JP2009132081A - 伸縮性積層体及びそれを用いた物品 - Google Patents

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    • A61F13/4902Form-fitting, self-adjusting disposable diapers with elastic means characterised by the elastic material

Abstract

【課題】伸縮特性、フィルム耐久性、及び生産性に優れた伸縮性積層体の提供。
【解決手段】エラストマー組成物を含む層3及び不織布1,2を含む、伸縮性積層体10であって、エラストマー組成物は、(a)ポリウレタンエラストマー、(b)スチレン−イソプレン−スチレン共重合体、及び(c)エラストマー組成物の量に対して0質量%以上且つ4質量%未満のタッキファイヤーを含み、(a)成分の量は、(a)及び(b)成分の合計量に対して90〜99.9質量%であり、(b)成分の量は、(a)及び(b)成分の合計量に対して0.1〜10質量%である、伸縮性積層体。
【選択図】図1

Description

本発明は、伸縮性積層体、及びそれを用いた物品(特に、下着等の衣類や使い捨ておむつ等の衛生用品)に関する。
下着等の衣服や使い捨ておむつ等の衛生用品において、それらの物品の取り扱い性、着用感(フィット感)などを改善するため、例えば腰などの部位に伸縮性をもった材料が使用されている。例えば、着用時、腰部をメカニカルファスナーで締結して使用する、いわゆるオープンタイプの使い捨ておむつにおいて、そのメカニカルファスナーの取り付け部位(イヤ部)に伸縮性材料が用いられている。伸縮性材料は適度の伸縮性を有するため、使い捨ておむつの着用及びメカニカルファスナーの締結が容易となる。また、伸縮性材料は適度の柔軟性を有するため、おむつを長時間着用した場合でも皮膚に対する悪影響が少ない。
かかる伸縮性材料として、熱可塑性ポリウレタン樹脂40〜70重量%、エチレンープロピレン−ジエン共重合体10〜25重量%、低密度ポリエチレン系樹脂10〜25重量%、不飽和カルボン酸もしくはその誘導体で変性されたスチレンの比率が30重量%以下のスチレン系エラストマー5〜20重量%及び末変性スチレン系エラストマー0〜20重量%からなる熱可塑性ポリウレタン組成物(特許文献1)、及び(a)熱可塑性ポリウレタン樹脂40〜60重量%、(b)エチレン−プロピレン−ジエン共重合体10〜30重量%、(c)低密度ポリエチレン系樹脂10〜30重量%、(d)不飽和カルボン酸もしくはその誘導体で変性されたスチレンの比率が30重量%以下のスチレン系エラストマー10〜30重量%、及び(e)未変性スチレン系エラストマー2〜10重量%からなる熱可塑性ポリウレタン樹脂組成物(特許文献2)が知られている。
また、延伸性部分を形成する積層体の少なくとも一部分にわたって実質的に連続的に少なくとも1つの不織ウェブ層に直接接着したエラストマーフィルムを含む、押出接着された不織弾性フィルム積層体であって、前記延伸性部分が少なくとも一方向に延伸性であり、少なくとも250パーセントの破断点伸び率、300N/cm2より大きい100パーセント伸び率における応力(S1)、100パーセント伸び率より大きい有用な伸長範囲を有する、押出接着された不織弾性フィルム積層体が知られている(特許文献3)。
更に、少なくとも一方の面に不織布が接合された芯材を含んでなる伸縮性積層体であって、前記芯材が、15〜45%のスチレン含率を有するスチレン系エラストマーからなり、前記不織布が、前記芯材に連続して接合されてなり、前記積層部材を100%延伸したときに、その延伸の前後において前記芯材からの剥離又は破断を生じることがなく、かつ前記不織布の50%延伸時における応力は、CD方向で3N/25mm以下であり、そして前記積層部材を100%延伸させ応力をフリーとして元の状態に戻した(第1回延伸)後、再び100%延伸させたとき(第2回延伸)に、第1回延伸の50%延伸時点での応力(A)と第2回延伸の50%延伸時点の応力(B)の比(A/B)が3.0以下である、伸縮性積層体も知られている(特許文献4)。
特開平7−138470号公報 特開平8−41317号公報 特表2003−520705号公報 特開2007−230180号公報
