JP2009132151A - 放射線硬化性インクの下側硬化 - Google Patents

放射線硬化性インクの下側硬化 Download PDF

Info

Publication number
JP2009132151A
JP2009132151A JP2008299328A JP2008299328A JP2009132151A JP 2009132151 A JP2009132151 A JP 2009132151A JP 2008299328 A JP2008299328 A JP 2008299328A JP 2008299328 A JP2008299328 A JP 2008299328A JP 2009132151 A JP2009132151 A JP 2009132151A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
substrate
curing
radiation curable
curable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008299328A
Other languages
English (en)
Inventor
Michelle Chretien
クレティエン ミシェル
Peter G Odell
ジー オーデル ピーター
Leonard A Parker
エー パーカー レナード
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Xerox Corp
Original Assignee
Xerox Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Xerox Corp filed Critical Xerox Corp
Publication of JP2009132151A publication Critical patent/JP2009132151A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
    • B41F23/00Devices for treating the surfaces of sheets, webs, or other articles in connection with printing
    • B41F23/04Devices for treating the surfaces of sheets, webs, or other articles in connection with printing by heat drying, by cooling, by applying powders
    • B41F23/0403Drying webs
    • B41F23/0406Drying webs by radiation
    • B41F23/0409Ultraviolet dryers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J11/00Devices or arrangements  of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
    • B41J11/0015Devices or arrangements  of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form for treating before, during or after printing or for uniform coating or laminating the copy material before or after printing
    • B41J11/002Curing or drying the ink on the copy materials, e.g. by heating or irradiating
    • B41J11/0021Curing or drying the ink on the copy materials, e.g. by heating or irradiating using irradiation
    • B41J11/00214Curing or drying the ink on the copy materials, e.g. by heating or irradiating using irradiation using UV radiation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M7/00After-treatment of prints, e.g. heating, irradiating, setting of the ink, protection of the printed stock
    • B41M7/0081After-treatment of prints, e.g. heating, irradiating, setting of the ink, protection of the printed stock using electromagnetic radiation or waves, e.g. ultraviolet radiation, electron beams

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
  • Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)

Abstract

【課題】様々な放射線硬化性インクおよび基材に対し広範囲な適用性を有する、基材上の放射線硬化性インクの透き通しを効果的に最小に抑える装置および方法を提供する。
【解決手段】印刷される基材3の印刷面と反対側に配置された硬化ランプ6を含み、基材3を通して照射することにより放射線硬化性インク2を部分的に硬化するインク印刷装置を開示する。さらに、基材3上の放射線硬化性インク2を、基材3の印刷面と反対側に配置された硬化ランプ6に露光させることにより、放射線硬化性インク2を部分的に硬化するための方法を提供する。
【選択図】図1B

