JP2009117011A - 情報記録再生システム - Google Patents

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Abstract

【課題】記録媒体を情報記録再生システムユニット間で搬送することのできる情報記録再生システムを提供する。
【解決手段】可搬型記録媒体を格納することが可能な媒体収納庫と、前記可搬型記録媒体に対して情報の記録又は再生を実行する媒体駆動機構と、前記可搬型記録媒体を把持する媒体把持機構を有し、前記可搬型記録媒体を前記媒体収納庫と前記媒体駆動機構との間で搬送する媒体搬送機構と、前記媒体搬送機構の動作を制御する制御手段と、前記媒体収納庫、前記媒体駆動機構、前記媒体搬送機構及び前記制御手段を格納し、複数連結可能な情報記録再生システムユニット筐体とを備え、前記媒体搬送機構は、前情報記録再生システムユニット筐体1個あたり1個存在し、連結した前記情報記録再生システムユニット筐体における各々の前記媒体搬送機構は、互いの属する前記情報記録再生システムユニット筐体に乗り入れることなく、前記可搬型記録媒体を受け渡しする。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報記録再生システムに関し、例えば、複数の媒体駆動機構(ドライブ)に、媒体搬送機構によって記録媒体を配布回収し得る構成を有する情報記録再生システムに関する。
従来、情報記録再生システム、例えば、光ディスクチェンジャ、ハードディスクチェンジャ等にあっては、光ディスクやハードディスクといった記録媒体を装置筐体内の媒体収納庫に格納配置して、ディスクを一枚ずつ媒体搬送機構によって搬送し、媒体駆動機構に配布、回収している。特許文献1には、このようなディスクチェンジャ装置の一例が記載されている。
ところで近年、例えば、コンピュータ用情報のみならず、音声や静止画像、動画像などをはじめとするユビキタス情報を保存する社会的要求のため、保存するデータ容量が急速に増大している。特にセキュリティー分野や証拠性を求められる分野のデータは、ライトワンス・リードメニー・記録媒体に記録して長期間保管や運用を行うため、物理的な体積も著しく増加しつつある。このような大量の記録媒体を管理運用するにあたっては、自動装置であるメディアチェンジャライブラリ装置システムが活用されている。この種の装置は、記録媒体を保管する媒体収納庫、記録媒体に記録再生を行う媒体駆動機構、記録媒体を媒体収納庫や媒体駆動機構あるいは装置筐体外部への取り入れ取り出し口に搬送する媒体搬送機構、およびこれらの動作を司る制御装置やユーザインタフェースなどからなる。蓄積するデータ量が増加した場合には、それに見合った記録媒体をこれらメディアチェンジャライブラリ装置に必要数量投入すればよい。
データ蓄積量の増大に伴い、メディアチェンジャライブラリ装置の内蔵容量を超過してしまった場合、メディアチェンジャライブラリ装置を次々増設する必要がある。この場合、目的に応じて追加するメディアチェンジャライブラリ装置を、元から存在するメディアチェンジャライブラリ装置に連結し、媒体駆動機構の台数を増やさず媒体収納庫のみを追加したり、または多くの媒体駆動機構を追加したりしてなる経済的増設手段が可能な製品が商品化されており、より詳細には、連結した装置筐体間に媒体搬送機構が移動するレールシャフトを連結または長いものに交換することで、単一の媒体搬送機構を複数の装置筐体で共用する装置が一般的である(IBM社TS3310シリーズ等)。
しかしながら、このような拡張法では媒体搬送機構が一式しかないため、装置筐体内のどこか一箇所で媒体搬送装置が故障すると、システム全体がダウンしてしまうという難点がある。一方、装置筐体間の連結機構を別途設け、この連結機構を介して個々の装置筐体内に独立して存在する媒体搬送機構と記録媒体を受け渡すことで記録媒体を相互にやり取りする手段も提案されている(OverlandStorage社Neo4000シリーズ等)。
しかしながら、このような拡張法では、装置筐体の連結のために媒体収納庫や媒体駆動機構または冗長化電源の一部を取り外さなければならないという別の欠点が生じてしまう。
特開2004−145995号公報
本発明は、このような状況に鑑みて研究者の鋭意検討の結果遂になされたものであり、複数の情報記録再生システムユニットを連結可能な情報記録再生システムであって、装置筐体を媒体搬送機構や媒体収納庫、媒体駆動機構または冗長化電源を減少させることなく連結することができ、記録媒体を情報記録再生システムユニット間で高速かつ信頼性をもって搬送することのできる情報記録再生システムを提供する。
