JP2009101416A - 金属薄板加工装置と搬送装置とを備えた、金属薄板加工に用いられる機械的なアッセンブリ - Google Patents

金属薄板加工装置と搬送装置とを備えた、金属薄板加工に用いられる機械的なアッセンブリ Download PDF

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    • B21D43/287Devices for handling sheet or strip material

Abstract

【課題】僅かな技術的な手間で、改善されたワークピースロジスティックスが可能となるようにする。
【解決手段】少なくとも1つの別のXガイドと、少なくとも1つの別のYガイドとが設けられており、これにより存在する少なくとも2つのXガイドと少なくとも2つのYガイドとが、ワークピース支持体8’,8’’をXガイドとYガイドとに沿って循環運動させることができるように配置されていて、搬送手段によって互いに連結されており、ワークピース支持体8’,8’’が、搬送手段によって選択可能にXガイドまたはYガイドに対応配置可能であるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、金属薄板加工に用いられる機械的なアッセンブリであって、金属薄板加工装置と、該金属薄板加工装置に対して金属薄板ワークピースを位置決めするための搬送装置とが設けられており、該搬送装置が、1つの金属薄板ワークピースを支持するための少なくとも1つのワークピース支持体を有していることによって、金属薄板ワークピースが、第1の搬送ラインXと、該第1の搬送ラインXに対して直角に配置された第2の搬送ラインYとに沿って水平方向に運動可能であり、ワークピース支持体が、搬送路に沿って運動可能であり、該搬送路が、第1の搬送ラインXと第2の搬送ラインYとに沿って延びており、搬送路に沿って、ワークピース支持体に対して搬送軌道が設けられており、該搬送軌道が、搬送ラインXに対して平行に配置されたガイド(Xガイド)と、搬送ラインYに対して平行に配置されたガイド(Yガイド)とを有している形式のものに関する。
第1の搬送ラインXと、この第1の搬送ラインXに対して直角に配置された第2の搬送ラインYとに沿った金属薄板ワークピースの水平方向の運動下で金属薄板加工装置に対して金属薄板ワークピースを位置決めするための搬送装置は、たとえば金属薄板加工装置の作業領域への金属薄板ワークピースの自動化された供給もしくは金属薄板加工装置の作業領域からの金属薄板ワークピースの自動化された導出のために使用される。金属薄板加工装置として、特に素材金属薄板ボードをレーザ切断するためのレーザ切断装置または素材金属薄板ボードから成形部材を打ち抜くための打抜き加工装置が考慮される。
搬送装置は、加工したい素材金属薄板ボードをローディング位置から出発して金属薄板加工装置の作業領域に供給し、素材金属薄板ボードを技術的な設定量に従って作業領域の内部の加工位置に位置決めし、アンローディング過程で金属薄板加工の製品、つまり、完成部材および/または加工残分を金属薄板加工装置の作業領域からアンローディング位置に導出する。この場合、搬送装置は、水平に支承された金属薄板ワークピースを水平な搬送ラインに沿ってほぼ直線状に搬送する。その結果、特に大きな素材金属薄板ボードの金属薄板加工に用いられる機械的なアッセンブリが、特に金属薄板ワークピースの、作業領域の外部に配置されたローディング・アンローディング位置において、極めて多くのスペースを要求する。
スペース節約的な搬送コンセプトを備えた知られている機械的なアッセンブリでは、金属薄板ワークピースが、搬送パレットに載置して、所定の搬送ラインに沿って金属薄板加工装置の作業領域に供給され、加工後、逆方向に同一の搬送ラインに沿って導出される。加工されていない金属薄板ワークピースのローディング位置と、1つまたはそれ以上の加工製品のアンローディング位置とは、この事例では、金属薄板加工装置の同一の側に重なり合って配置されている。この場合、高さ調節可能なパレット交換装置が、加工したい素材金属薄板を備えたパレットに対するそれぞれ1つの収容部(ローディング位置)または1つまたはそれ以上の加工製品を備えたパレットに対するそれぞれ1つの収容部(アンローディング位置)を交互に提供する。交互の方向で使用される搬送路は、加工装置の作業領域からのまたは作業領域へのパレットのただ1回の順次の交換しか許容しない。このことは、著しい交換時間を要求する。この交換時間は加工装置において大きな無駄時間成分として不利と見なされる。さらに、問題は、ロジスティックスの経過において、加工されていない素材金属薄板が加工製品によって乗り越えられることである。これによって、後続の加工過程に対して不利に作用する素材金属薄板の汚染が生ぜしめられ得る。
米国特許第6140606号明細書に基づき、レーザ切断アッセンブリが公知である。この公知のレーザ切断アッセンブリはレーザ切断ヘッドを備えている。このレーザ切断ヘッドの作業領域は、ローディングおよびアンローディングのために、それぞれ異なる三方向で接近可能である。2つの接近方向はY軸に方向付けられている。別の1つの接近方向は、90゜だけずらされたX軸に延びている。このX軸は、レーザ切断ヘッドをガイドするガントリに対して平行に延びている。作業領域へのかつ作業領域からの金属薄板ワークピースの搬送は、Y軸で、この軸に沿って可動な作業テーブルによって行われる。さらに、詳しく説明されていない外部の別の搬送手段が設けられている。この搬送手段によって、金属薄板ワークピースがX軸に沿ってレーザ切断ヘッドの作業領域に供給されるかまたは作業領域から導出される。
相応のことが、欧州特許出願公開第1683601号明細書に開示されている。金属薄板送り・緊締装置の形のローディングユニットが、この事例では、金属薄板を送り方向でレーザ切断ヘッドの作業領域に搬送する。アンローディングフォークとして挙げられた取出し装置が加工製品を収容し、この加工製品をローディングユニットの送り方向に対して垂直な取出し方向で導出する。
冒頭で述べた形式のアッセンブリは、米国特許第2003/0179430号明細書に記載されている。この刊行物には、レーザ加工装置と、ワークピースの支承ならびに位置決めのためのクロステーブルとが開示されている。慣用の形式で、このクロステーブルは、重なり合って配置された2つのユニットを有している。両ユニットは、互いに垂直な軸方向に運動可能にガイドされている。
米国特許第6140606号明細書 欧州特許出願公開第1683601号明細書 米国特許第2003/0179430号明細書
冒頭で述べた形式の公知先行技術から出発して、本発明の課題は、金属薄板加工に用いられる機械的なアッセンブリを改良して、僅かな技術的な手間で、改善されたワークピースロジスティックスが可能となるようにすることである。
この課題を解決するために本発明の構成では、少なくとも1つの別のXガイドと、少なくとも1つの別のYガイドとが設けられており、これにより存在する少なくとも2つのXガイドと少なくとも2つのYガイドとが、ワークピース支持体をXガイドとYガイドとに沿って循環運動させることができるように配置されていて、搬送手段によって互いに連結されており、ワークピース支持体が、搬送手段によって選択可能にXガイドまたはYガイドに対応配置可能であるようにした。
