JP4912332B2 - 減速機構付モータ - Google Patents

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本発明は、モータ軸から出力された駆動トルクを中間ギヤと出力ギヤとで減速する減速機構付モータに関する。
この種の減速機構付モータは、一端部近傍に形成したウォーム及び他端部近傍に固定したアーマチュアを有する正逆回転可能なモータ軸と、このモータ軸のウォームに噛合する大径ギヤと該大径ギヤと同芯であって一体に回転する小径ギヤを有した中間ギヤと、この中間ギヤの小径ギヤに噛合する出力ギヤと、これらウォームと中間ギヤ及び出力ギヤから成る減速機構を収納する減速機構収納部を形成したギヤケースと、このギヤケースに結合され、該ギヤケースとの間でモータ軸を回転自在に支持するモータケースとを備え、出力ギヤの回転中心に内周にセレーションやスプライン等の凹凸条の嵌合部を形成した円筒状の出力軸部を形成し、この出力軸部の内周の凹凸条の嵌合部と出力軸の外周に形成した凹凸条の嵌合部とを結合してある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2007−2975号公報(図3)
しかしながら、前記従来の減速機構付モータでは、高負荷等において、出力ギヤの中心を通る出力軸に撓みが発生し易くなり、出力軸を嵌合した出力ギヤが中間ギヤの小径ギヤに対して傾いてしまうため、該出力ギヤの歯面(歯部)に応力が集中することになり、出力ギヤの耐久性がバラ付き易かった。
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、出力ギヤの歯面への応力の集中を抑制して、出力ギヤの耐久性を向上させることができる減速機構付モータを提供することを目的とする。
請求項1の発明は、一端部近傍にウォームを形成したモータ軸と、このモータ軸のウォームに噛合する大径ギヤと該大径ギヤと同芯であって一体に回転する小径ギヤを有した中間ギヤと、この中間ギヤの小径ギヤに噛合する出力ギヤとを備え、前記出力ギヤの回転中心に内周側に凹凸条の嵌合部を形成した円筒状の出力軸部を形成した減速機構付モータにおいて、前記出力軸部の内周の前記出力ギヤの歯部の中央に対向する位置より該出力軸部から外部にトルクが取り出されるに前記凹凸条の嵌合部を形成したことを特徴とする。
以上説明したように、請求項1の発明によれば、出力軸部の内周の出力ギヤの歯部の中央に対向する位置より該出力軸部から外部にトルクが取り出されるに凹凸条の嵌合部を形成したことにより、外部からの高負荷時等において、出力ギヤの歯面への応力の集中を緩和することができ、出力ギヤの耐久性を向上させることができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施形態の減速機構付モータを示す断面図、図2は同減速機構付モータの要部の縦断面図、図3は同減速機構付モータに用いられる出力ギヤの断面図である。
図1に示すように、減速機構付モータ10は、一端側が開口した略円筒状のヨーク(モータケース)11と、このヨーク11の開口端11aの周りのフランジ部11bをビス20aを介して締結固定した合成樹脂製のギヤケース21とを備えている。
ヨーク11の内周面11cには、一対のマグネット12,12を接着剤等を介して固着してある。そして、ヨーク11の他端の有底筒部11dに嵌合された軸受13cを介してアーマチュア軸(モータ軸)14の他端部14dを回転自在に支持してあると共に、ギヤケース21の軸穴22の両端近傍に嵌合された各軸受13a,13bを介してアーマチュア軸14の一端14aと中間部14cを回転自在に支持してある。
