JP2009107300A - 二重壁を有する有頂筒状の合成樹脂製成形品 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、外観上の美観を損ねることなく隙間を形成した状態で外筒体に内筒体を組付け固定することを課題とし、二重壁により優れた加飾性、機能性を有する有頂筒状の合成樹脂製成形品を提供することを目的とする。
【解決手段】 合成樹脂製成形品において、有頂筒状の外筒体と、内筒体と、外筒体の下端部と内筒体の下端部を内筒体が抜け出し不能に組付け固定する嵌合係止部を形成し外筒体に熱溶着による接着が可能な合成樹脂製のリング体を有し、外筒体と内筒体を外筒体に内筒体を嵌入した状態でインサート材としたインサート成形で、リング体を外筒体の周壁の下端部に熱溶着により一体連設して嵌合係止部を形成する構成とし、外筒体と内筒体の間、又は内筒体とリング体の間の少なくとも一方の間に相互の回動を不能にする回動係止部を形成する構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、二重壁を有する有頂筒状の合成樹脂製成形品に関するものである。
壜体容器の口筒部に使用するキャップ体を二重壁状に形成し、加飾の目的で外側壁を透明にするものがあるが、外側壁と内側壁の間に間隙を設けることにより、より一層その加飾効果を現出させることができる。
また、二重壁を利用して外側壁をエラストマー製とすれば、硬質樹脂製の内側壁部分で螺合機能を分担できるので、キャップ体としての基本的な機能を損なうことなく柔らかい感触を付与することもできる。
キャップ体のような有頂筒状の成形品をこのように二重壁状にする手段としては、有頂筒状の外筒体と内筒体を成形し、2つの部材を嵌合組付けする方法、あるいは、たとえば特許文献1に記載があるような所謂2色成形により外筒体と内筒体を順番に射出成形する方法等がある。
特開2000−200522号公報
上記した有頂筒状の外筒体と内筒体を成形し、2つの部材を別途嵌合組付けする方法では、外筒体と内筒体を嵌合固定するための嵌合係止部を形成する必要があり、その嵌合係止部が外観を損ねてしまうという問題がある。
また、2色成形の場合には外筒体と内筒体の間に隙間を形成することが難しい。
本発明は、外観上の美観を損ねることなく隙間を形成した状態で外筒体に内筒体を組付け固定することを課題とし、二重壁により優れた加飾性、あるいは機能性を有する有頂筒状の合成樹脂製成形品を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明の二重壁を有する有頂筒状の合成樹脂製成形品に係る主たる構成は、
合成樹脂製の有頂筒状の外筒体と、この外筒体に下端面を略同一高さ位置に揃えた状態で嵌入組付きする有頂筒状の内筒体と、外筒体の下端部と内筒体の下端部を、内筒体が抜け出し不能に組付け固定する嵌合係止部を形成し、外筒体に熱溶着による接着が可能な合成樹脂製のリング体を有し、
外筒体と内筒体を外筒体に内筒体を嵌入した状態でインサート材としたインサート成形で、リング体を外筒体の周壁の下端部に熱溶着により一体連設して嵌合係止部を形成する構成とし、
外筒体と内筒体の間、又は内筒体とリング体の間の少なくとも一方の間に相互の回動を不能にする回動係止部を形成する構成とする、
云うものである。
上記構成により、内筒体が嵌入した状態で、外筒体と内筒体をインサート材として、外筒体に熱溶着による接着が可能な合成樹脂製のリング体をインサート成形することにより、このリング体を外筒体の周壁の下端部に熱溶着して、容易に一体連設することができる。
また、リング体はインサート成形により形成されるものであり、金型内で内筒体の下端部に沿って溶融樹脂を流動させることによりリング体を内筒体の下端部に容易にアンダーカット状に組付き固定することができ、
上記のようにリング体と外筒体の周壁の下端部を熱溶着により一体連設できることと相俟って、嵌合係止部を、容易に、かつ外観を損なうことなく形成することができる。
