JP2009115543A - 高圧処理装置及びその圧力測定方法 - Google Patents

高圧処理装置及びその圧力測定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】等方圧法により、高圧条件下で食品類や医薬品類等の被処理物を高圧処理する高圧処理装置を提供する。
【解決手段】所定圧以上の圧力で被処理物を高圧処理する等方圧成形装置における高圧処理装置であって、前記高圧処理装置の高圧容器1内に、互いに隔絶して分割された二つの室6a,6bを形成すると共にこれら二つの室6a,6b間の圧力を伝達可能とする圧力伝達・室分割手段5を設け、前記二つの室の一方を高圧の圧媒が導入され被処理物を高圧処理する処理室6a、他方を高圧難固化剤が封入された圧力測定室6bとする一方、前記圧力測定室6b内の高圧難固化剤の圧力を測定する圧力測定手段7を備え、この圧力測定手段7によって圧力測定室6b内の高圧難固化剤の圧力を測定することで、前記圧力伝達・室分割手段5を介して圧力測定室6b内の高圧難固化剤に伝達される前記処理室6a内の圧媒の圧力を測定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、等方圧法により、食品類や医薬品類等の被処理物を高圧処理する高圧処理装置及びその圧力測定方法に関し、特に、圧媒が凝固する条件下で高圧処理する高圧処理装置及びその圧力測定方法に関するものである。
近年、容器包装食品の分野では、食品の高付加価値化及び保存期間の長期化等の観点から、従来の加熱殺菌処理に代わって、もしくは改善された処理技術として、数百MPaの高圧処理を施して、加熱による食品成分の変性を最小限に留めて、風味などに代表される食品の付加価値を高める技術が注目を浴びている。
この様な食品類の高圧処理は、通常冷間等方圧法を応用した高圧処理装置によって施されることが多い。ところが、特に芽胞菌等を殺滅する場合、冷却処理や高圧処理のみでは600MPaの高圧でも十分ではないことが知られるようになり、加熱処理と併用可能な等方圧法による高圧処理装置によって処理されるに至っている。
この様な高圧処理装置においては、被処理物を収納した高圧容器内に圧媒を封入した後加圧ピストンにより加圧(及び加熱)したり、被処理物を収納した高圧容器内に加圧された圧媒を導入して加圧(及び加熱)することにより、高圧の等方圧状態を実現している。そして、前記高圧容器内の圧力を測定し、所定の圧力パターンに従って昇圧、減圧制御を行っている。
高圧容器内の圧力を測定する従来例に係る圧力測定方法としては、加圧シリンダに負荷される油圧圧力から換算する方法(例えば、特許文献1参照)や、高圧容器に連通する圧力検出ラインに圧力計を取り付けて直接圧媒圧力を測定する方法(例えば、特許文献2参照)等がある。
しかしながら、前者の圧力測定方法によれば、前記油圧圧力から加圧ピストンに装着されたシール部材の抵抗を補正して圧力容器内の圧力を求めるので、大きな誤差要因を含んでいる。即ち、前記シール部材抵抗は、経年や圧媒温度等により変化するため補正が不適正となる可能性が高く、正確な圧力を測定することは困難である。また、後者の圧力測定方法によれば、処理圧力が高く、650MPaを越える超高圧の場合、圧媒に水を用いると常温においても凝固することが知られており、正確な圧力測定が不可能になる。
特開平6−94373号公報 特開平6−245717号公報
本発明は、この様に圧媒が凝固する条件下で、食品類や医薬品類等の被処理物を高圧処理する高圧処理装置の圧力測定方法において、高圧難固化剤を用いて圧力測定することによって圧媒の凝固の問題を解消し得るという知見を得てなしたものであって、本発明の目的は、等方圧法により、特に650MPa以上の超高圧条件等、圧媒が凝固する条件で食品類や医薬品類等の被処理物を高圧処理する高圧処理装置及びその圧力測定方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る高圧処理装置が採用した手段は、等方圧法により所定圧以上の圧力で被処理物を高圧処理する高圧処理装置であって、
