JP2009106272A - 細胞厚さ測定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】培養の進行に伴い細胞の屈折率が変化しても、細胞の厚さ分布を精度よく測定する。
【解決手段】培養容器1の底面1aに付着している細胞Sを完全に浸漬させるように、既知の第1の屈折率を有する第1の培養液L1を貯留した状態で、細胞Sおよび培養液L1を貫通して所定の波長の光Lを透過させ、透過した光Lを撮影することにより位相情報の2次元的な分布を取得する。次に培養容器1内の細胞Sを完全に浸漬させる深さに、第1の培養液L1とは異なる既知の第2の屈折率を有する第2の培養液L2を貯留した状態で、細胞Sおよび培養液L2を貫通して波長の光Lを透過させ、透過した光Lを撮影することにより位相情報の2次元的な分布を取得する。次に取得された位相情報の各々の平均値を演算する。次に演算された位相情報の平均値の比率に基づいて、細胞Sの屈折率を推定する。次に推定された細胞Sの屈折率を用いて厚さ寸法を算出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、細胞厚さ測定方法に関するものである。
従来、培養細胞を含む全体画像から細胞画像を抽出する方法として、例えば、特許文献1に示される方法が知られている。
この方法は、顕微鏡において、細胞のフォーカス画像に対して、光軸方向両方向にフォーカス位置をずらして取得された2枚のデフォーカス画像により、観察像の干渉の際の位相差の符号が反対となる2つのコントラスト像からなる画像の差演算を行うものである。
また、フォーカス画像と2枚のデフォーカス画像とを用いて、物体の厚さ分布を測定する方法も知られている(例えば、特許文献2参照。)。物体を透過もしくは反射する光と参照光とを干渉させ、生じた干渉縞から物体の厚さ分布を測定する方法も知られている。
特開2005−218379号公報 オーストラリア特許出願公開第2004201109A1号公報
しかしながら、従来の厚さ分布を測定する方法では、細胞の屈折率が既知であるとして、位相情報から細胞の厚さ寸法を演算するものであるが、実際に、培養液を貯留した培養容器内に収容されている細胞は、培養中に、その状態が変化することにより屈折率が変動することが考えられる。そのため、屈折率が既知であるとして演算した細胞の厚さ寸法は、屈折率変動による誤差を含み、精度よく算出することができないという不都合がある。
本発明は上述した事情に鑑みてなされたものであって、培養の進行に伴い細胞の屈折率が変化したり、未知の屈折率を持つ細胞種においても、細胞の厚さ分布を精度よく測定することができる細胞厚さ測定装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
本発明は、培養容器の培養面に接着して培養されている細胞の厚さ寸法を測定する方法であって、前記培養容器内に前記細胞の厚さ寸法より深い深さに、既知の第1の屈折率を有する第1の培養液を貯留した状態で、前記細胞および前記培養液を貫通して所定の波長の光を透過させ、透過した光を撮影することにより位相情報の2次元的な分布を取得する第1の撮影ステップと、前記培養容器内に前記細胞の厚さ寸法より深い深さに、前記第1の培養液とは異なる既知の第2の屈折率を有する第2の培養液を貯留した状態で、前記細胞および前記培養液を貫通して前記波長の光を透過させ、透過した光を撮影することにより位相情報の2次元的な分布を取得する第2の撮影ステップと、前記第1、第2の撮影ステップにおいて取得された位相情報より求めた各細胞の位相の平均値を演算する位相平均演算ステップと、該位相平均演算ステップにより演算された位相情報の平均値の比率に基づいて、細胞の屈折率を推定する屈折率推定ステップと、該屈折率推定ステップにおいて推定された細胞の屈折率を用いて厚さ寸法を算出する厚さ寸法算出ステップとを備える細胞厚さ測定方法を提供する。
本発明によれば、第1の撮影ステップにおいて、透明な材質からなる培養容器の下方または上方から所定の波長を有する光を入射させ、培養容器、培養容器の培養面に接着させられて培養されている細胞およびその上方を覆っている第1の培養液を貫通して、上方または下方において透過してきた光を検出することにより、細胞および第1の培養液の屈折率に応じて位相が変化した光を撮影した位相情報画像が取得される。また、第2の撮影ステップにおいて、第1の培養液とは屈折率の異なる第2の培養液に交換して第1の撮影ステップと同様にして位相情報画像が取得される。
