JP2009120393A - 媒体搬送装置 - Google Patents

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Hideto Koike
秀人 小池
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

【課題】高価な専用センサを設けることなく搬送媒体を検知するセンサにより搬送ベルトの切断を確実に検知できるようにする。
【解決手段】紙幣10を挟持して搬送する搬送ベルト1の一側に紙幣10を検知するセンサ4により検される突出部3を設け、搬送ベルト1を走行させてセンサ4により突出部が2回検知されたとき、その検知時間間隔が一定時間以上の場合、紙幣10を挟持する2本の搬送ベルト1のうちの一方が切断していると判定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、紙幣等の媒体を搬送する搬送装置に関するもので、例えば金融機関等の店舗に設置される自動取引装置に組込まれる媒体搬送装置に関するものである。
一般に自動取引装置に設けられる紙幣入出金機においては、搬送路に設けられたセンサが所定の搬送時間で順次紙幣の通過を検出しないことにより紙幣のジャム検出を行っている。
また、紙幣のジャムが検出された場合には、自動取引装置はその運用を停止し、係員によるジャム紙幣の除去作業後、運用を再開している(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−327340
しかしながら、上述した従来の技術においては、以下の問題がある。
すなわち、紙幣ジャムの検出をセンサによる紙幣の検知と搬送時間で行っている場合、何らかの要因、例えば搬送ベルトの切断等により紙幣の搬送ができなくなった場合にも、紙幣ジャムとして検出されてしまうことがある。
この場合、自動取引装置の運用を停止して係員によるジャム紙幣の除去作業を行うことになるが、実際には紙幣ジャムではないにもかかわらず、係員がジャム紙幣を長い時間探すことになり、自動取引装置の運用効率を低下させると共に、係員の負担を増大させるという問題が生じる。
このような問題を解決するため、搬送ベルトの切断検知専用のセンサを設け、この専用センサにより搬送ベルトの切断を検知して係員に通知することが考えられるが、稀にしか発生しないベルトの切断を検知するために高価なセンサを設置することは低コスト化の要求にそぐわないものとなる。
本発明は、このような問題を解決することを課題とする。
そのため、本発明は、媒体を挟持して搬送する搬送ベルト、該搬送ベルトにより搬送される媒体を光学的に検知するセンサを備えた媒体搬送装置において、前記搬送ベルトの側部に前記センサにより検知可能に突出部を設け、前記搬送ベルトを走行させて前記センサにより突出部が2回検知されたとき、その検知時間間隔が一定時間以上の場合、前記媒体を挟持する2本の搬送ベルトのうちの一方が切断していると判定することを特徴とする。
このようにした本発明は、高価な専用センサを設けることなく搬送媒体を検知するセンサにより搬送ベルトの切断を確実に検知できるので、搬送ベルトが切断しても自動取引装置の運用効率を低下させたり、係員の負担を増大させたりすることなく、係員がすぐに保守員をよんで短時間で装置を復旧させることができるという効果が得られる。
以下、図面を参照して本発明による媒体搬送装置の実施例を説明する。
図1は実施例を示す斜視図で、一例として紙幣搬送装置を示している。
図において1は複数のローラ2によって支持された無端状の搬送ベルトで、後述する搬送モータ(駆動源)によりローラ2を回転させることで循環走行する。
この搬送ベルトは図1では2本一組として二組の搬送ベルト1を平行に配置し、この二組の搬送ベルト1で紙幣10の幅方向2箇所を挟持して搬送する構成のものを示しているが、これに限られるものではなく、幅広のものであれば1組の搬送ベルト1で紙幣10を挟持して搬送することも可能であり、また幅の狭い搬送ベルト1を3組あるいは4組平行に配置して、各組の搬送ベルト1により紙幣10の幅方向2箇所を挟持して搬送することも可能である。
尚、ATMにおいては、このような搬送ベルト1を紙幣搬送方向に複数配置して紙幣搬送路を構成するものとなっている。
3は各搬送ベルト1の一側に設けられた突出部、4は各組の搬送ベルト1の一側に配置されたセンサで、このセンサ4は発光ダイオード等の発光素子とこの発光素子に対向させて配置されるフォトトランジスタ等の受光素子から成り、通常搬送ベルト1により搬送される紙幣10の光学的に検知するために使用されるものであるが、本実施例では突出部3の検知用として兼用されるものとなっている。
