JP2009113698A - 車載用室内照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】強い衝撃を受けても意匠部が室内に落下、飛散することを防止できる車載用室内照明装置を提供する。
【解決手段】車両の天井板5の下側に配置される意匠部2と、天井板5の上側に配置される機能部3とを有し、意匠部2と機能部3が天井板5に形成された取付穴51を通して結合され、意匠部2と機能部3間が弾性変形を利用した係止爪26及び被係止部38aによって組み付けされた車載用室内照明装置1Aであって、意匠部2と機能部3には、組み付け状態で互いに近接する位置にクリップ係止部27,39がそれぞれ設けられ、双方のクリップ係止部27,39間にクリップ7が装着され、クリップ7によって意匠部2と機能部3が固定された。
【選択図】図5

Description

本発明は、車両の天井部分に設けられる車載用室内照明装置に関する。
従来、車載用室内照明装置としては、車両の室内の天井板を挟んで、室内側に設けられる意匠部と、室外側に設けられる機能部とを係合させることにより結合させたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この車載用室内照明装置においては、意匠部と機能部とを結合させる際に、意匠部側の側面に設けられた側方へ突出する係止爪を、機能部側に天井板と平行をなす方向に架設され且つ反発性を有する被係止部が係合するようになっている。具体的には、被係止部が撓んだ状態で係止爪を乗り越え、係止爪を乗り越えた被係止部が反発性により撓みが戻ることにより両者を係合させるようになっている。
特開2005−319923号公報
しかしながら、機能部側の被係止部は、例えば、カーテンエアーバッグなどの作動時に強い衝撃を受けた場合、被係止部が撓み、意匠部と機能部との結合が解除される可能性があった。このため、意匠部が車両の室内に落下、飛散してしまうという不具合が生じる可能性があった。
そこで、本発明の目的は、強い衝撃を受けても意匠部が室内に落下、飛散することを防止できる車載用室内照明装置を提供することにある。
請求項1の発明は、車両の天井板の下側に配置される意匠部と、前記天井板の上側に配置される機能部とを有し、前記意匠部と前記機能部が前記天井板に形成された取付穴を通して結合され、前記意匠部と前記機能部間が弾性変形を利用した係止手段によって組み付けされた車載用室内照明装置であって、前記意匠部と前記機能部には、組み付け状態で互いに近接する位置にクリップ係止部がそれぞれ設けられ、前記双方のクリップ係止部間にクリップが装着され、前記クリップによって前記意匠部と前記機能部が固定されたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載の車載用室内照明装置であって、前記クリップは、前記意匠部と前記機能部間を離間する方向又は近接する方向に付勢していることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2記載の車載用室内照明装置であって、前記意匠部と前記機能部の前記双方のクリップ係止部は、少なくともいずれか一方側がクリップ係止孔であり、前記クリップ係止孔に前記クリップの一端側が仮保持可能に形成されていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、カーテンエアーバッグなどの作動に伴って強い負荷が車載用室内照明装置にかかり、弾性変形によって係止手段の係止が解除されても、意匠部と機能部間がクリップによって連結されているため、意匠部が車室内に落下することを防止できる。
請求項2の発明によれば、クリップの付勢力によって意匠部と機能部間のガタ付きを防止できる。
請求項3の発明によれば、クリップを外す際に、クリップの一端側を意匠部又は機能部のクリップ係止孔を利用して仮保持状態とすれば、クリップの紛失を防止できる。又、クリップを再装着する際に、クリップが意匠部又は機能部に仮保持状態で付いているため、クリップの固定忘れを防止できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(第1の実施の形態)
