JP2009123563A - シールドフラットケーブルおよびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】グランド線とシールド層との接触が良好でシールド層の接地が確実なシールドフラットケーブルおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明に係るシールドフラットケーブル1の製造方法は、複数本の平角導体2を並列ピッチPで平面上に配列する配列工程と、平角導体2に第1絶縁フィルム3を貼着する絶縁フィルム貼着工程と、フラットケーブル1Bの外側にシールド層9を貼着するシールド層貼着工程と、グランド線2aとシールド層9を電気的に接続する接続工程と、を有し、絶縁フィルム貼着工程において、グランド線2aに第1絶縁フィルム3を貼着しない並列ピッチP以上の幅の窓部6を形成し、シールド層貼着工程前に、窓部6におけるグランド線2aを切断して第1絶縁フィルム3の外側に折り返す折り返し工程を有し、接続工程において、複数本の平角導体2のうち折り返されたグランド線2aのみをシールド層9と電気的に接続する。
【選択図】図2

Description

本発明は、電子機器などに用いられるシールドフラットケーブルおよびその製造方法に関する。
電子機器の小形化、軽量化に伴い、これらに搭載される電子部品、配線用部品等の小形化が進んでいる。特に、電気配線のための配線部材は、限られたスペースで高密度の配線が可能なものが要望されている。このような配線部材としては、可撓性の回路基板や平角導体を用いたフラットケーブル、また、これらの接続に用いられる電気コネクタ等がある。オーディオ,ビデオ等の民生機器、プリンター,スキャナ,複写機等のOA機器、DVD,CD‐ROM,MO,PC、その他の電子機器用配線等、ノイズ対策を必要とする製品の機内配線には、シールド機能を備えたシールドフラットケーブルが使用されている。
フラットケーブルは、複数本の平角導体を一平面上に配列し、その配列面の両側からそれぞれ絶縁フィルムをラミネートしたものである。シールドフラットケーブルの場合、ラミネートした絶縁フィルムの外側に金属箔等のシールド層が設けられる。複数本の平角導体のうち一部はグランド線であり、グランド線とシールド層が電気的に接続された構造を有している。
例えば、特許文献1に記載のシールドフラットケーブルは、図15に示すように、複数本の平角導体112が横一列に、互いに平行に、等ピッチで配置され、それらの上下両側が絶縁性接着層116と絶縁層114を有するプラスチックフィルム(絶縁フィルム)で被覆されてフラットケーブル110とされ、該フラットケーブル110に、最外層をPETなどの絶縁層122、中層をCuやAlなどの金属層(シールド層)124、最内層を絶縁性接着層126としたシールド被覆テープ120が被覆されて構成されている。平角導体112のうち、左右両端のものが、接地導体(グランド線)112aとされている。このシールドフラットケーブルは、図16に示すように、接地導体112aの上部位置の場所に長手方向で複数箇所、接合部121が設けられている。この接合部121では、シールド被覆テープ120の金属層124が絶縁性接着層126を介さずに直接接地導体112aと接続されている。
このシールドフラットケーブルを製造する際には、プラスチックフィルムのラミネート前に、予め接地導体112aの直上にあたる部分の絶縁性接着層116および絶縁層114を予め金型などで穴を開けておくか、または、プラスチックフィルムのラミネート後であってシールド被覆テープ120のラミネート前に、接地導体112aの直上にあたる絶縁性接着層116および絶縁層114の部分にレーザ等で予め穴を開けておく。そして、その穴の部分でシールド被覆テープ120の金属層124と接地導体112aとを電気的に接続させる。
特開2005−93178号公報
