JP2009116989A - 光ディスク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】フォーカス制御を行う際に、対物レンズと光ディスクとが衝突する可能性を低減できる光ディスク装置を提供する。
【解決手段】光ディスク装置1は、光検出手段から出力される信号を処理して得られる信号であって、対物レンズの焦点位置が光ディスクの記録面に合った場合にピークを示す第1の信号を生成する第1の信号生成手段7と、第1の信号を所定のレベルでスライスして2値化した第2の信号を生成する第2の信号生成手段8と、前記フォーカス制御を行う際に、前記第2の信号が目的の前記記録面の存在に由来してアサートし、その後にネゲートした場合に、ネゲートした状態が所定の期間継続すると、前記対物レンズの移動を停止させる移動停止手段と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、光ディスクに記録される情報の再生や、光ディスクへの情報の記録を行うために使用される光ディスク装置に関し、特に、レンズと光ディスクとの衝突を防止する技術に関する。
従来、コンパクトディスク(以下、CDという。)やデジタル多用途ディスク(以下、DVDという。)といった光ディスクが普及している。また、最近では、更に大容量の情報を記録することが可能なブルーレイディスク(以下、BDという。)等の光ディスクも実用化されている。これらの光ディスクについて、記録されている情報の再生や、情報の記録を行うためには、光ピックアップを備える光ディスク装置が用いられる。
光ピックアップは、光ディスクの半径方向(ラジアル方向)に移動可能に設けられ、光ディスクに光を照射することによって、光ディスクに記録される情報の読み取りや、光ディスクへの情報の書き込みを行う。
光ピックアップを用いて情報の読み取りや書き込みを行う場合、光ディスクの面振れ等によらず、光源から出射される光の焦点が常に光ディスクの記録面に合うように制御する必要がある(このような制御を以下ではフォーカス制御と表現する)。このため、光ピックアップにおいては、光源から出射される光を光ディスクの記録面に集光する対物レンズについて、対物レンズアクチュエータによってフォーカス方向に位置を移動できるようになっている。ここで、フォーカス方向は、光ディスクに接離する方向であって、光ディスクの記録面に対して垂直な方向である。
ところで、光ピックアップにおいて、情報を高密度に記録できる光ディスク(例えばBD)に対応できるようにするためには、光源から出射される光が光ディスク上に形成する光スポットのスポットサイズを小さくする必要がある。光スポットのスポットサイズを小さくする方法としては、光を出射する光源の波長を短くするとともに、対物レンズの開口数を大きくすることが通常行われる。
しかし、このように対物レンズの開口数を大きくすると、光ピックアップにより光ディスクの情報の読み取りや書き込みを行う際における、対物レンズ先端と光ディスクとの間隔(ワーキングディスタンス;WD)が狭くなる。ここで、WDについて更に正確に言うと、WDは、対物レンズの焦点位置が光ディスクの記録面に合った時の、対物レンズの先端から光ディスクの表面までの距離のことを言う(図7参照)。
すなわち、開口数の大きな対物レンズが必要となる光ピックアップ(例えばBDの情報の読み取りやBDへの情報の書き込みを行うように形成される光ピックアップ)は、WDが非常に狭くなる。そして、WDが非常に狭くなると、対物レンズと光ディスクとの衝突の可能性が大きくなるといった問題が発生する。なお、WDが非常に狭くなる状況は、例えばDVDやCDの情報の読み取り等を行うように形成される光ピックアップであっても、ノートパソコン等の薄型化が要求される装置に搭載される光ピックアップにおいて発生する。そして、この場合にも、対物レンズと光ディスクとの衝突が問題となる。
このようなことから、従来、対物レンズと光ディスクの衝突によって、光ディスクに記録される情報が使えなくなったり、対物レンズが損傷して光ピックアップが使用できなくなったりするのを防止するために、衝突防止用のプロテクタを、例えば対物レンズを保持するレンズホルダに設けることが行われている(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2007−18632号公報 特開2007−35083号公報
しかしながら、特許文献1や2に示す構成の場合、衝突防止用のプロテクタと光ディスクとが衝突する可能性は依然として高い。そして、これらの衝突が起こった場合には、光ディスクに傷がつかないまでも、衝突防止用のプロテクタが削れた場合の削れかすが光ディスクに付着して、光ディスクの情報を読み取れない等の問題が発生する。