また、外筒体とリング体は別部材ではあるものの熱溶着による接着が可能な合成樹脂製であり、同一、あるいは同種の合成樹脂製として熱溶着により一体連設することにより一つの部材としてすっきりとした外観を付与することができる。
また、外筒体と内筒体を外筒体と内筒体の間に間隙を形成した状態でインサート材として、リング体をインサート成形することにより、間隙が形成された二重壁を有する有頂筒状の合成樹脂製成形品を容易に成形することができる。
そして、外筒体と内筒体の間、又は内筒体とリング体の間の少なくとも一方の間に相互の回動を不能にする回動係止部を形成する構成とすることにより、外筒体と内筒体の空回りがないので、たとえば壜容器の口筒部に螺合組付けして使用するキャップ体のように、外周面に周方向の力が作用する用途にも安心して使用することができる。
本発明の他の構成は、上記主たる構成に加えて、外筒体と内筒体、若しくは内筒体とリング体の組み合わせにおいて、少なくとも所定高さ範囲で、相互に周接する双方の側周面の平断面形状を非円形状とし回動係止部を形成する、と云うものである。
上記構成は、回動係止部に係るものであり、相互に周接する双方の側周面の平断面形状を非円形状とすることにより、特に係止凸状や、係止凹部を付設することなく、外筒体と内筒体を回動不能とすることができ、外観を損なうことなく回動係止部を形成することが可能となる。
ここで、リング体は外筒体に一体設しているので内筒体とリング体の間に回動係止部を形成すれば、外筒体と内筒体は回動不能となる。
なお、非円形状の形状としては、多角形、楕円形、長円、星型等様々なバリエーションの形状とすることができる。
また、たとえば外筒体と内筒体の平断面形状を多角形として回動係止部を形成する場合、外筒体と内筒体の全高さ範囲で平断面形状を多角形とする必要はなく、成形性や外観を考慮してその高さ範囲を調整することができる。
また、外筒体の内側周面と内筒体の外側周面を多角形とすれば良く、外筒体の外側周面と内筒体の内側周面の平断面形状は円形とすることもできる。
さらに、回動係止部が形成される所定の高さ範囲で、外筒体の内側周面と内筒体の外側周面が全周に亘って周接している必要もない。
本発明のさらに他の構成は、上記構成に加えて、相互に周接する双方の側周面の平断面形状を多角形とする、と云うものである。
上記構成により、相互に周接する双方の側周面の平断面形状を多角形とすることにより、特に、透明な外筒体を使用する場合にはこの多角形の形状により、透明な外筒体を透して様々な視覚効果を現出させることができる。
本発明のさらに他の構成は、主たる構成に加えて、外筒体と内筒体、若しくは内筒体とリング体の組み合わせにおいて、一方に係止凹部を形成し、他方に該係止凹部に嵌合する係止凸部を形成し、該係止凹部と係止凸部で回動係止部を形成する、と云うものである。
上記構成も回動係止部に係るものである。
外観に係る審美性を考慮して回動係止部を形成する係止凹部と係止凸部は、成形品の下端部等の目立たない位置に配設することが好ましい。
また、回動係止部を外筒体と内筒体の間に形成する場合には、係止凹部を縦溝状に、係止凸部を縦突条状にして、外筒体に内筒体をスムーズに嵌入できるようにする。
本発明のさらに他の構成は、主たる構成に加えて、リング体のインサート成形を利用して、内筒体の下端部とリング体の間にアンダーカット状に回動係止部を形成すると云うものである。
上記構成も回動係止部に係るものであり、内筒体の下端部とリング体の間に回動係止部を形成する場合には、リング体をインサート成形することを利用して、外観を損なうことなく内筒体の下端部にアンダーカット状に回動係止部を容易に形成することができる。
本発明のさらに他の構成は、内筒体とリング体の間に形成される回動係止部を内筒体の内側周面側に配置すると云うものである。
上記構成も回動係止部に係るものであり、回動係止部を内筒体の内側周面側に配置することにより、外観を損なうことなく回動係止部を形成することができる。
なお、リング体は外筒体に内筒体を嵌入した状態でインサート材としてインサート成形するものであり、リング体の一部を内筒体の内側周面側に容易に配置することが可能である。
