JP2012138769A - 電子チューナおよびそれを用いた電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】アンテナに妨害信号が入った場合でも受信劣化を抑制することが可能な電子チューナを提供する。
【解決手段】この電子チューナは、アンテナから高周波信号を受ける入力端子1と、入力端子1が受けたRF信号のうちの受信しようとする周波数成分を通過させるフィルタ2と、フィルタ2を通過したRF信号を所定のレベルに減衰させるRF減衰回路4と、RF減衰回路4で減衰されたRF信号をIF信号に変換する信号変換回路5〜10と、フィルタ2と減衰回路4の間に設けられ、アンテナに入った外来の妨害信号を除去するノッチフィルタ3とを備える。したがって、妨害信号を除去して受信劣化を抑制できる。
【選択図】図1
【解決手段】この電子チューナは、アンテナから高周波信号を受ける入力端子1と、入力端子1が受けたRF信号のうちの受信しようとする周波数成分を通過させるフィルタ2と、フィルタ2を通過したRF信号を所定のレベルに減衰させるRF減衰回路4と、RF減衰回路4で減衰されたRF信号をIF信号に変換する信号変換回路5〜10と、フィルタ2と減衰回路4の間に設けられ、アンテナに入った外来の妨害信号を除去するノッチフィルタ3とを備える。したがって、妨害信号を除去して受信劣化を抑制できる。
【選択図】図1
Description
この発明は電子チューナおよびそれを用いた電子機器に関し、特に、特に地上波アナログおよびデジタル放送を受信する電子チューナと、それを用いたテレビ受信機のような電子機器に関する。
図4は、従来の電子チューナの構成を示すブロック図である。図4において、従来の電子チューナでは、アンテナ(図示せず)から入力端子31を介して供給されるRF(Radio Frequency:高周波)信号をRF増幅回路32で増幅し、増幅したRF信号のうち受信しようとする周波数成分を単同調フィルタ33で抽出し、抽出したRF信号のレベルをRF AGC(Automatic Gain Control)回路34で調整し、レベル調整したRF信号のうちの受信しようとする周波数成分を複同調フィルタ35で抽出する。
ミキサー回路36は、ローカル発振回路37からのローカル信号を用いて、複同調フィルタ35を通過したRF信号をIF(Intermediate Frequency:中間周波)信号に周波数変換する。ローカル発振回路37のローカル発振周波数は、PLL(Phase-locked loop:位相同期ループ)回路38によって制御される。ミキサー回路36から出力されたIF信号は、IF増幅回路39で増幅され、IFフィルタ40で帯域制限され、IF AGC回路41でレベル調整されて後段に出力される。また、IF増幅回路39の出力信号のレベルが検波器(図示せず)によって検出され、その検出結果に基づいてRF AGC回路34が制御され、IF信号のレベルが制御される。このような電子チューナは、たとえば特許文献1に開示されている。
一般的に、地上波アナログおよびデジタル放送では、40MHz〜230MHz付近のVHF帯と、450MHz〜900MHz付近のUHF帯とが使用されている。各送信基地局または中継局から送信されたRF信号(電波)は、各家庭のVHFアンテナおよびUHFアンテナによって受信される。各アンテナによって受信されたRF信号は、ブースタなどにより信号増幅された後に結合器などで信号結合されて、テレビ受信機の電子チューナへ入力される。
携帯電話機も同様であり、携帯電話機のアンテナで受信されたRF信号は内蔵の電子チューナに入力される。各家庭のアンテナで受信される信号レベルは−25dBm〜−65dBmである。携帯電話機のアンテナで受信される信号レベルは、場所により異なるが、+10dBm〜−90dBmとなる。このようなアンテナには、放送信号だけでなく、無線信号のような外来の妨害信号が入る。妨害信号がアンテナに入り込むと、RF減衰回路でのレベル変動や、RF増幅回路での飽和が発生してしまい、受信劣化(ブロックノイズなど)が発生する。受信劣化は、受信信号に対して妨害信号のレベルが大きくなるほど顕著になる。
それゆえに、この発明の主たる目的は、アンテナに妨害信号が入った場合でも受信劣化を抑制することが可能な電子チューナと、それを用いた電子機器を提供することである。
