JP5493294B2 - 電気炊飯器 - Google Patents

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本発明は、電気炊飯器に係り、詳しくは炊飯中に生成されるおねばを一時的に貯留した後に、炊飯工程中に再び鍋内へ戻して炊飯する電気炊飯器に関するものである。
電気炊飯器(以下、単に「炊飯器」という)は、今や一般家庭において既に必需品の一つとなっており、種々のタイプの炊飯器が製品化されて普及している。この炊飯器は、鍋内の圧力をほぼ常圧で炊飯するタイプのものと、所定の圧力に昇圧して炊飯するタイプのものとがあり、近年は、後者の昇圧するタイプ、いわゆる圧力式のものが普及し始めて来ている。
この圧力式の炊飯器は、炊飯時に鍋内の被炊飯物を高温に加熱すると同時に、鍋内を大気圧以上に昇圧して炊飯するようになっている。
この種の炊飯器には、炊飯の加熱工程時に生じる蒸気を外部へ逃がすための蒸気口が設けられている。また、この炊飯器は、炊飯時に鍋内の被炊飯物が沸騰し吹きこぼれが生じる。この吹きこぼれは、粘り気のある糊状の汁であって、この糊状の汁は旨み成分を含んでおり、通常、「おねば」と呼ばれている(以下、「おねば」ともいう)。この吹きこぼれが、そのまま鍋外へ放出さてしまうと、旨み成分が排出されてしまいご飯が美味しく炊きあがらない。そこで、このような炊飯器は、吹きこぼれるおねばを貯留する貯留タンクを設けて、この貯留タンクにおねばを一時的に貯留しておき、炊飯工程の後半におねばを鍋内に戻すようになっている(例えば、下記特許文献1、2参照)。
図8は下記特許文献1に開示された炊飯器の蒸気排出路の一部縦断面図である。この炊飯器は、蓋体101に外部への吹きこぼれを防止する蒸気排出路が形成された構成を有している。この蒸気排出路は、蓋体101の内面に穿設された蒸気孔102及びおねば戻し孔103と、この蒸気孔102及びおねば戻し孔103を介して侵入する蒸気及びおねばを上方に向かって案内する上方案内筒部104と、この上方案内筒部104の外周に位置し、上方案内筒部104を上昇する蒸気及びおねばをさらに下方に向かって案内する下方案内筒部105と、蓋体101の外壁部106に穿設された蒸気排出孔107と、上方案内筒部104の外周に形成され、下方案内筒部105によって案内された蒸気を蒸気排出孔107に導く蒸気通過室108と、を備え、上方案内筒部104の側壁に開口部109を形成すると共に、開口部109から上方案内筒部104の法線方向に対して傾斜するリブ110が形成された構成となっている。
この構成によれば、内部で発生した蒸気及びおねばの殆どは、蒸気孔102及びおねば戻し孔103を介して上方案内筒部104を上昇し、下方案内筒部105によって上方案内筒部104の外方を降下する。また、内部で発生した蒸気の一部は、上方案内筒部104に形成した開口部を介して外方に吹出し、リブ110にガイドされながら円周方向に向かう。この円周方向に向かう蒸気は、上方案内筒部104の外方を降下するおねばに衝突して掻き乱し、その泡径を小さくすると共に、蒸気通過室108で円周方向に回転させて蒸気排出孔107からの排出が防止される。
また、図9は下記特許文献2に開示された炊飯器を示し、図9Aは縦断面図、図9Bは蒸気口ユニットの拡大断面図である。この炊飯器は、内釜を収容する炊飯器本体201と、この炊飯器本体201の開口部を開閉する蓋体202と、炊飯器本体201内に収容される有底筒状の内釜203と、この内釜203を加熱する加熱手段と、蓋体202に設け