本発明の有利な構成によれば、搬送装置が、ワークピース支持体に対する搬送器を有しており、該搬送器に、搬送路に沿ったワークピース支持体の運動下で、該ワークピース支持体がローディング可能であり、搬送器が、ローディング後、ワークピース支持体と一緒に搬送路に沿って運動可能であり、かつ/またはワークピース支持体が、搬送路に沿ったワークピース支持体の運動下で、該ワークピース支持体がローディングされた搬送器からアンローディング可能である。
本発明の有利な構成によれば、ワークピース支持体に対する搬送軌道が、搬送器に設けられた少なくとも1つのガイド区分の範囲に設けられている。
本発明の有利な構成によれば、搬送軌道の、搬送器に設けられた1つのガイド区分が、残りの搬送軌道の部分と同構造である。
本発明の有利な構成によれば、ワークピース支持体に対する搬送軌道が、部分的に搬送器に対するガイドによって形成されている。
本発明の有利な構成によれば、搬送器に設けられたガイド区分と、搬送器に対するガイドとが、鉛直方向で互いにずらされている。
本発明の有利な構成によれば、搬送器にワークピース支持体がローディング可能であるかまたは搬送器が、ワークピース支持体からアンローディング可能であることによって、ワークピース支持体が、選択的に搬送軌道の一方のXガイドまたは一方のYガイドに対応配置可能である。
本発明の有利な構成によれば、ワークピース支持体および/または搬送器が、支承手段を有しており、該支承手段によって、ワークピース支持体および/または搬送器が、搬送軌道の一方のXガイドまたは一方のYガイドに対して運動可能である。
本発明の有利な構成によれば、ワークピース支持体および/または搬送器が、一方のXガイドに対応配置されたX支承手段と、一方のYガイドに対応配置されたY支承手段とを有している。
本発明の有利な構成によれば、支承手段としてローラが設けられている。
本発明の有利な構成によれば、XガイドとYガイドとが、それぞれ1つのレールまたはレール対を有している。
本発明の有利な構成によれば、ワークピース支持体および/または搬送器をXガイドまたはYガイドに支承するためのローラが、搬送方向に並列させられたローラ対を形成している。
本発明の有利な構成によれば、搬送手段が、昇降装置を有しており、該昇降装置によって、一方のXガイドと一方のYガイドとが、互いに相対的に高さ調節可能である。
本発明の有利な構成によれば、搬送手段が、旋回装置を有しており、該旋回装置によって、一方のXガイドと一方のYガイドとが、互いに相対的に旋回可能である。
本発明の有利な構成によれば、XガイドとYガイドとが、それぞれ異なる高さに配置されており、搬送手段として設けられた昇降装置によって、XガイドのガイドセグメントまたはYガイドのガイドセグメントが高さ調節可能である。
本発明の有利な構成によれば、搬送手段として設けられた旋回装置によって、XガイドのガイドセグメントまたはYガイドのガイドセグメントが旋回可能である。
本発明の有利な構成によれば、ワークピース支持体に対する駆動装置が設けられており、該駆動装置が、一方のXガイドおよび/または一方のYガイドに対応配置されたそれぞれ1つの駆動手段、有利にはそれぞれ1つのチェーンドライブを有している。
本発明の有利な構成によれば、搬送器が、モータ駆動装置を有している。
本発明の有利な構成によれば、1つまたはそれ以上の搬送手段が、選択的にかつ有利には電気的、ニューマチック的またはハイドロリック的に駆動可能である。
本発明の有利な構成によれば、搬送ラインに沿って、複数の金属薄板加工装置および/またはハンドリング構成要素が配置されている。
請求項1によれば、金属薄板ワークピースを金属薄板加工装置に対して位置決めするための搬送装置が設けられている。この搬送装置は、少なくとも1つの金属薄板ワークピースを支持するための少なくとも1つのワークピース支持体を有している。このワークピース支持体は搬送路に沿って運動可能である。この搬送路は第1の搬送ラインXと第2の搬送ラインYとに沿って延びている。
公知の搬送装置の一部では、それぞれ異なる搬送ラインに沿った金属薄板ワークピースの搬送のために、種々異なる搬送手段が必要となる。金属薄板ワークピースの運動の方向変化は、1つの搬送手段から別の搬送手段への金属薄板ワークピース自体の引渡しによって行われる。このことは、公知の機械的なアッセンブリの、極めて手間のかかる大型の全体構成を生ぜしめる。さらに、1つの搬送手段から別の搬送手段への金属薄板ワークピースの引渡しは、金属薄板ワークピースの位置決めにおける不精度の危険に結び付けられている。この不精度は、ワークピース加工およびワークピース搬送に不利な影響を与え得る。
請求項1によれば、ワークピース支持体が金属薄板ワークピースを、互いに直角に延びる搬送ラインに沿った全マテリアルフローの間に支承している。
加工されていない金属薄板ワークピースと、加工された金属薄板ワークピースとの搬送路が重なり合って配置されることは排除されている。特に金属薄板加工装置に対する金属薄板ワークピースの正確な対応配置が保証される。金属薄板ワークピース自体の付加的な取囲みに対する技術的な手間と、1つの搬送手段から別の搬送手段へのワークピースの置換えに相俟った障害の危険とが回避される。
ワークピース支持体に対して、その搬送路に沿って搬送軌道が設けられている。この搬送軌道は、搬送ラインXに対して平行に配置された少なくとも2つのガイド(Xガイド)と、搬送ラインYに対して平行に配置された少なくとも2つのガイド(Yガイド)とを有している。この場合、ワークピース支持体は搬送手段によってXガイドとYガイドとの間で運動可能となる。このようにガイドされるワークピース支持体は常に、互いに直角に延びる搬送ラインの場合でも、空間的に正確に規定された位置を有している。したがって、搬送路の各点への、ワークピース支持体に規定されて搭載された金属薄板ワークピースの空間的な配置も一義的に規定されていて、再現可能となる。これにより得られる、搬送路の各点での金属薄板ワークピースの高い位置決め精度によって、ワークピースロジスティックスへの別の装置、たとえば付加的な金属薄板加工装置とハンドリング構成要素との機能確実な結合が可能となる。相応のことを請求項20に請求し、以下に詳しく説明する。
少なくとも2つのXガイドと、少なくとも2つのYガイドとは、ワークピース支持体がXガイドとYガイドとに沿って循環運動可能となるように配置されていて、搬送手段によって、ワークピース支持体がXガイドとYガイドとに沿って循環運動可能となるように互いに連結されている。
本発明によるこの配置事例によって、閉じられた搬送軌道が形成される。この搬送軌道に沿って、1つまたはそれ以上のワークピース支持体を1つの循環経路で運動させることができ、この場合、種々異なるステーションに位置決めすることができる。