前記高圧処理装置における高圧容器内に互いに隔絶するように分割して形成された二つの室を備え、前記二つの室の一方を高圧の圧媒が導入され被処理物を高圧処理する処理室、他方を高圧難固化剤が封入された圧力測定室とする一方、更に、
これら二つの室間に設けられ、当該二つの室間の圧力を伝達可能なように分割してなる圧力伝達・室分割手段と、
前記圧力測定室内の高圧難固化剤の圧力を測定する圧力測定手段とを備え、
この圧力測定手段によって圧力測定室内の高圧難固化剤の圧力を測定することで、前記圧力伝達・室分割手段を介して圧力測定室内の高圧難固化剤に伝達される前記処理室内の圧媒の圧力を測定するものであることを特徴とするものである。
本発明の請求項2に係る高圧処理装置が採用した手段は、請求項1に記載の高圧処理装置において、前記圧力伝達・室分割手段が弾性部材であることを特徴とするものである。
本発明の請求項3に係る高圧処理装置が採用した手段は、請求項1に記載の高圧処理装置において、前記圧力伝達・室分割手段が、前記高圧容器にシール部材を介して摺動自在に嵌入されたフリーピストンであることを特徴とするものである。
本発明の請求項4に係る高圧処理装置が採用した手段は、請求項1乃至3のうちの何れか一つの項に記載の高圧処理装置において、前記圧媒が水であることを特徴とするものである。
本発明の請求項5に係る高圧処理装置が採用した手段は、請求項1乃至4のうちの何れか一つの項に記載の高圧処理装置において、前記高圧難固化剤が、エチレングリコール、グリセリンとメタノールの混合液、ガソリン、灯油、シリコン油またはひまし油であることを特徴とするものである。
本発明の請求項6に係る高圧処理装置が採用した手段は、請求項1乃至5のうちの何れか一つの項に記載の高圧処理装置において、前記被処理物が食品類または医薬品類であることを特徴とするものである。
本発明の請求項7に係る高圧処理装置が採用した手段は、請求項4乃至6のうちの何れか一つの項に記載の高圧処理装置において、前記高圧処理装置が、前記高圧容器にシール部材を介して摺動自在に嵌入された加圧ピストンにより高圧の等方圧を得る方式であって、前記所定圧の発生に必要なピストンストロークを予め測定可能なピストンストロークセンサを備え、このピストンストロークセンサは、前記高圧難固化剤の漏れを検知するものであることを特徴とするものである。
本発明の請求項8に係る高圧処理装置が採用した手段は、請求項1乃至7のうちの何れか一つの項に記載の高圧処理装置において、前記所定圧が650MPaであることを特徴とするものである。
本発明の請求項9に係る高圧処理装置の圧力測定方法が採用した手段は、等方圧法により、所定圧以上の圧力で被処理物を高圧処理する高圧処理装置の圧力測定方法において、前記高圧処理装置の高圧容器内に、互いに隔絶して分割された二つの室を形成すると共にこれら二つの室間の圧力を伝達可能な圧力伝達・室分割手段を設ける一方、前記二つの室の一方を高圧の圧媒が導入され被処理物を高圧処理する処理室、他方を高圧難固化剤が封入された圧力測定室とし、この圧力測定室内の高圧難固化剤の圧力を測定することにより、前記圧力伝達・室分割手段を介して圧力測定室内の高圧難固化剤に伝達される前記処理室の圧媒圧力を測定することを特徴とするものである。
本発明の請求項10に係る高圧処理装置の圧力測定方法が採用した手段は、請求項9に記載の高圧処理装置の圧力測定方法において、前記圧力伝達・室分割手段が弾性部材であることを特徴とするものである。
本発明の請求項11に係る高圧処理装置の圧力測定方法が採用した手段は、請求項9に記載の高圧処理装置の圧力測定方法において、前記圧力伝達・室分割手段が、前記高圧容器にシール部材を介して摺動自在に嵌入されたフリーピストンであることを特徴とするものである。
