JP2009109153A - 熱風利用コンロ - Google Patents

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正明 小山
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Abstract

【課題】 肉等被処理物を迅速・簡単・美味に焙焼処理することのできるコンロを提供すること。
【解決手段】 熱風利用コンロ1は、熱源ΔH上に置くための台座部2Bを備えた外枠体2と、外枠体2内に収容可能な収容体3とを備えてなり、熱源ΔHからの熱風Fを利用して被処理物を加熱できる。外枠体2上部には外枠体2と収容体3との間隙を流通し上昇する熱風Fの方向を変える熱風返し部2Aが設けられ、収容体3には最下部から上方に拡径することにより熱風Fの流路を狭める拡径部4が設けられている。
【選択図】 図1B

Description

本発明は熱風利用コンロに係り、特に、熱源上に置いて熱風を利用した良好な加熱調理を可能とする、熱風利用コンロに関する。
従来、コンロやロースターに関する技術的提案は、多くなされている。たとえば後掲特許文献1開示の技術は、木炭への着火が容易で、短時間で木炭を好適に燃焼させられるコンロの提供を目的として、上部が開口されて底部に排気口が形成されたコンロ本体と、その開口部を隙間を開けて覆う蓋体と、本体内に配置して木炭を載置するスノコとを備え、本体の排気口には、内部の空気を強制排気する排気手段を設け、本体の上部開口と蓋体との隙間を通して外気を内部に吸入する構成を提案したものである。
また、後掲特許文献2開示の技術は、肉が速く焼けるとともに油や肉汁が火源に滴下せず、煙が出にくく、屋内でも使用可能なコンロの提供を目的として、炭などの火源を収納する収納筒部の周囲を囲むように焼網部を架設状態に設けた構成とし、火源からの輻射熱と火源に接触する焼網部への伝導熱により、焼網部に載せた肉が焼かれるようにする構成を提案したものである。
特開2005−351594号公報「コンロ」 特開2001−304553号公報「コンロ」
しかし、上記2件の特許文献開示技術を含め、必要時にガスレンジ等の熱源上にただ置くだけで、その輻射熱や伝導熱を利用するのではなく熱源からの熱風を利用して肉等被処理物を迅速・簡単・美味に焙焼処理することのできるコンロは、未だ提案されていない。
したがって本発明が解決しようとする課題は、上記従来技術の問題点を除き、必要時にガスレンジ等の熱源上にただ置くことのみによって、熱源の輻射熱や伝導熱を利用するのではなく熱源から生じる熱風を利用して、肉等被処理物を迅速・簡単・美味に焙焼処理することのできるコンロを提供することである。
本願発明者は上記課題について検討した結果、ガスレンジ等の熱源からの熱風を効率よく流通させて焙焼処理に利用可能な構成とすることにより上記課題が解決可能であることを見出し、本発明に至った。すなわち、上記課題を解決するための手段として本願で特許請求される発明、もしくは少なくとも開示される発明は、以下のとおりである。
(1) 熱源上に置くための台座部を備えた外枠体と、該外枠体内に収容されているまたは収容可能な収容体とを備えてなり、熱源からの熱風を利用して被処理物を加熱可能なコンロであって、該外枠体上部には該外枠体と該収容体との間隙を流通し上昇する熱風の方向を変える熱風返し部が設けられており、該収容体にはその最下部から上方に拡径することにより該熱風の流路を狭める拡径部が設けられていることを特徴とする、熱風利用コンロ。
(2) 前記拡径部はその立断面が略V字状をなしていることを特徴とする、(1)に記載の熱風利用コンロ。
(3) 前記熱風返し部は前記外枠体の両側端部に設けられており、両熱風返し部の間の開口部に被処理物載置部が設けられていることを特徴とする、(1)または(2)に記載の熱風利用コンロ。
(4) 前記収容体は、前記外枠体内から出し入れ自在であることを特徴とする、(1)ないし(3)のいずれかに記載の熱風利用コンロ。
(5) 前記収容体には、前記拡径部の上方に、直接には熱源に露出しない受け部が設けられていることを特徴とする、(1)ないし(4)のいずれかに記載の熱風利用コンロ。
(6) 前記受け部は、その立断面が略V字状をなしていることを特徴とする、(5)に記載の熱風利用コンロ。
(7) 前記受け部は、その底部が水平板状であることを特徴とする、(5)に記載の熱風利用コンロ。
本発明の熱風利用コンロは上述の様に構成されるため、これによれば、ガスレンジ等の熱源上に必要時に設置することのみによって、熱源の輻射熱や伝導熱を利用するのではなく、熱源から生じる熱風を利用して、これによって肉等被処理物を迅速に、簡単に、むらなく、しかも美味に焙焼処理することができる。つまり、熱源からの熱風は本発明コンロにおいて形成される熱風流路を上昇して熱風返し部によって被処理物を効率的に焙焼するよう誘導されるため、上記効果が発揮される。
本発明の熱風利用コンロは、ガスレンジ、カセットコンロ等の既存の熱源を利用して、ただその上に置くだけでよいものである。しかもサイズも取扱いやすいものであり、屋内・屋外を問わず、便利なコンロである。
以下、本発明を図面により詳細に説明する。
図1Aは、本発明の熱風利用コンロの基本構成を示す縦断面図である。また、
図1Bは、図1Aに示す本発明熱風利用コンロにおける作用を説明する縦断面図である。これらに図示するように本熱風利用コンロ1は、熱源ΔH上に置くための台座部2Bを備えた外枠体2と、外枠体2内に収容されている、または収容可能な収容体3とを備えてなり、熱源ΔHからの熱風Fを利用して被処理物を加熱可能なコンロであって、外枠体2上部には外枠体2と収容体3との間隙を流通し上昇する熱風Fの方向を変える熱風返し部2Aが設けられており、収容体3にはその最下部から上方に拡径することにより熱風Fの流路を狭める拡径部4が設けられていることを、主たる構成とする。