本明細書においては、エラストマー組成物を含む層及び不織布を含む、伸縮性積層体であって、エラストマー組成物は、(a)ポリウレタンエラストマー、(b)スチレン−イソプレン−スチレン共重合体、及び(c)エラストマー組成物の量に対して0質量%以上且つ4質量%未満のタッキファイヤーを含み、(a)成分の量は、(a)及び(b)成分の合計量に対して90〜99.9質量%であり、(b)成分の量は、(a)及び(b)成分の合計量に対して0.1〜10質量%である、前記伸縮性積層体が提供される。
また、本明細書においては、伸縮性積層体を含む物品が提供される。
本明細書によると、伸縮特性、耐久性、及び生産性に優れた伸縮性積層体を得ることが可能となる。
以下、本明細書では、好適な実施形態に基づいて、より詳細な説明を行う。上述の通り、伸縮性積層体は、(a)ポリウレタンエラストマー、(b)スチレン−イソプレン−スチレン共重合体、及び(c)タッキファイヤー(任意成分)を含むエラストマー組成物を含む層、及び不織布を含む。
まず、エラストマー組成物に含まれるポリウレタンエラストマー((a)成分)について説明する。ポリウレタンエラストマーは、長鎖ポリオール又は短鎖ポリオール等のポリオール成分と、ジイソシアネート等のイソシアネートとを重付加反応することにより得られ、分子内にウレタン結合を有している。ポリオールとしては、ポリエステル系、アジペート系、ポリエーテル系、ポリカプロラクトン系等のポリオールが使用可能である。
長鎖ポリオールとしては、ポリエーテルジオール(例えば、ポリ(オキシテトラメチレン)グリコール、ポリ(オキシプロピレン)グリコール)、又はポリエステルジオール(例えば、ポリ(エチレンアジペート)グリコール、ポリ(1,4−ブチレンアジペート)グリコール、ポリ(1,6−ヘキシレンアジペート)グリコール、ポリ(ヘキサンジオール−1,6−カーボネート)グリコール)などが挙げられる。短鎖ポリオールとしては、エチレングリコール、1,3−プロピレングリコール、ビスフェノールA、1,4−ブタンジオール、1,4−ヘキサンジオールなどが挙げられる。
ジイソシアネートとしては4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、トルエンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネートなどが挙げられる。
ある態様においては、ポリウレタンエラストマーのショアーA硬度(JIS A硬度)を60〜95にすることができる。ポリウレタンエラストマーのショアーA硬度(JIS A硬度)が60〜95の範囲にあると、エラストマー組成物を溶融してフィルムに製膜する際の膜安定性を高めることができ、また、良好な伸縮柔軟性を有するフィルムを得ることができる。
ある態様においては、2種以上のポリウレタンエラストマーを組み合わせて使用してもよい。
例えば、使用可能なポリウレタンエラストマーとして、PANDEX(商標)T−1575N(DICバイエルポリマー株式会社製)、エラストラン(商標)ET−680(BASFジャパン株式会社製)、ミラクトラン(商標)E675(日本ポリウレタン株式会社製)等の市販品が挙げられる。
次に、エラストマー組成物に含まれるスチレン−イソプレン−スチレン共重合体((b)成分)について説明する。スチレン−イソプレン−スチレン共重合体(以下、「SIS共重合体」と表す場合がある)としては、フィルムの強度及び伸縮柔軟性の観点から、スチレン含率が15〜45%のものが好ましい。
SIS共重合体のメルトフローレート(200℃、5.0kg)は、流動性(加工性)及びエラストマー組成物を層状にした際のフィルム安定性の点から高い方が好ましく、ある態様においては10〜45とすることができる。また、ある態様においては、SIS共重合体のメルトフローレートの下限を20、上限を40とすることができる。
SIS共重合体としては、未変性タイプのものも、変性タイプのものも使用できる。変性SIS共重合体は、例えばSIS共重合体に不飽和カルボン酸もしくはその誘導体を付加反応(例えばグラフト化)させることにより得ることができる。具体的には、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、アクリル酸、クロトン酸、エンド−ビ−シクロ−[2,2,1]−5−ヘプテン−2,3−ジカルボン酸、シス−4 −シクロヘキセン−1,2−ジカルボン酸およびそれらの無水物、イミド化物などが挙げられる。