本発明の請求項12に係る高圧処理装置の圧力測定方法が採用した手段は、請求項9乃至11のうちの何れか一つの項に記載の高圧処理装置の圧力測定方法において、前記圧媒が水であることを特徴とするものである。
本発明の請求項13に係る高圧処理装置の圧力測定方法が採用した手段は、請求項9乃至12のうちの何れか一つの項に記載の高圧処理装置の圧力測定方法において、前記高圧難固化剤が、エチレングリコールまたはグリセリンとメタノールの混合液またはガソリン、灯油、シリコン油またはひまし油であることを特徴とするものである。
本発明の請求項14に係る高圧処理装置の圧力測定方法が採用した手段は、請求項9乃至13のうちの何れか一つの項に記載の高圧処理装置の圧力測定方法において、前記被処理物が食品類または医薬品類であることを特徴とするものである。
本発明の請求項15に係る高圧処理装置の圧力測定方法が採用した手段は、請求項9乃至14のうちの何れか一つの項に記載の高圧処理装置の圧力測定方法において、前記所定圧が650MPaであることを特徴とするものである。
本発明の請求項1に係る高圧処理装置あるいは請求項9に係る高圧処理装置の圧力測定方法によれば、前記高圧処理装置における高圧容器内に互いに隔絶するように分割して形成された二つの室を備えると共に、これら二つの室間の圧力を伝達可能とする圧力伝達・室分割手段を設ける一方、前記二つの室の一方を高圧の圧媒が導入され被処理物を高圧処理する処理室、他方を高圧難固化剤が封入された圧力測定室とし、前記圧力測定室内の高圧難固化剤の圧力を測定する圧力測定手段とを備えている。
同時に、この圧力測定手段によって圧力測定室内の高圧難固化剤の圧力を測定することで、前記圧力伝達・室分割手段を介して圧力測定室内の高圧難固化剤に伝達される前記処理室内の圧媒の圧力を測定するものであるから、圧媒が凝固する条件等で被処理物を高圧処理する場合でも、処理圧を高精度に測定可能な高圧処理装置及びその圧力測定方法を提供し得る。
また、本発明の請求項2,3に係る高圧処理装置あるいは請求項10,11に係る高圧処理装置の圧力測定方法によれば、前記圧力伝達手段が弾性部材、あるいは前記高圧容器にシール部材を介して摺動自在に嵌入されたフリーピストンであるので、前記処理室と圧力測定室の圧力が等価となり、高圧容器内の処理圧を高精度に測定する具体的手段を提供可能となる。前記フリーピストンはシール部材による摺動抵抗を生ずるため、前記フリーピストンよりも弾性部材を用いる方がより的確な圧力測定が可能となる。
更に、本発明の請求項4に係る高圧処理装置あるいは請求項12に係る高圧処理装置の圧力測定方法によれば、前記圧媒が水であるので、食品安全上の適正を有すると共に、650MPa以上の超高圧等の圧媒が凝固する条件で被処理物を高圧処理する高圧処理装置やその圧力測定方法においても、圧力測定室内の高圧難固化剤に伝達される圧力を測定するので、圧媒としての水が凝固しても処理圧の高精度測定に支障がない。
また更に、本発明の請求項5に係る高圧処理装置あるいは請求項13に係る高圧処理装置の圧力測定方法によれば、前記高圧難固化剤が、エチレングリコール、グリセリンとメタノールの混合液、ガソリン、灯油、シリコン油またはひまし油であるので、650MPa以上の超高圧等の圧媒が凝固する条件で被処理物の高圧処理する高圧処理装置やその圧力測定方法においても、処理圧の正確な測定が可能となる。
そして、本発明の請求項6に係る高圧処理装置あるいは請求項14に係る高圧処理装置の圧力測定方法によれば、前記被処理物が食品類または医薬品類であっても、前記高圧難固化剤が食品類に直接接触することがないので、食品安全上より安全な高圧処理及びその圧力測定が可能となる。
