JP2009108381A - 成膜装置及び成膜方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワークの移動にともなう異物の付着や膜の変質等を防止する。
【解決手段】真空槽3内の第1成膜ステージ8には、スパッタリング装置を構成するスパッタリング装置10が配置され、第2成膜ステージ9には、蒸着装置11が配置されている。カルーセル4を回転させながらスパッタリング装置10を作動させて薄膜を形成するスパッタリング工程を行う。このスパッタリング工程の後に、蒸着装置11を作動させてさらに薄膜を形成する。スパッタリング工程では、蒸着材料が蒸発ないし昇華しないように蒸着装置11を冷却する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ワークの表面に成膜を行う成膜装置及び成膜方法に関するものである。
近年では、成膜対象となるワークに対して反射防止膜等の光学薄膜や、絶縁膜,保護膜等の種々の成膜が行われており、その成膜方法としてもスパッタリング、イオンプレーティング,蒸着法など各種のものが知られている。
例えばスパッタリングでは、真空槽内を稀薄なスパッタガスで満たし、その真空槽内でターゲット材料を一方の電極としてグロー放電を行う。そして、そのグロー放電で発生するプラズマの陽イオンをターゲット材料に衝突させ、ターゲット材料から叩き出した原子(スパッタ原子)をワーク表面に堆積させて薄膜を形成する。また、スパッタガスの他に酸素ガスや窒素ガスのような反応ガスを真空槽内に導入し、化合物薄膜を形成する反応性スパッタリングも知られている。成膜対象のワークが金属製である場合には、ワーク自体を高温にした状態でスパッタリングによる成膜を行う場合もある。
また、真空蒸着法では、真空槽内で蒸着材料を加熱することにより、その蒸着材料を蒸発ないし昇華させ、真空槽内に配したワークの表面に飛散した蒸着材料を付着させることにより、薄膜を形成している。この真空蒸着法では、蒸着材料としてアルミニウム等の金属の他、樹脂等にも利用することができる。
しかしながら、異なる種類の成膜方法を用いて成膜を行う場合では、成膜方法ごとの装置間でワークの移動を行うため、その移動の間にワークの表面に異物が付着したり、表面に形成された膜が外気に曝されことによって酸化したりして膜が変質し、所定の機能を果たさなくなってしまうという問題があった。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであり、ワークの移動にともなう異物の付着や膜の変質等の防止を図ることができる成膜装置及び成膜方法を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために、請求項1記載の成膜装置では、真空槽と、この真空槽内で成膜の対象となるワークを保持して回転するワークホルダと、真空槽内に配したターゲット材料を一方の電極として放電を行い、ターゲット材料から飛散した原子をワークに堆積させることにより成膜を行うスパッタリング装置と、ターゲット材料と同一の真空槽内に設けられ、蒸着材料を所定の加熱温度に加熱する加熱手段を有し、加熱により蒸着材料を蒸発ないし昇華させてワークに付着させることで成膜を行う蒸着装置と、スパッタリング装置と蒸着装置とを択一的に作動させる制御手段とを備えたものである。
請求項2記載の成膜装置では、蒸着装置に、少なくともスパッタリング装置の作動時に真空槽内の熱源と蒸着材料との間に配されて、熱源からの熱で蒸着材料が加熱されることを阻止するシャッタ板を設けたものである。
請求項3記載の成膜装置では、熱源がスパッタリング装置の作動時に発生するプラズマであり、シャッタ板が、少なくともスパッタリング装置の作動時にプラズマと蒸着材料との間に配されているようにしたものである。
請求項4記載の成膜装置では、シャッタ板を、熱源と蒸着材料と間に配された遮蔽位置と、ワークに対する蒸着装置による蒸着を許容する許容位置との間で移動自在にし、スパッタリング装置の作動時に遮蔽位置とし、蒸着装置の作動時には許容位置とするものである。
