JP2009124234A - 電子部品、電子部品ユニット、スピーカ、及び、該スピーカを備えた携帯端末 - Google Patents
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Abstract
【課題】安定した導通を実現することができる電子部品、電子部品ユニット、スピーカ、及び、該スピーカを備えた携帯端末を提供する。
【解決手段】フレーム11と、フレーム11に設けられた電気回路と、電気回路に電気的に接続されたコイルスプリング21と、フレーム11に設けられ、コイルスプリング21が挿通されたリブ12と、を備えている。
【選択図】図1
【解決手段】フレーム11と、フレーム11に設けられた電気回路と、電気回路に電気的に接続されたコイルスプリング21と、フレーム11に設けられ、コイルスプリング21が挿通されたリブ12と、を備えている。
【選択図】図1
Description
本発明は、電子部品、電子部品ユニット、スピーカ、及び、該スピーカを備えた携帯端末に関し、特に、配線基板に対してコイルスプリングを用いて電気的に接続される構造の改良に関する。
一般に、携帯端末等の電子機器に内蔵されるスピーカ構造は、電子機器のフレームに取り付けられて固定された配線基板と、配線基板とフレームとの間に、該配線基板と導電性の板バネを介して電気的に接続されたスピーカとを備えている。例えば、板バネは、配線基板に対して電子機器のフレームの厚さ方向に伸縮し、スピーカを電子機器のフレームにおける内側の壁に付勢し、スピーカの位置を固定している。従来のスピーカ構造としては、例えば、下記特許文献に示すものがある。
ところで、現在、携帯端末を含む電子機器の小型化を図る場合に、電子機器のフレームの厚さ寸法を小さくし、また、スピーカ自体の厚さ寸法を小さくしても、板バネを含む端子部の厚さ寸法を小さくするのに制限があった。また、板バネを配線基板とスピーカとの間からずらした位置に設けた場合には、スピーカと板バネとの位置関係を電子機器の厚さ方向から平面視した状態で、スピーカ及び板バネが設けられる領域が実質的に大きくなるため、フレームの小型化に適していなかった。そこで、板バネの替わりに、比較的小型化が容易なコイルスプリングを用いる構成が考えられる。この構成では、配線基板とスピーカとに間にコイルスプリングを配置し、両者を該コイルスプリングを介して電気的に接続する。しかし、コイルスプリングは、配線基板とスピーカとの間で収納されたときに、反発力によって形状がくずれたり、軸方向からずれた方向へ曲がった状態となる、所謂、バラケと呼ばれる変形を生じることに起因して、コイルスプリングと配線基板との電気的に接続が不安定になり、接続不良を引き起こすことが懸念される。
そこで、本発明の目的は、安定した導通を実現することができる電子部品、電子部品ユニット、スピーカ、及び、該スピーカを備えた携帯端末を提供することにある。
本発明の上記目的は、下記構成によって達成される。
(1)フレームと、
前記フレームに設けられた電気回路と、
前記電気回路に電気的に接続されたコイルスプリングと、
前記フレームに設けられ、前記コイルスプリングが挿通されたリブと、
を備えた電子部品。
(2)前記リブの突出する長さが、前記コイルスプリングの伸縮していない状態における長さより短いことを特徴とする上記(1)に記載の電子部品。
(3)前記リブが前記フレームに複数設けられていることを特徴とする上記(1)又は(2)に記載の電子部品。
(4)フレームと、
前記フレームに設けられた電気回路と、
前記電気回路に電気的に接続されたコイルスプリングと、
前記フレームに設けられ、前記コイルスプリングが挿通されたリブと、
前記コイルスプリングと電気的に接続された配線基板と、
を備えた電子部品ユニット。
(5)前記リブの突出する長さが、前記コイルスプリングの伸縮していない状態における長さより短いことを特徴とする上記(4)に記載の電子部品ユニット。
(6)前記リブが前記フレームに複数設けられていることを特徴とする上記(4)又は(5)に記載の電子部品ユニット。
(7)前記リブの先端部が前記配線基板に当接され、前記コイルスプリングが収縮している上記(4)から(6)のいずれか1つに記載の電子部品ユニット。
(8)フレームと、
前記フレームに設けられた電気回路と、
前記電気回路に電気的に接続されたコイルスプリングと、
前記フレームに設けられ、前記コイルスプリングが挿通されたリブと、
を備えたスピーカ。
(9)前記リブの前記フレームから突出する高さが、前記コイルスプリングの伸縮していない状態における長さより短いことを特徴とする上記(8)に記載のスピーカ。
(10)前記リブが前記フレームに複数設けられていることを特徴とする上記(8)又は(9)に記載のスピーカ。
