JP2009120085A - シフトスイッチ装置 - Google Patents

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【課題】シフトアップ及びシフトダウンの誤操作を抑制し得るとともに、構成を簡素化することができるシフトスイッチ装置を提供する。
【解決手段】車両のハンドルバーH先端に形成された把持グリップGと隣接した位置に設けられ、運転者の操作により車両の自動変速機を任意にシフトアップ又はシフトダウンさせ得る操作レバーを具備したシフトスイッチ装置において、操作レバーは、車両に対して後方側に引張ることにより初期位置から操作位置まで揺動してシフトダウンさせ得る第1操作レバー2と、車両に対して前方側に押すことにより初期位置から操作位置まで揺動してシフトアップさせ得る第2操作レバー3とから成り、当該第1操作レバー2及び第2操作レバー3は、同一の揺動軸Lを中心に揺動操作可能とされるとともに、それぞれ互いに近接する方向に独立して操作可能とされたものである。
【選択図】図4

Description

本発明は、操作レバーの操作により車両の自動変速機を任意にシフトアップ又はシフトダウンさせるシフトスイッチ装置に関するものである。
近時においては、変速操作が自動で行われるオートモード及び運転者のシフト操作に応じて任意にシフトアップ又はシフトダウンが行われるマニュアルモードが選択可能とされた自動変速機を二輪車に搭載することが提案されており、かかる自動変速機を操作するため、左側ハンドルバーに取り付けられたスイッチケースから単一の操作レバーを突設させ、初期位置から一方向に操作レバーを操作するとシフトアップ、当該初期位置から他方向に操作レバーを操作するとシフトダウンさせ得るシフトスイッチ装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、自動変速機を操作するため、左側ハンドルバーに取り付けられたスイッチケースから2つの操作レバーを各々突設させ、一方の操作レバーを初期位置から操作するとシフトアップ、他方の操作レバーを初期位置から操作するとシフトダウンさせ得るシフトスイッチ装置も提案されるに至っている(例えば、特許文献2参照)。
特開2007−50758号公報 特開2003−205759号公報
しかしながら、特許文献1で開示された如き従来技術は、単一の操作レバーを突設させ、初期位置から一方向に操作レバーを操作するとシフトアップ、当該初期位置から他方向に操作レバーを操作するとシフトダウンさせるよう構成されていたので、誤操作してしまう可能性があった。即ち、人差し指で操作レバーの一端を引っ張ってシフトダウン又はシフトアップさせ、親指で操作レバーを他端を押してシフトアップ又はシフトダウンさせるものの場合、人差し指で操作レバーの一端を押したり或いは親指で操作レバーの他端を引っ張って操作してしまうことが可能となっており、誤操作を誘発する虞がある。
また、特許文献2で開示された如き従来技術は、2つの操作レバーを各々突設させ、一方の操作レバーを初期位置から操作するとシフトアップ、他方の操作レバーを初期位置から操作するとシフトダウンさせるよう構成されていたので、上記の如き誤操作を抑制し得るものの、2つの操作レバーはそれぞれ離間した位置に形成された2つの揺動軸を中心としてそれぞれ揺動操作されるものであったので、スイッチ類を結ぶ配線等が長くなったりして構成が複雑になってしまうという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、シフトアップ及びシフトダウンの誤操作を抑制し得るとともに、構成を簡素化することができるシフトスイッチ装置を提供することにある。
請求項1記載の発明は、車両のハンドルバー先端に形成された把持グリップと隣接した位置に設けられ、運転者の操作により車両の自動変速機を任意にシフトアップ又はシフトダウンさせ得る操作レバーを具備したシフトスイッチ装置において、前記操作レバーは、車両に対して後方側に引張ることにより初期位置から操作位置まで揺動してシフトアップ又はシフトダウンさせ得る第1操作レバーと、車両に対して前方側に押すことにより初期位置から操作位置まで揺動してシフトダウン又はシフトアップさせ得る第2操作レバーとから成り、当該第1操作レバー及び第2操作レバーは、同一の揺動軸を中心に揺動操作可能とされるとともに、それぞれ互いに近接する方向に