平角導体に絶縁フィルムをラミネートする際には、長尺の複数本の平角導体を平面上に整列させた状態で走行させ、それに合わせて長尺の絶縁フィルムを走行させつつ平角導体を挟むようにして配列面の両側から貼り合わせる。そのため、上記のようにラミネート前に絶縁フィルムに穴を開けた場合、走行する平角導体の位置ずれ、走行する絶縁フィルムの位置ずれ、絶縁フィルム内の穴の位置ずれ、などの要因により、ラミネータ(貼り合わせ部)の箇所で穴の位置をグランド線上に正確に位置合わせすることが難しく、幅方向にずれてしまうことがある。例えば、平角導体の並列ピッチが0.5mmである場合に、幅方向の位置ずれ量が0.2mm以上となると、グランド線以外の平角導体(信号線や給電線)がシールド層に接続され接地されてしまう。
また、絶縁フィルムのラミネート後にレーザで穴を開けても、その穴の内側で樹脂の滓が出て、完全に穴が開かないことがある。特に、絶縁フィルムの接着層がポリエステル系である場合にこの問題が顕著となる。穴の形成が不完全であると、グランド線とシールド層との接触不良が生じてシールド層の接地が不十分になる。シールド層の接地が不十分であると、ノイズが乗り易いなど、十分なシールド特性が得られなくなる。特に、平角導体の並列ピッチが狭ピッチ(0.5mm以下)であると穴の開口部が狭く、滓が邪魔となって接触不良となるおそれが大きい。
そこで、本発明の目的は、グランド線とシールド層との接触が良好でシールド層の接地が確実なシールドフラットケーブルおよびその製造方法を提供することにある。
上記課題を解決することのできる本発明に係るシールドフラットケーブルは、
グランド線である導体を含む複数本の平角導体が所定の並列ピッチで平面上に配列され、前記平角導体の配列面の両面から前記平角導体に絶縁フィルムが貼着され、前記平角導体の長手方向の両端部が露出した状態で前記絶縁フィルムの外側にシールド層が貼着されたシールドフラットケーブルであって、
当該シールドフラットケーブルの長手方向端部以外の箇所で、前記グランド線が切断されて前記絶縁フィルムの外側に折り返されており、複数本の前記平角導体のうち折り返された前記グランド線のみが前記シールド層と電気的に接続されていることを特徴とする。
上記課題を解決することのできる本発明に係るシールドフラットケーブルの製造方法は、
グランド線である導体を含む複数本の平角導体を所定の並列ピッチで平面上に配列する配列工程と、
前記平角導体の配列面の両面から前記平角導体に絶縁フィルムを貼着してフラットケーブルを形成する絶縁フィルム貼着工程と、
前記フラットケーブルの外側にシールド層を貼着するシールド層貼着工程と、
前記グランド線と前記シールド層を電気的に接続する接続工程と、を有するシールドフラットケーブルの製造方法であって、
前記絶縁フィルム貼着工程において、前記フラットケーブルの長手方向端部となる箇所に全ての前記平角導体を露出させた導体露出部を設け、
前記シールド層貼着工程前に、前記導体露出部以外の箇所で前記グランド線を切断して前記絶縁フィルムの外側に折り返す折り返し工程を有し、
前記接続工程において、複数本の前記平角導体のうち折り返された前記グランド線のみを前記シールド層と電気的に接続することを特徴とする。
本発明のシールドフラットケーブルの製造方法は、前記絶縁フィルム貼着工程において、前記導体露出部以外の長手方向の一部に、前記グランド線が露出するように少なくとも一方の前記絶縁フィルムを貼着しない前記並列ピッチ以上の幅の窓部を形成し、前記折り返し工程では前記窓部における前記グランド線を切断することが好ましい。
本発明のシールドフラットケーブルの製造方法において、前記窓部が前記グランド線以外の平角導体にも前記絶縁フィルムを貼着しない幅を有する場合には、前記シールド層貼着工程前に、前記窓部における前記グランド線以外の平角導体を前記絶縁フィルムとは別の追加絶縁フィルムで覆う追加絶縁工程を行うことが好ましい。