(11)上記(8)から(10)のいずれか1つに記載されたスピーカを備えた携帯端末。
(1)フレームと、
前記フレームに設けられた電気回路と、
前記電気回路に電気的に接続されたコイルスプリングと、
前記フレームに設けられ、前記コイルスプリングが挿通されたリブと、
を備えた電子部品。
(2)前記リブの突出する長さが、前記コイルスプリングの伸縮していない状態における長さより短いことを特徴とする上記(1)に記載の電子部品。
(3)前記リブが前記フレームに複数設けられていることを特徴とする上記(1)又は(2)に記載の電子部品。
(4)フレームと、
前記フレームに設けられた電気回路と、
前記電気回路に電気的に接続されたコイルスプリングと、
前記フレームに設けられ、前記コイルスプリングが挿通されたリブと、
前記コイルスプリングと電気的に接続された配線基板と、
を備えた電子部品ユニット。
(5)前記リブの突出する長さが、前記コイルスプリングの伸縮していない状態における長さより短いことを特徴とする上記(4)に記載の電子部品ユニット。
(6)前記リブが前記フレームに複数設けられていることを特徴とする上記(4)又は(5)に記載の電子部品ユニット。
(7)前記リブの先端部が前記配線基板に当接され、前記コイルスプリングが収縮している上記(4)から(6)のいずれか1つに記載の電子部品ユニット。
(8)フレームと、
前記フレームに設けられた電気回路と、
前記電気回路に電気的に接続されたコイルスプリングと、
前記フレームに設けられ、前記コイルスプリングが挿通されたリブと、
を備えたスピーカ。
(9)前記リブの前記フレームから突出する高さが、前記コイルスプリングの伸縮していない状態における長さより短いことを特徴とする上記(8)に記載のスピーカ。
(10)前記リブが前記フレームに複数設けられていることを特徴とする上記(8)又は(9)に記載のスピーカ。
(11)上記(8)から(10)のいずれか1つに記載されたスピーカを備えた携帯端末。
本発明の構成によれば、電子部品と配線基板と電気的に接続するコイルスプリングがリブに挿通されているため、電子部品と配線基板との間に収縮された状態で組み付けられるとき、コイルスプリングがリブに保持され、コイルスプリングが伸縮する軸方向からずれることが防止される。このため、コイルスプリングがバラケなどの不規則な変形を生じることがなく、コイルスプリングと配線基板とを安定して導通させることができ、接続不良を引き起こすことを防止できる。
本発明によれば、安定した導通を実現することができる電子部品、電子部品ユニット、スピーカ、及び、該スピーカを備えた携帯端末を提供できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳しく説明する。
図1は、本発明にかかる電子部品及び電子部品ユニットの断面構成を示す図である。なお、以下の実施形態においては、電子部品の一例として、携帯端末のスピーカの構成を用いて説明する。しかし、電子部品は、スピーカに限定されず、一般の配線基板と接続して用いる構成であれば、他の電子部品に適用することができる。
図1は、本発明にかかる電子部品及び電子部品ユニットの断面構成を示す図である。なお、以下の実施形態においては、電子部品の一例として、携帯端末のスピーカの構成を用いて説明する。しかし、電子部品は、スピーカに限定されず、一般の配線基板と接続して用いる構成であれば、他の電子部品に適用することができる。
携帯端末1は、端末筐体2と、端末筐体2に内蔵され、携帯端末1の駆動回路や制御回路や情報処理部やそれらの配線回路が設けられた配線基板4と、配線基板4に電気的に接続されたスピーカ10とを備えている。
端末筐体2は、例えば、樹脂成形などによって形成された略長方体形状を有し、内部が中空である構成を有している。端末筐体2の外部との仕切りとなる壁部の一部に、携帯端末1の使用時に音響を外部に放音するための放音孔2aが開口されている。
配線基板4は、一般的な電子回路基板を使用することができ、例えば、基板にパターン形成されたプリント配線基板などを用いることができる。また、図示しないが、配線基板4には、その他の電子回路部品や、その他の配線部品が接続されていてもよい。配線基板4の、スピーカ側の面(図1において上面)には、スピーカ側に接続されるための端子となる接続端子部4aが形成されている。
スピーカ10は、端末筐体2の壁部と配線基板4との間に設けられている。スピーカ10は、板状のフレーム11を有し、該フレーム11が、放音孔2aの反対側を向いた面を基板側面11aと、該基板側面11aと反対側で、放音孔2a側に面した放音側面11bとを有している。図示しないが、フレーム11の内部には、スピーカを構成する振動板、該振動板を振動させるボイスコイルなどの振動部、また、振動部に電流を供給するための電気回路が形成されている。
