JP2009122160A - レンズシート及びそれを用いたディスプレイ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】レンズシート1と液晶パネル2を一体化することで、出射される光が全て液晶パネルに入射される。また、液晶パネル2の支持体であるガラスと一体化していることでレンズシート1のシワや輝度ムラは発生しない。さらに、部材数削減に伴う製造工程の簡素化を図ることが可能なディスプレイ装置である。
【選択図】図1
Description
このような液晶表示装置においては、液晶パネルの背面側に光源を配置し、この光源からの光で液晶パネルを照明する方式、いわゆる、バックライト方式が採用されている。
これは、上部に偏光板71、73に挟まれた液晶パネル72が設けられ、その下面側に、略長方形板状のPMMA(ポリメチルメタクリレート)やアクリル等の透明な基材からなる導光板79が設置されており、この導光板79の上面(光射出側)に拡散フィルム(拡散層)78が設けられている。
さらに、図10に例示したプリズムフィルムを用いる装置では、プリズムフィルムの枚数が2枚必要であるため、フィルムの吸収による光量の低下が大きいだけでなく、部材数の増加によりコストが上昇する原因にもなっていた。
直下型方式の液晶表示装置としては、図11に例示する装置が一般的に知られている。これにおいては、上部に偏光板71、73に挟まれた液晶パネル72が設けられ、その下面側に、蛍光管等からなる光源51から射出され、拡散フィルム82のような光学シートで拡散された光を、高効率で液晶パネル72の有効表示エリアに集光させるものである。光源51からの光を効率よく照明光として利用するために、光源51の背面には、リフレター52が配置されている。
このプリズム172は光の波長に比較して大きいサイズ(ピッチ)である。
このようなBEF170は、“軸外(off−axis)”からの光を集光し、この光を視聴者に向けて“軸上(on−axis)”に方向転換(redirect)または“リサイクル(recycle)”する。
プリズムの反復的アレイ構造が1方向のみの並列では、その並列方向での方向転換またはリサイクルのみが可能であり、水平および垂直方向での表示光の輝度制御を行なうために、プリズム群の並列方向が互いに略直交するように、2枚のシートを重ねて組み合わせて用いられる。
そして従来より、このBEFに代表されるプリズムの反復的アレイ構造を有する輝度制御部材をディスプレイに採用するものが種々提案されている(たとえば特許文献1〜3参照)。
このようなBEFを輝度制御部材として用いた光学シートでは、屈折作用によって、光源からの光が、最終的には、制御された角度でフィルムより出射されることによって、視聴者の視覚方向の光の強度を高めるように制御することができる。
このような光強度ピークを有する輝度分布は望ましくはなく、±90°近辺での光強度ピークのない滑らかな輝度分布の方が望ましい。
しかしながら、光学シートの構成枚数が多いと、ディスプレイの組立て時の作業が煩雑になり、また光学シートの間のゴミの影響を受け、小型化や薄型化の妨げになるなどの問題がある。
特に、最近、目覚しい発展をみるカラー液晶表示装置においては、液晶パネルのパネル透過率がモノクロ対応の液晶パネルに比べ格段に低く、そのため、バックライトユニットの輝度向上を図ることが、装置自体の低消費電力を得るために必須となっている。
しかしながら、上述した従来の直下型のディスプレイユニットの構成では、以下の3つの問題がある。
また本発明のディスプレイ装置は、液晶パネルの非視認面側に表示領域内で少なくとも1箇所以上で一体化されたレンズシートを有する光学ユニットと、前記光学ユニット用の光源と、前記光学ユニットと光源の間に配置された少なくとも1枚の拡散板とを有するディスプレイ装置であって、前記レンズシートは、シート状の基材と、前記基材上に一体化されたレンズ部とを有し、前記レンズ部がプリズムレンズアレイであり、かつ、単位レンズピッチPと、レンズ頂部の平坦部の幅が0.1P以上であることを特徴とする。
