JP2009098759A - 円筒状容器の情報読取装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】円筒状容器に光を照射する光源と、前記円筒状容器からの反射光を受光し画像を撮像する撮像部と、前記撮像部からの画像データに基づいて円筒状容器の外周面の展開画像を生成する展開画像生成部と、前記展開画像におけるコントラストから前記読取対象を読取る情報読取部と、前記撮像部の前記反射光の受光位置を変位させる受光位置変位部と、を備え、前記光源によって照射された光の前記円筒状容器からの前記反射光のうち、前記読取対象が付された部分からの第1の反射光と、前記読取対象が付されていない部分からの第2の反射光との前記撮像部における受光量差を、前記受光位置変位部によって変化させることで前記コントラストを調整可能とする。
【選択図】図1
Description
例えば、透明ボトルの斜め下方から照明光線を照射する照明系と、透明ボトルの斜め上方から透明ボトルを撮影するデジタルカメラと、このデジタルカメラで撮影した画像データの情報表示文字部分を抽出する画像処理手段と、この画像処理手段で取得した抽出画像データに基づき、対応する文字を認識する文字認識手段とを備えるものが知られている。(例えば特許文献1参照)
本実施形態の円筒状容器の情報読取装置は、円筒状容器の外周面に付された読取対象を読取る円筒状容器の情報装置であって、前記円筒状容器に光を照射する光源と、前記光源によって照射された光の前記円筒状容器からの反射光を受光し、前記反射光に基づく画像を撮像する撮像部と、前記円筒状容器の外周面の展開画像であって前記読取対象の画像を含む展開画像を、前記撮像部からの画像データに基づいて生成する展開画像生成部と、前記展開画像におけるコントラストであって、前記読取対象部分を除いた地の部分に対する前記読取対象部分のコントラストから前記読取対象を読取る情報読取部と、前記撮像部の前記反射光の受光位置を変位させる受光位置変位部と、を備え、前記円筒状容器の高さ位置を変位させることにより、前記展開画像における前記コントラストを調整可能とするものである。
図1は、本発明の一実施形態に係る円筒状容器の情報読取装置10の全体構成を示す概略図、図2は、図1の一部を説明する斜視図、図3は、円筒状容器としてのアンプルの説明図である。
本実施形態のアンプル50は、無色透明や茶色等の透明ガラス製或いは無色透明や茶色等の透明合成樹脂製等で形成され、その表面が鏡面を有している。
支持部28は、図1及び図2に示すように、例えばアンプル50の略胴部分を載置できる程度の大きさの断面視略台形状の2つのブロック29,29で形成される。そして、ブロック29,29は、それぞれの断面視略台形状の斜辺部分を上方に向けた状態で台座26の上面の中央近傍に固設して設けられる。より詳しくは、ブロック29,29は、図2に示すように、その対向する辺どうしが貫通孔27(図1参照)の中央近傍において、離隔する離隔部31を形成するように配置される。当該離隔部31は、後述するようにアンプル50を支持部28で支持した場合に、光源12から照射される光、及び、当該照射された光のアンプル50からの反射光の通過の妨げとならないための間隙である(図1及び図2参照)。図1及び図2において、Sは離隔部31の離隔距離である。
本実施形態の容器昇降機構25は、図1に示すように、上述した長ネジ22と、台座昇降機24とを備える。台座昇降機24は、例えば長ネジ22に螺合する雌ネジ(図示しない)と、雌ネジを回転させるモータ(図示しない)とを備え、それぞれの長ネジ22に設けられている(図1参照)。そして、モータの駆動によって雌ネジが回転することで長ネジ22に沿って昇降する構成となっている。なお、モータは例えば駆動用回路(図示しない)や駆動用ボタン(図示しない)に接続され、人がボタンを押下してモータを回転させる。
このように、撮像部14は、上述した光源12によってアンプル50に照射された光の反射光を受光し、前記反射光に基づく画像を撮像するものである。そして、反射光には、上述したように正反射光成分や拡散反射光成分を含み、これらの反射光成分間の光量差によって後述する展開画像にコントラストが生じるのである。
ここで、本実施形態の円筒状容器の情報読取装置10におけるアンプル50外周面の展開画像の生成処理例について、図1〜図4を参照して簡単に説明する。図4は、アンプル50の外周面の展開画像例である。
図1に示すように、支持部28に支持したアンプル50を容器回転機構30によって回転させつつ、アンプル50の外周面に光源から光を照射しながら撮像部14により画像を撮像する。その際、光源12によって短冊状の照射エリアB(図2及び図3参照)が形成されており、一度の撮像で得られる撮像画像は、照射エリアBに相当する短冊状画像となる。いいかえると、一度の撮像で得られる撮像画像は、アンプル50の外周面をその周方向に所定の幅、具体的には短冊状の照射エリアBの略幅で周分割した短冊状画像として形成される。
次に、当該短冊状画像の画像データを受けたCPU41は、画像メモリ42の所定の領域にこれらの画像データを格納する。そして、アンプル50の回転に連れて撮像位置をその周方向に相対的に移動させながらアンプル50が1回転するまで複数回の撮像を繰り返し、複数の短冊状画像の画像データが画像メモリ42に格納される。
図4に示す展開画像において、黒字で「A」と表示された部分が、文字(読取対象)部分Eであり、それ以外の白地の部分が、文字(読取対象)部分を除いた地の部分Fとなる。
ここで、読取対象が上述したバーコードの場合は、情報読取部16は、例えば画像のコントラストから画像に表示されたバーコードを読取り可能な公知のバーコードリーダ等で構成するのである。
また、情報読取部16を、CPUやハードディスク等を備えるコンピュータで形成し、市販のOCRアプリケーションプログラム及び/又はバーコードリーダアプリケーションプログラムを前記ハードディスクに記憶させ、これらのプログラムによりOCR装置及び/又はバーコードリーダとして機能させてもよい。