肉等の被処理物をむらなく効率的に焙焼処理するためには、外枠体の両側端部において熱風返し部2A、2Aを設けることが望ましい。また、外枠体2の上端開口部には、肉等の被処理物を載せるための被処理物載置部9を設けることができるが、これは網状のもの、複数の孔部を備えたもの等、熱風Fを通す形状・構造のものを用いる。被処理物載置部9は、当初から本熱風利用コンロ1の要素としてこれに取り付けた構成、あるいは着脱可能な構成としてもよい。一方また、本熱風利用コンロとしては特に被処理物載置部を構成要素としては設けずに、別途、独立した被処理物載置用の網等を本コンロと併せて用いるものとすることもできる。
かかる構成により本熱風利用コンロ1では、これを熱源ΔH上に置くことによって、熱源ΔHからの熱を含んだ空気は収容体3と外枠体2との間の間隙を流通、上昇する熱風Fとなる。収容体3には、その最下部から上方に拡径する拡径部4が形成されているため、収容体3と外枠体2との間の間隙すなわち熱風流路には、後流側になるにしたがい狭められていく部分が形成される。
したがって熱風Fは、その狭められている部分を通ることによって風速を増して上昇し、外枠体2上部の熱風返し部2Aによってその方向を内側上方に向けて変えられ、外枠体2の上端開口部に向けて流れる。しかも、風速の増した状態で噴き出す。肉等の被処理物は、被処理物載置部9上に載せられる等してこの位置に置かれるため、該熱風Fを受けて加熱され、効率的に、むらなく、短時間で焙焼処理される。
図1A、1Bに示すように本熱風利用コンロ1の拡径部4は、その立断面が略V字状をなす形状とすることができる。かかる構成により、簡易に、上述の熱風Fの風速を増させることのできる拡径部4を形成することができる。
また、各図に示すように本熱風利用コンロ1の収容体3は、拡径部4の上方に、直接には熱源に露出しない受け部5を設けた構成とすることもできる。受け部5は、上方の肉等被処理物自体や、あるいは被処理物から出る肉汁や油分等の落下を受け止めることができる。受け部5に水を張っておくことにより、下方の熱源ΔHにより熱せられる収容体3全体の過熱を防止することができ、また、被処理物に対する蒸気加熱の作用もなすことができる。
また、受け部5にゼオライトその他の鉱物材料を入れておくことにより、熱せられたそれらによる遠赤外線加熱効果を得たり、落下してくる肉汁等に含まれる香気成分をガス化して被処理物に香り付けする効果も得ることができる。
後述実施例に示すように、該受け部は、その立断面が略V字状の形状とすることができる。これにより、上述の受け部の作用が充分に得られる。しかし、受け部の構造はこれに限定されず、たとえばその底部が水平板状としてもよい。このようにすることにより、ゼオライト等の鉱物材料を入れる場合には、浅く敷き詰められるため便利である。
また、受け部を特に設けない構成も、本発明の範囲内である。この場合は、熱源に直接露出する収容体の拡径部の部分が、そのまま受け部機能を果たすことになる。かかる構造の場合は、水を入れる場合には蒸発速度が速くなってしまうが、ゼオライト等の鉱物材料を入れる場合にはそれによる遠赤外線加熱効果はより高くなる。
以下、本発明の実施例を説明するが、本発明がかかる実施例に限定されるものではない。
図2は、熱風利用コンロ実施例の全体の斜視図、
図3は、実施例の収容体の斜視図、
図4は、実施例の外枠体の正面図、
図5は、実施例の外枠体の左側面図、
図6は、実施例の外枠体の右側面図、
図7は、実施例の外枠体の上面図、
図8は、実施例の収容体の正面図、
図9は、実施例の収容体の左側面図、
図10は、実施例の収容体の上面図である。図3で受け部に入れられているのはゼオライト等の鉱物材料Sである。
実施例のように本発明熱風利用コンロは、収容体23を、外枠体22内に出し入れ自在な構造とすることができる。かかる構成により、受け部25の清掃や水・鉱物材料等の交換が便利である。また、図中の符号27Cで示されるものは取っ手掛け部であり、高温状態になることもある本コンロ21を取っ手で取り扱うための、取っ手を引っ掛ける部材である。
また、収容体中の支持構造26中、26Aは収容体側板、26Bは拡径部支持体、そして26Cは収容体23を本コンロ21の内部に出し入れするための取っ手を引っ掛けるための取っ手掛け部である。また、27Eは、収容体23を本コンロ21の内部に出し入れするための収容体出し入れ口、27Lは、本コンロ21内に収められた収容体23を下方から支持するための収容体支持用板である。
実施例では、被処理物載置部29A、29B、29Cは、外枠体の側板22C、22D上部に平行に横架された棒であり、串刺しにした被処理物(たとえば焼き鳥)を載せて焙焼調理するのに便利な構造である。なお被処理物載置部の構造がこれに限定されないことは、既に述べた通りである。
実施例の熱風利用コンロ21を、実際に、屋内に設置されたガスレンジ上に載置して、焼き鳥の焙焼調理をしたところ、むらなく、余計に焦がしてしまうことなく、効率的に、速く、焼き上げることができた。
本発明の熱風利用コンロは、既存の熱源を利用して、ただその上に置くだけでよいものであり、しかも屋内・屋外を問わず取り扱いやすく、焙焼調理を誰でも簡単に行うことができ、便利なコンロである。したがって、産業上も利用価値が高い発明である。
本発明の熱風利用コンロの基本構成を示す縦断面図である。 図1Aに示す本発明熱風利用コンロにおける作用を説明する縦断面図である。 熱風利用コンロ実施例の全体の斜視図である。 実施例の収容体の斜視図である。 実施例の外枠体の正面図である。 実施例の外枠体の左側面図である。 実施例の外枠体の右側面図である。 実施例の外枠体の上面図である。 実施例の収容体の正面図である。 実施例の収容体の左側面図である。 実施例の収容体の上面図である。
符号の説明
1、21…熱風利用コンロ
2、22…外枠体
2A、22A…熱風返し部
2B、22B…台座部
2C、22C、22D…側板
26…収容体の支持構造
26A…収容体側板
26B…拡径部支持体
26C…収容体出し入れ用取っ手掛け部
27C…取っ手掛け部
27E…収容体出し入れ口
27L…収容体支持用板
3、23…収容体
4、24…拡径部
5、25…受け部
9、29A、29B、29C…被処理物載置部
F…熱風
S…ゼオライト等の鉱物材料
ΔH…熱源