上記課題を解決するために、本発明の情報記録再生システムは、可搬型記録媒体、あるいは、少なくとも1つの可搬型記録媒体を装填したカートリッジを、少なくとも1つ格納することが可能な媒体収納庫と、前記可搬型記録媒体あるいはカートリッジに対して情報の記録又は再生を実行する媒体駆動機構と、前記可搬型記録媒体あるいはカートリッジを把持する媒体把持機構を有し、前記可搬型記録媒体あるいはカートリッジを前記媒体収納庫と前記媒体駆動機構との間で搬送する媒体搬送機構と、前記媒体搬送機構の動作を、入力された指示又はあらかじめ決められた規則にしたがって制御する制御手段と、前記媒体収納庫、前記媒体駆動機構、前記媒体搬送機構及び前記制御手段を格納する情報記録再生システムユニット筐体とを備える情報記録再生システムであって、前記情報記録再生システムユニット筐体は、複数連結可能であり、前記媒体搬送機構は、前記情報記録再生システムユニット筐体1個あたり1個存在し、連結した前記複数の情報記録再生システムユニット筐体における各々の前記媒体搬送機構は、互いの属する前記情報記録再生システムユニット筐体に乗り入れることなく、前記可搬型記録媒体あるいはカートリッジを受け渡しすることを特徴とする。
このようにすれば、連結した情報記録再生システムユニット間において、各情報記録再生システムユニットの媒体搬送機構同士が記録媒体を受け渡しすることによって、情報記録再生システム全体にわたって記録媒体を搬送することができる。したがって、本発明の情報記録再生システムによれば、媒体搬送機構や媒体収納庫、媒体駆動機構または冗長化電源を減少させることなく記録媒体を装置筐体間で高速かつ信頼性をもって搬送することが可能になる。また、媒体搬送機構が1つしかない情報記録再生システムの場合は、その故障が全体にダメージを与える危険性が非常に高くなるが、本発明の情報記録再生システムでは、そのような危険性をほぼ回避することができる。
好適には、前記媒体搬送機構は、前記情報記録再生システムユニット筐体内に設けられたレールシャフトを備え、前記媒体把持機構は、前記レールシャフトに沿って移動する。
好適には、前記媒体把持機構の移動は、前記レールシャフト内に設けられた螺旋棒と前記媒体把持機構に取り付けられたボール螺子とが螺合し、前記螺旋棒が回転することによって行われるか、前記レールシャフトに設けられたラックと前記媒体把持機構に取り付けられたピニオンとが噛合い、前記ピニオンが回転することによって行われるか、前記レールシャフトと前記媒体把持機構に組み込まれたリニアモータによって行われる。
好適には、前記情報記録再生システムユニット筐体を連結した場合、各々の前記レールシャフトは一直線上に配置され、かつ、前記レールシャフト同士は連結されない。
好適には、前記媒体収納庫及び前記媒体駆動機構は、前記情報記録再生システム筐体内で前記媒体搬送機構の媒体把持機構の移動方向と平行に配置され、前記媒体搬送機構の媒体把持機構は、前記媒体収納庫又は前記媒体駆動機構と前記可搬型記録媒体あるいはカートリッジを受け渡しするときと、前記媒体搬送機構同士で前記可搬型記録媒体あるいはカートリッジを受け渡しするときとでは、向きが90度回転する。
好適には、前記媒体搬送機構の媒体把持機構は、互いに平行に設けられた2つのコンベア、可動フック、送りギア、パンタグラフ、又は、スイングアームによって前記可搬型記録媒体あるいはカートリッジを把持する。
前記可搬型記録媒体は、熱や光磁気によって記録再生を行う光学メディア、ハードディスクやフロッピーディスク(登録商標)などの磁気メディア、強誘電メモリやフラッシュメモリなどの半導体メディア、又は、磁気抵抗メモリなどの電磁メモリメディアであってもよい。
本発明によれば、複数の情報記録再生システムユニットを連結可能な情報記録再生システムにおいて、装置筐体を媒体搬送機構や媒体収納庫、媒体駆動機構または冗長化電源を減少させることなく連結することができ、記録媒体を情報記録再生システムユニット間で高速かつ信頼性をもって搬送することが可能になる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の情報記録再生システムを実施するための最良の形態を詳細に説明する。なお、本発明による実施形態は、本発明を実現する上での具体例にすぎず、本発明はこれによって限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、各実施形態の構成および機能に様々な変更・改良を加えることが可能である。
