JP2009117739A - 電子装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電子装置及びその製造方法に関し、エッチングストッパ膜となる絶縁膜に過度のダメージを与えることなく、塗布系の低誘電率膜との密着性をバラツキなく改善する。【解決手段】 基板9上に形成されたSi−CH2 −Si構造を10〜90重量%含有するシリコンオキシカーバイドからなる第1の絶縁膜1と、第1の絶縁膜1上に形成されたポーラスシリカ系の第2の絶縁膜3とを有し、第1の絶縁膜1と第2の絶縁膜3の界面において、第1の酸素4と二重結合している炭素5を介して、第1の珪素6と、第2の珪素7と結合した第2の酸素8とが連結された構造を形成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は電子装置及びその製造方法に関するものであり、特に、シングル・ダマシンまたはデュアル・ダマシン型の埋込ビア及び/又は埋込配線層を形成する際にポーラスシリカ系塗布膜の密着性を向上するための構成に特徴のある電子装置及びその製造方法に関するものである。
従来、半導体装置の電極材料、配線材料としては、アルミニウムが広く実用されてきたが、近年の半導体装置の微細化や処理の高速化の要求に伴い、電極や配線の形成をアルミニウムで対応することは困難になってきている。
そのため、アルミニウムの次世代材料として、エレクトロマイグレーションに強く、比抵抗がアルミニウムより小さな銅を利用する試みが進められている。
電極材料や配線材料として銅を用いる場合、銅が選択エッチングの困難な材料であることから、電極や配線はダマシン法により埋込電極或いは埋込配線として形成されることになるが、この場合は、形成される電極や配線のアスペクト比を高くすることによって、半導体装置の微細化、高速化を実現することが可能になる。
一方、半導体装置の高速化のためには、配線・電極の低抵抗化とともに、寄生容量を低減するためには層間絶縁膜の低誘電率化が必要となり、低誘電率の層間絶縁膜としてポリアエーテル等の低誘電率の有機絶縁材料(例えば、ダウケミカル社登録商標SiLK)やポーラスシリカの採用が試みられている(例えば、特許文献1参照)。
このようなLow−k膜、特に、ポーラスシリカ等の多孔質絶縁膜を用いてダマシン工程を行う場合に、ダマシン構造における配線層とビア層とからなる層間絶縁膜材料の低誘電率化が進む中で、導電材料である銅(Cu)の拡散を防止するバリア層の材料にも、低誘電率化が求められるようになってきている。
銅の拡散を防止する良好なバリア層の材料として、CVDにより成膜されるシリコンナイトライド(SiN)が知られているが、シリコンナイトライドの比誘電率は7.0程度であり、誘電率が低いとはいえない。
そこで、低誘電率なバリア層としてSi−CH2 −Si骨格を有するシリコンオキシカーバイトが注目されている。
このシリコンオキシカーバイトは良好なCuのバリア性を持つとともに、比誘電率が3.4〜4.6とSiNと比較して大幅に低い材料であるという特徴がある。
しかし、このようなCuバリア膜を兼ねるエッチングストッパ膜の表面は、一般的に表面に付着するメチル基(−CH3 )に起因して疎水性であるため、この疎水性の表面上に、低誘電率絶縁材料からなる膜を形成すると、密着性が悪くなりやすい。
したがって、ダマシン構造を形成するプロセスの一つであるCMP(化学機械研磨)工程で発生するせん断応力により、Cuバリア膜と低誘電率絶縁膜との間で膜剥れが発生する。
そこで、銅配線を覆う塗布系のシリコンカーバイド層の表面を、酸素を含むプラズマ雰囲気中で親水化処理し、親水化処理したシリコンカーバイド層表面上に、酸化シリコンより比誘電率の小さい低誘電率絶縁層を形成することが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
このようなプラズマ処理において、表面にラフネスの大きな改質層が形成され、アンカー効果によって低誘電率膜の付着強度を高めることが記載されている。
特開2004−071705号公報 特開2004−172590号公報
しかし、プラズマ処理により表面にラフネスの大きな改質層が形成されるということは、シリコンカーバイド層の表面が不所望なダメージを受けることを意味しており、エッチングストッパ膜となるシリコンカーバイド層の信頼性が問題になる。