そして、位相平均演算ステップにおいて、第1、第2の撮影ステップにおいて取得された各位相情報画像から各細胞の最大位相の平均値が演算される。これらの位相情報は、それぞれ、細胞と培養液との屈折率差、光の波長および細胞の厚さ寸法の乗算により求められるので、屈折率推定ステップにおいて、これらの位相情報の平均値の比率を求め、第1の培養液および第2の培養液の既知の屈折率を用いることにより細胞の屈折率を推定することができる。したがって、厚さ寸法算出ステップにより、前記屈折率推定ステップにおいて推定された細胞の屈折率、光の波長、培養液の屈折率および各部の位相情報に基づいて、細胞の各部の厚さ寸法を精度よく算出することができる。
すなわち、本発明によれば、培養過程において、細胞の状態が変化することにより細胞の屈折率が変動したり、未知の屈折率を持つ細胞種であっても、これを精度よく推定して細胞の厚さ寸法を求めるので、細胞の屈折率が常に一定のものとして厚さ寸法を算出する方法と比較して、より精度よく細胞の厚さ寸法を測定することができる。
上記発明においては、前記第2の培養液が、前記第1の培養液に、屈折率の異なる他の培養液を注入することにより調製されていることとしてもよい。
このようにすることで、第1の培養液を培養容器から抜き出すことなく、屈折率の異なる第2の培養容器を培養容器内に貯留でき、工程を省略して短時間に細胞の厚さ寸法を測定することができる。
本発明によれば、培養の進行に伴い細胞の屈折率が変化したり、未知の屈折率を持つ細胞種であっても、細胞の厚さ分布を精度よく測定することができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る細胞厚さ測定方法について、図1(a)ないし図1(c)および図2を参照して以下に説明する。
本実施形態に係る細胞厚さ測定方法は、図1(a)および図2に示されるように、透明なシャーレ状の培養容器1の培養面(底面)1aに接着性の細胞Sを接着させるとともに、細胞Sを完全に浸漬させるように屈折率が既知の第1の培養液L1を貯留して位相情報画像を取得する第1の撮影ステップS1、第2の培養液L2に交換する培養液交換ステップS2、細胞Sを完全に浸漬させるように屈折率が既知の第2の培養液L2を貯留して位相情報画像を取得する第2の撮影ステップS3、位相情報より求めた各細胞の位相の平均値を演算する位相平均演算ステップS4、位相情報の平均値の比率に基づいて、細胞Sの屈折率を推定する屈折率算出ステップS5および、推定された屈折率に基づいて細胞Sの各部の厚さ寸法を算出する厚さ算出ステップS6を備えている。
第1の撮影ステップS1は、図1(a)に示されるように、第1の培養液L1を貯留した培養工程のいずれかの時点で、これら培養液L1、細胞Sおよび培養容器1を貫通して所定の波長の光Lを透過させ、透過した光LをCCDのような2次元的な撮像素子2によって撮影することにより行われる。撮影ステップS1は、フォーカス画像と2枚のデフォーカス画像とを用いた従来の方法によって、位相情報の2次元的な分布を示す第1の位相情報画像を取得するようになっている。
ここで、第1の位相情報画像は、第1の培養液L1の深さ寸法に応じたオフセット分等を含んでいるので、これを除去しておくようになっている。例えば、第1の撮影ステップS1において取得された位相情報画像を2値化処理することにより、細胞Sとそれ以外の領域とに区画する。そして、細胞S以外の領域における位相を第1の位相情報画像全体から減算することにより、図1(b)に示されるように、細胞S以外の領域において位相がゼロとなり、細胞Sの領域のみに位相の分布を有する新たな第1の位相情報画像が生成されるようになっている。なお、図1(b)には、細胞Sの特定位置における第1の位相情報ΔφS1が示されている。
培養液交換ステップS2は、貯留されていた第1の培養液L1を排出し、第1の培養液L1を洗浄し、第1の培養液L1とは異なる既知の屈折率を有する第2の培養液L2を供給することにより行われるようになっている。
第2の撮影ステップS3は、培養液L1,L2が異なる以外は、第1の撮影ステップS1と同様の条件により撮影を行い、位相情報の2次元的な分布を示す第2の位相情報画像を取得するようになっている。また、取得された第2の位相情報画像を画像処理することにより、図1(c)に示されるように、培養液L2の深さに依存するオフセット分等の位相を除去した新たな第2の位相情報画像が生成されるようになっている。なお、図1(c)には、細胞Sの特定位置における第2の位相情報ΔφS2が示されている。
