JP2009119260A5 - - Google Patents

Claims (9)

1. 内部に液体冷却剤を有する環境的に封止された中空のチューブからなる少なくとも１つのヒートパイプを備えた、磁気共鳴撮像（ＭＲＩ）装置の発熱性構成要素を冷却するように構成された温度管理システムであって、
   該少なくとも１つのヒートパイプは第１の端部および第２の端部を有し、
   該第１の端部は、該ＭＲＩ装置の該発熱性構成要素の近傍にあり、
   該第２の端部は、前記第１の端部より下側で、低い温度であり、
   該少なくとも１つのヒートパイプは第１の端部の該液体冷却剤は、前記発熱性構成要素から該液体冷却剤への熱伝達により気化し、該少なくとも１つのヒートパイプの該第２の端部で液化することによって、該ＭＲＩ装置の該発熱性構成要素の熱を除去すること
   を特徴とするシステム。
2. 前記発熱性構成要素はＭＲＩ装置（１０）の傾斜コイルを含む、請求項１に記載のシステム。
3. 前記少なくとも１つのヒートパイプ（７２）は、ＭＲＩ装置（１０）の水平軸（７３）と垂直軸（７５）の一方に実質的に沿って配置されている、請求項１に記載のシステム。
4. 前記少なくとも１つのヒートパイプ（７２）の第２の端部から熱を除去するように構成されたヒートシンク（９４）をさらに備える請求項１に記載のシステム。
5. 前記ヒートシンク（９４）はその内部に冷却剤を通過させるマニホールド（９６）の内部に配置されている、請求項４に記載のシステム。
6. 前記少なくとも１つのヒートパイプ（７２）の第１の端部（９０）はエポキシ材料（５５）内に埋め込まれている、請求項１に記載のシステム。
7. 熱伝導性材料から製作されたモジュール（１０６）をさらに備えており、前記少なくとも１つのヒートパイプ（１０６）は該モジュール（１０６）の上に装着されている、請求項１に記載のシステム。
8. 内部に液体冷却剤を有する環境的に封止された中空のチューブからなる少なくとも１つのヒートパイプと、
   該少なくとも１つのヒートパイプと動作可能に結合されたヒートシンクと、
   を備えた温度管理システムであって、
   該少なくとも１つのヒートパイプは第１の端部および第２の端部を有し、
   該少なくとも１つのヒートパイプ該第１の端部は、磁気共鳴撮像（ＭＲＩ）装置の傾斜コイルの近傍にあって、該第１の端部で該液体冷却剤が気化して蒸気になり、該第２の端部で該蒸気が液化することによって、該傾斜コイルから熱を除去し、
   該第２の端部は、前記第１の端部より下側で、低い温度であること
   を特徴とする温度管理システム。
9. 内部に液体冷却剤を有する環境的に封止された中空のチューブからなる少なくとも１つのヒートパイプを備えた磁気共鳴撮像（ＭＲＩ）装置（１０）のための温度管理システム（７０）であって、
   該少なくとも１つのヒートパイプはさらに、該ＭＲＩ装置（１０）の傾斜コイル（５４）の近傍にある該傾斜コイル（５４）からの熱が該少なくとも１つのヒートパイプ（７２）の内部で蒸発を生じさせるような蒸発器セクション（１００）を備え、
   気化潜熱が該液体冷却剤の気化によって吸収されることによって、該少なくとも１つのヒートパイプの第１の端部の温度を低下させて、該ＭＲＩ装置（１０）の該傾斜コイルから熱を除去すること
   を特徴とする温度管理システム（７０）。