特に、酸素を含んだプラズマ雰囲気中での処理は、与えるダメージが大きくなるため、改善される密着性のバラツキが大きいという問題がある。
したがって、本発明は、エッチングストッパ膜となる絶縁膜に過度のダメージを与えることなく、塗布系の低誘電率膜との密着性をバラツキなく改善することを目的とする。
図1は本発明の原理的構成図であり、ここで図1を参照して、本発明における課題を解決するための手段を説明する。
図1参照
上記課題を解決するために、本発明は、基板9上に、Si−CH2 −Si構造を10〜90重量%含有するシリコンオキシカーバイドからなる第1の絶縁膜1と、第1の絶縁膜1上に形成された、ポーラスシリカ系の第2の絶縁膜3とを有し、第1の絶縁膜1と第2の絶縁膜3の界面において、第1の酸素4と二重結合している炭素5を介して、第1の珪素6と、第2の珪素7と結合した第2の酸素8とが連結された構造を有することを特徴とする。
このように、第1の絶縁膜1と第2の絶縁膜3の界面において、第1の酸素4と二重結合している炭素5を介して、第1の珪素6と、第2の珪素7と結合した第2の酸素8とが連結された構造を形成することによって、第1の絶縁膜1の表面のラフネスを大きくしたアンカーリング効果を用いることなく、したがって、第1の絶縁膜1に過度のダメージを与えることなく第1の絶縁膜1と第2の絶縁膜3との間の密着性を向上することができる。
この場合の第2の絶縁膜3としては、膜内にシリカクラスタ構造を有するポーラスシリカ膜、典型的には、NCS(触媒化成工業株式会社製商品名)を塗布して形成したポーラスシリカ膜が好適であり、比誘電率が3.4〜4.6でありSi−CH2 −Si構造を10〜90重量%含有するシリコンオキシカーバイドからなる第1の絶縁膜1との間の密着性が良好となる。
なお、ポーラスシリカ系の第2の絶縁膜3の比誘電率は2.7以下であることが望ましい。
また、本発明は、電子装置の製造方法において、基板9上に、Si−CH2 −Si構造を10〜90重量%含有するシリコンオキシカーバイドからなる第1の絶縁膜1を形成する工程と、第1の絶縁膜1の表面を非酸化性のガス種からなるプラズマ雰囲気2に晒して第1の絶縁膜1の表層部にカルボキシル基を生成させる工程と、第1の絶縁膜1の表面上に、シリカクラスタ構造を含む液状シリカ系組成物を塗布して第2の絶縁膜3を形成する工程を有することを特徴とする。
このように、第1の絶縁膜1の表面を非酸化性の単一ガス種からなるプラズマ雰囲気2に晒したのち、大気中に取り出す際に、プラズマによって活性化された第1の絶縁膜1の表面を構成する原子が大気中のH2 O等と反応して、カルボキシル基を生成させるので、このカルボキシル基を構成する第1の酸素4と二重結合している炭素5を介して、第1の珪素6と、第2の珪素7と結合した第2の酸素8とが連結された構造を構成して密着性が改善されることになる。
この場合のガス種としては、ヘリウム、アンモニア、或いは、アルゴンの内のいずれかが好適であり、第1の絶縁膜1に過度のダメージを与えることなく、その表層部にカルボキシル基を生成させて、第2の絶縁膜3との間にアンカーリングではなく、第1の絶縁膜1と第2の絶縁膜3の界面において、第1の酸素4と二重結合している炭素5を介して、第1の珪素6と、第2の珪素7と結合した第2の酸素8とが連結された構造を形成することができ、それによって、第2の絶縁膜3との密着性をバラツキなく改善することができる。
この場合のシリカクラスタ構造を含む液状シリカ系組成物としては、少なくともメチルシルセスキオキサン(MSQ)とハイドロゲンシルセスキオキサン(HSQ)とを混合した液状シリカ系組成物、典型的には、NCS(触媒化成工業株式会社製商品名)が好適である。
また、第1の絶縁膜1をプラズマ雰囲気2に晒した後に第1の絶縁膜1を大気中に曝露するとともに、第2の絶縁膜3を形成する工程の前に、第1の絶縁膜1の表面に紫外線を照射しても良く、特に、第2の絶縁膜3を形成する工程までに経過する時間が長い場合には、プラズマ処理による密着性改善効果が低下するので、紫外線処理によるキュアによって密着性低下を抑制することができる。