本発明の情報記録再生システムにおいて、便宜上、1つの情報記録再生システムユニット筐体と、その中に備わる制御機構、媒体駆動機構、媒体収納庫、媒体搬送機構、媒体出し入れ機構等を合わせて、1つの情報記録再生システムユニットとする。本発明の情報記録再生システムでは、複数のこのような情報記録再生システムユニットを連結することができる。例えば、後述する図1に示す第1の実施形態では、3つの情報記録再生システムユニットを連結している。
記録媒体は、媒体出し入れ機構によって情報記録再生システムに出し入れされる。媒体出し入れ機構は、制御機構の指示により記録媒体を収納ならびに排出する機構を具えている。情報記録再生システム内において、記録媒体は、各媒体収納庫に1つ以上設けられた媒体保管棚に収納される。媒体保管棚は、制御機構の指示により記録媒体を吸引、把持ならびに排出する機構を具えている。媒体収納庫の媒体保管棚に収納された記録媒体は、必要に応じて媒体駆動機構に移動され、情報の記録・再生が行われる。媒体駆動機構は、制御機構の指示により記録媒体を吸引、装着ならびに排出する機構を備えている。記録媒体の移動は、媒体搬送機構によって行われる。媒体搬送機構は、後述するように、制御機構の指示により記録媒体を吸引、把持、ならびに排出する機構を具えている。制御機構は、CPU、MPU等から構成され、プログラムにしたがって所定の順序で、情報記録再生システム内の媒体収納庫、媒体搬送機構、媒体駆動機構、媒体出し入れ機構の各々を制御する。情報記録再生システム内で、媒体駆動機構は複数設置されていてもよい。これらの媒体駆動機構は、同一の規格の記録媒体に対応したものでもよいし、異なる規格の記録媒体に対応するドライブでもよい。後者の場合、情報記録再生システムは、規格の異なる記録媒体を取り扱うことが可能になる。
本発明の情報記録再生システムでは、記録媒体として種々の媒体を利用することができる。例えば、熱や光磁気によって記録再生を行う光学メディア、ハードディスクやフロッピーディスク(登録商標)などの磁気メディア、強誘電メモリやフラッシュメモリなどの半導体メディア、磁気抵抗メモリなどの電磁メモリメディアなどが利用可能である。光学メディアとしては、広く普及しており記録容量が大きく廉価な追記型又は書き換え型のDVDメディア(DVD−R、DVD−RAM、BD−REなど)を利用することができる。記録媒体は、これらのメディアが単独又は複数がカートリッジに収納された形態であってもよい。上述の超薄型光情報記録媒体(厚さ0.3mm以下の光ディスク)を多数充填したカートリッジを適用すれば、本発明はより効果的なものとなる。
情報記録再生システムユニットごとに、備える各構成要素の数は異なっていてもよい。例えば、後述する図1に示す第1の実施形態では、第1の情報記録再生システムユニットは、1個の制御機構(1102)と、2個の媒体駆動機構(1103)と、2個の記録媒体(1001)を収納できる1個の媒体格納庫(1104)と、1個の媒体搬送機構(1105)と、1個の媒体出し入れ機構(1106)を備え、第2の情報記録再生システムユニットは、1個の制御機構(1202)と、1個の媒体駆動機構(1203)と、3個の記録媒体(1001)を収納できる1個の媒体格納庫(1204)及び1個の記録媒体(1001)を収納できる1個の媒体格納庫(1204)と、1個の媒体搬送機構(1205)と、0個の媒体出し入れ機構とを備え、第3の情報記録再生システムユニットは、1個の制御機構(1302)と、0個の媒体駆動機構と、3個の記録媒体(1001)を収納できる1個の媒体収納庫(1304)及び2個の記録媒体(1001)を収納できる1個の媒体収納庫(1304)と、1個の媒体搬送機構(1305)と、0個の媒体出し入れ機構とを備える。
制御機構は、各情報記録再生システムユニットごとに備えることが望ましいが、情報記録再生システム全体又はその一部を1つの制御機構が制御するようにしてもよい。媒体駆動機構は、情報記録再生システム全体で少なくとも1個存在することが望ましい。媒体格納庫は、情報記録再生システム全体で少なくとも1つ存在することが望ましい。各情報記録再生システムユニットにおける媒体駆動機構及び媒体格納庫の数は任意であり、これらの一方又は双方がまったくない情報記録再生システムユニットがあってもよい。媒体搬送機構は、各情報記録再生システムに1個備えられる。媒体出し入れ機構は、情報記録再生システム全体で少なくとも1個存在することが望ましい。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る情報記録再生システムの概略構成を示す図である。
