JP2009114919A - 燃料ポンプの異常診断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】早期に異常を発見することのできる燃料ポンプの異常診断装置を提供する。
【解決手段】燃圧センサの出力に基づき燃圧Pを検知し、燃料ポンプの吐出量を低下させて燃圧Pを第1の所定燃圧P1にまで下降させる。そして、第1の所定燃圧P1にまで燃圧Pが下降したときに燃料ポンプの吐出量を再び上昇させて、燃圧Pを上昇させる。次いで、第2の所定燃圧P2に上昇するまでの経過時間ΔT2を計測し、経過時間ΔT2と内燃機関の運転状態とに基づき燃料ポンプの異常判定を行う。すなわち、内燃機関の運転状態毎に定められた所定時間Tbと経過時間ΔT2とを比較することにより異常判定を行う。
【選択図】図3

Description

この発明は燃料ポンプの異常診断装置に関する。
内燃機関の燃料系は、燃料タンク内に貯留された燃料を燃料ポンプにより燃料噴射弁に圧送するとともに、この圧送された燃料が燃料噴射弁から内燃機関の燃焼室に噴射供給されるように構成されている。こうした燃料系では、プレッシャレギュレータを介して燃料ポンプから圧送される燃料の一部を燃料タンクに戻すことにより、燃料噴射弁に供給される燃料の圧力(以下「燃圧」という)を所定圧力に調圧するとともに、燃料噴射弁の開弁時間によって燃焼室への燃料供給量を制御している。
このように燃料を圧送する燃料ポンプに異常が発生すると、要求される燃圧を維持することができず、燃焼室に供給される燃料量が不足するようになる。そのため、運転者の所望とする出力を得ることができずにドライバビリティが低下するおそれがある。
また、排気中の有害成分を浄化するために排気通路に設けられた触媒は、上述したような燃料不足の状況下において劣化するおそれのあることが知られている。例えば、燃料不足によって混合気の空燃比がリーンになり失火が起きるとともに未燃焼ガスが排気通路に導入されると、高温になっている触媒上で未燃焼ガスが燃焼するため同触媒が過熱され易い。このように触媒が過熱されると、触媒の劣化が起こるとともに排気エミッションが悪化するおそれがある。
そこで従来、燃料ポンプの機能低下を判断する構成として種々のものが提案されている。例えば、特許文献1記載の構成は、内燃機関始動時、所定時間の経過後に燃圧が所定値以下の場合に燃料ポンプの異常を判定するものである。また、特許文献2記載の構成は、運転領域を複数の運転領域に分割し、実際の燃圧と目標燃圧との差圧が所定値以上であり、且つその状態が所定時間以上継続している場合に燃料ポンプの異常をその運転領域毎に判定するものである。
特開2000−274322号公報 特開2007−100626号公報
ところで、燃料ポンプの異常発生の初期段階において同燃料ポンプの燃料吐出能力が低下しても、定常運転時においては要求される目標燃圧を維持することができる場合がある。しかし、この場合であっても、要求される燃料供給量が運転状態の変化により急増すると燃圧が目標燃圧よりも低下するおそれがあり、かかる燃圧の調圧性の悪化によっても上述のようなドライバビリティや排気エミッションの悪化、触媒の劣化といった問題が生じるおそれがある。
ここで、特許文献1に記載の構成では内燃機関の始動時に燃料ポンプの異常を判定するため、運転中に燃料ポンプの異常を検知することができない。一方、特許文献2に記載の構成では、運転中においてその運転状態に応じた判定は可能であるものの、急激な運転状態の変化に燃料ポンプの燃料吐出能力が追従できないといった異常を検知することが困難である。また、実際の燃圧と目標燃圧との差圧が所定値以上である状態が所定時間以上継続している場合に燃料ポンプの異常を判定するため、異常をより確実に判定するためには差圧または所定時間を比較的大きく設定する必要があり、燃料ポンプの機能が低下した初期の段階において迅速に異常を判定するという点において未だ改善の余地がある。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、早期に異常を発見することのできる燃料ポンプの異常診断装置を提供することにある。
以下、上記目的を達成するための手段及びその作用効果について記載する。