一方、本発明の請求項7に係る高圧処理装置によれば、前記高圧処理装置が、前記高圧容器にシール部材を介して摺動自在に嵌入された加圧ピストンにより高圧の等方圧を得る方式であって、前記所定圧の発生に必要なピストンストロークを予め測定可能なピストンストロークセンサを備え、このピストンストロークセンサによって、前記所定圧の発生にに必要なピストンストロークを予め測定把握しておくことにより、高圧難固化剤が漏れた場合には、圧力測定室には圧媒である水が混入し高圧にて凝固するため、前記所定の処理圧力に達するまでに必要以上のストロークを要することを検出できる。このため、前記被処理物が食品類や医薬品類であっても、高圧難固化剤の混入を検知し得る高圧処理時の圧力測定が可能となる。
本発明の請求項8に係る高圧処理装置あるいは請求項15に係る高圧処理装置の圧力測定方法によれば、前記所定圧が650MPaであるので、圧媒が凝固する条件下で被処理物を高圧処理する高圧処理装置やその圧力測定方法においても、圧力測定室内の高圧難固化剤に伝達される圧力を測定するので、圧媒としての水が凝固しても処理圧の高精度測定に支障がない。
先ず、本発明の実施の形態1に係る高圧処理装置及びその圧力測定方法について、図1〜4を参照しながら説明する。図1は本発明の実施の形態1に係る高圧処理装置及びその圧力測定方法を説明するための模式的立断面図、図2〜4は本発明の実施の形態1に係る高圧処理装置及びその圧力測定方法における圧力伝達・室分割手段の他の態様例を説明するための模式的立断面図である。
図1において、本発明の実施の形態1に係る高圧処理装置は、圧力容器2、上蓋3及び下蓋4によって、高圧な処理条件に耐え得る高圧容器1を構成し、これら上蓋3及び下蓋4に夫々取り付けられたシール部材3a,4aを介して、液密に圧力容器2の軸方向に嵌合されている。
そして、前記下蓋4の上面に設けられた円筒状の突起部4bに、圧媒の加圧による変形が自在な有底円筒状の弾性部材5からなる圧力伝達・室分割手段が、固定金具13を介して液密に固定されている。その結果、前記弾性部材5によって、前記高圧容器1の容器内を互いに隔絶して分割された二つの室、即ち、処理室6aと圧力測定室6bとを形成すると共に、前記処理室6a内の圧媒圧力の変化によって前記弾性部材5が自在に変形し、前記圧力測定室6bへ圧力の伝達が可能な構成をなしている。
また、前記処理室6aには、図示しない圧媒導入ラインから加圧された高圧の圧媒が導入されて高圧が保持される一方、前記圧力測定室6bには、高圧難固化剤が液密に封入された状態で保持されている。更に、前記下蓋4には圧力測定ライン7aが設けられ、この圧力測定ライン7aは歪ゲージ式圧力計7と接続されている。
前記処理室6aに食品類や医薬品類等の被処理物を収納して高圧処理する際、加圧された処理室6a内の圧媒の圧力は、前記弾性膜5を介して前記圧力測定室6b内の高圧難固化剤に伝達され等価となる。そして、前記高圧難固化剤に伝達された圧力が、圧力測定ライン7aを介して圧力測定手段である歪ゲージ式圧力計7に伝達される結果、前記処理室6a内の圧媒圧力を測定可能としている。
前記圧媒としては食品や医薬品類等の性質上、水を用いるのが好ましい。また、前記高圧難固化剤には、650MPa以上の超高圧においても凝固しないエチレングリコール、グリセリンとメタノールの混合液、更には、1500MPa以上の超高圧においても凝固しないガソリン、灯油、シリコン油またはひまし油等が好ましく用いられる。
これらの高圧難固化剤は、食品や医薬品への影響を回避するため、高圧難固化剤の処理室6a側への混入は避けなければならない。この様な高圧難固化剤の食品類への混入を検知する方法として、高圧難固化剤を着色して容易に目視検査可能としたり、後述する如く、加圧シリンダ方式による高圧処理の場合は、シリンダストロークの測定によって検出することも可能である。
