JP2007090959A - ハイブリッド車 - Google Patents

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Abstract


【課題】 エンジンを停止して走行中に、アクセル操作等以外の操作によりエンジンを始動することが可能なハイブリッド車を提供すること。
【解決手段】 内燃機関と電動機を含む複数の駆動手段を備え、内燃機関を停止して走行可能なハイブリッド車において、操作者の入力操作が可能な入力手段を備え、内燃機関を停止して走行中に入力手段に対して入力操作がなされた所定入力操作時には、内燃機関を始動することを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ハイブリッド車に関し、特に、内燃機関と電動機を含む複数の駆動手段を備え、内燃機関を停止して走行可能なハイブリッド車、および、内燃機関と電動機を含む複数の駆動手段を有し、該内燃機関の運転を制限する内燃機関運転制限モードを含む複数の走行モードのうち一つを選択して走行するハイブリッド車に関する。
一般に、エンジンとモータを備えるハイブリッド車は、エンジンの動力のみにより走行したり(以下、エンジン走行という)、エンジンを停止してモータの動力のみにより走行したり(以下、モータ走行という)、或いはエンジンとモータとの両方を用いて走行したりすることが可能である。通常、エンジンは低出力のときにエネルギー効率が低下するため、低車速の場合にモータの動力のみによる走行を行ない、車速が増加するに従ってエンジンを始動する制御や、急加速の場合にエンジンとモータの両方を用いて走行する制御などが行なわれ、燃費およびレスポンスの向上を図っている。また、車両によっては、モータ走行を優先的に行なう走行モード(以下、モータ走行モードという)を、乗員の操作により選択可能にしており、エンジンよりも騒音の小さいモータによる静かな走行が求められる場合や、低速走行が継続すると思われる場合などに対応している。さらに、過去の走行データに基づいて自動的にモータ走行モードへの切替えを行なう車両も知られている(例えば、特許文献1参照)。この車両では、過去に低車速で走行した特定の場所に至ると、自動的にモータ走行モードが選択される。
特開2005−160270号公報
しかしながら、このようなハイブリッド車では、モータ走行により静かな走行を実現している反面、この静かさによって歩行者等が車両の接近に気づきにくい場合が生じる。従って、例えば見通しの悪い住宅地を走行している場合など、モータ走行を行なっている最中に、一時的にエンジンを始動してその発する音により自車の存在を報知する必要性を感じる場合がある。これに対し、ハイブリッド車の一般的な制御では、アクセルを踏み込んで車両に要求する駆動力を上げること等により結果的にエンジンを始動することは可能であるが、この場合、本来必要のない加速度が発生してしまう。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、エンジンを停止して走行中に、アクセル操作等以外の操作によりエンジンを始動することが可能なハイブリッド車を提供することを主たる目的とする。
上記目的を達成するための本発明の第1の態様は、内燃機関と電動機を含む複数の駆動手段を備え、内燃機関を停止して走行可能なハイブリッド車において、操作者の入力操作が可能な入力手段を備え、内燃機関を停止して走行中に入力手段に対して入力操作がなされた所定入力操作時には、内燃機関を始動することを特徴とするものである。
この本発明の第1の態様によれば、内燃機関を停止して走行中に、入力手段への入力操作により内燃機関を始動することができる。これにより、内燃機関の発する音により自車の存在を歩行者等に報知することもできる。
本発明の第2の態様は、内燃機関を含む複数の駆動手段を有し、内燃機関の運転を制限する内燃機関運転制限モードを含む複数の走行モードのうち一つを選択して走行するハイブリッド車であって、操作者の入力操作が可能な入力手段を備え、内燃機関運転制限モードが選択され、且つ内燃機関を停止して走行中に、入力手段に対して入力操作がなされた所定入力操作時には、内燃機関を始動することを特徴とするものである。
本発明の第2の態様によれば、内燃機関の運転を制限する運転モードで内燃機関を停止して走行中に、入力手段への入力操作により内燃機関を始動することができる。これにより、内燃機関の発する音により自車の存在を歩行者等に報知することもできる。
