JP2009097107A - 織物 - Google Patents

織物 Download PDF

Info

Publication number
JP2009097107A
JP2009097107A JP2007268646A JP2007268646A JP2009097107A JP 2009097107 A JP2009097107 A JP 2009097107A JP 2007268646 A JP2007268646 A JP 2007268646A JP 2007268646 A JP2007268646 A JP 2007268646A JP 2009097107 A JP2009097107 A JP 2009097107A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yarn
stretch
yarns
fabric
woven fabric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007268646A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Takai
憲治 高井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiichi Orimono KK
Original Assignee
Daiichi Orimono KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daiichi Orimono KK filed Critical Daiichi Orimono KK
Priority to JP2007268646A priority Critical patent/JP2009097107A/ja
Publication of JP2009097107A publication Critical patent/JP2009097107A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Woven Fabrics (AREA)

Abstract

【課題】
織物生地の吸汗性や通気性が失われないようにして、じめじめする梅雨場や夏場等における寝苦しさを低減することができる寝具類等に好適であり、しかもデザインの自由度が高くて商品価値の高い織物を提供する。
【解決手段】
経糸2と緯糸3よりなる織物の生地1であって、生地における経糸2、緯糸3の糸列における一方あるいは両方の糸列に伸縮性を有する伸縮糸3aを、この伸縮糸が平行をなす糸列に対して所定間隔を置いて配し、かつ伸縮糸は通常では収縮していて、伸縮糸と同じ方向に通っている他の経糸または緯糸をこの伸縮糸の伸縮方向に弛ませて生地に皺を生じさせた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、通気性や吸汗性に優れる寝具類等に好適な織物に関する。
従来、じめじめして寝苦しい梅雨時やさらに暑さが加わり大に寝苦しくなる夏場に用いるシーツ等の寝具の生地には、身体に触れた際にさらっと感と涼しさ与えるように扁平で薄いものが好まれる傾向にある。
しかしながら、上述したシーツ等の寝具は扁平で薄い生地であるため、睡眠中に身体から出た汗を十分には吸収しきれず、寝具の通気性が失われて身体から出る熱の外部発散が非常に小になって快適に眠れないことがあった。
そして、吸汗性を有する織物には、例えば特許文献1のようなものがある。
特開2004−52191号公報(第1〜7頁、図1)
本発明は、織物生地の吸汗性や通気性が失われないようにして、じめじめする梅雨場や夏場等における寝苦しさを低減することができる寝具類等に好適な織物を提供できるようにした。
上述した課題を解決するために、本発明に係る織物は、経糸と緯糸よりなる織物の生地であって、生地における経糸、緯糸の糸列における一方あるいは両方の糸列に伸縮性を有する伸縮糸を、この伸縮糸が平行をなす糸列に対して所定間隔を置いて配し、かつ伸縮糸は通常では収縮していて、伸縮糸と同じ方向に通っている他の経糸または緯糸をこの伸縮糸の伸縮方向に弛ませて生地に皺を生じさせたものとしてある。
また、前記伸縮糸は直交する緯糸または経糸の糸列に対し、所定本数の緯糸または経糸を跨いでこれら緯糸または経糸に絡合するように構成し、また前記伸縮糸を、隣り合う伸縮糸の絡合間隔と所要の位相差もたせた構成のものとしてある。