独立して操作可能とされたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のシフトスイッチ装置において、前記第1操作レバーと第2操作レバーとに跨って配設され、当該第1操作レバー及び第2操作レバーが互いに離間する方向に常時付勢する単一の付勢手段を具備したことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載のシフトスイッチ装置において、前記第1操作レバー及び第2操作レバーが初期位置にあるとき、これら第1操作レバー及び第2操作レバーの間隙部を覆うカバー部を具備したことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何れか1つに記載のシフトスイッチ装置において、前記第1操作レバーと第2操作レバーとがそれぞれ初期位置から操作位置に向かって揺動した際、互いに干渉して何れか一方の操作レバーのみが操作位置に至るよう構成されたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、操作レバーは、車両に対して後方側に引張ることにより初期位置から操作位置まで揺動してシフトアップ又はシフトダウンさせ得る第1操作レバーと、車両に対して前方側に押すことにより初期位置から操作位置まで揺動してシフトダウン又はシフトアップさせ得る第2操作レバーとから成るので、シフトアップ及びシフトダウンの誤操作を抑制することができる。同時に、第1操作レバー及び第2操作レバーは、同一の揺動軸を中心に揺動操作可能とされるとともに、それぞれ互いに近接する方向に独立して操作可能とされたので、装置構成を簡素化することができる。
請求項2の発明によれば、第1操作レバーと第2操作レバーとに跨って配設され、当該第1操作レバー及び第2操作レバーが互いに離間する方向に常時付勢する単一の付勢手段を具備したので、第1操作レバー及び第2操作レバーの双方に付勢手段を具備させるものに比べ、構成をより簡素化することができる。
請求項3の発明によれば、第1操作レバー及び第2操作レバーが初期位置にあるとき、これら第1操作レバー及び第2操作レバーの間隙部を覆うカバー部を具備したので、第1操作レバー又は第2操作レバーの操作時、運転者の指がこれらの間隙部に入り込んでしまって操作が困難となってしまうのを回避することができる。
請求項4の発明によれば、第1操作レバーと第2操作レバーとがそれぞれ初期位置から操作位置に向かって揺動した際、互いに干渉して何れか一方の操作レバーのみが操作位置に至るよう構成されたので、誤って第1操作レバーと第2操作レバーとを同時に操作した場合の不具合を回避することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
本実施形態に係るシフトスイッチ装置は、図1、2に示すように、二輪車の左側ハンドルバーHに固定されて各種電装品を操作するための複数のスイッチ(具体的にはディマースイッチやターンシグナルスイッチ等)が形成されたスイッチケースSと隣接した位置に配設されたシフトスイッチ装置本体1を有して成るもので、二輪車に搭載された自動変速機を強制的にシフトアップ又はシフトダウンさせるものである。シフトスイッチ装置本体1は、図2に示すように、ハンドルバーHの外径と略等しい径の孔1aを有しており、かかる孔1aにハンドルバーHを挿通しつつ嵌合させることにより固定可能とされている。尚、同図中符号Gは、運転者が把持し得る把持グリップを示している。
ここで、自動変速機とは、変速比が連続的に制御できる変速機をいい、ベルト駆動で動作する機械式のもの或いは流体式のもの等に適用することができる。然るに、本シフトスイッチ装置は、自動変速機を自動で変速操作可能な状態(オートモード)から、所定の操作手段を操作することによりマニュアルモードに変更された際、自動変速機を手動で変速操作(シフトアップ又はシフトダウン)可能とするものである。
具体的には、シフトスイッチ装置本体1の下部からは、把持グリップG側に向かって略水平に延びた突出部Aが形成されており、該突出部Aの先端側にはマニュアルモード時の自動変速機をシフトアップ及びシフトダウンするための一対の操作レバー(第1操作レバー2及び第2操作レバー3)がそれぞれ突設されている。即ち、突出部AがスイッチケースSの下方を横切って形成されており、二輪車の走行時において把持グリップGを把持した指(人差し指や親指)をのばすことにより操作レバー(第1操作レバー2及び第2操作レバー3)の操作を可能としているのである。
