JP2009099642A - 電子部品収納用パッケージ - Google Patents

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英孝 西島
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Abstract

【課題】セラミック基体に設ける貫通孔や、切り欠き部に集中する熱応力によるクラック発生を防止できる電子部品収納用パッケージを提供する。
【解決手段】上面に電子部品12を搭載するための搭載部13を有し、上面から下面にかけて設けられる貫通孔14を有する略平板状のセラミック基体11と、セラミック基体11の上面外周部に設けられる窓枠状の枠体16とで形成される空間17に電子部品12を収納する電子部品収納用パッケージ10において、セラミック基体11の下面側の貫通孔14の外周部に同心状のメタライズ膜18を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体素子や、水晶振動子等の電子部品を収納するための電子部品収納用パッケージに関する。
近年、半導体素子や、水晶振動子等の電子部品を収納させるための電子部品収納用パッケージは、電子部品を搭載させた装置、例えば、携帯電話や、パソコン等の高信頼性化の要求に伴い、ますます高信頼性化への対応が迫られている。これに対応させるための電子部品収納用パッケージには、気密信頼性の高い略平板状をしたセラミック製の基体と、窓枠状をしたセラミック製や、金属製の枠体を用いて形成された空間に電子部品を収納できるようにしたものがある。
図3(A)〜(C)を参照しながら、この従来の電子部品収納用パッケージを説明する。ここで、図3(A)は従来の電子部品収納用パッケージの上面側の拡大平面図、図3(B)は同電子部品収納用パッケージの下面側の拡大平面図、図3(C)は同電子部品収納用パッケージのC−C’線縦断面図である。
図3(A)〜(C)に示すように、この従来の電子部品収納用パッケージ50は、略平板状のセラミック基体51に、その上面に電子部品52を接合させて搭載するための搭載部53を有し、上面から下面にかけて設けられる貫通孔54を有している。このセラミック基体51は、通常、アルミナ(Al)や、窒化アルミニウム(AlN)等からなる複数枚のそれぞれのセラミックグリーンシートに搭載部53用や、外部接続パッド55用や、上下層の導通を形成するためのビア(図示せず)用等の導体印刷パターンを形成した後、複数枚を重ね合わせた積層体を焼成することで形成されている。また、このセラミック基体51の貫通孔54は、通常、上面側の孔径より下面側の孔径が途中で大きくなる段差を有し、貫通孔54壁面や、段差にメタライズパターン(図示せず)を設けている。
また、上記の電子部品収納用パッケージ50は、セラミック基体51と同じセラミック製や、セラミックと熱膨張係数が近似する金属製の窓枠状をした枠体56がセラミック基体51の上面外周部に設けられている。そして、電子部品収納用パッケージ50には、セラミック基体51の上面と、枠体56の内周壁面で形成される空間57に電子部品52が収納されるようになっている。電子部品52が収納された電子部品収納用パッケージ50は、枠体56の上面に蓋体(図示せず)が接合されるようになっている。更に、蓋体が接合された電子部品収納用パッケージ50は、貫通孔54を介して空間57を真空に排気した後、貫通孔54を金−ゲルマニウム合金等のろう材を溶融させて充填することで塞ぎ、電子部品52を気密に封止している。上記のようにして電子部品52が実装された電子部品収納用パッケージ50は、セラミック基体51の下面の外部接続パッド55で半田等を介してボード等に接合している。なお、上記の電子部品収納用パッケージ50には、セラミック基体51の外周部の、例えば、コーナーに上面から下面にかけて設けられる切り欠き部58や、辺の途中に上面から下面にかけて設けられる切り欠き部58aを有するものがある。また、上記の電子部品収納用パッケージ50には、枠体56がセラミック基体51と同じセラミック製の場合に枠体56の上面からセラミック基体51の下面に連通する切り欠き部58、58aを有するものがある。