ある態様においては、SIS共重合体として、3個以上の分岐骨格を有するSIS共重合体を使用することもできる。
また、ある態様においては、2種以上のSIS共重合体を組み合わせて使用してもよい。
例えば、使用可能なSIS共重合体として、クレイトンD1114P、クレイトンD1117P(クレイトンポリマー・ジャパン株式会社製)、Vector 4111(DexcoPolymer社製)等の市販品が挙げられる。
エラストマー組成物は、(a)成分及び(b)成分に加え、任意成分として、タッキファイヤー((c)成分)を含んでいてもよい。
タッキファイヤーとしては、ポリウレタンエラストマーの構造を壊さず、またSIS共重合体との相溶性の良いものが好ましい。ロジン系、テルペン系、石油系のもの等を使用することができる。2種以上のタッキファイヤーを組み合わせて使用してもよい。
ある態様においては、タッキファイヤーの軟化点を40〜160℃、又は70〜160℃の範囲とすることができる。
例えば、ロジン系タッキファイヤーとしてパインクリスタル(商標)(荒川化学工業株式会社);テルペン系タッキファイヤーとしてYSポリスター(商標)(ヤスハラケミカル);石油系タッキファイヤーであるウイングタックプラス(商標)(CRAY VALLEY社製)及び、アルコン(商標)(荒川化学工業株式会社社製)等の市販品が使用可能である。
エラストマー組成物は、更に、各種の添加剤(酸化防止剤、耐候剤、紫外線吸収剤、着色剤、無機充填材、オイル等)を含むこともできる。但し、ある態様において、エラストマー組成物は、低密度ポリエチレン及びエチレン−プロピレン−ジエン共重合体を実質的に含まない。
次に、エラストマー組成物の配合について説明する。まず、任意成分であるタッキファイヤーの量は、エラストマー組成物の量に対して、0質量%以上、且つ4質量%未満である。タッキファイヤーを上記量の範囲でエラストマー組成物に添加した場合、エラストマー組成物を含む層を作製する際の生産性と、得られる層の引裂き強度とが改善される。また、ある態様においては、タッキファイヤーの量は0.2質量%〜0・8質量%とすることができる。
また、エラストマー組成物中、ポリウレタンエラストマー((a)成分)の量は、(a)及び(b)成分の合計量に対して90〜99.9質量%であり、SIS共重合体((b)成分)の量は、(a)及び(b)成分の合計量に対して0.1〜10質量%である。(a)及び(b)成分が上記範囲にあると、エラストマー組成物を含む層を作製する際の生産性や、得られる層の引裂き強度が改善される。ある態様においては、(a)成分の量を、(a)及び(b)成分の合計量に対して98〜99.5質量%、SIS共重合体((b)成分)の量は、(a)及び(b)成分の合計量に対して0.5〜2質量%の範囲とすることができる。
また、ある態様においては、エラストマー組成物を含む層の引裂き強度の観点から、(a)及び(b)成分の合計量を、該エラストマー組成物の量に対して96質量%以上とすることができる。
続いて、伸縮性積層体に含まれる不織布について説明する。不織布を構成する繊維材料について、特に制限はなく、従来から知られている種々の繊維材料から形成することができる。ある態様においては、伸縮性積層体の伸縮性及び強度の点から、ポリエステル繊維とポリオレフィン繊維を混紡したものが好ましい。混紡比については、特に制限はないが、ポリエステル繊維を主体とし、これにポリオレフィン繊維を混紡したものが、伸縮性及び強度の点から好ましい。ある態様においては、ポリエステル繊維とポリオレフィン繊維とを約95:約5〜約5:約95の重量比で混紡した混紡繊維が使用できる。また、ポリエステル繊維とポリオレフィン繊維の混紡比を、伸縮性積層体の延伸後の弾力性保持とデラミネーションしないバランスとを高度に実現できる約90:約10〜約15:約85質量比の範囲とすることができる。
不織布の製造方法に関しても、制限はない。上記材料を使用して、従来より知られる製法に基づき製造することができる。伸縮性積層体に良好な伸長性を与えるという観点から、スパンボンド法、スパンレース法などが好適である。スパンレース法は、得られる不織布に対して良好な肌触りを与えることができる。