本発明のさらに他の構成は、内筒体の下端部に外鍔状に外筒体の下端面の内周側部分が当接する幅のフランジ片を周設し、このフランジ片と、外筒体若しくはリング体の間に回動係止部を形成する、と云うものである。
上記構成も回動係止部に係るものであり、外筒体の下端面に当接するフランジ片を利用して回動係止部を形成するので、回動係止部を目立たない位置に配設することができ、外観を損なうことなく回動係止部を形成することができる。
本発明のさらに他の構成は主たる構成に加えて、内筒体の下端部に外鍔状に外筒体の下端面の内周側部分が当接する幅のフランジ片を周設し、フランジ片に上下方向に貫通する貫通孔を形成し、この貫通孔を利用してリング体のインサート成形により、フランジ片とリング体の間にアンダーカット状に回動係止部を形成する、と云うものである。
上記構成も回動係止部に係るものであり、フランジ片に上下方向に貫通形成した貫通孔を利用してリング体のインサート成形により、フランジ片とリング体の間にアンダーカット状に回動係止部を、容易にかつ目立つことなく形成することができる。
本発明のさらに他の構成は、内筒体の下端部に外鍔状に、外筒体の下端面の内周側部分が当接する幅のフランジ片を周設し、このフランジ片の外周にリング体の周壁を外嵌し、この周壁の上端面が外筒体の下端面に熱溶着する構成とする、と云うものである。
上記構成は、嵌合係止部を形成するための具体的な構成要件に係るものであり、内筒体の下端部に周設したフランジ片により強固な嵌合係止部を形成することができる。
また、フランジ片を外筒体の下端面の内周側部分が当接する幅とし、このフランジ片の外周にリング体の周壁を外嵌する構成とすることにより、フランジ片を外側に露出させることなく、外筒体の外周面とリング体の外周面をスムーズに連設して係止嵌合部を目立たないようにすることができ、美観を損なうことがない。
本発明のさらに他の構成は、上記構成に加えて、
リング体は、フランジ片に外嵌する外周壁とこの外周壁の下端から内鍔状に周接され、フランジ片の下面に当接する内鍔周片から形成される断面がL字状の周壁を有し、この外周壁の上端面が外筒体の下端面に熱溶着する構成とする、と云うものである。
上記構成は、フランジ片を利用する構成において、リング体の構造をさらに特定するものであり、リング体を断面がL字状の周壁を有する構成とすることにより、フランジ片を上方と側方と下方の3方から挟持して、より強固に嵌合係止部を形成することができる。
本発明のさらに他の構成は、外筒体が透明性を有すると云うものであり、
この構成により、透明性を有する外筒体を通して内筒体が見え、立体的な加飾効果を現出させることができる。
本発明のさらに他の構成は、内筒体が周壁の下端部で外筒体の周壁の下端部に内接し、この下端部部分の上方から頂壁にかけての部分では内筒体と外筒体の間に間隙を形成する、と云うものであり、
この構成により、外筒体が透明性を有する場合には、さらに効果的に立体的な加飾効果を現出させることができる。
本発明のさらに他の構成は、成形品をキャップ体とするものであり、外筒体を透明性を有するものとしてキャップ体としての加飾効果を現出させて、壜容器と組み合わせて高級感のある商品を提供することができる。
また、回動係止部により外筒体と内筒体の空回りがないのでキャップ体として安心して使用することができる。
また、たとえば内筒体でキャップとしての基本的な機能を担うようにし、外筒体にエラストマー材料を使用して外筒体と内筒体との間隙も利用して従来にない手触り感を付与すること等により、製品を機能化、差別化する効果を期待することもできる。
二重壁を有する有頂筒状の合成樹脂製成形品に係る、本発明の主たる構成は上記したようであり、以下に示す効果を奏する。
基本的な構成を有するものにあっては、
外筒体と内筒体をインサート材として、外筒体に熱溶着による接着が可能な合成樹脂製のリング体をインサート成形した構成であり、外筒体と内筒体を組付き固定する嵌合係止部を容易に形成することができると共に、すっきりした外観を付与することができる。
また、外筒体と内筒体の空回りがないので、たとえば壜容器の口筒部に螺合組付けして使用するキャップ体のように、外周面に周方向の力が作用する用途にも安心して使用することができる。