しかしながら、上記の電子部品収納用パッケージ50は、セラミック基体51に設ける貫通孔54や、切り欠き部58、58aに、蓋体接合時や、貫通孔54閉塞時の加熱、冷却によって熱応力が集中し、貫通孔54や、切り欠き部58、58aの周縁から周辺部に延設するクラックが発生する場合があり、気密信頼性の低下となっている。
圧電振動子収納容器と称する電子部品収納用パッケージには、蓋体の接合時のセラミック基体に集中する熱応力でのクラック発生を防止するのに、セラミック基体上面と電子部品搭載部との間にセラミックコート層を設けるのが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
セラミックからなる配線基板には、マトリックス状に多数配列する外部接続パッドをボード等に接続する際に、配線基板の反り等の影響での半田ブリッジによる電気的短絡を防止するために、マトリックス状に多数配列する外部接続パッドの最外周の角部の位置に設けられた貫通孔の内壁にメタライズ導体膜を設けて基板にかかる熱応力を緩和させるのが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
また、セラミックからなる配線基板には、上記と同様な目的で、基板コーナーの切り欠き部の壁面にメタライズ導体を充填して基板にかかる熱応力を緩和させるのが提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開2002−198767号公報 特開2004−281472号公報 特開2004−288660号公報
しかしながら、前述したような従来の電子部品収納用パッケージは、次のような問題がある。
(1)特開2002−198767号公報で開示されるような電子部品収納用パッケージは、熱応力補強用のセラミックコート層がセラミック基体と同じ熱膨張係数、及び同じ強度であるので、蓋体接合時や、貫通孔閉塞時の熱応力がセラミック基体に設ける貫通孔や、切り欠き部に集中し、貫通孔や、切り欠き部の周縁から周辺部に延設するクラック発生を効果的に防止できるほどの強度を持たせることができない。
(2)特開2004−281472号公報や、特開2004−288660号公報で開示されるような電子部品収納用パッケージは、貫通孔の内壁にメタライズ導体膜を設けたり、切り欠き部の壁面にメタライズ導体を充填したりして基板全体にかかる熱応力を緩和させるものであるので、蓋体接合時や、貫通孔閉塞時の熱応力が貫通孔や、切り欠き部に集中した時の貫通孔や、切り欠き部の周縁から周辺部に延設するクラック発生を防止することができない。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであって、セラミック基体に設ける貫通孔や、切り欠き部に集中する熱応力によるクラック発生を防止できる電子部品収納用パッケージを提供することを目的とする。
前記目的に沿う本発明に係る電子部品収納用パッケージは、上面に電子部品を搭載するための搭載部を有し、上面から下面にかけて設けられる貫通孔を有する略平板状のセラミック基体と、セラミック基体の上面外周部に設けられる窓枠状の枠体とで形成される空間に電子部品を収納する電子部品収納用パッケージにおいて、セラミック基体の下面側の貫通孔の外周部に同心状のメタライズ膜を有する。
ここで、上記の電子部品収納用パッケージは、セラミック基体の外周部に上面から下面にかけて設けられる切り欠き部を有し、セラミック基体の下面側の切り欠き部の外周部に同心状のメタライズ膜を有するのがよい。
請求項1又はこれに従属する請求項2記載の電子部品収納用パッケージは、セラミック基体の下面側の貫通孔の外周部に同心状のメタライズ膜を有するので、セラミック基体の下面側の貫通孔の外周部をメタライズ膜で補強でき、蓋体接合時や、貫通孔閉塞時の加熱、冷却によってセラミック基体に設ける貫通孔に集中する熱応力によるクラック発生を防止することができる。