以下、引き続いて、伸縮性積層体の構成について説明する。伸縮性積層体は、上記エラストマー組成物を含む層と不織布とを含む。また、かかるエラストマー組成物を含む層及び不織布に加えて、織布等の繊維状構造物や、ウレタンパウダー等の粉体を含むことができる。例えば、伸縮性積層体は、エラストマー組成物を含む層の片面に不織布等を設けたものでもよく、また、エラストマー組成物を含む層の両面に不織布等を設けた構造とすることもできる。エラストマー組成物を含む層は、その片面に設けられた不織布と共に、又は、不織布の間に挟み込まれた状態において、弾性的に伸縮可能となっている。
エラストマー組成物を含む層の厚さは、約5〜約65μmとすることができ、一層構造であっても、複数層構造であってもよい。複数層構造の場合、各層は異なるエラストマー組成物から構成することができる。不織布としては、約30μm〜約1mmの厚さのものを使用することができる。また、一般的に、不織布は、約20〜50gsmの目付けで使用することができる。なお、伸縮性積層体全体の厚さとしては、その使途などに応じて広い範囲で変更することができるが、一般的には約50μm〜約2mmの範囲で用いられる。
ここで、エラストマー組成物を含む層の両面に不織布を設けた構造とした場合を例にとって説明する。図1に模式的に示されるように、伸縮性積層体10は、第1の不織布1と、第2の不織布2とが、エラストマー組成物を含む層3の両面にそれぞれ設けられた構成を有している。第1の不織布1と第2の不織布2は、エラストマー組成物を含む層3の全面に連続して接合することができる。伸縮性積層体10は、通常、フラットな構造をもったシートの形態で提供される。第1及び第2の不織布は、それぞれ、同一の不織布材料からなっていてもよく、異なる不織布材料からなっていてもよい。また同様に、厚さや、目付けなども、第1及び第2の不織布において同一であってもよく、異なっていてもよい。
伸縮性積層体は、その全体を通じて同一の伸縮特性を有するよう構成してもよく、二種以上の異なる伸縮特性を有する領域を有するように構成してもよい。また、伸縮性を有する伸縮性領域と、伸縮性を有しない非伸縮性領域とを組み合わせた構成にすることも可能である。1つの伸縮性積層体においてこのように伸縮性の領域をコントロールすることで、伸縮性積層体の特性に変化を持たせたり、取り扱い性を改善することができる。このような構成を有する伸縮性積層体の製造方法については、後述する。
例えば図2に示すように、伸縮性積層体10の中央部を伸縮性領域Aとし、その両端部を非伸縮性領域Bとすると、伸縮性積層体10の使い捨ておむつ100への取り付けやメカニカルファスナー120の取り付けを容易に行なうことができ、伸縮性積層体10の特性や使用感なども好適に保持することができる。
ある態様においては、伸縮性積層体は、エラストマー組成物を含む層が115%以上の破断伸度を有している。
伸縮性積層体は、エラストマー組成物を含む層、及び不織布を別々に作製し、その後に積層するという工程により製造することができる。また、エラストマー組成物を含む層、及び不織布を同時溶融押出ラミネート法によって一体的に成形することにより製造することもできる。エラストマー組成物を含む層及び不織布からなる2層構造の積層体も、第1の不織布、エラストマー組成物を含む層及び第2の不織布からなる3層構造の積層体も、同時溶融押出ラミネート法にて作製可能である。
同時溶融押出しラミネート法については、いろいろなプロセスがあるが、例えば図3に示すような一連のプロセスによって、伸縮性積層体を製造することができる。供給ロール21には第1の不織布1が巻き取られており、矢印で示すように、一対のラミネート用のロール24及び25の間に送り出される。一方、供給ロール22には第2の不織布2が巻き取られており、矢印で示すように、冷却ロール25及びニップロール24の間に送り出される。冷却ロール25及びニップロール24は、それぞれ、ほぼ平滑な表面を有するカレンダーロール及びゴムロールから形成することができる。エラストマー組成物を含む層3は、押出機(図示せず)に接続されたダイ(通常、Tダイ)23から溶融流の形で送り出され、第1の不織布1と第2の不織布2の間に案内され、ここで冷却され、固化される。なお、エラストマー組成物を含む層が多層構造である場合には、2個もしくはそれ以上の押出機を使用して、ダイ23からエラストマー組成物を含む層3を多層の溶融流の形で送り出すことができる。
