の周波数帯が切替可能である場合に、選択された周波数帯域に応じて帯域除去フィルタ12の減衰特性が調整されるので、送信波の周波数に近い放送波の受信信号が除去されるのを適切に抑制することができる。
なお、実施の形態1及び2では、放送波の周波数の上限が移動体基地局に対する送信波の周波数の下限よりも低く、送信出力が小さくなるに従って帯域除去フィルタ12の中心周波数を高くする動作が行われる場合の例について説明したが、本発明はこれに限られるものではない。すなわち、送信出力が小さくなるに従って放送波の周波数帯域から遠ざかるように中心周波数を変化させるのであれば、送信出力が小さいほど帯域除去フィルタの中心周波数を低くするものであっても良い。この様に構成すれば、放送波の周波数の下限が移動体基地局に対する送信波の周波数の上限よりも高い場合に、送信出力が大きいときの送信波を受信信号から十分に除去しつつ、送信出力が小さいときに、送信波の周波数に近い放送波の受信信号が除去されるのを抑制することができる。
本発明の実施の形態1による携帯通信端末の一構成例を示したブロック図であり、地上デジタル放送を視聴可能な携帯電話機1が示されている。 図1の携帯電話機1における帯域除去フィルタ12の構成例を示した回路図である。 図1の携帯電話機1の動作の一例を示した図であり、送信出力を横軸とし、制御電圧及び静電容量Cを縦軸として動作特性が示されている。 図1の携帯電話機1の動作の一例を示した図であり、送信出力を横軸とし、制御電圧及び共振周波数fを縦軸として動作特性が示されている。 図1の携帯電話機1における帯域除去フィルタ12の減衰特性の一例を示した図であり、減衰特性を表す特性曲線B1〜B3が示されている。 図1の携帯電話機1における帯域除去フィルタ12の減衰特性の一例を示した図であり、減衰特性を表す特性曲線C1及びC2が示されている。 従来の携帯電話機の動作特性を示した図であり、送信波除去用の帯域除去フィルタの減衰特性が固定である場合に、動作特性を表す特性曲線が示されている。 図1の携帯電話機1の動作を従来技術と比較して示した図であり、携帯電話機1の減衰特性を表す特性曲線D11,D12が示されている。 本発明の実施の形態2による携帯通信端末の一構成例を示したブロック図である。
符号の説明
1 携帯電話機
11,31 アンテナ
12 帯域除去フィルタ
13,37 LNA
14,38 復調回路
20 再生部
21,39 信号処理部
22 LCD
23 スピーカ
30 セルラー通信部
32 デュプレクサ
33 変調回路
34,36 BPF
35 高周波電力増幅器
40 レシーバ
41 マイクロホン
42 フィルタ特性調整部
200 携帯電話機
201 セルラー通信部
202 フィルタ特性調整部

Claims (7)

  1. 放送波を受信して放送番組を視聴可能な携帯通信端末において、
    送信信号を移動体基地局に対して送信するセルラー送信手段と、
    上記放送波の受信信号を通過させ、上記セルラー送信手段によって送信された送信波の受信信号を除去するための帯域除去フィルタと、
    上記帯域除去フィルタ通過後の受信信号に基づいて、上記放送番組を再生する再生手段と、
    上記セルラー送信手段による送信出力に基づいて、上記帯域除去フィルタの中心周波数を変化させるフィルタ特性調整手段とを備え、
    上記フィルタ特性調整手段は、上記送信出力が小さくなるに従って、上記放送波の周波数帯域から遠ざかるように上記中心周波数を変化させることを特徴とする携帯通信端末。
  2. 上記フィルタ特性調整手段は、上記送信出力が最大となった場合に、上記送信波の周波数帯域内の周波数を上記中心周波数とすることを特徴とする請求項1に記載の携帯通信端末。
  3. 上記フィルタ特性調整手段は、上記送信出力が最大となった場合に、上記送信波の減衰量が最大となるように上記中心周波数を変化させることを特徴とする請求項1に記載の携帯通信端末。
  4. 上記放送波の周波数の上限が上記送信波の周波数の下限よりも低く、
    上記フィルタ特性調整手段は、上記送信出力が小さいほど上記中心周波数を高くすることを特徴とする請求項1に記載の携帯通信端末。
  5. 上記帯域除去フィルタは、誘導素子及び容量素子を含む共振回路からなり、上記共振回路の共振周波数を上記中心周波数として送信波の受信信号を除去し、
    上記フィルタ特性調整手段は、上記送信出力に基づいて上記共振回路の上記共振周波数を変化させることを特徴とする請求項1に記載の携帯通信端末。
  6. 上記フィルタ特性調整手段は、上記容量素子の静電容量を上記送信出力に基づいて変化させることを特徴とする請求項5に記載の携帯通信端末。
  7. 上記放送波の周波数の上限が770MHzであり、かつ、上記送信波の周波数帯域が824MHz以上830MHz以下であり、
    上記フィルタ特性調整手段は、上記送信出力が最大となった場合に、824MHz以上830MHz以下の範囲内の周波数を上記共振周波数とすることを特徴とする請求項5に記載の携帯通信端末。
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