WO2004056579A1 - インクジェット記録方法 - Google Patents

インクジェット記録方法 Download PDF

Info

Publication number
WO2004056579A1
WO2004056579A1 PCT/JP2003/016152 JP0316152W WO2004056579A1 WO 2004056579 A1 WO2004056579 A1 WO 2004056579A1 JP 0316152 W JP0316152 W JP 0316152W WO 2004056579 A1 WO2004056579 A1 WO 2004056579A1
Authority
WO
WIPO (PCT)
Prior art keywords
ink
substrate
ultraviolet
aqueous medium
water
Prior art date
Application number
PCT/JP2003/016152
Other languages
English (en)
French (fr)
Inventor
Atsushi Nakajima
Original Assignee
Konica Minolta Holdings, Inc.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Holdings, Inc. filed Critical Konica Minolta Holdings, Inc.
Priority to DE60321382T priority Critical patent/DE60321382D1/de
Priority to US10/538,329 priority patent/US7429103B2/en
Priority to EP03780821A priority patent/EP1574352B1/en
Publication of WO2004056579A1 publication Critical patent/WO2004056579A1/ja

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D11/00Inks
    • C09D11/02Printing inks
    • C09D11/10Printing inks based on artificial resins
    • C09D11/101Inks specially adapted for printing processes involving curing by wave energy or particle radiation, e.g. with UV-curing following the printing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/0023Digital printing methods characterised by the inks used
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M7/00After-treatment of prints, e.g. heating, irradiating, setting of the ink, protection of the printed stock
    • B41M7/0081After-treatment of prints, e.g. heating, irradiating, setting of the ink, protection of the printed stock using electromagnetic radiation or waves, e.g. ultraviolet radiation, electron beams

Definitions

  • Image pattern recording was performed in the same manner as in Example 1, except that the time until ultraviolet irradiation was set to 0 at maximum.
  • the ultraviolet irradiation device was arranged to reduce the time to seconds and evaluated.
  • Example 2 The recorded matter produced in Example 2 was dried with a far infrared heater. As a result, the samples of the substrates 1 and 2 and the substrate 3 had improved image strength and were not scratched by rubbing with a finger. However, since the liquid transfer amount of the substrate 3 at a contact time of 2 seconds was rather small at 15 ml / mm, the strength of the image was not improved unless it was dried for a longer time. Industrial applicability

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)

Abstract

水性媒体中に少なくとも色材、紫外線重合性物質、光重合開始剤を含有する紫外線硬化性インクを用いて、基材にインクジェットにて記録する記録方法において、該インクが該基材に着弾してから、該基材に対する該インクのブリストウ法による液体転移量が20ml/mm2未満となる接触時間内に紫外線を照射することを特徴とするインクジェット記録方法。上記方法により、水性媒体からなるUV硬化インクと、水性媒体吸収性の基材を用いているにかかわらず、画像滲みや硬化不良、乾燥負荷が改善されたインクジェット記録方法を提供することができる。