このような工程は、第1の絶縁膜1をダマシン工程におけるエッチングストッパ膜とするとともに、第2の絶縁膜3に埋込配線或いはビアプラグの少なくとも一方を形成する工程に用いることが典型的である。
本発明では、非酸化性の単一ガス種からなるプラズマ雰囲気で処理しているので、エッチングストッパ膜の表面にカルボキシル基(−COOH)を生成し、カルボキシル基を構成する炭素を介して、第1の珪素と、第2の珪素と結合した第2の酸素とが連結された構造を構成するので、エッチングストッパ膜の表面に過度のダメージを与えることなく、低誘電率膜との間の密着性を改善することができる。
ここで、図2乃至図7を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
図2参照
図2は、本発明の実施の形態の製造工程を示す概念的構成図であり、シリコン基板11の上にプラズマ酸化膜12を介して、プラズマCVD法を用いてエッチングストッパ膜となる比誘電率が3.4〜4.6でありSi−CH2 −Si構造を10〜90重量%含有するシリコンオキシカーバイド膜13を形成したのち、シリコンオキシカーバイド膜13の表面をNH3 、He、或いは、Arのいずれかからなる非酸化性の単一ガス種からなるプラズマ雰囲気14に晒してシリコンオキシカーバイド膜13の表層部を活性化する。
次いで、プラズマ処理した基板を大気中に取り出すことによって、活性化したシリコンオキシカーバイド膜13の表層部と大気中のO2 及び水分とが反応してカルボキシル基が生成される。
図3乃至図5参照
図3乃至図5は、プラズマ雰囲気としてヘリウムまたはアンモニアを用いた場合のシリコンオキシカーバイト表面の多重反射ATRを用いたFT−IRスペクトルであり、図3から明らかなようにエッチングストッパープラズマ暴露によりSi−CH2 −Si(1350cm-1付近)のピーク強度が低下している。
また、図4から明らかなように、C=O(1600cm-1付近)のピーク強度が高くなっており、さらに、図5から明らかなように、水酸基(3650cm-1付近)のピーク強度が高くなっており、プラズマ暴露によりシリコンオキシカーバイド表面にカルボキシル基が生成したことを示している。
即ち、エッチングストッパ膜13の骨格を構成するSi−CH2 −Si構造のCと大気中のOが二重結合するとともに、水酸基(−OH)とも結合して、シリコンオキシカーバイド膜13の表面に疎水性の原因となるメチル基(−CH3 )に代わってカルボキシル基(−COOH)が生成されるので、表面が親水性となる。
再び、図2参照
次いで、シリコンオキシカーバイド膜13の表面に、比誘電率が2.7以下の水を含む液状シリカ系組成物を塗布することにより、ビア形成層或いはトレンチ形成層となる低誘電率膜15を形成する。
なお、水を含む液状シリカ系組成物からなる塗布系低誘電率膜としては、特開2006−117763号公報に記載されている組成物などが挙げられ、例えば、MSQ(Methyl Silsesquioxane:メチルシルセスキオキサン)、HSQ(Hydrogen Silsesquioxane:ハイドロゲンシルセスキオキサン)、MHSQ(Methylaled Hydrogen Silsesquioxane:メチレーテッドハイドロゲンシルセスキオキサン)、或いは、MSQとHSQとを混合したNCS(触媒化成工業株式会社製商品名)が挙げられる。
この時、シリコンオキシカーバイド膜13の骨格を構成するSi−CH2 −Si構造を構成するとともにOを二重結合し、且つ、シリコンオキシカーバイド膜13を構成するSiとも結合しているCが、低誘電率膜15を構成するSiとOを介して結合することによって、密着性が向上する。
この場合、表面のラフネスを大きくしたアンカーリングによる物理的結合ではなく、親水性のカルボキシル基を媒介にして化学結合を利用しているので、エッチングストッパ膜となるシリコンオキシカーバイド膜13の表面にダメージを過度に与えることなく密着性を向上することが可能になる。
図6参照
図6は、積層構造の密着度を評価するためのスタッドプルテスト( s t u d - p u l l t e s t ) に用いた試料の概略断面図であり、上述のように、シリコン基板11の上に、プラズマ酸化膜12を介してエッチングストッパとなるシリコンオキシカーバイド膜13を成膜した後表面を種々のプラズマ雰囲気14に曝し、次いで、NCS(触媒化成工業株式会社製商品名)を塗布し、塗布後に400℃で60分のキュアを行って低誘電率膜15を形成したものである。