この発明に係る電子チューナは、アンテナから高周波信号を受ける入力端子と、入力端子が受けた高周波信号のうちの受信しようとする周波数成分を通過させるフィルタと、フィルタを通過した高周波信号を所定のレベルに減衰させる減衰回路と、減衰回路で減衰された高周波信号を中間周波信号またはI信号およびQ信号に変換する信号変換回路と、入力端子とフィルタの間またはフィルタと減衰回路の間に設けられ、アンテナに入った外来の妨害信号を除去するノッチフィルタとを備えたものである。
また、この発明に係る他の電子チューナは、アンテナから高周波信号を受ける入力端子と、入力端子が受けた高周波信号を増幅する増幅回路と、増幅回路によって増幅された高周波信号のうちの受信しようとする周波数成分を通過させるフィルタと、フィルタを通過した高周波信号を所定のレベルに減衰させる減衰回路と、減衰回路で減衰された高周波信号を中間周波信号またはI信号およびQ信号に変換する信号変換回路と、入力端子と増幅回路の間に設けられ、アンテナに入った外来の妨害信号を除去するノッチフィルタとを備えたものである。
好ましくは、ノッチフィルタは、互いに異なる周波数の複数種類の妨害信号を除去する。ノッチフィルタの減衰周波数は、変更可能になっていて、複数種類の妨害信号のうちの、電子チューナが受信しようとする周波数に近い周波数の妨害信号を減衰させるように設定される。
また好ましくは、妨害信号はタクシー無線信号である。
また好ましくは、妨害信号はLTE(Long Term Evolution)信号である。
また好ましくは、妨害信号はLTE(Long Term Evolution)信号である。
また好ましくは、妨害信号はITS(Intelligent Transport Systems)信号である。
また、この発明に係る電子機器は、上記電子チューナを備えたものである。
また、この発明に係る電子機器は、上記電子チューナを備えたものである。
この発明に係る電子チューナでは、アンテナに入った外来の妨害信号を除去するノッチフィルタが設けられる。したがって、アンテナに妨害信号が入った場合でも受信劣化を抑制することができる。
[実施の形態1]
本発明の実施の形態1による電子チューナは、図1に示すように、入力端子1、フィルタ(BPF:Band-pass filter)2、ノッチフィルタ3、RF減衰回路4、ミキサー回路5、ローカル発振回路6、PLL回路7、IF増幅回路8、IFフィルタ9、およびIF AGC回路10を備える。
本発明の実施の形態1による電子チューナは、図1に示すように、入力端子1、フィルタ(BPF:Band-pass filter)2、ノッチフィルタ3、RF減衰回路4、ミキサー回路5、ローカル発振回路6、PLL回路7、IF増幅回路8、IFフィルタ9、およびIF AGC回路10を備える。
入力端子1は、アンテナ(図示せず)からのRF信号を受ける。RF信号は、地上波放送信号、あるいはCATV(Common Antenna TeleVision)放送信号を含む。地上波放送では、VHF−L(93MHz〜105MHz)、VHF−H(173MHz〜219MHz)、UHF(473MHz〜767MHz)の周波数帯域が使用される。CATV放送では、MID(111MHz〜167MHz)、SHB(225MHz〜465MHz)の周波数帯域が使用される。
アンテナには、RF信号の他に外来の妨害信号が入る場合がある。この場合、入力端子1は、アンテナからRF信号と妨害信号を受ける。外来の妨害信号としては、タクシーの無線信号がある。タクシーの無線通信では、468MHz付近の周波数が使用される。また、アナログ放送の停止後に、新しいサービスとしてLTE(Long Term Evolution)とITS(Intelligent Transport Systems)の運用が検討されている。
ここで、LTEとは、携帯電話機の高速なデータ通信仕様の一つであり、現在使用されている第3世代携帯電話方式をさらに進化させたものであり、第4世代移動体通信への円滑な移行も見据えたものである。LTEでは、732MHz付近の周波数の信号が使用される。このLTE信号も妨害信号となり得る。
また、ITSとは、最先端の情報通信技術を用いて人と道路と車両とを情報ネットワークで結合することにより、交通事故、渋滞などといった道路交通問題の解決を目的に構築される新しい交通システムである。ITSでは、750MHz付近の周波数の信号を使用することが検討されている。このITS信号も妨害信号となり得る。これらの妨害信号は+4dBm以上と非常に大きく、また突発的に送信される。