相互に周接する双方の側周面の平断面形状を非円形状として回動係止部を形成するものにあっては、特に係止凹部や、係止凸部を付設することなく外筒体と内筒体を回動不能とすることができ、外筒体が透明の場合にも、外観を損なうことなく容易に回動係止部を形成することができる。
さらに、相互に周接する双方の側周面の平断面形状を多角形とするものにあっては、多角形の形状により様々な視覚効果を現出させることができる。
係止凹部と係止凸部により回動係止部を形成するものにあっては、この回動係止部を成形品の下端部等の目立たない位置に配設することにより、外観損なうことなく、空回りのない二重壁を有する成形品とすることができる。
リング体のインサート成形を利用して、内筒体の下端部と前記リング体の間にアンダーカット状に回動係止部を形成するものにあっては、回動係止部を容易に形成することができる。
内筒体とリング体の間に形成される回動係止部を内筒体の内周面側に配置するものにあっては、インサート成形されるリング体の一部を内筒体の内周面側に容易に配置することが可能であり、回動係止部を内筒体の内側周面側に配置することにより、外観を損なうことなく回動係止部を形成することができる。
内筒体の下端部に周設したフランジ片を利用して回動係止部を形成するものにあっては、この回動係止部を目立たない位置に配設することができ、外観を損なうことなく回動係止部を形成することができる。
内筒体の下端部に周設したフランジ片に上下方向に貫通する貫通孔を形成し、この貫通孔を利用してリング体のインサート成形により、フランジ片とリング体の間にアンダーカット状に回動係止部を形成するものにあっては、この回動係止部を外部から見えない位置に配設することができ、外観を損なうことなく回動係止部を形成することができる。
嵌合係止部に関連して、内筒体の下端部にフランジ片を周設するものにあっては、このフランジ片を利用し、外観上目立たないように係止嵌合部を形成することがきる。
さらに、リング体の断面がL字状の周壁を有するものにあっては、フランジ片を上方と側方と下方の3方から挟持して、さらにしっかりとした嵌合係止部を形成することができる。
外筒体が透明性を有するとするものにあっては、透明性を有する外筒体を通して内筒体が見え、立体的な加飾効果を現出させることができる。
内筒体と外筒体の間に間隙を形成するものにあっては、外筒体が透明性を有する場合には、立体的な加飾効果をさらに効果的に現出させることができる。
成形品をキャップ体とするものにあっては、外筒体を透明性を有するものとして、キャップ体としての加飾効果を現出させて、壜容器と組み合わせて高級感のある商品を提供することができる。また、外筒体にエラストマー材料を使用して従来にない手触り感を付与して、製品を機能化したり差別化することもできる。
以下本発明の実施の形態を実施例に沿って図面を参照しながら説明する。
図1〜図5は本発明の二重壁を有する有頂筒状の合成樹脂製成形品の第1実施例であるキャップ体1を示すものである。
図1はこのキャップ体1の縦断正面図、図2は図1中のA−A線に沿って示す平断面図、図3は図1中で円で囲った嵌合係止部F近傍の要部拡大縦断面図、図4はキャップ体1を構成する内筒体2と外筒体3を嵌合組付けした嵌合体10の縦断正面図、また図5はキャップ体1を構成するリング体21の縦断正面図と平面図である。
このキャップ体1は有頂筒状の内筒体2と、同じく有頂筒状の外筒体12と、円形リング状のリング体21の3つの部材から成る。
内筒体2の周壁4の外側周面の平断面形状は正12角形、内側周面の平断面形状は円形であり、また、外筒体12の周壁14の外側周面の平断面形状は円形、内側周面の平断面形状は正12角形である。(図2参照)
また、内筒体2は乳白色のポリプロピレン(PP)樹脂製であり、外筒体12とリング体21はAS樹脂製で透明である。
内筒体2の周壁4の下端には外鍔状にフランジ片5が、外筒体12の周壁14の下端面の内周側部分に当接する幅に周接されている。このフランジ片5の外側周面の平断面形状も正12角形としている。