Description

明細書 インクジエツト記録方法 技術分野
本発明は紫外線を照射することによって、反応'硬化可能な紫外線硬化性ィンク を用いるインクジェット記録方式により画像を形成し、定着する画像形成方法に関 するものである。 特に、水性媒体からなる紫外線硬化性インクを使用し、 高品位の 画像を得ることが出来るインクジェット記録方法に関するものである。 背景技術
近年、特別なィンク受像層を持たない基材に対しても記録出来るインクジェット 記録方式として、 U V硬化型インクを用いる U V I J記録方式が開発され、 現在、 その改良が盛んに行われている。
U V硬化型ィンクは、 非硬化性の溶剤を殆ど含まない無溶剤型の UVィンクと、 水性媒体などに光重合性の組成物を溶解あるいは分散した水性 U Vィンクとに大 別される。
無溶剤型の U Vィンクは、紫外線照射のみでィンクを硬化、乾燥できることから 高速記録に適することや、 V O Cなど有害物質の発生がない等の利点があり、既に 実用化されている。
し力 しながら、無溶剤型の U Vインクは硬化後の体積収縮がないため、記録基材 上でインクが盛り上がったままの状態で固着され、 凹凸感が生じてしまう。 U V照 射のタイミングゃインク物性の改良でインクをレべリングさせることで、ある程度 の凹凸感は解消される力 その場合でもドット間の滲みや過度の光沢により一般の 印刷と質感が異なってしまうという問題がある。
一方、水性媒体を用いた水性 U Vインクは水性溶媒にて希釈されているため、無 溶剤型の UVインクに比べ、高粘度の重合性化合物が使える、 U V硬化後に水性媒 体を揮発させることで、インク体積を減少させて基材上の質感を向上できる、サー マルタイプのインクジェット記録方式を利用できるといった特徴がある。
しかし、 対象となる基材に水性媒体の吸収性が乏しいと、 ドット間の滲みや、 u
V硬化時のィンク膜物性が弱いものとなるとともに、後工程で行う水性媒体の乾燥 に過大な負荷が生じる。逆に水性媒体の吸収性が大き過ぎると、インクおよびイン クに含まれる重合性化合物が基材の深部まで浸透してしまい、十分な画像濃度が得 られない、 また、 紫外線が基材の深部まで届かずに、 硬化不良を起こしてしまう。 さらに硬化不良は、刺激性のモノマーが残留することを意味し、安全上の問題とな る。
上記の如き UVインクジェット記録方式の特徴、 課題などは、 例えば、 色材、 Ί 5、 (8 )、 3 9 4〜 4 0 0 ( 2 0 0 2 ) 「U Vインクジェット技術の展望」 に概説 されている。
いずれにしろ水性 U Vインクは、インク体積を減少できることから、無溶剤 U V インクより凹凸感の少ない画像が得られる利点があるものの、その利点を生かして 性能を発揮するためには、 基材との相性を鑑みて、 何らかの工夫が必要であり、 そ れなくして実用化は困難である。
特開 2 0 0 0— 1 1 7 9 6 0号公報には、 水性 U Vィンクを用い、 高濃度で、 光 沢、彩度の良好な画像を得る為に、ィンク吸収性の無い基材もしくはィンク吸収性 の乏しい基材に対して、基材に対するインク液の接触角を≤ 6 0度とする印刷方法 が提案されている。
しかしながら、上記文献では、インク着弾後数秒以上経過しての紫外線照射例が 示されており、 インク液滴の混合による滲みが問題となる。 又、 基材にインク吸収 性が乏しいもののみを使用しなければならないため、溶媒成分除去の乾燥負荷が非 常に大きいという課題を有している。
【特許文献 1】
特開 2002— 117960号公報
【非特許文献 1】
色材、 75、 (8)、 394〜 400 (2002)
「uvインクジェット技術の展望」 発明の開示
本発明の目的は、水性媒体からなる UV硬化インクと、水性媒体吸収性の基材 を用いているにかかわらず、画像滲みや硬化不良、乾燥負荷が改善されたインクジ ェット記録方法を提供することにある。
(1) 上記目的を達成するため、 本発明の一実施例は、 水性媒体中に少なくと も色材、紫外線重合性物質、光重合開始剤を含有する紫外線硬化性ィンクを用いて、 基材にィンクジェットにて記録する記録方法において、該ィンクが該基材に着弾し てから、該基材に対する該インクのプリストウ法による液体転移量が 2 Om 1 /m m 2未満となる接触時間内に紫外線を照射することを特徴とするインクジェット 記録方法である。