請求項1に記載の発明は、燃料通路を通じて燃料タンク内に貯留された燃料を内燃機関の燃料噴射弁に圧送する燃料ポンプの異常診断装置であって、圧送される前記燃料の燃圧が目標燃圧になるように調整する圧力調整手段と、前記燃圧を検知する燃圧検知手段と、前記燃料ポンプの吐出量を低下させて前記燃圧を第1の所定燃圧にまで下降させるとともに、前記燃圧が第1の所定燃圧にまで下降したときに前記燃料ポンプの吐出量を上昇させて第2の所定燃圧に上昇するまでの経過時間を計測し、同経過時間と前記内燃機関の運転状態に基づき前記燃料ポンプの異常判定を行う異常判定手段とを備えることを要旨とする。
上記構成によれば、燃圧検知手段により燃圧を検知し、燃料ポンプの吐出量を低下させて前記燃圧を第1の所定燃圧にまで下降させるとともに、同第1の所定燃圧にまで燃圧が下降したときに燃料ポンプの吐出量を再び上昇させて、第2の所定燃圧に上昇するまでの経過時間を計測し、同経過時間と内燃機関の運転状態とに基づき燃料ポンプの異常判定を行うため、内燃機関の通常運転状態において燃料ポンプの異常を判定することができる。
ここで、燃料ポンプは燃料通路を通じて燃料噴射のために使用される燃料を圧送するとともに、燃料通路内の燃圧は目標燃圧になるように調整されている。したがって、燃圧を一旦下降させてから再び上昇させるようにすると、燃料噴射のために要求される燃料量に加えて、燃圧を上昇させるための燃料量も燃料ポンプは吐出する必要がある。この燃料ポンプに異常がある場合には吐出能力が低下するため、燃圧の上昇に要する時間が正常状態の燃料ポンプよりも長くなる。すなわち、一旦燃圧を下降させて上昇させるといった作動状態の変化を燃料ポンプに積極的に実行させることにより、燃圧の高さを経時的に検知するだけでは判定し難いような燃料ポンプの異常も、早期に判定できるようになる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の燃料ポンプの異常診断装置において、前記第1の所定燃圧は、前記内燃機関の運転状態に失火が発生しない量の燃料を前記燃料噴射弁から噴射することが可能な燃圧の範囲内に設定されることを要旨とする。
上記構成によれば、第1の所定燃圧は、内燃機関に失火が発生しない量の燃料を燃料噴射弁から噴射することが可能な燃圧の範囲内に設定されるため、内燃機関の通常運転状態を保持しつつ上記異常判定を行うことができる。なお、このように内燃機関に失火が発生しない量の燃料を燃料噴射弁から噴射することが可能な燃圧の範囲は、実験等に基づき決定することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の燃料ポンプの異常診断装置において、前記検知される燃圧と前記目標燃圧との差圧が所定値以上である時間が所定時間以上継続したことを条件として前記異常判定手段による異常判定を実行することを要旨とする。
上記構成によれば、検知される燃圧と目標燃圧との差圧が所定値以上である時間が所定時間以上継続したことを条件として異常判定手段による異常判定を実行するため、燃料ポンプに異常が発生したおそれがあることを予め検知することにより上記異常判定の実行頻度を少なくしつつ、燃圧の高さを経時的に検知するだけでは判定し難いような燃料ポンプの異常も早期に判定できるようになる。なお、上記異常判定手段により燃料ポンプの作動状態を積極的に変化させて同燃料ポンプの異常を判定するため、検知される燃圧と目標燃圧との差圧の判定値である所定値およびその継続時間の判定値である所定時間はそれほど大きな値に設定する必要はなく、上記条件において燃料ポンプの異常の発生を厳密に検知する必要はない。
具体的には、請求項4に記載されるように、前記圧力調整手段は前記燃圧を設定圧に維持するプレッシャレギュレータであり、前記第2の所定燃圧は同設定圧以下であってその近傍の圧力に設定されるといった構成を採用することができる。
請求項5記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の燃料ポンプの異常診断装置において、前記内燃機関の運転状態が高回転且つ高負荷状態であるときに前記異常判定手段による異常判定を実行することを要旨とする。
上記構成によれば、内燃機関の運転状態が高回転且つ高負荷状態であるときに異常判定手段による異常判定を実行するため、燃焼室に噴射される燃料供給量が多く燃料ポンプが多くの燃料を吐出している状態において異常判定を実行することになる。すなわち、一旦燃圧を下降させた後に燃圧を上昇させる過程での燃料ポンプへの負荷がより高くなるため、正常な状態と異常な状態との差が大きく現れるようになる。したがって、燃料ポンプの異常を判定することが容易になる。