また、周壁4の内側に同軸心状に内周面に螺条を形成した螺合筒7が垂下設されており、この螺合筒7により壜容器の口筒部に螺合組付けされる。
リング体21は、上記フランジ片5に外嵌する外周壁22aと、この外周壁22aの下端から内鍔状に周接され、フランジ片5の下端面に当接する内鍔周片22bとから形成される、断面がL字状の周壁22を有する。
ここで、外周壁22aの内側周面の平断面形状は上記フランジ片5の外側周面の平断面形状に沿って正12角形になっている。
上記のような内筒体2と外筒体12とリング体21の3つの部材の嵌合状態で、内筒体2の周壁4の外側周面の下端部が、外筒体12の周壁14の内側周面の下端部に内接しこれで回動係止部Kが形成され(図2参照)、
さらに、フランジ5の正12角形の外側周面がリング体21の外周壁22aの内側周面に内接し回動係止部K1(図2参照)が形成され、
これら回動係止部K、K1により内筒体2と外筒体12の相対的な回動がしっかりと阻止され、キャップ体1の壜容器の口筒部への螺合、螺脱操作における外筒体12の空回りを効果的に阻止する。
なお、回動係止部は必ずしも本実施例のように複数箇所に形成する必要はなく、螺合、螺脱操作における力の作用等を考慮して、少なくとも1箇所に、適宜形成すればよい。
また、回動係止部Kの上方から、頂壁3、13にかけての部分では、内筒体2と外筒体12の間には間隙Gが形成されている。
また、リング体21の外周壁22aの上端面は、同じAS樹脂で形成される外筒体12の周壁14の下端面の外周側部分に熱溶着により接着しており(図3中の2重の点線で表した接着部S参照)、この接着部Sにより外筒体12とリング体21が強固に一体連設する。
上記のようなリング体21と、接着部Sにより外筒体12と内筒体2の下端部を周状に、内筒体2を抜け出し不能に組付き固定する嵌合係止部Fが形成される。リング体21の周壁22の断面をL字状とすることにより、フランジ片5を上方と側方と下方の3方から挟持するので、接着部Sの作用効果と相俟ってこの嵌合係止部Fにより外筒体12と内筒体2をより強固に組付き固定することができる。
そして、上記のような構成の二重壁を有するキャップ体1にあっては、外筒体12と内筒体2の間に形成される間隙Gの作用も相俟って、透明な外筒体12の中に乳白色の内筒体1が、浮かんでいるような視覚効果が発揮される。
また、透明な外筒体12を透して、平断面形状を正12角形とした周接部分が見え、光の入射と反射方向により光学的な視覚効果を現出させることができる。
もちろん、平断面形状は正12角形に限定されるものではなく、意匠性の点から様々な非円形の形状を選択することができる。
また、外周壁22aの上端面が同一材料で形成される外筒体12の下端面に熱溶着することにより、外周壁22aの外側周面を外筒体12の周壁14の外側周面に段差もなくスムーズに一体状に連結することができ、嵌合係止部Fを構成するために使用される、第3の部材であるリング体21は、外から見ると外筒体12と同一部材として認識され、全体としてすっきりとした外観とすることができる。
次に、図1のキャップ体1の成形方法について言及する。
このキャップ体1は、外筒体12に内筒体2を嵌入組付けした嵌合体10(図4参照)をインサート材としたインサート射出成形法により製造することができる。(勿論、外筒体12と内筒体2の成形工程も含めた生産工程全体の生産性を考慮して予め外筒体12と内筒体2を嵌合した嵌合体10を金型にセットするのではなく、金型内で外筒体12と内筒体2を嵌合する方法も選択することができる。)
その成形手順は概略次の(1)〜(3)に記載するようである。
(1)AS樹脂製の外筒体12の中にPP樹脂製の内筒体2を嵌入組付けして嵌合体10とする。この際、外筒体12の下端面が内筒体2のフランジ片5に当接し、その嵌入限界が決まる。内筒体2と外筒体12の下端部では、内筒体2の周壁4の外側周面が外筒体12の周壁14の内側周面に内接している。
(2)嵌合体10をインサート材として射出成形金型にセットする。
(3)射出成形により金型内で溶融状態のAS樹脂を、外筒体12の周壁14の下端面と内筒体2のフランジ片5が当接した部分の近傍に周状に流動、充填してリング体21を形成する。