(2) さらに、 ブリストウ法による基材とインクの接触時間が 2秒のときの液体 転移量が 2 Om lZmm 以上であることを特徴とする前記(1)記載のインクジ エツト記録方法である。
(3) さらに、 紫外線硬化後に、 水性媒体を除去する工程を備えたことを特徴と する前記 (1) 又は (2) 記載のインクジェット記録方法である。
即ち、 (1) に規定する構成のごとくすることにより、 インク吸収が起こりきら ない接触時間内に、 紫外線を照射することで、 インクの色材を基材表面に留め、 高 濃度を得ることが出来、 また、 十分な硬化性を得ることが出来る。
このためには、基材のインク吸収速度が速ければ、インク着弾後早いタイミング で紫外線を照射する。タイミングは液体転移量が 20m l Zmm 未満となる接触 時間内とする。 より好ましくは、 1 Om lZmm2未満となる接触時間内である。 又、液体転移量が 5 m 1 /mm 2以上となるタイミングで紫外線を照射すること が好ましい。液体転移量が 5 m 1 /mm 2未満となるタイミングで紫外線を照射す ると、十分なドット径が得られなかったり、乾燥性が劣るなどの問題が生じること がある。 ブリストウ法による測定で、 粗さ指数 K r (m l /mm ) が 5 m 1 /m m 2以上の基材であれば、 着弾直後に紫外線を照射してもよい。
さらに (2) に規定する如く、 プリス トゥ法による基材とインクの接触時間が 2 秒のときの液体転移量が 20m l /mm 以上であれば、紫外線照射、ィンク硬化 後も残留する水性媒体を基材が吸収できるため、乾燥負荷が大幅に軽減され好まし レヽ。 より好ましくは 2 5m 1 /mm2以上がよい。
尚、ブリストウ法による液体転移量の測定は、 J AP AN TAP P I UM4 0 5に従ってブリストウ試験機(B r i s t ow T e s t e r ) により測定する ことができる。
即ち、 (1)、 (2) より、 基材としてはインク吸収性は大きいが、 インク吸収速 度の小さい基材が適していることになる。 更に又、 (3 ) に規定する如く、 基材が吸収した水性媒体を、 乾燥により除去す ることで、 形成画像の強度向上を行うことができる。 発明を実施するための最良の形態
〔紫外線硬化性インク〕
本発明に用いる水性媒体中に少なくとも色材、紫外線重合性物質、光重合開始剤 を含有する紫外線硬化性ィンクは、特開 2 0 0 0 _ 1 1 7 9 6 0号公報に記載され ているインク材料の構成をそのまま採用することができる。
代表的なィンクの構成は、色材としてビグメントイエロー 7 4、 ビグメントレツ ド 1 2 2、 ピグメントブルー 1 5 : 3、 ピグメントブラック 7などの顔料を水中に 分散し、 これに水溶性の紫外線重合性物質として、 下記 「化 1」 に示す低粘度、 高 反応性で水溶性の化合物、
UVM-1
Figure imgf000006_0001
画- 2
Figure imgf000006_0002
また、水溶性光重合開始剤として、 下記 「化 2」 に示す化合物を組み合わせた構成 である。
WB-1
HO十 CH2CH20- _CH2CHゥ O また、本発明においては、基材に対するプリス トゥ吸収速度が、紫外線照射の適 正なタイミングへ大きく影響を与える。ィンクに各種の界面活性剤、水溶性溶媒を 適宜添加すれば、 基材へのィンクの吸収性を制御することが可能である。
mm
本発明はインク着弾から、 2 O m 1 Zmm "未満のインクを吸収する接触時間内 に、紫外 f泉を照射するが、最終的にはブリストウ法による基材とインクの接触時間 が 2秒のときの液体転移量が 2 0 m l /mm 2以上であるのが好ましい。液体転移 量が 2 0 m 1 /mm 2より小さいと、乾燥負荷が大きくなり、半硬化ィンクが搬送 部材を汚染するなどの問題が生じる可能性がある。
着弾から紫外線照射までの時間は、液体転移量が 5〜 2 0 m 1 /mm 2未満とな る接触時間内であるが、 更にインク同士の滲みを考慮すると、 通常、 0 . 0 1〜5 秒、 更に好ましくは 0 . 0 1〜2秒である。 即ち、 インク吸収の絶対量は大きいが インク吸収速度は遅いものが好ましい。
具体的には、水性媒体の吸収性が高いセルロースを主体とした紙類を用い、 これ をサイズ化するなどして、水浸透性を低下させたものが好ましい。印刷用のァート 紙、 コート紙、 マット紙、 上質紙、 微塗工紙、 コピー用紙、 水性樹脂や微粒子にて 表面処理された基材を適宜使用することができる。