この試料に、SiCからなるキャップ膜16を形成し、このキャップ膜16に、エポキシ接着剤17によりスタッド18を接着し、このスタッド18を所定の力で引っ張ることによって膜の界面における剥離を評価する。
〔試料1〕
試料1は、プラズマ雰囲気14としてアンモニアのプラズマ雰囲気を用いたものであり、プラズマ処理条件は、
アンモニアガス流量:300sccm
圧力:約25Pa
13.56MHzのRF電力:300W
基板温度:25℃
処理時間:10秒
である。
スタッドプルテストの結果は、図7の箱ひげ図に示すように、スタッドプル強度の中央値は約53MPaで、バラツキが非常に小さかった。
また、断面TEM観察によっても、配線形成プロセスの化学機械研磨によるシリコンオキシカーバイド膜13と低誘電率膜15との間の剥離は発生しなかった。
〔試料2〕
試料2は、プラズマ雰囲気14としてヘリウムのプラズマ雰囲気を用いたものであり、プラズマ処理条件は、
ヘリウムガス流量:300sccm
圧力:約530Pa
13.56MHzのRF電力:1000W
基板温度:350℃
処理時間:10秒
である。
スタッドプルテストの結果は、図7の箱ひげ図に示すように、スタッドプル強度の中央値は約51MPaで、バラツキも小さかった。
また、断面TEM観察によっても、配線形成プロセスの化学機械研磨によるシリコンオキシカーバイド膜13と低誘電率膜15との間の剥離は発生しなかった。
〔試料3〕
試料3は、プラズマ雰囲気14としてアルゴンのプラズマ雰囲気を用いたものであり、プラズマ処理条件は、
アルゴンガス流量:300sccm
圧力:約320Pa
基板温度:25℃
処理時間:10秒
である。
スタッドプルテストの結果は、図7の箱ひげ図に示すように、スタッドプル強度の中央値は約50MPaで、バラツキも小さかった。
また、断面TEM観察によっても、配線形成プロセスの化学機械研磨によるシリコンオキシカーバイド膜13と低誘電率膜15との間の剥離は発生しなかった。
〔試料4〕
試料4は、上述の試料1を7日大気中に放置したのち、UV照射したものであり、UV照射条件としては例えば、
キセノンランプ光源波長172nm
光源への供給電力13mW
圧力:50Torr
雰囲気:窒素雰囲気
ウェーハ温度:400℃
処理時間:2分
である。
これは、シリコンオキシカーバイド膜13の表面をプラズマに曝すと表面に水酸基を含む官能基が生成するため、長時間放置すると水分が付着し、その結果、低誘電率膜15との間の密着性が低下するため、水分が付着したシリコンオキシカーバイド膜13の表面をUV照射することでプラズマ暴露直後とほぼ同じ密着強度を得るものである。
スタッドプルテストの結果は、図7の箱ひげ図に示すように、スタッドプル強度の中央値は約52MPaに回復したが、バラツキは多少大きくなった。
また、断面TEM観察によっても、配線形成プロセスの化学機械研磨によるシリコンオキシカーバイド膜13と低誘電率膜15との間の剥離は発生しなかった。
図7参照
図7は、各試料のスタッドプル強度を纏めた箱ひげ図であり、比較のためにプラズマ処理をしない場合と、プラズマ雰囲気を酸素プラズマにした場合の結果を併せて示している。
図から明らかなように、プラズマ処理を行わない場合に比べてスタッドプル強度の中央値が20MPa程度向上するとともに、バラツキが非常に小さくなることが分かる。
なお、「箱ひげ図」は、最小値、第1四分位点、中央値、第3四分位点、及び、最大値の5つのデータで表示し、第1四分位点、中央値、及び、第3四分位点で「箱」を構成するものである。
また、酸素プラズマ処理の場合も、スタッドプル強度の中央値はプラズマ処理を行わない場合に比べて大幅に向上するが、バラツキが非常に大きく、界面の密着性の安定性に乏しいことが分かる。
これは、酸素プラズマによってシリコンオキシカーバイド膜13の表面が過度のダメージを受けるためと考えられ、上述の特許文献2のようにラフネスの増大によるアンカーリング効果は得られるものの、安定性に乏しいことになる。
したがって、プラズマ雰囲気としては、酸素を含まない雰囲気が必要になる。