フィルタ2は、入力端子1が受けたRF信号のうちの受信しようとする周波数成分のみを通過させる。ノッチフィルタ3は、前段のフィルタ2を通過した信号から外来の妨害信号を減衰させて除去する。ノッチフィルタ3の減衰周波数は、変更可能になっている。ノッチフィルタ3で除去する周波数(減衰周波数)は、図示しない制御回路により、複数種類の妨害信号(たとえば、タクシーの無線信号、LTE信号、ITS信号)のうちの、電子チューナが受信しようとする周波数に近い周波数の妨害信号を減衰させるように設定される。
たとえば、468MHzのタクシー無線信号に近い周波数のRF信号を受信する場合、アンテナに入ったタクシー無線信号を除去するようにノッチフィルタ3の減衰周波数が設定される。また、732MHzのLTE信号に近い周波数のRF信号を受信する場合、アンテナに入ったLTE信号を除去するようにノッチフィルタ3の減衰周波数が設定される。また、750MHzのITS信号に近い周波数のRF信号を受信する場合、アンテナに入ったITS信号を除去するようにノッチフィルタ3の減衰周波数が設定される。
これにより、後段のRF減衰回路4でのレベル変動および飽和を抑制することができ、より強い外来の妨害信号が入ってきても、受信性能劣化(ブロックノイズ発生など)を抑えることができる。ノッチフィルタ3を通過したRF信号は、RF減衰回路4によって所定のレベルに減衰されてミキサー回路5に与えられる。
ミキサー回路5は、ローカル発振回路6からのローカル信号を用いて、RF減衰回路4から与えられたRF信号をIF信号(たとえば日本では4MHzまたは57MHz)に周波数変換する。ローカル発振回路6で生成されるローカル信号の周波数は、PLL回路7によって制御される。
ミキサー回路5から出力されたIF信号は、IF増幅回路8によって増幅され、IFフィルタ9によって周波数制限される。IFフィルタ9としては、IF信号の周波数が4MHzである場合はローパスフィルタが使用され、IF信号の周波数が57MHzである場合はSAW(Surface Acoustic Wave:弾性表面波)フィルタが使用されるのが一般的である。IFフィルタ9を通過したIF信号は、IF AGC回路10で所定のレベルに調整されて電子チューナの出力信号となる。
この実施の形態1では、RF減衰回路4の前段にノッチフィルタ3を設け、複数種類の妨害信号のうちの、電子チューナが受信しようとする周波数に近い周波数の妨害信号を減衰させるように、ノッチフィルタ3の減衰周波数を設定する。したがって、アンテナに妨害信号が入った場合でも、受信性能の劣化を抑制することができる。
なお、この実施の形態1では、フィルタ2とRF減衰回路4の間にノッチフィルタ3を設けたが、ノッチフィルタ3を入力端子1とフィルタ2の間に設けてもよい。
[実施の形態2]
図2は、この発明の実施の形態2による電子チューナの構成を示すブロック図であって、図1と対比される図である。図2において、この電子チューナが図1の電子チューナと異なる点は、RF増幅回路11が追加され、入力端子1とRF減衰回路4の間にノッチフィルタ3、RF増幅回路11、およびフィルタ2の順序で配置されている点である。
図2は、この発明の実施の形態2による電子チューナの構成を示すブロック図であって、図1と対比される図である。図2において、この電子チューナが図1の電子チューナと異なる点は、RF増幅回路11が追加され、入力端子1とRF減衰回路4の間にノッチフィルタ3、RF増幅回路11、およびフィルタ2の順序で配置されている点である。
この電子チューナにおいても、複数種類の妨害信号のうちの、電子チューナが受信しようとする周波数に近い周波数の妨害信号を減衰させるように、ノッチフィルタ3の減衰周波数を設定する。したがって、入力端子1にRF信号と妨害信号が入った場合、妨害信号はノッチフィルタ3で減衰されて除去される。これにより、後段のRF増幅回路11での飽和とRF減衰回路4でのレベル変動を抑制することができ、より強い外来の妨害信号が入ってきても、受信性能劣化(ブロックノイズ発生など)を抑えることができる。
ノッチフィルタ3を通過したRF信号は、RF増幅回路11によって増幅されてフィルタ2に与えられる。フィルタ2は、RF増幅回路11によって増幅されたRF信号のうちの受信しようとする周波数成分のみを通過させる。後は、実施の形態1と同じであるので、その説明は繰り返さない。
なお、RF増幅回路11とフィルタ2の間に分配器を設けるとともにRF出力端子を設け、RF増幅回路11で増幅されたRF信号を分配器によってフィルタ2とRF出力端子に分配してもよい。
[実施の形態3]