前記弾性部材の態様は、図1に示した様な有底円筒状の弾性部材5に限らず、図2に示す様な円板状弾性部材5a、図3に示す様な蛇腹状弾性部材5b、図4に示す様なきのこ状弾性部材5c等、処理室6a内の圧媒の圧力により変形自在であって、圧力測定室6b内の高圧難固化剤へ等価な圧力を伝達可能なものであれば、その形状は任意に選択できる。
以上述べた様に、本発明に係る高圧処理装置及びその圧力測定方法によれば、前記高圧処理装置の高圧容器1内に、互いに隔絶して分割された二つの室6a,6bを形成すると共にこれら二つの室6a,6b間の圧力を伝達可能な弾性部材5を設ける一方、前記二つの室の一方6aを高圧の圧媒が導入され被処理物を高圧処理する処理室、他方6bを高圧難固化剤が封入された圧力測定室6bとし、前記弾性部材5を介して圧力測定室6b内の高圧難固化剤に伝達される圧力を測定するので、650MPa以上の超高圧等の圧媒が凝固する条件で被処理物を高圧処理する場合でも、処理圧を高精度に測定することが可能となる。
次に、本発明の実施の形態2に係る高圧処理装置及びその圧力測定方法について、図5を参照しながら説明する。図5は本発明の実施の形態2に係る高圧処理装置及びその圧力測定方法を説明するための模式的立断面図である。但し、本発明の実施の形態2が上記実施の形態1と相違するところは、圧力伝達・室分割手段の構成に相違があり、これ以外は上記実施の形態1と全く同構成であるから、上記実施の形態1と同一のものに同一符号を付して、その相違する点について説明する。
即ち、上記実施の形態1に係る高圧処理装置及びその圧力測定方法が、弾性部材5からなる圧力伝達・室分割手段を有して構成されるのに対し、本実施の形態2に係る高圧処理装置の圧力測定方法は、フリーピストン8からなる圧力伝達・室分割手段を有して構成されるものである。このフリーピストン8は、外周に溝加工された円板8aと前記外周溝に嵌め込まれたシール部材8bとからなり、高圧容器1を構成する加圧容器2の内壁に、シール部材8aを介して高圧容器2の軸方向に摺動自在に液密に嵌入されている。
そして、このフリーピストン8によって、高圧容器1内を、高圧の圧媒が導入され被処理物を高圧処理する処理室6aと、高圧難固化剤が封入された圧力測定室6bとに隔絶して分割すると共に、圧媒の圧力変化により、前記フリーピストン8が加圧容器2の軸方向に自在に摺動可能としている。その結果、前記処理室6aに食品類等や医薬品類等の被処理物を収納して高圧処理する際、加圧された処理室6a内の圧媒の圧力は、前記フリーピストン8を介して前記圧力測定室6b内の高圧難固化剤に伝達され等価となり、圧力測定ライン7aを介して歪ゲージ式圧力計7に伝達され、前記処理室6a内の圧媒圧力が測定可能となる。
次に、本発明の実施の形態3に係る高圧処理装置及びその圧力測定方法について、図6を参照しながら説明する。図6は本発明の実施の形態3に係る高圧処理装置及びその圧力測定方法を説明するための模式的立断面図である。但し、本発明の実施の形態3が上記実施の形態1と相違するところは高圧処理装置の加圧方式に相違があり、これ以外は上記実施の形態1と全く同構成であるから、上記実施の形態1と同一のものに同一符号を付して、その相違する点について説明する。
即ち、上記実施の形態1に係る高圧処理装置の加圧方式が、加圧された高圧圧媒を処理室6a内に導入する加圧方式であるのに対し、本実施の形態3に係る高圧処理装置の加圧方式は、加圧ピストン9により処理室6a内に高圧の等方圧を形成する方式である。
本発明の実施の形態3に係る高圧処理装置は、圧力容器2、加圧ピストン9及び下蓋4によって、650MPa以上の超高圧等の処理条件に耐え得る高圧容器1を構成している。そして、前記加圧ピストン9が、加圧容器2の上方からシール部材9aを介して加圧容器2の軸方向に摺動自在に嵌入されると共に、下蓋4が、加圧容器2の下方からシール部材4aを介して嵌合されて液密な構成をなしている。