Description

本開示は一般に、放射線硬化性インクの硬化を含むインク印刷装置、および放射線硬化性インクを部分的に硬化させるための方法に関する。特に、この開示は、印刷基材の印刷面と反対側に配置され、基材を通して照射することにより放射線硬化性インクを部分的に硬化させ、その後、または同時にインクを完全に硬化させる硬化ランプを組み入れたインク印刷装置を提供する。さらに、この開示は、基材上の放射線硬化性インクを基材の印刷面と反対側に配置した硬化ランプに露光させることにより、放射線硬化性インクを部分的に硬化させるための方法を提供する。
インクジェットプリンタまたはオフセット印刷機などのインク印刷装置は、公知の放射線硬化性インクを硬化させるための硬化ランプ、例えばUV硬化性インクを硬化させるための紫外線(UV)硬化ランプを組み入れていることが知られている。
そのようなインク印刷装置では、放射線硬化性インクは基材、例えば紙上に印刷され、その後、硬化ランプにより硬化される。硬化ランプは、直接インクを照らして、実質的にインク全てを硬化する。基材は一般に、プリントヘッドの位置から、硬化ランプの位置まで、1つまたは複数のローラ、ベルトなどによって、装置中を移動させられる。
不都合なことに、インクがプリントヘッドにより堆積される時と硬化ランプにより硬化される時との間に、硬化されていないインクが基材中ににじみ出る可能性がある。例えば、液体または溶融未硬化インクが紙基材の繊維中ににじみ出る可能性があり、少なくとも部分的に基材の裏側から視認可能になる可能性がある。この問題は透き通しまたは裏抜けとして当技術分野で公知であり、一般に多孔質基材上に堆積された任意の型の液体インクにおいて現れることが公知である。この問題は、低粘度インク、例えばインクジェットインクにおいてより顕著であり、一方、リソインクなどのより粘度の高いインクはこの問題を受けにくい。より詳細には、透き通しは、インクによって基材の裏側がどれくらい着色されたかの測定値である。
裏側透き通しの欠点は、両面印刷をすることができないことである。特に、インクが紙の反対側に向かって移動すると(wicks)、反対側への透き通しが第2面の印刷を駄目にし、または紙の両側のプリント品質を劣化させるため、両面印刷は不可能である。透き通しが目に見えるようになるにはインクが完全に紙を通過する必要はなく、紙の内側にわずかな距離でも移動すると、表面に完全にとどまっているインクに比べ、検出可能な違いが引き起こされる可能性がある。
透き通しの問題は、いくつかの公知の方法の1つまたは複数で、従来対処されている。第1に、透き通しは、例えば、米国特許第6,258,873号で開示されているように粘度を制御することによりインクの物理特性を制御することにより、または米国特許第6,428,159号で記載されているように乾燥時間を制御することにより、最小に抑えることができる。透き通しはまた、米国特許第6,283,589号で開示されているものなどの様々なポリマー類で基材をコートすることにより最小に抑えてもよい。インク組成および基材コーティングを変動させる公知の方法は、透き通しを最小に抑える最も広く使用されているアプローチである。
しかしながら、これらのアプローチはいくつかの欠点を有する。例えば、インク組成および基材コーティングは透き通しを最小に抑えるためには、一般に化学的適合性を有さなければならない。より詳細には、乾燥時間、粘度、表面エネルギーおよび極性などのインク組成物特性は、透き通しを減少させるために、多孔度、イオン電荷および疎水性などのある基材コーティング特性に適合するように、特異的に調整されなければならない。このように、インクまたは表面コーティングのいずれかを、互いにうまく作用するように、しばしば改良しなければならず、インクおよび基材ストックの他の所望の組み合わせを排除してしまう状況となる。
透き通しを最小に抑える他の方法が公知である。例えば、透き通しは、米国特許第7,202,883号において開示されているように、像に高温で溶融定着部材を適用することにより印刷像を溶融定着に供することにより制御してもよい。最後に、共に譲渡された特許、米国特許第6,428,159号は、インクから水を急速に蒸発させる一方、インクが依然として表面に存在する乾燥システムを含むことにより、透き通しを阻止するインク印刷装置を記載する。しかしながら、透き通しを取り扱うこれらのアプローチは、複雑な機械が必要である、エネルギー消費量が大きい、このため広範な商業化に欠けるといった欠点を有する。さらに、これらのアプローチは、放射線硬化性インクに特に適しておらず、それぞれ、熱硬化性および蒸発性インクに対するものにすぎない。
米国特許第6,258,873号明細書 米国特許第6,283,589号明細書 米国特許第7,202,883号明細書 米国特許第6,428,159号明細書 米国特許第6,492,458号明細書 米国特許第6,399,173号明細書 米国特許公開番号第US2003/0065084号公報 米国特許公開番号第US2007/0120921号公報 米国特許公開番号第US2007/0120924号公報
そのため、様々な放射線硬化性インクおよび基材に対し広範な適用性を有する、基材上の放射線硬化性インクの透き通しを効果的に最小に抑える装置および方法が必要である。
本開示は、印刷基材の印刷面の反対側に配置され、基材を通して照射することにより印刷後直ちに放射線硬化性インクを部分的に硬化させる硬化ランプを組み入れたインク印刷装置を提供することにより、これらのおよび他の要求に対処する。さらに、この開示は、基材上の放射線硬化性インクを基材の印刷面の反対側に配置された硬化ランプに露光させることにより放射線硬化性インクを部分的に硬化させるための方法を提供する。
実施形態では、この開示は、放射線硬化性インクを印刷するためのプリントヘッドと、装置を介して基材を移動させるための1つまたは複数のローラと、印刷基材の印刷面と反対側に配置された第1の硬化ランプと、印刷基材の印刷面と同じ側に配置された第2の硬化ランプと、を含むインク印刷装置を提供する。別の実施形態では、この開示は、基材上に放射線硬化性インクを印刷する工程と、第1の硬化ランプにより、印刷基材の裏側を照射することにより印刷後直ちにインクの下側を部分的に硬化させる工程と、第2の硬化ランプにより印刷基材の前側を照射することによりインクを実質的に完全に硬化させる工程と、を含む印刷基材を形成するための方法を提供する。
本開示は、本明細書で記載された特別な実施形態に限定されず、いくつかの成分およびプロセスは、この開示に基づき、当業者により変更されてもよい。本明細書で使用した用語は特別な実施形態を説明するためのものにすぎず、制限するものではない。
この明細書および添付の特許請求の範囲では、「1つの(a、an)」および「その(the)」などの単数形は、本内容で特に明示されていなければ、複数形を含む。さらに、下記のように規定される多くの用語について言及してもよい。
「放射線硬化性インク」という句は、インク組成物がある波長の電磁スペクトルに露光されると、重合するモノマー類を含む任意の無色、着色、白色または黒色インク組成物を意味する。
「液滴広がり(drop spreading)」という句は、個々のインク滴が、連続コーティングを形成するために、基材の表面を横切って広がる過程を意味する。
「UV光」という句は、約1〜約400ナノメートルの間の波長のスペクトルの紫外線電磁放射線を意味する。「UVA」という句は約320〜約400ナノメートルの間の波長のスペクトルの紫外線電磁放射線を示し、一方、「UVB」という句は約280〜約320ナノメートルの間の波長のスペクトルの紫外線電磁放射線を示す。
基材上に放射線硬化性インクを印刷するための改善されたインク印刷装置は、基材を通して照射することにより、印刷後直ちに放射線硬化性インクを部分的に硬化させる、印刷基材の印刷表面の反対側に配置された硬化ランプを備える。
全体としてのインク印刷装置は、インクを印刷するための任意の公知の装置、例えばインクジェットプリンタ、例えば圧電インクジェット、熱インクジェット、音響インクジェット;オフセット印刷機、フレキソ印刷機、またはリソグラフ印刷機であってもよい。
放射線硬化性インクは、放射線下で硬化する任意の公知の無色、着色、白色または黒色インクであってもよい。例えば、放射線硬化性インクは、紫外線(UV)硬化性インクであってもよい。本開示によるインク組成物は一般に、キャリヤと、着色剤と、1つまたは複数の追加の添加物を含む。そのような添加物としては、例えば、溶媒類、ワックス類、酸化防止剤類、粘着付与剤、滑り補助剤(slip aid)、硬化性モノマー類および/またはポリマー類などの硬化性成分、ゲル化剤、開始剤、増感剤、湿潤剤、殺生物剤、保存剤などが挙げられる。成分の具体的な型および量は、当然、インク組成物の具体的な型、例えば、液体、固体、熱溶融物、相変化、ゲルなどに依存する。硬化性インクは導電性または磁性粒子などの機能粒子のためのキャリヤであってもよい。
一般に、インク組成物は1つまたは複数の着色剤を含む。任意の所望のまたは有効な着色剤をインク組成物において使用することができ、顔料、染料、顔料と染料の混合物、顔料混合物、染料混合物などが挙げられる。
着色剤は、インク組成物中に任意の所望または有効量で存在することができ、所望の色または色相が得られる。例えば、着色剤は、典型的にはインクの少なくとも約0.1重量%、例えばインクの少なくとも約0.2重量%またはインクの少なくとも約0.5重量%、かつ典型的にはインクの約50重量%以下、例えばインクの約20重量%以下またはインクの約10重量%以下の量で存在することができるが、量はこれらの範囲外とすることができる。
インク組成物はまた、必要に応じて酸化防止剤を含むことができる。インク組成物の必要に応じて用いられる酸化防止剤は、像を酸化から保護すると共に、インク組成物がインク調製プロセスの加熱部分中に酸化されるのを防ぐ。適した酸化防止剤の具体例としては、ナウガード(NAUGUARD、登録商標)シリーズ酸化防止剤、例えば、ナウガード(登録商標)445、ナウガード(登録商標)524、およびナウガード(登録商標)76(コネティカット州オックスフォードのユニロイヤルケミカルカンパニー(Uniroyal Chemical Company)から市販)、イルガノックス(IRGANOX、登録商標)シリーズ酸化防止剤、例えばイルガノックス(登録商標)1010(チバガイギー(Ciba Geigy)から市販)などが挙げられる。存在する場合、必要に応じて用いられる酸化防止剤はインク中に任意の所望または有効量、例えばインクの少なくとも約0.01〜約20重量%、例えばインクの約0.1〜約5重量%、またはインクの約1〜約3重量%の量で存在することができるが、量はこれらの範囲外とすることができる。
インク組成物はまた、必要に応じて、粘度調整剤を含むことができる。適した粘度調整剤の例としては、脂肪族ケトン類、例えばステアロンなどが挙げられる。存在する場合、必要に応じて用いられる粘度調整剤はインク中に任意の所望または有効量、例えばインクの約0.1〜約99重量%、例えばインクの約1〜約30重量%、またはインクの約10〜約15重量%の量で存在することができるが、量はこれらの範囲外とすることができる。
放射線、例えは紫外線硬化性インク組成物として、インク組成物は、典型的には硬化性モノマー、硬化性オリゴマー、もしくは硬化性ポリマー、またはそれらの混合物であるキャリヤ材料を含む。硬化性材料は典型的には25℃で液体である。硬化性インク組成物はさらに、着色剤および上記他の添加物に加えて、他の硬化性材料、例えば硬化性ワックスなどを含むことができる。
「硬化性」という用語は、例えば、重合可能な成分またはその組み合わせ、すなわち、例えばフリーラジカル経路を含む重合により硬化させてもよい、および/または放射線感受性光開始剤を使用することにより重合が開始される重合により硬化させてもよい材料を示す。このように、例えば、「放射線硬化性」という用語は、光および熱源を含み、開始剤の存在または不存在を含む、放射線源への露光による全ての硬化形態を含むことが意図される。例示的な放射線硬化経路としては、例えば200〜400nmの波長を有する紫外(UV)光またはよりまれには可視光を使用した、例えば光開始剤および/または増感剤の存在下での硬化、e−ビーム放射線を使用した、例えば光開始剤の不存在下での硬化、熱硬化を用いた、高温熱開始剤(一般に噴射温度では大体不活性である)の存在または不存在下での硬化、ならびにそれらの適当な組み合わせが挙げられるが、それらに限定されない。硬化プロセスは、ラジカルもしくはカチオン経路または両方の組み合わせにより進行可能な重合である。開始種はフリーラジカルであってもよく、本質的に酸性または塩基性であってもよい。
適した放射線、例えばUV硬化性モノマー類およびオリゴマー類としては、アクリル化エステル類、アクリル化ポリエステル類、アクリル化エーテル類、アクリル化ポリエーテル類、アクリル化エポキシ類、ウレタンアクリラート類、およびペンタエリトリトールテトラアクリラートが挙げられるが、それらに限定されない。しかしながら、さらに、ビニルエーテル類およびマレアート類などの非アクリラート硬化性モノマー類およびオリゴマー類を使用することができる。
適したアクリル化オリゴマー類の具体例としては、アクリル化ポリエステルオリゴマー類、例えばCN2262(サートマー社(Sartomer Co.))、EB812(サイテックサーフィススペシャルティーズ(Cytic Surface Specialities)、EB 810(サイテックサーフィススペシャルティーズ)、CN2200(サートマー社)、CN2300(サートマー社)など、アクリル化ウレタンオリゴマー類、例えばEB270(UCBケミカルズ(Chemicals))、EB5129(サイテックサーフィススペシャルティーズ)、CN2920(サートマー社)、CN3211(サートマー社)など、およびアクリル化エポキシオリゴマー類、例えばEB600(サイテックサーフィススペシャルティーズ)、EB3411(サイテックサーフィススペシャルティーズ)、CN2204(サートマー社)、CN110(サートマー社)など;ならびにペンタエリトリトールテトラアクリラートオリゴマー類、例えばSR399LV(サートマー社)などが挙げられるが、それらに限定されない。適したアクリル化モノマー類の具体例としては、ポリアクリラート類、例えばトリメチロール、プロパントリアクリラート、ペンタエリトリトールテトラアクリラート、ペンタエリトリトールトリアクリラート、ジペンタエリトリトールペンタアクリラート、グリセロールプロポキシトリアクリラート、トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシヌラートトリアクリラート、ペンタアクリラートエステルなど、エポキシアクリラート類、ウレタンアクリラート類、アミンアクリラート類、アクリルアクリラート類が挙げられるが、それらに限定されない。2つまたはそれ以上の材料の混合物も反応モノマーとして使用することができる。適した反応モノマー類は、例えば、サートマー社、ヘンケル社(Henkel Corp.)、ラドキュア(Radcure)スペシャルティーズなどから市販されている。
放射線硬化性モノマーまたはオリゴマーは、例えば、粘度低下剤として、組成物を硬化させる時のバインダとして、接着促進剤として、および架橋剤として、様々に機能する。適したモノマー類は、低分子量、低粘度、および低表面張力を有することができ、UV光などの放射線に露光されると重合を受ける官能基を含むことができる。
実施形態では、モノマーは、アクリラート類;メタクリラート類;アルケン類;アリルエーテル類;ビニルエーテル類;エポキシド類、例えば脂環式エポキシド類、脂肪族エポキシド類およびグリシジルエポキシド類;オキセタン類;などを含むがそれらに限定されない、1つまたは複数の硬化性部分を備えている。適したモノマー類の例としては、モノアクリラート類、ジアクリラート類、および1つまたは複数のジアクリラートもしくはトリアクリラートを含む多官能性アルコキシル化またはポリアルコキシル化アクリルモノマー類が挙げられる。適したモノアクリラート類は、例えば、シクロヘキシルアクリラート、2−エトキシエチルアクリラート、2−メトキシエチルアクリラート、2−(2−エトキシエトキシ)エチルアクリラート、ステアリルアクリラート、テトラヒドロフルフリルアクリラート、オクチルアクリラート、ラウリルアクリラート、ベヘニルアクリラート、2−フェノキシエチルアクリラート、ターシャリーブチルアクリラート、グリシジルアクリラート、イソデシルアクリラート、ベンジルアクリラート、ヘキシルアクリラート、イソオクチルアクリラート、イソボルニルアクリラート、ブタンジオールモノアクリラート、エトキシル化フェノールモノアクリラート、オキシエチル化フェノールアクリラート、モノメトキシヘキサンジオールアクリラート、β−カルボキシエチルアクリラート、ジシクロペンチルアクリラート、カルボニルアクリラート、オクチルデシルアクリラート、エトキシル化ノニルフェノールアクリラート、ヒドロキシエチルアクリラート、ヒドロキシエチルメタクリラートなどである。適した多官能性アルコキシル化またはポリアルコキシル化アクリラート類は、例えば、下記のアルコキシル化、例えばエトキシル化またはプロポキシル化変形物である:ネオペンチルグリコールジアクリラート類、ブタンジオールジアクリラート類、トリメチロールプロパントリアクリラート類、グリセリルトリアクリラート類、1,3−ブチレングリコールジアクリラート、1,4−ブタンジオールジアクリラート、ジエチレングリコールジアクリラート、1,6−ヘキサンジオールジアクリラート、テトラエチレングリコールジアクリラート、トリエチレングリコールジアクリラート、トリプロピレングリコールジアクリラート、ポリブタンジオールジアクリラート、ポリエチレングリコールジアクリラート、プロポキシル化ネオペンチルグリコールジアクリラート、エトキシル化ネオペンチルグリコールジアクリラート、ポリブタンジエンジアクリラートなどである。
実施形態では、インク組成物は、少なくとも1つの反応モノマーおよび/またはオリゴマーを含む。しかしながら、他の実施形態は、唯一または複数のオリゴマー類、唯一または複数の反応モノマー類、または1つもしくは複数のオリゴマー類と1つもしくは複数の反応オリゴマー類の組み合わせを含むことができる。しかしながら、実施形態では、組成物は少なくとも1つの反応(硬化性)モノマー、必要に応じて1つまたは複数の追加の反応(硬化性)モノマー類および/または1つもしくは複数の反応(硬化性)オリゴマー類を含む。
実施形態における硬化性モノマーまたはオリゴマーはインク中に、例えば、インク全量に対して約20〜約90重量%、例えばインクの約30〜約85重量%、またはインクの約40〜約80重量%の量で含まれる。実施形態では、硬化性モノマーまたはオリゴマーは25℃で約1〜約50cP、例えば約1〜約40cPまたは約10〜約30cPの粘度を有する。1つの実施形態では、硬化性モノマーまたはオリゴマーは25℃で約20cPの粘度を有する。また、いくつかの実施形態では、硬化性モノマーまたはオリゴマーは皮膚刺激性でないことが望ましく、そのため、インク組成物を使用して印刷された像は使用者にとって刺激性ではない。
硬化性ワックスが含まれる場合、硬化性ワックスは他の成分と混和可能であり、硬化性モノマーまたはオリゴマーと重合しポリマーを形成する任意のワックス成分であってもよい。「ワックス」という用語は、例えば、一般にワックスと呼ばれる、任意の様々な天然、改良天然、および合成材料を含む。ワックスは室温、具体的には25℃で固体である。より詳細にはインクジェット印刷では、ワックスを含むと、噴射温度から冷却するに伴い、インクの粘度が増加する。
硬化性ワックスの適した例としては、硬化性基を含む、またはそれらにより官能化されたワックス類が挙げられるが、それらに限定されない。硬化性基としては、例えば、アクリラート、メタクリラート、アルケン、アリルエーテル、エポキシド、オキセタンなどが挙げられる。これらのワックス類は、カルボン酸またはヒドロキシルなどの転換可能な官能基が備えられたワックスの反応により合成することができる。
硬化性基により官能化してもよいヒドロキシル末端ポリエチレンワックス類の適した例としては、構造CH−(CH−CHOHを有する炭素鎖(ここで、鎖長nの混合物が存在し、平均鎖長は約16〜約50の範囲内とすることができる)、および同様の平均鎖長の線形低分子量ポリエチレンの混合物が挙げられるが、それらに限定されない。そのようなワックス類の適した例としては、Mがそれぞれ、約375、460、550および700g/molに等しいユニリン(UNILIN、登録商標)350、ユニリン(登録商標)425、ユニリン(登録商標)550およびユニリン(登録商標)700などのユニリン(登録商標)シリーズ材料が挙げられるが、それらに限定されない。これらのワックス類は全て、ベイカー−ペトロライト(Baker−Petrolite)から市販されている。2,2−ジアルキル−1−エタノール類として特徴づけられるグエルベット(Guerbet)アルコール類もまた適した化合物である。例示的なグエルベットアルコール類は、約16〜約36の炭素を有するものを含み、それらの多くは、ニュージャージー州ニューアークのジャーケムインダストリーズ社(Jarchem Industries Inc.)から市販されている。プリポル(PRIPOL、登録商標)2033(下記式:

の異性体ならびに不飽和および環状基を含んでもよい他の分枝異性体を含むC−36二量体ジオール混合物、デラウェア州ニューキャッスルのユニケマ(Uniqema)から入手可能);この型のC36二量体ジオール類に関するさらなる情報が、例えば、「ダイマー酸」カーク−オスマー化学技術辞典(Kirk−Othmer Encyclopedia of Chemical Technology)、Vol.8、第4版(1992),pp223〜237に開示されている)もまた使用することができる。これらのアルコール類はUV硬化性部分が備えられたカルボン酸と反応させることができ、反応性エステル類が形成する。これらの酸の例としては、シグマアルドリッチ社(Sigma−Aldrich Co.)から入手可能なアクリル酸およびメタクリル酸類が挙げられる。実施形態では、適した硬化性モノマー類はワックス状アクリラート類、例えば、ユニリン(登録商標)350、ユニリン(登録商標)425、ユニリン(登録商標)550およびユニリン(登録商標)700のアクリラート類を含む。
硬化性基で官能化してもよいカルボン酸末端ポリエチレンワックス類の適した例としては、構造CH−(CH−COOHを有する炭素鎖(ここで、鎖長nの混合物が存在し、平均鎖長は約16〜約50の範囲内とすることができる)、および同様の平均鎖長の線形低分子量ポリエチレンの混合物を含む。そのようなワックス類の適した例としては、Mがそれぞれ、約390、475、565および720g/molに等しいユニシッド(UNICID、登録商標)350、ユニシッド(登録商標)425、ユニシッド(登録商標)550およびユニシッド(登録商標)700が挙げられるが、それらに限定されない。他の適したワックス類は構造CH−(CH−COOHを有し、例えば、n=14のヘキサデカン酸またはパルミチン酸、n=15のヘプタデカン酸またはマルガリン酸またはダツリン酸(daturic acid)、n=16のオクタデカン酸またはステアリン酸、n=18のエイコサン酸またはアラキジン酸、n=20のドコサン酸またはベヘン酸、n=22のテトラコサン酸またはリグノセリン酸、n=24のヘキサコサン酸またはセロチン酸、n=25のヘプタコサン酸またはカルボセリン酸、n=26のオクタコサン酸またはモンタン酸、n=28のトリアコンタン酸またはメリシン酸、n=30のドトリアコンタン酸またはラセロイン酸(lacceroic acid)、n=31のトリトリアコンタン酸またはセロメリシン酸またはプシリン酸(psyllic acid)、n=32のテトラトリアコンタン酸またはゲジン酸(geddic acid)、n=33のペンタトリアコンタン酸またはセロプラスチン酸(ceroplastic acid)である。2,2−ジアルキルエタン酸類として特徴づけられるグエルベット酸類もまた適した化合物である。例示的なグエルベット酸類としては16〜36の炭素を含むものが挙げられ、これらの多くはニュージャージー州ニューアークのジャーケムインダストリーズ社から市販されている。プリポル(PRIPOL、登録商標)1099(下記式:

の異性体ならびに不飽和および環状基を含んでもよい他の分枝異性体を含むC−36二量体酸混合物、デラウェア州ニューキャッスルのユニケマから入手可能);この型のC36二量体酸類に関するさらなる情報が、例えば、「ダイマー酸」カーク−オスマー化学技術辞典、Vol.8、第4版(1992),pp223〜237に開示されている)もまた使用することができる。これらのカルボン酸類はUV硬化性部分が備えられたアルコール類と反応させることができ、反応性エステル類が形成する。これらのアルコール類の例としては、シグマアルドリッチ社から入手可能な2−アリルオキシエタノール;ダウケミカルカンパニー(Dow Chemical Company)から得られる

TONE M−101(R=H、navg=1)、TONE M−100(R=H、navg=2)、およびTONE M−201(R=Me、navg=1);ならびに、サートマー社から得られる

CD572(R=H、n=10)およびSR604(R=Me、n=4)が挙げられるが、それらに限定されない。
硬化性ワックスは、インク組成物中に、例えば、インク全量に対して約1〜約25重量%、例えば、インクの約2または約5〜約10または15重量%の量で含ませることができる。実施形態では、硬化性ワックスは、インク組成物中に、インク全量に対して約6〜約10重量%、例えば、インクの約8〜約9重量%の量で含ませることができる。
また、実施形態では、組成物はさらに、硬化性モノマーおよび硬化性ワックスを含むインクの硬化性成分の重合を開始させる開始剤、例えば光開始剤を含む。開始剤は組成物に溶解できなければならない。実施形態では、開始剤はUV−活性化光開始剤である。
実施形態では、開始剤はラジカル開始剤とすることができる。適したラジカル光開始剤の例としては、ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン類、ベンジルケトン類、モノマーヒドロキシルケトン類、ポリマーヒドロキシルケトン類、α−アミノケトン類、および4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル−(2−ヒドロキシ−2−プロピル)ケトンなどのケトン類;ベンゾイン類;ベンゾインアルキルエーテル類;アシルホスフィンオキシド類、メタロセン類、ベンゾフェノン類、例えば、2,4,6−トリメチルベンゾフェノンおよび4−メチルベンゾフェノン;トリメチルベンゾイルフェニルホスフィンオキシド類、例えば、2,4,6−トリメチルベンゾイル−ジフェニル−ホスフィンオキシド;アゾ化合物類;アントラキノン類および置換アントラキノン類、例えば、アルキル置換またはハロ置換アントラキノン類;他の置換または非置換多核キニン類;アセトフェノン類;チオキサントン類;ケタール類;アシルホスフィン類;チオキサンテノン類、例えば2−イソプロピル−9H−チオキサンテン−9−オン;それらの混合物などが挙げられる。1つの適したケトンは1−[4−(2−ヒドロキシエトキシ)−フェニル]−2−ヒドロキシ−2−メチル−1−プロパン−1−オンである。1つの実施形態では、インクはα−アミノケトン、1−[4−(2−ヒドロキシエトキシ)−フェニル]−2−ヒドロキシ−2−メチル−1−プロパン−1−オンおよび2−イソプロピル−9H−チオキサンテン−9−オンを含む。別の実施形態では、光開始剤は下記化合物の1つまたはそれらの混合物である:ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、例えば、下記構造:

を有する、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、例えばイルガキュア(Irgacure、登録商標)184(チバガイギー社、ニューヨーク州タリタウン);トリメチルベンゾイルフェニルホスフィンオキシド、例えば、下記式:

を有する、エチル−2,4,6−トリメチルベンゾイルフェニルホスフィナート、例えば、ルシリン(Lucirin、登録商標)TPO−L(BASF社);2,4,6−トリメチルベンゾフェノンと4−メチルベンゾフェノンの混合物、例えば、サーキュア(SARCURE、商標)SR1137(サートマー);2,4,6−トリメチルベンゾイル−ジフェニル−ホスフィンオキシドと2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−プロパン−1−オンの混合物、例えば、ダロクル(DAROCUR、登録商標)4265(チバスペシャリティケミカルズ);α−アミノケトン、例えば、イルガキュア(IRGACURE、登録商標)379(チバスペシャリティケミカルズ);4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル−(2−ヒドロキシ−2−プロピル)ケトン、例えば、イルガキュア(登録商標)2959(チバスペシャリティケミカルズ);2−イソプロピル−9H−チオキサンテン−9−オン、例えば、ダロクル(登録商標)ITX(チバスペシャリティケミカルズ);およびそれらの混合物である。
インクに含まれる開始剤の総量は、例えば、インク全量に対して約0.5〜約15重量%、例えば約1〜約10重量%であってもよい。
インクはまた、必要に応じて、少なくとも1つのゲル化剤を含んでもよい。ゲル化剤は、例えば、噴射前および/または噴射後のインク組成物粘度を制御するために含ませることができる。例えば、適したゲル化剤は、硬化性ポリアミド−エポキシアクリラート成分およびポリアミド成分から構成される硬化性ゲル化剤、硬化性エポキシ樹脂およびポリアミド樹脂から構成される硬化性複合ゲル化剤などを含む。
適した硬化性複合ゲル化剤は、米国特許第6,492,458号および同第6,399,173号、ならび米国特許公開番号第US2003/0065084号、同第US2007/0120921号、および同第US2007/0120924号で記載されているものを含む。インク組成物は、ゲル化剤を任意の適した量、例えばインクの約1〜約50重量%で含むことができる。実施形態では、ゲル化剤はインクの約2〜約20重量%、例えばインクの約5〜約15重量%の量で存在することができるが、値はこの範囲外とすることもできる。
未硬化状態では、実施形態における放射線硬化性インク組成物は低粘度液体であり、容易に噴射させることができる。例えば、実施形態では、インクは60℃〜100℃の間の温度で、8mPa−s〜15mPa−s、例えば、10mPa−s〜12mPa−sの粘度を有する。実施形態では、インクは50℃またはそれ以下の温度で、より詳細には0℃〜50℃の温度で、10mPa−s〜10mPa−sの粘度を有する。適した硬化エネルギー源、例えば紫外光、電子ビームエネルギー源などに露光されると、光開始剤がエネルギーを吸収し、液体組成物を硬化材料に変換する反応を開始させる。組成物中のモノマーおよび/またはオリゴマーは硬化源に露光されている間に重合する官能基を含み、容易に架橋しポリマーネットワークが形成される。このポリマーネットワークは印刷像に、例えば、耐久性、熱および光安定性、ならびに引っ掻きおよび汚れ抵抗を提供する。このように、組成物は、熱または太陽光を受ける可能性のある基材上に印刷されるインクに基づく像に対し特に適している。組成物が亀裂および退色に対し耐性がある印刷像を提供し、画像耐久性を提供するからである。
本開示のインク組成物は、任意の所望のまたは適した方法により調製することができる。例えば、インク成分を共に混合し、続いて、典型的には約60〜約100℃の温度まで加熱することができるが、温度はこの範囲外とすることができ、かつ、均質なインク組成物が得られるまで撹拌し、その後、インクを雰囲気温度(典型的には約20〜約25℃)まで冷却することができる。
基材はインク印刷に適した任意の公知の基材としてもよい。本開示によれば、基材は、裏側の放射線硬化ランプにより出力されたエネルギーの少なくとも一部または全てに対し、半透明または透明のいずれかでなければならない。このように、例えば、基材は完全に透明または半透明である必要はないが、硬化エネルギーの少なくとも一部が基材を貫通して塗布されたインクに到達することができる型、厚さ、多孔度、不透明性などを有さなければならない。例えば、硬化エネルギーの一部が紙を貫通する従来の紙を使用することができる。完全に不透明な基材は、1つの側にあるランプからの硬化放射線を、もう一方の側にある放射線硬化性インクまで伝達させることができない。基材は多孔性または無孔性のいずれかであってもよい。
例えば、基材は紙、例えば市販の印刷用紙としてもよい。より詳細には、基材はゼロックス(Xerox)紙、例えばゼロックス4200(商標)、ゼロックスエウレカ(Eureka、商標)またはハンマーミル(Hammermill、商標)紙としてもよい。本開示は、例えば、とりわけ薄い、または多孔性の紙に印刷するのに、これらの紙は典型的にはより大きな透き通しを受けるので、よく適している。典型的な多孔性紙基材は異なる割合の光透過率、例えば、1%UVC、10%UVB、1%UVAおよび20%可視光を有する可能性がある。さらに、基材は、例えば、透明なプラスチックフィルム、例えばマイラー(Mylar)フィルムであってもよい。
第1の硬化ランプは、放射線硬化性インクを硬化させるのに十分な放射線を提供する任意の公知の光源としてもよい。例えば、インクがUV硬化性インクである場合、硬化ランプはUV硬化ランプである。硬化ランプは様々な公知の技術を、その光源として使用してもよく、例えば、硬化ランプがUV硬化ランプである場合、光源は、例えば、水銀蒸気、水銀アーク、キセノンまたは発光ダイオードとしてもよい。
第1の硬化ランプの強度は放射線硬化性インクを部分的に硬化させるのに十分であるが、前記インクを完全に硬化させるのには十分ではないものとすべきである。下からの部分硬化により、インク滴の下側に「スキン」が生成され、インク滴が基材に浸透するのが効果的に阻止され、これにより液滴が定位置に「固定(pinning)」される。このように、各インク滴の大部分が未硬化のまま、流体であり、適当な液滴広がりが得られ、その後、最終的に硬化される。例えば、基材を透過する放射線の強度は、少なくとも0.005W/cmとすることができ、依然として放射線硬化性インクを硬化させることができる。
第1の硬化ランプの実際の出力強度はそれ自体、印刷システム内の様々な因子、例えば基材の放射線透過度、重合を開始するのにインク光開始剤により必要とされるエネルギーおよび基剤がインク印刷装置を通して送られる速度に依存する。ランプ出力強度が固定されると、前記のいずれかを変動させて、所望のインクの部分硬化度を達成してもよい。また、前記因子のいずれかが固定されると、ランプ出力強度、それ自体を変動させてもよい。
第1の硬化ランプは、そこから放射線の全て、または実質的に全てがプリントヘッドまたはプリントヘッドから出てきて印刷基材に行く途中のインクに当たらないように、配置される。実施形態では、第1の硬化ランプは印刷装置内に、放射線がプリントヘッド上で光ることができないように配置される。特別な実施形態では、第1の硬化ランプは、第1の硬化ランプからの放射線が印刷ヘッドに当たらないようにするのに、プリントヘッドの周りを遮蔽する必要がないように配置される。
第2の硬化ランプはまた、上記のように、放射線硬化性インクを完全に硬化させるのに十分な放射線を提供する任意の公知の光源としてもよい。第2の硬化ランプの強度は、放射線硬化性インクを実質的に完全に硬化させるのに十分なものとなるようにすべきである。第2の硬化ランプの位置は、第1の硬化ランプの正反対であってもよく、この場合、基材の両側が各ランプからの放射線に同時に露光され、あるいは第1のランプの位置からオフセットさせてもよく、そのため、第2のランプは第1のランプ後にインクを硬化させる。
図2は本開示の概念を実行する印刷システムの1つの実施形態を示す。印刷システム30は給紙部34を含むインプットトレイ32を含む。紙はインプットトレイ32から移動してドラム40と係合する。図2で示した特別な実施形態はドラムを使用するが、印刷基材はまた、任意の他の機構、例えばシートまたはウエブを介して、印刷システムを通して送ることができる。
プリントヘッド50はドラム40の外側に、プリントヘッドから噴射された液滴51が紙34上に堆積するように配置される。ドラム40の動作距離内に配置されるのは、インクがプリントヘッド50により堆積される側と反対の紙34の側に放射線61を放射する第1の硬化ランプ60である。より詳細には、紙34が回転ドラム40により移動するにつれ、プリントヘッド50はインク51を紙34上に噴射し、紙はその後、第1の硬化ランプ60を通過する。その後、紙34は第2の硬化ランプ70を通過し、実質的にこれにより硬化される。
印刷基材を形成するための改良法は、放射線硬化性インクを基材上に印刷する工程と、その後、印刷基材の裏側を第1の硬化ランプにより照射することによりインクの下側を部分的に硬化させる工程と、印刷基材の前側を第2の硬化ランプで照射することによりインクを実質的に完全に硬化させる工程と、を含む。
上記方法によれば、インクの下側の部分硬化は、印刷後直ちに実施してもよい。基材上でのインクの堆積と部分硬化との間にかかる時間が短いほど、透き通しが起きる可能性が低くなる。
実施形態では、インクの実質的に完全な硬化は、部分的な下側硬化と同時に起きてもよい。別の実施形態では、実質的に完全な硬化は、部分的な下側硬化の後続いて起きてもよい。
図1は印刷基材を形成するこのプロセスを示す。図1Aはプリントヘッド1により基材3上に堆積された放射線硬化性インク2の液滴を示す。図1Aに示されるように、インクはプリントヘッドにより堆積された直後、基材上に存在するが、インクは、さらに処理されなければ、直ちに基材内部ににじみでてしまう。そのため、インク滴は次に、基材の印刷面と逆側を硬化ランプ6により特定のスペクトルおよび強度7で照射され、裏側硬化のために暴露されることによって、「スキン5」が基材3に隣接する液滴内に形成される。しかしながら、インク滴は裏側硬化ランプにより部分的に硬化されたにすぎず、液滴4の一部は未硬化のままである。この時点で、他の処置をとることができ、例えば、液滴の接触または非接触広がりである。最後に、インク滴は、硬化ランプ8により、基材3の印刷面と同じ側を特定のスペクトルおよび強度10で照射することにより、実質的に完全に硬化される。このように、インクは液滴広がりを受けた後、完全に液滴9を硬化させることができる。
具体例を下記で詳細に記載する。これらの実施例は例示にすぎず、これらの例示的な実施形態で説明した材料、条件、およびプロセスパラメータは制限するものではない。全ての部およびパーセンテージは特に記載がなければ重量で示す。
様々な基材ストックを、ベルトコンベヤー上に配置し、32フィート/分(9.75m/分)の速度でUV溶融水銀硬化ランプを通過させた。ワット/平方センチメートルで表したランプと反対側で測定した透過光強度は下記の通りであった:
上記から、放射線硬化性インクを硬化させるのに十分な放射線が、インク光開始剤が吸収する波長で様々な基材を通過することが示される。
上記基材をその後、ゼロックスUV−硬化性インクで印刷し、上記と同じ条件に暴露した。
簡単に言うと、インクは、


