JP2009133009A5 - スパッタリング装置及びスパッタリング方法 - Google Patents
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Description
本発明に係るスパッタリング装置及びスパッタリング方法は、上記の目的を達成するため、次のように構成される。
第1のスパッタリング装置は、反応容器と、
前記反応容器内に設置した回転可能なウェハーホルダーと、
前記反応容器内に設置した複数のカソードであって、前記ウェハーホルダーに対し、傾斜したカソードと、
前記カソードに接続した第1rf発生器と、
前記第1rf発生器と前記カソードとの間に直列接続させて設置した整合回路と、
ガス導入部とガス排出部を含む圧力制御機構と、
前記ウェハーホルダー内に設けられた下部電極と、
を備え、前記反応容器内にプラズマを発生するように為したイオン化物理的気相成膜装置であって、
前記下部電極は、前記プラズマの電位に対する該下部電極の電位を負バイアス電位となす第2rf発生器に接続され、前記圧力制御機構は、前記反応容器内の内部圧力を5Pa(パスカル)より高い圧力に制御し、前記プラズマが前記第1rf発生器のRF電力の容量的結合によって生成されるとき、選択されたカソードの上に負の自己バイアス電圧が生成し、前記カソードから放出されたスパッタ原子をイオン化し、前記負バイアス電位により加速するように為した、ことを特徴とする。
前記反応容器内に設置した回転可能なウェハーホルダーと、
前記反応容器内に設置した複数のカソードであって、前記ウェハーホルダーに対し、傾斜したカソードと、
前記カソードに接続した第1rf発生器と、
前記第1rf発生器と前記カソードとの間に直列接続させて設置した整合回路と、
ガス導入部とガス排出部を含む圧力制御機構と、
前記ウェハーホルダー内に設けられた下部電極と、
を備え、前記反応容器内にプラズマを発生するように為したイオン化物理的気相成膜装置であって、
前記下部電極は、前記プラズマの電位に対する該下部電極の電位を負バイアス電位となす第2rf発生器に接続され、前記圧力制御機構は、前記反応容器内の内部圧力を5Pa(パスカル)より高い圧力に制御し、前記プラズマが前記第1rf発生器のRF電力の容量的結合によって生成されるとき、選択されたカソードの上に負の自己バイアス電圧が生成し、前記カソードから放出されたスパッタ原子をイオン化し、前記負バイアス電位により加速するように為した、ことを特徴とする。
第2のスパッタリング装置は、上記の構成において、前記カソードは、前記第1rf発生器と、さらに、DC電流源とに接続されている、ことを特徴とする。
第4のスパッタリング装置は、上記の構成において、前記High−k誘電体材料は、HfSiONであることを特徴とする。
第1のスパッタリング方法は、反応容器圧力を5Paより高い圧力になるように制御すること、
反応容器内のウェハーホルダーにウェハーを配置し、該ウェハーを回転させること、
前記ウェハーに対し、複数のターゲットおよびカソードを傾斜させて配置すること、
前記カソードに第1rf電流を印加すること、
前記反応容器内にプラズマを発生させること
前記プラズマが前記第1rf発生器のrf電力の容量的結合によって生成されるとき、選択されたカソードの上に負の自己バイアス電圧を生成すること、
前記カソードから放出されたスパッタ原子をイオン化すること、並びに、
前記ウェハーホルダー内に設けられた下部電極に、第2rf電流を印加し、これによって、前記下部電極に、プラズマ電位に対して負のバイアス電位を印加すること、
前記負のバイアス電位により、イオン化されたスパッタ原子を前記のウェハー表面に垂直に加速し、
前記ウェハー表面に作られた孔又は溝の内側表面に膜を堆積させること
を特徴とする。
第2のスパッタリング方法は、上記の構成において、前記カソードは、第1rf電流に加えて、DC電流が更に供給されることを特徴とする。
第3のスパッタリング方法は、上記の構成において、前記ターゲットはHigh−k誘電体材料で形成されており、前記High−k誘電体材料は、HfSiONであることを特徴とする。
第4のスパッタリング方法は、上記の構成において、前記複数のターゲットは、異なる材料で形成されており、前記ターゲットを同時にスパッタする場合には、前記第1rf電流を前記カソードに同時に与えることを特徴とする。
第1のスパッタリング方法は、反応容器圧力を5Paより高い圧力になるように制御すること、
反応容器内のウェハーホルダーにウェハーを配置し、該ウェハーを回転させること、
前記ウェハーに対し、複数のターゲットおよびカソードを傾斜させて配置すること、
前記カソードに第1rf電流を印加すること、