本発明によれば、グランド線とシールド層を電気的に接続する箇所は、グランド線を切断して絶縁フィルムの外側に折り返して露出された部分であるため、平角導体の配列面に絶縁フィルムを貼着するときの幅方向の位置ずれが生じても、折り返したグランド線上にシールド層を確実に接続させることができ、確実にシールド層を接地することができる。
以下、本発明に係るシールドフラットケーブルおよびその製造方法の実施形態の例について図面を参照して説明する。
図1は本発明に係るシールドフラットケーブルの一方の面を示す平面図であり、図2は図1のシールドフラットケーブルの他方の面を示す平面図であり、図3は図1および図2の矢視A−A断面図であり、図4は図1および図2の矢視B−B断面図であり、図5は図1および図2の矢視C−C断面図である。なお、図3から図5は、図1に示す一方の面を上側にして図示している。
図1から図5に示すように、シールドフラットケーブル1は、複数本(本実施形態では10本)の平角導体2を備え、これら平角導体2が所定の並列ピッチで平面上に配列され、平角導体2の配列面の両面にそれぞれ第1絶縁体を含む第1絶縁フィルム3が貼着(ラミネート)されている。第1絶縁フィルム3の外側には、シールド層9を有するシールドフィルム7が貼着されている。シールドフラットケーブル1の長手方向の両端部は、一方の面(図1に示す面)で複数本の全ての平角導体2が露出した導体露出部15とされ、他方の面(図2に示す面)にのみ第1絶縁フィルム3が貼着されており、導体露出部15は電気コネクタの弾性コンタクト片等に接続可能な接続端末として機能する。また、導体露出部15の平角導体2が露出していない側の面(他方の面)には、図2および図11に示すようにポリエステル等の絶縁樹脂からなる端末補強テープ14が貼着されており、露出した平角導体2を支持して変形を防止している。
また、導体露出部15を除くシールドフラットケーブル1の長手方向の一部で、一方の面側の第1絶縁フィルム3に窓部6が設けられている。導体露出部15と窓部6を除く部分では、平角導体2の両面に第1絶縁フィルム3が貼着されているが、窓部6では平角導体2の一方の面に第1絶縁フィルム3が貼着されていない。10本の平角導体2のうち、並列幅方向の両端から2番目にそれぞれグランド線2aが配置されている。グランド線2a以外の平角導体2は信号線または給電線であり、窓部6において、平角導体2には第2絶縁体を含む第2絶縁フィルム11が貼着されている。
平角導体2は、断面長方形に形成された銅基材上に錫メッキ層が積層された構造とされている。本実施形態では、銅基材の外周全域に錫メッキ層が形成されている。銅基材としては、銅または銅合金が用いられる。また、接続端末となる導体露出部15では、電気接触のための圧縮応力を受けることに起因して平角導体2の表面に針状結晶体(ウィスカ)が発生することがあるため、ウィスカの発生を抑制するために平角導体2に金メッキが施されている。金メッキを施すことにより、ウィスカが発生せず、狭いピッチで並べられた各平角導体2が短絡することなく、平角導体2と電気コネクタとの電気接続の信頼性が向上する。
本実施形態において、平角導体2の厚さは0.035mmであり、平角導体2の幅W1は0.3mmであり、10本の平角導体2の並列ピッチPは0.5mmである。
第1絶縁フィルム3は、第1絶縁体である絶縁樹脂層5と絶縁性接着層4からなり、例えば、絶縁樹脂層5はポリエステルまたはポリイミドあるいはPPS等の樹脂であり、絶縁性接着層4はポリエステル系接着剤もしくは難燃PVCである。平角導体2に対して、絶縁性接着層4の面を対向させて2枚の第1絶縁フィルム3が貼り合わされている。これにより、平角導体2同士の電気的絶縁を図っている。