請求項5記載の成膜装置では、シャッタ板を冷却するシャッタ冷却手段を備えたものである。
請求項6記載の成膜方法では、真空槽内に配したターゲット材料を一方の電極として放電を行って、ターゲット材料から飛散した原子をワークに堆積させることにより成膜を行うスパッタリング装置と、このスパッタリング装置と同一の真空槽内に配され、蒸着材料を加熱することにより蒸着材料を蒸発ないし昇華させてワークに付着させることで成膜を行う蒸着装置とを用い、スパッタリング装置による成膜を行うスパッタリング工程と、蒸着装置による成膜を行う蒸着工程とからなる成膜工程とを択一的に順番に行うものである。
請求項7記載の成膜方法では、スパッタリング工程中に、蒸着材料に対して、温度上昇を防止するために遮熱または冷却を行うようにしたものである。
本発明によれば、同一の真空槽内にスパッタリングによって成膜を行うスパッタリング装置と、蒸着によって成膜を行う蒸着装置と配し、スパッタリング装置による成膜を行うスパッタリング工程と、蒸着装置による成膜を行う蒸着工程とからなる成膜工程とを択一的に行うように制御するから、スパッタリングと蒸着とが同じ真空槽内で行われるため、ワークを装置間で移動させる必要がなくなり、その移動にともなう異物の付着や膜の変質等の防止を図ることができる。
図1に本発明を実施した成膜装置2の構成を示す。略円筒形状の真空槽3の内部にワークホルダとして円筒状のカルーセル4を配してある。このカルーセル4は、垂直な回転軸4aを中心にして回動自在となっており、モータ5によって所定の速度で回転される。真空槽3には、真空ポンプ6が接続されており、その内部がスパッタリング,蒸着に必要な真空度となるように調節される。
カルーセル4は、その外周面に成膜対象となる複数のワーク7を保持し、各ワーク7がカルーセル4とともに回転する。複数のワーク7は、例えばカルーセル4の外周面に沿ってマトリクス状に配列された状態で保持される。なお、カルーセル4やワーク7の装填や取り出し、後述するターゲットユニットの交換や点検整備などの作業のために、真空槽3は、大気圧までリークした後には周知の構造により開放することができる。
真空槽3内には、第1成膜ステージ8と、第2成膜ステージ9とをカルーセル4の回転方向に沿って適当な間隔をあけて設けてあり、カルーセル4の回転により、各ワーク7を繰り返し第1成膜ステージ8、第2成膜ステージ9を通過させて成膜を行う。なお、ワーク7の搬送は、回転によるものでなくてもよく、また各ワーク7が各ステージを1回通過することにより成膜するようにしてもよい。
第1成膜ステージ8は、スパッタリングによって成膜を行うステージであり、スパッタリング装置10を配してある。また、第2成膜ステージ9は、蒸着によって成膜を行うステージであり、蒸着装置11を配してある。この実施形態においては、スパッタリング装置10,蒸着装置11を各1台ずつ組み込んでいるが、ワーク表面に形成すべき膜の種類,積層数等に応じて、それらの組み込み台数を適宜に増やすことができる。
制御部12は、成膜装置2の各部を制御し、スパッタリング装置10によって成膜を行うスパッタリング工程と、蒸着装置11によって成膜を行う蒸着工程とからなる成膜工程を実行する。この実施形態では、スパッタリング工程の後に蒸着工程を行うが、蒸着工程の後にスパッタリング工程を行ったり、これらを交互に行ってもよい。
また、真空槽3内には、その内周面に沿うようにヒータ13を配してある。このヒータ13は、金属製のワーク7にスパッタリングで成膜を行う場合に、ヒータ電源14からの電流によって駆動されてワーク7を加熱する。これにより、ワーク7を高温にしてスパッタリングにより安定した成膜を行う。ワーク7を加熱する手法は各種のものを用いることができ、例えばワーク7が電気抵抗のある程度大きな金属である場合には、電磁誘導を利用した誘導加熱を用いることができる。
