JP2009125515A - 自動製パン器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 消費電力量の増加を抑えつつ、焼き上がりのパンの底面に攪拌手段による窪みを残さずに製パンできる自動製パン器をコンパクトに構成する。
【解決手段】 製パン原料が投入される調理容器3と、調理容器3に投入された製パン原料を混練する攪拌手段4と、加熱手段21を備えかつ調理容器3を着脱可能に収容できる焼成室2とを有してなる製パン器本体1と、加熱手段21及び攪拌手段4を制御する制御手段6と、を備える自動製パン器Aにおいて、攪拌手段4は駆動手段5により回転駆動される回転軸42と回転軸42の上端部に装着される攪拌ブレード41とを有し、攪拌ブレード41が調理容器3の底面部31に形成された開口部32に挿通され調理容器3の内部に位置する状態から調理容器3の底面部31より下方に位置する状態まで、製パン器本体1に対して調理容器3を上方に移動させる上昇手段27を備えたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、家庭等において手軽にパンを焼くことができる自動製パン器に関する。
一般家庭において比較的簡単にパンを作ることができる自動製パン器が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このような自動製パン器は、製パン原料が投入される調理容器と、調理容器に投入された製パン原料を混練する回転ブレード式の攪拌手段と、加熱手段を備えかつ調理容器を着脱可能に収容できる焼成室とを有してなる製パン器本体と、前記加熱手段及び前記攪拌手段を制御する制御手段と、を備え、要求に応じて制御手段が上記各構成要素の動作を管理して、調理容器内に入れた製パン原料をこねる混練工程と、製パン原料を調理容器内で所要高さ位置まで膨張させる成形発酵工程と、製パン原料を焼き上げる焼成工程とを行うように構成されている。
上記の自動製パン器において、攪拌手段は調理容器の底面に設けられており、回転軸に取り付けられた攪拌ブレードが調理容器内に起立した状態にある。そのため、パン焼きが完了したときは、攪拌ブレードを有する攪拌手段がパンの底面側に埋まった状態となり、焼き上がったパンを取り出しにくく、また、取り出したパンの底面側に攪拌手段による穴ができ不体裁になる。
そこで、混練用の攪拌ブレードを調理容器の底部に対して起立・横倒自在に設けておき、混練工程では起立状態に保持し、焼成工程には調理容器の底部に平行に倒した状態に保持するようにしたものが提案されている(例えば、下記特許文献1,2参照)
また、上方から挿入される攪拌手段に対して調理容器を相対的に上下動可能に設けておいて、混練工程では調理容器を上方に移動させて、攪拌手段を調理容器の底部近くに配置して混練を行い、その後、調理容器を下方に移動させて攪拌手段を調理容器の上方へ抜き出し発酵及び焼成を行うようにした自動製パン器も提案されている(例えば、特許文献3)。
特開平2−65817号公報 特開平2−198527号公報 特開平10−192151号公報
しかしながら、上記特許文献1,2のように、混練用の攪拌ブレードを起立・横倒自在に設ける場合、混練工程中に攪拌ブレードが倒れるおそれがある上、攪拌ブレードを倒しただけでは該ブレードが調理容器内に残ってパンに埋まった状態であることに変わりがなく、やはり、焼き上がったパンの底面に攪拌ブレードに対応した窪みが残ることになる。
また、上記特許文献3のように、調理容器を攪拌手段に対して相対的に上下動させて、混練工程において攪拌手段を上方から調理容器内の底部近くまで挿入し、焼成工程において攪拌手段を調理容器から上方へ抜き出すには、調理容器の移動距離が大きくなり、調理容器を収容する焼成室では調理容器の上下動を許容するための大きなスペースが必要となる。そのため、製パン容量の割りに製パン器が大型化することになるとともに、焼成室内を加熱するのに必要な電力消費量が増大する問題がある。
本発明は、上記事情を考慮してなされたものであり、消費電力量の増加を抑えつつ、焼き上がりのパンの底面に攪拌手段による窪みを残さずに製パンできる自動製パン器をコンパクトに構成することを目的とする。