シールドフィルム7は、導電性接着層8とシールド層9と樹脂層10からなり、例えば、導電性接着層8は導電フィラー含有接着剤であり、シールド層9はアルミまたは銅であり、樹脂層10はPET等のポリエステルである。導電性接着層8はシールド層9とグランド線2aの良好な導電性接続を図り、シールド層9によりシールドフラットケーブル1のシールド効果を発生させている。樹脂層10はシールド層9の剥離や腐食を防止して、シールドフラットケーブル1の信頼性維持を図っている。
シールドフィルム7は、図3から図5に示すようにシールドフラットケーブル1の全周を覆うように1枚を巻きつけて貼着する他、第1絶縁フィルム3と同様に2枚を対向させて貼り合わせても良い。
図3に示すように、シールドフラットケーブル1の長手方向の大部分では全ての平角導体2に対して第1絶縁フィルム3が貼着されているが、図1および図4に示すようにシールドフラットケーブル1の長手方向の一部では、一方の面に第1絶縁フィルム3が貼着されていない窓部6が設けられている。窓部6は、その幅方向の長さが、少なくとも平角導体2の並列ピッチP以上とされており、本実施形態では並列した平角導体2に対して第1絶縁フィルム3が貼着された全幅にわたっている。
この窓部6において、グランド線2aは他方の第1絶縁フィルム3とともに切断されており、窓部6の縁部における他方の第1絶縁フィルム3の外側に折り返されている。図1および図5に示すように、折り返されたグランド線2aの折り返し部2bは、シールドフィルム7の導電性接着層8に接着され、シールド層9とグランド線2aの導電性接続が図られている。
また、図1および図4に示すように、窓部6において、第1絶縁フィルム3とは別の追加絶縁フィルムとして第2絶縁フィルム11が窓部6を覆うように貼着されている。グランド線2aが窓部6の長さ方向の端よりも内側で折り曲げられている場合は、グランド線2aの折り曲げられなかった部分も第2絶縁フィルム11で覆われる。これにより、窓部6では、平角導体2は一方の面側が第2絶縁フィルム11により覆われて電気的に絶縁され、他方の面側が第1絶縁フィルム3により覆われて電気的に絶縁されている。
第2絶縁フィルム11は、第1絶縁フィルム3と同様のものを使用できる。例えば、第2絶縁フィルム11は第2絶縁体である絶縁樹脂層13と絶縁性接着層12からなり、絶縁樹脂層13はポリエステルまたはポリイミドあるいはPPS等の樹脂であり、絶縁性接着層12はポリエステル系接着剤もしくは難燃PVCである。
第2絶縁体は、窓部6で露出した信号線や給電線の平角導体2を絶縁できるものであればよく、フィルムの形態に限られない。例えば、第2絶縁体としてインクや塗工材等の絶縁材料を使用することもできる。
なお、第1絶縁フィルム3および第2絶縁フィルム11の絶縁樹脂層5,13がポリイミドであると、フィルムの形状精度が良好であり、窓部6等を精度良く形成できる。
また、第2絶縁フィルム11の材質および厚さの例としては、0.035mm厚のポリイミドテープ、0.022mm厚のポリエステルテープ、0.020mm厚のPPSテープ、0.025mm厚のポリイミドテープ、等を例示できる。第2絶縁フィルム11の絶縁性接着層12には、アクリル系樹脂も使用できる。
次に、上記構造のシールドフラットケーブル1を製造する製造方法について、その手順に沿って説明する。
まず、銅基材の表面に錫メッキ層が形成された断面長方形の平角導体2(グランド線2aを含む)を複数本(本実施形態では10本)用意する。
次いで、図6に示すように、それぞれ長尺の平角導体2が巻き取られている複数のリール30から平角導体2を送り出して所定の並列ピッチPで同一平面上に配列する(配列工程)。そして、これら平角導体2の上下に、リール31から長尺の第1絶縁フィルム3を送り出してヒータローラ32間に通し、巻き取りローラ33に巻き取る(絶縁フィルム貼着工程)。
絶縁フィルム貼着工程の際、第1絶縁フィルム3の互いの対向面は絶縁性接着層4側とする。つまり、ヒータローラ32の間を通過することにより、第1絶縁フィルム3の絶縁性接着層4が溶融し、平面上に配列された複数本の平角導体2には、表裏から第1絶縁フィルム3が絶縁性接着層4によって貼り合わされ、これら平角導体2が平面上に配列されて絶縁樹脂(絶縁樹脂層5と絶縁性接着層4)で被覆された一連長の長尺フラットケーブルが形成される。