図1において、情報記録再生システム100は、第1の情報記録再生システムユニット筐体1101と、第2の情報記録再生システムユニット筐体1201と、第3の情報記録再生システムユニット筐体1301とを、防塵パッキング1002を介して積層構成している。それぞれの情報記録再生システムユニット筐体の連結部には開口部が存在し、これらの開口部を介して情報記録再生システムユニット筐体間で記録媒体をやり取りすることができる。最上位の天板および最下位の底板の開口部を、化粧蓋1003で塞いでいる。
第1の情報記録再生システムユニットとして、第1の情報記録再生システムユニット筐体1101は、その内部に、第1の情報記録再生システムユニットの制御機構1102と、第1の情報記録再生システムユニットの媒体駆動機構1103と、第1の情報記録再生システムユニットの媒体収納庫1104と、第1の情報記録再生システムユニットの媒体搬送機構1105と、第1の情報記録再生システムユニットの媒体出し入れ機構1106とを備える。
第2の情報記録再生システムユニットとして、第2の情報記録再生システムユニット筐体1201は、その内部に、第2の情報記録再生システムユニットの制御機構1202と、第2の情報記録再生システムユニットの媒体駆動機構1203と、第2の情報記録再生システムユニットの媒体収納庫1204と、第2の情報記録再生システムユニットの媒体搬送機構1205とを備える。
第3の情報記録再生システムユニットとして、第3の情報記録再生システムユニット筐体1301は、その内部に、第3の情報記録再生システムユニットの制御機構1302と、第3の情報記録再生システムユニットの媒体収納庫1304と、第3の情報記録再生システムユニットの媒体搬送機構1305とを備える。
図2は、媒体搬送機構1105、1205または1305の構成例を示す図である。媒体搬送機構のレールシャフト201は取り付けビス202によって情報記録再生システムユニット筐体内の側面に設置されている。昇降台203はレールシャフト201をガイドとして上下に摺動走行する。昇降台203は、レールシャフト201内に設けられた螺状棒210と螺合する図示しないボール捻子を備えていて、レールシャフト201の下端にある図示しない電動機により螺状棒210が回転すると昇降動作を行う。昇降動作の駆動は、ラック−ピニオンギアやタイミングベルトおよびリニアモータなど他の手段であっても勿論かまわない。
昇降台203には、回転機構205を介して回転台204が取り付けられている。回転台204には、上部コンベア207を備える媒体上部把持台206と、下部コンベア209を備える媒体下部把持台208とからなる媒体把持機構(メディアピッカ)が取り付けられている。制御機構の指令によって回転機構205を駆動させることにより、媒体把持機構を旋回させることができる。媒体把持機構は、上部コンベア207及び下部コンベア209を駆動することにより、記録媒体を吸引、把持あるいは排出することができる。媒体把持機構の上部コンベア207及び下部コンベア209は、可動フックや送りギア、パンタグラフ、スイングアームなど他の手段であってもよい。
図2に示すように、連結された情報記録再生システムユニットにおける各媒体搬送機構のレールシャフト201は、一直線上に配置される。レールシャフト201同士は連結されない。
図3は、連結された情報記録再生システムユニット間で記録媒体を搬送する説明を示す図である。簡単のため情報記録再生システムユニットを2台のみ表示している。図3において、第2の情報記録再生システムユニットの媒体収納庫1204内の特定の媒体保管棚304に保管されている特定の記録媒体303を、第1の情報記録再生システムユニットの特定の媒体駆動機構305に搬送する場合を想定する。
まず、第2の情報記録再生システムユニットにおいて、第2の情報記録再生システムユニットの媒体搬送機構の昇降動作によって、媒体搬送機構の媒体把持機構302を、特定の媒体保管棚304の正面に移動させる。次に、媒体把持機構302を旋回させ、媒体把持機構302が媒体保管棚304の方向にある記録媒体を吸い込めるような向きにする。次に、媒体保管棚304は、把持している記録媒体303を排出し、媒体把持機構302は、これに連動して、排出された記録媒体303を吸い込み、媒体把持機構302の中心付近まで移動させ、把持する。次に、媒体把持機構302を旋回させ、媒体把持機構302が第1の情報記録再生システムユニットの媒体搬送機構の媒体把持機構301の方向に記録媒体を排出できるような向きにする。次に、第2の情報記録再生システムユニットの媒体搬送機構の昇降動作によって、媒体把持機構302を、第1の情報記録再生システムユニットの方向に移動する。