また、対物レンズと光ディスクの衝突は、フォーカス制御を開始するために、対物レンズをフォーカス方向に移動する際に起こり易い。そして、フォーカス制御を開始するための動作中においては、光ディスクが回転状態となっているために、フォーカス制御の開始に失敗して両者が衝突した場合には、その被害が大きい。このために、フォーカス制御を行う場合に、このような衝突を防止することが望まれる。
以上の点に鑑み、本発明の目的は、フォーカス制御を行う際に、対物レンズと光ディスクとが衝突する可能性を低減できる光ディスク装置を提供することである。
上記目的を達成するために本発明は、光源と、前記光源から出射される光を光ディスクの記録面に集光する対物レンズと、前記光ディスクで反射される反射光を受光して光電変換する光検出手段と、前記対物レンズをフォーカス方向に移動する対物レンズ移動手段と、前記対物レンズ移動手段を制御して、前記対物レンズのフォーカス位置が前記記録面に常に合った状態となるようにフォーカス制御するフォーカス制御手段と、を備える光ディスク装置において、前記光検出手段から出力される信号を処理して得られる信号であって、前記対物レンズの焦点位置が前記記録面に合った場合にピークを示す第1の信号を生成する第1の信号生成手段と、前記第1の信号を所定のレベルでスライスして2値化した第2の信号を生成する第2の信号生成手段と、前記フォーカス制御を行う際に、前記第2の信号が目的の前記記録面の存在に由来してアサートし、その後にネゲートした場合に、ネゲートした状態が以下の式(1)で求められる所定の期間継続すると、前記対物レンズの移動を停止させる移動停止手段と、を備えることを特徴としている。
所定の期間T=t×((α×WD)/L))×(v1/v2) (1)
ここで、t:前記対物レンズを所定の速度で移動した場合に、前記対物レンズの焦点位置が前記光ディスクの表面から前記記録面まで移動するのに要する実測の移動時間、α:0<α<1を満たす係数、WD:前記対物レンズの焦点位置が前記記録面にある場合における、前記対物レンズの先端から前記光ディスクの表面までの距離、L:前記光ディスクの表面から前記記録面までの距離、v1:実測値tを求める際の前記対物レンズの移動速度、v2:前記フォーカス制御を開始する場合に、前記対物レンズを移動する際の前記対物レンズの移動速度とする。
これによれば、第2の信号がアサートし、その後ネゲートした場合に、ネゲートした状態が所定の期間継続すると、対物レンズの移動を停止させる構成となっている。ここで、第2の信号がアサートし、その後ネゲートした状態は、対物レンズの焦点位置が一旦記録面に合った後、ずれた状態を示す。このために、本発明の構成によれば、対物レンズが移動し過ぎて光ディスクと衝突するのを抑制することが可能となる。また、第2の信号のネゲートの確認後、即座に対物レンズの移動を停止するわけではないので、信号のチャタリングが生じたような場合にも、誤動作を発生しにくくできる。そして、本発明の構成によれば、実測値tを用いて所定の期間Tを算出する構成であるために、信号のチャタリングによる誤作動を防止しつつ、対物レンズと光ディスクとの衝突を防止する衝突防止動作を、装置間のばらつきを低減して実行可能である。
また、本発明は、上記構成の光ディスク装置において、前記実測値tは、装置内に挿入された前記光ディスクの種類を判別する際に求められる時間であることとしてもよい。
これによれば、対物レンズと光ディスクとの衝突防止動作を行う上で必要となるパラメータを、光ディスクの種類判別時に取得する構成となる。このために、フォーカス制御を行う際に、前述のパラメータを別途取得する必要がなくなり、対物レンズと光ディスクとの衝突を防止するための動作フローを簡略化できる。したがって、再生や記録が開始されるまでの動作時間の短縮を図れる。
また、本発明は、上記構成の光ディスク装置において、前記光検出手段は、複数の受光領域を備え、前記第1の信号は、前記複数の受光領域から出力される信号の総和信号であることとしてもよい。
これによれば、対物レンズの焦点位置が記録面からずれたか否かの判断を行い易い構成を実現し易く、対物レンズと光ディスクとの衝突を防ぎ易い。
本発明によれば、フォーカス制御を行う際に、対物レンズと光ディスクとが衝突する可能性を低減できる光ディスク装置を提供できる。また、そのような光ディスク装置について、装置間のばらつきが出ないようにないように提供できる。すなわち、信頼性の高い光ディスクを提供することが可能である。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施形態の光ディスク装置の構成を示すブロック図である。本実施形態の光ディスク装置1は、光ディスク20の情報の再生、及び光ディスク20への情報の記録を可能に設けられており、記録再生可能な光ディスク20の種類は、BD、DVD、及びCDである。