アーマチュア軸14は、その一端部14bの近傍にウォーム15を形成してある。また、このアーマチュア軸14の他端部14dの端面の中央にはスチールボール16bを半分収納する図示しない凹部を形成してある。このスチールボール16bはヨーク11の有底筒部11dに嵌合固定された軸受板17bに当接している。さらに、アーマチュア軸14の一端14aの端面の中央にはスチールボール16aを半分収納する図示しない凹部を形成してある。このスチールボール16aはギヤケース21の軸穴22の底部側に配置された軸受板17aに当接している。
また、アーマチュア軸14の一対のマグネット12,12に対向する位置にはアーマチュア18を取り付けてある。このアーマチュア18は、アーマチュア軸14に固定され、所定のスロット数のコイル巻回部を持つアーマチュアコア18aと、このアーマチュアコア18aのコイル巻回部に巻き回されたアーマチュアコイル18bとで構成されている。
さらに、アーマチュア軸14のヨーク11とギヤケース21との境部分に対向する位置には、コンミュテータ19を固定してある。このコンミュテータ19はアーマチュアコア18aのコイル巻回部と同数のコンミュテータ片19aを備えていて、各コンミュテータ片19aとアーマチュアコイル18bとは電気的にそれぞれ接続されている。
さらに、ギヤケース21の軸穴22の開口端は大径穴部22aとなっており、この大径穴部22a内のコンミュテータ19に対向する位置には、ブラシホルダ30を介して一対のブラシ31,31を各コンミュテータ片19aに接触するように取り付けてある。また、各ブラシ31は図示しないモータ制御回路にそれぞれ電気的に接続されている。そして、このモータ制御回路のスイッチをオフからオンに切り替えると、電流がアーマチュア18等に流れてアーマチュア軸14が回転するようになっている。
図1に示すように、ギヤケース21の略中央には軸穴22を形成してあり、この軸穴22に連通して凹状の減速機構収納部23を形成してある。この減速機構収納部23の底壁のウォーム15に対向する所定位置には、図2に示すように、円形状の凹部23aを形成してある。この凹部23aには金属製でピン状の支軸25の下部を圧入等により嵌め込んであり、該支軸25には中間ギヤ26を回転自在に支持してある。また、減速機構収納部23の底壁のアーマチュア軸14の一端14aの寄りの位置には、図2に示すように、円筒部23bを一体突出形成してある。この円筒部23b内には、図示しないラジアル軸受等を介して出力ギヤ27の中心部に一体突出形成した円筒状の出力軸部28の円筒下端部28cを回転自在に支持してある。
図1に示すように、出力ギヤ27の回転中心に位置する円筒状の出力軸部28をギヤケース21のアーマチュア軸14の一端14a側に近接する位置に配設してある。また、中間ギヤ26の小径ギヤ26bを出力ギヤ27の円筒状の出力軸部28よりアーマチュア軸14に対して離れた位置に配設してある。さらに、出力ギヤ27の歯部27aは、中間ギヤ26の大径ギヤ26a上にオーバラップして配設されており、該中間ギヤ26の小径ギヤ26bに噛合している。
また、図1,図2に示すように、ギヤケース21の減速機構収納部23の開口部は、該ギヤケース21にビス20bで締結された金属製で板状のギヤケースカバー29で覆われている。このギヤケースカバー29の減速機構収納部23の凹部23aに対向する位置には、円形状の凹部29aを形成してある。この凹部29aには支軸25の上部を圧入等により嵌め込んである。また、ギヤケースカバー29の減速機構収納部23の円筒部23bに対向する位置には、円形孔29bを形成してある。この円形孔29b内には図示しないスラスト兼ラジアル用軸受等を介して出力ギヤ27の円筒状の出力軸部28の円筒上端部28bを回転自在に支持してある。これらウォーム15と中間ギヤ26及び出力ギヤ27はギヤケース21の減速機構収納部23内に収納され、減速機構24を構成している。
中間ギヤ26は合成樹脂製で形成されており、大径ギヤ26aと小径ギヤ26bとを備えている。即ち、中間ギヤ26は、大径ギヤ26aと該大径ギヤ26aと同芯であって一体に回転する小径ギヤ26bを有している。そして、中間ギヤ26の大径ギヤ26aはウォーム15に噛合している。また、中間ギヤ26の小径ギヤ26bは出力ギヤ27に噛合している。