られた内釜203と連通する連通穴204に、着脱自在に装着される蒸気口ユニット205を備え、この蒸気口ユニット205は、図9Bに示すように下ケース206と、この下ケース206と嵌合する上ケース207と、この上ケース207と下ケース206を開閉自在に軸支したヒンジ部208と、係止突起209aを有する係止片209bと、この係止片209bを回転可能に支持する回転軸210と、上ケース207を上側から押圧したときに係止突起209aに係合する係合部211とを備え、ヒンジ部208に対向して下ケース206と上ケース207を係止するロック機構212と、下側のロック機構212近傍に前蓋体202の連通穴204に挿入する突出部とを備えたものである。
この炊飯器は、連結部内において案内筒の後部側に形成されたおねばが溜まる溜り凹部213を有しているが、これは、下ケース206の底部が傾斜しておりその下降した先に形成されている。この溜り凹部213の底部には開口部214が設けられ、その周縁部には蒸気口ユニット205内と内蓋202aの蒸気孔202a1を介して内釜203と連通する複数のおねば戻し穴215が設けられており、このおねば戻し穴215は開口部214に上下動可能に設けられた開閉弁216により開閉される。加熱工程後、加熱が停止して内釜203内の内圧が低下すると、開閉弁216は、おねばの重量によって下降しおねば戻し穴215を開口する。
これにより、溜り凹部213内に溜ったおねばは、おねば戻し穴215から内蓋202aに設けた蒸気孔202a1を介して内釜203内に落下する。おねばが内釜203内のご飯に戻ることにより、おねばに含まれる旨み成分がご飯に与えられて、つやや粘りのあるおいしいご飯を炊くことができる。
特開平11−18930号公報(段落[0010]、[0011]) 特許第3820541号公報(段落[0010]、[0017]、[0032]、図3)
上記特許文献1、2に開示された炊飯器は、いずれも、貯留タンク或いはおねば溜まりに貯留されたおねばが、おねば戻し孔を通して炊き立てのご飯の上に落下するようになっている。しかしながら、これらの炊飯器は、いずれもおねばが落下する箇所が戻し孔の真下の一箇所に集中されてしまう。そのために、おねばが落下した箇所のご飯は、うまみ成分のおねばが多く含まれたものとなり、他の箇所ではおねばの含まれる量は少なくなったものになる。また、おねばの落下箇所のご飯は他の箇所にくらべ水っぽくなってしまうこともある。その結果、炊き上がったご飯は、うまみ成分の多いところと、少ないところが発生して炊きムラが生じて、美味く炊き上がらないことがある。
本発明は、このような従来技術が抱える課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、炊飯工程で生成されるるうまみ成分のおねばを外部へ排出されないように一時貯留し、炊飯工程の後半に鍋内へおねばが均一に広がるように拡散させながら戻して美味しいご飯を炊き上げることができる炊飯器を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の請求項1にかかる電気炊飯器は、上方に開口を有し有底で被炊飯物が収容される鍋と、前記鍋が挿入される開口及び該鍋内の被炊飯物を加熱する加熱手段を有する炊飯器本体と、前記鍋及び前記炊飯器本体の開口を塞ぐ開閉自在な蓋体と、前記加熱手段を制御して一連の炊飯工程を実行する制御装置とを備え、前記蓋体には、おねば貯留タンクを設けて、前記おねば貯留タンクに炊飯工程中に生成されるおねばが一時的に貯留された後に、戻し弁を介して前記鍋内へ戻される構成の電気炊飯器において、前記蓋体には、前記鍋の開口を覆う内蓋と、前記内蓋が着脱自在に装着されて前記炊飯器本体の開口を覆う外蓋と設け、前記内蓋に、前記鍋に収容される被炊飯物と該蓋体との間に形成される空間を攪拌する羽体と、前記外蓋に前記羽体を回転させる駆動手段と
を設けて、前記羽体と前記駆動手段とが連結機構で結合され、前記羽体は、おねばが通過できる大きさの孔を設けたカバー体で覆われ、前記カバー体が前記内蓋の略中心に着脱自在な固定手段で結合されているとともに、前記カバー体は、前記羽体の回転軸を同心とした円形の底部を有し前記底部全体に複数の前記孔を配置することを特徴とする。