本発明の織物によれば、生地に生じさせた皺で生地表面が凹凸となるので、本織物を寝具類の一つであるシーツに用いた場合、敷布団上におけるシーツの生地面積がこの生地表面に形成されている多数の皺状箇所の生地分だけ増加するためシーツの生地面積が非常に大になり、したがって睡眠中に身体から出た汗をより多く吸収することができる。
そして、上述するように汗を多く吸収できることからシーツが汗によって湿ることも少なくなり、したがって身体から出る熱の外部発散を大にできる。
また、シーツ上の身体とシーツとが接触している部分においても、シーツにおける生地表面の皺は平坦に潰れずに皺部分の生地が不規則に重なるようにして潰れるため、潰れて重なったシーツ生地の隙間からも身体から出る熱を外部に発散させることができるので、じめじめしている梅雨時や暑い夏場での寝苦しさを抑えることができる。
さらには、生地に生じさせた皺で生地表面が凹凸となるので、この凹凸の皺部分でパジャマから露出する腕や足等の肌に適度な刺激を与えることができ、より快適な寝心地を提供できる。
また、伸縮糸の絡合間隔や、隣り合う伸縮糸の絡合間隔の位相を変化させることにより、バリエーションに富んだ凹凸のデザインを演出することができ、本発明の織物を使用した寝具等の商品の価値を向上させることができる。
以下、本発明の織物を添付図面に基づいて説明する。
実施例における符号1は、経糸2と緯糸3とによる織物の生地を示し、また、経糸2は伸縮しないかあるいはあまり伸縮しない糸(以下、非伸縮糸と呼ぶ)、緯糸3における符号3aの糸は伸縮糸、符号3bの糸は伸縮しない非伸縮糸を示している。
生地1は、非伸縮糸の経糸2と、非伸縮糸3bの間に所定間隔をおいて伸縮糸3aを配している緯糸3とで織り上げられている。
また、伸縮糸3aは経糸2、2に対して所定の間隔をおいて絡合せしめてある。
そして図2、図3に示すように、生地1の緯糸3における伸縮糸3aは通常では図中の矢印A方向に収縮していて、非伸縮糸からなる経糸2を図中の矢印A方向に寄せている。
これにより、緯糸3における非伸縮糸3bが伸縮糸3aの収縮方向すなわち図中の矢印A方向に弛まされて経糸2(非伸縮糸)と緯糸3における非伸縮糸3bとで織られた部分の生地1が弛んで皺4となり、生地1の表裏に皺4(図2参照)による凹凸が形成されるようにしている。
そして、通常では収縮している緯糸3における伸縮糸3aが収縮方向とは逆の糸の長手方向である図中の矢印B方向に引っ張られた場合は、図4、図5に示すように、経糸2(非伸縮糸)と緯糸3における非伸縮糸3bとで織られた部分における生地1の弛みからなる皺4が解消できるまで伸びるようにしている。
図6は、本発明に係る織物を用いたシーツ5であり、図に示すシーツ5は、布団にシーツ5を装着した際、本発明に係る織物(生地1)が布団の上に位置するように構成しているものを示している。
そして、緯糸3の糸列における非伸縮糸3bの間に所定間隔を置いて配する伸縮糸3aの間隔を、例えば3列や10列置きに配して非伸縮糸の弛み加減を調整して生地1の表面に形成される皺4の範囲や皺の大きさ、凹凸量を調整して風合いを変える場合もある。
また、実施例では緯糸3の糸列に伸縮糸3aを配しているが、緯糸3の糸列ではなく経糸2の糸列に伸縮糸を配したり、また、経糸2と緯糸3の糸列いずれにも伸縮糸を配したりする場合もある。
そして、前述する経糸2と緯糸3の糸列それぞれに伸縮糸を配した場合は生地1が縦横の2方向から弛んで皺4となるので、この皺4による凹凸が、実施例の縦もしくは横の1方向から弛んで皺4となり生じた凹凸よりもはっきりと形成することができて、この生地1をシーツ4に用いると、コシのある凹凸の皺4が身体を押して、あたかも指圧を受けるような新規な肌触りを有するシーツ4にすることもできる。
また、隣り合う伸縮糸2a、2aどうしの絡合間隔の位相を同じにすると、カーテン状の襞が形成されるが、これらの位相を異ならしめることにより、凹凸を千鳥状に現出させることもでき、多種多様なデザインの要求に対応させることができる。
本発明に係る織物の実施例を示す斜視図。 伸縮糸を収縮させた状態における織物の一部拡大平面図。 伸縮糸の収縮状態を緯糸の走行方向に沿って示す一部拡大縦断面図。 伸縮糸を伸張させた状態における織物の一部拡大平面図。 伸縮糸の伸張状態を緯糸の走行方向に沿って示す一部拡大縦断面図。 本発明に係る織物を使用したシーツの一例を示す斜視図。
符号の説明
1 生地
2 経糸
3 緯糸
3a 伸縮糸
3b 非伸縮糸
4 皺
5 シーツ

Claims (3)