上記手順の成形方法において、リング体21の成形では、溶融樹脂が、図5(a)に示されるような内鍔周片22bの下面に対応する位置に配設されるピンゲートPGから供給され、リング体21を形成する金型キャビティの全周に流動し、保圧充填されるが、この際溶融樹脂がインサート材として金型内にセットされた嵌合体10のフランジ5の先端部の形状に沿って流動し、保圧充填されるので、フランジ5の先端部の下面あるいは先端面に密着するように、内鍔周片22bと外周壁22aが形成される。
また、溶融樹脂の上記保圧充填により、外周壁22aを形成する溶融樹脂が外筒体12の周壁14の下端面に押圧状に接触し、この下端面の一部を溶融し、外周壁22aの上端面と周壁14の下端面が熱溶着により接着して接着部Sが形成され(図3参照)、上記リング体21の内鍔周片22bと外周壁22aと、この外周壁22aと接着した外筒体12の周壁14の下端面によりフランジ5の先端部を3方から囲むようにして、嵌合係止部Fが形成される。
次に、図6、7、8は本発明の二重壁を有する有頂筒状の合成樹脂製成形品の第2実施例であるキャップ体1を示すものであり、図6はこのキャップ体1の縦断正面図、図2は図1中のB−B線に沿って示す平断面図、図3は図1中で円で囲った嵌合係止部F近傍の要部拡大縦断面図である。
このキャップ体1の基本的な構成は、図1〜5に示す第1実施例のキャップ体と類似的であり、有頂筒状の内筒体2と、同じく有頂筒状の外筒体12と、円形リング状のリング体21の3つの部材から成り、内筒体2は乳白色のポリプロピレン(PP)樹脂製、外筒体12とリング体21はAS樹脂製で透明であり、前述した第1実施例のキャップ体と同様な成形方法で成形されたものである。
本実施例のキャップ体1と、第1実施例のキャップ体との異なる点は、内筒体2と外筒体12が共に円筒状である点(図7参照)、そしてリング体21をインサート成形することを利用して、内筒体2の下端部とリング体21の間に、係止凹部と係止凸部をアンダーカット状に嵌合した回動係止部Kを形成している点にある。
内筒体2の下端部に周設したフランジ片5の軸対称の位置に上下方向に貫通する一対の貫通孔5hを形成し、リング体21のインサート成形時に、一部の溶融樹脂がこの貫通孔5hを流動して貫通片24が形成され、この係止凹部としての機能を発揮する貫通孔5hと係止凸部としての機能を発揮する貫通片24により回動係止部Kが形成され、内筒体2とリング体21が回動不能となり、その結果、外筒体12の空転を阻止することができる。
このように、回動係止部Kを構成にすることにより、外観上この回動係止部Kを隠すことができる。
次に、図9は回動係止部Kの構成に係る他の例を示すものであり、内筒体2の内側周面に形成した係止凹部としての機能を発揮する係止縦溝15に、リング体21の内鍔周片22b内周縁から起立設した係止凸部としての機能を発揮する係止突片25を嵌入して、内筒体2とリング体21の間に回動係止部Kを構成したものである。
リング体21のインサート成形時に、係止縦溝15に溶融樹脂を流動させて、係止突片25を、係止縦溝15に嵌入状に容易に形成することができる。そして、回動係止部Kをこのように形成することにより、外観上この回動係止部Kを隠すことができる。
ここで、このような回動係止部Kは1箇所とすることもできるが、その強度等を考慮して軸対称の位置に2箇所、必要に応じてさらに多数形成することもできる。
図10も回動係止部Kの構成に係る他の例を示すものであり、この例は、相互に周設する、内筒体2の外側周面の下端部に係止凹部としての機能を発揮する係止縦溝8を形成し、外筒体12の内側周面の下端部に係止凸部としての機能を発揮する係止縦突条16を形成し、この係止縦溝8と係止縦突条16により、回動係止部Kを形成したものである。
また、係止縦突条16の係止縦溝8への嵌入は、内筒体2を外筒体12内に嵌入する際に容易に達成される。
次に、インモールド成形によれば、第3の部材であるリング体21により形成される嵌合係止部Fは外筒体12および内筒体2の下端部の形状と組み合わせて、さまざまな態様で形成することができるが、図11と図12に4種の嵌合係止部Fのバリエーションを示した。