特に、請求項2記載の電子部品収納用パッケージは、セラミック基体の外周部に上面から下面にかけて設けられる切り欠き部を有し、セラミック基体の下面側の切り欠き部の外周部に同心状のメタライズ膜を有するので、セラミック基体の下面側の貫通孔の外周部に加えて、セラミック基体の下面側の切り欠き部の外周部もメタライズ膜で補強でき、蓋体接合時や、貫通孔閉塞時の加熱、冷却によってセラミック基体に設ける貫通孔、及び切り欠き部に集中する熱応力によるクラック発生を防止することができる。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施するための最良の形態について説明し、本発明の理解に供する。
ここに、図1(A)〜(C)はそれぞれ本発明の一実施の形態に係る電子部品収納用パッケージの上面側拡大平面図、下面側拡大平面図、A−A’線縦断面図、図2(A)〜(C)はそれぞれ同電子部品収納用パッケージの変形例の上面側拡大平面図、下面側拡大平面図、B−B’線縦断面図である。
図1(A)〜(C)に示すように、本発明の一実施の形態に係る電子部品収納用パッケージ10には、アルミナ(Al)や、窒化アルミニウム(AlN)等のセラミックからなる1枚のセラミック基板、又は複数枚(図1では2枚)のセラミック基板を重ね合わせて形成される略平板状のセラミック基体11が用いられている。このセラミック基体11には、上面に半導体素子や、水晶振動子等の電子部品12を搭載するためのセラミックと同時焼成できるタングステン(W)や、モリブデン(Mo)等の高融点の導体金属からなる搭載部13を有している。また、このセラミック基体11には、上面から下面にかけて貫通する貫通孔14を有している。セラミック基体11は、通常、Alや、AlN等からなる複数枚のそれぞれのセラミックグリーンシートに、上面に設ける搭載部13用や、下面に設ける外部接続パッド15用や、上下層の導通を形成するためのビア(図示せず)用等の導体印刷パターンをWや、Mo等からなる高融点導体金属ペーストを用いてスクリーン印刷で形成した後、複数枚を重ね合わせた積層体を焼成することで形成している。これにより、搭載部13は、外部接続パッド15と電気的に導通状態が形成されている。なお、このセラミック基体11の貫通孔14は、通常、上面側の孔径より下面側の孔径が途中で大きくなる段差を有し、貫通孔14壁面や、段差にメタライズパターン(図示せず)を設けている。
また、電子部品収納用パッケージ10は、セラミック基体11の上面外周部に窓枠状の枠体16を設けている。この枠体16は、セラミック基体11と同じセラミック製(図1(A)〜(C)はこの形態で図示)や、セラミックと熱膨張係数が近似する、例えば、KV(Fe−Ni−Co系合金、商品名「Kovar(コバール)」)や、42アロイ(Fe−Ni系合金)等の金属で形成されている。この枠体16をセラミック製とする場合には、セラミック基体11を作製するときのセラミックグリーンシートの複数枚を重ね合わせて積層するときに同時に重ね合わせて一体の積層体を形成し、焼成することで作製することができる。また、この枠体16を金属製とする場合には、セラミック基体11の上面外周部に形成するメタライズパターン上にろう付け接合することで作製することができる。
更に、電子部品収納用パッケージ10は、セラミック基体11の下面側の貫通孔14の外周部に下面側の貫通孔14の周縁から外側に延設する同心状のメタライズ膜18を有している。メタライズ膜18の形状、大きさは、特に限定されるものではないが、貫通孔14の周縁から外側に略同幅のリング状に形成されている。このメタライズ膜18は、セラミックグリーンシートに、セラミック基体11の上面に設ける搭載部13用や、下面に設ける外部接続パッド15用や、上下層の導通を形成するためのビア用等の導体印刷パターンをWや、Mo等からなる高融点導体金属ペーストを用いてスクリーン印刷で形成すると同様に形成して、積層、焼成して形成している。