ィンクと基材の吸収速度および吸収量は、ィンクの表面張力およぴ基材の表面濡 れ性、 耐水性、 多孔性を制御することで調整する。
〔紫外線照射〕
本宪明に係わるプリントシステムにおいては、インクジエツト機構に紫外線照射 装置が必要である。
紫外線照射装置の、代表的なものとしては、紫外線照射はプリントステーション を出た記録紙に上部あるいは下部、 あるいは、 上下両方から照射される。 透明な基 材の場合には、 このようなことは比較的容易に行うことが出来る。
照射のタイミングは、液体転移量 2 0 m 1 /mm 2未満となる接触時間内に行う。 これより長い時間経過した後に照射すると、インクが基材に浸透してしまい、濃度 低下、 硬化不良が生じる。
紫外線照射ランプは、 水銀の蒸気圧が、 点灯中で 1〜 1 0 P aであるような、 い わゆる低圧水銀ランプ、高圧水銀ランプ、蛍光体が塗布された水銀灯などが好まし い。 これらの水銀ランプの紫外線領域の発光スぺクトルは、 1 8 :〜 4 5 0 n mの 範囲であり、黒色あるいは、着色されたインク中の重合性の物質を効率的に反応さ せるに適している。 また、電源をプリンタに搭載する上でも小型の電源を使用でき るので、 その意味でも適している。 水銀ランプには、 メタルハイドランプ、 高圧水 銀灯、超高圧水銀灯、クセノンフラッシュランプ、ディープ U Vランプなどがある。 この他、 U Vレーザー、 UV発光タイプの L E Dなどが実用化されており、発光波 長領域としては上記範囲を含むので、 電源サイズ、入力強度、 ランプ形状などが許 されれば基本的には適用可能である。光源は用いる触媒の感度にも合わせて選択す る。
インクを紫外線で固着させることによって、 良好な定着、擦過性、 耐水性などが 得られる。 それとともに用紙自体のカールなどの変形が抑制され、 取り扱い、 保存 にとつても好ましい。
必要な紫外線強度は、 2〜: L 0 0 O mWZ c m 程度が重合速度のてんから望ま しい。積算照射量が不足していると固着したィンクの記録紙への付着力が十分に出 ない。 また、 カラー記録では、 耐水性が十分に出ない等、 印刷インク画像の堅牢性 において不足が生じることとなる。 〔乾燥機構〕
本発明の印刷法は基本的に以下の工程を有することが好ましい。
(1) 基材にインクジェットプリンタで印刷する工程(2) 基材に紫外線を照射し インク中の重合性物質を重合する工程(3)基材中の溶媒成分を除去する工程ここ で工程 (3) は、 (2) の前であっても後であってもよい。 ただし、先に述べたように、水溶性で比較的揮発性の高い有機溶媒を用いる場合、 あるいは水溶性有機溶媒を用いない場合には (3) の工程がなくてもよい。溶媒成 分の除去には、マイクロ波発振装置、遠赤外線ラ !1-ンプ、 などの加熱方法を採用する ことができる。 o [実施例]
(1) インクの作製
.イェローインク処方
【表 1】
成分 組成(質量部)
顔料分散液(濃度 10%) 顔料分 3.0
水 27.0
水溶性重合性物質 「 - -2J 4.0
水溶性重合性物質 「UVM - -U
水溶性光重合開始剤 「WB- — 1 : n=4」 0.5
水 52.5
* ) ビグメントイエロー 74分散体;分散剤:水溶性のポリウレタン樹脂 •マゼンタインク処方
【表 2】
成分 組成(質量部)
顔料分散液(濃度 10%) 顔料分 3.0
水 27.0
水溶性重合性物質 「UVM - -2J 4.0
水溶性重合性物質 「UVM - -1」
水溶性光重合開始剤 「 -一 1 : n = 4J 0.5
* ) ビグメントレッド 122分散体;分散剤:水溶性のポリウレタン樹月旨 • シアンインク処方
【表 3】 o
成分 組成(質量部)
顔料分散液(濃度 20%) 顔料分 3.0
水 12.0
水溶性重合性物質 「 - -2J 4.0
水溶性重合性物質 「 - -U 13.0
水溶性光重合開始剤 「WB- — 1 : n = 4」 0.5
67.5
*) ピグメントブルー 1 5 : 3分散体 ;分散剤:水溶解
•ブラックインク処方
【表 4】
成分 組成(質量部)
顔料分散液(濃度 15%) 顔料分 3.0
水 17.0
水溶性重合性物質 「胃- -2J 4.0
水溶性重合性物質 「UVM- -U 13.0
水溶性光重合開始剤 「WB-一 1 : n = 4」 0.5
62.5