(第1の実施形態)
以下、本発明にかかる燃料ポンプの異常診断装置を具体化した第1の実施の形態について説明する。図1は本実施形態にかかる燃料ポンプの異常診断装置が適用された内燃機関10とその周辺機器の概略構成図である。
同図1に示すように、複数の気筒を有する内燃機関10には、シリンダ11とピストン12とによって燃焼室13が気筒毎に形成されている。また、吸気通路14には燃料を同吸気通路14に噴射する燃料噴射弁15が設けられているとともに、この燃料噴射弁15から噴射された燃料は吸気通路14に吸入された空気と混合されて燃焼室13に供給される。このように燃焼室13に導入された混合気は点火プラグ(図示略)により点火され、燃焼した後に排気通路16に排出される。この排気通路16には、排気を浄化するための反応を行う排気浄化触媒19が配設されている。
燃料噴射弁15の上流の吸気通路14には、吸入空気量を調整するためのスロットルバルブ17と、同スロットルバルブ17を開閉駆動するアクチュエータ18とが設けられている。このスロットルバルブ17にはその開度を検出するスロットルセンサ17aが取り付けられるとともに、さらにその上流部分には吸入空気量を検知する吸入空気量センサ14aが取り付けられている。
上記燃料は、燃料タンク20に貯留されるとともに、燃料ポンプ22の作動により燃料通路21を通じて燃料噴射弁15に圧送される。また、これら燃料ポンプ22と燃料通路21との間にはプレッシャレギュレータ23が設けられるとともに同プレッシャレギュレータ23にはリターン通路24が接続されている。このプレッシャレギュレータ23は、燃料通路21の燃料の圧力(燃圧)が予め定められた設定圧を超えたときに開弁されることにより燃料通路21内の燃圧を設定圧に維持する圧力作動弁であり、開弁された際にリターン通路24を通じて燃料が燃料タンク20に戻される。なお、燃料通路21には、燃圧を検出する燃圧センサ21aが取り付けられている。
機関回転速度センサ31は機関回転速度を検出し、アクセル開度センサ32はアクセルペダルの踏み込み量を検出して電子制御装置30に出力する。また、上記各種センサの出力は制御装置30に入力される。この制御装置30は、演算装置、駆動回路他、各種制御の演算結果やその演算に用いられる関数マップ等で記載する記憶装置等を備えている。そして、制御装置30は、各種センサからの信号に基づき、燃料噴射弁15の燃料噴射量制御や燃料噴射時期制御、スロットルバルブ17を開閉するアクチュエータ18の駆動量制御、燃料ポンプ22の駆動量制御等の各種制御、及びイントスルメントパネルに設置される警告灯33の点灯制御を行う。なお、本実施形態において、上記プレッシャレギュレータ23は圧力調整手段に相当し、上記燃圧センサ21aは燃圧検知手段に相当し、制御装置30は異常判定手段に相当する。
次に、制御装置30による制御について、その実行手段を図2〜4を参照して説明する。図2および図3のフローチャートは一連の処理の流れを示しているが、実際の処理は制御装置30により内燃機関10の始動後において所定の周期をもって繰り返し実行される。
同図2に示されるように、この一連の処理では、まず高回転且つ高負荷運転であるか否かが判定される(ステップ110)。具体的には、吸入空気量センサ14a,機関回転速度センサ31,アクセル開度センサ32等からの各種出力に基づき判断される。そして、高回転且つ高負荷運転でない旨判定された場合は(ステップ110:NO)、以後の処理を行わずに待機あるいは他のルーチンの処理を実施する。一方、高回転且つ高負荷運転である旨判定された場合には(ステップ110:YES)、続いて検知された燃圧Pと目標燃圧Ptとの差圧ΔPが所定値Pa以上であるか否かが判定される(ステップ120)。具体的には、燃圧センサ21aの出力に基づいて燃圧Pが検知されるとともに、目標燃圧Ptとの差圧ΔP(=Pt−P)が算出される。本実施形態では、燃圧Pが設定圧に維持されるようにプレッシャレギュレータ23により調整されているため、目標燃圧Ptはこの設定圧と同一の値である。
そして、差圧ΔPが所定値Pa以上でない旨判定された場合には(ステップ120:NO)、燃料ポンプに異常なしと判定(ステップ140)して一連の処理を終了する。一方、差圧ΔPが所定値Pa以上である旨判定された場合には(ステップ120:YES)、続いて差圧ΔPが所定値Pa以上である状態の継続時間ΔT1が所定時間Ta以上であるか否かが判定される(ステップ130)。