本発明の自動製パン器は、製パン原料が投入される調理容器と、前記調理容器に投入された製パン原料を混練する攪拌手段と、加熱手段を備えかつ前記調理容器を着脱可能に収容できる焼成室とを有してなる製パン器本体と、前記加熱手段及び前記攪拌手段を制御する制御手段と、を備える自動製パン器において、前記攪拌手段は駆動手段により回転駆動される回転軸と前記回転軸の上端部に装着される攪拌ブレードとを有し、前記攪拌ブレードが前記調理容器の底面に形成された開口部に挿通され前記調理容器の内部に位置する状態から前記調理容器の底面より下方に位置する状態まで、前記製パン器本体に対して前記調理容器を上方に移動させる上昇手段を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、製パン器本体に対して調理容器を上方に移動させる上昇手段により、攪拌ブレードを調理容器の内部に位置する状態から調理容器の底面より下方に位置する状態まで移動させることができる。
そのため、製パン原料の混練が完了後の少なくとも製パン原料が焼成硬化する前に攪拌ブレードを調理容器の底面より下方に位置する状態まで移動させることで、焼き上がったパンの底面に攪拌手段が埋まって攪拌手段に対応した窪みが生じることがない。
しかも、調理容器の底面近くにある攪拌手段を調理容器下方から抜き出すため、調理容器上方から抜き出す場合に比べて調理容器の移動距離が小さくて済み、調理容器を移動させるものであるにもかかわらず焼成室を小さく設けることができ、これにより、コンパクトかつ焼成時の消費電力の増加を抑えることができる。
上記の自動製パン器において、前記開口部に前記攪拌ブレードを挿通して前記調理容器を前記焼成室内に装着した状態で、前記開口部をシールするシール部材が前記焼成室の底面に配設されてもよく、係る自動製パン器において、前記開口部に前記調理容器の底面から下方に延びる筒部が形成され、前記筒部の下端部が前記シール部材に形成された段部に嵌り込み前記開口部をシールしてもよい。
これにより、混練時には調理容器の底面部をシール部材によりシール状態に保持することができ、調理容器内の製パン原料が焼成室内へ侵入するのを防止することができる。
また、上記の自動製パン器において、前記上昇手段は、前記調理容器を前記焼成室内に装着する際に前記調理容器により下方に弾性変形され前記調理容器を上方へ付勢する付勢力を蓄積するバネ部材を備えてもよく、これにより、調理容器を上方に移動させるための駆動源を簡略化することができる。
また、上記の自動製パン器において、前記調理容器に向かって付勢されかつ通電により前記調理容器から離れる方向に移動するプランジャを有するソレノイドが前記製パン器本体に固定されており、前記付勢力による前記調理容器の上方への移動を前記プランジャが禁止し、前記ソレノイドの通電により前記プランジャを前記調理容器から離れる方向に移動させ前記付勢力により前記調理容器を上方へ移動させるように構成してもよい。これにより、ソレノイドの通電により調理容器を上方へ移動させることができる。
また、上記の自動製パン器において、前記調理容器を前記焼成室内に装着する際に前記プランジャに作用する付勢力に抵抗して前記プランジャを前記調理容器から離れる方向に移動させるテーパ部が前記調理容器に形成されてもよい。これにより、ソレノイドが焼成室内に突出していても、簡単に調理容器を焼成室内に装着することができる。
また、上記の自動製パン器において、前記調理容器を前記焼成室内に装着した状態において、前記プランジャと前記攪拌手段の回転方向において当接する突起が前記調理容器に形成されてもよい。これにより、混練工程等において調理容器に攪拌手段の回転方向の力が作用しても調理容器を回転させずに保持することができる。
本発明によれば、焼き上がりのパンの底面に攪拌手段による窪みを残さずに製パンできる自動製パン器をコンパクトに構成することができ、しかも、消費電力の増大を抑えることができる。
以下、本発明の1実施形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明の1実施形態に係る自動製パン器Aの断面図、図2は図1の要部拡大断面図、図3はストッパ36を示す斜視図、図4は調理容器3の取付時における自動製パン器Aの要部拡大断面図、図5は図4の要部拡大断面図であって、シール部材25及び筒部33を示す図、図6は焼成状態における自動製パン器Aの断面図、図7は図6の要部拡大断面図である。