ここで、長尺フラットケーブル1Aの一部を図7に示す。長尺フラットケーブル1Aは、図1に示した導体露出部15と窓部6とを設けるために、一方の第1絶縁フィルム3の長手方向の一部に開口した導体露出窓部15aと窓部6が形成されている。導体露出窓部15aはシールドフラットケーブル1の長手方向の端部となる箇所に設けられ、窓部6は導体露出窓部15a以外の箇所、例えばシールドフラットケーブル1の長手方向の略中央部となる箇所に設けられている。導体露出窓部15aの幅W2は、全ての平角導体2が露出するように平角導体2の並列幅より大きくされており、窓部6の幅W3は、少なくともグランド線2aに第1絶縁フィルム3を貼着しないよう、グランド線2a上の位置で並列ピッチP以上の幅を有するように設定される。本実施形態では、W2とW3を同等の幅に設定している。すなわち、本実施形態では窓部6においても全ての平角導体2に第1絶縁フィルム3を貼着しない形状に開口されている。なお、並列ピッチP以上の幅を設けてグランド線2aのみを露出させる位置に窓部6を設けても良い。
平角導体2に第1絶縁フィルム3を貼着する際には、第1絶縁フィルム3と平角導体2の位置が幅方向にずれることがある。そのずれ量より窓部6の幅W3が小さいと、グランド線2aが第1絶縁フィルム3により覆われて露出しなくなってしまうため、窓部6の幅W3をそのずれ量より大きくなるように設定する。図6に示したようなラミネータは、通常、第1絶縁フィルム3が貼着される間の位置ずれを最大でも平角導体2の並列ピッチP未満にするように精度設計されている。そのため、本実施形態では窓部6の幅W3を少なくとも並列ピッチP以上の幅としており、第1絶縁フィルム3を貼着する際に第1絶縁フィルム3と平角導体2の位置が幅方向に多少ずれたとしても、長手方向における窓部6の位置でグランド線2aに第1絶縁フィルム3が貼着されることは防がれる。したがって、後の工程でグランド線2aとシールド層9との電気的接続を確実に行うことができる。
また、窓部6の長さL1(図1,図7参照)は、第1絶縁フィルム3による絶縁効果を十分に得るためにシールドフラットケーブル1の長さの半分以下とするのが良い。また、窓部6はシールドフラットケーブル1の長手方向に複数設けられていても良い。
このように、上記絶縁フィルム貼着工程では、予め開口した窓部6および導体露出窓部15aを有する第1絶縁フィルム3を平角導体2の長手方向に沿って連続的に貼着することで、導体露出窓部15aおよび窓部6を形成しているが、図8に示すように、短尺の第1絶縁フィルム3を平角導体2の長手方向に沿って間欠的に貼着することで、導体露出窓部15aおよび窓部6を形成しても良い。
絶縁フィルム貼着工程の後、第1絶縁フィルム3の幅方向の余剰部分(耳と呼ばれる部分)を除去するために、図7および図8に示した破線C1で示す位置で切断される。これにより、窓部6および導体露出窓部15aの幅方向両端部で第1絶縁フィルム3が長手方向に繋がった箇所が除去される。
導体露出部15の平角導体2に金メッキ等のメッキを行う場合、長尺フラットケーブルのままでメッキ工程を行う。
このメッキ工程では、図9に示すように、メッキ液槽20に、長尺フラットケーブル1Aを間欠的に送り込んで浸漬させ、長尺フラットケーブル1Aの導体露出部15の部分に露出する平角導体2に電気メッキを施している。露出する平角導体2にメッキ金属を付着させるために、少なくとも1箇所の導体露出部15で、露出する全ての平角導体2と交差する導電部材23で接続一体化して電気的に接続する。長尺フラットケーブル1Aをメッキ液に漬けたときに導電部材23をメッキ液の外で電気クリップ等でメッキ電源21の負電位側に接続し、メッキ液に浸したメッキ金属材22をメッキ電源21の正電位側に接続する。