実施の形態3による電子チューナの全体構成は実施の形態1または2の電子チューナと同じであるが、ノッチフィルタ3の減衰周波数はタクシーの無線信号(468MHz付近)のみを減衰させるように固定される。
実施の形態3による電子チューナの全体構成は実施の形態1または2の電子チューナと同じであるが、ノッチフィルタ3の減衰周波数はタクシーの無線信号(468MHz付近)のみを減衰させるように固定される。
この実施の形態3では、特にUHFのLowチャンネル(473MHzや479MHzなど)の放送を受信しているときの受信劣化を防止することができる。また、ノッチフィルタ3の減衰周波数を固定するので、実施の形態1,2よりも構成の簡単化を図ることができる。
なお、ノッチフィルタ3のオン/オフ(活性化/非活性化)を設定する設定部を設けてもよい。ノッチフィルタ3は、オンされた場合はタクシーの無線信号を除去し、オフされた場合はタクシーの無線信号を除去しない。CATV信号を受信する場合は、CATV信号の周波数とタクシーの無線信号の周波数とが重なるので、ノッチフィルタ3をオフさせる必要がある。CATV方式では、外来の妨害信号は入力されないため、ノッチフィルタ3は不要である。また、電子チューナに分配器を設けた場合、分配出力を受ける電子機器にノッチフィルタ3の影響が生じるときはノッチフィルタ3をオフすればよい。
[実施の形態4]
実施の形態4による電子チューナの全体構成は実施の形態1または2の電子チューナと同じであるが、ノッチフィルタ3の減衰周波数はLTE信号(732MHz付近)のみを減衰させるように固定される。
実施の形態4による電子チューナの全体構成は実施の形態1または2の電子チューナと同じであるが、ノッチフィルタ3の減衰周波数はLTE信号(732MHz付近)のみを減衰させるように固定される。
この実施の形態4では、特にUHFのHighチャンネル(707MHzなど)の放送を受信しているときの受信劣化を防止することができる。また、ノッチフィルタ3の減衰周波数を固定するので、実施の形態1,2よりも構成の簡単化を図ることができる。
[実施の形態5]
実施の形態5による電子チューナの全体構成は実施の形態1または2の電子チューナと同じであるが、ノッチフィルタ3の減衰周波数はITS信号(現在検討中であり、たとえば750MHz付近)のみを減衰させるように固定される。
実施の形態5による電子チューナの全体構成は実施の形態1または2の電子チューナと同じであるが、ノッチフィルタ3の減衰周波数はITS信号(現在検討中であり、たとえば750MHz付近)のみを減衰させるように固定される。
この実施の形態5では、特にUHFのHighチャンネル(707MHzなど)の放送を受信しているときの受信劣化を防止することができる。また、ノッチフィルタ3の減衰周波数を固定するので、実施の形態1,2よりも構成の簡単化を図ることができる。
[実施の形態6]
図3は、この発明の実施の形態6による電子チューナの後半部分を示すブロック図である。この電子チューナの前半部分(入力端子1からRF減衰回路4までの部分)は、実施の形態1または2の電子チューナと同じである。図3において、この電子チューナの後半部分は、ローカル発振回路15、PLL回路16、90度位相シフタ17、ミキサー回路18,22、I(In-phase)信号増幅回路19、I信号フィルタ20、I信号AGC回路21、Q(Quadrature-phase)信号増幅回路23、Q信号フィルタ24、Q信号AGC回路25を備える。
図3は、この発明の実施の形態6による電子チューナの後半部分を示すブロック図である。この電子チューナの前半部分(入力端子1からRF減衰回路4までの部分)は、実施の形態1または2の電子チューナと同じである。図3において、この電子チューナの後半部分は、ローカル発振回路15、PLL回路16、90度位相シフタ17、ミキサー回路18,22、I(In-phase)信号増幅回路19、I信号フィルタ20、I信号AGC回路21、Q(Quadrature-phase)信号増幅回路23、Q信号フィルタ24、Q信号AGC回路25を備える。
ローカル発振回路15は、所定周波数のローカル信号を生成する。ローカル発振回路15で生成されるローカル信号の周波数は、PLL回路16によって制御される。90度位相シフタ17は、ローカル信号の位相をシフトさせて、互いに位相が90度異なる第1および第2のローカル信号を生成する。