  1. 経糸と緯糸よりなる織物の生地であって、生地における経糸、緯糸の糸列における一方あるいは両方の糸列に伸縮性を有する伸縮糸を、この伸縮糸が平行をなす糸列に対して所定間隔を置いて配し、かつ伸縮糸は通常では収縮していて、伸縮糸と同じ方向に通っている他の経糸または緯糸をこの伸縮糸の伸縮方向に弛ませて生地に皺を生じさせてなる織物。
  2. 前記伸縮糸は直交する緯糸または経糸の糸列に対し、所定本数の緯糸または経糸を跨いでこれら緯糸または経糸に絡合するように構成してなる請求項1に記載の織物。
  3. 前記伸縮糸を、隣り合う伸縮糸の絡合間隔と所要の位相差もたせてなる請求項2に記載の織物。
JP2007268646A 2007-10-16 2007-10-16 織物 Pending JP2009097107A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007268646A JP2009097107A (ja) 2007-10-16 2007-10-16 織物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007268646A JP2009097107A (ja) 2007-10-16 2007-10-16 織物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009097107A true JP2009097107A (ja) 2009-05-07

Family

ID=40700379

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007268646A Pending JP2009097107A (ja) 2007-10-16 2007-10-16 織物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009097107A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9885130B2 (en) 2010-02-26 2018-02-06 Sanko Tekstil Isletmeleri Sanayi Ve Woven fabric that looks and performs like a knitted fabric and method of making thereof
CN114438644A (zh) * 2022-02-23 2022-05-06 常州市东吴纺织品有限公司 一种特别松软厚的织物及其织造方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4113575Y1 (ja) * 1964-08-28 1966-06-25
JPH08127938A (ja) * 1994-10-26 1996-05-21 Masato Araki ゆはたギンガム、その製造方法及びその製造装置
JP2005146496A (ja) * 2003-10-22 2005-06-09 Teijin Fibers Ltd ストレッチ織物およびその製造方法および繊維製品
JP2006265757A (ja) * 2005-03-23 2006-10-05 Teijin Fibers Ltd 吸水により立体的に構造変化する布帛および繊維製品

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4113575Y1 (ja) * 1964-08-28 1966-06-25
JPH08127938A (ja) * 1994-10-26 1996-05-21 Masato Araki ゆはたギンガム、その製造方法及びその製造装置
JP2005146496A (ja) * 2003-10-22 2005-06-09 Teijin Fibers Ltd ストレッチ織物およびその製造方法および繊維製品
JP2006265757A (ja) * 2005-03-23 2006-10-05 Teijin Fibers Ltd 吸水により立体的に構造変化する布帛および繊維製品

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9885130B2 (en) 2010-02-26 2018-02-06 Sanko Tekstil Isletmeleri Sanayi Ve Woven fabric that looks and performs like a knitted fabric and method of making thereof
US10221506B2 (en) 2010-02-26 2019-03-05 Sanko Tekstil Isletmeleri San. Ve Tic. A.S. Method of making woven fabric that performs like a knitted fabric
US11519108B2 (en) 2010-02-26 2022-12-06 Sanko Tekstil Isletmeleri San. Ve Tic. A.S. Woven fabric that looks and performs like a knitted fabric and method of making thereof
CN114438644A (zh) * 2022-02-23 2022-05-06 常州市东吴纺织品有限公司 一种特别松软厚的织物及其织造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10034552B2 (en) Performance bed sheets
ES2385916T3 (es) Cubrecolchón con paneles extremos compuestos con ajuste mejorado
JP4094636B2 (ja) 織物
JP5999744B1 (ja) 多重ガーゼの製織方法および多重ガーゼ織物
JP2018535062A5 (ja)
US20180344049A1 (en) Mattress cover
JP5656315B2 (ja) 経編み起毛布帛
JP5339175B2 (ja) 寝具用シーツ
JP2009097107A (ja) 織物
US20170354276A1 (en) Bed sheets
JP2011252249A (ja) 羽毛の吹き出し防止構造
US20230160113A1 (en) Multilayer weft-knitted fabrics for mattress covers
US11647851B1 (en) Bedding apparatus and method of making same
JP3104242U (ja) 伸縮性生地及び伸縮性筒状織物
JP6792127B1 (ja) 中材布帛
JP6248949B2 (ja) 寝具
JP2007039822A (ja) 二重織物
CN206913857U (zh) 一种超高弹针织带
JP5026615B1 (ja) マットレス用シーツ及びその製造方法
JP7430951B1 (ja) 上掛け用寝具
JP3222119U (ja) 脇ボタン付きタオルストール
ES2886349T3 (es) Plisado de prendas de vestir
JP3056980U (ja) 寝具用布
CN206493650U (zh) 一种透气面料
JP3870341B2 (ja) 掛布団

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20091005

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101007

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120110

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120724