および

の混合物から構成されるゲル化剤を含み、式において、−C3456+a−は不飽和および環状基を含んでもよい分枝アルキレン基を示し、aは0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、または12の整数であり、上記第1化合物:第2化合物:第3化合物の混合物は約1:2:1のモル比である。ユニリン350−アクリラートワックス(必要に応じて2μmまで予め濾過する)は硬化性ワックスであった。インクキャリヤはSR9003、プロポキシル化ネオペンチルグリコールジアクリラート、反応モノマーとした。開始剤は、イルガキュア379、ダロクルITX、イルガキュア127、およびイルガキュア819とした。安定化剤は、イルガスタブUV10とした。重量%で表したインク組成は、ゲル化剤が7.5%、硬化性ワックスが5%、多官能性アクリラートモノマーが5%、光開始剤が9.5%、イルガスタブUV10が0.2%、顔料が3%であり、残りをSR9003とした。インクはキャリヤと、ワックスと、ゲル化剤とを90℃で2時間混合し、その後、溶液を85℃で0.22μmまで濾過することにより調製した。これらの溶液に、光開始剤パッケージおよび安定化剤を添加し、得られたインクベースを90℃で1時間撹拌した。得られた溶液を、90℃の顔料分散物の撹拌溶液に添加し、得られたインクを2時間90℃で撹拌した。裏側照射後、像のほとんど完全な硬化が観察され、放射線源および光開始剤を正しく選択すると、所望の基材上で裏側硬化が可能となることが証明された。
未コートマイラーの場合、裏側硬化により、基材の界面でインクの硬化膜が形成される一方、インクの大部分が容易に拭き取られた。これにより、インクを透明な、無孔性基材に固定するために裏側硬化を使用すると、最終硬化前に必要な液滴広がりが達成できることが証明される。
[本発明の他の好ましい態様]
第1および第2の硬化ランプはUV硬化ランプであり、放射線硬化性インクはUV硬化性インクである、請求項1記載の装置。
UVAまたはUVB波長の第1の放射線硬化ランプの出力強度は、印刷基材の印刷面に少なくとも0.002W/cmを送達させる、請求項1記載の装置。
プリントヘッドにより基材上に配置されたインクを示す断面図である。 裏側硬化ランプに露光させたインクを示す断面図である。 裏側硬化ランプに露光させた後、標準の前側硬化ランプに露光させたインクを示す断面図である。 本開示の1つの実施形態のためのインクプリンタ構造を示す図である。
符号の説明
1 プリントヘッド、2 放射線硬化性インク、3 基材、4 液滴、5 スキン、6 硬化ランプ、8 硬化ランプ、9 液滴。

Claims (2)

  1. 放射線硬化性インクを基材上に印刷するためのインク供給部と、
    前記基材の印刷面側とは反対の基材の側に配置され、前記放射線硬化性インクを部分的に硬化する第1の放射線硬化ランプと、
    前記基材の前記印刷面と同じ基材の側に配置された第2の放射線硬化ランプと、
    を備えるインク印刷装置。
  2. 基材上に放射線硬化性インクを堆積させる工程と、
    前記基材の印刷面側と反対の基材の側を照射することにより、前記インクの下側を部分的に硬化する工程と、
    前記基材の印刷面側と同じ基材の側を照射することにより、前記インクを実質的に完全に硬化する工程と、
    を含む、放射線硬化性インクで印刷した基材を形成するためのプロセス。
JP2008299328A 2007-11-28 2008-11-25 放射線硬化性インクの下側硬化 Pending JP2009132151A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US11/946,502 US7954430B2 (en) 2007-11-28 2007-11-28 Underside curing of radiation curable inks

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009132151A true JP2009132151A (ja) 2009-06-18

Family

ID=40475467

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008299328A Pending JP2009132151A (ja) 2007-11-28 2008-11-25 放射線硬化性インクの下側硬化

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7954430B2 (ja)
EP (1) EP2065208B1 (ja)
JP (1) JP2009132151A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012061856A (ja) * 2010-09-14 2012-03-29 Xerox Corp 部分硬化を用いて多孔性基板上のインクを処理する方法および多孔性基板上のインクを処理するのに役立つ装置
JP2012135714A (ja) * 2010-12-25 2012-07-19 Kyocera Corp 光照射装置および印刷装置
JP2012143940A (ja) * 2011-01-11 2012-08-02 Seiko Epson Corp 記録装置
JP2014527472A (ja) * 2011-06-21 2014-10-16 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピアBasf Se 紙上および板上への回折格子の印刷
JP2015533873A (ja) * 2012-08-31 2015-11-26 ヒューレット−パッカード インダストリアル プリンティング リミテッド 光硬化性インク組成物
JP2016148031A (ja) * 2015-02-12 2016-08-18 ゼロックス コーポレイションXerox Corporation 制御された寸法変化および低エネルギー硬化用の高分岐インク組成物
WO2017169624A1 (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 太陽インキ製造株式会社 硬化装置およびソルダーレジストの製造方法
CN108431748A (zh) * 2016-04-08 2018-08-21 株式会社Lg化学 使用喷墨印刷形成边框图案的方法

