JP2009120066A - 車両の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両を傾斜路上で発進させるときに車両の振動を防止する車両の制御装置を提供する。
【解決手段】駐車中の車両のシフトポジションがパーキング位置であって(ステップS21でYes)、傾斜路の傾斜角が所定の値よりも大きい場合(ステップS22でYes)に、フットブレーキを自動保持させ(ステップS23)、パーキング位置から他の位置へのシフトポジションの変更が検出される(ステップS26でYes)まで、フットブレーキを自動保持させる。したがって、傾斜による車輪から受ける傾斜路に沿う下方への力がドライブシャフトに伝わらず、ドライブシャフトが捩れてパーキングポールがはずれたときに捩れが伝わることによる車両の振動を防止することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両を傾斜路上で発進させるときに車両の振動を防止する車両の制御装置に関する。
従来、車両は、パーキングブレーキ装置を有しており、このパーキングブレーキ装置は、車輪に制動力を付与させて車両が自走するのを防止している。また、シフトレバーによりシフトポジションがパーキング位置にされると、駆動輪の回転にともなって回転させられるパーキングギヤにパーキングポールを噛み合わせることによって、駆動輪の回転を固定し、車両を停止させている。
特に、傾斜路上で車両を駐車させる場合、傾斜路に沿う車両の自重の分力が発生し、傾斜路の傾斜角が大きいほどこの分力が大きくなるため、傾斜路の傾斜角が大きいと、車両は傾斜路上で後退(下り坂の場合には前進)することになる。そこで、このような車両の後退を抑制する車両制動装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この装置は、車両が傾斜路上に位置していると判断され、パーキングユニットによって何れかの車輪が制動されていて、パーキングユニットによって制動されていない車輪が下り方向に回転している際に、車輪の何れかに制動力が付与されるように制御している。これにより、傾斜路に沿っての後退を抑制するようにしている。
特開2006−224759号公報
しかしながら、上述のような従来の車両の制御装置にあっては、傾斜路上の車両の後退は抑制することができるが、以下のような車両の自重によりドライブシャフト等が捩じられる力を制御することができないという問題があった。
すなわち、傾斜路上で駐車中の車両において、車輪に傾斜路に沿う下方への力が働いているため、回転を阻止するパーキングギヤと車輪との間の部品、主にはドライブシャフトが捩じられる。その後、発進のためパーキング位置からシフトポジションを変更すると、パーキングギヤとパーキングポールの噛み合いがはずれ、車輪とパーキングギヤとの間の捩れが、パーキングギヤから先のギヤ等の回転物を回転させて解放される。このとき、車輪とパーキングギヤとの間の捩れによって、パーキングギヤから先の回転物、モータ等に捩れ振動を発生し、乗員に不快な車両振動を引き起こしてしまうという問題があった。
本発明は、上述のような従来の問題を解決するためになされたもので、車両を傾斜路上で発進させるときに車両の振動を防止する車両の制御装置を提供することを目的とする。
本発明に係る車両の制御装置は、上記目的達成のため、(1)シフトポジションの位置を検出するシフトポジション検出手段と、車両位置の傾斜角を検出する傾斜角検出手段と、フットブレーキの作動を制御するフットブレーキ制御手段と、駆動輪の回転にともなって回転させられるパーキングギヤと、前記パーキングギヤと噛み合って前記パーキングギヤの回転を固定するパーキングポールと、の噛み合いを判定するパーキングギヤ噛み合い判定手段と、を備え、前記フットブレーキ制御手段は、前記シフトポジション検出手段により前記シフトポジションがパーキング位置であると検出され、前記傾斜角検出手段により前記車両位置の傾斜角が予め設定された傾斜角よりも大きな傾斜角であると検出されている場合に、前記フットブレーキを作動させ、前記パーキングギヤ噛み合い判定手段により前記パーキングギヤと前記パーキングポールとの噛み合いが解除されたと判定されるまで、前記フットブレーキを作動させることを特徴とした構成を有している。
この構成により、車両が傾斜路上で駐車中にシフトポジションをパーキング位置から変更し、発進させる場合に、パーキングポールがはずれ、パーキングギヤから駆動力側と駆動輪側とが回転自在に接続されるまで、フットブレーキを自動保持させるので、パーキングギヤが回転自在に接続されるまで常に駆動輪に制動力がかかるため、車両の自重により駆動輪にかかる力をパーキングギヤ側に伝達されないように遮断することができ、パーキングギヤから駆動輪間の部品、主にドライブシャフトが捩じられることを防止し、車両発進時に捩れの伝達による車両の振動発生を防止することができる。