ワークピース支持体は、種々異なるプロセスステーションを段階的に通走することができる。これらのプロセスステーションは搬送ラインX,Yに沿って配置されていて、この場合、短い経路で再び戻し案内される。たとえば、循環経路において、ワークピース支持体に位置する金属薄板が加工される作業ステーションから出発して、1つまたはそれ以上の加工製品がワークピース支持体から取り出されるアンローディングステーションと、ワークピース支持体に再び素材金属薄板が装着されるローディングステーションとが、ローディングされたワークピース支持体が、循環する搬送軌道に沿って新たに作業ステーションに走入させられる前に連続していてよい。複数のワークピース支持体の順次の使用時には、1つのステーションからの1つのワークピース支持体の走出後、このステーションを即座に後続のワークピース支持体によって使用することができる。したがって、経過を著しい無駄時間なしに実現することができる。その結果、マテリアルフローの加速が生ぜしめられる。この加速は、さらに、機械的なアッセンブリの加工装置の高い使用効率を生ぜしめる。循環する搬送路には、ガイドの延長または分岐によって、別の金属薄板加工装置、たとえばレーザマーキング装置ならびに別のハンドリング構成要素、たとえば選別装置、ラベリング装置またはワークピース支持体、特にワークピース支持体の検査およびクリーニングのための保守・管理装置が可変の配置事例で結合されてよい。アッセンブリ全体のモジュール式の構造によって、使用者固有の設置条件および個別のプロセス経過に対するフレキシブルな適合が可能となる。
本発明によるマテリアルフローは、僅かな技術的な手間で、機械的な金属薄板加工に対するスペース節約的な解決手段を提供する可能性を示す。
複数のワークピース支持体が搬送路に沿って設けられている場合には、作業過程、たとえば金属薄板加工装置の作業領域での金属薄板ワークピースの加工と、作業領域の外部でのハンドリング構成要素による金属薄板ワークピースのローディングおよびアンローディングとを平行させることができる。したがって、金属薄板加工装置の停止時間も、ローディング・アンローディング過程の全期間も減少させることができる。
請求項2によれば、本発明の改良形において、本発明によるアッセンブリの搬送装置が、ワークピース支持体に対する搬送器を有している。この搬送器には、搬送路に沿ったワークピース支持体の運動下で、このワークピース支持体がローディング可能である。また、搬送器は、ローディング後、ワークピース支持体と一緒に搬送路に沿って運動可能となる。補足的または択一的には、ワークピース支持体がその搬送路に沿って搬送器からアンローディングされてよい。この発明構造によって、簡単にかつ特に僅かな手間で、金属薄板部材がローディングされたワークピース支持体の搬送路のフレキシブルな構造が可能となる。この場合、ここでも、マテリアルフローが、ワークピース位置決めにおける高い精度を維持して保証されている。1つのワークピース支持体の運動方向は、このワークピース支持体に支承された金属薄板ワークピースが置き換えられる必要なしに変化させることができる。特にワークピース支持体を搬送器へのローディング時に一方の搬送ラインの方向にかつワークピース支持体がローディングされた搬送器を他方の搬送ラインの方向に運動させる可能性がある。搬送器は、この事例では、第1の搬送ラインと第2の搬送ラインとの間の結合部材を成していて、この場合、高いガイド精度を備えたマテリアルフローを確保する。
ワークピース支持体の搬送軌道が、搬送器に設けられた少なくとも1つのガイド区分の範囲に設けられている(請求項3参照)と、搬送器に、ワークピース支持体の一様な運動の中断なしに、ワークピース支持体をローディングすることができ、搬送器をワークピース支持体からアンローディングすることができる。当然ながら、この事例では、搬送軌道の、搬送器に設けられたガイド区分が、残りの搬送軌道に対して目的相応に位置決めされていなければならない。
ワークピース支持体の、特に正確にガイドされる一様なローディング運動および/またはアンローディング運動は、請求項4によれば、ワークピース支持体に対する搬送軌道の、搬送器に設けられたガイド区分が、このガイド区分に続く、残りの搬送軌道のガイド区分と同構造である場合に可能になる。
本発明によれば、搬送器に対する1つのガイドが、ワークピース支持体に対するガイド軌道の一部を成していることが可能である。
請求項6によれば、本発明の別の構成において、ワークピース支持体に対して搬送器に設けられたガイド区分と、搬送器に対するガイドとが、鉛直方向で互いにずらされている。たとえば、ワークピース支持体に対するガイド区分が、金属薄板加工装置の作業領域に規定された作業平面の高さに配置されていてよいのに対して、搬送器に対するガイドは、金属薄板加工装置の設置面の高さに位置している。相応の構成では、搬送器が、床付近に配置された対象物を乗り越えることができる。これによって、たとえば素材金属薄板スタックをスペース節約的にXガイドもしくはYガイドに沿って蓄えることが可能となる。このことは、素材金属薄板スタックの金属薄板に対して、著しく短いローディング・アンローディング経路が得られる限りにおいて、ロジスティックスの利点に結び付けられている。搬送器が、搬送したいワークピース支持体を不透過性の面に支承している場合には、ワークピース支持体から、搬送器によって乗り越えられる対象物への汚物の落下が回避される。
請求項7記載の発明構造の事例では、搬送器にワークピース支持体がローディング可能であるかまたは搬送器がワークピース支持体からアンローディング可能であることによって、ワークピース支持体を選択的に搬送軌道の一方のXガイドまたは一方のYガイドに対応配置することができる。
有利には、請求項8によれば、ワークピース支持体および/または搬送器が支承手段を有している。この支承手段によって、ワークピース支持体および/または搬送器が搬送軌道の一方のXガイドまたは一方のYガイドに対して運動可能となる。この場合、支承手段として、有利にはローラが使用される(請求項10参照)。このローラは、ワークピース支持体と搬送器との特に低摩擦のかつ易動的な運動のために働く。これによって、搬送軌道に沿ったワークピース支持体と搬送器との運動のための所要の力が最小限に抑えられる。
それぞれ異なる方向へのワークピース支持体のもしくは搬送器の、複雑でない機能確実な運動のためには、請求項9によれば、ワークピース支持体および/または搬送器が、一方のXガイドに対応配置されたX支承手段と、一方のYガイドに対応配置されたY支承手段とを有している。この場合、両支承手段は、XガイドまたはYガイドに沿った走行時に専ら、その都度の運動方向に対して設けられた支承手段が有効となるように配置されていて、方向付けられている。
有利には、請求項11によれば、XガイドとYガイドとが、それぞれ1つのレールまたはレール対を有している。1つのレールまたは有利には、互いに平行に配置されたレールを備えた1つのレール対が、ワークピース支持体の正確なガイドを保証していて、同時にワークピース支持体のガイド時の大きな負荷を吸収することができる。
請求項12によれば、ローラが、搬送方向に並列させられたローラ対を形成していると、XガイドとYガイドとの間の移行部を易動的に乗り越えることができる。