位相平均演算ステップS4は、第1の位相情報画像および第2の位相情報画像のそれぞれにおける細胞S部分の位相情報の平均値Δφ1a,Δφ2aを演算するようになっている。
ここで、第1の培養液L1の屈折率nL1、第2の培養液L2の屈折率nL2、細胞Sの厚さ寸法の平均値dSa、細胞Sの屈折率nS、透過させる光Lの波長λ、第1の位相情報の平均値Δφ1aおよび第2の位相情報の平均値Δφ2aとすると、以下の式(1)および式(2)の関係が成立する
Δφ1a=(nL1−nS)×λ×dSa (1)
Δφ2a=(nL2−nS)×λ×dSa (2)
細胞屈折率算出ステップS5は、式(1)の両辺を式(2)の両辺で除算することにより、以下の式(3)を得る。
Δφ1a/Δφ2a=(nL1−nS)/(nL2−nS) (3)
この式(3)を変形すると、細胞Sの屈折率nSが、式(4)により算出されるようになっている。
nS=(nL1×Δφ2a−nL2×Δφ1a)/(Δφ2a−Δφ1a) (4)
したがって、式(4)により算出された細胞Sの屈折率nSを用いることにより、厚さ算出ステップS6においては、式(5)により、細胞Sの各部の厚さ寸法を算出するようになっている。
dS=Δφ1/((nL1−nS)×λ) (5)
このように、本実施形態に係る細胞厚さ測定方法によれば、屈折率の異なる2種類の培養液L1,L2を交換して撮影することにより取得した2つの位相情報画像に基づいて、細胞Sの屈折率nSを推定し、推定された細胞Sの屈折率nSを用いて、細胞Sの各部の厚さ寸法を算出する。したがって、培養過程において細胞Sの状態が種々変化することにより細胞Sの屈折率nSが変動しても、細胞Sの各部の厚さ寸法を精度よく算出することができるという利点がある。
なお、本実施形態においては、第1の撮影ステップS1と第2の撮影ステップS3との間で、培養液L1を屈折率nL1が既知の第1の培養液L1から、異なる既知の屈折率nL2を有する第2の培養液L2に交換することとしたが、これに代えて、第1の培養液L1に、異なる既知の屈折率を有する他の培養液を追加することにより培養容器1内に、異なる既知の屈折率nL2を有する第2の培養液L2を生成することにしてもよい。このようにすることで、第1の培養液L1を除去するステップおよび洗浄するステップを不要とし、短時間で第2の培養液L2を培養容器内に貯留することができる。
しかしながら、混合により屈折率nL2を精度よく調製することは困難な場合もあるため、図3(a)ないし図3(c)および図4に示されるように、培養液追加ステップS2′において生成された未知の屈折率を有する第2の培養液L2の屈折率を測定し、測定された屈折率を用いて細胞Sの位相情報を測定することにしてもよい。
具体的には、図3(a)に示されるように、既知の屈折率および既知の厚さ寸法を有する基準物質3を培養面1aに配置し、これら細胞S、基準物質3および培養液L2を貫通して所定の波長の光Lを透過させて、第2の位相情報画像を取得する。
第2の撮影ステップS3において取得された第2の位相情報画像は、例えば、当該第2の位相情報画像上において基準物質3を通る任意の一直線上の位相差情報を抽出することにより、図3(c)に示されるように、多数の位相情報の一次元的な分布として捉えることができる。
培養液屈折率算出ステップS31は、基準物質3とその周囲の位相情報を用いて培養液L2の屈折率nL2を算出するようになっている。
具体的には、培養液L2の深さdL、培養液L2の屈折率nL、基準物質3の厚さ寸法dC、基準物質3の屈折率nC、透過させる光の波長λ、基準物質3の位置における位相情報ΔφC、その周囲における位相情報ΔφLとする。基準物質3の位置においては、培養液L2の深さdLの内の厚さ寸法dC分だけ基準物質3が占有しており、その周囲においては深さdLの全長にわたって培養液L2で満たされている。
したがって、基準物質3の位置とその周囲とでは、基準物質3の厚さ寸法dC分だけ屈折率の異なる領域が存在するので、その屈折率差Δn1=(nC−nL)および厚さ寸法dCに応じた位相差Δφ1=(ΔφC−ΔφL)が発生する。すなわち、
Δφ1=Δn1×λ×dC (6)
となる。
