JP2009130980A - 減速機構付き電動モータ - Google Patents

減速機構付き電動モータ Download PDF

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Abstract

【課題】グリス切れによるウォームホイールとギヤハウジングの磨耗を生じにくくする。
【解決手段】減速機構ケース15は、有底筒状のウォームホイール収容部24を備え、その底壁24aの中央には、大径部22aと小径部22bとかなる支軸22を立設してある。ウォームホイール収容部24の底壁24aには、ウォームホイール23のボス部23aに当接すべく支軸22の大径部22aに隣接して設けたリング状の係止段部24bと、ウォームホイール23の歯部23cの端面と対向するリング状の突起24cとを形成してある。ボス部23aの端面には、放射状のスリット(グリス溜り部)23jを周方向に等間隔で複数個形成してあり、歯部23cのギヤハウジング底壁側の端面にも同様のスリット23mを形成してある。
【選択図】図2

Description

本発明は、減速機構ケースの壁面に設けた支軸に歯車を回動自在に支持した減速機構付き電動モータに関する。
自動車のワイパ装置やパワーウインド装置などのアクチュエータとして、モータ本体と減速機構を一体化した減速機構付き電動モータが使用されている。この種のモータは、軽量化の要請が強く、減速機構の歯車に樹脂製のものを用いている。例えば、特許文献1に示すパワーウインドモータでは、減速機構ケースの壁部に設けた支軸に樹脂製のウォームホイールを回動自在に支持し、これにウォームを噛合させた減速機構を設けてある。
特開2006−320151号公報
このパワーウインドモータでは、減速機構ケースの支軸に嵌装されるウォームホイールの円筒状ボス部の端面が減速機構ケースの壁部に押し付けられながら回転するが、その摺動性を円滑にするためにボス部端面と減速機構ケースとの間にグリスが塗布されている。そのため、パワーウインドモータの回転駆動に伴い、グリスが周囲に飛散すると、ボス部と減速機構ケースのいずれかの部品が磨耗し、円滑な動作が害されたり、異音が発生したりする原因となる恐れがある。
本発明の目的は、グリス切れによる部品の磨耗を生じにくくすることにある。
本発明の減速機構付き電動モータは、一端が開口する有底筒状に形成されるモータケースと、該モータケース内に回転自在に軸支される回転子とからなるモータ本体と、該モータ本体に連結されるとともに、前記回転子の軸心と直交する方向に出力部を有し、内部に減速機構が収容される減速機構ケースと、該減速機構ケースの前記出力部の軸方向一方側の壁面に設けた支軸に回動自在に支持され、前記回転子の回転を減速して出力部に出力する歯車とを備えた減速機構付き電動モータであって、前記歯車には、前記支軸と摺接する摺接部の軸方向端面に溝部が設けられ、該溝部を前記減速機構ケースの壁面に対向するよう配置したことを特徴とする。
本発明の減速機構付き電動モータは、前記歯車には、その外周面に設けられた歯部に近接した第2の溝部が設けられ、前記減速機構ケースの壁面には、前記第2の溝部と対向するリング状の突起が設けられていることを特徴とする。
本発明の減速機構付き電動モータは、前記各溝部は前記支軸の中心から放射状に延びるスリットであることを特徴とする。
本発明の減速機構付き電動モータは、前記スリットは前記支軸の周方向に略等間隔で複数個配置されていることを特徴とする。
本発明の減速機構付き電動モータは、前記歯車は前記支軸と摺接する摺接部と歯部との間が薄肉円板状の連結部で連結されたものであって、前記溝部は、前記支軸との摺接部から前記連結部に至るよう成形されていることを特徴とする。
本発明の減速機構付き電動モータは、前記第2の溝部は前記歯部における前記連結部側から該歯部の歯面までの略中間部まで設けられていることを特徴とする。
本発明の減速機構付き電動モータは、前記歯車と前記減速機構ケースとは樹脂材料を用いて成形されていることを特徴とする。
本発明の減速機構付き電動モータは、前記減速機構付き電動モータは前記出力部の正逆回転によって車両の窓を開閉する窓開閉用モータであることを特徴とする。
本発明によれば、支軸と摺接する摺接部の軸方向端面に溝部が設けられるので、摺接部の軸方向端面に塗布されたグリスは、溝部内に保持され、グリス切れによるボス部や減速機構の壁面の磨耗が生じにくくなり、減速機構の耐久性の向上に役立つ。