請求項13記載の本発明の有利な構成では、搬送手段が昇降装置を有している。この昇降装置によって、一方のXガイドと一方のYガイドとが互いに相対的に高さ調節可能となる。1つのワークピース支持体を支承するガイドに対する第2のガイドの上昇運動に基づき、ワークピース支持体を、このワークピース支持体を支承するガイドから上昇させることができ、第2のガイドによって受け取ることができる。その後、この第2のガイドにおいて、ワークピース支持体を、第2のガイドによって設定された搬送ラインに沿って運動させることができる。
本発明の別の構成では、請求項14によれば、搬送手段が旋回装置を有している。この旋回装置によって、一方のXガイドと一方のYガイドとが互いに相対的に旋回可能となる。この場合、前述した昇降装置に類似して、1つのワークピース支持体がまずガイドされているガイドに対して第2のガイドが旋回させられ、これによって、ワークピース支持体が、このワークピース支持体を支承するガイドから分離され、第2のガイドによって受け取られる。その後、第2の搬送ラインを設定する第2のガイドに沿って、ワークピース支持体を引き続き運動させることができる。有利には、旋回駆動装置を金属薄板加工装置の作業領域の外部にひいては金属薄板加工プロセスに基づく有害な影響に対して防護して配置することができる。
請求項15記載の本発明の有利な改良形では、XガイドとYガイドとが、それぞれ異なる高さに配置されている。この場合、搬送手段として設けられた昇降装置によって、XガイドのガイドセグメントまたはYガイドのガイドセグメントが高さ調節可能となる。セグメント分けに基づき、上昇させたい荷重ひいては昇降装置によって加えたい上昇力が減少させられる。このことは、昇降装置の構成に有利な影響を与える。
択一的には、XガイドのガイドセグメントまたはYガイドのガイドセグメントが、旋回装置によって旋回させられてよい。このことは、完全なXガイドもしくはYガイドの旋回に対する所要の旋回力を減少させる(請求項16参照)。
有利には、請求項17によれば、ワークピース支持体に対する駆動装置が設けられている。この駆動装置は、一方のXガイドおよび/または一方のYガイドに対応配置されたそれぞれ1つの駆動手段、有利にはそれぞれ1つのチェーンドライブを有している。個別駆動装置によって、それぞれ異なるガイドもしくはガイド区分に沿った選択的な搬送運転が可能となる。この場合、チェーンドライブによる搬送は、ワークピース支持体の搬送時の特に高い機能確実性を実現する。
請求項18によれば、搬送器がモータ駆動装置を有している。このモータ駆動装置によって、搬送路の、搬送器に対応配置された区分に沿った搬送器の運動を制御しかつ位置決め要求に正確に調和させることが可能となる。
1つまたはそれ以上の搬送手段の正確に制御可能な駆動のためには、選択的に操作可能な、有利には電気的なまたはニューマチック的なまたはハイドロリック的な駆動装置が設けられている(請求項19参照)。
以下に、本発明を実施するための最良の形態を図面につき詳しく説明する。
図1には、レーザ切断機1の形の金属薄板加工装置と、レーザ切断機1に金属薄板供給するための搬送装置2とを備えた機械的なアッセンブリが示してある。この場合、搬送装置2は、レールガイドされて循環する搬送軌道3を有している。概略的にしか図示していないレーザ切断機1のうち、長方形の輪郭を備えた機枠4が明らかである。この機枠4は2つの面に、搬送軌道3を貫通させるためのそれぞれ1つの開口5を有している。機枠4の内部には、レーザ切断機1の作業領域6が形成されている。この作業領域6には、金属薄板ボード7’として付与された金属薄板ワークピースをレーザ切断するための1つまたはそれ以上のレーザ切断ヘッドが可動に配置されている。
搬送装置2の、搬送路を規定する搬送軌道3に沿って、第1のワークピース支持体と第2のワークピース支持体とが走行可能である。両ワークピース支持体は、平らなワークピース支持面を備えた長方形の搬送パレット8’,8’’として形成されている。搬送パレット8’には、加工したい金属薄板ボード7’が配置されている。搬送パレット8’’は、同じく加工した金属薄板ボード7’’を支承している。金属薄板ボード7’,7’’を備えた搬送パレット8’,8’’は、それぞれ1つの長方形によって概略的にしか図示していない。
搬送軌道3は、直線状の4つのレール対9’,9’’,10’,10’’から成っている。これらのレール対9’,9’’,10’,10’’は長方形に互いに続いている。レール対9’,9’’は搬送ラインXに対して平行に延びていて、これに相応して、2つのXガイドを形成している。レール対10’,10’’はYガイドとして、それぞれ搬送ラインYに対して平行に延びている。搬送ラインXは、本実施例では、レーザ切断機1の長手方向軸線に対して平行に延びている。搬送ラインYは、レーザ切断機1の横方向軸線に対して平行に延びている。
搬送ラインXと搬送ラインYとは、互いに90゜の角度を成している。同じことが、Xガイドのレール対9’,9’’とYガイドのレール対10’,10’’とに当てはまる。この場合、Xガイドのレール対9’,9’’とYガイドのレール対10’,10’’とは、それぞれ異なる高さレベルを有している。この場合、レール対9’,9’’はレール対10’,10’’よりも僅かに低く配置されている。
レール対9’,9’’からレール対10’,10’’への移行部の領域には、それぞれ1つの搬送手段が設けられている。これによって、レール対9’,9’’とレール対10’,10’’との間での搬送パレット8’,8’’の搬送が実現され、これによって、この搬送パレット8’,8’’が、レール対9’,9’’,10’,10’’の交差領域を乗り越えることができる。搬送手段は昇降装置11,12,13,14として形成されている。各昇降装置11,12,13,14は、高さ調節可能な4つのレールセグメント15’〜15’’’’,16’〜16’’’’,17’〜17’’’’,18’〜18’’’’を有している。これらのレールセグメント15’〜15’’’’,16’〜16’’’’,17’〜17’’’’,18’〜18’’’’はレール対10’,10’’に組み込まれている。
昇降装置11,14の機能形式は図2から明らかである。
昇降装置11,14(方向矢印によってのみ概略的に示した)は、レールセグメント15’〜15’’’’もしくはレールセグメント18’〜18’’’’を昇降させる。Xガイドのレール対9’,9’’は図平面に対して垂直に延びている。レール対9’,10’もしくはレール対9’’,10’の、図2に認めることができる交差領域には、両搬送パレット8’,8’’が位置している。各搬送パレット8’,8’’は、Xガイドに対応配置されたローラ対(Xローラ19)と、Yガイドに対応配置されたローラ対(Yローラ20)とを有しており、これによって、搬送パレット8’,8’’が、Xガイドのレール対9’,9’’とYガイドのレール対10’,10’’とに対して走行することができる。
搬送方向21への、図2に示したYガイドのレール対10’に沿った搬送パレット8’’の横方向走行のためには、4つのレールセグメント18’〜18’’’’が同時に昇降装置14によってレール対10’の高さレベルに上昇させられる。これによって、搬送パレット8’’のXローラ19がXガイドのレール対9’’のレールから上昇させられ、これによって、Yローラ20だけがYガイドのレール対10’に支承されている。Yガイドの、より高く支承されたレール対10’での搬送パレット8’’の横方向走行時には、ローラ対20によって、Xガイドのレール対9’,9’’の、より深く位置するレールが乗り越えられる。