スピーカ10の放音側面11bと端末筐体2の壁部との間には、スポンジ等のクッション部材6が設けられ、フレーム11と端末筐体2の壁部とが離間されている。
スピーカ10のフレーム11は、基板側面11aに対して垂直に突設された円柱形状のリブ12が複数(図1では2個)形成されている。リブ12には、導電性材料から構成されたコイルスプリング21が挿通されている。コイルスプリング21は、軸方向(図1の上下方向)に伸縮自在な弾性機能を有している。スピーカ10を端末筐体2に内蔵させた状態で、リブ12の先端部が配線基板4に当接し、このとき、コイルスプリング21が収縮した状態となる。このとき、コイルスプリング21の付勢力によってスピーカ10のフレーム11が端末筐体2の壁部側に押し付けられて保持されている。
図2は、スピーカを携帯端末の端末筐体から取り出した状態を示す図である。リブ12に挿通されたコイルスプリング21は伸縮することがない状態の場合には、フレーム11における回路側面11aから突出するリブ12の高さHが、コイルスプリング21の伸縮していない状態における長さLより短くなる。言い換えると、リブ12の高さHは、携帯端末1の端末筐体2にスピーカ10を取り付けた状態で、コイルスプリング21が配線基板4との接触によって収縮したときの長さに相当する。つまり、リブ12の高さHによって、携帯端末1の端末筐体2にスピーカ10を取り付けるときのコイルスプリング21の収縮量を決定することができる。
図3は、本実施形態のスピーカの全体斜視図である。図4(a)は、図3のスピーカを矢印X方向に見た側面図であり、図4(b)は、矢印Y方向に見た平面図である。図3中、スピーカ10のフレーム11の上側面が基板側面11aであり、下側面が放音側面11bである。
本実施形態において、フレーム11は略長方体形状を有し、基板側面11aにおける2つの角隅近傍にコイルスプリング21が挿通された2つのリブ12がそれぞれ形成され、また、残りの2つの角隅近傍にコイルスプリング21が挿通されていない保持リブ14が形成されている。保持リブ14は、リブ12と略同形状を有し、フレーム11の基板側面11aから突出する高さが、リブ12の高さH(図2参照)と等しい。このため、スピーカ10を携帯端末1の端末筐体2に組み付けた状態で、保持リブ14の先端部が、リブ12と同様に、配線基板4に当接する。保持リブ14は、端末筐体2に組み付けられたフレーム11が配線基板4に対してがたつくことを防止する機能を有している。なお、保持リブ14の形状は、リブ12と異なる形状とすることができ、また、1つ又は3つ以上形成されていてもよい。
図5は、図4(b)に示すスピーカの部分拡大図である。リブ12に挿通されたコイルスプリング21は、その軸方向のフレーム11側の端部21aが、該フレーム11の内部に設けられた電気回路と電気的接続を図るため、半田付け等によって基板側面11aに露呈した導電部16に接着されている。
本実施形態の携帯端末1の構成によれば、スピーカ10と配線基板4と電気的に接続するコイルスプリング21がリブ12に挿通されているため、スピーカ10と配線基板4との間に収縮された状態で組み付けられるとき、コイルスプリング21がリブ12に保持され、コイルスプリング21が伸縮する軸方向からずれることが防止される。このため、コイルスプリング21がバラケなどの不規則な変形を生じることがなく、コイルスプリング21と配線基板とを安定して導通させることができ、接続不良を引き起こすことを防止できる。
図6は、本発明にかかるスピーカの構成の変形例を示す図である。なお、以下に説明する変形例において、すでに上記実施形態で説明した部材などと同等な構成・作用を有する部材等については、図中に同一符号又は相当符号を付すことにより、説明を簡略化或いは省略する。図6(a)に示すスピーカ10は、フレーム11の基板側面11aの、各長辺側縁部の略中央に保持リブ14がそれぞれ形成されている。保持リブ14の数は、特に限定されず、形成することができる。保持リブ14を多く形成することで、スピーカ10を端末筐体2に組み付けた際により安定させることができ、がたつきを確実に防止することができる。
図6(b)に示すスピーカ10は、フレーム11の一方の長辺側縁部の両端部が、基板側面11aに対して平行に延設された延設部11cを有し、延設部11cにおける基板側面11aと平行な面にリブ12が垂直に突設されている。リブ12には、上記実施形態と同様にコイルスプリング21が挿通されている。こうすれば、基板側面11a以外にもリブ12を形成することができ、フレーム11の設計の自由度が向上する。