DC電源15は、スパッタリングのための電力を供給するものであり、カルーセル4を含む真空槽側が陽極、スパッタリング装置10が陰極となるように電圧を印加する。ガス供給器16は、スパッタリングの際のガスをスパッタリング装置10に供給する。ガスとしては、アルゴンガス等のスパッタガスが供給されるが、反応性スパッタリングを行う場合には、反応ガス、例えば酸素ガスや窒素ガスを併せて供給する。
給水器17は、スパッタリング装置10に対して冷却水を供給し、スパッタリング装置10が高温になることを防止する。モータ18は、後述するターゲットユニットを回転するためのものであり、モータ19はスパッタリング装置10のシャッタ板21を開閉する。
加熱用電源22は、蒸着工程時に、蒸着材料を加熱するための電力を蒸着装置11に供給する。給水器23は、スパッタリング工程の際に、ヒータ13及びこれによって加熱されたワーク7からの熱で蒸着材料の温度が上昇することを防止するために、蒸着装置11に対して冷却水を供給する。モータ24は、蒸着装置11に設けたシャッタ板25の開閉を行う。
スパッタリング装置10の外観を図2に、断面を図3に示す。スパッタリング装置10は、シャッタ板21の他、ターゲットユニット26,ジャケット27等で構成される。ジャケット27は、中空な円筒状であり、その内部に円筒状のターゲットユニット26を回動自在に収容してある。これらターゲットユニット26,ジャケット27は、その軸心がカルーセルの回転軸4aと平行となるように真空槽3に組み付けられており、ジャケット27に設けた開口27aからターゲットユニット26がカルーセル4側に露呈される。ターゲットユニット26とジャケット27との間に形成された間隙には、導入パイプ29を介してガス供給器16からのガスが供給され、ターゲットユニット26の周囲がガスリッチな状態とされる。
ターゲットユニット26は、導電性を有する支持筒31の外周面を覆うように、ターゲット層32を形成してある。ターゲット層32は、例えばアルミ、チタン,硅素等のワーク7に成膜すべきターゲット材料で作成されている。支持筒31には、DC電源15のマイナス電極を接続してあり、スパッタリング工程では、このターゲットユニット26を陰極としてグロー放電を行う。
ターゲットユニット26の中空部内には、ジャケット27に対して固定した中空管34を挿通してあり、その密封した内部に磁石ユニット35を配してある。磁石ユニット35は、鉄製の支持部材35aに小型の磁石35b,35cを固着したものとなっている。支持部材35aは、支持筒31の軸心に沿って長くしてある。磁石35bは、カルーセル側にN極を向けて、支持部材35aのカルーセル側の面の中央に長手方向に沿って一列に並べてあり、磁石35cは、カルーセル側にS極を向けて、磁石35bの周囲を取り囲むように矩形に並べてある。
上記のように構成される磁石ユニット35は、マグネトロンスパッタリングを行うためのものであり、各磁石35b,35cの磁力によってプラズマをターゲット近傍に閉じ込める。中空筒34を支持筒31内でカルーセル側に寄せるように偏心して配し、各磁石35b,35cをターゲットに近づけてその効果を高めている。また、ターゲットユニット26は、モータ18からの回転が駆動軸26aに伝達されることにより、軸心を中心に回転する。これにより、ターゲット層32の全周面をスパッタリングに供する。
支持筒31と中空筒34との間には、給水パイプ36aを通して給水器17からの冷却水が供給され、支持筒31と中空筒34との間を通った冷却水は排水パイプ36bを介して真空槽3の外に排水される。このように支持筒31と中空筒34との間に冷却水を通すことにより、スパッタリング工程時に、ターゲットユニット26,磁石ユニット35等が高温になることを防止する。
シャッタ板21は、ジャケット27の外側に配され、例えば給水パイプ36a,排水パイプ36bを回転軸として、開口27aの前方に位置して開口27aを覆う閉じ位置と、開口27aの前方から退避してターゲット層32をカルーセル4側に露呈する開き位置との間で移動自在になっている。このシャッタ板21は、モータ19によってスパッタリング工程時に開き位置とされる。
図4に蒸着装置11を示す。蒸着装置11は、本体部40と、上述のシャッタ板25とからなり、本体部40は、円筒状の内筒41,外筒42,ヒータ43等から構成される。