自動製パン器Aは、図1に示すように、上方に開口しかつ内部に加熱手段としての焼成ヒータ21を備える焼成室2を有する製パン器本体1と、焼成室2に着脱可能に収容セットされるパン焼き用の型としての調理容器3と、調理容器3内において小麦、水などの製パン原料を捏ねるように混練する攪拌ブレード41が取り付けられた攪拌手段4と、攪拌手段4を回転駆動する駆動手段5とを備えており、製パン原料を収容した調理容器3を焼成室2内に装着した状態で、制御ユニット6がヒータ21や駆動手段5等を動作さて製パン原料を混練し発酵させた後、焼成室2内を加熱してパンを焼き上げるように構成されている。
製パン器本体1は、長方体形状に形成されており、その上面において長手方向約2/3の領域が開口され、この上方開口部に開閉蓋11が上向きに開閉可能に取り付けられ、また、製パン器本体1の上面において残り約1/3の領域に操作表示パネル12が配設されている。
操作表示パネル12には、図示は省略するが、例えば、パン製造における小麦パン、米粉パン、具材入りパン、及び天然酵母パン等のパンの種類を設定する各選択キー、選択されたパンの種類に応じて調理内容等の各メニューを設定する調理設定キー、設定された調理内容やタイマーキーによるタイマー予約の時刻等を表示する表示部、さらにスタートキーや取り消しキー等が設けられている。
焼成室2は、パン生地を焼き上げる雰囲気を作るもので、製パン器本体1の内部において上方開口部に対応する領域に配設されている。この焼成室2の周壁22には、焼成室2内部の雰囲気温度を検出する温度センサ23が設けられている。
焼成ヒータ21は、温度センサ23による検出温度に基づいて焼成室2の内部の雰囲気温度を調節するもので、図6に示すように、後述する調理容器3が焼成位置に移動した状態で、調理容器3の底面から所定の高さに位置するように焼成室2の周壁22に沿って設けられている。
調理容器3は、1斤半の食パンに対応する長方体形状に形成されており、その底面部31に攪拌手段4の回転径より径大の開口部32が設けられ、攪拌手段4の上端部に取り付けられた攪拌ブレード41を通過可能としている。調理容器3の外底面には、開口部32の周縁から下方に延びる筒部33が設けられており、また、開口部32の外方において円形の当て板34がネジなどにより固定され、当て板34より垂下した係合板部35が形成されている。
係合板部35の外周には、周方向に所定間隔(例えば、90°間隔毎)をおいてストッパ36が外方に突設しており、焼成室2の底面に設けられたロック装置7がストッパ36に掛止して調理容器3を上方に脱落しないように保持するようになっている。
詳細には、ストッパ36は、図2及び図3に示すように、断面形状が下方に行くほど細くなるテーパ部37と、所定間隔をおいてテーパ部37の上面37aから上方に延設された一対の突起38,38と、を備え、外方から見て上方に開口するコの字状をなしている。
ロック装置7は、ストッパ36の外方において焼成室2の底面に固定されたソレノイドであって、ヨーク内においてボビンの外周にコイルを巻装してこれを樹脂でモールドしたソレノイド本体71と、通電によって吸引され調理容器3から離れる方向、すなわち係合板部35の外方に移動する磁性体からなるプランジャ72と、通電による移動方向とは逆方向、すなわち係合板部35に向けてプランジャ72を常時付勢する戻しバネ73とを備えており、プランジャ72の先端部72aはストッパ36に設けられた一対の突起38,38の間に挿入可能に設けられている。
ソレノイド7への通電時には、プランジャ72が係合板部35から離れる方向へ移動し、ソレノイド7への通電が停止した後は、戻しバネ73によってプランジャ72を再び係合板部35に向けて押し戻し、先端部72aをストッパ36に設けられた一対の突起38,38の間に挿入する。
また、焼成室2の底面には、スプリング止め26を介してスプリング27が固定されており、調理容器3を焼成室2内に収容し装着した状態において、係合板部35の内方における調理容器3の外底面と当接して調理容器3を上方に付勢する。