また本発明のディスプレイ装置は、前記レンズシートと液晶パネルが固定要素を介して一体化されていることを特徴とする。また本発明のディスプレイ装置は、前記レンズシートのレンズ部の頂部が液晶パネルに固定要素を介して一体化されていることを特徴とする。また本発明のディスプレイ装置は、前記固定要素が、粘着材または接着剤であることを特徴とする。また本発明のディスプレイ装置は、前記レンズの高さHと固定要素の厚みTとの間に、H≧3Tなる関係が成立することを特徴とする。
図1は、本発明の実施の形態に係る光学ユニット及びディスプレイ装置の一例を示す側断面図である。
まず本発明の実施の形態に係る光学ユニット3は、液晶パネル2と一体化されたレンズシート1を備えてなる。また、ディスプレイ装置7は、光源部5、少なくとも1枚以上の拡散板4、光学ユニット3の順に配置され、液晶パネル2から、視認面側Kに向けて画像信号によって表示制御された表示光を出射することで画像を表示する。
この拡散板4は、光を拡散して、光源のムラの除去、ランプイメージ防止の効果を有する。
この拡散板4は、透明樹脂とこの透明樹脂の中に分散された光拡散材(粒子)から構成されている。拡散板4に使用される透明樹脂としては、例えばポリカーボネート樹脂、アクリルニトリルスチレン共重合体樹脂、アクリル系樹脂、フッ素系アクリル樹脂、シリコーン系アクリル樹脂、エポキシアクリレート樹脂、ポリスチレン樹脂、シクロオレフィンポリマー、メチルスチレン樹脂、フルオレン樹脂、PET、ポリプロピレン等を使用することができる。
そして、これら透明樹脂中に光拡散材を分散して、押出し成型することにより、板状の拡散板4を製造することができる。拡散板4の厚みは、1〜5mmであることが望ましい。すなわち、厚みが1mm未満の場合、拡散板4は薄くコシがないのでたわむという欠点がある。一方、5mmを越えると、光源51からの光の透過率が悪くなるという欠点がある。
図1に示すレンズシート1は、少なくとも1枚以上の拡散板4から出射された拡散光Lを拡散することや集光することによる輝度上昇効果を持ち、光Dとして出射させる。
また、レンズピッチと画素ピッチ間のモアレを解消するために、レンズ方向にバイアス角度をつけて形成してもよい。
また、図4(a)(b)に示したようにレンズの高さhが単一では無く、複数の単独レンズ、もしくはリブ14をからなるレンズシートを用いても良い。この場合、粘着接着層と直接一体化されないレンズ部の輝度上昇効果は下がらない。
この場合、入射される光がレンズにより集光されることにより輝度上昇効果を有する。
このレンズシート1は、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PC(ポリカーボネート)、PMMA(ポリメチルメタクリレート)、COP(シクロオレフィンポリマー)等を用いて、当該技術分野では良く知られている押し出し成形法、射出成型法、あるいは熱プレス成型法によって形成する。
レンズシート1は、レンズ部と基材からなり、その素材は透明樹脂とこの透明樹脂の中に分散された微細粒子から構成されている。
図1に示すように、レンズシート1が上記液晶パネル2と接合されていることにより、液晶パネル2の基板であるガラス基板がレンズシート1の支持体となり、光源の熱によるレンズシートのシワや反りが押さえられる。
しかしながら、本発明のように液晶パネルと一体化することで、レンズシートが拡散板とは接していないことより、レンズシートの温度は35°C付近までしか上がらず、熱によるシワや反りは押さえられ、またレンズシート自体の熱収縮への影響も軽微となる。
以下、レンズシート1と液晶パネル2との一体化の構造の詳細を説明する。
まず、固定要素として、粘着材や接着剤を用いた場合、レンズアレイのレンズ特性が損なわれないように、レンズ11と液晶パネル2側の基板の接合面では、レンズ部の凹凸(谷部)内を接着剤あるいは粘着剤が埋め切らず、空気層を有する程度に接着剤あるいは粘着剤を薄く、基板の全面もしくはレンズ11との接合面のみに塗布した構成が望まれる。