第1操作レバー2は、突出部Aから図2の如く突出して形成されたものであり、車両に対して後方側(図4中のa方向)に引張ることにより初期位置から操作位置まで揺動してシフトダウンさせ得るものである。即ち、運転者が把持グリップGを把持した人差し指を延ばして第1操作レバー2の突端に当てがい、車両の後方側(運転者に近づく方向)に引張って操作することにより、自動変速機をシフトダウンさせ得るよう構成されているのである。
第2操作レバー3は、突出部Aから図2の如く突出して形成されたものであり、車両に対して前方側(図4中のb方向)に押すことにより初期位置から操作位置まで揺動してシフトアップさせ得るものである。即ち、運転者が把持グリップGを把持した親指を延ばして第2操作レバー3の突端や側面に当てがい、車両の前方側(運転者から遠ざかる方向)に押して操作することにより、自動変速機をシフトアップさせ得るよう構成されているのである。
ここで、第1操作レバー2及び第2操作レバー3は、図3、4に示すように、同一の揺動軸Lを中心に揺動操作可能とされるとともに、それぞれ互いに近接する方向(a方向、b方向)に独立して操作可能とされている。また、本実施形態においては、第1操作レバー2と第2操作レバー3とに跨って単一の付勢手段としての捩りバネ4が配設されており、当該捩りバネ4により、第1操作レバー2及び第2操作レバー3が互いに離間する方向に常時付勢されている。
また、突出部A内には、一対のマイクロスイッチ9、10、一対の操作子5、6、及びこれら操作子5、6に形成されたコイルスプリング7、8が配設されている。マイクロスイッチ9、10は、それぞれの先端に作動子9a、10aを具備しており、当該作動子9a、10aが押圧されるとスイッチがオンし得るよう構成されている。また、操作子5、6は、一端が第1操作レバー2に形成された凸部2b、及び第2操作レバー3に形成された凸部3aと当接しつつ、他端がマイクロスイッチ9、10に当接して配設されている。
かかる操作子5、6は、図中左右方向に摺動自在とされているとともに、コイルスプリング7、8により、常時右方向(凸部2b、3a側)へ付勢されている。而して、第1操作レバー2が揺動軸Lを中心に揺動すると、凸部2bがコイルスプリング7の付勢力に抗して操作子5を押圧し、これにより作動子9aが押圧されてマイクロスイッチ9がオンするとともに、第2操作レバー3が揺動軸Lを中心に揺動すると、凸部3aがコイルスプリング8の付勢力に抗して操作子6を押圧し、これにより作動子10aが押圧されてマイクロスイッチ10がオンするよう構成されている。
即ち、第1操作レバー2を操作することによりマイクロスイッチ9がオンした場合、その信号がECU等を介して自動変速機に送られ、当該自動変速機を1段だけ強制的にシフトダウンさせることができ、第2操作レバー3を操作することによりマイクロスイッチ10がオンした場合、その信号がECU等を介して自動変速機に送られ、当該自動変速機を1段だけ強制的にシフトアップさせ得るよう構成されているのである。
而して、シフトダウンすべく、図5に示すように、運転者が同図矢印方向に第1操作レバー2を操作すると、当該第1操作レバー2は捩りバネ4の付勢力に抗して第2操作レバー3側に近づく方向へ揺動し、初期位置から操作位置(マイクロスイッチ9がオンする位置)に至り、操作が終了すると、捩りバネ4の付勢力により初期状態まで自然に戻るよう構成されている。一方、シフトアップすべく、図6に示すように、運転者が同図矢印方向に第2操作レバー3を操作すると、当該第2操作レバー3は捩りバネ4の付勢力に抗して第1操作レバー2に近づく方向へ揺動し、初期位置から操作位置(マイクロスイッチ10がオンする位置)に至り、操作が終了すると、捩りバネ4の付勢力により初期状態まで自然に戻るよう構成されている。
更に、本実施形態においては、第1操作レバー2及び第2操作レバー3が初期位置にあるとき、これら第1操作レバー2及び第2操作レバー3の間隙部を覆うカバー部2aを具備している。かかるカバー部2aは、第1操作レバー2から一体的に延設された部位であり、これにより、第1操作レバー2又は第2操作レバー3の操作時、運転者の指がこれらの間隙部に入り込んでしまって操作が困難となってしまうのを回避することができる。尚、本実施形態においては、カバー部2aが第1操作レバー2から一体的に延設させたものから成るが、これに代えて、第2操作レバー3から一体的にカバー部を延設させて第1操作レバー2及び第2操作レバー3の間隙部を覆うものとしてもよい。