このように、情報読取部16は、上述したアンプル50の外周面の展開画像におけるコントラストであって、文字(読取対象)部分を除いた地の部分Fに対する文字(読取対象)部分Eのコントラストからその文字(読取対象)を読取ることが可能なものである。
図5において、Iは光源12からの入射光、G及びG´は正反射光成分、H及びH´は拡散反射光成分をそれぞれ示す。また、Pはアンプル50の筒長方向に垂直方向から見た前記正反射光成分G、G´の光量分布を示す(後述する図7においても同じ)。
一方、アンプル50の高さ位置をやや上昇させると、入射光Iは前記J点よりやや右側に入射し(図示しない)、上述と同様の理由により正反射光成分は撮像部14をずれて通過する。
すなわち、容器昇降機構25は、撮像部14が所定の位置に固定されていても、当該撮像部14がアンプル50からの反射光を受光する受光位置を相対的に変位させる受光位置変位部として機能するのである。
図6(a)は、撮像部14の受光位置に対する第2の反射光の受光量分布モデルを示している。図6(b)は、撮像部14の受光位置に対する第1の反射光の受光量分布モデルを示している。図6において、横軸は撮像部14の受光位置を示し、縦軸は撮像部14が受光する受光量を示す(後述する図8において同じ)。
図7(a)は、第2の反射光の受光状態の説明図、図7(b)は、アンプル50の高さ位置が図7(a)と同じ高さ位置での第1の反射光の受光状態の説明図である。図7(c)は、アンプル50の高さ位置が図7(a)の高さ位置よりやや上昇した時の第2の反射光の受光状態の説明図、図7(d)は、アンプル50の高さ位置が図7(c)と同じ高さ位置での第1の反射光の受光状態の説明図である。図8(a)は、撮像部14の受光位置に対する第2の反射光の受光量分布モデルを示している。図8(b)は、撮像部14の受光位置に対する第1の反射光の受光量分布モデルを示している。
第2実施形態における円筒状容器の情報読取装置と第1実施形態との相違点は、受光位置変位制御手段を備える点である。
図9は、本実施形態の円筒状容器の情報読取装置80の撮像部60を説明するブロック図である。図10は、第2の実施形態において実施される処理フロー例を説明するフローチャートである。
ここで、VTは、例えば上述したアンプル50外周面の展開画像(図4参照)において、文字が読取り可能となるコトラストを生じさせることが可能な程度の受光量差に対応する電圧値で設定されている。したがって、前記差分値ΔVがVT以上であればアンプル50外周面の展開画像から文字を読取ることが可能となるのである。
また、受光位置変位部は、アンプル50の高さ位置及び光源12の位置を固定したままで、撮像部14,60を移動可能とし、撮像部14が移動することで受光位置が変位する構成であってもよい。
12 光源
14、60 撮像部
16 情報読取部
25 容器昇降機構(受光位置変位部)
40 展開画像生成部
50 アンプル(円筒状容器)
61 イメージセンサ
62 コントローラ(受光位置変位制御手段)
C 文字(読取対象)が付された部分
D 文字(読取対象)が付されていない部分
E 文字(読取対象)部分
F 文字(読取対象)を除いた地の部分
G、G´ 正反射光成分(第2の反射光)
H、H´ 拡散反射光成分(第1の反射光)
Claims (5)
- 円筒状容器の外周面に付された読取対象を読取る円筒状容器の情報読取装置であって、
前記円筒状容器に光を照射する光源と、
前記光源によって照射された光の前記円筒状容器からの反射光を受光し、前記反射光に基づく画像を撮像する撮像部と、
前記円筒状容器の外周面の展開画像であって前記読取対象の画像を含む展開画像を、前記撮像部からの画像データに基づいて生成する展開画像生成部と、
前記展開画像におけるコントラストであって、前記読取対象部分を除いた地の部分に対する前記読取対象部分のコントラストから前記読取対象を読取る情報読取部と、
前記撮像部の前記反射光の受光位置を変位させる受光位置変位部と、を備え、
前記光源によって照射された光の前記円筒状容器からの前記反射光のうち、前記読取対象が付された部分からの第1の反射光と、前記読取対象が付されていない部分からの第2の反射光との前記撮像部における受光量差を、前記受光位置変位部によって変化させることで前記コントラストを調整可能とすることを特徴とする円筒状容器の情報読取装置。 - 前記第2の反射光は、その反射光の成分に正反射光成分を含み、前記受光位置変位部により前記撮像部の受光位置を変位させることで前記撮像部における前記第2の反射光の受光量が変化することを特徴とする請求項1に記載の円筒状容器の情報読取装置。
- 前記円筒状容器の筒長方向を略水平方向にして配置させつつ前記円筒状容器を筒長方向の中心軸周りに回転させる容器回転機構を備え、前記円筒状容器の下方に前記光源及び前記撮像部を配置したことを特徴とする請求項1又は2に記載の円筒状容器の情報読取装置。
- 前記受光位置変位部は、前記円筒状容器の高さ位置を変位させる容器昇降機構であることを特徴とする請求項3に記載の円筒状容器の情報読取装置。
- 前記撮像部にはイメージセンサが備えられ、前記イメージセンサからの信号に応じて前記撮像部の受光位置を変位させる受光位置変位制御手段を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の円筒状容器の情報読取装置。
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JP2012194779A (ja) * | 2011-03-16 | 2012-10-11 | Toshiba Corp | 円筒状容器の識別番号検査方法 |
JP2019120754A (ja) * | 2017-12-28 | 2019-07-22 | シヤチハタ株式会社 | 撮像装置 |
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