また、本発明によれば、歯車の歯部に近接して第2の溝部が設けられるので、歯車の歯部付近に塗布されたグリスも、この第2の溝部内に保持され、グリス切れによる歯部や減速機構の壁面の磨耗が生じにくくなり、減速機構の耐久性の向上に役立つ。
また、本発明によれば、各溝部を支軸の中心から放射状に延びるスリットとしたので、塗布されたグリスを効果的に保持することが可能となる。
また、本発明によれば、スリットを支軸の周方向に略等間隔で複数個配置するようにしたので、塗布されたグリスを均等に保持することが可能となる。
また、本発明によれば、支軸と摺接する摺接部と歯部との間が薄肉円板状の連結部で連結された歯車においては、溝部を支軸との摺接部から連結部に至るよう成形するので、歯車の形状に係わらず、グリスを効果的に保持することが可能となる。
また、本発明によれば、第2の溝部を歯部における連結部側から歯部の歯面までの略中間部まで設けるようにしたので、歯部の成形やその機能に影響を及ぼすことなく、グリスを保持する溝を設けることが可能となる。
また、本発明によれば、歯車と減速機構ケースとを樹脂材料を用いて成形した場合においても、グリス切れによる磨耗を効果的に防止することが可能となる。
また、本発明によれば、減速機構付き電動モータを出力部の正逆回転によって車両の窓を開閉するための窓開閉用モータとした場合においても、窓の開閉を円滑に行うことが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の減速機構付き電動モータの実施形態であるパワーウインドモータの断面図、図2は図1のI−I線断面図、図3は図1に示したギヤハウジングの斜視図である。
このパワーウインドモータ11はモータ本体12と減速機構13を備え、これらを有底筒状のモータケース(ヨーク)14と樹脂製の減速機構ケース(ギヤハウジング)15に収容してある。モータケース14の内面にはマグネット16が固着してあり、その内側に回転子としてのアマチュア17が回転自在に軸支されている。アマチュア17は回転軸18を備え、その先端を減速機構ケース15内に突出させてある。アマチュア17のコイルは回転軸18に固定された整流子20を構成する各セグメントに接続され、整流子20にはモータケース14と減速機構ケース15の間に設けられたブラシホルダ19の各ブラシ19aが摺接することによって電流が供給され、アマチュア17がマグネット16との間で電磁力を生じて回転する。減速機構13は、回転軸18に一体的に設けられたウォーム21と、減速機構ケース15の壁面としての底壁24aの支軸22に支持されてウォーム21と噛合するウォームホイール23とからなる。
減速機構ケース15は、図3に示すように有底筒状のウォームホイール収容部24を備え、その底壁24aの中央には、大径部22aと小径部22bとかなる支軸22を立設してある。支軸22の大径部22aと小径部22bの双方には、肉盗み部25a,25b,25cが設けられており、肉盗み部25aは大径部22aの減速機構ケース15の開口の下側に、肉盗み部25bは大径部22aの開口の上側に、肉盗み部25cは減速機構ケース15の開口の上側に向けてそれぞれ形成され、減速機構ケース15を樹脂成形する際に樹脂の収縮によるヒケの発生を防止している。さらに、ウォームホイール収容部24の底壁24aには、ウォームホイール23の摺接部としてのボス部23aの端面に当接すべく支軸22の大径部22aに隣接配置されたリング状の係止段部24bと、ウォームホイール23の歯部23cの軸方向端面と対向するリング状の突起24cとが形成されている。そして、ウォームホイール収容部24の周壁24dの開口にリング状のリッド26を装着して、その内周側の開口部に設けられたシール部材27をウォームホイール23の出力部23eに弾性的に当接させることでパワーウインドモータ11の内外間をシールしている(図2参照)。
減速機構ケース15の底壁24aに立設された支軸22における小径部22bの大径部22a寄りの位置には、Oリング29が軽挿入されており、ウォームホイール23の出力部23eの内面に設けられた段部23lにおいて弾性的に当接することで、支軸22の小径部22bと出力部23eの摺接面から侵入した雨水がパワーウインドモータ11内部にまで浸入することを防止している。