* ) ピグメントブラック 7分散体;分散剤:水溶解性のポリゥレタン樹脂 (2) 基材 以下の基材を用いた。 ■基材 1 ト紙
上記ィンクによるプリストゥ法で測定した 20 m 1 /mm となる時間は 1. 2 5秒、 接触時間 2秒における液体転移量は 24ml /mm 2であった。
なお、 プリストゥ法による測定は、 23 °C± 1 °C 50 % ± 2 % R H の条件で 行った。 試料は、 上記条件に 2時間以上なじませたものを用いた。
-基材 2 :上質紙
プリストゥ法で測定した 20 m 1 /mm 2となる時間は 0. 8秒、接触時間 2秒 における液体転移量は 28ml /mm 2であった。
なお、 プリストゥ法による測定は、 23 °C± 1 °C 50 % ± 2 % R H の条件で 行った。 試料は、 上記条件に 2時間以上なじませたものを用いた。
-基材 3 :親水性処理 P E Tフィルム
表面に、親水性樹脂を塗布した PETフィルムを作製した。 プリストゥ法で測定 した 2 Om 1 /mm2となる時間は 2秒以上、接触時間 2秒における液体転移量は 15m l /mm であった。
なお、 ブリストウ法による測定は、 23°C± 1°C 50%± 2%RH の条件で 行った。 試料は、 上記条件に 2時間以上なじませたものを用いた。
(3) インクジェット記録
実施例 1
ピエゾタイプのインクジェット記録装置にて、 基材にイェロー (γ)、 マゼンタ (Μ)、 シアン (C)、 ブラック (K) の一次色、 二次色を配した画像パターンを記 録し、 紫外線照射を行った。
記録密度は 720 d p i (d p iとは、 2. 54 cm当たりのドット数)、 1色 当たりのベタ付着最大量は 20 m 1 / c m 各色のィンク着弾から紫外線照射ま では、 最大 1秒以内とし、 紫外 f泉照射はゥシォ製 S P 5光源 (3 6 5 n m)、 記録 面照度 1 0 0 0 mW/ c m 2にて行った。
-評価基準
インク濃度
〇:ベタ部の濃度が高い
X :基材にインクが浸透し、 不鮮明、 かつ濃度が低い
滲み
〇:色間の滲みがなく、 グラデーションも滑らカ。
△:若干にじみ、 グラデーションの一部がざらつく
X :色間の滲みがあり、 グラデーションにざらつきが目立つ
〇 :モノマー臭が僅かに感じられる程度
X :未反応モノマーが多くモノマー臭が強い
乾燥性
〇:紫外線照射後、 速やかにインクが固化し、 表面タックが減少する
X :紫外線照射後もインク面には表面タックが残る
結果を下記に示す。
インク濃度 滲み 臭気 乾燥性
基材 1 〇 〇 〇 〇
基材 2 X Δ X 〇
基材 3 〇 Δ 〇 X
実施例 2
実施例 1と同様に画像パターン記録を行ったが、紫外線照射までの時間を最大 0 秒と短縮するよう紫外線照射装置を配置し評価した
結果を下記に示す。
インク濃度 滲み 臭 乾燥性
基材 1 〇 〇 〇 〇
基材 2 〇 〇 〇 〇
基材 3 〇 △ 〇 X
実施例 3
実施例 1と同様に画像パターン記録を行った力 紫外線照射までの時間を最大 秒とし紫外線照射装置を配置、 評価した。
結果を下記に示す。
インク濃度 滲み 夭' 5¾ 乾燥性
基材 1 X Δ X 〇
基材 2 X △ X 〇
基材 3 〇 X 〇 X
実施例 4
実施例 1と同様に画像パターン記録を行った力 紫外線照射までの時間を最大 秒となるよう紫外線照射装置を配置し評価を行つた。
結果を下記に示す。
ίンク濃度 滲み 5¾ 乾燥性
基材 1 X △ X 〇
基材 2 X △ X 〇
基材 3 〇 X 〇 X
上記評価結果から明らかな如く、実施例 1における基材 1、実施例 2における基 材 1及び 2の様に、基材の液体転移量が 2 0 m lノ m 2未満の接触時間内に紫外線 を照射したものは、 、ずれの特性も良好であることがわかる。
実施例 5
実施例 2で作製した記録物を遠赤外線ヒーターにて乾燥を行った。その結果、基 材 1、 2および基材 3のサンプルは、画像の強度が向上し、指で擦っても傷が付か なかつた。 しかし、基材 3は、接触時間 2秒における液体転移量が 1 5 m l /mm とやや少ないため、 より長時間乾燥させないと、 画像の強度は向上しなかった。 産業上の利用可能性
本発明により、水性媒体からなる U V硬化ィンクと、水性媒体吸収性の基材を用 いているにかかわらず、画像滲みや硬化不良、乾燥負荷が改善されたインクジエツ ト記録方法を提供することが出来る。