位相差Δφ1、基準物質3の屈折率nC、光の波長λおよび基準物質3の厚さ寸法dCは既知なので、式(6)を変形して、
nL=nC−Δφ1/(λ×dC) (7)
により、未知の培養液L2の屈折率nL2を算出することができる。
そして、このようにして算出された培養液L2の屈折率nL2を用いて上記と同様にして、細胞Sの各部の厚さ寸法をより精度よく測定することができる。
第1の撮影ステップS1においても、同様にして屈折率nL1を算出することとしてもよい。
また、本実施形態では、各細胞の位相平均値により各細胞の屈折率を推定することとしたが、各細胞の最大位相の平均値を用いて、細胞群の細胞の屈折率の平均値を推定することとしてもよい。
様々な細胞種が混じっているときには前者が、単一細胞種の培養細胞を観察するときには後者が好ましいが、これに限るものではない。
本実施形態では、位相平均演算ステップS4において、異なる屈折率で求められた各細胞の位相情報の平均値から細胞の屈折率を求めることとしたが、培養液等の交換前後において個々の細胞を識別できる機構を設けておくことにより、個々の細胞の各部位における屈折率を求めるようにすることもできる。
本発明の一実施形態に係る細胞厚さ測定方法を説明する図であり、(a)測定原理を説明する図、(b)第1の撮影ステップにおいて取得された第1の位相情報画像、(c)第2の撮影ステップにおいて取得された第2の位相情報画像である。 図1の細胞厚さ測定方法を示すフローチャートである。 図1の細胞厚さ測定方法の変形例を示す図であり、(a)測定原理を説明する図、(b)第1の撮影ステップにおいて取得された第1の位相情報画像、(c)第2の撮影ステップにおいて取得された第2の位相情報画像である。 図3の細胞厚さ測定方法を示すフローチャートである。
符号の説明
dC,dL,dS 厚さ寸法
ΔφC,ΔφL,ΔφS 位相情報
L 光
L1,L2 培養液
nC,nL,nS 屈折率
S 細胞
S1 第1の撮影ステップ
S2 培養液交換ステップ
S3 第2の撮影ステップ
S4 位相平均演算ステップ
S5 細胞屈折率算出ステップ
S6 厚さ算出ステップ
1 培養容器
1a 培養面(底面)
3 基準物質

Claims (4)

  1. 培養容器の培養面に接着して培養されている細胞の厚さ寸法を測定する方法であって、
    前記培養容器内に前記細胞の厚さ寸法より深い深さに、既知の第1の屈折率を有する第1の培養液を貯留した状態で、前記細胞および前記培養液を貫通して所定の波長の光を透過させ、透過した光を撮影することにより位相情報の2次元的な分布を取得する第1の撮影ステップと、
    前記培養容器内に前記細胞の厚さ寸法より深い深さに、前記第1の培養液とは異なる既知の第2の屈折率を有する第2の培養液を貯留した状態で、前記細胞および前記培養液を貫通して前記波長の光を透過させ、透過した光を撮影することにより位相情報の2次元的な分布を取得する第2の撮影ステップと、
    前記第1、第2の撮影ステップにおいて取得された位相情報を用いて細胞の屈折率を推定する屈折率推定ステップと、
    該屈折率推定ステップにおいて推定された細胞の屈折率を用いて厚さ寸法を算出する厚さ寸法算出ステップとを備える細胞厚さ測定方法。
  2. 前記屈折率推定ステップが、前記第1の撮影ステップにおいて取得された各細胞の位相情報の第1の平均値と、前記第2の撮影ステップにおいて取得された各細胞の位相情報の第2の平均値とを演算する位相平均演算ステップと、
    該位相平均演算ステップにより演算された各細胞の位相情報の平均値の比率に基づいて、各細胞の屈折率を推定する屈折率推定ステップと、により構成されている請求項1に記載の細胞厚さ測定方法。
  3. 前記屈折率推定ステップが、前記第1の撮影ステップにおいて取得された各細胞の最大位相情報の第1の平均値と、前記第2の撮影ステップにおいて取得された各細胞の位相情報の第2の平均値とを演算する位相平均演算ステップと、
    該位相平均演算ステップにより演算された各細胞の位相情報の平均値の比率に基づいて、各細胞の屈折率を推定する屈折率推定ステップと、により構成されている請求項1に記載の細胞厚さ測定方法。
  4. 前記第2の培養液が、前記第1の培養液に、屈折率の異なる他の培養液を注入することにより調製されている請求項1から3のいずれかに記載の細胞厚さ測定方法。
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