スピンドルモータ2は、ターンテーブル(図示せず)に連結され、ターンテーブルを回転可能とする。また、ターンテーブルは、光ディスク20を着脱自在に保持する。したがって、スピンドルモータ2を回転させることにより、ターンテーブルに保持される光ディスク20を回転させることができる。このスピンドルモータ2の駆動制御は、スピンドルモータ駆動回路3によって行われる。
光ピックアップ4は、レーザダイオード(光源)21から出射されるレーザ光を光ディスク20に照射し、光ディスク20への情報の書き込みと、光ディスク20に記録されている情報の読み取りを可能とする。図1に示されるように、光ピックアップ4は、レーザダイオード21と、レーザダイオード21から出射されるレーザ光を光ディスク20の記録面20aに集光する対物レンズ22と、対物レンズ22をフォーカス方向とトラッキング方向とに移動可能とするアクチュエータ23と、光ディスク20で反射された反射光を受光して光電変換を行う光検出器24と、を備える。
なお、フォーカス方向とは、光ディスク20に接離する方向であって、記録面20aと直交する方向である(図1では上下方向が該当)。また、トラッキング方向とは、光ディスク20の半径方向と平行な方向である(図1では左右方向が該当)。
また、本実施形態の光ディスク装置1は、上述のようにBD、DVD及びCDに対応可能となっており、レーザダイオード21は、BD用(例えば波長405nm)、DVD用(例えば波長650nm)、CD用(例えば波長780nm)のレーザ光を切り換えて出射できるようになっている。
また、光ピックアップ4は、スライド部25の駆動によって光ディスク20の半径方向(図1の左右方向が該当)に移動可能となっており、光ディスク20の任意のアドレスにアクセス可能となっている。スライド部25は、例えば、スライドモータと、スライドモータによって回転されるピニオンと、ピニオンと噛み合うラック(いずれも図示せず)と、を備え、ラックとピニオンの関係を利用して光ピックアップ4を移動する。
レーザ駆動回路5は、光ピックアップ4が備えるレーザダイオード21から出射されるレーザ光について、図示しないフロントモニタ用の受光素子で受光される光量を利用してレーザパワーの制御を行ったり、波長の異なるレーザ光を出射する際に、その切り換えの制御を行ったりする。また、記録時においては、外部から入力され、エンコーダ6によって処理された記録信号を受け取り、受け取った信号にしたがってレーザダイオード21を発振する。
なお、エンコーダ6は、外部から受け取った記録データについて、誤り訂正符号(ECC;error correcting code)の付加を行い、所定の記録符号方式によって符号化する。また、記録符号化された信号について、所定のライトストラテジにしたがって、記録用のパルス(記録パルス)を生成する。なお、ライトストラテジとは、記録パルスに対する制御規則のことを指している。
FEP(フロントエンドプロセッサ)7は、光ピックアップ4が備える光検出器24から電気信号を供給される。そして、供給された電気信号について、各種の演算処理、ゲイン調整、ノイズの除去等を行う。具体的には、FEP7において、再生RF信号、フォーカスエラー信号(FE信号)、トラッキングエラー信号(TE信号)、総和信号(その詳細は後述する)等が演算処理によって生成される。そして、これら生成された信号は、後述のDSP8に出力される。
DSP(デジタルシグナルプロセッサ)8は、FEP7から供給される再生RF信号について、PLL(Phase Locked Loop)といわれている回路構成を持つ同期信号発生回路(図示せず)で生成されたクロックにタイミングを合わせる形で、AD変換(アナログデジタル変換)を行う。AD変換された再生信号はデコーダ9に送られる。
デコーダ9は、データの復調を行うとともに、データのエラーを検出し、エラーが検出された場合において訂正可能であればデータの訂正処理を行う。デコーダ9で得られた再生データは、図示しないインターフェースを介して外部に出力される。なお、デコーダ9はデータの読み取りエラーの発生割合であるエラーレートをシステムコントローラ12に供給する役割も果たす。