そして、焼成室2の上方開口部から調理容器3を挿入すると、図4に示すように、調理容器3の外底面がスプリング27と当接してスプリング27を下方に弾性変形させることで調理容器3を上方に付勢する付勢力を蓄積するとともに、プランジャ72の先端部72aが、ストッパ36のテーパ部37と当接することで戻しバネ73の付勢力に抵抗して係合板部35から離れる方向へ押し込まれテーパ部37を乗り越えて、一対の突起38,38の間においてテーパ面37の上面37aに掛止され、調理容器3が焼成室2内に収容され装着される。これにより、プランジャ72の先端部72aが、テーパ面37の上面37と当接してスプリング27の付勢力による調理容器3の上方への移動を禁止するとともに、突起38,38と当接して製パン原料の混練時等において調理容器3が攪拌ブレード41の回転方向へ移動するのを禁止する。
また、焼成室2の底面の中央部には、調理容器3を焼成室2内に収容し装着した状態において、調理容器3の底面部31に設けられた筒部33が嵌り込む有底筒状の受け部24を備えており、受け部24の内側に配設されたシール部材25と筒部33の下端部とが当接して、調理容器3の開口部32をシールする。
詳細には、シール部材25は、図5に示すように、シリコンゴムなどの弾性体からなる環状の部材であって、上部の内径が下部の内径に比べ大きく設けられ、シール部材25の内側に調理容器3の筒部33が嵌り込む段部25aが形成されている。段部25aを構成する内周壁25bは、上端の内径が筒部33の外径より大きく形成され、下端の内径が筒部33の外径より小さく形成され、下方に向かって先窄まりのテーパ面をなしており、筒部33が段部25aに締まり嵌めされることで、調理容器3の開口部32をシールする。
攪拌手段4は、焼成室2の底面に設けられた受け部24の底部中央部を上下に貫通して上下方向に支持された回転軸42を有し、該回転軸42の上端部に捏ね及び混練用の攪拌ブレード41が着脱自在に取り付けられている。この攪拌手段4は、回転軸42が駆動手段としてのモータ5により回転駆動される駆動側軸51に対して回転伝達可能に連結されており、回転軸42に取り付けられた攪拌ブレード41が調理容器3の底面部31の近くで回転して製パン原料の混練を行うようになっている。
制御ユニット6は、パン調理に関する動作および蒸し調理に関する動作を制御するもので、操作表示パネル12、温度センサ23等から種々の情報が入力されて、ヒータ21による加熱や、駆動手段5の駆動を制御しながら操作表示パネル12で選択されたパンの種類に応じた制御を行うとともに、ソレノイド7のプランジャ71の動作を制御するように設定されている。
このような構成の自動製パン器Aにおいて、調理容器3は、攪拌ブレード41が図1及び図2のように調理容器の底面部31より上方にある混練位置から、攪拌ブレード41が図6及び図7のように筒部33に入り込んで底面部31より下方になる焼成位置まで、製パン器本体1に対して上昇手段としてのスプリング27により上方に移動可能に設けられている。
すなわち、焼成室2内に装着された調理容器3は、プランジャ72の先端部72aが筒部33に設けられたストッパ36と掛止することで上方への移動が制限されているが、ソレノイド7へ通電してプランジャ72を係合板部35から離れる方向へ移動させることでストッパ36との掛止が解除され、調理容器3がスプリング27より上向きの付勢力を受けて焼成位置まで移動する。
上記した自動製パン器Aにより製パンするには、まず、製パン器本体1内の焼成室2内に調理容器3を装着する。この状態では、図1及び図2のように、調理容器3は混練位置にあり、調理容器3の開口部32が、焼成室2の底面に設けられた受け部24によりシール部材25を介して閉塞されシールされる。
次いで、小麦粉、水、バターその他必要な製パン原料を調理容器3内に投入した後、運転を行う。すなわち、まず、駆動手段5により回転軸42に取り付けられた攪拌ブレード41を回転させ所定の混練工程を行う。この時、ストッパ36に設けられた一対の突起38,38がプランジャ72の先端部72aと当接して調理容器3の揺れを防止する。
混練工程が終了すると、発酵工程に移行して、所定温度に所定時間保持して混練された製パン原料を発酵させる。
発酵工程が終了すると、例えば、焼成工程に入る若干手前の時間帯等、少なくとも製パン原料が焼成硬化して攪拌手段4が抜けなくなる前に、ソレノイド7へ通電してプランジャ72を筒部33から離れる方向へ移動させる。これに伴い、プランジャ72とストッパ36との掛止が解除され、調理容器3がスプリング27より上向きの付勢力を受けて上昇し、その結果、図6及び図7のように攪拌ブレード41が調理容器3の底面部31より下方に収容され、製パン原料から攪拌手段4が抜き取られる。この時、調理容器3の開口部32は、焼成室2に設けられた受け部24から離れ、焼成室2内に開口することになるが、混練された製パン原料はある程度固まった状態になっているため、開口部32から焼成室2内に入り込むことがない。