この際、第1の情報記録再生システムユニットにおいて、第1の情報記録再生システムユニットの媒体搬送機構の媒体把持機構301を旋回させ、媒体把持機構301が第1の情報記録再生システムユニットの媒体搬送機構の媒体把持機構302の方向にある記録媒体を吸い込めるような向きにする。次に、第1の情報記録再生システムユニットの媒体搬送機構の昇降動作によって、媒体把持機構301を、第2の情報記録再生システムユニットの方向に移動する。このときの第2の情報記録再生システムユニットの媒体把持機構302と第1の情報記録再生システムユニットの媒体把持機構301の位置は、媒体把持機構302が排出した記録媒体303を媒体把持機構301が吸い込めるような位置である必要がある。
媒体把持機構302及び媒体把持機構301が上記のような位置になったら、媒体把持機構302は、媒体把持機構302が保持している記録媒体303を放出し、媒体把持機構301は、これに連動して、排出された記録媒体303を吸い込み、媒体把持機構301の中心付近まで移動させ、把持する。
次に、第1の情報記録再生システムユニットにおいて、第1の情報記録再生システムユニットの媒体搬送機構の昇降動作によって、媒体搬送機構の媒体把持機構301を、特定の媒体駆動機構305の正面に移動させる。次に、媒体把持機構301を旋回させ、媒体把持機構301が媒体駆動機構305の方向に記録媒体を排出できるような向きにする。次に、媒体把持機構301は、把持している記録媒体303を排出し、媒体駆動機構305は、これに連動して、排出された記録媒体303を吸い込み、装着する。この状態において、媒体駆動機構305は、記録媒体303に対して情報の記録・再生を行う。
以上、例として説明したように、本発明の情報記録再生システムにおいては、連結した情報記録再生システムユニット間において、各情報記録再生システムユニットの媒体搬送機構同士が記録媒体を受け渡しすることによって、情報記録再生システム全体にわたって記録媒体を搬送することができる。したがって、本発明の情報記録再生システムによれば、媒体搬送機構や媒体収納庫、媒体駆動機構または冗長化電源を減少させることなく記録媒体を装置筐体間で高速かつ信頼性をもって搬送することが可能になる。また、媒体搬送機構が1つしかない情報記録再生システムの場合は、その故障が全体にダメージを与える危険性が非常に高くなるが、本発明の情報記録再生システムでは、そのような危険性をほぼ回避することができる。
本発明の情報記録再生システムは、大容量のデータを扱う用途、例えば、報道情報や金融情報そして行政情報やカルテ情報等のアーカイブへの適用に特に好適である。
本発明の実施形態に係る情報記録再生システムの概略構成を示す図である。 本発明の実施形態の情報記録再生システムに適用される媒体搬送機構の構成例を示す図である。 本発明の実施形態の媒体受け渡し動作を説明する概念図である。
符号の説明
100 情報記録再生システム
201 レールシャフト
202 取り付けビス
203 昇降台
204 回転台
205 回転機構
206 媒体上部把持台
207 上部コンベア
208 媒体下部把持台
209 下部コンベア
210 螺状棒
301 第1の情報記録再生システムユニットにおける媒体搬送機構の媒体把持機構
302 第2の情報記録再生システムユニットにおける媒体搬送機構の媒体把持機構
303 特定の記録媒体
304 特定の媒体保管棚
305 特定の媒体駆動機構
1001 記録媒体
1002 防塵パッキング
1003 化粧蓋
1101 第1の情報記録再生システムユニット筐体
1102 第1の情報記録再生システムユニットの制御機構
1103 第1の情報記録再生システムユニットの媒体駆動機構
1104 第1の情報記録再生システムユニットの媒体収納庫
1105 第1の情報記録再生システムユニットの媒体搬送機構
1106 第1の情報記録再生システムユニットの媒体出し入れ機構
1201 第2の情報記録再生システムユニット筐体
1202 第2の情報記録再生システムユニットの制御機構
1203 第2の情報記録再生システムユニットの媒体駆動機構
1204 第2の情報記録再生システムユニットの媒体収納庫
1205 第2の情報記録再生システムユニットの媒体搬送機構