(図2の図平面に対して垂直方向への)レール対9’に沿った搬送パレット8’の長手方向走行のためには、4つのレールセグメント15’〜15’’’’が昇降装置11によって下降させられる。これによって、搬送パレット8’のXローラ19がレール対9’に接触させられる。この場合、同時にYローラ20がレールセグメント15’〜15’’’’から解放される。Xガイドのレール対9’での搬送パレット8’の長手方向走行時には、下降させられたレールセグメント15’〜15’’’’によって、レール対10’を搬送パレット8’が衝突なしに通過することができることが可能となる。
こうして、昇降装置11,12,13,14の相互作用で両搬送パレット8’,8’’が1つの循環経路において、循環する搬送軌道3に沿って時計回り方向(図1に矢印21によって概略的に示した)で走行することができる。また、搬送パレット8’,8’’は、Xガイドのレール対9’の、図1および図3に概略的に示した分岐部22に沿って矢印方向23で循環経路から走出することもできるし、逆方向で、別の搬送パレット(図示せず)が循環経路に進入することもできる。当然ながら、搬送パレット8’,8’’の循環経路が反時計回り方向に向けられていてもよい。
搬送パレット8’,8’’の駆動はチェーンドライブ(図示せず)によって行われる。この場合、モータ駆動される搬送チェーンの連行エレメントが、搬送パレット8’,8’’の連行体に係合する。この場合、各レール対9’,9’’と各レール対10’,10’’とには、それぞれ1つの搬送チェーンを備えたそれぞれ1つの固有のチェーンドライブが対応配置されている。
XガイドとYガイドとの各交差領域には、プロセスステーション24が設けられている。このプロセスステーション24には、搬送パレット8’,8’’が、規定された作業プロセスを実施するためにとどまる。1つの交差領域はレーザ切断機1の作業領域6に位置している。そこには、金属薄板ボードをレーザ切断するための切断ステーション25が形成されている。レーザ切断機1の機枠4の外部には、別のプロセスステーション24が設けられている。このプロセスステーション24は、たとえば搬送パレット8’,8’’の自動的なアンローディング、搬送パレット8’,8’’への素材金属薄板ボード7’,7’’の自動的なローディングならびに搬送パレット8’,8’’の一時的な静止に対して規定されている。
アンローディングステーション26では、たとえば前もって切り出された金属薄板部材を外部の選別装置(図示せず)によって選択的にアンローディングすることができる。この場合、加工された金属薄板ボード7’,7’’の残格子体は、当該のワークピース支持体に残される。補足的または択一的には、前述した中間ステーションにレーザマーキング機器(図示せず)が配置されてもよい。このレーザマーキング機器は、切断された金属薄板部材に、まず、この金属薄板部材が残格子体から取り出される前に自動的にマーキングする。
図1〜図4に示した機械的なアッセンブリの機能経過は以下の通りである。
図1では、搬送パレット8’が切断ステーション25に位置している。金属薄板ボード7’が加工される。第2の搬送パレット8’’が、ローディングステーション28として使用されるプロセスステーションに配置されている。第2の搬送パレット8’’には、金属薄板ボード7’の切断加工と同時に金属薄板ボード7’’がローディングされる。搬送パレット8’’へのローディングは、たとえば自動的なローディング装置(図示せず)のサッカフレームによって行われてよい。
切断ステーション25での金属薄板ボード7’の加工後、搬送パレット8’が矢印方向21での一方の長手方向走行によってアンローディングステーション26に走行させられる。このためには、まず、4つのレールセグメント15’〜15’’’’が昇降装置11によって搬送パレット8’と一緒に下降させられ、これによって、搬送パレット8’のXローラ19がXガイドのレール対9’に位置することになり、Yローラ20がレール対10’から解放される(図2参照)。同時にまたはすぐに続いて、アンローディングステーション26に設けられたレールセグメント16’〜16’’’’も昇降装置12によって下降させられる。長手方向走行での搬送パレット8’の搬送のためには、レール対9’で運転される搬送チェーンの連行エレメントが、搬送パレット8’に設けられた連行体に係合する。
搬送パレット8’が切断ステーション25から進出するやいなや、レールセグメント15’〜15’’’’が再びYガイドのレール対10’の高さレベルに上昇させられ、これによって、搬送パレット8’’がレールセグメント18’〜18’’’’の上昇時にローディングステーション28から一方の横方向走行によってYガイドに沿って切断ステーション25に走入することができる。この場合、搬送パレット8’’のYローラ20が、レール対9’’,9’のそれぞれ1つのレールを越えて運動させられる。搬送パレット8’’は、レール対10’に沿って運転される搬送チェーンの、搬送パレット8’’の連行エレメントに係合する連行エレメントを介して駆動される。
要するに、図3に示した状況が得られる。搬送パレット8’がアンローディングステーション26に位置しているのに対して、金属薄板ボード7’’を備えた搬送パレット8’’は、レーザ切断機1の作業領域6に設けられた切断ステーション25に配置されている。
アンローディングステーション26では、前もって切断された完成部材が金属薄板ボードの残格子体から自動化されて取り出され、事情により、自動的にマーキングもされる。
搬送パレット8’,8’’の継続走行は、前述した経過に類似して行われる。別のアンローディングステーション27として使用されるプロセスステーション24へのYガイドのレール対10’’に沿った搬送パレット8’の横方向走行のためには、まず、レールセグメント16’〜16’’’’と搬送パレット8’とがYガイドのレール対10’’の高さレベルに上昇させられ、これによって、搬送パレット8’のXローラ19がXガイドのレール対9’から解放され、搬送パレット8’がレール対10’’に沿って走行することができる(図4参照)。この場合、搬送パレット8’はYローラ20によって、レール対9’,9’’のそれぞれ1つのレールを越えて走行する。アンローディングステーション27への到達前、レールセグメント17’〜17’’’’が所属の昇降装置13によって上昇させられる(図4参照)。搬送パレット8’を搬送するためには、レール対10’’に沿って運転される搬送チェーンの連行エレメントが、搬送パレット8’に設けられた連行体に係合する。
搬送パレット8’がアンローディングステーション26から進出した場合には、レールエレメント16’〜16’’’’が再び下降させられる。これによって、いまやアンローディングステーション26への後続する搬送パレット8’’の一方の長手方向走行が可能となる。その間にアンローディングステーション27に到着した搬送パレット8’から、自動化されたアンローディング装置の取出しレーキによって、金属薄板ボード7’の残格子体が取り除かれる。