図6(c)に示すスピーカ10は、フレーム11の基板側面11aの周囲の4つの側面の一つに垂直に突出するようにリブ32を形成し、該リブ32にコイルスプリング21が挿通されている構成である。こうすれば、端末筐体に内蔵された配線基板の形状や、スピーカの放音孔の位置の変更が可能となるため、携帯端末の設計の自由度が向上する。
図6(d)に示すスピーカ10は、フレーム11の基板側面11aにおける一方の長辺側縁部の両端部がそれぞれ、基板側面11aに対して平行に延設された延設部11dを有している。各延設部11dの、基板側面11aに対して垂直な側面の一つにリブ32が設けられ、該リブ32にコイルスプリング21が挿通されている。こうすれば、端末筐体に内蔵された配線基板の形状や、スピーカの放音孔の位置の変更が可能となるため、携帯端末の設計の自由度が向上する。
図7は、コイルスプリングの変形例を示す断面図である。
図7(a)に示すコイルスプリング41は、配線基板側(図7(a)の上側)に向かってコイルスプリング41の巻き径が大きくなる形状を有している。このような形状によれば、コイルスプリング41と回路基板との電気的な接続を確保しやすいうえ、該コイルスプリング41の収縮時には、フレーム側11の端部の巻き径は小さく形成されているため、バラケなどの不具合が生じにくい効果がある。
図7(a)に示すコイルスプリング41は、配線基板側(図7(a)の上側)に向かってコイルスプリング41の巻き径が大きくなる形状を有している。このような形状によれば、コイルスプリング41と回路基板との電気的な接続を確保しやすいうえ、該コイルスプリング41の収縮時には、フレーム側11の端部の巻き径は小さく形成されているため、バラケなどの不具合が生じにくい効果がある。
図7(b)のコイルスプリング51は、軸方向中央部の巻き径が端部側の巻きよりも大きい形状を有している。このような形状によれば、コイルスプリング51を収縮させた際に、軸方向(図7(b)の上下方向)に対してずれにくい効果がある。
図7(c)のコイルスプリング61は、配線基板側(図7(a)の上側)の端部が径方向に重ねて複数巻き付けられた形状を有している。このため、コイルスプリング61の配線基板側の端部が、配線基板に対する接触面積をよい大きくすることができるため、より確実に配線基盤に接触させることができる。なお、コイルスプリング61は、上記実施形態や図7に示す形状に限定されず、配線基板4と確実に電気接続させることができる範囲で適宜変更することができる。
1 携帯端末
4 配線基板
10 スピーカ
11 フレーム
12,32 リブ
14 保持リブ
21,41,51,61 コイルスプリング
4 配線基板
10 スピーカ
11 フレーム
12,32 リブ
14 保持リブ
21,41,51,61 コイルスプリング
Claims (11)
- フレームと、
前記フレームに設けられた電気回路と、
前記電気回路に電気的に接続されたコイルスプリングと、
前記フレームに設けられ、前記コイルスプリングが挿通されたリブと、
を備えた電子部品。 - 前記リブの突出する長さが、前記コイルスプリングの伸縮していない状態における長さより短いことを特徴とする請求項1に記載の電子部品。
- 前記リブが前記フレームに複数設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子部品。
- フレームと、
前記フレームに設けられた電気回路と、
前記電気回路に電気的に接続されたコイルスプリングと、
前記フレームに設けられ、前記コイルスプリングが挿通されたリブと、
前記コイルスプリングと電気的に接続された配線基板と、
を備えた電子部品ユニット。 - 前記リブの突出する長さが、前記コイルスプリングの伸縮していない状態における長さより短いことを特徴とする請求項4に記載の電子部品ユニット。
- 前記リブが前記フレームに複数設けられていることを特徴とする請求項4又は5に記載の電子部品ユニット。
- 前記リブの先端部が前記配線基板に当接され、前記コイルスプリングが収縮している請求項4から6のいずれか1つに記載の電子部品ユニット。
- フレームと、
前記フレームに設けられた電気回路と、
前記電気回路に電気的に接続されたコイルスプリングと、
前記フレームに設けられ、前記コイルスプリングが挿通されたリブと、
を備えたスピーカ。 - 前記リブの前記フレームから突出する高さが、前記コイルスプリングの伸縮していない状態における長さより短いことを特徴とする請求項8に記載のスピーカ。
- 前記リブが前記フレームに複数設けられていることを特徴とする請求項8又は9に記載のスピーカ。
- 上記請求項8から10のいずれか1つに記載されたスピーカを備えた携帯端末。
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