DSP8は、サーボコントローラ回路も備えている。このため、システムコントローラ12の制御下において、FEP7から出力されるFE信号及びTE信号を用いて、アクチュエータ駆動回路10を介してアクチュエータ23の駆動を制御し、フォーカス制御及びトラッキング制御を行う。また、光ピックアップ4の半径方向の移動を可能とするスライド部25が備えるスライドモータの制御も行う。また、光ディスク20の種類の判別時やフォーカスの引き込み時等にも、アクチュエータ駆動回路10を介してアクチュエータ23の駆動を制御する。
アクチュエータ駆動回路10は、DSP8のサーボコントローラ回路から出力されるフォーカス制御信号にしたがって、対物レンズ22の焦点が常に光ディスク20の記録面20a上に合致するようにアクチュエータ23を駆動させる。また、トラッキング制御信号を用いて、対物レンズ22によって集光されたビームスポットの位置が常に光ディスク20のトラック上をトレースするようにアクチュエータ23を駆動させる。また、アクチュエータ駆動回路10は、光ディスク20の種類の判別時やフォーカスの引き込み時等にも、DSP8からの信号によってアクチュエータ23を駆動させる。
スライドモータ駆動回路11は、DSP8から出力される信号にしたがって、スライド部25に備えられるスライドモータの駆動を制御する。
システムコントローラ12は、マイクロコンピュータを備え、光ディスク装置1を構成する各部と図示しない信号線で接続されており、各部が実行すべき所要の動作に応じて適宜制御処理を実行する。また、システムコントローラ12は、後述するように、DSP8からフォーカスエラー信号、後述の総和信号、及び後述のFOK信号を取得する。そして、光ディスク20の種類の判別を行う手段として機能したり、フォーカス制御を行う際に、必要に応じて対物レンズ22の移動を停止して、対物レンズ22と光ディスク20が衝突するのを防止する手段として機能したりする。
なお、システムコントローラ12には、メモリ13が接続される。メモリ13には、システムコントローラ12が各種処理を行う上で必要となる各種のパラメータや動作プログラム等が記憶される。
次に、本実施形態の光ディスク装置1において、フォーカス制御を行う際に、光ディスク20と対物レンズ22とが衝突しないように作用する衝突防止動作について説明するが、その前に、その動作に関連する信号について図2を参照しなが説明しておく。なお、図2は、対物レンズ22をある位置から光ディスク20に近づく方向に移動した場合に得られる信号を示している。
総和信号は、光検出器24に複数形成される受光領域のそれぞれから出力される信号を全て加算して得られる信号のことで、光ディスク20からの反射光の光量に比例して信号レベルが変化する信号である。この総和信号はFEP7で生成される。
総和信号は、対物レンズ22を光ディスク20に近づく方向に移動した場合に、その焦点位置が光ディスク20の表面20cと記録面20a(いずれも図1参照)とに合った場合にピークを示す。なお、表面20cより記録面20aの方が、反射率が高いために、図2に示すように、記録面20aに由来するピークの方が、表面20cに由来するピークよりも信号レベルが高くなっている。
FOK信号は、総和信号を所定のレベル(図2においてFOK閾値と記載したものが該当)でスライスして2値化した信号である。このFOK信号は、本実施形態の光ディスク装置1においてはDSP8において生成される。
なお、FOK閾値は、対物レンズ22の焦点位置が、光ディスク20の表面20cを通過する際に得られる総和信号のピーク値よりも大きい値とされる。また、FOK閾値は、対物レンズ22の焦点位置が、光ディスク20の記録面20aを通過する際に得られる総和信号のピーク値よりも小さい値とされる。このために、図2に示すように、対物レンズ22の焦点位置が光ディスク20の表面20cを通過してもFOK信号はネゲートのままであり、対物レンズ22の焦点位置が光ディスク20の記録面20aを通過する前後でFOK信号はアサートする。
フォーカスエラー信号(FE信号)は、本実施形態の光ディスク装置1においては、非点収差法を用いて得られるように構成されており、FEP7で生成される。フォーカスエラー信号は、図2に示すように、対物レンズ22の焦点位置が光ディスク20の表面20cを通過する、及び光ディスク20の記録面20aを通過する際に、S字カーブを示す。そして、S字カーブがゼロクロスする点が、対物レンズ22の焦点位置が、光ディスク20の表面20c或いは記録面20aに合った状態である。
このために、記録面20aにフォーカスを引き込む場合には、対物レンズ22を光ディスク20に向かって移動させ、記録面20aに由来するS字カーブがゼロクロスする点を検出し、ゼロクロスする点でフォーカスを引き込む(フォーカス制御を開始する)ことになる。