以上を前提として、次に、図8乃至図10を参照して、本発明の実施例1の半導体装置の製造工程を説明する。
図8参照
図8は、本発明の実施例1の半導体装置の概略的断面図であり、まず、例えば、直径が300mmのシリコン基板21の表面に、シャロートレンチアイソレーション(STI)による素子分離絶縁膜22を形成し、この素子分離絶縁膜22で囲まれた活性領域内に、MOSFET23を形成する。
このMOSFET23は、ゲート絶縁膜24、ゲート電極25、ソース領域26、及び、ドレイン領域27で構成され、ゲート電極25の両側にはサイドウォール28が設けられており、ソース領域26及びドレイン領域27のゲート電極寄りにはエクステンション領域が形成されている。
次いで、全面にリンガラス(PSG)からなる厚さが、例えば、1.5μmの層間絶縁膜29を堆積させたのち、層間絶縁膜29を貫通するとともにソース領域26及びドレイン領域27に達する2本のビアホールを形成し、このビアホール内をCMP法を用いてタングステン(W)からなる導電性プラグ30,31で充填する。
次いで、例えば、原料ガスとしてテトラメチルシランならびに炭酸ガスを用いたCVD法により、層間絶縁膜29上に比誘電率3.6のシリコンオキシカーバイド膜からなる厚さが、例えば、30nmのエッチングストッパ膜32を形成する。
この時の成膜条件は、例えば、
テトラメチルシランの流量:500sccm
炭酸ガスの流量:150sccm
圧力:約600Pa(4.5Torr)
13.56MHzのRF電力:600W
400kHzのRF電力:10W
基板温度:400℃
とする。
なお、RF電力を投入するための平行平板電極の面積は、シリコン基板21の面積とほぼ等しい。
次いで、上述のように、エッチングストッパ膜32の表面を、プラズマ雰囲気、例えば、アンモニアのプラズマに曝すが、この時のプラズマ処理条件は例えば、
アンモニアガス流量:300sccm
圧力:約25Pa
13.56MHzのRF電力:300W
基板温度:25℃
処理時間:10秒
とする。
次いで、活性化処理したエッチングストッパ膜32の上に、塗布法により、水を含む液状シリカ系組成物、例えば、NCS(触媒化成工業株式会社製商品名)を塗布し、塗布後に、400℃で60分のキュアを行うことによって、MSQとHSQとが混合されたポーラスシリカからなるトレンチ形成層33を形成する。
次いで、トレンチ形成層33及びエッチングストッパ膜32に、複数の配線用トレンチを形成したのち、Taからなる厚さが、例えば、15nmのバリアメタル層34及びCu膜で埋め込んだのち研磨するシングルダマシン法によって、埋込配線35,36を形成する。
なお、Cu膜は、無電解Cuメッキ膜と電解Cuメッキ膜とからなる。
次いで、再び、トレンチ形成層33の上に、比誘電率3.6のシリコンオキシカーバイドからなる厚さが、例えば、30nmのエッチングストッパ膜37を成膜したのち、上述のプラズマ処理と同じ条件でNH3 プラズマ処理を行い、次いで、上述の同じMSQとHSQとが混合されたポーラスシリカからなる厚さが、例えば、150nmのビア形成層38を形成する。
次いで、再び、ビア形成層38の上に、比誘電率3.6のシリコンオキシカーバイドからなる厚さが、例えば、30nmのミドルストッパ膜39を成膜したのち、上述のプラズマ処理と同じ条件でNH3 プラズマ処理を行い、次いで、上述の同じMSQとHSQとが混合されたポーラスシリカからなる厚さが、例えば、150nmのトレンチ形成層40を形成する。
次いで、トレンチ形成層40に配線用トレンチを形成するとともに、ミドルストッパ膜39、ビア形成層38及びエッチングストッパ膜37にビアホールを形成したのち、Taからなる厚さが、例えば、15nmのバリアメタル層41及びCu膜で埋め込んだのち研磨するデュアルダマシン法によって、埋込配線42とビアプラグ43を同時形成する。
なお、Cu膜は、無電解Cuメッキ膜と電解Cuメッキ膜とからなる。
また、エッチングストッパ膜37は、ビアホール形成時のエッチングを停止させる機能に加えて、その下の埋込配線35を形成しているCuの拡散を防止する機能を有する。