レール対9’’に沿った続く一方の長手方向走行によって、搬送パレット8’がレールセグメント17’〜17’’’’,18’〜18’’’’の下降時にローディングステーション28に到達する。そこで、搬送パレット8’に新たに、加工されていない金属薄板ボードがローディングされる。
アンローディングステーション27とローディングステーション28とが搬送軌道3に沿ってすぐ近くに設けられていることよって、ワークピース支承体への図示の機械的なアッセンブリの直接的なかつスペース節約的な結合が可能となる。アッセンブリ全体の性能、特にレーザ切断機1の使用効率は、4つのプロセスステーション24が搬送軌道3に沿って別の搬送パレット(図示せず)によって順次通走させられる場合に一層向上させられる。
図5〜図8に示した機械的なアッセンブリの搬送装置2は、搬送路に沿って循環する、図1〜図4に類似の搬送パレット8’,8’’に対する搬送軌道3を有している。同じ符号は、同じ部材を特徴付けている。
図5〜図8に示した実施例は、前述した実施例と搬送手段の構成において異なっている。4つの昇降装置11,12,13,14の代わりに、搬送手段として2つの旋回装置29,30が設けられている。両旋回装置29,30によって、Yガイドの、それぞれ1つの完全なレール対10’,10’’を旋回させることができる。それぞれ1つの旋回装置29,30によって、レール対9’,9’’,10’,10’’の2つの交差領域での搬送パレット8’,8’’の搬送を実現することができる。
レール対10’の1つのレールのそれぞれ1つの側面図を示した図6および図7には、旋回装置29,30の機能形式が明示してある。レール対9’,9’’は、ここでも、図平面に対して垂直に延びている。
旋回装置29はレール対10’を旋回軸31を中心として、固定のレール対9’,9’’の水平なレベル32を僅かに下回る旋回角α(図6参照)でかつ固定のレール対9’,9’’の水平なレベルを僅かに上回る旋回角β(図7参照)で旋回させる。レール対10’の旋回によって、このレール対10’に位置する搬送パレット8’,8’’がレール対9’,9’’に対して同時に昇降させられ、これによって、レール対9’,9’’とレール対10’との交差の領域を乗り越えることができる。旋回軸31と旋回装置29,30の駆動装置とは、防護されてプロセスステーション24の外部、特にレーザ切断機1の切断ステーション25の作業領域6の外部に位置している。
図5〜図8に示したアッセンブリの機能経過は以下の通りである。
図6では、搬送パレット8’,8’’が、図5に示した搬送パレット8’,8’’の配置事例に相応して、レール対9’,9’’とレール対10’との交差領域に位置している。この場合、両搬送パレット8’,8’’はそのXローラ19でそれぞれレール対9’,9’’に支承している。旋回装置29はレール対10’を、固定のレール対9’,9’’の高さレベルを約5゜下回る旋回角αで下降させている。レール対10’のこの位置では、まず、レール対9’に沿った搬送パレット8’の長手方向走行を衝突なしに行うことができる。
搬送パレット8’が交差領域から走出させられるやいなや、レール対10’が旋回装置29によって、固定のレール対9’,9’’の高さレベル32を上回る旋回角βで旋回させられる(図7参照)。搬送パレット8’’のXローラ19をレール対9’’のレールから上昇させるためには、約5゜の旋回角βで十分であり、これによって、搬送パレット8’’をレール対10’に沿った一方の横方向走行によって衝突なしにレール対9’,9’’を越えて走行させることができる。
こうして、まず、切断ステーション25に位置する搬送パレット8’が長手方向走行で後続のアンローディングステーション26に走行することができる。この場合、レール対10’’は第2の旋回装置30によって同じくレール対9’,9’’の下方の位置に下降させられている(旋回角α)。ローディングステーション28から切断ステーション25への搬送パレット8’’の横方向走行は、その間に再びレール対9’,9’’の水平な高さレベル32を上回る旋回角βで上昇させられたレール対10’に沿って行われる(図7参照)。
図8には、搬送パレット8’,8’’の、進行した配置事例を備えた図5に示した搬送装置2が示してある。搬送パレット8’がアンローディングステーション26に位置しているのに対して、いま、搬送パレット8’’は、レーザ切断機1の作業領域6に設けられた切断ステーション25に配置されている。
アンローディングステーション27に続いてローディングステーション28への搬送パレット8’,8’’の順次の継続走行は、前述した経過に類似して、レール対10’,10’’を交互に昇降させる旋回装置29,30の使用下で行われる。
図9に示した実施例は、レーザ切断機1の搬送装置2に関する。この搬送装置2は、搬送路に沿って延びる、前述した実施例に類似の搬送軌道3を、搬送キャリッジ35として形成された搬送器に組み合わせている。レーザ切断機1のうち、この図面には、切断ステーション25における作業領域6だけが破線で示してある。同じ符号は、ここでも、同じ部材を特徴付けている。
搬送軌道3は、慣用の形式で、個々に図示していない搬送パレット8’,8’’に対する2つのXガイドと2つのYガイドとを有している。Xガイドの部分33はレール対9’,9’’によって形成される。Xガイドの別の部分として、搬送キャリッジ35に設けられたガイド区分40が働く。このガイド区分40はレール対41として形成されている。このレール対41は搬送キャリッジ35のテーブル38の上面に組み付けられている。レール対41はレール対9’,9’’と同構造である。
図9に示した搬送軌道3のYガイドとして、レール対10’とレール対36とが設けられている。レール対10’は、搬送パレット8’,8’’を搬送するために、前述した形式でレール対9’,9’’に対して相対的に旋回することができる。レール対41が搬送キャリッジ35の上面にレール対9’,9’’と同一の高さで配置されているのに対して、レール対36はより低いレベル、有利にはレーザ切断機1の設置面に直接的に組み付けられている。基礎部分39で搬送キャリッジ35はレール対36に静止している。支承手段として、搬送キャリッジ35の基礎部分39に設けられたモータ駆動されるローラが働く。こうして、レール対36が、搬送パレット8’,8’’の1つのY搬送ラインに沿った搬送キャリッジ35に対するガイドとして働く。
搬送キャリッジ35が、図9に示した位置をとっている場合には、搬送キャリッジ35のテーブル38に設けられたレール対41が、レーザ切断機1の切断ステーション25に設けられたレール対9’に整合している。その結果、搬送パレット8’;8’’を長手方向走行によって、図9で見て上側のXガイドに沿って切断ステーション25から搬送キャリッジ35に引き渡すことができる。相応して、搬送キャリッジ35に配置された搬送パレット8’;8’’を切断ステーション25に移送することも可能である。搬送パレット8’,8’’を運動させるためには、上側のXガイドに沿って配置されたそれぞれ1つのチェーンドライブが働く。このチェーンドライブによって、搬送キャリッジ35に当該の搬送パレット8’,8’’がローディング可能となるかもしくは搬送パレット8’,8’’が搬送キャリッジ35からアンローディング可能となる。