上記の電子部品収納用パッケージ10には、セラミック基体11の上面と、枠体16の内周壁面で形成される空間17に電子部品12が収納されるようになっている。電子部品12が収納された電子部品収納用パッケージ10は、枠体16の上面に金属製の蓋体(図示せず)がろう付け接合や、セラミック製の蓋体(図示せず)がガラス付け接合等がされるようになっている。更に、蓋体が接合された電子部品収納用パッケージ10は、貫通孔14を介して空間17を排気して真空状態とした後、貫通孔14を金−ゲルマニウム合金等のろう材をレーザーで溶融させて充填することで塞ぎ、電子部品12を真空中で気密に封止している。上記のようにして電子部品12が実装された電子部品収納用パッケージ10は、セラミック基体11の下面の外部接続パッド15で半田等を介してボード等に接合することで各種電子装置に組み込んでいる。
上記の電子部品収納用パッケージ10は、電子部品12を実装して蓋体を接合させる時や、貫通孔14を閉塞させる時に、セラミック基体11に設ける貫通孔14に熱応力が集中する。しかしながら、この電子部品収納用パッケージ10には、セラミック基体11下面側の貫通孔14の外周部にメタライズ膜18が設けられているので、貫通孔14部の強度が補強され、貫通孔14部からのクラック発生を防止できるようになっている。
次に、図2(A)〜(C)を参照しながら、本発明の一実施の形態に係る電子部品収納用パッケージ10の変形例を説明する。
図2(A)〜(C)に示すように、電子部品収納用パッケージ10の変形例の電子部品収納用パッケージ10aには、電子部品収納用パッケージ10のセラミック基体11と同様に、略平板状のセラミック基体11aにアルミナ(Al)や、窒化アルミニウム(AlN)等のセラミックが用いられている。このセラミック基体11aには、セラミック基体11と同様に、上面に電子部品12を搭載するためのタングステン(W)や、モリブデン(Mo)等の高融点導体金属からなる搭載部13を有している。また、セラミック基体11aには、セラミック基体11と同様の上面から下面にかけて貫通する貫通孔14と、セラミック基体11には設けていない、外周部の、例えば、コーナーに上面から下面にかけて挿通する切り欠き部19や、辺の途中に上面から下面にかけて挿通する切り欠き部19aを有している。
セラミック基体11aは、セラミック基体11と同様に、通常、焼成前の複数枚のそれぞれのセラミックグリーンシートに、上面に設ける搭載部13用や、下面に設ける外部接続パッド15用や、上下層の導通を形成するためのビア(図示せず)用等の導体印刷パターンをWや、Mo等からなる高融点導体金属ペーストを用いてスクリーン印刷で形成した後、複数枚を重ね合わせた積層体を焼成することで形成している。なお、このセラミック基体11aの貫通孔14は、通常、セラミック基体11の場合と同様に、上面側の孔径より下面側の孔径が途中で大きくなる段差を有し、貫通孔14壁面や、段差にメタライズパターン(図示せず)を設けている。
また、電子部品収納用パッケージ10aは、電子部品収納用パッケージ10と同様に、セラミック基体11aの上面外周部に窓枠状の枠体16を設けている。この枠体16は、セラミック基体11aと同じセラミック製や、セラミックと熱膨張係数が近似する、例えば、KV(Fe−Ni−Co系合金、商品名「Kovar(コバール)」)や、42アロイ(Fe−Ni系合金)等の金属(図2(A)〜(C)はこの形態で図示)で形成されている。この枠体16をセラミック製とする場合には、セラミック基体11aを作製するときのセラミックグリーンシートの複数枚を重ね合わせて積層するときに同時に重ね合わせて一体の積層体を形成し、焼成することで作製することができる。なお、枠体16をセラミック製とする場合の切り欠き部19、19aは、枠体16の上面からセラミック基体11aの下面に連通して設けることができる。また、この枠体16を金属製とする場合には、セラミック基体11aの上面外周部に形成するメタライズパターンを切り欠き部19、19aの深さの位置まで引き下げたところに形成し、このメタライズパターン上にろう付け接合するようにして作製している。