ミキサー回路18は、ローカル発振回路15からの第1のローカル信号を用いて、RF減衰回路4から与えられたRF信号をI信号(0MHz)に周波数変換する。ミキサー回路18から出力されたI信号は、I信号増幅回路19によって増幅され、I信号フィルタ20によって周波数制限される。I信号フィルタ20を通過したI信号は、I信号AGC回路21で所定のレベルに調整されて電子チューナの出力信号となる。
また、ミキサー回路22は、90度位相シフタ17からの第2のローカル信号を用いて、RF減衰回路4から与えられたRF信号をQ信号(0MHz)に周波数変換する。ミキサー回路22から出力されたQ信号は、Q信号増幅回路23によって増幅され、Q信号フィルタ24によって周波数制限される。Q信号フィルタ24を通過したQ信号は、Q信号AGC回路25で所定のレベルに調整されて電子チューナの出力信号となる。この実施の形態6でも、実施の形態1と同じ効果が得られる。
なお、上記実施の形態1〜6では、外来の妨害信号としてタクシーの無線信号、LTE信号、ITS信号を例示したが、本願発明はどのような妨害信号にも適用可能であることは言うまでもない。今後、日本に限らずアナログ放送停波に伴い、様々なサービスが開始されるのは明らかである。新たなサービスが開始されると、そのサービスを提供するための信号が妨害信号となり得る。本願発明は、そのような妨害信号の除去に有効である。
また、本願発明は、実施の形態1〜6の電子チューナを搭載したテレビ受信機、STB(Set Top Box)、DVD(Digital Video Disk)装置、携帯電話機などの電子機器も対象としている。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1,31 入力端子、2 フィルタ、3 ノッチフィルタ、4 RF減衰回路、5,18,22,36 ミキサー回路、6,15,37 ローカル発振回路、7,16,38 PLL回路、8,39 IF増幅回路、9,40 IFフィルタ、10,41 IF AGC回路、11,32 RF増幅回路、17 90度位相シフタ、19 I信号増幅回路、20 I信号フィルタ、21 I信号AGC回路、23 Q信号増幅回路、24 Q信号フィルタ、25 Q信号AGC回路、33 単同調フィルタ、34 RF AGC回路、35 複同調フィルタ。
Claims (7)
- アンテナから高周波信号を受ける入力端子と、
前記入力端子が受けた高周波信号のうちの受信しようとする周波数成分を通過させるフィルタと、
前記フィルタを通過した高周波信号を所定のレベルに減衰させる減衰回路と、
前記減衰回路で減衰された高周波信号を中間周波信号またはI信号およびQ信号に変換する信号変換回路と、
前記入力端子と前記フィルタの間または前記フィルタと前記減衰回路の間に設けられ、前記アンテナに入った外来の妨害信号を除去するノッチフィルタとを備える、電子チューナ。 - アンテナから高周波信号を受ける入力端子と、
前記入力端子が受けた高周波信号を増幅する増幅回路と、
前記増幅回路によって増幅された高周波信号のうちの受信しようとする周波数成分を通過させるフィルタと、
前記フィルタを通過した高周波信号を所定のレベルに減衰させる減衰回路と、
前記減衰回路で減衰された高周波信号を中間周波信号またはI信号およびQ信号に変換する信号変換回路と、
前記入力端子と前記増幅回路の間に設けられ、前記アンテナに入った外来の妨害信号を除去するノッチフィルタとを備える、電子チューナ。 - 前記ノッチフィルタは、互いに異なる周波数の複数種類の妨害信号を除去し、
前記ノッチフィルタの減衰周波数は、変更可能になっていて、前記複数種類の妨害信号のうちの、前記電子チューナが受信しようとする周波数に近い周波数の妨害信号を減衰させるように設定される、請求項1または請求項2に記載の電子チューナ。 - 前記妨害信号はタクシー無線信号である、請求項1または請求項2に記載の電子チューナ。
- 前記妨害信号はLTE(Long Term Evolution)信号である、請求項1または請求項2に記載の電子チューナ。
- 前記妨害信号はITS(Intelligent Transport Systems)信号である、請求項1または請求項2に記載の電子チューナ。
- 請求項1から請求項6までのいずれかに記載の電子チューナを備える、電子機器。
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Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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