また、本発明に係る車両の制御装置は、上記目的達成のため、(2)シフトポジションの位置を検出するシフトポジション検出手段と、車両位置の傾斜角を検出する傾斜角検出手段と、駆動輪の回転にともなって回転させられるパーキングギヤと、前記パーキングギヤと噛み合って前記パーキングギヤの回転を固定するパーキングポールと、の噛み合いを判定するパーキングギヤ噛み合い判定手段と、フットブレーキの作動を制御するフットブレーキ制御手段と、パーキングブレーキの作動状態を検出するパーキングブレーキ作動状態検出手段と、を備え、前記パーキングギヤ噛み合い判定手段は、前記シフトポジション検出手段により前記シフトポジションがパーキング位置に変更されたと検出され、前記傾斜角検出手段により前記車両位置の傾斜角が予め設定された傾斜角よりも大きな傾斜角であると検出されたとき、前記パーキングギヤと前記パーキングポールとが噛み合うまで噛み合いを判定し、前記フットブレーキ制御手段は、前記パーキングギヤ噛み合い判定手段により前記パーキングギヤと前記パーキングポールとが噛み合ったと判定されてから、前記フットブレーキを作動させ、前記パーキングブレーキ作動状態検出手段により前記パーキングブレーキが作動状態と検出されるまで、前記フットブレーキを作動させることを特徴とした構成を有している。
この構成により、車両を傾斜路上で停車させ、シフトポジションをパーキング位置に変更し、駐車させる場合に、パーキングギヤとパーキングポールとが噛み合ったとき、フットブレーキを作動させ、パーキングブレーキが作動されるまで、フットブレーキを作動させるので、パーキングギヤが固定された以後常に駆動輪に制動力がかかるため、車両の自重により駆動輪にかかる力を遮断することができ、パーキングギヤから駆動輪間の部品、主にドライブシャフトが捩じられることを防止し、捩れの伝達による車両の振動発生を防止することができる。
なお、前記フットブレーキとは、作動指示がなされている間にのみ作動し、駆動輪の制動を行うものであり、作動指示が中断されると、駆動輪の制動を解除するものである。また、前記パーキングブレーキとは、作動指示が入力されると、駆動輪の制動を行い、作動解除指示が入力されるまで、駆動輪の制動を継続するものである。
本発明によれば、傾斜路上で駐車中の車両を発進させる場合に、パーキングギヤが回転自在に接続されるまで常に駆動輪に制動力がかかるため、車両の自重により駆動輪にかかる力をパーキングギヤ側に伝達されないように遮断することができ、パーキングギヤから駆動輪間の部品、主にドライブシャフトが捩じられることを防止し、車両発進時に捩れの伝達による車両の振動発生を防止する車両の制御装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
まず、構成について説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る車両の制御装置を搭載した車両の概略ブロック構成図である。ここで、本発明の実施の形態に係る車両の制御装置を搭載した車両は、ハイブリッド車両とした。
図1に示すように、車両11は、内燃機関であるエンジン12と、エンジン12からの動力を駆動軸としてのドライブシャフト13を介して駆動輪14L、14Rに伝達する動力伝達装置15と、車両11全体を制御するハイブリッド用電子制御ユニット100と、を備えている。
エンジン12は、ガソリンまたは軽油等の炭化水素系の燃料により動力を出力する内燃機関であり、エンジン12の運転状態を検出する各種センサから信号を入力するエンジン用電子制御ユニット(以下、エンジンECUという)101によって燃料噴射制御や点火制御、吸入空気量調節制御等の運転制御が行われるようになっている。
エンジンECU101は、ハイブリッド用電子制御ユニット100と通信しており、ハイブリッド用電子制御ユニット100から入力される制御信号によりエンジン12を運転制御するとともに必要に応じてエンジン12の運転状態に関するデータをハイブリッド用電子制御ユニット100に出力するようになっている。
動力伝達装置15は、モータジェネレータMG1と、モータジェネレータMG2と、モータジェネレータMG2のロータシャフト36に接続される変速機17と、エンジン12およびモータジェネレータMG1の間で動力分配を行う動力分配機構18と、を備えている。
動力分配機構18は、エンジン12のクランクシャフト19に軸中心を貫通された中空のサンギヤ軸20に結合されたサンギヤ21と、クランクシャフト19と同軸上を回転可能に支持されているとともに、リングギヤ軸27を介して変速機17に連結されるリングギヤ22と、サンギヤ21とリングギヤ22との間に配置され、サンギヤ21の外周を自転しながら公転する複数のピニオンギヤ23と、クランクシャフト19の端部にダンパ24を介して結合された入力軸26と、を備えている。また、動力分配機構18は、各ピニオンギヤ23の回転軸を支持するキャリア25を備えており、サンギヤ21、リングギヤ22およびキャリア25を回転要素として差動作用を行う遊星歯車機構を構成している。