第1の不織布1、エラストマー組成物を含む層3、及び第2の不織布2は、図示される通り、冷却ロール25及びニップロール24により積層され、一体化される。得られたシート状の積層体は、引張りロール26によって引張り応力を与えられるので、冷却ロール25の外周を矢印の方向に案内される。このようにして製造された伸縮性積層体10は、引張りロール26のところで方向転換させられた後、矢印の方向に案内され、巻き取りロール(図示せず)に巻き取られる。
このようにして得られる伸縮性積層体は、エラストマーフィルムの製造工程と、エラストマーフィルムと第1の不織布及び第2の不織布とのラミネート工程とを同時に行うことで製造できるので、コストパフォーマンスにすぐれている。
なお、上記のようにして同時溶融押出しラミネート法によって伸縮性積層体を製造する場合、伸縮性を有する伸縮性領域と伸縮性を有しない非伸縮性領域とを有する伸縮性積層体とするために、エラストマー組成物を含む層と不織布とが強く接合されている部分と、エラストマー組成物を含む層と不織布とが弱く接合されている部分とを含むような構成にしてもよい。その手段としては、溶融押出しによってTダイから押し出されたエラストマー組成物の溶融流(溶融ポリマー)を第1及び第2の不織布で挟み込み、その一面又は両面から特定の凸パターンを有するニップロールで押さえ、ポリマーを冷却固化させる方法が用いられる。凸パターンの形状としては、楕円柱形状、ドット形状、ダイヤ形状、文字形状等が挙げられる。この場合、凸パターン部によってニップされた領域は、不織布とエラストマーフィルムが強く結合される。強く結合された部分が密に存在すると、非伸縮性領域を形成し、一方、強く結合された部分が疎であると、伸縮性領域となる。また、水蒸気透過性を付与するため、得られた伸縮性積層体に対してヒートニードル加工を施し、水蒸気透過に適度の細孔(パーフォレーション)を伸縮性積層体に付与することもできる。
本発明による伸縮性積層体及び物品は、それぞれ、いろいろな形態で有利に実施することができる。本明細書に記載される伸縮性積層体は、下着等の衣類、使い捨ておむつ等の衛生用品(例えば、使い捨ておむつにおけるメカニカルファスナーを取付けるイヤ部)、伸縮性のサポーター、マスクの耳かけ部等に使用することが可能である。以下、伸縮性積層体を、使い捨ておむつにおけるメカニカルファスナーを取付けるイヤ部として使用した例について説明する。
図2は、本明細書における伸縮性積層体10をイヤ部110に備えたオープンタイプの使い捨ておむつ100の斜視図である。使い捨ておむつ100は、外側の液体不透過性のポリマーフィルム124と内側の液体吸収層126とを含む矩形のラミネート122から構成されている。ラミネート122の内部には、図示されないが、液体吸収性の高分子吸収体が収納されている。また、外側のポリマーフィルム124には、おむつの着用時、メカニカルファスナー120のフック材125を係止しておむつを着用者に固定するため、ループ材132が取り付けられている。ここで、フック材125は、マッシュルーム形の断面形状を有する微細な突起物の集まりからなり、また、ループ材132は、その表面組織にフック材125が絡み合い可能な織布もしくは不織布からなる。
図2の使い捨ておむつ100の場合、そのイヤ部110において伸縮性積層体10が使用されているので、おむつの着用が容易に、すばやく可能であり、また、着用後は、伸縮性積層体10に柔軟性があり、肌触りがよいので、乳幼児から老人、病人にいたるまで、快適に着用することができ、肌荒れなどの問題もない。また、使い捨ておむつ100では、ループ材132からのフック材125の引き剥がし及びフック材125の再係止を繰り返すことがあるが、伸縮性積層体10は、繰り返しの伸縮において弾力性の低下が小さく、不織布の層剥離やエラストマー組成物を含む層の裂断を生じることもない。
以下、実施例を用いて更に詳細に説明するが、これらの実施例に限定されるものではない。
[エラストマー組成物から構成されるフィルムの作製]
(実施例1〜11、比較例1〜5)