図4は図1に示したウォームホイール23の斜視図、図5は図4のウォームホイール23を裏側から見た図である。図6(a)は図4のウォームホイールを矢印A方向からから見た図、(b)は(a)のII−II線断面図、(c)は(a)のIII−III線拡大断面図である。図7(a)は図6(a)の背面図、(b)は(a)のIV−IV線断面図である。
ウォームホイール23は、炭素繊維等の強化繊維を含有する樹脂で成形されている。このウォームホイール23は、支軸22の大径部22aに挿通されるボス部23aと、外周面に歯面23bが形成された歯部23cと、歯部23cとボス部23aとの軸方向中間部位を径方向に連結する薄肉円板状の連結部23dと、支軸22の小径部22bに挿通されるようボス部23aから延設された出力部23eと、出力部23eの先端部に形成されたピニオン23fとを備えている。
連結部23dの軸方向両面には、ボス部23aと歯部23cとを連結する複数の補強リブ23gが等間隔で放射状に形成されている。そして、これら補強リブ23gを連結部23dの軸方向両面で周方向に半ピッチだけオフセットさせることで、少ない本数の補強リブ23gで歯部23cの強度バランスが確保できるようにされている。さらに、連結部23dの軸方向両面には、補強リブ23gよりも高さの小さい小リブ23hが補強リブ23gの軸方向反対側に位置するよう形成されている。つまり、連結部23dの軸方向両面には、補強リブ23gと小リブ23hを周方向に対して等間隔で交互に配置してある。
ボス部23aと歯部23cの連結部23d側に対向する面には、各小リブ23hの両端から斜めに立ち上がるテーパー部28が形成されている(図6(c)参照)。なお、ウォームホイール23の出力部23eには樹脂成形時におけるこの部位のヒケ発生防止用の肉盗み部23iを設けてある。
ボス部23aのギヤハウジング底壁24a側の端面には、図5に示すように溝部としての放射状のスリット(グリス溜り部)23jが周方向に等間隔で放射状に複数個形成されており、その一端は内周側のテーパー部23kまで達している。さらに、歯部23cのギヤハウジング底壁24a側の端面にも第2の溝部としてのスリット23mが放射状に形成されている。このスリット23mは、歯部23cにおける連結部23d側から歯部23cにまで突き抜けることなく、連結部23d側から歯部23cの歯面23bまでの略中間部までとされており、これにより、歯面23bの精度を悪化させることなくスリット23mを形成することが可能となっている。
ボス部23aと歯部23cの各スリット23j,23mは小リブ23hの延長線上に配置されている。なお、本実施の形態では、ボス部23a側のスリット23jをボス部23aの軸方向端面にのみに形成しているが、ウォームホイール23のボス部23aが減速機構ケース15の大径部22aと摺接する摺接面にまで延長させて形成するようにしてもよい。
このウォームホイール23では、連結部23dの軸方向両面で補強リブ23gの反対側に位置するよう高さの小さい小リブ23hが形成され、この小リブ23hがボス部23aと歯部23cとの間で均一に作用する梁として作用し、これによってボス部23aと歯部23cの真円度が向上し、成形精度を高めることができる。また、この小リブ23hは補強リブ23gよりも低く形成されているので、必要最小限の樹脂材をもって構成できる。
さらに、ボス部23aと歯部23cの連結部23d側に対向する面には、小リブ23hの両端から斜めに立ち上がるテーパー部28を形成してあるので、ボス部23aと歯部23cの強度向上に役立つ。
ところで、このパワーウインドモータ11は減速機構ケース15から突出するウォームホイール23の出力部23eに一体的に形成されたピニオン23fを動力伝達機構(図示せず)を介して車両のウインドガラスを昇降させるように構成されている。ウォームホイール23はボス部23aの軸方向端面を減速機構ケース15の底壁24aに形成されたリング状の係止段部24bに摺接するよう回転するので、ボス部23aと係止段部24bとの対向する面にグリスを塗布して摺動抵抗を小さくしている。そして、ウォームホイール23の回転駆動にともなって、グリスが周囲に飛散することがあっても、スリット23j内にグリスが保持されるので、グリス切れによるボス部23aや係止段部24bの磨耗が生じにくくなり、耐久性の向上に役立つ。