内筒41は、中空な内部を仕切ることにより、軸心方向に並ぶ複数の加熱室41aを形成してあり、各加熱室41aに蒸着材料45を収容する。すなわち、内筒41が蒸着材料45を収容するハウジングとなっている。
蒸着材料45としては、加熱することにより蒸発または昇華するものが用いられ、必要な薄膜の機能等に応じた金属や樹脂等の種々のものを用いることができる。特にスパッタリングではプラズマによって破壊・分解されてしまう材料、例えば有機材料に有用である。また、蒸着によって薄膜を形成する目的についても、限定されるものではなく、例えばスパッタリングで形成した膜を保護し、またその表面に指紋が付着することを防止するための薄膜を形成したり、スパッタリング工程で形成する薄膜の下地となる薄膜を蒸着で形成してもよい。
内筒41は、その外周面に加熱手段として、例えば抵抗発熱体等からなる線状のヒータ43を密着させて配してあり、その端部43aが加熱用電源22に接続されている。蒸着時にはこのヒータ43に加熱用電源22から電流を流すことによって、内筒41を加熱して蒸着材料45を蒸発または昇華させる。外筒42は、適当な間隔をあけて内筒41の外側に配してある。外筒42には、各加熱室41aと通じる開口部46を加熱室41aごとに設けてあり、この開口部46を通して蒸着材料45が加熱室41aに配置されるとともに、加熱室41a内で蒸発または昇華した蒸着材料45をワーク7に向けて飛散させる。
蒸着材料45を加熱して蒸発ないし昇華させるための加熱手段としては、その加熱方法、配置等について種々の形態のものを用いることができる。例えば、ヒータ43を加熱室41aの内部に配して内筒41を加熱して蒸着材料45を加熱し、蒸発ないし昇華させてもよく、ヒータで蒸着材料45を直接に加熱してもよい。また、電磁誘導によって内筒41あるいは蒸着材料45を発熱させるように構成してもよい。
シャッタ板25は、各開口部46の前面を覆う閉じ位置(遮蔽位置)と、この開口部46の前面から退避した開き位置(許容位置)との間で、外筒42の外周に沿って回動自在となるように組み付けてある。このシャッタ板25は、スパッタリング工程時には、後述するように遮熱のために、閉じ位置とされ、蒸着工程時には内筒41の加熱開始後に安定して成膜を行うことができるようになってから開き位置に移動される。
スパッタリング工程では、スパッタリング装置10の近傍に発生しているプラズマが熱源となり、また金属製のワーク7に対するスパッタリング工程では、さらにヒータ13や、それによって加熱されたワーク7が熱源となって、その熱源からの熱、特に輻射熱によって、蒸着装置11、それに収容されている蒸着材料45が加熱され、蒸着材料45が蒸発または昇華してしまうことがある。これを防止するために、蒸着装置11は、外部からの熱を遮断し、また装置を冷却するようにしてある。
蒸着装置11は、スパッタリング工程の際に、開口部46をシャッタ板25で覆うことにより、プラズマやワーク7等の熱源と蒸着材料45との間にシャッタ板25が入り込んだ状態とし、それら熱源からの熱が直接に蒸着材料45に伝わらないようにしている。また、外筒42で内筒41の外側を覆う構成とすることにより、熱源からの熱が直接に内筒41に伝わらないようにしてある。
さらには、シャッタ板25の内部に形成した中空部25a,内筒41と外筒42との間に形成した空間(以下、間隙部と称する)47に給水器23からの冷却水を通すことにより装置を冷却して温度上昇を防止している。シャッタ板25の中空部25aには、回転軸を兼用した導水パイプ25bから冷却水を通し、この冷却水を他方の回転軸を兼用した排水パイプ25cから真空槽3の外に排水する。また、外筒42内径を内筒41の外径よりも大きくすることにより外筒42と内筒41との間に適当な間隔で形成されている。この間隙部47には、外筒42の上面に設けた導水パイプ48aを通して冷却水が導入され、この冷却水を外筒42の下面に設けた排水パイプ48bを通して真空槽3の外に排水する。
内筒41は、ヒータ43による蒸着材料45の加熱の点から熱伝導性が高い材料で作成することが好ましく、シャッタ板25,外筒42は、外部から熱を遮る機能の点から断熱性の優れた素材で作成するのがよい。