そして、差圧ΔPが所定値Pa以上である状態の継続時間ΔT1が所定時間以上Ta以上でない場合、すなわち継続時間ΔT1が所定時間Taより短かった場合には(ステップ130:NO)、燃料ポンプに異常なしと判定(ステップ140)して一連の処理を終了する。一方、差圧ΔPが所定値Pa以上である状態の継続時間ΔT1が所定時間Ta以上である場合には(ステップ130:YES)、異常判定を実行する条件が成立したと判断して図3に示される異常判定を実行する(ステップ150)。なお、差圧ΔPの判定値である所定値Paおよびその継続時間ΔT1の判定値である所定時間Taはそれほど大きな値に設定する必要はなく、燃料ポンプ22の異常の発生を厳密に検知する必要はない。これは、後に詳述する異常判定処理により燃料ポンプ22の異常を判定するからである。これら所定値Paおよび所定時間Taの値は、実験等に基づき好適な値が設定される。
次に、異常判定の処理手順を図3および図4を併せ参照して説明する。なお、これまでに説明した一連の処理手順を以下の説明において「予備判定」と呼ぶ。
同図3に示すように、異常判定処理では、まず燃料ポンプを停止する(ステップ210)。具体的には、図4に示されるように燃料ポンプ22をタイミングt0に停止させる。これにより、燃料ポンプ22の吐出量が低下するため、燃料噴射弁15からの燃料噴射に伴って燃圧Pが下降する。
続いて、燃圧Pが第1の所定燃圧P1まで下降したか否かが判定される(ステップ220)。具体的には、燃圧センサ21aからの出力に基づき燃圧Pが検知され、この検知された燃圧Pに基づき判断される。ここで、第1の所定燃圧P1は、内燃機関10に失火が発生しない量の燃料を燃料噴射弁15から噴射することが可能な燃圧の範囲内に設定される。この範囲は実験等に基づき決定される。そして、燃圧Pが第1の所定燃圧P1まで下降していない旨判定された場合には(ステップ220:NO)、以後の処理を行わずに待機あるいは他のルーチンの処理を実行する。一方、燃圧Pが第1の所定燃圧P1まで下降した旨判定された場合には(ステップ220:YES)、燃料ポンプを稼働させ(ステップ230)、続いて経過時間ΔT2の計測を開始する(ステップ240)。具体的には、図4に示されるように燃料ポンプ22をタイミングt1に稼働させて経過時間ΔT2の計測を開始する。このように燃料ポンプ22を稼働させることにより燃料ポンプ22の吐出量が再び上昇するため、燃圧Pが上昇する。
次に、燃圧Pが第2の所定燃圧P2に上昇したか否かが判定される(ステップ250)。ここで、第2の所定燃圧P2はプレッシャレギュレータ23によって維持される設定圧、すなわち目標燃圧Ptと同一の値が設定される。そして、燃圧Pが第2の所定燃圧P2に上昇していない旨判定された場合には(ステップ250:NO)、以後の処理を行わずに待機、あるいは他のルーチンの処理を実行する。一方、燃圧Pが第2の所定燃圧P2に上昇した旨判定された場合には(ステップ250:YES)、燃料ポンプ稼働(タイミングt1)から燃圧Pが第2の所定燃圧P2に上昇するまで(タイミングt2)の経過時間ΔT2が算出される(ステップ260)。図4に示されるように、タイミングt2に燃圧Pが第2の所定燃圧P2にまで上昇しているので、ΔT2は式ΔT2=t2−t1により算出される。
そして、算出された経過時間ΔT2は所定時間Tbよりも長いか否かが判定される(ステップ270)。なお、所定時間Tbは、正常状態の燃料ポンプ22が第1の所定燃圧P1から第2の所定燃圧にまで燃圧Pを上昇させるのに要する時間Tnに燃料ポンプ22の異常を判定するための遅延時間Trを加えたものである。この所定時間Tbは、内燃機関10の運転状態毎に実験等に基づき設定される。本実施形態では、ステップ110で判定されたように、高回転且つ高負荷状態で内燃機関10が運転しているため、高回転且つ高負荷状態での所定時間Tbが適用される。