本発明は上記構成を備えることにより、以下に示すような優れた効果を奏するものである。すなわち、請求項1の発明によれば、制御装置により、炊飯工程中に羽体を回転させて、鍋に収容される被炊飯物と蓋体との間に形成される空間を攪拌することができる。特に、おねば貯留タンクに貯留されたおねばを鍋内に戻すタイミングで回転させると、うまみ成分からなるおねばが鍋内に効率よく分散されて、美味しいご飯を炊き上げることができる。また、羽体を立上加熱工程で回転させると、立上加熱工程中の鍋空間を攪拌できるので、鍋内の温度を効率よく上昇させることができる。
また、蓋体に外蓋と内蓋を設けた電気炊飯器において、制御装置により、炊飯工程中に羽体を回転させて、鍋に収容される被炊飯物と内蓋との間に形成される空間を攪拌することができる。特に、おねば貯留タンクに貯留されたおねばを鍋内に戻すタイミングで回転
させると、うまみ成分からなるおねばが鍋内に効率よく分散されて、美味しいご飯を炊き上げることができる。また、羽体を立上加熱工程で回転させると、立上加熱工程中の鍋空間を攪拌できるので、鍋内の温度を効率よく上昇させることができる。
また、羽体がカバー体で覆われるので、羽体が内蓋から外れて鍋内へ落下するのを防止できる。
以下、図面を参照して本発明の最良の実施形態を説明する。但し、以下に示す実施形態は、本発明の技術思想を具体化するための炊飯器を例示するものであって、本発明をこれに特定することを意図するものではなく、特許請求の範囲に含まれるその他の実施形態のものも等しく適応し得るものである。
まず、図1〜図3を参照して、本発明の一実施形態に係る炊飯器の構成を説明する。なお、図1は本発明の実施形態に係る炊飯器の正面図、図2は図1の炊飯器の縦断面図、図3は図2の圧力弁開放機構を拡大した拡大断面図である。
炊飯器1は、図1及び図2に示すように、被炊飯物が投入される鍋6と、上方にこの鍋6が収容される開口部及び内部にこの鍋6を加熱し被炊飯物を加熱する加熱手段Hを有する炊飯器本体(以下、本体という)2と、この本体2の一側に枢支されて開口部を覆い閉塞状態に係止する蓋体10と、この蓋体10に装着されて鍋6内の内圧を調整する圧力弁13と、この圧力弁13を開閉制御する圧力弁開放機構18と、各種の炊飯メニューを表示して選択する表示操作部25と、選択された炊飯メニューに基づいて加熱手段H及び圧力弁開放機構18を制御して、鍋6内の被炊飯物を所定温度に加熱して所定の炊飯工程及び保温工程を実行する制御装置24(図6参照)と、を有している。
本体2は、図2に示すように、有底の箱状外部ケース3と、この外部ケース3に収容される内部ケース4とからなり、外部ケース3と内部ケース4との間に隙間が形成されて、この隙間に制御装置24を構成する制御回路基板等(図示省略)が配設されている。内部ケース4には、開口を有し深底の容器からなる鍋6が収容される。この鍋6は、アルミニウムとステンレスとのクラッド材で形成されている。また、この内部ケース4は、その底部4a及び側部4bにそれぞれ底部ヒータH2及び側部ヒータH1が設けられ、底部4aに鍋底温度を検知するサーミスタ等からなる鍋底温度センサ5が設けられている。底部ヒータH2には、環状に巻装した電磁誘導コイル(以下、IHコイルともいう)が使用されている。
また、本体2には、図1に示すように、その正面に各種炊飯メニューを表示する表示パネル及びこの炊飯メニューを選択等する操作釦からなる表示操作部25が設けられている。この表示操作部25には、図1に示すように、各種の炊飯選択メニュー及び時刻等が表示される表示パネル7と、この表示パネル7の左右及び下方に複数個のスイッチ操作釦および炊飯選択メニュー操作等の各種操作釦8が配設されている。