さらに、パワーウインドモータ11にピニオン23f側から荷重が逆入力された場合に、支軸22が樹脂製であることで支軸22が傾くことがあり、そうするとウォームホイール23も傾いて、歯部23cの端面が減速機構ケース15の突起24cに押し付けられることがあるが、ここにもグリス溜り部としてのスリット23mを設けてあるので、グリス切れによる歯部23cや底壁24aの磨耗が生じにくくなり、耐久性の向上に役立つ。
ところで、このウォームホイール23では、スリット23j,23mからグリスをウォームホイール23の摺動面に供給してウォームホイール23の磨耗を防止しているが、一般的にウォームホイール23と減速機構ケース15の材質は、同じ樹脂材料であってもその使用目的や成形性から異なる材料が用いられているため、長期にわたるウォームホイール23の回転駆動によって、次第にいずれかが先に磨耗することになる。そこで、ウォームホイール23を減速機構ケース15よりも磨耗し易い(硬度の低い)材料を選定しておくことで、仮にウォームホイール23が磨耗したとしても、ウォーム21との噛み合いは維持されることになって、減速機構13の動作に支障をきたす事が避けられる。この場合、例えば、ウォームホイール23の材料としてPOM(ポリアセタール、旭化成製)を、減速機構ケース15の材料としてPBT(ポリブチレンテレフタレート、ポリプラスチック社製)を使用することでその効果が期待できる。
図8はダンパ内蔵型のウォームホイールを示す斜視図、図9は図8のウォームホイールを裏側からみた図、図10はウォームホイールを構成する歯車本体の斜視図、図11は図8のウォームホイールの断面図で、図10のV−V線の位置に対応するもの、図12は図8のウォームホイールの断面図で、図10のVI−VI線の位置に対応するものである。
このウォームホイール30は、ボス部30aを備えた有底筒状の歯車本体30bと、歯車本体30bの開口を閉塞するフランジ30cを備えた出力部材30dとからなる。歯車本体30bの内部は図10に示すように径方向に延びる3つの隔壁30eによって扇形の空間30sが区画されており、各空間30sにはゴムダンパ31が収容されている。出力部材30dは、フランジ30cの歯車本体30b内部側面に突起30tが3個設けられ、これら各突起30tがゴムダンパ31を介して隔壁30eと係合するよう歯車本体30bと連結してある(図12参照)。なお、前述の実施の形態と同様に、歯部30fには歯面30gが形成され、出力部材30dにはピニオン30hが一体的に形成されている。
歯車本体30bの底壁30iは、図9に示すように、ボス部30aの端面と面一に連ねてあり、このボス部30aの端面に放射状のスリット(グリス溜り部)30jを周方向に等間隔で複数個形成してある。さらに、歯部30fにはボス部30a側のスリット30jの延長線上に位置してスリット30kが形成されている。なお、30l,30mは歯車本体30bの歯部30fに近接して円環状に設けられた溝であり、この溝30l,30mによってウォーム21とウォームホイール23との間で偏荷重が作用した場合に歯面30gが撓むことで、ウォームホイール30の破損を防止することができる。また、スリット30kは溝30mの径方向内外側に設けられている。
このウォームホイール30も、図4のウォームホイール23と同様にして図3の減速機構ケース15に組み付けられる。つまり、ウォームホイール30は、歯部30fの軸方向端面をギヤハウジング13の底壁24aの突起24cに対向させるとともに、ボス部30aの端面を係止段部24bに押し付けるよう回転するので、図4のウォームホイール23と同様の効果が期待できる。
本発明は以上の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、図4のウォームホイール23では、周方向に高さの異なる補強リブ23gと小リブ23hを配置してあるが、図13に示すように同じ高さの補強リブ23gを配置してもよい。なお、その他の構成要素は図4と同一であるので、同一符号を付してある。
本発明の減速機構付き電動モータの実施形態であるパワーウインドモータの断面図である。 図1のI−I線断面図である。 図1に示したギヤハウジングの斜視図である。 図1に示したウォームホイールの斜視図である。 図4のウォームホイールを裏側から見た図である。 (a)は図4のウォームホイールを矢印A方向からから見た図、同(b)は(a)のII−II線断面図、(c)は(a)のIII−III線拡大断面図である。 (a)は図6(a)の背面図、(b)は(a)のIV−IV線断面図である。 ダンパ内蔵型のウォームホイールを示す斜視図である。 図9は図8のウォームホイールを裏側からみた図である。 図8に示したウォームホイールを構成する歯車本体の平面図である。 図8のウォームホイールの断面図で、図10のV−V線の位置に対応するものである。 図8のウォームホイールの断面図で、図10のVI−VI線の位置に対応するものである。 図4の変形例を示す図である。