また、前記加圧ピストン9は、図示しないプレスフレームに固定された油圧シリンダ10に、シール部材9bを介して前記油圧シリンダ10の軸方向に摺動自在に勘入され、前記油圧シリンダ10の油圧室11に給油された高圧の圧油によって、加圧ピストン9が押し下げられる結果、処理室6aに封入された圧媒に高圧を負荷する構成となっている。
この様な加圧ピストン方式による高圧処理装置及びその圧力測定方法においては、ピストンストロークを測定するストロークセンサ12を具備している。所定の圧力に必要なピストンストロークを予め測定把握しておくことによって、圧力伝達・室分割手段である弾性部材5から高圧難固化剤が漏れた場合には、圧力測定室6bには圧媒である水が混入するため高圧にて凝固し、前記所定圧力に達するまでに予め設定した所定値以上のストロークを要することを検出することによって、高圧難固化剤の漏れ検知が可能となる。
前記ストロークセンサ12としては、例えば、プレスフレーム等に固定の目盛板12aと、加圧ピストン9に固定されて共に軸方向に移動する測定針12bとによって構成すれば、加圧ピストン9の加圧に伴う移動距離(ストローク)を検出可能である。また、前記目盛板12aに代えて、光センサーを前記軸方向に沿って多数配設し、前記測定針12bの位置を検出させる構成でも良い。前記ストロークセンサ12が、所定の圧力に必要なピストンストロークを予め測定記憶可能であって、前記所定圧力に達するまでに必要以上のストロークを要することを検出可能な機能を有するものとすれば、より好ましい。
尚、本発明の実施の形態3に係る高圧処理装置及びその圧力測定方法においては、圧力伝達・室分割手段として有底円筒状の弾性部材5を用いて説明したが、図2〜4に示す如く他の形状を有する態様の弾性部材5a,5b,5cでも良いし、また、実施の形態2に係る高圧処理装置及びその圧力測定方法において説明した様なフリーピストン8を用いたものでも良い。
以上説明した様に、近年、保存期間の長期化を可能とする食品類の高圧処理が注目され、今後益々普及するものと思われるが、本発明に係る高圧処理装置及びその圧力測定方法によれば、高圧処理される食品や医薬品等の製造工程において、所定の高圧処理を高精度で行なうことが容易となり、工程管理はもちろん食品や医薬品の品質管理の上で、食品工業や医薬品工業の発展および社会の健全性に資するところが極めて大きい。
本発明の実施の形態1に係る高圧処理装置及びその圧力測定方法を説明するための模式的立断面図である。 本発明の実施の形態1に係る高圧処理装置及びその圧力測定方法における圧力伝達・室分割手段の他の態様を説明するための模式的立断面図である。 本発明の実施の形態1に係る高圧処理装置及びその圧力測定方法における圧力伝達・室分割手段の他の態様を説明するための模式的立断面図である。 本発明の実施の形態1に係る高圧処理装置及びその圧力測定方法における圧力伝達・室分割手段の他の態様を説明するための模式的立断面図である。 本発明の実施の形態2に係る高圧処理装置及びその圧力測定方法を説明するための模式的立断面図である。 図6は本発明の実施の形態3に係る高圧処理装置及びその圧力測定方法を説明するための模式的立断面図である。
符号の説明
1:高圧容器, 2:加圧容器,
3:上蓋, 3a:シール部材,
4:下蓋, 4a:シール部材, 4b:突起部,
5,5a,5b,5c:弾性部材(圧力伝達・室分割手段),
6a:処理室, 6b:圧力測定室,
7:歪ゲージ式圧力計(圧力測定手段), 7a:圧力測定ライン,
8:フリーピストン(圧力伝達・室分割手段), 8a:円板, 8b:シール部材,
9:加圧ピストン, 9a,9b:シール部材
10:油圧シリンダ, 11:油圧室,
12:ストロークセンサ, 12a:目盛板, 12b:測定針,
13:固定金具

Claims (15)

  1. 等方圧法により所定圧以上の圧力で被処理物を高圧処理する高圧処理装置であって、