次に上記構成の作用について説明する。真空槽3を開放してカルーセル4に成膜対象となるワーク7を取り付ける。また、蒸着材料45を各加熱室41aにセットする。この後に、真空槽3を閉じ、真空ポンプ6を作動させて真空槽3内をスパッタリングに必要な所定の真空度にする。
ワーク7が金属製である場合には、蒸着装置11のシャッタ板25を閉じ位置に移動させるとともに、給水器23から冷却水を供給して本体部40とシャッタ板25の冷却を開始する。この後に、カルーセル4の回転を開始してから、ヒータ電源14によるヒータ13への通電を開始し、カルーセル4とともに回転しているワーク7を加熱する。
ワーク7が所定の温度に達したことが図示しない温度センサにより検知されると、スパッタリング工程が開始される。スパッタリング工程では、まずターゲットユニット26とジャケット27との間に導入パイプ29を介してガスが供給され、ガスは開口27aから真空槽3内に流入する。これにより、開口27aに露呈されてスパッタリングに供されるターゲット層32の表面は、スパッタガス,反応ガスがリッチな雰囲気に置かれた状態になる。
シャッタ板21が閉じ位置であることを確認し、ターゲットユニット26の回転を開始してから、DC電源15によってカルーセル4とターゲットユニット26と間に電圧を印加する。これにより、導電性のシャッタ板21を通して、カルーセル4とターゲットユニット26と間で放電が開始され、スパッタガスのプラズマが生成される。そして、成膜を安定した状態で行うことができるようになると、シャッタ板21が開き位置とされ、スパッタリングによる成膜が開始される。
シャッタ板21が開き位置となると、ターゲット層32aの表面から叩きだれたスパッタ原子がワーク7に向かって飛散し、ターゲット材料のワーク7の表面に堆積することで膜が形成される。反応ガスを導入している場合では、スパッタ原子がワーク7に向かう途中の経路に存在する反応ガスの原子やイオンに接触することにより、ワーク7の表面にはターゲット材料の例えば窒化物や酸化物が堆積して膜が形成される。
スパッタリング装置10による成膜は、スパッタリング装置10と対面するワーク7に対して行われるが、各ワーク7がカルーセル4とともに回転し、繰り返しスパッタリング装置10が配された第1成膜ステージ8を通過することにより、各ワーク7の表面にスパッタリングによる成膜が行われる。
上記のようスパッタリング工程を行っている間では、ヒータ13や、加熱されたワーク7、ターゲットユニット26の近傍に発生しているプラズマ等が熱源となり、これら熱源からの熱が蒸着装置11に伝わる。しかし、内筒41,蒸着材料45は、外筒42,シャッタ板25により遮熱されているとともに、中空部25a,間隙部47に冷却水が流されているから温度上昇はほとんど無く、蒸着材料45が蒸発ないし昇華することはない。
所望とする膜厚にまでスパッタリングによって成膜が行われると、ヒータ13による加熱を停止するとともに、DC電源15からの電力供給を停止して、スパッタリング工程を停止する。なお、スパッタリング工程における膜厚は、例えば実験の測定結果等に基づいて、DC電源15による投入電力とスパッタリングの時間とからから知ることができる。
スパッタリング工程の終了後にも、蒸着装置11に対して冷却水の通水を継続させながら、ワーク7を含む真空槽3内の温度が一定の温度に低下するのを待つ。真空槽3内の温度が一定温度以下となると、冷却水の供給を停止するとともに、ヒータ43に対して加熱用電源22から電流の供給が開始され、内筒41が加熱される。なお、真空槽内は、蒸着に必要な真空度となるように調節される。
上記加熱により、内筒41を介して蒸着材料45が加熱され、蒸発または昇華する。例えば加熱開始後に一定の時間の経過、あるいは図示しない温度センサによって測定される内筒41の温度が一定レベルに達する等によって蒸着材料45の蒸発または昇華状態が安定したことが検知されると、シャッタ板25が開き位置とされて開口部46が露呈される。これにより、加熱室41a内で加熱されて蒸発ないし昇華した蒸着材料45が開口部46から真空槽3内に飛散し、カルーセル4に保持されたワーク7に被着して膜を形成する。なお、蒸着材料45を収容する加熱室41aを加熱しているため、飛散した蒸着材料45の加熱室41aの内面への付着が少ない。