ここで、燃料ポンプ22に異常がある場合には吐出能力が低下するため、燃圧Pの上昇に要する時間ΔT2が正常状態の燃料ポンプ22の要する時間Tnに燃料ポンプ22の異常を判定するための遅延時間Trを加えた時間、すなわち所定時間Tbよりも長くなる。そして、経過時間ΔT2が所定時間Tbよりも長い旨判定された場合は(ステップ270:YES)、燃料ポンプ22が燃圧Pを第2の所定燃圧P2にまで所定時間Tb以内に上昇させるだけの吐出能力がないと判断することができる。すなわち、燃料ポンプに異常ありと判定される(ステップ280)。したがって、内燃機関10の運転状態に基づいて設定される同所定時間Tbと経過時間ΔT2とを比較することによって、燃料ポンプ22の異常判定を行うことができる。
続いて、異常警告を実行する(ステップ300)。具体的には、インストルメントパネルの警告ランプ33を点灯または点滅させることによって運転者に異常発生を認知させる。次いで、フェイルセーフ処理を実行する(ステップ310)。具体的には、内燃機関10の出力を制限、すなわち運転状態を低回転且つ低負荷に制限することにより実行する。より具体的には、燃料噴射弁15の燃料噴射量を制限するとともにスロットルバルブ17の開度を制限する。これにより退避走行に移行させて、一連の処理を終了する。
一方、経過時間ΔT2が所定時間Tbよりも長くない旨、すなわち所定時間Tb以下である旨判定された場合には(ステップ270:NO)、燃料ポンプに異常なしと判定して(ステップ290)、一連の処理を終了する。
以上説明した第1の実施形態によれば、以下の作用効果を奏することができる。
(1)燃圧センサ21aの出力に基づいて燃圧Pを検知し、燃料ポンプ22の吐出量を低下させて燃圧Pを第1の所定燃圧P1にまで下降させるとともに、第1の所定燃圧P1にまで燃圧Pが下降したときに燃料ポンプ22の吐出量を再び上昇させて、第2の所定燃圧P2に上昇するまでの経過時間ΔT2を計測する。そして、経過時間ΔT2と内燃機関10の運転状態とに基づき燃料ポンプ22の異常判定を行う。すなわち内燃機関10の運転状態毎に定められた所定時間Tbと経過時間ΔT2とを比較することにより燃料ポンプ22の異常判定を行うため、内燃機関10の通常運転状態において燃料ポンプ22の異常を判定することができる。
(2)燃圧Pを第1の所定燃圧P1にまで一旦下降させてから再び上昇させるようにすると、燃料噴射のために要求される燃料量に加えて、燃圧Pを上昇させるための燃料量も燃料ポンプ22は吐出する必要がある。したがって、燃圧Pを一旦下降させて上昇させるといった作動状態の変化を燃料ポンプ22に積極的に実行させることにより、燃圧Pの高さを経時的に検知するだけでは判定し難いような燃料ポンプ22の異常も、早期に判定できるようになる。
(3)第1の所定燃圧P1は、内燃機関10に失火が発生しない量の燃料を燃料噴射弁15から噴射することが可能な燃圧の範囲内に設定されるため、内燃機関10の通常運転状態を保持しつつ上記異常判定を行うことができる。
(4)検知される燃圧Pと目標燃圧Ptとの差圧ΔPが所定値Pa以上である時間が所定時間Ta以上継続したことを条件として、すなわち予備判定を実行した後に異常判定手段による異常判定を実行するため、燃料ポンプ22に異常が発生したおそれがあることを予め検知することにより上記異常判定の実行頻度を少なくしつつ、燃圧Pの高さを経時的に検知するだけでは判定し難いような燃料ポンプ22の異常も早期に判定できるようになる。
(5)異常判定手段により燃料ポンプ22の作動状態を積極的に変化させて同燃料ポンプ22の異常を判定するため、検知される燃圧Pと目標燃圧Ptとの差圧ΔPの判定値である所定値Paおよびその継続時間ΔT1の判定値である所定時間Taはそれほど大きな値に設定する必要はなく、これら所定値Paおよび所定時間Taとの比較による予備判定においては、燃料ポンプ22の異常の発生を厳密に検知する必要はない。
(6)内燃機関10の運転状態が高回転且つ高負荷状態であるときに異常判定手段による異常判定を実行するため、燃焼室13に噴射される燃料供給量が多く燃料ポンプ22が多くの燃料を吐出している状態において異常判定を実行することになる。すなわち、燃圧Pを一旦下降させた後に燃圧Pを上昇させる過程での燃料ポンプ22への負荷がより高くなるため、正常な状態と異常な状態との差が大きく現れるようになる。したがって、燃料ポンプ22の異常を判定することが容易になる。
(7)警告ランプ33を点灯または点滅させるため、燃料ポンプ22に異常が発生したことを運転者に認知させることができるようになる。したがって、修理を促すことができるとともに運転者が異常を認識せずに長時間運転し続ける事態を回避することができるようになる。