図2(a)(b)(c)(d)は固定要素として、粘着材・接着剤を用いて一体化した際の例を示す。
このうち図2(a)(b)は、基材に薄く塗布された接着剤及び粘着材にレンズアレイとしてプリズムレンズ・シリンドリカルレンズが例として接合したものを示している。
また、図2(c)(d)は、レンズアレイとしてプリズムレンズ・シリンドリカルレンズの頂部に接着剤及び粘着材を塗布して基材と一体化したものを示している。
また、図6(b)に示す、プリズムレンズアレイの場合、レンズのピッチPに対して固定要素と接合される領域は、0.1P以上が望ましい。
上記の条件を外れた場合、固定要素との接触面積が不足することにより、一体化した場合の密着力不足という問題が生じる。また、0.5P以下の場合、レンズ効果が低下するため、所望の輝度上昇効果は得られない。
レンズシートは接着剤層または粘着剤層を配置した後、各種ラミネート機によって張り合わさられて一体化される。
また接着剤層または粘着剤層は両面テープ状のものでも良いし、単層のものでもよい。
図8は本実施例で採用するレンズシートの形状とレンズ高さと粘着の膜厚の具体例とその判定結果を示す図である。
(レンズシートの作製方法)
(実施例1)
透明PET基材上に、レンズシート1のパターンを形成させるUV硬化性アクリル系樹脂を塗布し、レンズシート1の形状に切削したシリンダー金型を使用して紫外線硬化型樹脂が塗布されたフィルムを搬送しながらUV光を透明PET側から露光することにより、UV硬化型樹脂を硬化させた。そして、この硬化後、透明PETフィルムから金型を剥離することにより、レンズシート1を作製した。
この方法により作製されたレンズシート1のレンズ形状は、ピッチ140μm凸シリンドリカル形状、レンズ高さ75μmで構成されている。
レンズシート1の形状に切削した金型ロールを押出し機に近接して配置した。熱可塑性ポリカーボネート樹脂シートを溶融し、上記押出し機により成型し、当該シートが冷却、硬化する前に上記第金型ロールによって成形して、レンズシート1を作製した。
この方法により作製されたレンズシート1のレンズ形状は、ピッチ140μm凸シリンドリカル形状、レンズ高さ75μmで構成されている。
(実施例3)
レンズの頂部がレンズピッチに対して0.05Pであるレンズシートと液晶パネルの偏光板22をラミネータにて、厚さ12μmであるアクリル系粘着材を介して貼り合わせて光学ユニット3を作製した。
上記のように作成した光学ユニット筺に止め具で固定して、80°Cに24時間入れた。この条件はバックライト点灯時の最大温度を想定している。
その結果液晶パネル2とレンズシート1は剥がれず、粘着層からも気泡が発生しなかった。
また、輸送による振動状態を試験するために、冷陰極ランプが入ったランプハウスを筐体に組み込みその上に、熱可塑性ポリカーボネート樹脂シートを上記押出し機により成型した厚さ2.0mmの拡散板をランプ光源との間に配置した。更に拡散板の上に、上記の光学ユニットを設置しバックライトユニットと液晶パネルの周辺をとめ具で固定し筐体に入れて液晶表示装置を作製した。
上述のように作製されたディスプレイ装置を振動数を5から50Hz、加速度を1.0GとしZ方向に70分、X方向に20分、Y方向に20分試験した。その結果、サンプルに剥がれは発生しなかった。
レンズの頂部がレンズピッチに対して0.1Pであるレンズシートと液晶パネルの偏光板22をラミネータにて、厚さ12μmであるアクリル系粘着材を介して貼り合わせて光学ユニット3を作製した。
上記のように作成した光学ユニット筺に止め具で固定して、80°Cに24時間入れた。この条件はバックライト点灯時の最大温度を想定している。
その結果液晶パネル2とレンズシート1は剥がれず、粘着層からも気泡が発生しなかった。
また、輸送による振動状態を試験するために、冷陰極ランプが入ったランプハウスを筐体に組み込みその上に、熱可塑性ポリカーボネート樹脂シートを上記押出し機により成型した厚さ2.0mmの拡散板をランプ光源との間に配置した。更に拡散板の上に、上記の光学ユニットを設置しバックライトユニットと液晶パネルの周辺をとめ具で固定し筐体に入れて液晶表示装置を作製した。