蓋体10は、図2に示すように、鍋6の開口部を閉蓋する内蓋11と、この内蓋11の上方に位置して本体2の開口部を閉蓋する外蓋12と、この外蓋12の外側を覆う化粧カバー体10cと、で構成されている。内蓋11と外蓋12とは、その間に所定広さの隙間空間Sが形成されるようにして、内蓋11が外蓋12に対して取外し自在に装着されるようになっている。また、この蓋体10には、鍋6内の空間、すなわち、内鍋と被炊飯物との間にできる空間内を攪拌する攪拌装置26が設けられている。さらに、外蓋12には上面ヒータH3が設けられている。
外蓋12は、図2に示すように、その一端が本体2の一端に枢軸10aで枢支され、他端が本体2の他端にロック機構21で係止される。また、この外蓋12には、おねばを一時貯留するおねば貯留タンク22が装着され、さらに、圧力弁開放機構18及び攪拌装置26の羽体27を回転させるモーター28が設けられている。以下、この外蓋12を構成する部材を説明する。
この外蓋12は、図2に示すように、その表面の一端にロック機構21、このロック機構21に隣接した箇所に圧力弁開放機構18及び他端にこの外蓋12を枢支し且つ開成作動を支援すると共に開成状態に保持するバネ枢支機構10bが配設されている。また、圧力弁開放機構18とバネ枢支機構10bとの間には、おねば貯留タンク22が装着される装着孔12aが設けられている。ロック機構21は、本体2の係止片に係止される係止爪を設けた係止部21aと、この係止爪の係止を解除する解除釦21bが設けられている。バネ枢支機構10bは、フレームに枢支される枢軸に外蓋12を開成方向へ付勢するバネ体が装着された機構で構成されている。
圧力弁開放機構18は、図3に示すように、電磁コイルが巻回されたシリンダ19a'と、このシリンダ19a’内を電磁コイルの励磁により摺動して金属製ボール15を移動させるプランジャ19bと、このプランジャ19bの先端に装着されたバネ及び作動棹19b’と、で構成されている。作動棹19b’は、弾力性を有するシール部材20で支持されている。
おねば貯留タンク22は、図2に示すように、圧力弁13を介して放出される蒸気などを吐出させる吐出筒22aと、うまみ成分のおねばを貯留する空室22bと、蒸気を外部へ放出する蒸気放出口22cとを有し、空室22bの底部には、貯留されたおねばを鍋6内に戻すおねば戻し弁221が設けられている。なお、このうまみ成分であるおねばは、圧力弁13から蒸気が噴出する際に、この蒸気と一緒に鍋6内から圧力弁13を通して導出されて、このおねば貯留タンク22の空室22bに貯留される。そして、この空室22bに貯留されたおねばは、所定量になるとおねば戻し弁が開いて鍋6内へ戻される。このおねば貯留タンク22は、このおねば貯留タンク22の装着部22dが外蓋12の装着孔12aへ圧入固定される。
また、外蓋12には、攪拌装置26を構成する駆動手段Mが設けられている。この駆動手段Mは、モーター28と、このモーター28の回転を伝える伝動軸28aとを有し、モーター28は、モーターカバー体29で覆われている。
次に、図2〜図4を参照して、内蓋の構成を説明する。なお、図4は永久磁石を用いた
連結機構を有する攪拌装置の分解斜視図である。
内蓋11は、図2に示すように、圧力弁開放機構18によって作動される圧力弁13と、鍋6内の圧力が所定値以上の異常圧力に上昇したときに鍋6内の蒸気を外部に逃がすための安全弁16と、この内蓋11の背面、すなわち鍋6の内部側に位置しておねばを拡散する羽体27とが設けられている。羽体27は、攪拌装置26の一部を構成している。内蓋11は、伝動軸28aの端部28bが接触する回転支持面11aと、回転軸27aの端部27bが接触する回転支持面11bとがあり、それぞれの面11a、11bを囲うように両軸を支える軸受け環27c、28cが設けられている。この内蓋11は非磁性体、例えばオーステナイト系のSUS304鋼やSUS316鋼で作成されている。