図1〜図9は本発明の第1の実施の形態を示し、図1は天井の下方から見た車載用室内照明装置の斜視図、図2(a)は天井の上方から車載用室内照明装置の光源側を見た斜視図、図2(b)は天井の上方から車載用室内照明装置のスイッチ側を見た斜視図、図3は車載用室内照明装置の分解斜視図、図4は図2(a)のA−A線断面図、図5は図2(a)のB−B線断面図、図6は意匠部と機能部の組み付け過程を示す横断面図、図7(a)は光源側のクリップ係止孔にクリップを装着する前の要部斜視図、図7(b)は光源側のクリップ係止孔にクリップを装着した状態を示す要部斜視図、図8(a)はスイッチ側のクリップ係止孔にクリップを装着する前の要部斜視図、図8(b)はスイッチ側のクリップ係止孔にクリップを装着した状態を示す要部斜視図、図9(a)は光源側のクリップ係止孔にクリップを仮保持した状態を示す要部斜視図、図9(b)は光源側のクリップ係止孔にクリップを仮保持した状態を示す要部斜視図である。
図1〜図5に示すように、車載用室内照明装置1は、意匠部2と機能部3を備えている。意匠部2は、車両の天井を形成する天井板5の下側に配置されるようになっている。また、機能部3は、天井板5の上側に配置されるようになっている。意匠部2と機能部3とが結合することにより、天井板5はこれら意匠部2と機能部3とに挟持されるようになっている。天井板5には、これら意匠部2と機能部3とを結合させるための略矩形状の取付穴51が形成されている。
意匠部2は、ベースハウジング21と、このベースハウジング21の下面側に着脱可能とされた透明若しくは半透明のレンズカバー22を備えている。ベースハウジング21は、車両の室内側に露呈する矩形状の枠板部23と、枠板部23の上面周縁に沿って形成され且つ上方へ立ち上がる突出部24を備える。
枠板部23の一部(本実施の形態では長手方向の一端部)には、スイッチ収納部25が形成されている。このスイッチ収納部25は、枠板部23に対して上下方向に出没可能に設けられ、後述する機能部3のスイッチ34が収納されて、このスイッチ34の押圧操作を可能にする。
ベースハウジング21の突出部24は、図2に示すように、枠板部23の上面側にレンズカバー22をほぼ取り囲むように突出する壁部である。この突出部24の1対の対向する両側面には、係止手段の一方側である係止爪26が2対設けられている。この係止爪26は、突出部24の突出方向側にテーパ面26a(図6に符号を付す)が形成され、この突出方向と逆方向側に突出部24の側面に直角をなす係止面26b(図6に符号を付す)が形成されている。
機能部3は、合成樹脂で一体成型されたハウジング31を備えている。ハウジング31は、下面側に光源32を配置した光源配置空間33と、スイッチ34が下方に突出するように配置されたスイッチ配置空間35が設けられている。なお、意匠部2と機能部3とを天井板5を介して組み付けた際には、光源配置空間33を覆うようにレンズカバー22が対向するとともに、スイッチ34がスイッチ収納部25に収納されてスイッチ34の操作が可能となる。
また、機能部3の上部には、接続部36を有している。この接続部36には、天井板5の上側を配索されたワイヤハーネス6が接続される。この接続部36では、光源32およびスイッチ34が接続された図示しないバスバーの接点にワイヤハーネス6の電線が圧入されて電気的に接続される。
ハウジング31の両側下面には、天井板5の取付穴51の両側周縁部に当接する挟持板部37が形成されている。この挟持板部37は、天井板5の取付穴51の長手方向の長さと同等の長さを有している。
ハウジング31の両側には、挟持板部37よりも内側の位置に操作板38がそれぞれ2対設けられている。操作板38は、下部に横方向に架設された係止手段の他方側である被係止部38aと、この被係止部38aの両端部よりそれぞれ立ち上がって上端部がハウジング31と一体に設けられ、撓み変形自在にある垂下部38bと、からなる略コ字形状の板である。この操作板38の内側には、前記意匠部2における係止爪26が形成された部分の突出部24を挿入可能な突出部挿入空間38cを有する。また、操作板38の被係止部38aは、意匠部2の係止爪26と対応する位置に配置されている。
また、意匠部2の突出部24と機能部3のハウジング31で、且つ、これら部材の長手方向に直交する方向の両側部には、意匠部2と機能部3の組み付け状態で互いに近接する位置にクリップ係止部であるクリップ係止孔27,39がそれぞれ形成されている。近接位置に配置された双方のクリップ係止孔27,39には、クリップ7が装着されている。