蒸着装置11による成膜は、スパッタリングと同様に、蒸着装置11と対面するワーク7に対して主として行われ、カルーセル4の回転により、繰り返し第2成膜ステージ9を通過するため各ワーク7の表面に蒸着による成膜が行われる。そして、膜が所望の膜厚となるまで蒸着装置11が作動されると、シャッタ板25が閉じ位置に移動されてから、ヒータ43がオフとされることにより、蒸着工程が終了する。
ワーク7がプラスチック樹脂等で作成されている場合には、上記同様にスパッタリング工程と蒸着工程とを行うが、ワーク7に対するヒータ13による加熱を行わない。この場合には、蒸着材料45がヒータ13からの熱の影響を受けないが、プラズマからの熱の影響を受ける。このため、金属製のワーク7の場合と同様に、シャッタ板25を閉じ位置とし、またシャッタ板25、蒸着装置11に対して冷却水の通水を行って冷却する。
以上のようにして、ワーク7の表面にスパッタリング工程による膜と蒸着工程による膜とが積層される。スパッタリング工程と蒸着工程とは同じ真空槽3内で実施しているため、各工程間で膜表面に異物が付着したり、膜が外気にさらされて変質したりすることがない。
図5は、カルーセルを水平な軸で回転させるとともに、その下方に蒸着装置を配した例を示すものである。なお、以下に説明する他は、最初の実施形態と同様であり、実質的に同じ部材には同じ符号を付してその説明を省略する。
カルーセル4は、その回転軸4aを水平にした姿勢で支持部材49によって回動自在に支持され、矢線方向にモータによって回転される。スパッタリング装置10は、カルーセル4の側方に配してあり、蒸着装置11は、カルーセル4の下方に配してある。スパッタリング装置10は、最初の実施形態と同様に、円筒状のターゲットユニット,ジャケット等の軸心方向がカルーセル4の回転軸4aと平行となるように組み付けてある。
蒸着装置11についても、その開口部46がカルーセル4を向く姿勢で、各加熱室41aがカルーセル4の回転軸4aに沿った方向に並ぶように配してある。したがって、各加熱室41aは、上方に開口部46を向ける姿勢であり、その内部で蒸発ないし昇華した蒸着材料45が効率的にワーク7に向けて飛散し被着される。
図6に蒸着装置の異なる例を示す。この例では、蒸着装置51として、複数の加熱部52を第2成膜ステージ9に配してある。各加熱部52は、フィラメント53を螺旋状に巻いてかご形状にしたものであり、その加熱部52の内部に蒸着材料45が入れられる。各フィラメント53は、加熱用電源54に接続されている。この加熱用電源54からの給電により、加熱部52が発熱し、蒸着材料45が蒸発ないし昇華する。
シャッタ板55は、熱源と加熱部52すなわち蒸着材料45との間に入り込んだ遮蔽位置と、この遮蔽位置から退避し、少なくとも蒸発または昇華した蒸着材料がワーク7に飛散して付着することを許容する退避位置との間で移動する。そして、スパッタリング工程時には遮蔽位置とされ、蒸着工程時では退避位置とされる。なお、この例では、スパッタリング工程時には、熱源からの熱で蒸着材料45が加熱されることをシャッタ板55だけで防止している。
上記各実施形態で示す蒸着装置は一例であり、本発明に用いる蒸着装置は、それらに限定されるものではない。例えば、蒸着材料をフィラメント等の発熱体で直接に加熱してもよく、また蒸着材料をるつぼに入れ、そのるつぼを介して蒸着材料を加熱してもよい。また、るつぼに入れた蒸着材料を発熱体で直接に加熱したり、あるいは発熱体をかご形状やボート形状などの容器状に形成し、それに蒸着材料を入れて加熱する手法等を採用することができる。