軸受け環27c、28cは、非磁性体、例えば樹脂成型体で形成されている。内蓋11を非磁性体で形成することにより、磁性が異なる永久磁石27M、28Mの結合によって、モーター28の回転を羽体27に伝えることができる。この内蓋11の周囲には、外蓋12に取付ける取付け部が設けられて、外蓋12との間に所定広さの隙間空間Sが形成されるようにして外蓋12に取外し自在に装着される。また、内蓋11は、その外周に鍋6の開口部と接触して密閉する内蓋パッキン32が装着されている。
羽体27は、中心の回転軸27aと、この回転軸27aから放射状に略等間隔に突出した複数枚のファン271とを有している。回転軸27aは、その軸の一方の端部27bに永久磁石27Mが装着されて、他方の端部に後述するカバー体の支持穴31eに挿入される支持突起27dが形成されている。また、羽体27は、内蓋11に着脱自在なカバー体31で覆われている。
カバー体31は、所定の大きさの底部31cと、この底部31cの周囲から立設された側壁31dとを有し、上方が開口し、内部に複数枚のファン271を回転可能に収容できる大きさの収容室31aを有する容器からなり、合成樹脂成型体又は金属体で作成されている。このカバー体31は、収容室31aの上方開口から外方へ延設されたフランジ部31bと、このフランジ部31bからさらに外方へ突出した複数個の係止爪31b1とを有している。また、底部31c及び外壁31dには、蒸気及びおねばを通過させることができる大きさの孔311が複数個設けられる。さらに、底部31cには羽体27の支持突起27dを支え、回転軸27aの回転がぶれないようにするための支持穴31eが設けられる。
攪拌装置26は、図2、図4に示すように、外蓋12の駆動手段Mに設けられたモーター28と、内蓋11に設けられた羽体27とを有し、これらのモーター28と羽体27とは、連結機構Cで結合されている。連結機構Cは、モーター28に結合された伝動軸28aと、羽体27に設けた回転軸27aとを有し、伝動軸28aと回転軸27aとは、互いに対向する端部箇所28b、27bに異なる極性28S、28N、27S、27Nの永久磁石28M、27Mを取付けて、伝動軸28aと回転軸27aとが間に非磁性体からなる内蓋11を介して両永久磁石28M、27Mで結合されている。この連結機構Cによれば、それぞれの永久磁石27M、28Mが互いに磁石結合されて、伝動軸28aの回転力が回転軸27aに伝動されて羽体27が回転可能となる。
内蓋11への攪拌装置26の取付けは、まず、連結機構Cを構成する羽体27の回転軸27aの端部27bを軸受け環27cに嵌め込む。次に、内蓋11を挟みモーター28の伝動軸28aの端部28bを互いの永久磁石27M、28Mが引き付け合うように設置する。その後、カバー体31を羽体27を覆い、カバー体31の支持穴31eに羽体27の支持突起27dを嵌め込み、係止爪31b1を内蓋11の係止部30に係合させて、取付けを終了する。
この攪拌装置26は、後述する制御装置24によって作動されるが、炊飯工程の蒸らし工程で作動すると、沸騰維持工程でおねば貯留タンク22に貯留されたおねばを鍋6内へ戻すときに、このおねばを拡散して鍋6内に戻す働きをする。すなわち、炊飯工程において、鍋6内が沸騰状態になると鍋6内から外部へ向かって蒸気とともに炊飯物の一部が吹きこぼれる。この吹きこぼれは、圧力弁13の弁孔14b及び隙間空間Sを通って、おねば貯留タンク22に入り込む。吹きこぼれがおねば貯留タンク22に入り込むと、蒸気は蒸気口22cから外部へ放出され、蒸気は外部へ放出され、おねばはおねば貯留タンク22内の空間22bに貯留される。また、このおねばは、隙間空間S内にも貯留される。おねば貯留タンク22及び隙間空間Sに貯留されたおねばは、沸騰維持工程が終了し蒸らし工程に移ると鍋6内の内圧が低下し負圧になり、戻し弁221及び負圧弁17が開きこれらの弁口から鍋6内へ戻され、攪拌装置26によりおねばは略均一に鍋6内に拡散される。