各クリップ7は、合成樹脂材又は金属材にて略C形状に形成されている。各クリップ7の両端には、互いに離間する外方向に向かって延びる係止爪部7aが一体に設けられている。クリップ7の両端の各係止爪部7aは、図5に詳しく示すように、各クリップ係止孔27,39を抜けた反対面に係止されている。又、クリップ7は、その両端の係止爪部7a間の間隔を広狭する方向に弾性撓み変形自在である。そして、クリップ7は、その両端の係止爪部7a間の間隔を狭める方向に弾性撓み変形された状態で装着され、これによって意匠部2と機能部3間が離間する方向に付勢されている。クリップ7の付勢力によって、意匠部2の係止爪26の係止面26bと機能部3の被係止部38aの上面とが密着されている。
図3、図4、図6に示すように、天井板5は、取付穴51の開口縁近傍が、周方向にわたって上方へ僅かに立ち上がって内側に屈曲して上側に向けて凹んだ形状となっている。このため、天井板5に意匠部2を取り付けたときに、意匠部2が天井板5から下方へ突出することを抑制でき、意匠部2を取り付けたときの外観が良好になるようになっている。
次に、本実施の形態に係る車載用室内照明装置1Aの取付構造の説明に先駆けて、取付手順について説明する。
まず、図6に示すように、天井板5の取付穴51の下方から意匠部2の突出部24を嵌め込む。天井板5の取付穴51の上方からは、意匠部2に対応させて機能部3を被せる。この結果、機能部3の光源32が意匠部2のレンズカバー22と対面し、機能部3のスイッチ34が意匠部2のスイッチ収納部25内に収納される。
このとき、機能部3における操作板38の内側の突出部挿入空間38cには、意匠部2の突出部24が挿入され、突出部24の外側面に突設された係止爪26のテーパ面26aが、操作板38の被係止部38aを外側へ弾性変形させながら突出部挿入空間38cを奥に進み、係止爪26が被係止部38aを通過した状態で被係止部38aが弾性変形しない元の状態に戻る。このとき、図4に示すように、係止爪26の係止面26bは、被係止部38aの上面に当接するため、意匠部2と機能部3との結合が外れる方向に負荷がかかっても解除されない状態となる。
次に、図7(a)および図8(a)に示すように、意匠部2と機能部3の両端部には、互いに近接した位置にクリップ係止孔27,39が配置される。この各端部の近接する双方のクリップ係止孔27,39にクリップ7を装着する。クリップ7の装着は、クリップ7の両端の係止爪部7aの位置がクリップ係止孔27,39の位置に対応するよう弾性撓み変形させ、その後、係止爪部7aをクリップ係止孔27,39に挿入する。挿入した係止爪部7aがクリップ係止孔27,39より抜ける位置までクリップを挿入し、その後、クリップ7の弾性撓み変形を解除することによって完了する(図7(b)、図8(b)参照)。このようにして、天井板5に対して車載用室内照明装置1Aの取り付けが完了する。
なお、このようにして取り付けられた車載用室内照明装置1Aを取り外すには、両側のクリップ7を外す。次に、枠板部23のレンズカバー22を取り外す。次に、被係止部38aを図示しない冶具で外側に撓ませることにより、係止爪26と被係止部38aとの係合を外すことで意匠部2と機能部3との結合を外すことが可能となる。なお、係止爪26と被係止部38aとの係合解除は、4箇所を同時に外してもよいし、1つずつ外していってもよい。
このような構成の車載用室内照明装置1Aでは、カーテンエアーバッグなどの作動に伴って強い負荷が車載用室内照明装置1Aにかかり、弾性変形によって係止爪26と被係止部38a間の係止が解除されても、意匠部2と機能部3間が2箇所のクリップ7によって連結されているため、意匠部2が車室内に落下することを防止できる。
この第1の実施の形態では、クリップ7は、意匠部2と機能部3間を離間する方向に付勢しているので、クリップ7によって意匠部2の係止爪26と機能部3の被係止部38a間のガタ付き、ひいては、意匠部2と機能部3間のガタ付きを防止できる。又、係止爪26の係止面26bと被係止部38aの上面がクリップ7の付勢力によって密着しているため、意匠部2と機能部3との結合が外れる方向に負荷がかかっても係止爪26と被係止部38aの係止自体が容易に解除されない。従って、意匠部2と機能部3間の固定が強力であり、意匠部2の落下を有効に防止できる。
この第1の実施の形態では、意匠部2と機能部3の双方のクリップ係止部は、双方がクリップ係止孔27,39であり、図9(a)、(b)に示すように、一方のクリップ係止孔39にクリップ7の一端側が仮保持可能に形成されている。従って、クリップ7を外す際に、クリップ7の一端側を機能部3のクリップ係止孔39(又は、意匠部2のクリップ係止孔27)を利用して仮保持状態とすれば、クリップ7の紛失を防止できる。又、クリップ7を再装着する際に、クリップ7が機能部3(又は意匠部2)に仮保持状態で付いており、作業者は完全に装着されていない部品の存在に容易に気づく。これにより、クリップ7の固定忘れを防止できる。