(8)フェイルセーフ処理を実行するため、燃料ポンプ22への負荷を軽減することができる。したがって、燃料ポンプ22の異常の悪化を抑制することができるとともに、触媒の劣化および排気エミッションの悪化等も抑制することができるようになる。
(第2の実施形態)
以下、本発明にかかる燃料ポンプの異常診断装置を具体化した第2の実施の形態について図5を参照して説明する。本実施の形態にかかる燃料ポンプの異常診断装置と第1の実施の形態にかかる燃料ポンプの異常診断装置とは、次の点において異なる。すなわち、第1の実施形態においては、予備判定によって燃料ポンプの異常が発生したおそれがあることを予め検知して異常判定を実行していたが、第2の実施形態においては、予備判定により燃料ポンプの異常発生を予め検知することなく異常判定を実行する。なお、第1の実施形態と同様の処理については具体的な態様の説明を省略する。
図5のフローチャートは一連の処理の流れを示しているが、実際の処理は制御装置30により内燃機関10の始動後において所定の周期をもって繰り返し実行される。
同図5に示されるように、この一連の処理では、まず高回転且つ高負荷運転であるか否かが判定される(ステップ410)。そして、高回転且つ高負荷運転でない旨判定された場合は(ステップ410:NO)、以後の処理を行わずに待機あるいは他のルーチンの処理を実施する。一方、高回転且つ高負荷運転である旨判定された場合には(ステップ410:YES)、続いて燃料ポンプを停止する(ステップ420)。続いて、燃圧Pが第1の所定燃圧P1まで下降したか否かが判定される(ステップ430)。
そして、燃圧Pが第1の所定燃圧P1まで下降していない旨判定された場合には(ステップ430:NO)、以後の処理を行わずに待機あるいは他のルーチンの処理を実行する。一方、燃圧Pが第1の所定燃圧P1まで下降した旨判定された場合には(ステップ430:YES)、燃料ポンプを稼働させ(ステップ440)、続いて経過時間ΔT2の計測を開始する(ステップ450)。次に、燃圧Pが第2の所定燃圧P2に上昇したか否かが判定される(ステップ460)。
そして、燃圧Pが第2の所定燃圧P2に上昇していない旨判定された場合には(ステップ460:NO)、続いて経過時間ΔT2は異常判定時間Tcよりも長いか否かが判定される(ステップ470)。ここで、異常判定時間Tcとは、同時間Tcが経過した後であっても燃圧Pが第2の所定燃圧P2にまで上昇しなかった場合に、燃料ポンプ22に異常があると判定することのできる時間が設定される。この異常判定時間Tcは、内燃機関10の運転状態毎に実験等に基づき設定される。なお、燃圧Pを一旦第1の所定燃圧P1にまで下降させてから再び上昇させるようにすると、燃料噴射のために要求される燃料量に加えて、燃圧Pを上昇させるための燃料量も燃料ポンプ22は吐出する必要がある。したがって、経過時間ΔT2は異常判定時間Tcよりも長い旨判定された場合(ステップ470:YES)には、燃料ポンプ22が燃圧Pを第2の所定燃圧P2にまで上昇させるだけの吐出能力がないと判断することができる。すなわち、燃料ポンプに異常ありと判定される(ステップ500)。一方、経過時間ΔT2は異常判定時間Tcよりも長くない旨判定された場合には(ステップ470:NO)、さらに燃圧Pが第2の所定燃圧P2に上昇したか否か判定が繰り返される(ステップ460)。
そして、燃圧Pが第2の所定燃圧P2に上昇した旨判定された場合は(ステップ460:YES)、燃料ポンプ稼働から燃圧Pが第2の所定燃圧P2に上昇するまでの経過時間ΔT2が算出され(ステップ480)、続いて、算出された経過時間ΔT2は上述した所定時間Tbよりも長いか否かが判定される(ステップ490)。そして、経過時間ΔT2が所定時間Tbよりも長い旨判定された場合は(ステップ490:YES)、燃料ポンプに異常ありと判定する(ステップ500)。
さらに、燃料ポンプに異常ありと判定された場合には(ステップ500)、異常警告を実行し(ステップ510)、次いでフェイルセーフ処理を実行する(ステップ520)ことにより退避走行に移行させて、一連の処理を終了する。
一方、経過時間ΔT2は異常判定時間Tbよりも長くない旨判定された場合には(ステップ490:NO)、燃料ポンプに異常なしと判定して(ステップ530)一連の処理を終了する。
以上説明した第2の実施形態によれば、上記(4)(5)を除く作用効果に準ずる作用効果を奏することができる。
(その他の実施形態)