この動力分配機構18により、モータジェネレータMG1は、発電機および電動機として機能する。すなわち、キャリア25から入力されるエンジン12からの動力を、サンギヤ21側と、リングギヤ22側と、にそのギヤ比に応じて分配するとき、モータジェネレータMG1が発電機として機能するようになっている。また、モータジェネレータMG1が電動機として機能するときには、キャリア25から入力されるエンジン12からの動力と、サンギヤ21から入力されるモータジェネレータMG1からの動力と、を統合してリングギヤ22側に出力するようになっている。
また、モータジェネレータMG1は、回転磁界を形成するステータ28と、ステータ28の内部に配置され、複数個の永久磁石が埋め込まれているロータ29と、を備えており、ステータ28は、ステータコアおよびステータコアに巻回される三相コイルを備えている。
ロータ29は、動力分配機構18のサンギヤ21と一体的に回転するサンギヤ軸20に結合されており、ステータ28のステータコアは、例えば、電磁鋼板の薄板を積層して形成され、本体ケース51の内周部に固定されている。したがって、モータジェネレータMG1は本体ケース51に収納されている。
このように構成されるモータジェネレータMG1は、ロータ29に埋め込まれた永久磁石による磁界と三相コイルによって形成される磁界との相互作用によりロータ29を回転駆動する電動機として動作するようになっている。また、モータジェネレータMG1は、永久磁石による磁界とロータ29の回転との相互作用により三相コイルの両端に起電力を生じさせる発電機としても動作するようになっている。
また、モータジェネレータMG2は、回転磁界を形成するステータ32と、ステータ32の内部に配置され複数個の永久磁石が埋め込まれたロータ33と、を備えており、ステータ32は、ステータコアおよびステータコアに巻回される三相コイルを備えている。
ロータ33のロータシャフト36は、変速機17のサンギヤ37にスプライン嵌合されており、ステータ32のステータコアは、例えば、電磁鋼板の薄板を積層して形成され、本体ケース51の内周部に固定されている。したがって、モータジェネレータMG2は本体ケース51に収納されている。また、ロータシャフト36は、ベアリングを介して本体ケース51に回転自在に支持されている。
モータジェネレータMG2は、永久磁石による磁界とロータ33の回転との相互作用によって三相コイルの両端に起電力を生じさせる発電機としても動作するようになっており、モータジェネレータMG2は、永久磁石による磁界と三相コイルによって形成される磁界との相互作用によりロータ33を回転駆動する電動機として動作するようになっている。
また、変速機17は、キャリア38が動力伝達装置15の本体ケース51に固定された構造により減速を行うようになっている。具体的には、変速機17は、ロータシャフト36に結合されたサンギヤ37と、動力分配機構18のリングギヤ22と一体的に回転するリングギヤ39と、リングギヤ39およびサンギヤ37に噛合し、サンギヤ37の回転をリングギヤ39に伝達するピニオンギヤ40と、ピニオンギヤ40を回転自在に支持する支持軸を有するキャリア38と、を備えている。この変速機17では、例えば、サンギヤ37の歯数に対しリングギヤ39の歯数を2倍以上にすることにより、減速比を2倍以上にすることができるようになっている。
また、リングギヤ軸27は、ギヤ機構70に接続され、ギヤ機構70は、デファレンシャルギヤ57に接続されている。リングギヤ軸27に出力された動力は、リングギヤ軸27からギヤ機構70を介して、デファレンシャルギヤ57に伝達されるようになっている。デファレンシャルギヤ57は、ドライブシャフト13に接続され、ドライブシャフト13は、駆動輪14L、14Rに接続されている。デファレンシャルギヤ57に伝達された動力は、ドライブシャフト13を介して、駆動輪14L、14Rに出力されるようになっている。
また、ギヤ機構70には、ファイナルギヤ56に取り付けられたパーキングギヤ131と、パーキングギヤ131と噛み合ってその回転駆動を停止した状態でロックするパーキングポール132とからなるパーキングロック機構130が取り付けられている。パーキングポール132は、ハイブリッド用電子制御ユニット100によりシフトポジションセンサ114から入力されたシフトポジション信号に基づいて上下に作動され、パーキングギヤ131との噛合およびその解除によりパーキングロックおよびその解除を行う。ファイナルギヤ56は、機械的に駆動軸としてのリングギヤ軸27に接続されているから、パーキングロック機構130は間接的に駆動軸としてのリングギヤ軸27をロックすることになる。
また、パーキングロック機構130は、図示しない位置センサが設けられ、パーキングポール132の位置が検出されるようになっている。ハイブリッド用電子制御ユニット100では、この位置センサにより検出されたパーキングポール132の位置により、パーキングギヤ131とパーキングポール132とが噛み合っているか否かを判定するようになっている。また、上記位置センサは、従来からパーキングギヤ131に設けられている回転位置センサを代用してもよい。