1301 第3の情報記録再生システムユニット筐体
1302 第3の情報記録再生システムユニットの制御機構
1304 第3の情報記録再生システムユニットの媒体収納庫
1305 第3の情報記録再生システムユニットの媒体搬送機構

Claims (7)

  1. 可搬型記録媒体、あるいは、少なくとも1つの可搬型記録媒体を装填したカートリッジを、少なくとも1つ格納することが可能な媒体収納庫と、
    前記可搬型記録媒体あるいはカートリッジに対して情報の記録又は再生を実行する媒体駆動機構と、
    前記可搬型記録媒体あるいはカートリッジを把持する媒体把持機構を有し、前記可搬型記録媒体あるいはカートリッジを前記媒体収納庫と前記媒体駆動機構との間で搬送する媒体搬送機構と、
    前記媒体搬送機構の動作を、入力された指示又はあらかじめ決められた規則にしたがって制御する制御手段と、
    前記媒体収納庫、前記媒体駆動機構、前記媒体搬送機構及び前記制御手段を格納する情報記録再生システムユニット筐体とを備える情報記録再生システムであって、
    前記情報記録再生システムユニット筐体は、複数連結可能であり、
    前記媒体搬送機構は、前記情報記録再生システムユニット筐体1個あたり1個存在し、
    連結した前記複数の情報記録再生システムユニット筐体における各々の前記媒体搬送機構は、互いの属する前記情報記録再生システムユニット筐体に乗り入れることなく、前記可搬型記録媒体あるいはカートリッジを受け渡しすることを特徴とする情報記録再生システム。
  2. 前記媒体搬送機構は、前記情報記録再生システムユニット筐体内に設けられたレールシャフトを備え、前記媒体把持機構は、前記レールシャフトに沿って移動することを特徴とする請求項1記載の情報記録再生システム。
  3. 前記媒体把持機構の移動は、
    前記レールシャフト内に設けられた螺旋棒と前記媒体把持機構に取り付けられたボール螺子とが螺合し、前記螺旋棒が回転することによって行われるか、
    前記レールシャフトに設けられたラックと前記媒体把持機構に取り付けられたピニオンとが噛合い、前記ピニオンが回転することによって行われるか、
    前記レールシャフトと前記媒体把持機構に組み込まれたリニアモータによって行われることを特徴とする請求項2記載の情報記録再生システム。
  4. 前記情報記録再生システムユニット筐体を連結した場合、各々の前記レールシャフトは一直線上に配置され、かつ、前記レールシャフト同士は連結されないことを特徴とする請求項2又は3に記載の情報記録再生システム。
  5. 前記媒体収納庫及び前記媒体駆動機構は、前記情報記録再生システム筐体内で前記媒体搬送機構の媒体把持機構の移動方向と平行に配置され、
    前記媒体搬送機構の媒体把持機構は、前記媒体収納庫又は前記媒体駆動機構と前記可搬型記録媒体あるいはカートリッジを受け渡しするときと、前記媒体搬送機構同士で前記可搬型記録媒体あるいはカートリッジを受け渡しするときとでは、向きが90度回転することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報記録再生システム。
  6. 前記媒体搬送機構の媒体把持機構は、互いに平行に設けられた2つのコンベア、可動フック、送りギア、パンタグラフ、又は、スイングアームによって前記可搬型記録媒体あるいはカートリッジを把持することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報記録再生システム。
  7. 前記可搬型記録媒体は、熱や光磁気によって記録再生を行う光学メディア、ハードディスクやフロッピーディスク(登録商標)などの磁気メディア、強誘電メモリやフラッシュメモリなどの半導体メディア、又は、磁気抵抗メモリなどの電磁メモリメディアであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報記録再生システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014013639A (ja) * 2012-06-04 2014-01-23 Panasonic Corp ディスク装置
JP2014026713A (ja) * 2012-06-22 2014-02-06 Panasonic Corp ディスク装置

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