本発明の第1又は第2の態様は、好ましくは、所定入力操作時には、内燃機関を所定時間運転することを特徴とするものである。これにより、内燃機関の運転が必要な所定時間の経過後には、自動的に内燃機関を停止した状態での走行に戻すことができ、操作者の操作が煩雑になることを回避することができる。また、この所定時間は、より好ましくは、操作者の入力操作により設定可能な時間である。
また、この本発明の第1又は第2の態様において、入力手段は、好ましくは、内燃機関の始動にのみ用いられる手段である。これにより、入力操作に付随して本来必要でない効果が発生するのを回避できる。
本発明によれば、エンジンを停止して走行中に、アクセル操作等以外の操作によりエンジンを始動することが可能なハイブリッド車を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を参照しながら実施例を挙げて説明する。
図1は本発明の一実施例に係るハイブリッド車10の全体構成の概略を模式的に示す図である。ハイブリッド車10は、主要な構成として、エンジン20と、第1モータM1と、第2モータM2と、パワーコントロールユニット(以下PCU:Power Control Unitという)30と、プラネタリギヤ40と、ハイブリッド電子制御ユニット(以下、ECU:Electric Control Unitという)50と、EVスイッチ70と、エンジン始動スイッチ80と、を備える。
エンジン20は、例えば、ガソリン等の燃料により主に走行用の動力を出力する。エンジン20に対して、エンジン電子制御ユニット(以下、ECUという)22により、燃料噴射制御(EFI:Electronic Fuel Injection)や点火時期制御(ESA:Electronic Spark Advance),アイドル回転数制御(ISC:Idle Speed Control)など複数の制御が集中的に行なわれ、エンジン20を最適な状態で運転している。
第1モータM1や第2モータM2は、例えば、発電可能な永久磁石式交流同期型モータである。PCU30は、インバータや昇圧コンバータを備え、ハイブリッドECU50からのスイッチング制御信号に基づいて、バッテリ32からの電力を昇圧して第1モータM1や第2モータM2に供給している。バッテリ32は、例えばニッケル水素バッテリである。バッテリ32には、バッテリ電子制御ユニット(以下、ECU:Electric Control Unitという)34が接続されており、図示しない電流センサにより検出された充放電電流に基づいて残容量(SOC:State Of Charge)を計算し、SOCが低下すると充電要求を、SOCが上昇すると放電要求を、ハイブリッドECU50に送信している。
プラネタリギヤ40は、外歯歯車のサンギヤ41と、内歯歯車のリングギヤ44と、サンギヤ41とリングギヤ44に噛合する複数のピニオンギヤ42のプラネタリギヤ40の中心軸周りの回転を統合して保持するキャリア43とを備える。サンギヤ41には第1モータM1の回転軸が、複数のピニオンギヤ42が接続されたキャリア43にはエンジン20のクランクシャフトが、リングギヤ44にはギヤ機構60や駆動軸61等を介して駆動輪61A,61Bがそれぞれ接続されている。また、リングギヤ44には、減速機62を介して第2モータMGの回転軸が接続されている。
ハイブリッドECU50は、例えばCPU(Central Processing Unit)を中心として構成されたマイクロプロセッサである。ハイブリッドECU50には、アクセルペダルに取り付けられたアクセルペダルセンサ71からのアクセル開度ACや、シフトレバーに取り付けられたシフトポジションセンサ72からのシフトポジションSP、車速センサ73からの車速V、更にはEVスイッチ70やエンジン始動スイッチ80からの入力操作信号等の信号が入力されており、これらの信号に基づいて計算されたエンジン20や第1モータM1,第2モータM2の運転駆動のための信号を、エンジンECU22やPCU30に送信している。
EVスイッチ70は、例えば、運転席前方に配置され、後述するモータ走行を優先的に行なうEVモードのオン/オフを入力操作可能なスイッチである。また、エンジン始動スイッチ80は、例えば、運転席前方に配置されており、モータ走行の最中に入力操作されると、後述の制御によりエンジン20が始動される。なお、エンジン始動スイッチ80は、車両の始動時にエンジン始動に用いられるメカキーと共用されてもよい。
以下、ハイブリッド車10の駆動制御について、A.第2モータM2の動力のみにより走行するモータ走行と、エンジン20と第1モータM1と第2モータM2とを用いて走行するエンジン/モータ走行と、の切替えについて、B.エンジン/モータ走行の基本的な制御、及びエンジン始動の際の過渡時の制御について、の順に説明する。