この中で、図11(a)は図3に示した第1実施例の嵌合係止部Fと同じ形状のものである。また、図11(b)のものは図11(a)のものに比較して、リング体21の形状をシンプルなリング状として、キャップ体の外側周面を外筒体12の周壁14だけで構成し、この外側周面をよりすっきりと現出させているのが特徴である。
図12(a)の例は、フランジ片5とリング体21の周壁22にそれぞれ傾斜面5s、22sを形成し、両傾斜面5s、22sを当接するようにして接着部Sと協働的に嵌合係止部Fを形成したものである。
また、図12(b)の例は内筒体2にフランジ5を付設することなく、L字状の断面を有する周壁22を内筒体2の周壁4の下端面と下端外周面に当接させて、接着部Sと協働的に嵌合係止部Fを形成したものである。
そして、このような嵌合係止部Fのバリエーションにおいて、回動係止部Kもまたさまざまなバリーションで形成することができる。
たとえば図11(a)の例では、内筒体2と外筒体12、若しくは内筒体2とリング体21が接する周接部P1、P2、P3あるいは水平接部Q1、Q2に回動係止部Kを形成することができる。この中で、周接部P1、P2、P3では回動係止部Kを係止凹部と係止凸部により形成することもできるし、周設する側周面を多角形等の非円形とすることによっても形成することができる。
以上、本発明の二重壁を有する有頂筒状の合成樹脂製成形品についての実施の形態を実施例に沿って説明したが、本発明の実施の形態は上記実施例に限定されるものではない。
たとえば、上記実施例では成形品をキャップ体1としたが、本発明はキャップ体1の他にも、一般的に二重壁を有する有頂筒状の合成樹脂製成形品に適用することができる。
また、上記実施例では優れた加飾性を付与するためにキャップ体1の外筒体12を透明性としたが、このような加飾性だけでなく二重壁を利用してさまざまな機能を発揮させることができる。たとえば内筒体2により螺合等のキャップ体1としての基本的な機能を発揮させて、外筒体12を熱可塑性のエラストマー樹脂で形成し、従来にない手触り感を現出させたりすることもできる。
また、上記実施例ではリング体21を、外筒体12と同じ樹脂製としたが、使用目的に応じて、外筒体12に熱溶着による接着が可能な合成樹脂の中から選択することができる。
また、前述したようにインモールド成形方法によれば、第3の部材であるリング体21による嵌合係止部Fの形成態様は大きな自由度を有し、前述した例の他にも様々な構成とすることができる。
以上説明したように本発明の二重壁を有する有頂筒状の合成樹脂製成形品は、外観上の美観を損ねることなく外筒体に内筒体を強固に組付け固定したものであり、二重壁による外観上の美観を生かして化粧料容器等の分野での幅広い展開が期待される。
本発明の成形品の第1実施例を示す縦断正面図である。 図1中のA−A線に沿って示す平断面図である。 図1の成形品の嵌合係止部近傍を拡大した要部拡大縦断面図である。 図1の成形品の嵌合体を示す縦断正面図である。 図1の成形品のリング体を示す(a)縦断正面図と、(b)平面図である。 本発明の成形品の第2実施例を示す縦断正面図である。 図6中のB−B線に沿って示す平断面図である。 図6の成形品の嵌合係止部近傍を拡大した要部拡大縦断面図である。 (a)は嵌合係止部及び回動係止部の他の例を示す要部拡大縦断面図、(b)は(a)中のC−C線に沿って示す平断面図である。 回動係止部の他の例を示す要部拡大縦断面図である。 嵌合係止部のバリエーション例を示す要部拡大縦断面図である。 嵌合係止部のさらに他のバリエーション例を示す要部拡大縦断面図である。
符号の説明
1 ;キャップ体
2 ;内筒体
3 ;頂壁
4 ;周壁
5 ;フランジ片
5s;傾斜面
5h;貫通孔
7 ;螺合筒
8 ;係止縦溝
10;嵌合体
12;外筒体
13;頂壁
14;周壁
15;係止縦溝
16;係止縦突条
21;リング体
22;周壁
22a;外周壁
22b;内鍔周片
22s;傾斜面
24;貫通片
25;係止突片
S ;接着部
F ;嵌合係止部
K ;回動係止部
K1;回動係止部
P1、P2、P3;周接部