また、駆動輪14L、14Rには、フットブレーキ121L、121Rおよびパーキングブレーキ122L、122Rが設けられている。フットブレーキ121L、121Rは、ハイブリッド用電子制御ユニット100によりブレーキペダルポジションセンサ116から入力されたブレーキペダルポジション信号に基づいて、駆動輪14L、14Rの制動およびその解除を行う。パーキングブレーキ122L、122Rは、ハイブリッド用電子制御ユニット100によりパーキングブレーキセンサ119から入力されたパーキングブレーキ信号に基づいて、駆動輪14L、14Rの制動およびその解除を行う。
ここで、フットブレーキ121L、121Rは、ハイブリッド用電子制御ユニット100により作動指示が入力されている間にのみ作動し、駆動輪14L、14Rの制動を行い、ハイブリッド用電子制御ユニット100による作動指示が中断されると、駆動輪14L、14Rの制動を解除するものである。一方、パーキングブレーキ122L、122Rは、ハイブリッド用電子制御ユニット100により作動指示が入力されると、駆動輪14L、14Rの制動を行い、ハイブリッド用電子制御ユニット100により作動解除指示が入力されるまで、駆動輪14L、14Rの制動を継続するものである。
したがって、フットブレーキ121L、121Rは、車両11のイグニッションスイッチを切ってしまうと、駆動輪14L、14Rの制動が解除されるが、パーキングブレーキ122L、122Rは、車両11のイグニッションスイッチを切ってしまっても、駆動輪14L、14Rの制動をし続けることができる。
さらに、モータジェネレータMG1およびモータジェネレータMG2は、インバータ61およびインバータ62を介してバッテリ63との間で電力のやりとりを行うようになっている。
インバータ61およびインバータ62とバッテリ63とを接続する電力ライン64は、インバータ61およびインバータ62が共用する正極母線および負極母線として構成されており、モータジェネレータMG1、MG2の何れかで発電される電力を他のモータジェネレータで消費することができるようになっている。
したがって、バッテリ63は、モータジェネレータMG1およびモータジェネレータMG2の何れかから生じた電力や不足する電力により充放電されることになる。なお、モータジェネレータMG1およびモータジェネレータMG2により電力収支のバランスをとるものとすれば、バッテリ63は充放電されない。
また、モータジェネレータMG1およびモータジェネレータMG2は、何れもモータ用電子制御ユニット(以下、モータECUという)102により駆動制御されるようになっている。
モータECU102には、モータジェネレータMG1およびモータジェネレータMG2を駆動制御するために必要な信号、例えば、モータジェネレータMG1およびモータジェネレータMG2の回転子の回転位置を検出する回転位置検出センサ111および回転位置検出センサ112から入力される信号や図示しない電流センサにより検出されるモータジェネレータMG1およびモータジェネレータMG2に印加される相電流等が入力されており、モータECU102からは、インバータ61およびインバータ62へのスイッチング制御信号が出力されるようになっている。
モータECU102は、ハイブリッド用電子制御ユニット100と通信するようになっており、ハイブリッド用電子制御ユニット100から入力される制御信号に応じてインバータ61およびインバータ62を駆動制御することにより、モータジェネレータMG1およびモータジェネレータMG2を駆動制御する。また、モータECU102は、必要に応じてモータジェネレータMG1およびモータジェネレータMG2の運転状態に関するデータをハイブリッド用電子制御ユニット100に出力するようになっている。
バッテリ63は、バッテリ用電子制御ユニット(以下、バッテリECUという)103によって管理されており、バッテリECU103には、バッテリ63を管理するのに必要な信号、例えば、バッテリ63の端子間に設置された図示しない電圧センサからの端子間電圧、バッテリ63の出力端子に接続された電力ライン64に取り付けられた図示しない電流センサからの充放電電流、バッテリ63に取り付けられた図示しない温度センサからの電池温度等が入力されており、必要に応じてバッテリ63の状態に関するデータをハイブリッド用電子制御ユニット100に出力するようになっている。なお、バッテリECU103にあっては、バッテリ63を管理するために電流センサにより検出された充放電電流の積算値に基づいて残容量(SOC(State of charge))も演算している。