Families Citing this family (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DK1699839T3 (en) * 2003-12-17 2017-02-27 Dsm Ip Assets Bv SOIL-PREVENTIVE AURINY RANGE-VINYL COATING COMPOSITIONS
JP5402121B2 (ja) * 2009-03-17 2014-01-29 セイコーエプソン株式会社 液滴吐出装置
US8262210B2 (en) * 2009-09-29 2012-09-11 Xerox Corporation Curable gel inks with reduced syneresis and halo formation
JP4968633B2 (ja) * 2010-03-31 2012-07-04 ブラザー工業株式会社 記録装置、記録装置の制御プログラム
US8628187B2 (en) * 2010-09-14 2014-01-14 Xerox Corporation Methods of forming images on substrates with ink partial-curing and contact leveling and apparatuses useful in forming images on substrates
JP5682752B2 (ja) * 2011-01-11 2015-03-11 セイコーエプソン株式会社 記録装置
US20120224230A1 (en) * 2011-03-03 2012-09-06 Xerox Corporation Watermarking comprising ultraviolet curable solid inks and methods for producing the same
US9044969B2 (en) * 2011-06-14 2015-06-02 Xerox Corporation Methods, apparatus, and systems for UV gel ink spreading
US9868873B2 (en) 2012-05-17 2018-01-16 Xerox Corporation Photochromic security enabled ink for digital offset printing applications
US20130310517A1 (en) 2012-05-17 2013-11-21 Xerox Corporation Methods for manufacturing curable inks for digital offset printing applications and the inks made therefrom
US9611403B2 (en) 2012-05-17 2017-04-04 Xerox Corporation Fluorescent security enabled ink for digital offset printing applications
EP2861428B1 (en) * 2012-06-14 2019-05-22 Basf Se Method for manufacturing security elements and holograms
US9499701B2 (en) * 2013-05-17 2016-11-22 Xerox Corporation Water-dilutable inks and water-diluted radiation curable inks useful for ink-based digital printing
JP5946137B2 (ja) * 2013-08-16 2016-07-05 富士フイルム株式会社 インクジェット記録方法
US9745484B2 (en) 2013-09-16 2017-08-29 Xerox Corporation White ink composition for ink-based digital printing
GB201317195D0 (en) * 2013-09-27 2013-11-13 Rue De Int Ltd Method of manufacturing a pattern and apparatus therefor
US9724909B2 (en) 2013-12-23 2017-08-08 Xerox Corporation Methods for ink-based digital printing with high ink transfer efficiency
US9644105B2 (en) 2013-12-23 2017-05-09 Xerox Corporation Aqueous dispersible polymer inks
US10113076B2 (en) 2014-09-30 2018-10-30 Xerox Corporation Inverse emulsion acrylate ink compositions for ink-based digital lithographic printing
US9416285B2 (en) 2014-12-17 2016-08-16 Xerox Corporation Acrylate ink compositions for ink-based digital lithographic printing
US9956760B2 (en) 2014-12-19 2018-05-01 Xerox Corporation Multilayer imaging blanket coating
US9815992B2 (en) 2015-01-30 2017-11-14 Xerox Corporation Acrylate ink compositions for ink-based digital lithographic printing
US9890291B2 (en) 2015-01-30 2018-02-13 Xerox Corporation Acrylate ink compositions for ink-based digital lithographic printing
US10323154B2 (en) 2015-02-11 2019-06-18 Xerox Corporation White ink composition for ink-based digital printing
US9434848B1 (en) 2015-03-02 2016-09-06 Xerox Corporation Process black ink compositions and uses thereof
US9956757B2 (en) 2015-03-11 2018-05-01 Xerox Corporation Acrylate ink compositions for ink-based digital lithographic printing
WO2016156286A1 (en) * 2015-03-30 2016-10-06 Basf Se High gloss metal effect papers and boards
US10180248B2 (en) 2015-09-02 2019-01-15 ProPhotonix Limited LED lamp with sensing capabilities
US9744757B1 (en) 2016-08-18 2017-08-29 Xerox Corporation Methods for rejuvenating an imaging member of an ink-based digital printing system
US10406831B2 (en) 2017-09-21 2019-09-10 Xerox Corporation Thermoformable overcoat in roll-to-roll format printers for thermoforming applications
US11939478B2 (en) 2020-03-10 2024-03-26 Xerox Corporation Metallic inks composition for digital offset lithographic printing
NL2031741B1 (en) * 2022-04-29 2023-11-13 Xeikon Mfg Nv Digital Printing System and Method for Printing on a Radiation Transparent Substrate

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03293133A (ja) * 1990-04-11 1991-12-24 Toppan Printing Co Ltd 紫外線乾燥装置付オフセット枚葉印刷機及びオフセット印刷方法
JP2000117960A (ja) * 1998-10-16 2000-04-25 Canon Inc インクジェット印刷方法
JP2003001794A (ja) * 2001-06-20 2003-01-08 Kakuei:Kk ラベル印刷機
JP2003064288A (ja) * 2001-08-23 2003-03-05 Sakata Corp オフセット印刷インキ組成物
JP2003200564A (ja) * 2002-01-09 2003-07-15 Konica Corp インクジェットプリンタ
JP2003237018A (ja) * 2002-02-15 2003-08-26 Ryobi Ltd 枚葉印刷機
JP2005193527A (ja) * 2004-01-07 2005-07-21 Olympus Corp 画像形成装置
JP2006335924A (ja) * 2005-06-03 2006-12-14 Toyo Ink Mfg Co Ltd 活性エネルギー線硬化性組成物
JP2007099836A (ja) * 2005-09-30 2007-04-19 Fujifilm Corp インク組成物、インクセット及びインクジェット画像記録方法
JP2007131789A (ja) * 2005-11-11 2007-05-31 Fujifilm Corp 着色分散液、インク組成物、それを用いた画像形成方法、及び記録物
JPWO2007100008A1 (ja) * 2006-02-28 2009-07-23 セイコーエプソン株式会社 光硬化型インク組成物及びインクジェット記録方法、並びに、インクジェット記録装置