搬送キャリッジ35は、モータ駆動されて、図9で見て右側のYガイドに沿って走行することができる。当該の走行運動は空(から)走行として実施されてよい。択一的には、搬送キャリッジ35に搬送パレット8’,8’’がローディングされていてよく、搬送キャリッジ35が搬送パレット8’,8’’をピギーバック連行することができる。
テーブル38の下側には、基礎部分39の間に生ぜしめられる、ロジスティックス目的、たとえば素材金属薄板スタック42を蓄えるための空き室が提供される。素材金属薄板スタック42がアンローディングステーション27の領域に配置されている場合には、搬送キャリッジ35が、図9に示した位置(アンローディングステーション26)に位置している場合に常に、素材金属薄板スタック42が供給・取出し構成要素に対して自由に接近可能となる。アンローディングステーション27への搬送キャリッジ35の運動時には、素材金属薄板スタック42が搬送キャリッジ35によって衝突なしに乗り越えられる。搬送キャリッジ35のテーブル38が不透過性のテーブル面を形成していることにより、搬送キャリッジ35の上面に位置する汚物、たとえばドロスまたはその他の切断廃物が、素材金属薄板スタック42の乗越え時にこの素材金属薄板スタック42に到達することが排除されている。
詳細には、図9に示した機械的なアッセンブリにおける機能経過は以下の通りである。
図1に示した搬送装置2も搬送パレット8’,8’’の循環運転を実現する。1つの搬送パレット8’がレーザ切断機1の切断ステーション25に位置している場合には、ワークピース加工の終了後、レール対10’が旋回装置29によって下降させられる。その結果、切断された金属薄板7’を備えた搬送パレット8’がレール対9’に沿って走行することができ、この場合、レール対10’を衝突なしに通過することができる。切断ステーション25の作業領域6からの搬送パレット8’の走出時には、この搬送パレット8’が、当該のチェーンドライブによって、図9によりアンローディングステーション26に位置する搬送キャリッジ35のガイド区分40に押し上げられる。
次いで、アンローディングステーション26において、前述した形式で、切断された完成部材が金属薄板ボード7’の残格子体から取り出される。次いで、一方の横方向走行によって、搬送キャリッジ35が、この搬送キャリッジ35に支承された、金属薄板ボード7’の残格子体を備えた搬送パレット8’をアンローディングステーション27にもたらす。この横方向走行時には、搬送キャリッジ35がレール対36に沿って運動させられる。アンローディングステーション27では、搬送パレット8’と金属薄板ボード7’の残格子体とを備えた搬送キャリッジ35が素材金属薄板スタック42のすぐ上方に位置している。いま、前述した形式で、金属薄板ボード7’の残格子体が搬送パレット8’から取り除かれる。
搬送キャリッジ35がアンローディングステーション27に位置している場合には、レール対41がその上面でレール対9’’に整合している。その結果、搬送パレット8’を当該のチェーンドライブによって一方の長手方向走行で搬送キャリッジ35からアンローディングすることができ、この場合、ローディングステーション28に引き込むことができる。この場合、レール対10’は旋回装置29によって下降させられている。
搬送パレット8’が搬送キャリッジ35から進出した場合には、この搬送キャリッジ35が空走行でアンローディングステーション26に戻し案内され、これによって、そこで、場合により、切断ステーション25から続く搬送パレット8’’を収容することができる。その間、搬送パレット8’には、ローディングステーション28で素材金属薄板がローディングされる。この素材金属薄板は搬送パレット8’に素材金属薄板スタック42から供給される。この金属薄板スタック42はローディングステーション28のすぐ近くに配置されている。
最終的に、素材金属薄板がローディングされた搬送パレット8’が、一方の横方向走行でローディングステーション28から切断ステーション25に運動させられる。この場合、レール対10’は旋回装置29によってレール対9’,9’’に対して上昇させられている。
前述した形式で、搬送パレット8’,8’’は個々のプロセスステーション24を通して循環運動させられる。
説明した全ての実施例は、4つのプロセスステーション24と、循環する2つの搬送パレット8’,8’’とを備えたアッセンブリに関する。しかし、本発明は、これらの実施例に限定されていない。むしろ、プロセスステーション24の異なる個数および組合せも可能である。循環する搬送パレットの個数も個別に選択可能であり、使用可能なプロセスステーション24の個数によってのみ制限されている。
搬送ラインX,Yは、説明した実施例の事例では、直線状のかつ互いに直角な経過を有している。しかし、本発明は、搬送パレット8’,8’’を、湾曲させられた搬送ラインX,Yに沿って運動させ、かつ/または搬送ラインX,Yを、直角と異なる角度を成して互いに配置する可能性も含んでいる。
レーザ切断装置と、循環する搬送軌道、第1の構成における搬送手段および第1の配置事例における走行可能な2つの搬送パレットを備えた搬送装置とを有する第1の構造の機械的なアッセンブリの平面図である。 図1に示した搬送手段を備えた搬送装置の側面図Aである。 第2の配置事例における搬送パレットを備えた図1に示した機械的なアッセンブリの平面図である。 図3に示した搬送手段を備えた搬送装置の側面図Bである。 レーザ切断装置と、循環する搬送軌道、第2の構成における搬送手段および第1の配置事例における走行可能な2つの搬送パレットを備えた搬送装置とを有する第2の構造の機械的なアッセンブリの平面図である。 第1の機能状態における搬送手段を備えた図5に示した搬送装置の側面図Aである。 第2の機能状態における搬送手段を備えた図5に示した搬送装置の側面図Aである。 第2の配置事例における搬送パレットを備えた図5に示した機械的なアッセンブリの平面図である。 搬送キャリッジの形の搬送器を備えた第3の構造の機械的なアッセンブリの搬送装置の平面図である。
符号の説明
1 レーザ切断機、 2 搬送装置、 3 搬送軌道、 4 機枠、 5 開口、 6 作業領域、 7’,7’’ 金属薄板ボード、 8’,8’’ 搬送パレット、 9’,9’’ レール対、 10’,10’’ レール対、 11 昇降装置、 12 昇降装置、 13 昇降装置、 14 昇降装置、 15’〜15’’’’ レールセグメント、 16’〜16’’’’ レールセグメント、 17’〜17’’’’ レールセグメント、 18’〜18’’’’ レールセグメント、 19 Xローラ、 20 Yローラ、 21 搬送方向、 22 分岐部、 23 矢印方向、 24 プロセスステーション、 25 切断ステーション、 26 アンローディングステーション、 27 アンローディングステーション、 28 ローディングステーション、 29 旋回装置、 30 旋回装置、 31 旋回軸、 32 レベル、 33 部分、 35 搬送キャリッジ、 36 レール対、 38 テーブル、 39 基礎部分、 40 ガイド区分、 41 レール対、 42 素材金属薄板スタック、 X 搬送ライン、 Y 搬送ライン、 α 旋回角、 β 旋回角