上述のように作製されたディスプレイ装置を振動数を5から50Hz、加速度を1.0GとしZ方向に70分、X方向に20分、Y方向に20分試験した。その結果、サンプルに剥がれは発生しなかった。
レンズの頂部がレンズピッチに対して0.2Pであるレンズシートと液晶パネルの偏光板22をラミネータにて、厚さ12μmであるアクリル系粘着材を介して貼り合わせて光学ユニット3を作製した。
上記のように作成した光学ユニット筺に止め具で固定して、80°Cに24時間入れた。この条件はバックライト点灯時の最大温度を想定している。
その結果、液晶パネル2とレンズシート1は剥がれず、粘着層からも気泡が発生しなかった。
また、輸送による振動状態を試験するために、冷陰極ランプが入ったランプハウスを筐体に組み込みその上に、熱可塑性ポリカーボネート樹脂シートを上記押出し機により成型した厚さ2.0mmの拡散板をランプ光源との間に配置した。更に拡散板の上に、上記の光学ユニットを設置しバックライトユニットと液晶パネルの周辺をとめ具で固定し筐体に入れて液晶表示装置を作製した。
上述のように作製されたディスプレイ装置を振動数を5から50Hz、加速度を1.0GとしZ方向に70分、X方向に20分、Y方向に20分試験した。その結果、サンプルに剥がれは発生しなかった。
レンズの頂部がレンズピッチに対して0.4Pであるレンズシートと液晶パネルの偏光板22をラミネータにて、厚さ12μmであるアクリル系粘着材を介して貼り合わせて光学ユニット3を作製した。
上記のように作成した光学ユニット筺に止め具で固定して、80°Cに24時間入れた。この条件はバックライト点灯時の最大温度を想定している。
その結果、液晶パネル2とレンズシート1は剥がれず、粘着層からも気泡が発生しなかった。
また、輸送による振動状態を試験するために、冷陰極ランプが入ったランプハウスを筐体に組み込みその上に、熱可塑性ポリカーボネート樹脂シートを上記押出し機により成型した厚さ2.0mmの拡散板をランプ光源との間に配置した。更に拡散板の上に、上記の光学ユニットを設置しバックライトユニットと液晶パネルの周辺をとめ具で固定し筐体に入れて液晶表示装置を作製した。
上述のように作製されたディスプレイ装置を振動数を5から50Hz、加速度を1.0GとしZ方向に70分、X方向に20分、Y方向に20分試験した。その結果、サンプルに剥がれは発生しなかった。
レンズの頂部がレンズピッチに対して0.5Pであるレンズシートと液晶パネルの偏光板22をラミネータにて、厚さ12μmであるアクリル系粘着材を介して貼り合わせて光学ユニット3を作製した。
上記のように作成した光学ユニット筺に止め具で固定して、80°Cに24時間入れた。この条件はバックライト点灯時の最大温度を想定している。
その結果液晶パネル2とレンズシート1は剥がれず、粘着層からも気泡が発生しなかった。
また、輸送による振動状態を試験するために、冷陰極ランプが入ったランプハウスを筐体に組み込みその上に、熱可塑性ポリカーボネート樹脂シートを上記押出し機により成型した厚さ2.0mmの拡散板をランプ光源との間に配置した。更に拡散板の上に、上記の光学ユニットを設置しバックライトユニットと液晶パネルの周辺をとめ具で固定し筐体に入れて液晶表示装置を作製した。
上述のように作製されたディスプレイ装置を振動数を5から50Hz、加速度を1.0GとしZ方向に70分、X方向に20分、Y方向に20分試験した。その結果、サンプルに剥がれは発生しなかった。
しかしながら、この時所望の輝度は得ることはできなかった。
Claims (17)
- シート状の基材と、前記基材上に一体化されたレンズ部とを有し、
前記レンズ部が凸シリンドリカルアレイもしくはマイクロレンズアレイであり、かつ、レンズ頂部の曲率半径が0.5μm以上である、
ことを特徴とするレンズシート。 - シート状の基材と、前記基材上に一体化されたレンズ部とを有し、