長尺フラットケーブル1Aは、メッキ液槽20内に連続的に送り込んで浸漬させる(連続メッキ)他に、メッキ液槽20に収まる程度の長さに分断して浸漬させるようにしても良い。
導体露出部15に施すメッキは、この端末部分でのウィスカの発生を抑制することと、あるいは端末部分と電気コネクタとの電気接続の信頼性を高めるためのもので、好ましくは金メッキが施される。但し、錫メッキ上に直接金メッキを施すと、異種金属接触による電食が生じ、長期の使用に耐えられないおそれがある。このため、下地金属としてニッケルメッキを施してから金メッキを施すようにするのが良い。
また、メッキ工程において、導体露出部15だけでなく窓部6にもメッキを施してもよい。その場合、長尺フラットケーブル1Aをメッキ液槽20内に連続的に送り込んで浸漬させることができ、効率的である。もしくは、窓部6をテープ等で一時的にマスキングした状態で連続的にメッキを施しても良い。
このように形成された長尺フラットケーブル1Aは、図7および図8に示した導体露出部15の破線C2で示す位置で切断され、図10に示すように所定の長さのフラットケーブル1Bとされる(切断工程)。
長尺フラットケーブル1Aを切断した図10のフラットケーブル1Bには、図11に示すように導体露出部15の一方の面に平角導体2を支持するように端末補強テープ14を貼着する。一方の第1絶縁フィルム3を残してその上から端末補強テープ14を貼ることもある。
次いで、図10に破線C3で示すように、窓部6におけるグランド線2aと、グランド線2aの周囲の第1絶縁フィルム3を切断して、図12に示すように、窓部6内のグランド線2aを、切断した第1絶縁フィルム3とともに、窓部6とは反対側の第1絶縁フィルム3の外側(他方の面の外側)に折り返して、グランド線2aの折り返し部2bを形成する(折り返し工程)。これにより、折り返し部2bが折り返し前に位置していた箇所は、フラットケーブル1Bの両面が開口して貫通した空隙部6aとなる。なお、図12は図1とは反対側から見た図である。
折り返し工程の次には、図13に示すように、窓部6において露出したグランド線2a以外の平角導体2を覆うように、窓部6の全面を覆うように追加絶縁フィルムである第2絶縁フィルム11を貼着する(追加絶縁工程)。第2絶縁フィルム11の貼着は、熱貼着により行う。第2絶縁フィルム11を貼着する作業は、前記の絶縁フィルム貼着工程とは異なり、短尺のフラットケーブル1Bに対して個々に行うものであるため、例えばフラットケーブル1Bをおいた状態で第2絶縁フィルム11を貼着することができる。そのため、貼着する時にフラットケーブル1Bや第2絶縁フィルム11が位置ずれすることなく、正確な位置に第2絶縁フィルム11を貼着することができる。
また、第2絶縁フィルム11を貼着するのは、窓部6によりグランド線2a以外の平角導体2が露出した一方の面側のみでも良いが、図14に示すように、折り返し部2bを形成した他方の面側における窓部6の裏側にも第2絶縁フィルム11を貼着しても良い。そのとき、折り返し部2bの全体が第2絶縁フィルム11により覆われないようにして、空隙部6aを覆う程度とする。また、第2絶縁フィルム11を両面に1枚ずつ貼り合わせても良いが、1枚を両面に巻き付けるようにしても良い。
追加絶縁工程の後、図1から図5に示したように、導体露出部15およびその近傍を除く部分にシールドフィルム7を貼着する(シールド層貼着工程)。シールドフィルム7の貼着は、1枚を両面に巻きつけても良いし、1枚ずつを両面に貼り合わせても良い。シールドフィルム7を貼着すると、他方の面において第1絶縁フィルム3の外側に折り返されて露出したグランド線2aの折り返し部2bが、シールドフィルム7のシールド層9と電気的に接続される(接続工程)。また、グランド線2a以外の平角導体2は、両端の導体露出部15を除いて第1絶縁フィルム3および第2絶縁フィルム11により覆われており、シールド層9とは絶縁されている。