次に、フォーカス制御を行う際に、光ディスク20と対物レンズ22とが衝突しないように作用する衝突防止動作について、図3を参照しながら説明する。衝突防止動作は、システムコントローラ12が、フォーカス制御を開始するようにDSP8に指示を出した場合に開始される。なお、図3は、本実施形態の光ディスク装置における衝突防止動作について説明するためのフローチャートである。
フォーカス制御を行うように指令が出されると、まず、対物レンズ22の焦点位置が、光ディスク20の表面20cから記録面20aまで移動する際の移動時間が取得される(ステップS21)。ここで取得される移動時間は、その詳細は後述するが、光ディスク20と対物レンズ22が衝突しないように対物レンズ22の移動を停止するための条件を算出するために使われる。
なお、本実施形態においては、この移動時間は、装置内に挿入された光ディスク20の種類を判別する動作の中で取得する構成となっている。すなわち、光ディスク20の種類を判別するために、対物レンズ22の焦点位置が光ディスク20の表面20cから記録面20aまで移動する際に要する移動時間を算出する工程があり、ここでの結果をメモリ13に記憶しておいて、メモリ13から読み出して使用することになる。
ここで、本実施形態の光ディスク装置1における光ディスク20の種類の判別方法について、図4を参照しながら説明しておく。システムコントローラ12から光ディスク20の種類の判別するように指令が出されると、対物レンズ22が所定位置まで下げられる(ステップS201)。この際の所定位置は、対物レンズ22の焦点位置が光ディスク20の表面20cより十分下側となる位置である。
次に、レーザダイオード(LD)21が点灯される(ステップS202)。なお、レーザダイオード21から出射されるレーザ光の波長は、レーザダイオード21から出射可能な波長のうち、いずれの波長でも構わない。ただし、いずれかの波長のレーザ光を出射して、後述の動作を行った場合に、総和信号について所望のピークが検出できなければ、所望のピークが検出されるように、レーザダイオード21から出射されるレーザ光の波長を適宜変更して、同様の動作をやり直す必要がある。
レーザダイオード21が点灯されると、総和信号の取得が開始される(ステップS203)。そして、対物レンズ22の上昇及びタイマによる時間計測が開始される(ステップS204)。この際の対物レンズ22の移動速度は、予め決められた一定値である(すなわち、一定の電圧を印加してアクチュエータ23を駆動させる)。その後、対物レンズ22が所定の位置まで移動したか否かが確認される(ステップS205)。
対物レンズ22が所定の位置まで移動していない場合には、さらに対物レンズ22の上昇が続けられ、再び所定の位置まで移動したかが確認される。一方、対物レンズ22が所定の位置まで移動されると、対物レンズ22の移動、タイマによる時間計測、及び総和信号の取得が終了する(ステップS206)。
なお、光ディスク20の種類を判別する段階においても、対物レンズ22の移動時に光ディスク20と対物レンズ22とが衝突する可能性がある。このために、本実施形態の光ディスク装置1においては、光ディスク20の種類を判別する際には、光ディスク20を回転しない状態で行っている。このようにすれば、両者が衝突しても光ディスク20及び対物レンズ22に傷が発生しにくい。また、このような点から光ディスク20と対物レンズ22の衝突を防止する衝突防止用のプロテクタを設けておくのが好ましい。
次に、取得した総和信号の光ディスク20の表面20cに由来するピークと、記録面20aに由来するピークと、を検出する(図2参照)。そして、検出した2つのピークとタイマによる時間計測結果とから、対物レンズ22の焦点位置が光ディスク20の表面20aから記録面20aまで移動する際の移動時間を取得する(ステップS207)。なお、この移動時間は、前述のようにメモリ13に記憶される。また、この段階で総和信号のピークが得られていない場合には、前述のようにレーザダイオード21から出射されるレーザ光の波長を変更して、ステップS201〜ステップS207を繰り返す。
ステップS207で移動時間が得られると、メモリ13に予め記憶されている閾値との比較により、光ディスクの種類を判別する(ステップS208)。BD、DVD、CDでは、記録面20aを保護する透明カバー層20b(図1参照)の厚みが異なる。このために、ステップS207で得られる移動時間は装置内に挿入されている光ディスク20の種類によって異なったものとなる。したがって、この移動時間の取得で光ディスク20の種類が判別できる。なお、透明カバー層20bの厚みは、例えば、BDで0.1mm、DVDで0.6mm、CDで1.1mmである。