なお、この発明にかかる燃料ポンプの異常診断装置は、上記実施の形態にて例示した構成に限定されるものではなく、同実施の形態を適宜変更した例えば次のような形態として実施することもできる。
・上記実施の形態では、第2の所定燃圧P2は、設定圧である目標燃圧Ptと同一の値である例を示したが、目標燃圧Pt以下で且つ第1の所定燃圧P1より高い値であれば、いかなる圧力値が設定されてもよい。ここで、第2の所定燃圧P2は、目標燃圧Ptの近傍の圧力に設定されているほど第1の所定燃圧P1との圧力差が大きくなるため、第2の所定燃圧P2にまで上昇させるために燃料ポンプ22にかかる負荷が大きくなる。すなわち、同燃料ポンプ22の正常な状態と異常な状態とで第2の所定燃圧P2に上昇するまでの経過時間の差が大きく現れるようになるため、燃料ポンプ22の異常を判定することが容易になる。したがって、かかる点からは、第2の所定燃圧P2は設定圧である目標燃圧Ptの近傍の圧力に設定されることが望ましい。
・上記実施の形態では、所定時間Tbは、正常状態の燃料ポンプ22が第1の所定燃圧P1から第2の所定燃圧にまで燃圧Pを上昇させるのに要する時間Tnに燃料ポンプ22の異常を判定するための遅延時間Trを加えたものとした。そして、算出された経過時間ΔT2は所定時間Tbよりも長いか否かを判定したが(ステップ270)、経過時間ΔT2と所定時間Tbとの比が所定の判定値よりも大きいか否かを判定してもよい。また、経過時間ΔT2と第2の所定燃圧にまで燃圧Pを上昇させるのに要する時間Tnとの差、あるいは経過時間ΔT2と時間Tnとの比に基づいて判定を行ってもよい。
・上記第2の実施の形態において、経過時間ΔT2は異常判定時間Tcよりも長いか否かを判定したが(ステップ470)、この判定を第1の実施の形態において行ってもよい。
・上記実施の形態では、燃料ポンプ22を停止させることにより吐出量を低下させる例を示したが、吐出量を低下させることができるのであれば、必ずしも燃料ポンプ22を停止させることを要しない。すなわち、燃料ポンプ22の単位時間あたりの燃料吐出量を低下させることにより燃圧Pを低下させるとともに、第1の所定燃圧P1にまで下降したタイミングで燃料ポンプ22の吐出量を上昇させて燃圧Pを上昇させる態様を採用してもよい。この場合であっても、上記(1)〜(8)に準ずる作用効果を奏することができる。
・上記実施の形態では、内燃機関10の運転状態が高回転且つ高負荷であると判定された場合に燃料ポンプ22の異常判定を実行する例を示した。しかし、高回転時か否かを判定するともに、高回転時であると判定された場合に異常判定を実行する態様を採用してもよい。具体的には、機関回転速度センサ31の出力に基づき検知された機関回転速度によって高回転時か否かを判定する。
・さらに、内燃機関10の運転状態に関わらず燃料ポンプ22の異常判定を実行する態様を採用することもできる。なお、上述したように、第1の所定燃圧P1から第2の所定燃圧P2にまで上昇するために要する時間ΔT2は、内燃機関10の運転状態によって異なる。したがって、吸入空気量センサ14a,機関回転速度センサ31,アクセル開度センサ32等からの各種出力に基づき判断された内燃機関10の運転状態によって、適宜所定時間Tbを選択する必要がある。
・上記実施の形態では、燃圧センサ21aの出力された信号により燃圧を検知する例を示したが、燃圧センサではなく燃圧スイッチにより燃圧を検知する態様を採用することもできる。具体的には、第1の所定燃圧および第2の所定燃圧を検知することのできる燃圧スイッチを燃圧毎に複数設置するとよい。
・上記実施の形態では、プレッシャレギュレータ23によって燃圧を設定圧に維持する例を示した。すなわち、燃料ポンプ22は燃料通路21を通じて燃料噴射のために使用される燃料を圧送するとともにこの燃料の燃圧はプレッシャレギュレータ23により調整される。また、燃圧センサ21aの出力により検知された燃料通路21の燃圧Pは燃料ポンプ22の異常判定のみに使用される。しかし、燃圧センサの出力により検知された燃圧に基づき燃料ポンプの駆動量制御を行うことにより、燃料通路の燃圧をフィードバック制御する態様を採用してもよい。なお、このフィードバック制御は、異常判定のために設けられる燃圧センサからの出力に基づき行ってもよく、別に設けられる燃圧センサからの出力に基づき行ってもよい。