また、図3に示すように、出力ギヤ27の円筒状の出力軸部28内には出力軸をスプライン嵌合してあり、この出力軸の一部はギヤケース21から外へ突出して外部にトルクが取り出されるようになっている。即ち、この減速機構付モータ10を例えば自動車のパワーシートのリクライニング用モータに適用した場合には、ギヤケース21から外へ突出した出力軸の部分が図示しないリクライニングシート機構に連結されるようになっている。
さらに、図2,図3に示すように、円筒状の出力軸部28の内周の下側にはセレーション部28aを形成してある。即ち、図3に示すように、円筒状の出力軸部28の内周の出力ギヤ27の歯部27aの中央に対向する位置より下側(即ち、出力軸部28から外部にトルクが取り出される側)にのみセレーションやスプライン等の縦溝からなる凹凸条の嵌合部28aを形成してある。そして、この出力軸部28の内周のセレーション部28aと出力軸の外周に形成した凹凸条の嵌合部29aとを結合してある。
以上実施形態の減速機構付モータ10によれば、該減速機構付モータ10から出力された駆動トルクは、アーマチュア軸14の一端部14bの近傍のウォーム15に伝達され、このウォーム15から一段目ギヤとしての中間ギヤ26に伝わり、そして、この中間ギヤ26から二段目ギヤとしての出力ギヤ27に伝わり、この出力ギヤ27の回転中心に位置する円筒状の出力軸部28内に結合された出力軸から外部にトルクが取り出される。
そして、この減速機構付モータ10では、図3に示すように、円筒状の出力軸部28の内周の出力ギヤ27の歯部27aの中央に対向する位置より下側にのみ凹凸条の嵌合部28aを形成したことにより、高負荷回転時等において、出力ギヤ27の歯部27aの歯面への応力の集中を緩和することができ、出力ギヤ27の耐久性を向上させることができる。即ち、円筒状の出力軸部28の内周の上側の凹凸条の嵌合部を無くすことで、高負荷回転時等において、出力軸が傾いた際に、円筒状の出力軸部28の内周の嵌合していない部分は、出力ギヤ27が出力軸により強く押されないことになる。これによって、出力ギヤ27の歯面への応力の集中を確実に抑制することができ、出力ギヤ27の耐久性を向上させることができる。
尚、前記実施形態によれば、減速機構付モータを自動車のパワーシートのリクライニング用モータに適用した場合について説明したが、パワーウインドモータやワイパモータ等の他の減速機構付モータに前記実施形態を適用できることは勿論である。
本発明の一実施形態の減速機構付モータを示す断面図である。 上記減速機構付モータの要部の縦断面図である。 上記減速機構付モータに用いられる出力ギヤの断面図である。
符号の説明
10 減速機構付モータ
11 ヨーク(モータケース)
14 アーマチュア軸(モータ軸)
14a 一端
14b 一端部
14d 他端部
15 ウォーム
18 アーマチュア
21 ギヤケース
23 減速機構収納部
24 減速機構
26 中間ギヤ
26a 大径ギヤ
26b 小径ギヤ
27 出力ギヤ
27a 歯部
28 円筒状の出力軸部
28a 凹凸条の嵌合

Claims (1)

  1. 一端部近傍にウォームを形成したモータ軸と、このモータ軸のウォームに噛合する大径ギヤと該大径ギヤと同芯であって一体に回転する小径ギヤを有した中間ギヤと、この中間ギヤの小径ギヤに噛合する出力ギヤとを備え、前記出力ギヤの回転中心に内周側に凹凸条の嵌合部を形成した円筒状の出力軸部を形成した減速機構付モータにおいて、
    前記出力軸部の内周の前記出力ギヤの歯部の中央に対向する位置より該出力軸部から外部にトルクが取り出されるに前記凹凸条の嵌合部を形成したことを特徴とする減速機構付モータ。
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