次いで、必要とする多層配線構造の数に応じてデュアルダマシン工程を繰り返したのち、最も上の埋込配線44を含む配線層の上に、比誘電率3.6のシリコンオキシカーバイドからなる厚さが、例えば、30nmのエッチングストッパ膜45を成膜したのち、上述のプラズマ処理と同じ条件でNH3 プラズマ処理を行い、次いで、上述の同じMSQとHSQとが混合されたポーラスシリカからなるビア形成層となる層間絶縁膜46を形成する。
次いで、層間絶縁膜46及びエッチングストッパ膜45を貫通するとともに、下層の埋込配線44に達するするビアホールが形成され、その内部にタングステンからなる導電性プラグ47を充填する。
次いで、層間絶縁膜46の上に、導電性プラグ47に接続されるアルミニウムからなるパッド48を形成したのち、パッド48及び層間絶縁膜46を、SiNからなる保護膜49で覆い、最後に、保護膜49にパッド48の表面を露出させる開口を形成することによって、本発明の実施例1の半導体装置の基本構成が完成する。
図9参照
図9は、本発明の実施例1による埋込配線のI−V特性図であり、トレンチ形成層にL/S=100/100nmの櫛歯配線(総対向配線長200000μm)を形成した場合のI−V特性を示したものであり、良好な結果を示している。
また、断面TEM観察により、CMP工程によるエッチングストッパ膜とトレンチ形成層の間に剥離は見られなかった。
一方、シリコンオキシカーバイド表面をシリコンオキシカーバイドを表面にプラズマ処理を行わない場合、断面TEM観察により、配線形成プロセスの化学機械研磨によるポーラス膜とシリコンオキシカーバイド間の剥離が見られた。
図10参照 図10は、プラズマ処理を行わない場合の埋込配線のI−V特性図であり、トレンチ形成層にL/S=100/100nmの櫛歯配線(総対向配線長200000μm)を形成した場合のI−V特性を示したものであり、図9に示したNH3 プラズマに曝した本発明の実施例1に比べて悪い結果を示している。
このように、本発明の実施例1において密着度が向上した理由は、NH3 プラズマ処理によりシリコンオキシカーバイドからなるエッチングストッパ膜の表面に水酸基を含む官能基、典型的にはカルボキシル基が生成され、酸素と二重結合したこのカルボキシル基を構成するC(炭素)が媒介となって、ポーラスシリカ膜を構成するSiが酸素を介して化学結合するためと考えられる。
また、本発明の実施例1においては、プラズマ中に酸素を含んでいないので、シリコンオキシカーバイド膜が過度のダメージを受けることがないので、密着性改善効果のバラツキが小さくなり、安定した品質の半導体装置を製造することが可能になる。
次に、本発明の実施例2を説明するが、プラズマ処理条件が異なるだけで、他の工程および条件は上記の本発明の実施例1と全く同様であるので、プラズマ処理のみを説明する。
この実施例2におけるプラズマ雰囲気は、ヘリウムプラズマ雰囲気であり、プラズマ処理条件は、
ヘリウムガス流量:300sccm
圧力:約530Pa
13.56MHzのRF電力:1000W
基板温度:350℃
処理時間:10秒
である。
この場合も、トレンチ形成層にL/S=100/100nmの櫛歯配線(総対向配線長200000μm)を形成した場合のI−V特性は、実施例1のNH3 プラズマ処理を同様に良好な結果を示し、また、断面TEM観察によってもCMP工程によるエッチングストッパ膜とトレンチ形成層の間に剥離は見られなかった。
以上、本発明の実施の形態及び各実施例を説明してきたが、本発明は実施の形態及び各実施例に記載された構成・条件等に限られるものではなく各種の変更が可能であり、例えば、エッチングストッパ膜及びミドルストッパ膜として非誘電率が3.6のシリコンオキシカーバイド膜を用いているが、このような非誘電率に限られるものではなく、成膜時のテトラメチルシランおよび炭酸ガスの流量を適宜変化させて、比誘電率を3.6乃至4.6としても良いものであり、Si−CH2 −Si構造を10〜90重量%含有するシリコンオキシカーバイドであれば良い。
因に、非誘電率が4.0と4.6のシリコンオキシカーバイド膜をエッチングストッパ膜として成膜して半導体装置を形成した場合、配線形成プロセスの化学機械研磨によりポーラス膜とシリコンオキシカーバイド間の剥離は発生せず、また、上述の同様のL/S=100/100nmの櫛歯配線(総対向配線長200000μm)おけるI−V特性も図9と同等な結果を示した。