Claims

請求の範囲
1 . 7j性媒体中に少なくとも色材、紫外線重合性物質、光重合開始剤を含有する 紫外線硬化性ィンクを用いて、基材にィンクジェットにて記録する記録方法におい て、該ィンクが該基材に着弾してから、該基材に対する該ィンクのプリストゥ法に よる液体転移量が 2 0 m l /mm 未満となる接触時間内に紫外線を照射するこ とを特徴とするインクジエツト記録方法。
2 . プリストゥ法による基材とインクの接触時間が 2秒のときの液体転移量が 2 O m l Zmm 2以上であることを特徴とする請求の範囲第 1項に記載のインクジ ェット記録方法。
3 . 紫外線硬化後に、水性媒体を除去する工程を備えたことを特徴とする請求の 範囲第 1項に記載のィンクジェット記録方法。
4 . 紫外線硬化後に、水性媒体を除去する工程を備えたことを特徴とする請求の 範囲第 2項に記载のィンクジエツト記録方法。
PCT/JP2003/016152 2002-12-19 2003-12-17 インクジェット記録方法 WO2004056579A1 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE60321382T DE60321382D1 (de) 2002-12-19 2003-12-17 Tintenstrahlaufzeichnungsverfahren
US10/538,329 US7429103B2 (en) 2002-12-19 2003-12-17 Method of inkjet recording
EP03780821A EP1574352B1 (en) 2002-12-19 2003-12-17 Method of inkjet recording

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002368029 2002-12-19
JP2002-368029 2002-12-19

Publications (1)

Publication Number Publication Date
WO2004056579A1 true WO2004056579A1 (ja) 2004-07-08

Family

ID=32677105

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
PCT/JP2003/016152 WO2004056579A1 (ja) 2002-12-19 2003-12-17 インクジェット記録方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7429103B2 (ja)
EP (1) EP1574352B1 (ja)
DE (1) DE60321382D1 (ja)
WO (1) WO2004056579A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010280828A (ja) * 2009-06-04 2010-12-16 Mimaki Engineering Co Ltd インクおよびインクジェットプリンタ並びにプリント方法

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4637525B2 (ja) * 2004-07-27 2011-02-23 富士フイルム株式会社 インクジェット記録用インク、及び、それを用いた画像形成方法
WO2006088158A1 (ja) * 2005-02-18 2006-08-24 Seiko Epson Corporation 水性インク組成物及び水性インク組成物用ウレタン樹脂組成物
CA2598569A1 (en) * 2005-02-24 2006-08-31 Basf Aktiengesellschaft Pigments that are at least partially sheathed in radiation-curable polyurethane, their production and use
JP6047904B2 (ja) 2012-03-28 2016-12-21 セイコーエプソン株式会社 インクジェット記録方法、光硬化型インクジェットインク組成物、インクジェット記録装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05186725A (ja) * 1992-01-10 1993-07-27 Seiko Epson Corp インクジェットプリンタ用インクおよびその印字機構
JP2000117960A (ja) 1998-10-16 2000-04-25 Canon Inc インクジェット印刷方法
WO2002018144A1 (fr) * 2000-08-31 2002-03-07 Riso Kagaku Corporation Imprimante a jet d'encre et procede d'impression sur film epais
JP2002137375A (ja) * 2000-10-31 2002-05-14 Riso Kagaku Corp インクジェットプリンタ及び該プリンタのインク硬化方法
JP2002275404A (ja) * 2001-03-22 2002-09-25 Canon Inc インクジェット用インク及びかかるインクを用いたインクジェット記録装置
JP2002275403A (ja) * 2001-03-21 2002-09-25 Seiko Epson Corp インク組成物およびその製造方法、インクジェット記録装置、記録方法、並びに記録媒体

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5213873A (en) * 1989-10-20 1993-05-25 Oji Paper Co., Ltd. Aqueous ink-jet recording sheet
US20030194539A1 (en) * 2001-08-08 2003-10-16 Hidenobu Ohya Ink-jet recording medium and ink-jet image forming method using the recording medium
US6786589B2 (en) * 2002-03-27 2004-09-07 Konica Corporation Ink jet printer, ink jet head, and image forming method