A.図2は、ハイブリッド車10において行なわれる駆動制御フローの一例を示すフローチャートである。本フローは、ハイブリッドECU50により、一定の時間毎に繰り返し実行される。
まず、ハイブリッドECU50は、EVモードであるか否かを判定する(S100)。この判定は、EVスイッチ70でオン/オフの操作がされたり、後述する処理で解除されたりする毎にオン/オフのフラグをハイブリッドECU50が備えるRAM(Random Access Memory)等に記憶し、これを読み出すことにより行なう。
EVモードでないと判定された場合は(S100のNO)、上述したセンサ群から入力されたアクセル開度ACとシフトポジションSPと車速Vとに基づいて、駆動軸61に要求される駆動軸要求トルクTdtを計算し、駆動軸要求動力Pdtを駆動軸要求トルクTdtと駆動軸61の回転数Ndとの積として計算する。そして、エンジン20から出力すべき要求動力Petを、この駆動軸要求動力PdtとバッテリECU34から送信されるバッテリ32の充放電要求Pbt(ここでは、充電側を正とする)との和をとることにより計算する(S102)。駆動軸要求トルクTdtの計算は、例えば、アクセル開度ACの増加に応じて駆動軸要求トルクTdtが大きくなる傾向に予め定められ、ハイブリッドECU50が備えるROM(Read Only Memory)等に記憶されたマップに基づいて行なうことができる。また、駆動軸61の回転数は、駆動輪61A、61Bに取り付けられた車輪速センサからの値を用いてもよいし、第2モータM2に取り付けられた回転センサ(レゾルバ)からの値に基づいて計算してもよい。
そして、要求動力Petが閾値Ps以上であるか否かを判定する(S104)。閾値Psは、エンジン20をエネルギー効率よく運転できる最小の動力付近の値に設定されている。要求動力Petが閾値Ps未満である場合は(S104のNO)、前回エンジン始動スイッチ80の操作がされてから所定時間T経過したか否かを判定する(S106)。所定時間T経過している場合は(S106のYES)、第2モータM2の動力のみによりモータ走行を行なう(S108)。ここでは、ハイブリッドECU50からPCU30に、第2モータM2の要求トルクTM2tが出力されるように、インバータのスイッチング制御信号等が送信される。なお、要求トルクTM2tは、駆動軸要求トルクTdtをギヤ機構60のギヤ比G1と減速機62のギヤ比G2で除して求められる。図3は、この状態におけるプラネタリギヤ40の各回転要素の回転数とトルクの力学的な関係を示す共線図である。図中、Sはサンギヤ41の回転数Nsを、Cはキャリア43の回転数Ncを、Rはリングギヤ44の回転数Nrを、それぞれ表す。また、図中、太線矢印は、それぞれの回転要素上に出力されるトルクを表す。なお、これらの回転数の間には、次式(1)の関係が成り立っている。ρは、プラネタリギヤ40のギヤ比である。
(1+ρ)・Nc=ρ・Ns+Nr ‥(1)
要求動力Peが閾値Ps以上である場合や(S104のYES)、前回エンジン始動スイッチ80の操作がされてから所定時間T経過していない場合は(S106のNO)、エンジン20と第1モータM1と第2モータM2を共に駆動して、エンジン/モータ走行を行なう(S110)。この制御の詳細については後述する。
一方、S100においてEVモードであると判定された場合には、アクセル開度ACが閾値A1以上であるか否かを判定し(S112)、続いてバッテリ32の残容量SOCが閾値S1未満であるか否かを判定し(S114)、S112とS114のいずれかにおいて肯定的な判定を得た場合にはEVモードを解除して(S116)、S102以下の処理を実行する。S112とS114のいずれにも否定的な判定を得た場合は、S106の判定を実行する。
このように、ハイブリッド車10では、基本的には、エンジン20から出力すべき要求動力Petと閾値Psとの比較によりモータ走行とエンジン/モータ走行とを切替えている。また、EVモードである場合には、所定の解除条件が成立するまでの間モータ走行を行なうことにより、静かな走行及びエネルギー効率の向上を図っている。ただし、これらによりモータ走行が選択されている場合であっても、エンジン始動スイッチ80に入力操作がされてから所定時間Tは、エンジン20を始動してエンジン/モータ走行を行なうよう制御している。これにより、モータ走行の最中に、アクセル操作等以外の操作によりエンジン20を始動することを可能にしている。従って、例えば、モータ走行の最中に一時的にエンジン20を始動して歩行者等に車両の存在を報知することが可能となる。