次に、上記シフトスイッチ装置における作用について説明する。
マニュアルモードとした状態において、把持グリップGを把持した指のうち例えば人差し指をのばし、第1操作レバー2を車両後方側へ引張って操作すると、当該第1操作レバー2が揺動軸Lを中心に揺動し、初期位置から操作位置に至る。このとき、操作子5を介して作動子9aが押圧されてマイクロスイッチ9がオンし、自動変速機が1段だけシフトダウンする。然るに、操作が終了すると、捩りバネ4の付勢力により第1操作レバー2は、操作位置から初期位置まで戻ることとなる。
同様に、マニュアルモードとした状態において、把持グリップGを把持した指のうち例えば親指をのばし、第2操作レバー3を車両前方側へ押して操作すると、当該第2操作レバー3が揺動軸Lを中心に揺動し、初期位置から操作位置に至る。このとき、操作子6を介して作動子10aが押圧されてマイクロスイッチ10がオンし、自動変速機が1段だけシフトアップする。然るに、操作が終了すると、捩りバネ4の付勢力により第2操作レバー2は、操作位置から初期位置まで戻ることとなる。
上記実施形態によれば、シフトアップ又はシフトダウンのための操作レバーは、車両に対して後方側に引張ることにより初期位置から操作位置まで揺動してシフトダウンさせ得る第1操作レバー2と、車両に対して前方側に押すことにより初期位置から操作位置まで揺動してシフトアップさせ得る第2操作レバー3とから成るので、シフトアップ及びシフトダウンの誤操作を抑制することができる。同時に、第1操作レバー2及び第2操作レバー3は、同一の揺動軸Lを中心に揺動操作可能とされるとともに、それぞれ互いに近接する方向に独立して操作可能とされたので、装置構成を簡素化することができる。
また、本実施形態によれば、第1操作レバー2と第2操作レバー3とに跨って配設され、当該第1操作レバー2及び第2操作レバー3が互いに離間する方向に常時付勢する単一の捩りバネ4(付勢手段)を具備したので、第1操作レバー2及び第2操作レバー3の双方に付勢手段を具備させるものに比べ、構成をより簡素化することができる。尚、捩りバネ4に代え、第1操作レバー2と第2操作レバー3とに跨って配設されつつ、当該第1操作レバー2及び第2操作レバー3が互いに離間する方向に常時付勢する他の単一の付勢手段としてもよい。
以上、本実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば図7〜図10に示すように、第1操作レバー2及び第2操作レバー3を操作位置から初期位置に戻すための付勢手段が当該第1操作レバー2、第2操作レバー3のそれぞれに設けられたものとしてもよい。この場合、付勢手段は、コイルスプリング13、14にて付勢されたピン11、12から成り、当該ピン11、12の先端が第1操作レバー2及び第2操作レバー3のそれぞれに形成された摺動面2c、3b上を摺動し得るよう構成されている。
即ち、第1操作レバー2或いは第2操作レバー3が揺動操作された場合、図9、10に示すように、ピン11、12は上り勾配の摺動面2c、3b上を摺動することとなるのであるが、操作後は、コイルスプリング13、14の付勢力により初期位置方向へ付勢されるため、上記実施形態と同様、第1操作レバー2或いは第2操作レバー3が自然と初期位置に戻るよう構成されているのである。
更に、第1操作レバー2と第2操作レバー3とがそれぞれ初期位置から操作位置に向かって揺動した際、互いに干渉して何れか一方の操作レバーのみが操作位置に至るよう構成するのが好ましい。例えば、第1操作レバー2或いは第2操作レバー3から一体的に干渉部位を形成しておき、第1操作レバー2と第2操作レバー3とが同時に揺動した場合、当該干渉部による干渉にて何れか一方の操作レバーのみが操作位置に至るよう構成することができる。この場合、誤って第1操作レバー2と第2操作レバー3とを同時に操作した場合の不具合(例えば、マイクロスイッチ9、10が同時にオンしてしまい、ECUによる信号処理が不可能となってしまう等)を回避することができる。