また、蒸着装置の位置は、蒸着の対象となるワークの形状、部位や、スパッタリング装置の位置等を考慮して適宜に設定できる。カルーセルにワークを保持している場合には、カルーセルの中心に蒸着装置を配すると、各ワークに対して効率的に蒸着による成膜を行うことができる。この場合、カルーセルの内側を向いているワークの面に蒸着による薄膜が形成されるが、例えばワークが保持されている位置で、各ワークの外周を向いている面と、内周を向いている面とが交互に入れ替わるようワーク自体を自転させる機構を設けると、ワークの自転軸回りの各面に蒸着による薄膜を形成することができる。
熱源から蒸着材料への熱を遮るためのシャッタ板は、蒸着材料の特性を考慮して、スパッタリング工程時に蒸着材料に影響を与える熱源との間に入り込んで、その熱源からの熱を蒸着材料について遮断すればよい。したがって、例えばプラズマによる輻射熱の影響だけを考えればよい場合には、シャッタ装置がスパッタリング装置によって発生するプラズマと蒸着材料との間に入り込んで、プラズマからの熱で蒸着材料が昇華あるいは蒸発しないようにすればよい。さらには、シャッタ板は、蒸着工程において、ワークに対する蒸着装置の蒸着を許容するのであれば、熱源、例えばプラズマと蒸着材料との間に入り込んだ位置に固定してあってもよい。
本発明を用いた成膜装置の構成を示す説明図である。 スパッタリング装置の外観を示す斜視図である。 スパッタリング装置の断面図である。 蒸着装置の外観を示す斜視図である。 カルーセルを水平な軸で回転させる成膜装置の構成を示す説明図である。 フィラメントで直接に蒸着材料を加熱する蒸着装置の一例を示す斜視図である。
符号の説明
2 成膜装置
3 真空槽
4 カルーセル
7 ワーク
10 スパッタリング装置
11,51 蒸着装置
25,55 シャッタ板
45 蒸着材料

Claims (7)

  1. 真空槽と、この真空槽内で成膜の対象となるワークを保持して回転するワークホルダと、前記真空槽内に配したターゲット材料を一方の電極として放電を行い、ターゲット材料から飛散した原子をワークに堆積させることにより成膜を行うスパッタリング装置と、前記ターゲット材料と同一の前記真空槽内に設けられ、蒸着材料を所定の加熱温度に加熱する加熱手段を有し、加熱により蒸着材料を蒸発ないし昇華させてワークに付着させることで成膜を行う蒸着装置と、前記スパッタリング装置と前記蒸着装置とを択一的に作動させる制御手段とを備えたことを特徴とする成膜装置。
  2. 前記蒸着装置は、少なくとも前記スパッタリング装置の作動時に前記真空槽内の熱源と前記蒸着材料との間に配されて、前記熱源からの熱で前記蒸着材料が加熱されることを阻止するシャッタ板を備えたことを特徴とする請求項1記載の成膜装置。
  3. 前記熱源は、前記スパッタリング装置の作動時に発生するプラズマであり、前記シャッタ板は、少なくとも前記スパッタリング装置の作動時に前記プラズマと前記蒸着材料との間に配されていることを特徴とする請求項2記載の成膜装置。
  4. 前記シャッタ板は、熱源と蒸着材料と間に配された遮蔽位置と、ワークに対する前記蒸着装置による蒸着を許容する許容位置との間で移動自在とされ、前記スパッタリング装置の作動時には遮蔽位置とされ、前記蒸着装置の作動時には許容位置とされることを特徴とする請求項2または3記載の成膜装置。
  5. 前記シャッタ板を冷却するシャッタ冷却手段を備えることを特徴とする請求項2ないし4のいずれか1項に記載の成膜装置。
  6. 真空槽内に配したターゲット材料を一方の電極として放電を行って、ターゲット材料から飛散した原子をワークに堆積させることにより成膜を行うスパッタリング装置と、このスパッタリング装置と同一の真空槽内に配され、蒸着材料を加熱することにより蒸着材料を蒸発ないし昇華させてワークに付着させることで成膜を行う蒸着装置とを用い、スパッタリング装置による成膜を行うスパッタリング工程と、蒸着装置による成膜を行う蒸着工程とからなる成膜工程とを択一的に順番に行うことを特徴とする成膜方法。
  7. 前記スパッタリング工程中に、前記蒸着材料に対して、温度上昇を防止するために遮熱または冷却を行うことを特徴とする請求項6記載の成膜方法。
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