B.次に、エンジン/モータ走行の基本的な制御について説明する。まず、エンジン20をエネルギー効率よく運転できる運転ライン(トルクと回転数からなる座標を連ねたもの)上で、このエンジン要求動力Petに相当する点の座標をエンジン20の目標トルクTet、目標回転数Netとして設定する。図4に、エンジン20をエネルギー効率よく運転できる運転ラインの一例とこのライン上で目標トルクTet、目標回転数Netを設定する様子を示す。
第1モータM1では、この目標回転数Netと現在のリングギヤ44の回転数Nrとから目標回転数NM1tを式(1)に基づいて計算し、この回転数で駆動されるように、次式(2)のフィードバック制御を行なう。式中、K1は比例項のゲインを、K2は積分項のゲインを表し、「前回」とは、前回このフローを実行したときの値を表す。なお、リングギヤ44の回転数Nrは、第2モータM2に取り付けられた回転センサ(レゾルバ)から計算される回転数に減速機62の減速比を乗じること等により求めることができる。エンジンECU22において燃料噴射制御や点火時期制御を行なうことによっても、エンジン20のトルクや回転数を調節することは可能であるが、エンジン20よりもレスポンスが良好な第1モータM1を用いて、より迅速にエンジン20の回転数を目標に近づけている。
TM1t=前回TM1t+K1・(NM1t−NM1)+K2・∫(NM1t−NM1) ‥(2)
第1モータM1のトルクが決定されると、エンジン20と第1モータM1との駆動に基づいて、リングギヤ44に出力されるトルク(以下、直達トルクTerという)を次式(3)により計算し、駆動軸要求トルクTdtと直達トルクTerとの差を減速機62の減速比で除したものを第2モータM2の目標トルクとして設定する。
Ter=−TM1t/ρ ‥(3)
これらの演算により目標トルクTetや目標回転数Net、目標トルクTM1t、TM2tが設定されると、ハイブリッドECU50からエンジンECU22やPCU30に、エンジン20や第1モータM1、第2モータM2の駆動に必要な情報を送信する。これにより、エンジン20等が、目標とするトルクや回転数で駆動されるように制御が行なわれる。この状態における共線図を図5に示す。
次に、モータ走行からエンジン/モータ走行への過渡時の制御について説明する。ハイブリッド車10では、第1モータM1がクランキングモータの役割を果たす。第1モータM1がクランキングを行なっている状態における共線図を図6に示す。実際には、第1モータM1の駆動とともに、エンジンECU22から燃料噴射制御等を行ない、エンジン20の回転数Neが閾値N1以上となったときに第1モータM1によるクランキングを終了する。なお、このクランキングに伴って、リングギヤ44に負のトルクが出力されるが、この分の不足トルクは、第2モータM2の目標トルクTM2tを修正することにより補われる。
なお、以上の説明は、あくまで基本的な制御について説明したものであり、実際には、第1モータM1や第2モータM2の目標トルクTM1tやTM2tが、バッテリ32の残容量SOCによって制限される等、種々の修正が行なわれる。
以上、本発明を実施するための最良の形態について一実施例を用いて説明したが、本発明はこうした一実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、上述した一実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、車両の形態は、エンジンとモータを備え、モータの動力による走行が可能な形態であれば、如何なるものでも構わない。例えば、図7に示すような、第1の駆動軸91に駆動力を出力するエンジン20と第1モータM1が接続されたCVT90と、第2の駆動軸92に駆動力を出力する第2モータM2とを備えるものが考えられる。また、EVモードを選択する機能を備えない車両にも適用可能である。
また、モータ走行とエンジンを用いる走行の基本的な切替え制御は、車両の構成によって種々の方法で行ない得る。例えば、所定の車速に至るまではモータ走行を行ない、所定の車速に至るとエンジンを始動することを基本的な制御として、これにエンジン始動スイッチ80によるエンジン始動を組み合わせるものとしてもよい。
また、エンジン始動スイッチ80が入力操作されてから所定時間T経過するまではエンジン20を運転するものとしたが、単にエンジン20を始動して、その後モータ走行に移行する何らかの条件を満たすまで、継続的にエンジン20を運転するものとしてもよい。