前記レンズ部がプリズムレンズアレイであり、かつ、単位レンズピッチPと、レンズ頂部の平坦部の幅が0.1P以上である、
ことを特徴とするレンズシート。 - 前記レンズ部もしくは基材の少なくとも一方に微細粒子を含むことを特徴とする請求項1記載のレンズシート。
- 液晶パネルの非視認面側に表示領域内で少なくとも1箇所以上で一体化されたレンズシートを有する光学ユニットであって、
前記レンズシートは、シート状の基材と、前記基材上に一体化されたレンズ部とを有し、
前記レンズ部が凸シリンドリカルアレイもしくはマイクロレンズアレイであり、かつ、レンズ頂部の曲率半径が0.5μm以上である、
ことを特徴とする光学ユニット。 - 液晶パネルの非視認面側に表示領域内で少なくとも1箇所以上で一体化されたレンズシートを有する光学ユニットであって、
前記レンズシートは、シート状の基材と、前記基材上に一体化されたレンズ部とを有し、
前記レンズ部がプリズムレンズアレイであり、かつ、単位レンズピッチPと、レンズ頂部の平坦部の幅が0.1P以上である、
ことを特徴とする光学ユニット。 - 液晶パネルの非視認面側に表示領域内で少なくとも1箇所以上で一体化されたレンズシートを有する光学ユニットであって、前記レンズシートは、前記レンズ部もしくは基材の少なくとも一方に微細粒子を含むことを特徴とする請求項4または5記載の光学ユニット。
- 前記レンズシートと液晶パネルが固定要素を介して一体化されていることを特徴とする請求項4または5記載の光学ユニット。
- 前記レンズシートのレンズ部の頂部が液晶パネルに固定要素を介して一体化されていることを特徴とする請求項4または5記載の光学ユニット。
- 前記固定要素が、粘着材または接着剤であることを特徴とする請求項8記載の光学ユニット。
- 前記レンズの高さHと固定要素の厚みTとの間に、H≧3Tなる関係が成立することを特徴とする請求項9記載の光学ユニット。
- 液晶パネルの非視認面側に表示領域内で少なくとも1箇所以上で一体化されたレンズシートを有する光学ユニットと、前記光学ユニット用の光源と、前記光学ユニットと光源の間に配置された少なくとも1枚の拡散板とを有するディスプレイ装置であって、
前記レンズシートは、シート状の基材と、前記基材上に一体化されたレンズ部とを有し、
前記レンズ部が凸シリンドリカルアレイもしくはマイクロレンズアレイであり、かつ、レンズ頂部の曲率半径が0.5μm以上である、
ことを特徴とするディスプレイ装置。 - 液晶パネルの非視認面側に表示領域内で少なくとも1箇所以上で一体化されたレンズシートを有する光学ユニットと、前記光学ユニット用の光源と、前記光学ユニットと光源の間に配置された少なくとも1枚の拡散板とを有するディスプレイ装置であって、
前記レンズシートは、シート状の基材と、前記基材上に一体化されたレンズ部とを有し、
前記レンズ部がプリズムレンズアレイであり、かつ、単位レンズピッチPと、レンズ頂部の平坦部の幅が0.1P以上である、
ことを特徴とするディスプレイ装置。 - 液晶パネルの非視認面側に表示領域内で少なくとも1箇所以上で一体化されたレンズシートを有する光学ユニットであって、前記レンズシートは、前記レンズ部もしくは基材の少なくとも一方に微細粒子を含むことを特徴とする請求項11または12記載のディスプレイ装置。
- 前記レンズシートと液晶パネルが固定要素を介して一体化されていることを特徴とする請求項11または12記載のディスプレイ装置。
- 前記レンズシートのレンズ部の頂部が液晶パネルに固定要素を介して一体化されていることを特徴とする請求項11または12記載のディスプレイ装置。
- 前記固定要素が、粘着材または接着剤であることを特徴とする請求項15記載のディスプレイ装置。
- 前記レンズの高さHと固定要素の厚みTとの間に、H≧3Tなる関係が成立することを特徴とする請求項16記載のディスプレイ装置。
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