この電子部品収納用パッケージ10aは、電子部品収納用パッケージ10のセラミック基体11と同様に、セラミック基体11aの下面側の貫通孔14の外周部に下面側の貫通孔14の周縁から外側に延設する同心状のメタライズ膜18を有している。更に、電子部品収納用パッケージ10aは、セラミック基体11aの下面側の切り欠き部19、19aの外周部に下面側の切り欠き部19、19aの周縁から外側に延設する同心状のメタライズ膜18a、18bを有している。これらのメタライズ膜18、18a、18bの形状、大きさは、特に限定されるものではないが、貫通孔14の周縁から外側に略同幅のリング状や、切り欠き部19、19aの周縁から外側に略同幅の帯状に形成されている。これらのメタライズ膜18、18a、18bは、セラミックグリーンシートに、セラミック基体11aの上面に設ける搭載部13用や、下面に設ける外部接続パッド15用や、上下層の導通を形成するためのビア用等の導体印刷パターンをWや、Mo等からなる高融点導体金属ペーストを用いてスクリーン印刷で形成すると同様に形成して、積層、焼成して形成している。
上記の電子部品収納用パッケージ10aには、電子部品収納用パッケージ10の場合と同様に、セラミック基体11aの上面と、枠体16の内周壁面で形成される空間17に電子部品12が収納されるようになっている。電子部品12が収納された電子部品収納用パッケージ10aは、枠体16の上面に金属製の蓋体(図示せず)がろう付け接合や、セラミック製の蓋体(図示せず)がガラス付け接合等がされるようになっている。更に、蓋体が接合された電子部品収納用パッケージ10aは、貫通孔14を介して空間17を排気して真空状態とした後、貫通孔14を金−ゲルマニウム合金等のろう材をレーザーで溶融させて充填することで塞ぎ、電子部品12を真空中で気密に封止している。上記のようにして電子部品12が実装された電子部品収納用パッケージ10aは、セラミック基体11aの下面の外部接続パッド15で半田等を介してボード等に接合することで各種電子装置に組み込んでいる。
上記の電子部品収納用パッケージ10aは、電子部品12を実装して蓋体を接合させる時や、貫通孔14を閉塞させる時に、セラミック基体11aに設ける貫通孔14や、切り欠き部19、19aに熱応力が集中する。しかしながら、この電子部品収納用パッケージ10aには、セラミック基体11a下面側の貫通孔14や、切り欠き部19、19aの外周部にメタライズ膜18、18a、18bが設けられているので、貫通孔14部や、切り欠き部19、19aの強度が補強され、貫通孔14部や、切り欠き部19、19aからのクラック発生を防止できるようになっている。
本発明の電子部品収納用パッケージは、半導体素子や、水晶振動子等の電子部品を実装させて、気密高信頼性が要求される、例えば、携帯電話や、ノートブック型のパソコン等の電子装置に組み込まれて用いることができる。
(A)〜(C)はそれぞれ本発明の一実施の形態に係る電子部品収納用パッケージの上面側拡大平面図、下面側拡大平面図、A−A’線縦断面図である。 (A)〜(B)はそれぞれ同電子部品収納用パッケージの変形例の上面側拡大平面図、下面側拡大平面図、B−B’線縦断面図である。 (A)〜(C)はそれぞれ従来の電子部品収納用パッケージの上面側拡大平面図、下面側拡大平面図、C−C’線縦断面図である。
符号の説明
10、10a:電子部品収納用パッケージ、11、11a:セラミック基体、12:電子部品、13:搭載部、14:貫通孔、15:外部接続パッド、16:枠体、17:空間、18、18a、18b:メタライズ膜、19、19a:切り欠き部

Claims (2)

  1. 上面に電子部品を搭載するための搭載部を有し、上面から下面にかけて設けられる貫通孔を有する略平板状のセラミック基体と、該セラミック基体の上面外周部に設けられる窓枠状の枠体とで形成される空間に前記電子部品を収納する電子部品収納用パッケージにおいて、
    前記セラミック基体の下面側の前記貫通孔の外周部に同心状のメタライズ膜を有することを特徴とする電子部品収納用パッケージ。
  2. 請求項1記載の電子部品収納用パッケージにおいて、前記セラミック基体の外周部に上面から下面にかけて設けられる切り欠き部を有し、前記セラミック基体の下面側の前記切り欠き部の外周部に同心状のメタライズ膜を有することを特徴とする電子部品収納用パッケージ。
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