Claims (7)

  1. 熱源上に置くための台座部を備えた外枠体と、該外枠体内に収容されているまたは収容可能な収容体とを備えてなり、熱源からの熱風を利用して被処理物を加熱可能なコンロであって、該外枠体上部には該外枠体と該収容体との間隙を流通し上昇する熱風の方向を変える熱風返し部が設けられており、該収容体にはその最下部から上方に拡径することにより該熱風の流路を狭める拡径部が設けられていることを特徴とする、熱風利用コンロ。
  2. 前記拡径部はその立断面が略V字状をなしていることを特徴とする、請求項1に記載の熱風利用コンロ。
  3. 前記熱風返し部は前記外枠体の両側端部に設けられており、両熱風返し部の間の開口部に被処理物載置部が設けられていることを特徴とする、請求項1または2に記載の熱風利用コンロ。
  4. 前記収容体は、前記外枠体内から出し入れ自在であることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれかに記載の熱風利用コンロ。
  5. 前記収容体には、前記拡径部の上方に、直接には熱源に露出しない受け部が設けられていることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれかに記載の熱風利用コンロ。
  6. 前記受け部は、その立断面が略V字状をなしていることを特徴とする、請求項5に記載の熱風利用コンロ。
  7. 前記受け部は、その底部が水平板状であることを特徴とする、請求項5に記載の熱風利用コンロ。
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