図3に戻って、衝突防止動作の説明を再開する。対物レンズ22の焦点位置が光ディスクの表面20cから記録面20aまで移動する移動時間を取得すると、対物レンズ22が所定位置まで下げられる(ステップS22)。この際の所定位置は、対物レンズ22の焦点位置が光ディスク20の表面20cより十分下側となる位置である。
次に、レーザダイオード(LD)21が点灯される(ステップS23)。この際にレーザダイオード21から出射されるレーザ光の波長は、記録或いは再生の対象として、装置内に挿入されている光ディスク20の種類に対応した波長である。すなわち、装置内の光ディスク20がBDであれば波長405nmのレーザ光、DVDであれば波長650nmのレーザ光、CDであれば波長780nmのレーザ光が出射される。
レーザダイオード21からレーザ光が出射されると、光ディスク20が回転され(ステップS24)、更に対物レンズ22の上昇及びシステムコントローラ12によるFOK信号の取得が開始される(ステップS25)。ここで、対物レンズ22を上昇する速度は一定の速度である(すなわち、一定の電圧を印加してアクチュエータ23を駆動させる)。
対物レンズ22の上昇が開始されると、FOK信号がアサートしたか否かが確認される(ステップS26)。対物レンズ22の上昇によって、対物レンズ22の焦点位置は、まず光ディスク20の表面20cを通過する。この際には、上述のようにFOK信号はネゲートのままである(図2参照)。一方、光ディスク20の記録面20aへと近づくと、図2に示すように総和信号のピークが大きく出るために、FOK信号がアサートする。
ステップS26で、FOK信号がアサートしていないと確認された場合には、まだ対物レンズ22の焦点位置が光ディスク20の記録面22aに至っていないと判断される。このために、この段階では、更に対物レンズ22の上昇が続けられる。そして、再度、FOK信号がアサートしたか否かが確認される。
一方、FOK信号がアサートしたと確認された場合には、対物レンズ22の焦点位置が光ディスク20の記録面20aに近づいていると判断される。そして、FOK信号がアサートしている状態で、フォーカスエラー信号のS字カーブがゼロクロスする地点が検出され、DSP8はフォーカス制御を開始する。
しかし、この際にフォーカスエラー信号のS字カーブが小さくて、S字カーブの検出に失敗することがある。この場合には、フォーカス制御を開始できないために、対物レンズ22は更に光ディスク20に向かって上昇する。また、S字カーブの検出ができ、フォーカス制御を開始した場合でも、フォーカス制御を安定して行えず、対物レンズ22が暴れる場合がある。
これらの場合には、対物レンズ22の焦点位置が光ディスク20の記録面20aから離れるために、FOK信号がアサートからネゲートへと変化する。そして、そのまま放置すると対物レンズ22と光ディスク20とが衝突する可能性がある。このために、衝突防止のための制御が必要となる。
したがって、FOK信号のアサートが確認された後に、FOK信号がネゲートしたか否かが確認される(ステップS27)。FOK信号がネゲートした場合には、その時点からタイマによる時間計測が開始される(ステップS28)。そして、FOK信号のネゲートが所定の期間継続したか否かが確認される(ステップS29)。
FOK信号のネゲートが所定の期間継続していない場合には、時間計測を更に続け、FOK信号のネゲートが所定の期間継続したか否かが再確認される。一方、図5に示すように、FOK信号のネゲートが所定の期間(T)継続した場合には、システムコントローラ12は、対物レンズ22の移動を停止するようにDSP8に指令を出す。そして、対物レンズアクチュエータ23による対物レンズ22の移動が停止される(ステップS30)。
なお、図5は、FOK信号のネゲート期間と対物レンズ22の停止動作との関係を説明するための図である。
一方、ステップS27において、FOK信号がネゲートしていない場合には、対物レンズ22の焦点位置は光ディスク20の記録面20aに合っている、或いは近傍にある状態である。このために、光ディスク20と対物レンズ22との衝突防止動作を終了するか否かが確認される(ステップS31)。そして、衝突防止動作を終了しない場合には、更にステップS27に戻って、上述の動作が繰り返される。
次に、ステップS29における所定の期間Tについて説明する。所定の期間Tは、対物レンズ22の焦点位置が記録面20aを過ぎてからFOK信号がネゲートするまでに対物レンズ22が動く距離と、対物レンズ22が所定の期間に動く距離との合計が、WD(ワーキングディスタンス;光ピックアップ4の光学系の構成で決まる)より小さくなるように設定する必要がある。