また、上記の各実施例においては、シリカクラスタ構造を有する液状シリカ系組成物としてNCS(触媒化成工業株式会社製商品名)を用いているが、NCS(触媒化成工業株式会社製商品名)に限られるものではなく、比誘電率が2.7以下のポーラスシリカが得られるものであれば良く、例えば、MQS(メチルシルセスキオキサン)、HSQ(ハイドロゲンシルセスキオキサン)或いはMHSQ(メチレーテッドハイドロゲンシルセスキオキサン)等を用いても良いものである。
さらに、シリカクラスタ構造を含む液状シリカ系組成物から構成される塗布系低誘電率層間絶縁膜としては比誘電率が2.7以下であればポーラスシリカに限定される訳ではない。
また、低誘電率膜として塗布系の材料を用いる場合、キュアが必要となり、上記の実施例においては熱を用いているが、熱に限られるものではなく、エネルギービーム(UV光、EB等)を用いても良いものであり、さらには、熱とエネルギービームとを併用しても良いものである。
また、上記の各実施例においては、ビア及び埋込配線をCuによって形成しているが、Cuに限られるものではなく、Cu−AlやCu−Si等のCuを主成分とする合金にも適用されるものであり、さらには、AlやAg等のCu以外の金属、或いは、TiNやTaN等の金属窒化物にも適用されるものである。
また、上記の各実施例においては、バリアメタルとしてTaを用いているが、Taに限られるものではなく、TaN膜を用いても良いものであり、さらには、W膜、WN膜、WSiN膜、Ti膜、TiN膜、TiSiN膜を用いても良い。
また、上記の実施の形態における試料4においては、172nmの紫外線を照射しているが、172nmに限られるものではなく、例えば、185nmや254nm等の他の波長を紫外線を照射しても良いものである。
また、上記の実施例においては、ミドルストッパ膜をそのまま残しているが、ビアホールを形成する際のエッチングストッパ膜のエッチング工程において、ミドルストッパ膜の一部または全部が除去される場合もある。
また、上記の実施例においては、CMP工程においてはトレンチ形成層の表面にはCMPストッパが存在しないが、トレンチ形成層の表面に例えば、SiOC膜からなるCMPストッパ膜を設けても良いものである。
また、上記の実施例においてはビアプラグと埋込配線を同じ工程形成するデュアルダマシン工程として説明しているが、ビアプラグと埋込配線を別工程で形成するシングルダマシン工程にも適用されるものであることはいうまでもない。
ここで再び図1を参照して、本発明の詳細な特徴を改めて説明する。
再び、図1参照
(付記1) 基板9上に、Si−CH2 −Si構造を10〜90重量%含有するシリコンオキシカーバイドからなる第1の絶縁膜1と、前記第1の絶縁膜1上に形成されたポーラスシリカ系の塗布系の第2の絶縁膜3とを有し、前記第1の絶縁膜1と前記第2の絶縁膜3の界面において、第1の酸素4と二重結合している炭素5を介して、第1の珪素6と、第2の珪素7と結合した第2の酸素8とが連結された構造を有することを特徴とする電子装置。
(付記2) 前記第2の絶縁膜3が、膜内にシリカクラスタ構造を有するポーラスシリカ膜であることを特徴とする付記1記載の電子装置。
(付記3) 基板9上に、Si−CH2 −Si構造を10〜90重量%含有するシリコンオキシカーバイドからなる第1の絶縁膜1を形成する工程と、前記第1の絶縁膜1の表面を非酸化性のガス種からなるプラズマ雰囲気2に晒して前記第1の絶縁膜1の表層部にカルボキシル基を生成させる工程と、前記第1の絶縁膜1の表面上に、シリカクラスタ構造を含む液状シリカ系組成物を塗布して第2の絶縁膜3を形成する工程を有することを特徴とする電子装置の製造方法。
(付記4) 前記ガス種が、ヘリウム、アンモニア、或いは、アルゴンの内のいずれかであることを特徴とする付記3記載の電子装置の製造方法。
(付記5) 前記シリカクラスタ構造を含む液状シリカ系組成物が、少なくともメチルシルセスキオキサンとハイドロゲンシルセスキオキサンとを混合した液状シリカ系組成物であることを特徴とする付記3または4に記載の電子装置の製造方法。
(付記6) 前記第1の絶縁膜1を前記プラズマ雰囲気2に晒した後に前記第1の絶縁膜1を大気中に曝露するとともに、前記第2の絶縁膜3を形成する工程の前に、前記第1の絶縁膜1の表面に紫外線を照射する工程をさらに有することを特徴とする付記3乃至5のいずれか1に記載の電子装置の製造方法。