本実施例は、1組の搬送ベルト1が例えば図示したように上下に重ねられているとき、上部側の搬送ベルト1の突出部3と下部側の搬送ベルト1の突出部3を、搬送ベルト長の4分の1(1/4)の長さ分だけずらすと共に、センサ4を搬送ベルト1による紙幣の搬送距離Mの半分(M/2)の位置に配置しかつセンサ4の発光素子と受光素子を上下合わせた搬送ベルト1の高さより大きい間隔で配置することにより上部側の搬送ベルト1の突出部3と下部側の搬送ベルト1の突出部3を1つのセンサ4により同一時間間隔で検知することができるようにしている。
つまり、上下1組の搬送ベルト1がそれぞれ1週走行する間に搬送ベルト長の4分の1の間隔でセンサ4が突出部3を検知するように構成している。
図2は制御系のブロック図である。
図において5はローラ2を回転させることで搬送ベルト1を搬送動作させる搬送モータ、6は時間経過を計測するタイマ、7は制御部で、この制御部7にセンサ4、搬送モータ5、及びタイマ6が接続され、制御部7はこれらセンサ4、搬送モータ5、及びタイマ6を制御するものとなっている。
図3はセンサ4の出力状態を示すタイミングチャートで、図中のHはセンサ4の光軸上に突出部3または紙幣10があって光を遮っている状態(検知状態)、Lはセンサ4の光軸上に突出部3または紙幣10がなく光を遮っていない状態(非検知状態)を示すセンサ出力である。
いま、搬送モータ5を起動して2本の搬送ベルト1を走行させたとき、同図(a)に示したように搬送ベルト1が正常で紙幣10が搬送されていない状態では、例えば100ミリ秒(以下、ms)の間隔でセンサ4の光軸上を搬送ベルト1の突出部3が通過する場合、100msの間隔で突出部3の長さに対応したH1のセンサ出力が得られる。
また、同図(b)に示したように搬送ベルト1が正常で紙幣10が搬送されている状態では、100msの間隔で突出部3の長さに対応したH1のセンサ出力が得られると共に、紙幣10の長さに対応したH2のセンサ出力が得られることになる。
更に、同図(c)に示したように搬送ベルト1が切断している場合は、搬送ベルト1が走行できないので、センサ4の光軸上を搬送ベルト1の突出部3が通過することはなく、センサ出力はLのままである。
本実施例ではこのようにセンサ出力が得られるものとなっており、制御部7はこの出力からセンサ4が搬送ベルト1の突出部3を検知したことを認識することができる。
上述した構成による実施例の作用について説明する。
図4は実施例の作用を示すフローチャートで、以下Sで示したステップに従って説明する。
S1:まず、制御部7は搬送モータ5を起動させる。
搬送モータ5が起動すると、図示しない動力伝達機構を介してローラ2が回転し、それに伴って搬送ベルト1が走行する。
S2:次に、搬送ベルト1の切断を監視するため、制御部7はタイマ6の計測値を「0」にクリアする。
S3:次に、制御部7はタイマ6をスタートさせて計測を開始させる。
S4:その後、予め設定した時間Wait(待機)する。
このWait時間は搬送モータ5の回転が安定するまでの時間で、本実施例では、例えば1000msとしている。
S5:1000ms経過後、制御部7はセンサ4が搬送ベルト1の突出部3を検知したかどうか(センサ出力がLの状態からH1の状態に変化したかどうか)を確認し、検知した場合はS7に進む。
S6:制御部7はセンサ4による突出部3の検知を所定の時間、例えば100ms(突出部3の検知間隔時間)監視し、所定の時間が経過してもセンサ4が突出部3を検知しない場合、タイムアウトとしてS9に移行する。
S7:制御部7は搬送ベルト1の突出部3を検知した場合、その検知時点でのタイマ6の計測値Tを図示しないメモリに時間Tonとして保存する。
S8:時間Tonとして保存した後、制御部7はセンサ4が次の突出部3を検知したかどうかを確認し、検知しない場合は検知するまで待つ。
S9:制御部7はセンサ4が次の突出部3を検知すると、その検知時点でのタイマ6の計測値Tから時間Tonを減算(T−Ton)し、減算した値が予め定めた第1の基準時間(例えば100ms)以上か否かにより、搬送ベルト1が切断したか否かを判断する。
つまり、2本1組とした搬送ベルト1に設けた突出部3が、図3(a)で説明したようにセンサ4により100msの間隔で検知される場合、突出部3が2回検知される時間間隔が100ms以上であれば、2本の搬送ベルト1のどちらか一方が切断しているものと判定することができる。