また、攪拌装置26を立上加熱工程中に稼働させると、鍋6内に発生した蒸気を攪拌することができるので鍋6内の温度を均一に上昇させることができる。
圧力弁13は、図3に示すように、所定径の弁孔14bが形成された弁座14aと、この弁孔14bを塞ぐように弁座14a上に載置される金属製ボール15と、このボール15の移動を規制し弁座14a上に保持するカバー14cとで構成されている。このボール15は、所定の重さを有し、その自重により、弁孔14bを閉塞する。この圧力弁13は、外蓋12に設けた圧力弁開放機構18によって制御される。すなわち、制御装置24からの指令に基づいて電磁コイルが励磁されると、プランジャ19bがシリンダ19a'から突出して作動棹19b’がボール15に衝突し、このボール15を横方向に押し出す。この押し出しにより、ボール15は弁座14a上から移動されて、弁孔14bを強制的に開放させる。また、この開放状態において、電磁コイルへの励磁がストップされると、プランジャ19bがシリンダ19a'内にばね力により引き戻され、この引き戻しにより、プランジャ19bがボール15を横方向に押す力がなくなるので、このボール15はその自重により弁座14a上に戻り、弁孔14bがボール15により閉塞される。圧力弁13の上部には、弁孔14bから噴出する蒸気の温度を測定する蒸気温度センサ23が取付けられている。
この攪拌装置26の連結機構Cは、永久磁石を用いたが、機械的に連結してもよい。
以下、図5を参照して、機械的連結機構について説明する。図5は機械的連結機構を有する攪拌装置の分解斜視図である。なお、攪拌装置26以外は上記炊飯器と同じ構造なので、同じ構成のものについては同一の符号を付し説明は省略する。
攪拌装置26’は、図5に示すように、外蓋12の駆動手段Mに設けられたモーター28と、内蓋11’に設けられた羽体27’と、これらのモーター28と羽体27’とを着脱自在に連結する連結機構C’と、を有し、連結機構C’は、伝動軸28Aと回転軸27Aとの機械的結合手段で構成されている。また、羽体27’は、内蓋11’に着脱自在なカバー体31’で覆われている。
羽体27’は、中心の回転軸27Aと、この回転軸27Aから放射状に略等間隔に突出した複数枚のファン271とを有している。回転軸27Aは、その軸の一端に回り止め形状の突起部27Bを形成して、この突起部27Bがモーター28に結合された伝動軸28Aの装着穴28Bに嵌合される。
カバー体31’は、所定の大きさの底部31cと、この底部31cの周囲から立設された側壁31dとを有し、上方が開口し、内部に複数枚のファン271を回転可能に収容で
きる大きさの収容室31aを有する容器からなり、合成樹脂成型体又は金属体で作成されている。このカバー体31’は、収容室31aの上方開口から外方へ延設されたフランジ部31bと、このフランジ部31bからさらに外方へ突出した複数個の係止爪31b1とを有している。また、底部31c及び外壁31dには、蒸気及びおねばを通過させることができる大きさの孔311が複数個設けられる。
内蓋11’は、回転軸27Aの突起部27Bが挿通される貫通孔11’1が穿孔されている。また、この内蓋11’には、その裏面側にあって貫通孔11’1の周囲にカバー体31’の係止爪31b1が係合される係止部30が取付けられている。
内蓋11’への攪拌装置26’の取付けは、まず、連結機構C’を構成する羽体27’の突起部27Bとモーター28に結合された伝動軸28Aの装着穴28Bを嵌合させる。その後、カバー体31’で羽体27’を覆い、カバー体31’の係止爪31b1を内蓋11’の係止部30に係合させて、取付けを終了する。