一方、図1に示すように、ハイブリッド用電子制御ユニット100は、CPU(Central processing unit)100aを中心とするマイクロプロセッサから構成されており、CPU100aの他に処理プログラムを記憶するROM(Read only memory)100bと、データを一時的に記憶するRAM(Random access memory)100cと、図示しない入出力ポートおよび通信ポートと、を備えている。
ハイブリッド用電子制御ユニット100には、イグニッションスイッチ(IG)113からのイグニッション信号Ig、運転手により手動操作されるシフトレバー91の操作位置を検出するシフトポジションセンサ114からのシフトポジション信号SP、運転手により踏み込まれるアクセルペダル92の踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサ115からのアクセル開度信号Acc、ブレーキペダル93の踏み込み量を検出するブレーキペダルポジションセンサ116からのブレーキペダルポジション信号BP、車速センサ117からの車速信号V、Gセンサ118からの車両11の傾きを求めるための検出信号、パーキングレバー94の操作指示を検出するパーキングブレーキセンサ119からのパーキングブレーキ信号等が、それぞれ入力ポートを介して入力されるようになっている。
なお、ハイブリッド用電子制御ユニット100は、前述したように、エンジンECU101やモータECU102、バッテリECU103と通信ポートを介して接続されており、エンジンECU101やモータECU102、バッテリECU103と各種制御信号やデータのやりとりを行うようになっている。
以下、本発明の実施の形態に係る車両11の特徴的な構成について説明する。
ハイブリッド用電子制御ユニット100は、シフトレバー91の操作位置を検出するシフトポジションセンサ114からのシフトポジション信号SPにより、シフトポジションの位置を検出するようになっている。すなわち、ハイブリッド用電子制御ユニット100は、本発明におけるシフトポジション検出手段を構成している。
また、ハイブリッド用電子制御ユニット100は、Gセンサ118からの車両11の傾きを求めるための検出信号により、車両位置の傾斜角を検出するようになっている。すなわち、ハイブリッド用電子制御ユニット100は、本発明における傾斜角検出手段を構成している。
また、ハイブリッド用電子制御ユニット100は、パーキングレバー94の操作指示を検出するパーキングブレーキセンサ119からのパーキングブレーキ信号により、パーキングブレーキ122L、122Rの作動状態を検出するようになっている。すなわち、ハイブリッド用電子制御ユニット100は、本発明におけるパーキングブレーキ作動状態検出手段を構成している。
また、ハイブリッド用電子制御ユニット100は、ブレーキペダル93の踏み込み量を検出するブレーキペダルポジションセンサ116からのブレーキペダルポジション信号BPにより、フットブレーキ121L、121Rの作動を制御するようになっている。さらに、ハイブリッド用電子制御ユニット100は、シフトポジションがパーキング位置であり、車両位置の傾斜角が予め設定された傾斜角よりも大きな傾斜角である場合に、フットブレーキ121L、121Rを作動させ、シフトポジションがパーキング位置から変更され、パーキングギヤ131とパーキングポール132との噛み合いが解除されたと判定するまで、フットブレーキ121L、121Rを作動させるようにしている。
さらに、ハイブリッド用電子制御ユニット100は、シフトポジションがパーキング位置に変更されたとき、パーキングギヤ131とパーキングポール132とが噛み合うまで待ち、噛み合ったとき、フットブレーキ121L、121Rを作動させ、パーキングブレーキ122L、122Rの作動を検出するまで、フットブレーキ121L、121Rを作動させるようにしている。すなわち、ハイブリッド用電子制御ユニット100は、本発明におけるフットブレーキ制御手段を構成している。
また、ハイブリッド用電子制御ユニット100は、パーキングロック機構130に設けられた位置センサにより検出されたパーキングポール132の位置により、パーキングギヤ131とパーキングポール132との噛み合いを判定するようになっている。さらに、ハイブリッド用電子制御ユニット100は、シフトポジションがパーキング位置に変更されたと検出され、車両位置の傾斜角が予め設定された傾斜角よりも大きな傾斜角であると検出されたとき、パーキングギヤ131とパーキングポール132とが噛み合うまで噛み合いを判定するようになっている。
さらに、ハイブリッド用電子制御ユニット100は、シフトポジションがパーキング位置に変更され、車両位置の傾斜角が予め設定された傾斜角よりも大きな傾斜角であるとき、パーキングギヤ131とパーキングポール132とが噛み合うまで噛み合いを判定するようになっている。すなわち、ハイブリッド用電子制御ユニット100は、本発明におけるパーキングギヤ噛み合い判定手段を構成している。
次に、動作について説明する。
図2は、本発明の実施の形態に係る車両を傾斜路上で駐車させる場合の車両制御処理を示すフローチャートである。