Q1、Q2;水平接部
G ;間隙
PG;ピンゲート

Claims (13)

  1. 合成樹脂製の有頂筒状の外筒体(12)と、該外筒体(12)に下端面を略同一高さ位置に揃えた状態で嵌入組付きする有頂筒状の内筒体(2)と、前記外筒体(12)の下端部と内筒体(2)の下端部を、該内筒体(2)が抜け出し不能に組付け固定する嵌合係止部(F)を形成し、前記外筒体(12)に熱溶着による接着が可能な合成樹脂製のリング体(21)を有し、前記外筒体(12)と内筒体(2)を該外筒体(12)に内筒体(2)を嵌入した状態でインサート材としたインサート成形で、前記リング体(21)を前記外筒体(12)の周壁(14)の下端部に熱溶着により一体連設して前記嵌合係止部(F)を形成する構成とし、前記外筒体(12)と内筒体(2)の間、又は内筒体(2)とリング体(21)の間の少なくとも一方の間に相互の回動を不能にする回動係止部(K)を形成する構成としたことを特徴とする二重壁を有する有頂筒状の合成樹脂製成形品。
  2. 外筒体(12)と内筒体(2)、若しくは内筒体(2)とリング体(21)の組み合わせにおいて、少なくとも所定高さ範囲で、相互に周接する双方の側周面の平断面形状を非円形状とし回動係止部(K)を形成した請求項1記載の合成樹脂製成形品。
  3. 相互に周接する双方の側周面の平断面形状を多角形とした請求項2記載の合成樹脂製成形品。
  4. 外筒体(12)と内筒体(2)、若しくは内筒体(2)とリング体(21)の組み合わせにおいて、一方に係止凹部を形成し、他方に該係止凹部に嵌合する係止凸部を形成し、該係止凹部と係止凸部で回動係止部(K)を形成した請求項1記載の合成樹脂製成形品。
  5. リング体(21)のインサート成形を利用して、内筒体(2)の下端部と前記リング体(21)の間にアンダーカット状に回動係止部(K)を形成した請求項1記載の合成樹脂製成形品。
  6. 内筒体(2)とリング体(21)の間に形成される回動係止部(K)を内筒体(2)の内側周面側に配置した請求項1、2、3、4または5記載の合成樹脂製成形品。
  7. 内筒体(2)の下端部に外鍔状に外筒体(12)の下端面の内周側部分が当接する幅のフランジ片(5)を周設し、該フランジ片(5)と、外筒体(12)若しくはリング体(21)の間に回動係止部(K)を形成する構成とした請求項1、2、3、4または5記載の合成樹脂製成形品。
  8. 内筒体(2)の下端部に外鍔状に外筒体(12)の下端面の内周側部分が当接する幅のフランジ片(5)を周設し、該フランジ片(5)に上下方向に貫通する貫通孔(5h)を形成し、該貫通孔(5h)を利用してリング体(21)のインサート成形により、前記フランジ片(5)とリング体(21)の間にアンダーカット状に回動係止部(K)を形成した請求項1記載の合成樹脂製成形品。
  9. 内筒体(2)の下端部に外鍔状に、外筒体(12)の下端面の内周側部分が当接する幅のフランジ片(5)を周設し、該フランジ片(5)の外周にリング体(21)の周壁(22)を外嵌し、該周壁(22)の上端面が外筒体(12)の下端面に熱溶着する構成とした請求項1〜8記載の合成樹脂製成形品。
  10. リング体(21)はフランジ片(5)に外嵌する外周壁(22a)と該外周壁(22a)の下端から内鍔状に周設され、前記フランジ片(5)の下面に当接する内鍔周片(22b)から形成される断面がL字状の周壁(22)を有する構成とし、前記外周壁(22a)の上端面が外筒体(12)の下端面に熱溶着する構成とした請求項9記載の合成樹脂製成形品。
  11. 外筒体(12)が透明性を有する構成とした請求項1〜10記載の合成樹脂製成形品。
  12. 内筒体(2)が周壁(4)の下端部で外筒体(12)の周壁(14)の下端部に内接し、該下端部部分の上方から頂壁(3、13)にかけての部分では内筒体(2)と外筒体(12)の間に間隙を形成するようにした請求項1〜11記載の合成樹脂製成形品。
  13. 成形品をキャップ体とした請求項1〜12記載の合成樹脂製成形品。
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