JP2009115175A - 物品固定構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】物品固定構造10において、物品13を固定するブラケットは、物品13を支持するブラケット本体14と、ブラケット本体14から突出して係止溝11に挿入されていて、係止溝11の幅方向に並べて対をなして設けられ、少なくとも一方がブラケット本体14に対して係止溝11の幅方向に進退可能とされた一対の被係止部材15、16と、ブラケット本体14に係止溝11の幅方向に沿って形成された挿入孔17に挿入されるとともに、先端側で被係止部材15のネジ孔18に螺合され、被係止部材16に当接可能とされた取付ネジ19とを有し、取付ネジ19を被係止部材16に当接させた状態で締め付けることで、一対の被係止部材15、16同士は、幅方向に離間させられて、それぞれ係止溝11に押圧される。
【選択図】図3
Description
また、物品に設けた挿通孔を介して挿入された螺合手段を、構造物に設けたネジ孔に螺合させることによって、構造物に物品を固定する構造が一般的に使用されている(例えば、特許文献1)。
また、構造体上部に、内部が開口部よりも幅広とされた係止溝を構造体に沿って形成し、その係止溝に、爪状に形成された付け根部を弾性的に変形させて挿入することで係止されるブラケットを用いて構造体に物品を取り付ける方法が提案されている(例えば、特許文献2)。
また、従来の特許文献2に提案された物品固定構造にあっては、弾性変形によって挿入された爪状の付け根部による係止によってのみ物品が固定されているため、物品が強固に構造体に連結されているとは云えず、取り付けにおける強度と安定性に不安を有していた。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、簡易な操作でありながら、強固でかつ、安定して物品を構造物に取り付けることのできる物品固定構造を提供することを目的とする。
以下、一実施の形態を示す図面に基づいて本発明を詳細に説明する。図1は、本発明に係る物品固定構造の一実施の形態を示す全体斜視図、図2は、本発明の物品固定構造における物品とブラケットの関係を示す説明図である。ここで、図1及び図2に示すように、物品固定構造10は、構造物1であるテーブル等の取付面1a上に延設された係止溝11と、この係止溝11に係止されたブラケット12とを備えて、該ブラケット12で物品13、例えば収納ボックスを支持することによって構造物1の取付面1a上に物品13を固定するものである。
図8は、本発明の第2の実施の形態においてブラケットを係止溝に装着した状態を示す説明図である。本実施の形態において、第2の被係止部材37がブラケット本体38と一体となっている。他の構成は、第1の実施の形態と同様であり、同一番号を付して説明を省略する。第2の被係止部材37は、第1の被係止部材15と背中合わせに配設されており、係止溝11方向に向かって突出する本体部37aと、本体部37aの先端(下端)から係止溝11の側縁に向かって突出する被係止片39とを備える。被係止片39は、先端39aから突端39bに向かう第1傾斜面40を有すると共に、突端39bから基端39cに向かう第2傾斜面41を有している。なお、本実施形態において、ブラケット本体38の嵌合凹部21の幅は、レール1bによって構成される嵌合凸部22の幅よりも大きく設定されており、互いに嵌合した状態で隙間が生じるようになっている。この隙間は、第2の被係止部材37において、被係止片39が本体部37aから突出している大きさよりも大きくなるように設定されている。
なお、上記においては、ブラケット本体38の嵌合凹部21の幅は、レール1bによって構成される嵌合凸部22の幅よりも大きく設定されているものとしたが、これに限るものでは無い。第2の被係止部材37が被係止片39を有していない構成とすることで、嵌合凹部21と嵌合凸部22とが互いに隙間無く嵌合する構成とすることもできる。
11 係止溝
12 ブラケット
13 物品
14 ブラケット本体
15 第1の被係止部材
16 第2の被係止部材
17 挿入孔
18 ネジ孔
19 取付ネジ
20 係止縁部
21 嵌合凹部
22 嵌合凸部
23 内部空間
24 連通孔
25 ビス孔
26 案内レール
27 被係止片
27a 先端
27b 突端
27c 基端
28 ガイド片
29、34 第1傾斜面
30、35 第2傾斜面
31 被係止片
32 ガイド片
36 ビス
37 第2の被係止部材
38 ブラケット本体
39 第1傾斜面
40 第2傾斜面
Claims (7)
- 構造物の取付面上に延設された係止溝と、該係止溝に係止されたブラケットとを備えて、該ブラケットで物品を支持することによって前記構造物の前記取付面上に前記物品を固定するための物品固定構造であって、
前記ブラケットは、前記物品を支持するブラケット本体と、
該ブラケット本体から突出して前記係止溝に挿入されていて、該係止溝の幅方向に並べて対をなして設けられ、少なくとも一方が前記ブラケット本体に対して前記係止溝の幅方向に進退可能とされた一対の被係止部材と、
前記ブラケット本体に前記係止溝の幅方向に沿って形成された挿入孔に挿入されるとともに、先端側で一対の前記被係止部材の内の進退可能な一方に形成されたネジ孔に螺合され、先端を前記被係止部材の他方に当接可能とされた取付ネジとを有し、
該取付ネジを前記被係止部材の他方に当接させた状態で前記被係止部材の一方に対して締め付けることで、一対の前記被係止部材同士は、前記係止溝の幅方向に離間させられて、それぞれ該係止溝に押圧されていることを特徴とする物品固定構造。 - 前記係止溝は、少なくとも一方の側縁から幅方向に突出する係止縁部によって内部の幅よりも開口部の幅の方が狭くなるように形成されていて、
前記取付ネジを締め付けることで該係止溝の前記係止縁部と当接する前記被係止部材の先端には、前記係止縁部と係合する被係止片が該係止縁部に向けて突出して設けられていることを特徴とする請求項1に記載の物品固定構造。 - 前記被係止片は、前記被係止部材の先端から突端に向かう傾斜面を有して突出していることを特徴とする請求項2に記載の物品固定構造。
- 前記被係止片は、突端から基端に向かう傾斜面を有して突出していることを特徴とする請求項2または3に記載の物品固定構造。
- 一対の前記被係止部材は、ともに、前記ブラケット本体に対して進退可能とされていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の物品固定構造。
- 前記ブラケット本体には、前記係止溝の幅方向に延びる内部空間が形成されているとともに、該内部空間から前記係止溝側とを連通させる連通孔が形成され、
一対の前記被係止部材の進退可能な一方は、先端が前記連通孔から前記係止溝に向かって突出されているとともに、基端に前記内部空間に突出するガイド片が設けられ、該ガイド片が前記内部空間で案内されることによって進退可能とされていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の物品固定構造。 - 前記構造物の前記取付面上には前記係止溝近傍に互いに嵌合可能な嵌合凹部または嵌合凸部の一方が設けられているとともに、前記ブラケット本体には他方が設けられており、前記被係止部材は、前記嵌合凹部と前記嵌合凸部とが互いに嵌合した状態で、前記係止溝に挿入されていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の物品固定構造。
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