    前記高圧処理装置における高圧容器内に互いに隔絶するように分割して形成された二つの室を備え、前記二つの室の一方を高圧の圧媒が導入され被処理物を高圧処理する処理室、他方を高圧難固化剤が封入された圧力測定室とする一方、更に、
    これら二つの室間に設けられ、当該二つの室間の圧力を伝達可能なように分割してなる圧力伝達・室分割手段と、
    前記圧力測定室内の高圧難固化剤の圧力を測定する圧力測定手段とを備え、
    この圧力測定手段によって圧力測定室内の高圧難固化剤の圧力を測定することで、前記圧力伝達・室分割手段を介して圧力測定室内の高圧難固化剤に伝達される前記処理室内の圧媒の圧力を測定するものであることを特徴とする高圧処理装置。
  2. 前記圧力伝達・室分割手段が弾性部材であることを特徴とする請求項1に記載の高圧処理装置。
  3. 前記圧力伝達・室分割手段が、前記高圧容器にシール部材を介して摺動自在に嵌入されたフリーピストンであることを特徴とする請求項1に記載の高圧処理装置。
  4. 前記圧媒が水であることを特徴とする請求項1乃至3のうちの何れか一つの項に記載の高圧処理装置。
  5. 前記高圧難固化剤が、エチレングリコール、グリセリンとメタノールの混合液、ガソリン、灯油、シリコン油またはひまし油であることを特徴とする請求項1乃至4のうちの何れか一つの項に記載の高圧処理装置。
  6. 前記被処理物が食品類または医薬品類であることを特徴とする請求項1乃至5のうちの何れか一つの項に記載の高圧処理装置。
  7. 前記高圧処理装置が、前記高圧容器にシール部材を介して摺動自在に嵌入された加圧ピストンにより高圧の等方圧を得る方式であって、前記所定圧の発生に必要なピストンストロークを予め測定可能なピストンストロークセンサを備え、このピストンストロークセンサは、前記高圧難固化剤の漏れを検知するものであることを特徴とする請求項4乃至6うちの何れか一つの項に記載の高圧処理装置。
  8. 前記所定圧が650MPaであることを特徴とする請求項1乃至7うちの何れか一つの項に記載の高圧処理装置。
  9. 等方圧法により、所定圧以上の圧力で被処理物を高圧処理する高圧処理装置の圧力測定方法において、前記高圧処理装置の高圧容器内に、互いに隔絶して分割された二つの室を形成すると共にこれら二つの室間の圧力を伝達可能とする圧力伝達・室分割手段を設ける一方、前記二つの室の一方を高圧の圧媒が導入され被処理物を高圧処理する処理室、他方を高圧難固化剤が封入された圧力測定室とし、この圧力測定室内の高圧難固化剤の圧力を測定することにより、前記圧力伝達・室分割手段を介して圧力測定室内の高圧難固化剤に伝達される前記処理室の圧媒圧力を測定することを特徴とする高圧処理装置の圧力測定方法。
  10. 前記圧力伝達・室分割手段が弾性部材であることを特徴とする請求項9に記載の高圧処理装置の圧力測定方法。
  11. 前記圧力伝達・室分割手段が、前記高圧容器にシール部材を介して摺動自在に嵌入されたフリーピストンであることを特徴とする請求項9に記載の高圧処理装置の圧力測定方法。
  12. 前記圧媒が水であることを特徴とする請求項9乃至11のうちの何れか一つの項に記載の高圧処理装置の圧力測定方法。
  13. 前記高圧難固化剤が、エチレングリコール、グリセリンとメタノールの混合液、ガソリン、灯油、シリコン油またはひまし油であることを特徴とする請求項9乃至12のうちの何れか一つの項に記載の高圧処理装置の圧力測定方法。
  14. 前記被処理物が食品類または医薬品類であることを特徴とする請求項9乃至13のうちの何れか一つの項に記載の高圧処理装置の圧力測定方法。
  15. 前記所定圧が650MPaであることを特徴とする請求項9乃至14のうちの何れか一つの項に記載の高圧処理装置の圧力測定方法。
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