次に、図6を参照して、炊飯工程を実行するための制御装置24の構成を説明する。なお、図6は制御装置24を構成するブロック図である。制御装置24は、図6に示すように、CPU、ROM、RAMなどが搭載された回路基板からなるハードウェアを備え、炊飯/スタート釦やメニュー選択釦、炊飯予約釦及び取消/保温釦の各種操作釦8、鍋底温度センサ6、蒸気温度センサ23などにそれぞれ接続されて、これらの釦及びセンサの信号がCPUに入力されるようになっている。また、CPUには、所定時間を計時するタイマー及びROM、RAMが接続されている。また、出力部(ドライバー)には、ヒータ(IHコイル)H1、H2、H3、圧力弁開放機構18、モーター28および表示パネル7などが接続されている。ROMには、各種の炊飯メニューおよびこのメニューを実行するプログラムが収納されている。タイマーは下記で述べる炊飯工程での各時間、すなわち、吸水工程Iの時間、立上加熱工程IIの時間、沸騰維持工程IIIの時間、蒸らし工程IVの時間及び蒸らし工程IV内の追い炊き工程IV2の時間および、攪拌装置26の稼働時間を計時する。
次に、図7を参照して炊飯工程を説明する。なお、図7は炊飯工程における鍋内の温度及び圧力の変化を示した温度および圧力曲線図である。
炊飯工程は、鍋6内の被炊飯物に水を吸水させる吸水工程Iと、この吸水された被炊飯物を沸騰するまで昇温加熱する立上加熱工程IIと、この被炊飯物を沸騰状態に維持する沸騰維持工程IIIと、沸騰維持工程後に被炊飯物を蒸らす蒸らし工程IVと、蒸らし工程IVの途中で追い炊きをする追い炊き工程IV2を有している。
吸水工程Iでは、IHコイルへの通電が所定時間間隔でオン・オフされて、鍋内の温度を所定温度θ1にして所定の給水時間を掛けて所定量の水が被炊飯物に吸水される。温度θ1は、固定値でなく所定の幅、59.0〜59.9℃範囲の値にするのが好ましい。吸水時間は例えば15分に設定されている。
立上加熱工程IIでは、IHコイルへの通電がオンされると共に圧力弁13が閉成されて、吸水後の被炊飯物が沸騰温度まで昇温加熱される。この立上加熱工程IIでは、鍋6内の圧力が大気圧から例えば1.2気圧まで昇圧される。この加熱・昇圧により鍋内の被炊飯物は沸騰状態になる。
次の沸騰維持工程IIIでは、IHコイルへの通電及び圧力弁13の開閉が所定時間間隔で行われる。この沸騰維持工程IIIにおける圧力弁13の開閉は、沸騰維持工程IIIの初期段階に1回乃至数回行われる。この圧力弁13の開成により、鍋6内の圧力は、1.2気
圧から略大気圧近傍まで一気に低下される。この圧力変化により、鍋6内で炊飯物が激しく攪拌されて、突沸現象が発生する。この突沸現象により、鍋6内の米粒は攪拌される。特に、沸騰維持工程IIIの初期段階に圧力弁13の開閉が行われると、この段階では鍋6内の水が多いので米粒は効率よく攪拌される。一方、IHコイルへの通電は、圧力弁13の開閉に同期してオン/オフされる。すなわち、圧力弁13が閉成されているときはIHコイルへの通電がオンされ、開成のときオフされる。この立上加熱工程II及び沸騰維持工程IIIにおいて、被炊飯物の一部が鍋6外へ吹きこぼれるが、この吹きこぼれるおねばはおねば貯留タンク22及び隙間空間S内に貯留される。そして、この吹きこぼれるおねばがおねば貯留タンク22などに貯留されたまま次の蒸らし工程IVへ移行される。蒸らし工程IVは、沸騰維持工程III終了後の蒸らし工程1IV1と、この蒸らし工程1IV1後に鍋6内の圧力を加圧・減圧する追い炊き工程IV2と、この追い炊き工程IV2後に蒸らしを継続する蒸らし工程2IV3に区分されている。蒸らし工程1IV1は、所定時間に設定され、この所定時間はおねば貯留タンク22及び空間Sに貯留されたおねばが鍋6内へ戻されるおねば戻し時間となっている。このおねば戻し時間である蒸らし工程1IV1間では、IHコイルへの通電がオフされ、このオフ時間の経過とともに鍋6内の圧力Pが低下する。この圧力低下により鍋6内が負圧になり、タンク弁221及び負圧弁17が開成されて、負圧弁17からおねばが鍋6内へ落下する。なお、このとき圧力弁13は閉成されている。