(第2の実施の形態)
図10及び図11は本発明の第2の実施の形態を示し、図10は車載用室内照明装置の断面図、図11(a)は光源側のクリップ係止孔にクリップを装着する前の要部斜視図、図11(b)は光源側のクリップ係止孔にクリップを装着した状態を示す要部斜視図である。
この第2の実施の形態に係る車載用室内照明装置1Bは、前記第1の実施の形態のものと比較するに、クリップ係止部及びクリップ7Aの構成のみが相違する。
つまり、図10及び図11に示すように、意匠部2の突出部24と機能部3のハウジング31で、且つ、これら部材の長手方向に直交する方向の一方の側部には、意匠部2と機能部3の組み付け状態で互いに近接する位置にクリップ係止部であるクリップ係止孔27とクリップ係止壁39Aがそれぞれ形成されている。このクリップ係止孔27とクリップ係止壁39Aには、クリップ7Aが装着されている。意匠部2の突出部24と機能部3のハウジング31で、且つ、これら部材の長手方向に直交する他方の側部には、意匠部2と機能部3の組み付け状態で互いに近接する位置にクリップ係止部であるクリップ係止孔27,39がそれぞれ形成されている。この双方のクリップ係止孔27,39には、クリップ7Aが装着されている。
各クリップ7Aは、合成樹脂材又は金属材にて略C形状に形成されている。各クリップ7Aの両端には、互いに近接する内方向に向かって延びる係止爪部7bが一体に設けられている。クリップ7Aの両端の各係止爪部7bは、クリップ係止孔27、39及びクリップ係止壁39Aを抜けた反対面に係止されている。又、クリップ7Aは、その両端の係止爪部7b間の間隔を広狭する方向に弾性撓み変形自在である。そして、クリップ7Aは、その両端の係止爪部7b間の間隔を広げる方向に弾性撓み変形された状態で装着され、これによって意匠部2と機能部3間が近接する方向に付勢されている。
他の構成は、前記第1の実施の形態と同様であるため、重複説明を省略する。図10及び図11にあって、前記第1の実施の形態と同一構成箇所には同一符号を付して明確化を図る。
この第2の実施の形態においても、カーテンエアーバッグなどの作動に伴って強い負荷が車載用室内照明装置1Bにかかり、弾性変形によって係止爪(図示せず)と被係止部(図示せず)間の係止が解除されても、意匠部2と機能部3間が2箇所のクリップ7Aによって連結されているため、意匠部2が車室内に落下することを防止できる。
この第2の実施の形態では、クリップ7Aは、意匠部2と機能部3間を近接する方向に付勢しているので、クリップ7Aの付勢力によって意匠部2と機能部3間のガタ付きを防止できる。又、例えばカーテンエアーバックなどの作動に伴って強い衝撃によって被係止部38aが係止解除方向に弾性撓み変形しても意匠部2と機能部3がクリップ7Aの付勢力によって密着する状態を保持するため、意匠部2と機能部3間は密着した状態を保持する。又、このように意匠部2と機能部3が密着した状態を保持するため、その後の被係止部38aの弾性撓み復帰変形によって元の係止状態に戻ることも可能である。従って、係止爪26と被係止部38a間の係止が外れ、意匠部2と機能部3がクリップ7Aのみで固定されているという事態を防止できる。
(第3の実施の形態)
図12及び図13は本発明の第3の実施の形態を示し、図12は車載用室内照明装置の断面図、図13は図12のC部拡大図である。
この第3の実施の形態に係る車載用室内照明装置1Cは、前記第1の実施の形態のものと比較するに、クリップ係止部及びクリップ8の構成のみが相違する。
つまり、図12及び図13に示すように、意匠部2の突出部24と機能部3のハウジング31で、且つ、これら部材の長手方向に直交する方向の両側の側部には、意匠部2と機能部3の組み付け状態で互いに近接する位置に平行板部28,40がそれぞれ形成されている。この双方の平行板部28,40の同一位置にクリップ係止部であるクリップ係止孔27,39がそれぞれ形成されている。この双方のクリップ係止孔27,39を貫通させてクリップ8が装着されている。
クリップ8は、頭部8aと、この頭部8aより延びるロッド部8bと、このロッド部8bの先端より頭部8aに向かって延びる係止傘部8cとから構成されている。クリップ8の係止傘部8cをクリップ係止孔27,39に強く挿入すると、係止傘部8cが弾性撓み変形によって縮径してクリップ係止孔27,39への挿入が許容される。係止傘部8cがクリップ係止孔27,39より完全に抜ける位置まで挿入すると、係止傘部8cが弾性撓み復帰変形して拡径し、これでクリップ8が装着される。