S10:制御部7は搬送ベルト1が切断しているものと判断した場合、搬送モータ5を停止して動作を終了する。
尚、この場合、図示しない表示部やブザー等により搬送ベルト1の切断が発生したことを係員に報知する。
S11:T−Tonの値が基準時間未満の場合、制御部7は現時点でのタイマ6の計測値Tが第1の基準時間より長い予め定めた第2の基準時間(例えば2000ms)以上か否かを判断する。
S12:計測値Tが第2の基準時間未満の場合、制御部7はセンサ4による次の突出部3の検知を待ち、そしてセンサ4が次の突出部3を検知した場合、S7に戻って今回の検知時点でのタイマ6の計測値Tを図示しないメモリに時間Tonとして保存し、以後S8からの処理を繰返す。
S13:前記S11の判断で計測値Tが第2の基準時間以上であった場合、制御部7は搬送ベルト1が切断していない正常な状態であると判断し、搬送モータ5を停止して動作を終了する。
つまり、この時点では複数回繰り返して第1の基準時間内でセンサ4により突出部3が検知されたことになるので、搬送ベルト1は確実に切断していないことが確認されたことになり、そのため、搬送モータ5を停止して正常終了とする。
以上説明した実施例によれば、紙幣を搬送する搬送ベルトの一側に突出部を設けて、この突出部を紙幣検知用のセンサが所定の時間間隔で検知するか否かにより搬送ベルトが切断したか否かを確認するようにしているため、特別なセンサを設けることなく安価に実現可能で、かつ紙幣ジャムと区別して搬送ベルトの切断を検出することができ、搬送ベルト切断の場合は、係員がすぐに保守員をよぶことができるため、装置の復旧時間を大幅に短縮できるという効果が得られる。
尚、上述した実施例は紙幣を搬送する装置を例にして説明したが、紙幣以外の媒体を搬送する装置についても適用可能である。
また、上述した実施例では、T−Tonの値が第1の基準時間未満の場合、つまり突出部3が2回検知されたときの検知時間間隔が一定時間未満の場合、T−Tonの値が第2の基準時間(例えば2000ms)以上か否かを判断して、T−Tonの値が第2の基準時間以上になるまで、突出部3の2回検知、T−Tonの値が第1の基準時間以上か否かの判断、T−Tonの値が第2の基準時間以上の判断を繰り返し行うものとしたが、最初に突出部が2回検知されたときのT−Tonの値が第1の基準時間未満の場合、つまり突出部3が最初に2回検知されたときの検知時間間隔が一定時間未満の場合、センサ4により突出部3を2回検知させてその検知時間間隔が一定時間以上かどうかを判断する処理を少なくとも1回行うものとしてもよい。
更に、上述した実施例では1組の搬送ベルト1について、各々の搬送ベルト1に突出部3を1つ設けたものとしたが、搬送ベルト1の長さに応じて複数設けてもよく、その場合は一定の時間間隔で突出部3がセンサ4により検出されるようにする。
実施例を示す斜視図 実施例の制御系を示すブロック図 センサの出力状態を示すタイミングチャート 実施例の作用を示すフローチャート
符号の説明
1 搬送ベルト
2 ローラ
3 突出部
4 センサ
5 搬送モータ
6 タイマ
7 制御部

Claims (2)

  1. 媒体を挟持して搬送する搬送ベルト、該搬送ベルトにより搬送される媒体を光学的に検知するセンサを備えた媒体搬送装置において、
    前記搬送ベルトの側部に前記センサにより検知可能に突出部を設け、
    前記搬送ベルトを走行させて前記センサにより突出部が2回検知されたとき、その検知時間間隔が一定時間以上の場合、前記媒体を挟持する2本の搬送ベルトのうちの一方が切断していると判定することを特徴とする媒体搬送装置。
  2. 請求項1記載の媒体搬送装置において、
    前記突出部が2回検知されたときの検知時間間隔が一定時間未満の場合、前記センサにより突出部を2回検知させてその検知時間間隔が一定時間以上かどうかを判断する処理を少なくとも1回行うことを特徴とする媒体搬送装置。
JP2007299520A 2007-11-19 2007-11-19 媒体搬送装置 Pending JP2009120393A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014073880A (ja) * 2012-10-02 2014-04-24 Bando Chem Ind Ltd 突起付きベルト
JP2018155554A (ja) * 2017-03-16 2018-10-04 株式会社イシダ X線検査装置

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