(付記7) 前記第1の絶縁膜1をエッチングストッパ膜として前記第2の絶縁膜3をエッチングし、溝部を形成する工程と、前記溝部に導電層を形成する工程とをさらに有することを特徴とする付記3乃至7のいずれか1に記載の電子装置の製造方法。
本発明の活用例としては、高集積度半導体装置の多層配線構造が典型的なものであるが、半導体装置における配線構造に限られるものではなく、強誘電体を用いた光デバイス等の他の電子装置の配線接続構造等としても適用されるものである。
本発明の原理的構成の説明図である。 本発明の実施の形態の製造工程を示す概念的構成図である。 シリコンオキシカーバイト表面の多重反射ATRを用いた1350cm-1付近のFT−IRスペクトルの説明図である。 シリコンオキシカーバイト表面の多重反射ATRを用いた1600cm-1付近のFT−IRスペクトルの説明図である。 シリコンオキシカーバイト表面の多重反射ATRを用いた3650cm-1付近のFT−IRスペクトルの説明図である。 積層構造の密着度を評価するためのスタッドプルテストに用いた試料の概略断面図である。 各試料のスタッドプル強度を纏めた箱ひげ図である。 本発明の実施例1の半導体装置の概略的断面図である。 本発明の実施例1による埋込配線のI−V特性図である。 プラズマ処理を行わない場合の埋込配線のI−V特性図である。
符号の説明
1 第1の絶縁膜
2 プラズマ雰囲気
3 第2の絶縁膜
4 第1の酸素
5 二重結合している炭素
6 第1の珪素
7 第2の珪素
8 第2の酸素
9 基板
11 シリコン基板
12 プラズマ酸化膜
13 シリコンオキシカーバイド膜
14 プラズマ雰囲気
15 低誘電率膜
16 キャップ膜
17 エポキシ接着剤
18 スタッド
21 シリコン基板
22 素子分離絶縁膜
23 MOSFET
24 ゲート絶縁膜
25 ゲート電極
26 ソース領域
27 ドレイン領域
28 サイドウォール
29 層間絶縁膜
30,31 導電性プラグ
32,37,45 エッチングストッパ膜
33,40 トレンチ形成層
34,41 バリアメタル層
35,36 埋込配線
38 ビア形成層
39 ミドルストッパ膜
42 埋込配線
43 ビアプラグ
44 埋込配線
46 層間絶縁膜
47 導電性プラグ
48 パッド
49 保護膜

Claims (5)

  1. 基板上に形成された、Si−CH2 −Si構造を10〜90重量%含有するシリコンオキシカーバイドからなる第1の絶縁膜と、前記第1の絶縁膜上に形成されたポーラスシリカ系の塗布系の第2の絶縁膜とを有し、前記第1の絶縁膜と前記第2の絶縁膜の界面において、第1の酸素と二重結合している炭素を介して、第1の珪素と、第2の珪素と結合した第2の酸素とが連結された構造を有することを特徴とする電子装置。
  2. 基板上に、Si−CH2 −Si構造を10〜90重量%含有するシリコンオキシカーバイドからなる第1の絶縁膜を形成する工程と、前記第1の絶縁膜の表面を非酸化性のガス種からなるプラズマ雰囲気に晒して前記第1の絶縁膜の表層部にカルボキシル基を生成させる工程と、前記第1の絶縁膜の表面上に、シリカクラスタ構造を含む液状シリカ系組成物を塗布して第2の絶縁膜を形成する工程とを有することを特徴とする電子装置の製造方法。
  3. 前記ガス種が、ヘリウム、アンモニア、或いは、アルゴンの内のいずれかであることを特徴とする請求項2記載の電子装置の製造方法。
  4. 前記第1の絶縁膜を前記プラズマ雰囲気に晒した後に前記第1の絶縁膜を大気中に曝露するとともに、前記第2の絶縁膜を形成する工程の前に、前記第1の絶縁膜の表面に紫外線を照射する工程をさらに有することを特徴とする請求項2または3に記載の電子装置の製造方法。
  5. 前記第1の絶縁膜をエッチングストッパ膜として前記第2の絶縁膜をエッチングし、溝部を形成する工程と、前記溝部に導電層を形成する工程とをさらに有することを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の電子装置の製造方法。
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