そこで、本実施形態においては、所定の期間を、FOK信号がネゲートしてからの対物レンズ22の移動距離がWDの1/4の距離となるまでの時間となるように決定している。この程度の時間があれば、信号のチャタリングの誤動作を防止しつつ、光ディスク20と対物レンズ22とが衝突する確率を低くできるからである。
なお、対物レンズ22の移動速度は、DSP8から出力される電圧が一定であっても、光ディスク装置によって、アクチュエータ23やそのドライバであるアクチュエータ駆動回路10の感度が異なるために、実際には光ディスク装置ごとにばらつきがある。このために、単に設定値を用いて所定の期間Tを求める(T=0.25×WD/(対物レンズの移動速度)とする)構成とすると、光ディスク装置毎に対物レンズ22の移動距離が異なって好ましくない。そのために、いずれの光ディスク装置においても、対物レンズ22の移動距離が同じとなるように、ステップS21で取得した移動時間を基準に所定の期間Tを算出する構成としている。
図6は、本実施形態の光ディスク装置1において、所定の期間Tを算出する方法を説明するための図である。図6に示すように、ステップS21で取得した移動時間tは、対物レンズ22の焦点位置が、光ディスク20の表面20cから記録面20aまでの距離Lを移動するのに要する時間である。このために、対物レンズ22がWDの1/4の距離だけ移動する時間を求めようとすると、対物レンズ22の移動速度がステップS1時と同じであると仮定して、t×((0.25×WD)/L)で求められる。
ただし、ステップS21時の対物レンズ22の移動速度v1(実測値tを求めた際の対物レンズ22の移動速度)と、フォーカス制御を開始するにあたって対物レンズ22を移動させる速度v2(ステップS25での対物レンズ22の移動速度)と、は異なる場合がある。このため、所定の期間Tは、移動速度の比を掛け合わせて、以下の式(1)で算出される。
T=t×((0.25×WD/L)×(v1/v2) (1)
なお、式(1)においては、フォーカス制御を開始するにあたっての対物レンズ22の移動速度(v2)を用いて、所定の期間Tを求める構成となっている。この構成の場合、フォーカス制御を行うにあたって、S字カーブの検出に失敗して対物レンズ22が更に一定の速度(上述のv2である)で移動を続けるような場合には、FOK信号がネゲートしてから対物レンズ22が移動する距離をWDに対して十分小さな距離(WDの1/4)に設定しているので、光ディスク20と対物レンズ22との衝突を原則として回避できる。
一方、フォーカス制御を行う際に、一旦フォーカス制御を開始した後に対物レンズ22が暴れてフォーカス制御に失敗したような場合には、この際の対物レンズ22の移動速度は一定ではなく、移動速度v2と一致しない場合がある。このために、式(1)によって算出される所定の期間Tを利用する構成の場合、光ディスク20と対物レンズ22とが衝突する可能性はある。
しかし、本実施形態では、所定の期間Tを算出するにあたって、FOK信号がネゲートしてから対物レンズ22が移動してもよいと仮定した距離は、WDに対して十分小さい距離であるために、所定の期間Tもかなり短い時間である。このため、一旦フォーカス制御を開始した後に対物レンズ22が暴れてフォーカス制御に失敗したような場合でも、光ディスク20と対物レンズ22とが衝突する確率は低く抑えられる。
なお、本実施形態では、所定の期間Tを、FOK信号がネゲートしてからの対物レンズ22の移動距離がWDの1/4の距離となるように決定する構成としたが、これに限定される趣旨ではない。所定の期間Tとして、信号のチャタリングによる誤動作を防止できる期間であって、光ディスク20と対物レンズ22との衝突の確率を低く抑えられれば、他の構成でも構わない。すなわち、式(1)でWDに掛ける係数は、ゼロより大きく1より小さい必要があり、更には、1/2より小さいのが好ましい。
以上のように、本実施形態の光ディスク装置1によれば、フォーカス制御を行う際に、信号のチャタリングによる誤動作を防止しつつ、光ディスク20と対物レンズ22とが衝突する可能性を低減可能である。また、対物レンズと光ディスクとの衝突を防止する衝突防止動作を、装置間のばらつきを低減して実行可能である。
以上に示した実施形態は一例であり、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
以上に示した実施形態においては、FOK信号を得るために総和信号を利用する構成とした。しかし、この構成に限定される趣旨ではない。例えば、光検出器24に形成される複数の受光領域から出力される全ての信号でなく、一部を加算して得られる一部和信号を利用する構成としても構わない。