なお、図2に示すフローチャートは、ハイブリッド用電子制御ユニット100のCPU100aによって実行される車両制御処理のプログラムであり、この車両制御処理のプログラムはROM100bに記憶されている。また、この車両制御処理は、ハイブリッド用電子制御ユニット100のCPU100aによって所定の時間(例えば、数msec)間隔で実行される。
図2に示すように、まず、ハイブリッド用電子制御ユニット100のCPU100aは、シフトポジションセンサ114から入力されるシフトポジション信号SPにより、シフトポジションの位置が、パーキング位置以外からパーキング位置に変更されたか否かを判定し(ステップS11)、シフトポジションの位置がパーキング位置に変更されていなければ、車両制御処理を終了する。
次に、ハイブリッド用電子制御ユニット100のCPU100aは、シフトポジションの位置がパーキング位置に変更されたと判定した場合(ステップS11でYesの場合)には、Gセンサ118から入力された検出信号により、車両11の傾斜角、すなわち、車両11が駐車中の傾斜路の傾斜角を求め、この傾斜角が予め設定された傾斜角よりも大きいか否かを判定し(ステップS12)、車両位置の傾斜角が予め設定された傾斜角よりも大きくない場合には、車両制御処理を終了する。
ここで、上記車両位置の傾斜角を求めるため、Gセンサ118による検出信号に基づいて求めているようにしているが、ナビゲーション装置を用いて車両11が駐車中の位置の傾斜角を求めるようにしてもよい。
次に、ハイブリッド用電子制御ユニット100のCPU100aは、車両位置の傾斜角が予め設定された傾斜角よりも大きい場合(ステップS12でYesの場合)には、パーキングギヤ131とパーキングポール132とが噛み合っているか否かを判定する(ステップS13)。パーキングギヤ131とパーキングポール132とが噛み合っていない場合(ステップS13でNoの場合)には、車両11の自重によりパーキングギヤ131とパーキングポール132とが噛み合うまで待つ。また、図2に示すように、車両11の自重による噛み合いを待つことなく、パーキングギヤ131に駆動力を付与し回転させて、パーキングポール132と噛み合わせる(ステップS14)ようにしてもよい。
ハイブリッド用電子制御ユニット100のCPU100aは、パーキングギヤ131とパーキングポール132とが噛み合ったら(ステップS13でYesの場合)、フットブレーキ121L、121Rを作動させる(ステップS15)。ここで、ハイブリッド用電子制御ユニット100のCPU100aは、後述するフットブレーキ121L、121Rの作動解除(ステップS18)まで、フットブレーキ121L、121Rを作動させ続ける。
次に、ハイブリッド用電子制御ユニット100のCPU100aは、パーキングブレーキ122L、122Rが作動されたか否かを判定する(ステップS16)。パーキングブレーキ122L、122Rが作動されていなければ(ステップS16でNoの場合)、パーキングレバー94の操作を運転者に促す(ステップS17)。
一方、パーキングブレーキ122L、122Rが作動された(ステップS16でYesの場合)には、フットブレーキ121L、121Rの作動を解除させて(ステップS18)、車両制御処理を終了する。
以上のように、本実施の形態に係るハイブリッド用電子制御ユニット100によれば、車両11を傾斜路上で停車させ、シフトポジションをパーキング位置に変更し、駐車させる場合に、パーキングギヤ131とパーキングポール132とが噛み合ったとき、フットブレーキ121L、121Rを作動させ、パーキングブレーキ122L、122Rが作動されるまで、フットブレーキ121L、121Rを作動させるので、パーキングギヤ131が固定された以後、常に駆動輪14L、14Rに制動力がかかるため、車両11の自重により駆動輪14L、14Rにかかる力を遮断することができ、パーキングギヤ131から駆動輪14L、14R間の部品、主にドライブシャフト13が捩じられることを防止し、捩れの伝達による車両11の振動発生を防止することができる。
次に、傾斜路上で駐車中の車両11を発進させる場合の車両制御処理について、説明する。
図3は、本発明の実施の形態に係る傾斜路上で駐車中の車両における発進時の車両制御処理を示すフローチャートである。
なお、図3に示すフローチャートは、上記図2に示したフローチャートと同様に、ハイブリッド用電子制御ユニット100のCPU100aによって実行される車両制御処理のプログラムであり、この車両制御処理のプログラムはROM100bに記憶されている。また、この車両制御処理は、ハイブリッド用電子制御ユニット100のCPU100aによって所定の時間(例えば、数msec)間隔で実行される。
図3に示すように、まず、ハイブリッド用電子制御ユニット100のCPU100aは、シフトポジションセンサ114から入力されるシフトポジション信号SPにより、シフトポジションの位置が、パーキング位置であるか否かを判定し(ステップS21)、シフトポジションの位置がパーキング位置でなければ、車両制御処理を終了する。