また更に、本実施形態においては、第1操作レバー2を揺動操作したとき(マイクロスイッチ9がオンしたとき)、自動変速機をシフトダウンさせ、第2操作レバー3を揺動操作したとき(マイクロスイッチ10がオンしたとき)、自動変速機をシフトアップさせているが、これに代え、第1操作レバー2を揺動操作したとき(マイクロスイッチ9がオンしたとき)、自動変速機をシフトアップさせ、第2操作レバー3を揺動操作したとき(マイクロスイッチ10がオンしたとき)、自動変速機をシフトダウンさせるよう構成してもよい。また、マイクロスイッチ9、10に代え、第1操作レバー2又は第2操作レバー3の揺動操作によりスイッチングし、自動変速機を任意にシフトアップ又はシフトダウンさせる他のスイッチとしてもよい。
尚、本実施形態においては、二輪車の自動変速機をシフトアップ又はシフトダウン操作するものに適用されているが、他の車両(ATVや雪上車等)における自動変速機のシフトアップ又はシフトダウン操作するものに適用してもよい。また、本実施形態においては、二輪車の左側ハンドルバーにシフトスイッチ装置が配設されているが、二輪車の右側ハンドルバーに配設してもよい。
操作レバーは、車両に対して後方側に引張ることにより初期位置から操作位置まで揺動してシフトアップ又はシフトダウンさせ得る第1操作レバーと、車両に対して前方側に押すことにより初期位置から操作位置まで揺動してシフトダウン又はシフトアップさせ得る第2操作レバーとから成り、当該第1操作レバー及び第2操作レバーは、同一の揺動軸を中心に揺動操作可能とされるとともに、それぞれ互いに近接する方向に独立して操作可能とされたシフトスイッチ装置であれば、外観形状が異なるもの或いは他の機能が付加されたもの等にも適用することができる。
本発明の実施形態に係るシフトスイッチ装置の車両への取付状態を示す上面図 同シフトスイッチ装置のシフトスイッチ装置本体を示す正面図、上面図、右側面図及び左側面図 同シフトスイッチ装置における内部構成を示す縦断面図 同シフトスイッチ装置における内部構成を示す横断面図 同シフトスイッチ装置の第1操作レバーによる操作状態を示す模式図 同シフトスイッチ装置の第2操作レバーによる操作状態を示す模式図 本発明に係る他の実施形態のシフトスイッチ装置を示す縦断面図 同シフトスイッチ装置を示す横断面図 同シフトスイッチ装置の第1操作レバーによる操作状態を示す模式図 同シフトスイッチ装置の第2操作レバーによる操作状態を示す模式図
符号の説明
1 シフトアップ装置本体
2 第1操作レバー
2a カバー部
3 第2操作レバー
4 捩りバネ(単一の付勢手段)
5、6 操作子
7、8 コイルスプリング
9、10 マイクロスイッチ
11、12 ピン(付勢手段)
13、14 コイルスプリング(付勢手段)
H ハンドルバー
S スイッチケース
G 把持グリップ
L 揺動軸

Claims (4)

  1. 車両のハンドルバー先端に形成された把持グリップと隣接した位置に設けられ、運転者の操作により車両の自動変速機を任意にシフトアップ又はシフトダウンさせ得る操作レバーを具備したシフトスイッチ装置において、
    前記操作レバーは、
    車両に対して後方側に引張ることにより初期位置から操作位置まで揺動してシフトアップ又はシフトダウンさせ得る第1操作レバーと、
    車両に対して前方側に押すことにより初期位置から操作位置まで揺動してシフトダウン又はシフトアップさせ得る第2操作レバーと、
    から成り、当該第1操作レバー及び第2操作レバーは、同一の揺動軸を中心に揺動操作可能とされるとともに、それぞれ互いに近接する方向に独立して操作可能とされたことを特徴とするシフトスイッチ装置。
  2. 前記第1操作レバーと第2操作レバーとに跨って配設され、当該第1操作レバー及び第2操作レバーが互いに離間する方向に常時付勢する単一の付勢手段を具備したことを特徴とする請求項1記載のシフトスイッチ装置。
  3. 前記第1操作レバー及び第2操作レバーが初期位置にあるとき、これら第1操作レバー及び第2操作レバーの間隙部を覆うカバー部を具備したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のシフトスイッチ装置。
  4. 前記第1操作レバーと第2操作レバーとがそれぞれ初期位置から操作位置に向かって揺動した際、互いに干渉して何れか一方の操作レバーのみが操作位置に至るよう構成されたことを特徴とする請求項1〜3の何れか1つに記載のシフトスイッチ装置。
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