また、EVモードであることによりモータ走行が選択された場合、及び要求動力Peが閾値Ps未満であることによりモータ走行が選択された場合の双方に、エンジン始動スイッチ80によるエンジン始動を行なうための判定(駆動制御フローのS106)を行なうものとしたが、EVモードであることによりモータ走行が選択された場合にのみこの判定を行なうものとしてもよい。すなわち、EVモードで且つエンジン20を停止して走行している場合にのみエンジン始動スイッチ80によるエンジン始動を行なうものである。
また、所定時間Tは、例えばナビゲーションシステムの入力画面等を用いて、予め操作者により任意に設定可能なものとしてもよい。
また、駆動制御フローにおけるS106のエンジン始動スイッチ80の入力操作が行なわれてから所定時間T以内であるか否かの判定を、S104の要求動力Peが閾値Psを超えたか否かの判定の前に行ない、エンジン始動スイッチ80の入力操作が行なわれてから所定時間T以内である場合は閾値Psを例えば値0に下げることによりエンジン20を始動かつ運転する制御を行なってもよい。
本発明は、エンジンとモータを含む複数の駆動手段を備え、エンジンを停止して走行可能な車両に利用できる。車両の外観、重量、サイズ、走行性能等は問わない。
本発明の一実施例に係るハイブリッド車10の全体構成の概略を模式的に示す図である。 本発明の一実施例に係るハイブリッド車10が行なう駆動制御フローの一例を示す図である。 本発明の一実施例に係るハイブリッド車10のプラネタリギヤ40の各回転要素の回転数とトルクの力学的な関係を示す共線図の一例である。 本発明の一実施例に係るハイブリッド車10において、運転ライン上でエンジン20のトルクと回転数を決定する様子を示す図である。 本発明の一実施例に係るハイブリッド車10のプラネタリギヤ40の各回転要素の回転数とトルクの力学的な関係を示す共線図の一例である。 本発明の一実施例に係るハイブリッド車10のプラネタリギヤ40の各回転要素の回転数とトルクの力学的な関係を示す共線図の一例である。 本発明の変形例に係る車両の構成の一例を示す図である。
符号の説明
10 ハイブリッド車
20 エンジン
22 エンジンECU
30 PCU
32 バッテリ
34 バッテリECU
40 プラネタリギヤ
41 サンギヤ
42 ピニオンギヤ
43 キャリア
44 リングギヤ
50 ハイブリッドECU
60 ギヤ機構
61 駆動軸
61A、61B 駆動輪
62 減速機
70 EVスイッチ
71 アクセルペダルセンサ
72 シフトポジションセンサ
73 車速センサ
80 エンジン始動スイッチ
90 CVT
91 第1の駆動軸
92 第2の駆動軸
M1 第1モータ
M2 第2モータ

Claims (5)

  1. 内燃機関と電動機を含む複数の駆動手段を備え、該内燃機関を停止して走行可能なハイブリッド車において、
    操作者の入力操作が可能な入力手段を備え、
    前記内燃機関を停止して走行中に前記入力手段に対して入力操作がなされた所定入力操作時には、前記内燃機関を始動することを特徴とする、
    ハイブリッド車。
  2. 内燃機関と電動機を含む複数の駆動手段を備え、該内燃機関の運転を制限する内燃機関運転制限モードを含む複数の走行モードのうち一つを選択して走行するハイブリッド車であって、
    操作者の入力操作が可能な入力手段を備え、
    前記内燃機関運転制限モードが選択され、且つ前記内燃機関を停止して走行中に、前記入力手段に対して入力操作がなされた所定入力操作時には、前記内燃機関を始動することを特徴とする、
    ハイブリッド車。
  3. 請求項1又は2に記載のハイブリッド車であって、
    前記所定入力操作時には、前記内燃機関を所定時間運転することを特徴とする、
    ハイブリッド車。
  4. 請求項3に記載のハイブリッド車であって、
    前記所定時間は、操作者の入力操作により設定可能な時間である、
    ハイブリッド車。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載のハイブリッド車であって、
    前記入力手段は、前記内燃機関の始動にのみ用いられる手段である、
    ハイブリッド車。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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