本実施形態ではシールドフィルム7に導電性接着層8が設けられているため、シールド層貼着工程の際に導電性接着層8が折り返し部2bに接着されて、シールド層貼着工程と同時に接続工程が行われる。導電性接着層8がない場合には、シールド層貼着工程の後に、溶接等によりシールド層9を折り返し部2bに接続することが必要となる。
このように、本発明に係る上記実施形態のシールドフラットケーブル1およびその製造方法は、グランド線2aとシールド層9を電気的に接続する箇所を、グランド線2aを切断して第1絶縁フィルム3の外側に折り返して露出させた部分としているため、平角導体2の配列面に第1絶縁フィルム3を貼着するときの幅方向の位置ずれが生じても、グランド線2aを折り返して形成した折り返し部2b上にシールド層9を確実に接続させることができ、確実にシールド層9を接地することができる。窓部6の幅W3は、少なくともグランド線2aに第1絶縁フィルム3を貼着しないよう、並列ピッチP以上の幅に設定されているため、第1絶縁フィルム3の位置ずれが生じても窓部6の内側でグランド線2aの一方の面が露出され、窓部6の内側でグランド線2aを切断して第1絶縁フィルム3の外側に折り返して確実に露出させることができる。
なお、上記実施形態では、窓部6をシールドフラットケーブル1の片面に設けたが、両面に設けても良い。窓部6を両面に設けた場合には、グランド線2a以外の平角導体2がシールドフィルム7に導通しないように、グランド線2aを折り曲げて一方の第1絶縁フィルム3上に露出させた後に第2絶縁フィルム11を両面に貼着する。また、一方の面に複数の窓部6を設けても良い。
また、折り返し部2bを設ける面はどちらでも良く、両方の面に設けても良い。また、折り返し部2bが片面のみに設けられている場合には、シールド層を折り返し部2bがある側のみに設けても良い。
また、導体露出部15を設ける面も適宜変更でき、折り返し部2bと同じ側の面でも反対側の面でも良い。また、シールドフラットケーブル1の両端で導体露出部15を設ける面を逆にすることもできる。また、導体露出部15の裏側の端末補強テープ14は、設けなくても良い。
また、上記実施形態では、窓部6の幅W3を、全ての平角導体2に第1絶縁フィルム3を貼着しない幅としているが、並列ピッチP以上であってグランド線2aのみを露出させる幅とすることもできる。その場合には、窓部6においてグランド線2a以外の平角導体2が露出されないため、第2絶縁フィルム11を設けなくても良い。
なお、窓部6を設けない形態としても良い。その場合には、導体露出部15以外の箇所で、グランド線2aを第1絶縁フィルム3とともに切断して折り返し、折り返した箇所でグランド線2aから第1絶縁フィルム3を除去する等してシールド層9と接続すれば良い。この形態においても、第1絶縁フィルム3を貼着するときの位置ずれに関わらずシールド層9とグランド線2aの接続を確実に行うことができる。
また、上記実施形態では、折り返し工程前に長尺フラットケーブル1Aを切断して個々のフラットケーブル1Bとする切断工程を行っているが、折り返し工程後やシールド層貼着工程後に切断工程を行っても良い。
なお、グランド線を積層させて配置し、導体露出部で外側のグランド線を折り返してシールド層に接続するシールドフラットケーブルもあるが、その場合は上記実施形態のように連続メッキを施しても積層させた内側のグランド線部分にメッキを施すことができないため、短尺に切断してグランド線を折り返した後にメッキを行う必要がある。それに対して、上記実施形態のシールドフラットケーブル1は、連続メッキによって効率的にメッキを施すことができる。