前記反応容器内にプラズマを発生させること
前記プラズマが前記第1rf発生器のrf電力の容量的結合によって生成されるとき、選択されたカソードの上に負の自己バイアス電圧を生成すること、
前記カソードから放出されたスパッタ原子をイオン化すること、並びに、
前記ウェハーホルダー内に設けられた下部電極に、第2rf電流を印加し、これによって、前記下部電極に、プラズマ電位に対して負のバイアス電位を印加すること、
前記負のバイアス電位により、イオン化されたスパッタ原子を前記のウェハー表面に垂直に加速し、
前記ウェハー表面に作られた孔又は溝の内側表面に膜を堆積させること
を特徴とする。
第2のスパッタリング方法は、上記の構成において、前記カソードは、第1rf電流に加えて、DC電流が更に供給されることを特徴とする。
第3のスパッタリング方法は、上記の構成において、前記ターゲットはHigh−k誘電体材料で形成されており、前記High−k誘電体材料は、HfSiONであることを特徴とする。
第4のスパッタリング方法は、上記の構成において、前記複数のターゲットは、異なる材料で形成されており、前記ターゲットを同時にスパッタする場合には、前記第1rf電流を前記カソードに同時に与えることを特徴とする。
Claims (8)
- 反応容器と、
前記反応容器内に設置した回転可能なウェハーホルダーと、
前記反応容器内に設置した複数のカソードであって、前記ウェハーホルダーに対し、傾斜したカソードと、
前記カソードに接続した第1rf発生器と、
前記第1rf発生器と前記カソードとの間に直列接続させて設置した整合回路と、
ガス導入部とガス排出部を含む圧力制御機構と、
前記ウェハーホルダー内に設けられた下部電極と、
を備え、前記反応容器内にプラズマを発生するように為したイオン化物理的気相成膜装置であって、
前記下部電極は、前記プラズマの電位に対する該下部電極の電位を負バイアス電位となす第2rf発生器に接続され、前記圧力制御機構は、前記反応容器内の内部圧力を5Pa(パスカル)より高い圧力に制御し、前記プラズマが前記第1rf発生器のRF電力の容量的結合によって生成されるとき、選択されたカソードの上に負の自己バイアス電圧が生成し、前記カソードから放出されたスパッタ原子をイオン化し、前記負バイアス電位により加速するように為した、ことを特徴とするスパッタリング装置。 - 前記カソードは、前記第1rf発生器と、さらに、DC電流源とに接続されている、ことを特徴とする請求項1記載のスパッタリング装置。
- 前記カソードは、High−k誘電体材料をターゲットとして備えている、ことを特徴とする請求項2記載のスパッタリング装置。
- 前記High−k誘電体材料は、HfSiONであることを特徴とする請求項3記載のスパッタリング装置。
- 反応容器圧力を5Paより高い圧力になるように制御すること、
反応容器内のウェハーホルダーにウェハーを配置し、該ウェハーを回転させること、
前記ウェハーに対し、複数のターゲットおよびカソードを傾斜させて配置すること、
前記カソードに第1rf電流を印加すること、
前記反応容器内にプラズマを発生させること
前記プラズマが前記第1rf発生器のrf電力の容量的結合によって生成されるとき、選択されたカソードの上に負の自己バイアス電圧を生成すること、
前記カソードから放出されたスパッタ原子をイオン化すること、並びに、
前記ウェハーホルダー内に設けられた下部電極に、第2rf電流を印加し、これによって、前記下部電極に、プラズマ電位に対して負のバイアス電位を印加すること、
前記負のバイアス電位により、イオン化されたスパッタ原子を前記のウェハー表面に垂直に加速し、
前記ウェハー表面に作られた孔又は溝の内側表面に膜を堆積させること
を特徴とするスパッタリング方法。 - 前記カソードは、第1rf電流に加えて、DC電流が更に供給されることを特徴とする請求項5に記載のスパッタリング方法。
- 前記ターゲットはHigh−k誘電体材料で形成されており、前記High−k誘電体材料は、HfSiONであることを特徴とする請求項5又は6に記載のスパッタリング方法。
- 前記複数のターゲットは、異なる材料で形成されており、前記ターゲットを同時にスパッタする場合には、前記第1rf電流を前記カソードに同時に与えることを特徴とする5乃至7のいずれか1項に記載のスパッタリング方法。
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JP4167749B2 (ja) * | 1998-04-24 | 2008-10-22 | キヤノンアネルバ株式会社 | スパッタリング方法及びスパッタリング装置 |
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