そして、焼成ヒータ21により焼成室2内部の雰囲気温度を所定の焼成温度に所定時間保持して混練・発酵された製パン原料を焼成してパンを焼き上げる。
これにより、焼き上がったパンの底面に攪拌手段4が埋まってしまうことがなく、また、攪拌手段4による窪みも生じないため、外観の良好なパンを焼き上げることができる。
しかも、調理容器3の底面部31の近くにある攪拌手段4が調理容器3の底面部31の下方に位置するまで調理容器3を上昇させればよいので、攪拌手段4を調理容器3の上方へ抜き出す場合に比べて調理容器3の移動距離が小さくて済み、調理容器3を移動させるものであるにもかかわらず焼成室を小さく設けることができ、これにより、コンパクトかつ焼成時の消費電力増加を抑えることができる。
本発明の1実施形態に係る自動製パン器の断面図である。 図1の要部拡大断面図である。 ストッパ36を示す斜視図である。 本発明の1実施形態に係る自動製パン器の断面図であって調理容器の取付状態を示す。 シール部材及び筒部の断面図である。 本発明の1実施形態に係る自動製パン器の断面図であって焼成時を示す。 図6の要部拡大断面図である。
符号の説明
A…自動製パン器
1…製パン器本体
2…焼成室
3…調理容器
4…攪拌手段
5…駆動手段
6…制御ユニット
21…焼成ヒータ
27…スプリング
31…底面部
32…開口部
41…攪拌ブレード
42…回転軸

Claims (7)

  1. 製パン原料が投入される調理容器と、前記調理容器に投入された製パン原料を混練する攪拌手段と、加熱手段を備えかつ前記調理容器を着脱可能に収容できる焼成室とを有してなる製パン器本体と、前記加熱手段及び前記攪拌手段を制御する制御手段と、を備える自動製パン器において、前記攪拌手段は駆動手段により回転駆動される回転軸と前記回転軸の上端部に装着される攪拌ブレードとを有し、前記攪拌ブレードが前記調理容器の底面に形成された開口部に挿通され前記調理容器の内部に位置する状態から前記調理容器の底面より下方に位置する状態まで、前記製パン器本体に対して前記調理容器を上方に移動させる上昇手段を備えたことを特徴とする自動製パン器。
  2. 前記焼成室の底面には、前記開口部に前記攪拌ブレードを挿通して前記焼成室内に前記調理容器が装着された状態において、前記開口部をシールするシール部材が配設されていることを特徴とする請求項1に記載の自動製パン器。
  3. 前記開口部には前記調理容器の底面から下方に延びる筒部が形成されており、前記筒部の下端部が前記シール部材に形成された段部に嵌り込み前記開口部をシールすることを特徴とする請求項2に記載の自動製パン器。
  4. 前記上昇手段は、前記調理容器を前記焼成室内に装着する際に前記調理容器により下方に弾性変形され前記調理容器を上方へ付勢する付勢力を蓄積するバネ部材を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の自動製パン器。
  5. 前記調理容器に向かって付勢されかつ通電により前記調理容器から離れる方向に移動するプランジャを有するソレノイドが前記製パン器本体に固定されており、前記付勢力による前記調理容器の上方への移動を前記プランジャが禁止し、前記ソレノイドの通電により前記プランジャを前記調理容器から離れる方向に移動させ前記付勢力により前記調理容器を上方へ移動させることを特徴とする請求項4に記載の自動製パン器。
  6. 前記調理容器を前記焼成室内に装着する際に前記プランジャに作用する付勢力に抵抗して前記プランジャを前記調理容器から離れる方向に移動させるテーパ部が前記調理容器に形成されていることを特徴とする請求項5に記載の自動製パン器。
  7. 前記調理容器を前記焼成室内に装着した状態において、前記プランジャと前記攪拌手段の回転方向に当接する突起が前記調理容器に形成されていることを特徴とする請求項5又は6に記載の自動製パン器。
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