また、以上に示した実施形態においては、対物レンズ22の焦点位置が光ディスク20の表面20cから記録面20aまで移動するのに要する移動時間を光ディスク20の種類を判別する際に取得する構成とした。しかし、この構成に限らず、勿論、光ディスク20の種類を判別する際とは独立して得る構成としても構わない。
また、以上に示した実施形態においては、光ディスク装置が情報の再生及び記録を行える光ディスクの種類がBD、DVD、及びCDである構成とした。しかし、これに限定される趣旨ではない。例えば、他の種類の光ディスクに対応する構成でもよいし、対応する光ディスクの種類数も3種類以外でも構わない。
また、本発明が、多層光ディスクの情報の再生や記録を行える光ディスク装置にも適用できるのは勿論である。更に、光ディスク装置が、再生専用の装置であっても、本発明は当然適用できる。
本発明によれば、フォーカス制御を行う際に、対物レンズと光ディスクとが衝突する可能性を低減できる光ディスク装置を提供できる。すなわち、本発明は、信頼性の高い光ディスクを提供することが可能であり、産業上有用である。
は、本実施形態の光ディスク装置の構成を示すブロック図である。 は、本実施形態の光ディスク装置における衝突防止動作に関連する信号を説明するための図であって、対物レンズをある位置から光ディスクに近づく方向に移動した場合に得られる信号を示している。 は、本実施形態の光ディスク装置における衝突防止動作について説明するためのフローチャートである。 は、本実施形態の光ディスク記録における、光ディスクの種類を判別するフローを示すフローチャートである。 は、FOK信号のネゲート期間と対物レンズの停止動作との関係を説明するための図である。 は、本実施形態の光ディスク装置において、所定の期間Tを算出する方法を説明するための図である。 は、ワーキングディスタンス(WD)を説明するための説明図である。
符号の説明
1 光ディスク装置
7 FEP(第1の信号生成手段)
8 DSP(フォーカス制御手段、第2の信号生成手段)
12 システムコントローラ(移動停止手段)
22 対物レンズ
23 アクチュエータ(対物レンズ移動手段)
24 光検出器(光検出手段)

Claims (3)

  1. 光源と、
    前記光源から出射される光を光ディスクの記録面に集光する対物レンズと、
    前記光ディスクで反射される反射光を受光して光電変換する光検出手段と、
    前記対物レンズをフォーカス方向に移動する対物レンズ移動手段と、
    前記対物レンズ移動手段を制御して、前記対物レンズのフォーカス位置が前記記録面に常に合った状態となるようにフォーカス制御するフォーカス制御手段と、
    を備える光ディスク装置において、
    前記光検出手段から出力される信号を処理して得られる信号であって、前記対物レンズの焦点位置が前記記録面に合った場合にピークを示す第1の信号を生成する第1の信号生成手段と、
    前記第1の信号を所定のレベルでスライスして2値化した第2の信号を生成する第2の信号生成手段と、
    前記フォーカス制御を行う際に、前記第2の信号が目的の前記記録面の存在に由来してアサートし、その後にネゲートした場合に、ネゲートした状態が以下の式(1)で求められる所定の期間継続すると、前記対物レンズの移動を停止させる移動停止手段と、
    を備えることを特徴とする光ディスク装置。
    所定の期間T=t×((α×WD)/L))×(v1/v2) (1)
    ここで、t:前記対物レンズを所定の速度で移動した場合に、前記対物レンズの焦点位置が前記光ディスクの表面から前記記録面まで移動するのに要する実測の移動時間、α:0<α<1を満たす係数、WD:前記対物レンズの焦点位置が前記記録面にある場合における、前記対物レンズの先端から前記光ディスクの表面までの距離、L:前記光ディスクの表面から前記記録面までの距離、v1:実測値tを求める際の前記対物レンズの移動速度、v2:前記フォーカス制御を開始する場合に、前記対物レンズを移動する際の前記対物レンズの移動速度とする。
  2. 前記実測値tは、装置内に挿入された前記光ディスクの種類を判別する際に求められる時間であることを特徴とする請求項1に記載の光ディスク装置。
  3. 前記光検出手段は、複数の受光領域を備え、
    前記第1の信号は、前記複数の受光領域から出力される信号の総和信号であることを特徴とする請求項1又は2に記載の光ディスク装置。
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