本実施形態のシールドフラットケーブルの一方の面を示す平面図である。 本実施形態のシールドフラットケーブルの他方の面を示す平面図である。 図1および図2の矢視A−A断面図である。 図1および図2の矢視B−B断面図である。 図1および図2の矢視C−C断面図である。 本実施形態の製造方法において絶縁フィルム貼着工程を示す模式的な斜視図である。 本実施形態の製造方法における絶縁フィルム貼着工程後の長尺フラットケーブルを示す平面図である。 本実施形態の製造方法における絶縁フィルム貼着工程後の長尺フラットケーブルの他の例を示す平面図である。 本実施形態の製造方法におけるメッキ工程を示す模式図である。 本実施形態の製造方法における切断工程後のフラットケーブルを示す平面図である。 図8の部分側面図である。 本実施形態の製造方法における折り返し工程後のフラットケーブルを示す平面図である。 本実施形態の製造方法における追加絶縁工程後のフラットケーブルの一方の面を示す平面図である。 本実施形態の製造方法における追加絶縁工程後のフラットケーブルの他方の面を示す平面図である。 従来のシールドフラットケーブルの一例を示す断面図である。 図15に示したシールドフラットケーブルの他の部分の断面図である。
符号の説明
1 シールドフラットケーブル
1A 長尺フラットケーブル
1B フラットケーブル
2 平角導体
2a グランド線
2b 折り返し部
3 第1絶縁フィルム
6 窓部
7 シールドフィルム
9 シールド層
11 第2絶縁フィルム(追加絶縁フィルム)
15 導体露出部

Claims (4)

  1. グランド線である導体を含む複数本の平角導体が所定の並列ピッチで平面上に配列され、前記平角導体の配列面の両面から前記平角導体に絶縁フィルムが貼着され、前記平角導体の長手方向の両端部が露出した状態で前記絶縁フィルムの外側にシールド層が貼着されたシールドフラットケーブルであって、
    当該シールドフラットケーブルの長手方向端部以外の箇所で、前記グランド線が切断されて前記絶縁フィルムの外側に折り返されており、複数本の前記平角導体のうち折り返された前記グランド線のみが前記シールド層と電気的に接続されていることを特徴とするシールドフラットケーブル。
  2. グランド線である導体を含む複数本の平角導体を所定の並列ピッチで平面上に配列する配列工程と、
    前記平角導体の配列面の両面から前記平角導体に絶縁フィルムを貼着してフラットケーブルを形成する絶縁フィルム貼着工程と、
    前記フラットケーブルの外側にシールド層を貼着するシールド層貼着工程と、
    前記グランド線と前記シールド層を電気的に接続する接続工程と、を有するシールドフラットケーブルの製造方法であって、
    前記絶縁フィルム貼着工程において、前記フラットケーブルの長手方向端部となる箇所に全ての前記平角導体を露出させた導体露出部を設け、
    前記シールド層貼着工程前に、前記導体露出部以外の箇所で前記グランド線を切断して前記絶縁フィルムの外側に折り返す折り返し工程を有し、
    前記接続工程において、複数本の前記平角導体のうち折り返された前記グランド線のみを前記シールド層と電気的に接続することを特徴とするシールドフラットケーブルの製造方法。
  3. 請求項2に記載のシールドフラットケーブルの製造方法であって、
    前記絶縁フィルム貼着工程において、前記導体露出部以外の長手方向の一部に、前記グランド線が露出するように少なくとも一方の前記絶縁フィルムを貼着しない前記並列ピッチ以上の幅の窓部を形成し、
    前記折り返し工程では前記窓部における前記グランド線を切断することを特徴とするシールドフラットケーブルの製造方法。
  4. 請求項3に記載のシールドフラットケーブルの製造方法であって、
    前記窓部は、前記グランド線以外の平角導体にも前記絶縁フィルムを貼着しない幅を有し、
    前記シールド層貼着工程前に、前記窓部における前記グランド線以外の平角導体を前記絶縁フィルムとは別の追加絶縁フィルムで覆う追加絶縁工程を行うことを特徴とするシールドフラットケーブルの製造方法。
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