この第3の実施の形態においても、カーテンエアーバッグなどの作動に伴って強い負荷が車載用室内照明装置1Cにかかり、弾性変形によって係止爪(図示せず)と被係止部(図示せず)間の係止が解除されても、意匠部2と機能部3間が2箇所のクリップ8によって連結されているため、意匠部2が車室内に落下することを防止できる。
この第3の実施の形態では、クリップ8のロッド部8bが煎断破壊等しない限り、意匠部2と機能部3との結合がはずれて意匠部2が車室内に落下することがない。
(その他の実施の形態)
上述した実施の形態の開示の一部をなす論述および図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例および運用技術が明らかとなろう。
例えば、上記した実施の形態では、意匠部2と機能部3間を固定するクリップ7,7A,8は、2箇所に設けられているが、1箇所でも、又、3箇所以上でも良い。クリップ7,7A,8の構成は、意匠部2と機能部3間を固定できる構成であれば前記各実施の形態のものに限定されるものではないことはもちろんである。
本発明の第1の実施の形態を示し、は天井の下方から見た車載用室内照明装置の斜視図である。 本発明の第1の実施の形態を示し、(a)は天井の上方から車載用室内照明装置の光源側を見た斜視図、(b)は天井の上方から車載用室内照明装置のスイッチ側を見た斜視図である。 本発明の第1の実施の形態を示し、車載用室内照明装置の分解斜視図である。 本発明の第1の実施の形態を示し、図2(a)のA−A線断面図である。 本発明の第1の実施の形態を示し、図2(a)のB−B線断面図である。 本発明の第1の実施の形態を示し、意匠部と機能部の組み付け過程を示す横断面図である。 本発明の第1の実施の形態を示し、(a)は光源側のクリップ係止孔にクリップを装着する前の要部斜視図(図2(a)のa部拡大図)、(b)は光源側のクリップ係止孔にクリップを装着した状態を示す要部斜視図(図2(b)のb部拡大図)である。 本発明の第1の実施の形態を示し、(a)はスイッチ側のクリップ係止孔にクリップを装着する前の要部斜視図、(b)はスイッチ側のクリップ係止孔にクリップを装着した状態を示す要部斜視図である。 本発明の第1の実施の形態を示し、(a)は光源側のクリップ係止孔にクリップを仮保持した状態を示す要部斜視図、(b)は光源側のクリップ係止孔にクリップを仮保持した状態を示す要部斜視図である。 本発明の第2の実施の形態を示し、車載用室内照明装置の断面図である。 本発明の第2の実施の形態を示し、(a)は光源側のクリップ係止孔にクリップを装着する前の要部斜視図、(b)は光源側のクリップ係止孔にクリップを装着した状態を示す要部斜視図である。 本発明の第3の実施の形態を示し、車載用室内照明装置の断面図である。 本発明の第3の実施の形態を示し、図12のC部拡大図である。
符号の説明
1A,1B,1C 車載用室内照明装置
2 意匠部
3 機能部
5 天井板
7,7A,8 クリップ
26 係止爪(係止手段の一方)
38a 被係止部(係止手段の他方)
27,39 クリップ係止孔(クリップ係止部)
39A クリップ係止壁(クリップ係止部)
51 取付穴

Claims (3)

  1. 車両の天井板の下側に配置される意匠部と、前記天井板の上側に配置される機能部とを有し、前記意匠部と前記機能部が前記天井板に形成された取付穴を通して結合され、前記意匠部と前記機能部間が弾性変形を利用した係止手段によって組み付けされた車載用室内照明装置であって、
    前記意匠部と前記機能部には、組み付け状態で互いに近接する位置にクリップ係止部がそれぞれ設けられ、前記双方のクリップ係止部間にクリップが装着され、前記クリップによって前記意匠部と前記機能部が固定されたことを特徴とする車載用室内照明装置。
  2. 請求項1記載の車載用室内照明装置であって、
    前記クリップは、前記意匠部と前記機能部間を離間する方向又は近接する方向に付勢していることを特徴とする車載用室内照明装置。
  3. 請求項1又は請求項2記載の車載用室内照明装置であって、
    前記意匠部と前記機能部の前記双方のクリップ係止部は、少なくともいずれか一方側がクリップ係止孔であり、前記クリップ係止孔に前記クリップの一端側が仮保持可能に形成されていることを特徴とする車載用室内照明装置。
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