Tダイ1軸溶融押出し機とチルロールとからなるフィルム製造装置(田辺プラスチック機械工業株式会社製、型番:VS30)を用いて、エラストマー組成物から構成されるフィルムを作製した。表1〜2に示す配合比でポリウレタンエラストマー(TPU)、スチレン−イソプレン−スチレン共重合体(SIS)、及びタッキファイヤー(TF)をドライブレンドしてエラストマー組成物とし、200℃に加熱されたTダイ1軸押出し機に投入した。ポリウレタンエラストマーとしては、DICバイエルポリマー株式会社製PANDEX(商標)T−575X(A硬度:75、ペレット状)を、スチレン−イソプレン−スチレン共重合体としてはクレイトンポリマージャパン株式会社製クレイトンD−1117(ペレット状)を、タッキファイヤーとしては、石油系タッキファイヤー(商品名:アルコン(商標)P125、荒川化学工業株式会社製、軟化点:125℃)をそれぞれ使用した。続いて、Tダイ1軸押出し機の押出し回転数を20rpm、ロールの引き取り速度を3mpmとし、Tダイ1軸押出し機のTダイから押出したフィルム状溶融体を、20℃にコントロールしたチルロールとニップロールとの間に導入し、次いで冷却固化し、厚さが30μmであるフィルムを得た。
[Tダイ1軸溶融押出し機のモータトルク値]
押出し時におけるTダイ1軸押出し機のモータトルク値を、上記押出し機付属の電流計を用いて測定した。その結果を表1〜2に示す。ここで、実施例で使用するTダイ1軸押出し機を用いた場合、モータトルク値が12.5A以下となると、充分な押出し量が得られ、且つ、商業的規模での製造ラインスピードを確保できるため、生産性に優れていると判断した。
[フィルム特性評価]
上記実施例及び比較例で得られたフィルムについて、以下の方法により、フィルムの引裂強度(破断伸度)及び応力特性(伸縮性積層体とした場合の「フィット性」)を評価した。結果を表1〜2に示す。
<引裂強度>
得られたフィルムから、フィルムの長手方向(MD)50mm幅×幅方向(CD)150mm幅の試料を切り出した。次に、フェザーナイフを使用して、試料のCD方向中心部に、MD方向に10mmの切り込みを入れた。次に、試料をテンサイル試験機(株式会社島津製作所製、型番:AGIS)に、チャック間距離が50mmとなるような無張力の状態で、且つ、引っ張り方向がフィルムのCD方向となるように固定した。試料の固定後、100mm/分の速度で、試料が破断するまで延伸し、破断時における試料の伸度(破断伸度)(%)を測定した。
<応力特性(CD方向100%延伸サイクル)>
得られたフィルムから、フィルムの長手方向(MD)25mm幅×幅方向(CD)100mm幅の試料を切り出した。その試料を、チャック間が25mmとなるようにセットしたテンサイル試験機(株式会社島津製作所製、型番:AGIS)に、試料のCD方向が引張方向となるように固定した。次いで、試料を300mm/分の速度で100%まで延伸した後、300mm/分の速度で初期のチャック間距離まで戻した。この100%延伸状態から初期チャック間距離に戻る際、試料の伸度が50%(戻り応力50%)となる時の試料の強度(N)を測定した。
Figure 2009132081
Figure 2009132081
表1〜2において
*:質量%は、エラストマー組成物の量に対する値である。
**:質量%は、TPU及びSISの合計量に対する値である。
[伸縮性積層体の作製]
(実施例12〜15、比較例6)
ポリエステル繊維とポリプロピレン繊維とを混合(混合比;ポリエステル繊維:ポリプロピレン繊維=90:10)した伸長性スパンレース不織布(商品名:ST−30、ダイワボウポリテック社製)(目付:30gsm)を用い、図3に示したような同時溶融押出しラミネートプロセスによって、表3に示す工程条件(押出し温度(℃)及びニップ圧(MPa))に従い、エラストマー組成物を含む層及び不織布を含む伸縮性積層体を作製した。表3に示す配合比(それぞれ、実施例3、5、8及び9、並びに比較例3の配合比と同様)でTPU、SIS、TFを1軸押出し機に投入し、ドライブレンドした後、溶融押出しによってTダイからフィルム状溶融体を押出した。その後、Tダイから押出したフィルム状溶融体を第1の不織布と第2の不織布の間に案内した(第1と第2の不織布の間に挟み込んだ)。かかる第1の不織布/エラストマー組成物を含む層/第2の不織布の積層体を、チルロールとニップロール(ドット形状の凸パターンを有する)の間のニップに挿入して一体化し、冷却固化することで、不織布で挟まれた溶融エラストマー組成物を固化させ、第1の不織布/エラストマー組成物を含む層/第2の不織布の三層構造である伸縮性積層体を得た。得られた伸縮性積層体において、ニップロールの凸パターン部分でニップされた領域は、不織布とエラストマー組成物を含む層が強く接合され、それ以外の領域は弱く接合していた。また、得られた伸縮性積層体の厚さ(μm)を表3に示した。