・上記実施の形態では、燃料噴射弁15の燃料噴射量を制限するとともにスロットルバルブ17の開度を制限することにより低回転且つ低負荷に制限する例を示したが、燃料ポンプ22にかかる負荷を軽減させることのできるものであれば、他の態様を採用することもできる。例えば、燃料ポンプ22の燃料吐出量を減少させる態様であってもよい。また、燃圧センサによって燃料通路の燃圧が目標燃圧になるようにフィードバック制御している構成であっては、この目標燃圧を減圧側に補正させる態様であってもよい。
・上記実施の形態では、インストルパネルの警告ランプ33を点灯または点滅させることによって異常警告をする例を示した。しかし、燃料ポンプに異常が発生したことを運転者に認知させることができれば、例えばインストルメントパネルの表示部に警告表示を行う等、他の態様を採用してもよい。
・また、異常警告およびフェイルセーフ処理のいずれか一方のみを実行する態様を採用してもよい。
・上記実施の形態では、単数の燃料ポンプ22により燃料タンク20内に貯留された燃料を燃料噴射弁15に圧送するとともに、同燃料を吸気通路14に噴射供給する例を示した。しかし、複数の燃料ポンプを用いた燃料系であっても、上記実施形態と同様に燃料ポンプの異常診断を行うことができる。具体的には、上記実施形態で例示した低圧の燃料ポンプに加えて、周知の高圧ポンプおよび畜圧室を備える構成を採用してもよい。
本発明の実施形態にかかる燃料ポンプの異常診断装置をその周辺構成とともに示すブロック図。 第1の実施形態にかかる予備判定についてその処理手順を示すフローチャート。 第1の実施形態における燃料ポンプの異常判定についてその処理手順を示すフローチャート。 第1の実施形態にかかる燃料ポンプの異常診断における燃圧の推移について示すタイミングチャート。 第2の実施形態における異常判定の制御についてその処理手順を示すフローチャート。
符号の説明
10…内燃機関、11…シリンダ、12…ピストン、13…燃焼室、14…吸気通路、15…燃料噴射弁、16…排気通路、17…スロットルバルブ、18…アクチュエータ、19…排気浄化触媒、20…燃料タンク、21…燃料通路、22…燃料ポンプ、23…プレッシャレギュレータ、24…リターン通路、30…電子制御装置、21a…燃圧センサ。

Claims (5)

  1. 燃料通路を通じて燃料タンク内に貯留された燃料を内燃機関の燃料噴射弁に圧送する燃料ポンプの異常診断装置であって、
    圧送される前記燃料の燃圧が目標燃圧になるように調整する圧力調整手段と、
    前記燃圧を検知する燃圧検知手段と、
    前記燃料ポンプの吐出量を低下させて前記燃圧を第1の所定燃圧にまで下降させるとともに、前記燃圧が第1の所定燃圧にまで下降したときに前記燃料ポンプの吐出量を上昇させて第2の所定燃圧に上昇するまでの経過時間を計測し、同経過時間と前記内燃機関の運転状態に基づき前記燃料ポンプの異常判定を行う異常判定手段と
    を備えることを特徴とする燃料ポンプの異常診断装置。
  2. 請求項1に記載の燃料ポンプの異常診断装置において、
    前記第1の所定燃圧は、前記内燃機関に失火が発生しない量の燃料を前記燃料噴射弁から噴射することが可能な燃圧の範囲内に設定される
    ことを特徴とすることを特徴とする燃料ポンプの異常診断装置。
  3. 請求項1又は2に記載の燃料ポンプの異常診断装置において、
    前記検知される燃圧と前記目標燃圧との差圧が所定値以上である時間が所定時間以上継続したことを条件として前記異常判定手段による異常判定を実行する
    ことを特徴とすることを特徴とする燃料ポンプの異常診断装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の燃料ポンプの異常診断装置において、
    前記圧力調整手段は前記燃圧を設定圧に維持するプレッシャレギュレータであり、前記第2の所定燃圧は同設定圧以下であってその近傍の圧力に設定される
    ことを特徴とする燃料ポンプの異常診断装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の燃料ポンプの異常診断装置において、
    前記内燃機関の運転状態が高回転且つ高負荷状態であるときに前記異常判定手段による異常判定を実行する
    ことを特徴とする燃料ポンプの異常診断装置。
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