次に、ハイブリッド用電子制御ユニット100のCPU100aは、シフトポジションの位置がパーキング位置であると判定した場合(ステップS21でYesの場合)には、Gセンサ118から入力された検出信号により、車両11の傾斜角、すなわち、車両11が駐車中の傾斜路の傾斜角を求め、この傾斜角が予め設定された傾斜角よりも大きいか否かを判定し(ステップS22)、車両位置の傾斜角が予め設定された傾斜角よりも大きくない場合には、車両制御処理を終了する。また、上記と同様に、車両位置の傾斜角は、ナビゲーション装置を用いて車両11が駐車中の位置の傾斜角を求めるようにしてもよい。
次に、ハイブリッド用電子制御ユニット100のCPU100aは、車両位置の傾斜角が予め設定された傾斜角よりも大きい場合(ステップS22でYesの場合)には、フットブレーキ121L、121Rを作動させる(ステップS23)。ここで、ハイブリッド用電子制御ユニット100のCPU100aは、後述するフットブレーキ121L、121Rの作動解除(ステップS27)まで、フットブレーキ121L、121Rを作動させ続ける。
次に、ハイブリッド用電子制御ユニット100のCPU100aは、ブレーキペダルポジションセンサ116から車両11を停止させるために十分なブレーキペダルポジション信号BPが入力されたか否かを判定する(ステップS24)。ブレーキペダルポジション信号BPとして十分な値が入力されていなければ(ステップS24でNoの場合)、ステップS23に戻り、ブレーキペダルポジション信号BPとして十分な値が入力されるまで待つ。
ブレーキペダルポジション信号BPとして十分な値が入力された場合(ステップS24でYesの場合)には、パーキングシフトロックを解除して、シフトポジションがパーキング位置から変更可能となるようにする(ステップS25)。
次に、ハイブリッド用電子制御ユニット100のCPU100aは、シフトポジションセンサ114から入力されるシフトポジション信号SPにより、シフトポジションの位置が、パーキング位置からパーキング位置以外に変更されたか否かを判定する(ステップS26)。シフトポジションの位置がパーキング位置以外に変更されていなければ、ステップS23の戻り、シフトポジションの位置がパーキング位置以外に変更されるまで、上記処理(ステップS23〜ステップS26)を繰り返す。
ハイブリッド用電子制御ユニット100のCPU100aは、シフトポジションの位置がパーキング位置以外に変更され、パーキングポール132がはずれ、パーキングギヤ131から駆動力側と駆動輪14L、14R側とが回転自在に接続された場合(ステップS26でYes)には、フットブレーキ121L、121Rの作動を解除させて(ステップS27)、車両制御処理を終了する。
以上のように、本実施の形態に係るハイブリッド用電子制御ユニット100によれば、車両11が傾斜路上で駐車中にシフトポジションをパーキング位置から変更し、車両11を発進させる場合に、パーキングポール132がはずれ、パーキングギヤ131から駆動力側と駆動輪14L、14R側とが回転自在に接続されるまで、フットブレーキ121L、121Rを自動保持させるので、パーキングギヤ131が回転自在に接続されるまで常に駆動輪14L、14Rに制動力がかかるため、車両11の自重により駆動輪14L、14Rにかかる力をパーキングギヤ131側に伝達されないように遮断することができ、パーキングギヤ131から駆動輪14L、14R間の部品、主にドライブシャフト13が捩じられることを防止し、車両発進時に捩れの伝達による車両11の振動発生を防止することができる。
なお、車両11を傾斜路上で駐車させる場合の車両制御処理において、フットブレーキ121L、121Rを自動保持させた(ステップS15)後、パーキングブレーキ122L、122Rを運転者にかけさせるようにしているが、パーキングブレーキ122L、122Rを自動的にかけるようにしてもよい。
図4は、本発明の実施の形態に係る車両を傾斜路上で駐車させる場合に、パーキングブレーキを自動的にかける車両制御処理を示すフローチャートである。図4に示す車両制御処理において、図2に示した車両制御処理と同様の処理については、同一のステップ番号を付し、説明を省略する。
図4に示すように、ハイブリッド用電子制御ユニット100のCPU100aは、パーキングギヤ131とパーキングポール132とが噛み合った後、フットブレーキ121L、121Rを作動させたら(ステップS15)、パーキングブレーキ122L、122Rも作動させる(ステップS31)。
このような車両制御処理においても、上記と同様に、パーキングギヤ131が固定された以後、常に駆動輪14L、14Rに制動力がかかるため、車両11の自重により駆動輪14L、14Rにかかる力を遮断することができ、パーキングギヤ131から駆動輪14L、14R間の部品、主にドライブシャフト13が捩じられることを防止し、捩れの伝達による車両11の振動発生を防止することができる。