Claims (20)

  1. 金属薄板加工に用いられる機械的なアッセンブリであって、金属薄板加工装置(1)と、該金属薄板加工装置(1)に対して金属薄板ワークピース(7’,7’’)を位置決めするための搬送装置(2)とが設けられており、該搬送装置(2)が、1つの金属薄板ワークピース(7’,7’’)を支持するための少なくとも1つのワークピース支持体(8’,8’’)を有していることによって、金属薄板ワークピース(7’,7’’)が、第1の搬送ライン(X)と、該第1の搬送ライン(X)に対して直角に配置された第2の搬送ライン(Y)とに沿って水平方向に運動可能であり、ワークピース支持体(8’,8’’)が、搬送路に沿って運動可能であり、該搬送路が、第1の搬送ライン(X)と第2の搬送ライン(Y)とに沿って延びており、搬送路に沿って、ワークピース支持体(8’,8’’)に対して搬送軌道(3)が設けられており、該搬送軌道(3)が、搬送ライン(X)に対して平行に配置されたガイド(Xガイド)と、搬送ライン(Y)に対して平行に配置されたガイド(Yガイド)とを有している形式のものにおいて、少なくとも1つの別のXガイドと、少なくとも1つの別のYガイドとが設けられており、これにより存在する少なくとも2つのXガイドと少なくとも2つのYガイドとが、ワークピース支持体(8’,8’’)をXガイドとYガイドとに沿って循環運動させることができるように配置されていて、搬送手段によって互いに連結されており、ワークピース支持体(8’,8’’)が、搬送手段によって選択可能にXガイドまたはYガイドに対応配置可能であることを特徴とする、金属薄板加工に用いられる機械的なアッセンブリ。
  2. 搬送装置(2)が、ワークピース支持体(8’,8’’)に対する搬送器(35)を有しており、該搬送器(35)に、搬送路に沿ったワークピース支持体(8’,8’’)の運動下で、該ワークピース支持体(8’,8’’)がローディング可能であり、搬送器(35)が、ローディング後、ワークピース支持体(8’,8’’)と一緒に搬送路に沿って運動可能であり、かつ/またはワークピース支持体(8’,8’’)が、搬送路に沿ったワークピース支持体(8’,8’’)の運動下で、該ワークピース支持体(8’,8’’)がローディングされた搬送器(35)からアンローディング可能である、請求項1記載の機械的なアッセンブリ。
  3. ワークピース支持体(8’,8’’)に対する搬送軌道(3)が、搬送器(35)に設けられた少なくとも1つのガイド区分(40)の範囲に設けられている、請求項2記載の機械的なアッセンブリ。
  4. 搬送軌道(3)の、搬送器(35)に設けられた1つのガイド区分(40)が、残りの搬送軌道(3)の部分(33)と同構造である、請求項1から3までのいずれか1項記載の機械的なアッセンブリ。
  5. ワークピース支持体(8’,8’’)に対する搬送軌道(3)が、部分的に搬送器(35)に対するガイド(36)によって形成されている、請求項2から4までのいずれか1項記載の機械的なアッセンブリ。
  6. 搬送器(35)に設けられたガイド区分(40)と、搬送器(35)に対するガイド(36)とが、鉛直方向で互いにずらされている、請求項3から5までのいずれか1項記載の機械的なアッセンブリ。
  7. 搬送器(35)にワークピース支持体(8’,8’’)がローディング可能であるかまたは搬送器(35)が、ワークピース支持体(8’,8’’)からアンローディング可能であることによって、ワークピース支持体(8’,8’’)が、選択的に搬送軌道(3)の一方のXガイドまたは一方のYガイドに対応配置可能である、請求項2から6までのいずれか1項記載の機械的なアッセンブリ。
  8. ワークピース支持体(8’,8’’)および/または搬送器(35)が、支承手段を有しており、該支承手段によって、ワークピース支持体(8’,8’’)および/または搬送器(35)が、搬送軌道(3)の一方のXガイドまたは一方のYガイドに対して運動可能である、請求項1から7までのいずれか1項記載の機械的なアッセンブリ。
  9. ワークピース支持体(8’,8’’)および/または搬送器(35)が、一方のXガイドに対応配置されたX支承手段(19)と、一方のYガイドに対応配置されたY支承手段(20)とを有している、請求項8記載の機械的なアッセンブリ。
  10. 支承手段としてローラが設けられている、請求項8または9記載の機械的なアッセンブリ。
  11. XガイドとYガイドとが、それぞれ1つのレールまたはレール対(9’,9’’,10’,10’’,36,41)を有している、請求項1から10までのいずれか1項記載の機械的なアッセンブリ。
  12. ワークピース支持体(8’,8’’)および/または搬送器(35)をXガイドまたはYガイドに支承するためのローラが、搬送方向(21)に並列させられたローラ対を形成している、請求項1から11までのいずれか1項記載の機械的なアッセンブリ。
  13. 搬送手段が、昇降装置(11,12,13,14)を有しており、該昇降装置(11,12,13,14)によって、一方のXガイドと一方のYガイドとが、互いに相対的に高さ調節可能である、請求項1から12までのいずれか1項記載の機械的なアッセンブリ。
  14. 搬送手段が、旋回装置(29,30)を有しており、該旋回装置(29,30)によって、一方のXガイドと一方のYガイドとが、互いに相対的に旋回可能である、請求項1から13までのいずれか1項記載の機械的なアッセンブリ。
  15. XガイドとYガイドとが、それぞれ異なる高さに配置されており、搬送手段として設けられた昇降装置(11,12,13,14)によって、XガイドのガイドセグメントまたはYガイドのガイドセグメント(15’〜15’’’’,16’〜16’’’’,17’〜17’’’’,18’〜18’’’’)が高さ調節可能である、請求項13記載の機械的なアッセンブリ。
  16. 搬送手段として設けられた旋回装置(29,30)によって、XガイドのガイドセグメントまたはYガイドのガイドセグメントが旋回可能である、請求項14記載の機械的なアッセンブリ。
  17. ワークピース支持体(8’,8’’)に対する駆動装置が設けられており、該駆動装置が、一方のXガイドおよび/または一方のYガイドに対応配置されたそれぞれ1つの駆動手段、有利にはそれぞれ1つのチェーンドライブを有している、請求項1から16までのいずれか1項記載の機械的なアッセンブリ。
  18. 搬送器(35)が、モータ駆動装置を有している、請求項2記載の機械的なアッセンブリ。
  19. 1つまたはそれ以上の搬送手段が、選択的にかつ有利には電気的、ニューマチック的またはハイドロリック的に駆動可能である、請求項1から18までのいずれか1項記載の機械的なアッセンブリ。
  20. 搬送ライン(X,Y)に沿って、複数の金属薄板加工装置(1)および/またはハンドリング構成要素が配置されている、請求項1から19までのいずれか1項記載の機械的なアッセンブリ。
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