Family Cites Families (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3655173A (en) * 1970-07-13 1972-04-11 Argus Eng Co Conveyor for fusing and heating systems
JPS57102355A (en) * 1980-12-16 1982-06-25 Kyoei Nekki Kogyo Kk Drying nozzle unit in drying device for printing sheet
JPH03254945A (ja) * 1990-03-06 1991-11-13 Dainippon Printing Co Ltd 乾燥装置
US5180611A (en) * 1990-07-18 1993-01-19 Argus International Method for irradiation of printed wiring boards and the like
US5212526A (en) * 1991-11-27 1993-05-18 Xerox Corporation Process and apparatus for transferring and fusing an image to a recording medium
US5764263A (en) * 1996-02-05 1998-06-09 Xerox Corporation Printing process, apparatus, and materials for the reduction of paper curl
US6354700B1 (en) * 1997-02-21 2002-03-12 Ncr Corporation Two-stage printing process and apparatus for radiant energy cured ink
US6258873B1 (en) * 1998-03-24 2001-07-10 Xerox Corporation Ink compositions substantially free of organic liquids
US6283589B1 (en) * 1998-04-29 2001-09-04 Creo Srl Resolution ink jet printing
US6399173B1 (en) * 1999-02-18 2002-06-04 Tdk Corporation Optical recording medium and method for making the same
US6428159B1 (en) * 1999-07-19 2002-08-06 Xerox Corporation Apparatus for achieving high quality aqueous ink-jet printing on plain paper at high print speeds
US6492458B1 (en) * 2000-05-16 2002-12-10 Arizona Chemical Company Polyalkyleneoxydiamine polyamides useful for formulating inks for phase-change jet printing
US6399713B1 (en) 2001-01-24 2002-06-04 Arizona Chemical Company Hydrocarbon-terminated polyether-polyamide block copolymers and uses thereof
US6870011B2 (en) * 2001-01-24 2005-03-22 Arizona Chemical Company Hydrocarbon-terminated polyether-polyamide block copolymers and uses thereof
JP2003103809A (ja) * 2001-09-28 2003-04-09 Fuji Photo Film Co Ltd 光定着器及び感熱プリンタ
US6561640B1 (en) * 2001-10-31 2003-05-13 Xerox Corporation Systems and methods of printing with ultraviolet photosensitive resin-containing materials using light emitting devices
US6536889B1 (en) * 2001-10-31 2003-03-25 Xerox Corporation Systems and methods for ejecting or depositing substances containing multiple photointiators
JP4382364B2 (ja) * 2002-04-24 2009-12-09 株式会社東芝 液体インク
US7009630B1 (en) * 2002-09-09 2006-03-07 General Data Company, Inc. Method and apparatus for printing ink imprinted indicia
JP4269672B2 (ja) * 2002-12-12 2009-05-27 コニカミノルタホールディングス株式会社 インクジェットプリンタ
US7275818B2 (en) * 2003-02-03 2007-10-02 Kodak Il Ltd. Process and materials for marking plastic surfaces
US7159963B2 (en) * 2003-04-24 2007-01-09 Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. Image recording apparatus with wipe unit and nozzle maintenance unit
US7510277B2 (en) * 2004-03-01 2009-03-31 Fujifilm Corporation Image forming apparatus and method
JP4010009B2 (ja) * 2004-03-25 2007-11-21 富士フイルム株式会社 画像記録装置及びメンテナンス方法
US20060066704A1 (en) * 2004-09-28 2006-03-30 Fuji Photo Film Co., Ltd. Image forming apparatus
US7202883B2 (en) * 2004-12-10 2007-04-10 Xerox Corporation Heterogeneous reactive ink composition
US7766440B2 (en) * 2005-09-13 2010-08-03 Fujifilm Corporation Image forming apparatus and method
US7789502B2 (en) * 2005-11-30 2010-09-07 Xerox Corporation Process and apparatus for ink jet ultraviolet transfuse
US7632546B2 (en) * 2005-11-30 2009-12-15 Xerox Corporation Radiation curable phase change inks containing gellants
US7563489B2 (en) * 2005-11-30 2009-07-21 Xerox Corporation Radiation curable phase change inks containing curable epoxy-polyamide composite gellants
JP2007210244A (ja) * 2006-02-10 2007-08-23 Fujifilm Corp 活性エネルギー硬化型インクジェット記録装置
JP4907419B2 (ja) * 2006-06-21 2012-03-28 富士フイルム株式会社 インクジェット記録方法及びインクジェット記録装置
JP2008229969A (ja) * 2007-03-19 2008-10-02 Brother Ind Ltd インク吐出装置

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03293133A (ja) * 1990-04-11 1991-12-24 Toppan Printing Co Ltd 紫外線乾燥装置付オフセット枚葉印刷機及びオフセット印刷方法
JP2000117960A (ja) * 1998-10-16 2000-04-25 Canon Inc インクジェット印刷方法
JP2003001794A (ja) * 2001-06-20 2003-01-08 Kakuei:Kk ラベル印刷機
JP2003064288A (ja) * 2001-08-23 2003-03-05 Sakata Corp オフセット印刷インキ組成物
JP2003200564A (ja) * 2002-01-09 2003-07-15 Konica Corp インクジェットプリンタ
JP2003237018A (ja) * 2002-02-15 2003-08-26 Ryobi Ltd 枚葉印刷機
JP2005193527A (ja) * 2004-01-07 2005-07-21 Olympus Corp 画像形成装置
JP2006335924A (ja) * 2005-06-03 2006-12-14 Toyo Ink Mfg Co Ltd 活性エネルギー線硬化性組成物
JP2007099836A (ja) * 2005-09-30 2007-04-19 Fujifilm Corp インク組成物、インクセット及びインクジェット画像記録方法
JP2007131789A (ja) * 2005-11-11 2007-05-31 Fujifilm Corp 着色分散液、インク組成物、それを用いた画像形成方法、及び記録物
JPWO2007100008A1 (ja) * 2006-02-28 2009-07-23 セイコーエプソン株式会社 光硬化型インク組成物及びインクジェット記録方法、並びに、インクジェット記録装置

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012061856A (ja) * 2010-09-14 2012-03-29 Xerox Corp 部分硬化を用いて多孔性基板上のインクを処理する方法および多孔性基板上のインクを処理するのに役立つ装置
JP2012135714A (ja) * 2010-12-25 2012-07-19 Kyocera Corp 光照射装置および印刷装置
JP2012143940A (ja) * 2011-01-11 2012-08-02 Seiko Epson Corp 記録装置
JP2014527472A (ja) * 2011-06-21 2014-10-16 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピアBasf Se 紙上および板上への回折格子の印刷
JP2015533873A (ja) * 2012-08-31 2015-11-26 ヒューレット−パッカード インダストリアル プリンティング リミテッド 光硬化性インク組成物
US9556348B2 (en) 2012-08-31 2017-01-31 Hewlett-Packard Industrial Printing Ltd. Photo-curable ink composition
JP2016148031A (ja) * 2015-02-12 2016-08-18 ゼロックス コーポレイションXerox Corporation 制御された寸法変化および低エネルギー硬化用の高分岐インク組成物
WO2017169624A1 (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 太陽インキ製造株式会社 硬化装置およびソルダーレジストの製造方法
CN108431748A (zh) * 2016-04-08 2018-08-21 株式会社Lg化学 使用喷墨印刷形成边框图案的方法
JP2019505406A (ja) * 2016-04-08 2019-02-28 エルジー・ケム・リミテッド インクジェットプリンティングを利用したベゼルパターンの形成方法
US10807396B2 (en) 2016-04-08 2020-10-20 Lg Chem, Ltd. Method for forming bezel pattern using inkjet printing
CN108431748B (zh) * 2016-04-08 2021-03-09 株式会社Lg化学 使用喷墨印刷形成边框图案的方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP2065208A1 (en) 2009-06-03
US7954430B2 (en) 2011-06-07
EP2065208B1 (en) 2013-12-11
US20090135239A1 (en) 2009-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009132151A (ja) 放射線硬化性インクの下側硬化
JP6057493B2 (ja) 硬化性オーバーコート組成物及びその方法
US10358564B2 (en) Radiation-curable ink jet composition and ink jet recording method
JP5727698B2 (ja) Uv硬化型オーバーコート組成物を用いた画像光沢制御方法
WO2016158209A1 (ja) 硬化膜形成方法、インクジェット画像記録方法、及び、印刷物
JP5721566B2 (ja) 溶融転写印刷用途に適した放射線硬化性固体インク組成物
US20120123014A1 (en) Overprint varnish formulations
JP2009132919A (ja) 相変化硬化性インキ
JP2009514694A (ja) 改竄防止id証書の作製方法
JP5946137B2 (ja) インクジェット記録方法
JP2003145745A (ja) インクジェット記録方法及び記録装置
JP2010017710A (ja) 画像の光沢を制御する方法およびカラー画像の光沢を制御する方法
EP2138900A1 (en) Method of Controlling Gloss in UV Curable Overcoat Compositions
WO2017086224A1 (ja) 光重合開始剤及びその製造方法、重合性組成物、インクジェット記録方法、並びに、アシルホスフィンオキシド化合物
EP2228230B1 (en) Gloss control of UV curable formulations through micro-patterning
JP2014043010A (ja) インクジェット記録方法及び印刷物
JP2011127111A (ja) 硬化性ソリッドオーバーコートの組成物
JP6000208B2 (ja) インクジェット記録方法
CA2727506A1 (en) Ink compositions
JP2004209976A (ja) インクジェット記録方法
WO2004056579A1 (ja) インクジェット記録方法
US20120224230A1 (en) Watermarking comprising ultraviolet curable solid inks and methods for producing the same

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111121

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121030

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130618

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130918

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140304

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140703

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20140710

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20140801