符号の説明
11 パワーウインドモータ
12 モータ本体
13 減速機構
14 モータケース(ヨーク)
15 減速機構ケース(ギヤハウジング)
16 マグネット
17 アマチュア
18 回転軸
19 ブラシホルダ
19a ブラシ
20 整流子
21 ウォーム
22 支軸
22a 大径部
22b 小径部
23 ウォームホイール
23a ボス部
23b 歯面
23c 歯部
23d 連結部
23e 出力部
23f ピニオン
23g 補強リブ
23h 小リブ
23i 肉盗み部
23j スリット
23k テーパー部
23l 段部
23m スリット
23n 内周面
24 ウォームホイール収容部
24a 底壁
24b 係止段部
24c 突起
24d 周壁
25a 肉盗み部
25b 肉盗み部
25c 肉盗み部
26 リッド
27 シール部材
28 テーパー部
29 Oリング
30 ウォームホイール
30a ボス部
30b 歯車本体
30c フランジ
30d 出力部材
30e 隔壁
30f 歯部
30g 歯面
30h ピニオン
30i 底壁
30j スリット
30k スリット
30l 溝
30m 溝
30s 空間
30t 突起
31 ゴムダンパ

Claims (8)

  1. 一端が開口する有底筒状に形成されるモータケースと、該モータケース内に回転自在に軸支される回転子とからなるモータ本体と、
    該モータ本体に連結されるとともに、前記回転子の軸心と直交する方向に出力部を有し、内部に減速機構が収容される減速機構ケースと、
    該減速機構ケースの前記出力部の軸方向一方側の壁面に設けた支軸に回動自在に支持され、前記回転子の回転を減速して出力部に出力する歯車とを備えた減速機構付き電動モータであって、
    前記歯車には、前記支軸と摺接する摺接部の軸方向端面に溝部が設けられ、該溝部を前記減速機構ケースの壁面に対向するよう配置したことを特徴とする減速機構付き電動モータ。
  2. 請求項1記載の減速機構付き電動モータにおいて、前記歯車には、その外周面に設けられた歯部に近接した第2の溝部が設けられ、前記減速機構ケースの壁面には、前記第2の溝部と対向するリング状の突起が設けられていることを特徴とする減速機構付き電動モータ。
  3. 請求項1または請求項2記載の減速機構付き電動モータにおいて、前記各溝部は前記支軸の中心から放射状に延びるスリットであることを特徴とする減速機構付き電動モータ。
  4. 請求項3記載の減速機構付き電動モータにおいて、前記スリットは前記支軸の周方向に略等間隔で複数個配置されていることを特徴とする減速機構付き電動モータ。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の減速機構付き電動モータにおいて、前記歯車は前記支軸と摺接する摺接部と歯部との間が薄肉円板状の連結部で連結されたものであって、前記溝部は、前記支軸との摺接部から前記連結部に至るよう成形されていることを特徴とする減速機構付き電動モータ。
  6. 請求項2〜5のいずれか1項に記載の減速機構付き電動モータにおいて、前記第2の溝部は前記歯部における前記連結部側から該歯部の歯面までの略中間部まで設けられていることを特徴とする減速機構付き電動モータ。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の減速機構付き電動モータにおいて、前記歯車と前記減速機構ケースとは樹脂材料を用いて成形されていることを特徴とする減速機構付き電動モータ。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の減速機構付き電動モータにおいて、前記減速機構付き電動モータは前記出力部の正逆回転によって車両の窓を開閉する窓開閉用モータであることを特徴とする減速機構付き電動モータ。
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