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05186725A (ja) * 1992-01-10 1993-07-27 Seiko Epson Corp インクジェットプリンタ用インクおよびその印字機構
JP2000117960A (ja) 1998-10-16 2000-04-25 Canon Inc インクジェット印刷方法
WO2002018144A1 (fr) * 2000-08-31 2002-03-07 Riso Kagaku Corporation Imprimante a jet d'encre et procede d'impression sur film epais
JP2002137375A (ja) * 2000-10-31 2002-05-14 Riso Kagaku Corp インクジェットプリンタ及び該プリンタのインク硬化方法
JP2002275403A (ja) * 2001-03-21 2002-09-25 Seiko Epson Corp インク組成物およびその製造方法、インクジェット記録装置、記録方法、並びに記録媒体
JP2002275404A (ja) * 2001-03-22 2002-09-25 Canon Inc インクジェット用インク及びかかるインクを用いたインクジェット記録装置

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
See also references of EP1574352A4

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010280828A (ja) * 2009-06-04 2010-12-16 Mimaki Engineering Co Ltd インクおよびインクジェットプリンタ並びにプリント方法
US8529054B2 (en) 2009-06-04 2013-09-10 Mimaki Engineering Co., Ltd. Ink, inkjet printer, and method for printing

Also Published As

Publication number Publication date
EP1574352A1 (en) 2005-09-14
EP1574352A4 (en) 2006-06-07
US7429103B2 (en) 2008-09-30
US20060055752A1 (en) 2006-03-16
DE60321382D1 (de) 2008-07-10
EP1574352B1 (en) 2008-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4849147B2 (ja) 記録装置及び記録材料
KR101782167B1 (ko) 인쇄시 기재상에 이미지를 형성하는 장치 및 방법
US8530538B2 (en) Ink composition
US8556404B2 (en) Photocurable ink composition for ink jet recording, ink jet recording method, and recorded material
US7909452B2 (en) Recording apparatus and recording material
JP4051928B2 (ja) 画像形成方法及び画像形成装置
JP2003292855A (ja) インクジェット記録用インクおよび画像形成方法
JPWO2006129530A1 (ja) 紫外線硬化型インクジェットインク、インクジェット記録方法及びインクジェット記録装置
JP2003145745A (ja) インクジェット記録方法及び記録装置
JP5652744B2 (ja) インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法
JP2011173405A (ja) インクジェット記録システムおよび記録方法
JP2011046115A (ja) 画像記録装置
JP2002225415A (ja) インクジェット印刷方法、印刷装置、及びこの方法で形成された印刷物
JP2009072975A (ja) 記録装置
WO2004056579A1 (ja) インクジェット記録方法
JP2004209976A (ja) インクジェット記録方法
JP5924430B2 (ja) インクジェット記録システムおよび記録方法
JP5888395B2 (ja) インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法
JP2005153384A (ja) 水性硬化型インクジェット用インクを用いる記録方法
JP2020062757A (ja) インクジェット印刷装置、インクジェット印刷方法
US20230256753A1 (en) Ink jet printing method, ink jet printing apparatus, method of producing porous body, and apparatus for producing porous body
JP2004291417A (ja) 画像記録方法及び画像記録装置
JP5321350B2 (ja) 画像記録装置
JP2005246777A (ja) インクジェット記録方法
JP5359451B2 (ja) 記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
AK Designated states

Kind code of ref document: A1

Designated state(s): US

AL Designated countries for regional patents

Kind code of ref document: A1

Designated state(s): AT BE BG CH CY CZ DE DK EE ES FI FR GB GR HU IE IT LU MC NL PT RO SE SI SK TR

121 Ep: the epo has been informed by wipo that ep was designated in this application
ENP Entry into the national phase

Ref document number: 2006055752

Country of ref document: US

Kind code of ref document: A1

WWE Wipo information: entry into national phase

Ref document number: 10538329

Country of ref document: US

WWE Wipo information: entry into national phase

Ref document number: 2003780821

Country of ref document: EP

WWP Wipo information: published in national office

Ref document number: 2003780821

Country of ref document: EP

WWP Wipo information: published in national office

Ref document number: 10538329

Country of ref document: US

WWG Wipo information: grant in national office

Ref document number: 2003780821

Country of ref document: EP