なお、本実施の形態においては、車両の制御装置をハイブリッド車両に適用したが、エンジンのみを搭載した車両や、電気自動車(EV)にも適用することができる。
以上のように、本発明にかかる車両の制御装置は、パーキングギヤが回転自在に接続されるまで常に駆動輪に制動力がかかるため、車両の自重により駆動輪にかかる力をパーキングギヤ側に伝達されないように遮断することができ、パーキングギヤから駆動輪間の部品、主にドライブシャフトが捩じられることを防止し、車両発進時に捩れの伝達による車両の振動発生を防止するという効果を有し、車両を傾斜路上で発進させるときに車両の振動を防止する車両の制御装置等として有用である。
本発明の実施の形態に係る車両の制御装置を搭載した車両の概略ブロック構成図である。 本発明の実施の形態に係る車両を傾斜路上で駐車させる場合の車両制御処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る傾斜路上で駐車中の車両における発進時の車両制御処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る車両を傾斜路上で駐車させる場合に、パーキングブレーキを自動的にかける車両制御処理を示すフローチャートである。
符号の説明
11 車両
12 エンジン
13 ドライブシャフト
14L、14R 駆動輪
15 動力伝達装置
17 変速機
18 動力分配機構
19 クランクシャフト
20 サンギヤ軸
21 サンギヤ
22 リングギヤ
23 ピニオンギヤ
25 キャリア
26 入力軸
27 リングギヤ軸
36 ロータシャフト
57 デファレンシャルギヤ
61、62 インバータ
63 バッテリ
70 ギヤ機構
91 シフトレバー
93 ブレーキペダル
94 パーキングレバー
100 ハイブリッド用電子制御ユニット(シフトポジション検出手段、傾斜角検出手段、パーキングブレーキ作動状態検出手段、フットブレーキ制御手段、パーキングギヤ噛み合い判定手段)
101 エンジンECU
102 モータECU
103 バッテリECU
111、112 回転位置検出センサ
114 シフトポジションセンサ
116 ブレーキペダルポジションセンサ
118 Gセンサ
119 パーキングブレーキセンサ
121L、121R フットブレーキ
122L、122R パーキングブレーキ
130 パーキングロック機構
131 パーキングギヤ
132 パーキングポール

Claims (2)

  1. シフトポジションの位置を検出するシフトポジション検出手段と、
    車両位置の傾斜角を検出する傾斜角検出手段と、
    フットブレーキの作動を制御するフットブレーキ制御手段と、
    駆動輪の回転にともなって回転させられるパーキングギヤと、前記パーキングギヤと噛み合って前記パーキングギヤの回転を固定するパーキングポールと、の噛み合いを判定するパーキングギヤ噛み合い判定手段と、
    を備え、
    前記フットブレーキ制御手段は、前記シフトポジション検出手段により前記シフトポジションがパーキング位置であると検出され、前記傾斜角検出手段により前記車両位置の傾斜角が予め設定された傾斜角よりも大きな傾斜角であると検出されている場合に、前記フットブレーキを作動させ、前記パーキングギヤ噛み合い判定手段により前記パーキングギヤと前記パーキングポールとの噛み合いが解除されたと判定されるまで、前記フットブレーキを作動させることを特徴とする車両の制御装置。
  2. シフトポジションの位置を検出するシフトポジション検出手段と、
    車両位置の傾斜角を検出する傾斜角検出手段と、
    駆動輪の回転にともなって回転させられるパーキングギヤと、前記パーキングギヤと噛み合って前記パーキングギヤの回転を固定するパーキングポールと、の噛み合いを判定するパーキングギヤ噛み合い判定手段と、
    フットブレーキの作動を制御するフットブレーキ制御手段と、
    パーキングブレーキの作動状態を検出するパーキングブレーキ作動状態検出手段と、
    を備え、
    前記パーキングギヤ噛み合い判定手段は、前記シフトポジション検出手段により前記シフトポジションがパーキング位置に変更されたと検出され、前記傾斜角検出手段により前記車両位置の傾斜角が予め設定された傾斜角よりも大きな傾斜角であると検出されたとき、前記パーキングギヤと前記パーキングポールとが噛み合うまで噛み合いを判定し、
    前記フットブレーキ制御手段は、前記パーキングギヤ噛み合い判定手段により前記パーキングギヤと前記パーキングポールとが噛み合ったと判定されてから、前記フットブレーキを作動させ、前記パーキングブレーキ作動状態検出手段により前記パーキングブレーキが作動状態と検出されるまで、前記フットブレーキを作動させることを特徴とする車両の制御装置。
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