[伸縮性積層体の物性評価]
上記実施例12〜15及び比較例6で得られた伸縮性積層体について、以下の方法により、伸縮性積層体の応力(CD方向、100%延伸サイクル)、デラミネーション、及び延伸保持力を測定した。結果を表3に示す。
<応力(CD方向100%延伸サイクル)>
得られた伸縮性積層体から、長手方向(MD)50mm幅×幅方向(CD)25mm幅の試料を切り出した。試料をテンサイル試験機(株式会社島津製作所製、型番AGIS)にチャック間距離が25mmとなるような無張力で、且つ試料のCD方向が引張方向となるように固定した。次いで、試料を300mm/分の速度で100%まで延伸した後、300mm/分の速度で初期のチャック間距離まで戻した(回復)。試料を延伸する際、試料の伸度が50%となる時の試料強度A(1回目50%応力・延伸時)(N)を測定した。更に、この延伸サイクルをもう1度繰り返して、試料の延伸回復を行い、試料を延伸する際、試料の伸度が50%となる時の試料強度B(2回目50%応力・延伸時)(N)を測定した。ここで、A/Bの値が1に近いほど、伸縮性積層体として繰り返し使用した際のヒステリシス損失が少なく、伸縮性能が好ましいと判断される。
<デラミネーション>
上記延伸サイクルを2回繰り返した試料について、エラストマー組成物を含む層部分から直径1mmの針が通る程の浮き(デラミネーション)があるか観察した。また、上記延伸サイクルを10回行った試料についても同様に、デラミネーションを観察した。ここで、デラミネーションが観察されない場合を○、デラミネーションは観察されるが、直径1mmの針が通らない場合を△、デラミネーションが観察され、直径1mmの針が通る場合を×として評価した。
<延伸保持力>
得られた伸縮性積層体から、長手方向(MD)50mm幅×幅方向(CD)100mm幅の試料を作製した。試料全面に、熱針で幅方向8mm、長さ方向8mmのピッチで、直径約0.8mmの貫通穴を開けた。次いで、貫通穴を開けた後の試料について、MD方向の一端を固定し、他端の50mmの範囲(試料のMD方向全域)に500gの荷重をかけ、CD方向に伸ばした。このまま40℃雰囲気で1時間放置した後、試料に開けた穴の拡大や、穴からの破断が存在するか否か目視により確認した。穴の拡大が観察されない場合を○、穴の拡大(または裂け)が観察されたが、拡大後の穴の大きさが5mm以下である場合を△、穴の拡大(または裂け)が観察され、拡大後の穴の大きさが5mmを超える場合を×として、延伸保持力を評価した。
Figure 2009132081
本明細書における一実施形態を示す伸縮性積層体の断面図である。 伸縮性積層体をイヤ部に取付けた使い捨ておむつの斜視図である。 伸縮性積層体の製造プロセスを示した模式図である。
符号の説明
1 第1の不織布
2 第2の不織布
3 エラストマー組成物を含む層
10 伸縮性積層体
100 使い捨ておむつ
110 イヤ部
120 メカニカルファスナー
125 フック材
132 ループ材

Claims (5)

  1. エラストマー組成物を含む層及び不織布を含む、伸縮性積層体であって、
    エラストマー組成物は、(a)ポリウレタンエラストマー、(b)スチレン−イソプレン−スチレン共重合体、及び(c)エラストマー組成物の量に対して0質量%以上且つ4質量%未満のタッキファイヤーを含み、
    (a)成分の量は、(a)及び(b)成分の合計量に対して90〜99.9質量%であり、(b)成分の量は、(a)及び(b)成分の合計量に対して0.1〜10質量%である、
    前記伸縮性積層体。
  2. エラストマー組成物が、低密度ポリエチレン及びエチレン−プロピレン−ジエン共重合体を実質的に含まない、請求項1記載の伸縮性積層体。
  3. (a)及び(b)成分の合計量が、該エラストマー組成物の量に対して96質量%以上である、請求項1又は2記載の伸縮性積層体。
  4. エラストマー組成物を含む層が115%以上の破断伸度を有する、請求項1〜3のいずれか1項記載の伸縮性積層体。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項記載の伸縮性積層体を含む、物品。
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