鍋6内に落下したおねばは、攪拌装置26により鍋6内に均一に分散される。続く追い炊き工程IV2では、IHコイルが所定時間(例えば、48秒)通電される。このIHコイルへの通電により、鍋6内の圧力は所定値P3(略1.2気圧)まで昇圧する。この昇圧後に、次の蒸らし工程2IV3でIHコイルへの通電をオフするので内圧が一気に大気圧近傍まで低下する。この圧力変化により、おねばが激しく沸騰する現象、いわゆる、おねばの突沸現象が鍋6内で発生する。このおねばの突沸現象により、おねばがご飯内に広く拡散される。この拡散されたおねばはご飯に付着してご飯がコーティングされる。この蒸らし工程2IV3では、IHコイルへの通電を所定の時間間隔でオン・オフされ、所定の蒸らし時間を経過させて蒸らし工程2IV3が継続される。
本発明は、圧力式の炊飯器で説明したが、この圧力式の炊飯器に限定されず、常圧式の炊飯器でもよい。また、加熱手段は、誘導コイルによる渦電流によって加熱するIH加熱方式に限らず、ヒータを内装した熱板を鍋底に装着したものやその他の加熱方法であってもよい。さらに、この実施形態の炊飯器では、内蓋付きの炊飯器で説明したが、この内蓋を省いた構造にして、攪拌装置を設けてもよい。
図1は本発明の実施形態に係る炊飯器の正面図である、 図2は図1の炊飯器の縦断面図である。 図3は図2の圧力弁開放機構を拡大した拡大断面図である。 図4は図2の永久磁石を用いた連結機構を有する攪拌装置の分解斜視図である。 図5は機械的連結機構を有する攪拌装置の分解斜視図である。 図6は制御装置を構成するブロック図である。 図7は炊飯工程における鍋内の温度及び圧力の変化を示した温度曲線図である。 図8は従来技術の炊飯器の一部縦断面図である。 図9は他の従来技術の炊飯器を示し、図9Aは縦断面図、図9Bは蒸気口ユニットの拡大断面図である。
符号の説明
1 炊飯器
2 炊飯器本体
3 外部ケース
4 内部ケース
H1 側面ヒータ
H2 底面ヒータ(IHコイル)
H3 上面ヒータ
5 鍋底温度センサ
6 鍋
10 上蓋
11、11’ 内蓋
12 外蓋
13 圧力弁
16 安全弁
17 負圧弁
18 圧力弁開放機構
21 係止機構
22 おねば貯留タンク
24 制御装置
25 表示操作部
26、26’ 攪拌装置
27、27’ 羽体
28 モーター
31、31’ カバー体

Claims (1)

  1. 上方に開口を有し有底で被炊飯物が収容される鍋と、前記鍋が挿入される開口及び該鍋内の被炊飯物を加熱する加熱手段を有する炊飯器本体と、前記鍋及び前記炊飯器本体の開口を塞ぐ開閉自在な蓋体と、前記加熱手段を制御して一連の炊飯工程を実行する制御装置とを備え、前記蓋体には、おねば貯留タンクを設けて、前記おねば貯留タンクに炊飯工程中に生成されるおねばが一時的に貯留された後に、戻し弁を介して前記鍋内へ戻される構成の電気炊飯器において、
    前記蓋体には、前記鍋の開口を覆う内蓋と、前記内蓋が着脱自在に装着されて前記炊飯器本体の開口を覆う外蓋と設け、前記内蓋に、前記鍋に収容される被炊飯物と該蓋体との間に形成される空間を攪拌する羽体と、前記外蓋に前記羽体を回転させる駆動手段とを設けて、前記羽体と前記駆動手段とが連結機構で結合され、前記羽体は、おねばが通過できる大きさの孔を設けたカバー体で覆われ、前記カバー体が前記内蓋の略中心に着脱自在な固定手段で結合されているとともに、前記カバー体は、前記羽体の回転軸を同心とした円形の底部を有し前記底部全体に複数の前記孔を配置することを特徴とする電気炊飯器。
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