JP2009095374A - 棚装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】棚板を安定的に且つ容易に支持することができる棚装置を提供すること。
【解決手段】脚体4と、脚体4に設けられ上方に延びる支柱3と、支柱3に支持される棚板6と、を備えた棚装置であって、支柱3の外周面に、支柱3の中心線から放射方向に向けて開口し軸方向に延設された溝部10が、周方向に複数形成されており、前端が放射方向に延びるブラケット7が、周方向に隣り合った溝部10に支持され、棚板6は、ブラケット7を介し支柱3に取外し可能に支持されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、脚体と、この脚体に固着され上方に延びる支柱と、この支柱に支持される棚板と、を備えた棚装置に関する。
従来の棚装置は、前面に開口する溝部を有した左右一対の支柱に対し、前方に延びるブラケットがそれぞれ支持されており、このように幅方向に離間し前後方向に延びるブラケットに対し、棚板を位置決めするとともに、有頭ねじ等の取付手段により取付け、棚板を安定的に支持している(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−345609号公報(第3頁、第1図)
しかしながら、特許文献1にあっては、安定性の確保のために左右方向に離間して立設した支柱に対し、棚板の左右両側部をそれぞれ位置決めする必要があるため、これら支柱の離間寸法若しくはブラケットの取付けに一定の精度が要求され、棚板の取付けに際し手間がかかる虞が生じていた。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、棚板を安定的に且つ容易に支持することができる棚装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の棚装置は、
脚体と、該脚体に設けられ上方に延びる支柱と、該支柱に支持される棚板と、を備えた棚装置であって、
前記支柱の外周面に、該支柱の中心線から放射方向に向けて開口し軸方向に延設された溝部が、周方向に複数形成されており、前端が前記放射方向に延びるブラケットが、周方向に隣り合った前記溝部に支持され、前記棚板は、該ブラケットを介し前記支柱に取外し可能に支持されていることを特徴としている。
この特徴によれば、支柱の周方向に隣り合った溝部に支持され、それぞれ放射方向に延びる一対のブラケットが、前後方向且つ左右方向に延びる上面視略ハ字形状に配置されることで、一本の支柱に対し上面視略ハ字形状に支持された一対のブラケットにより、棚板を前後方向及び左右方向に安定的に、且つ容易に支持できる。また、ブラケットを支持している溝部を、棚板の正面視において正面位置を避けて配置できるため、棚板上の載置物が溝部内に混入してしまうことを防止できるばかりか、棚板の取付けに供する溝部が視認し難くなり、目立つことなく外観体裁が良い。
本発明の請求項2に記載の棚装置は、請求項1に記載の棚装置であって、
前記棚板の下面及び前記ブラケットの上面のうちいずれか一方に設けられ、上下方向に向けて開口する大径部及び該大径部に連続して開口する小径部から成る互いに略平行に配置された一対の長孔と、前記棚板の下面及び前記ブラケットの上面のうち他方に設けられ、前記大径部に挿通可能、かつ小径部に係止可能に形成された上下方向に延びる一対の係止片と、から成る位置決め手段を備え、
前記係止片を前記大径部側に挿通した状態で、前記棚板を前記支柱に向けてスライド移動することで前記係止片が前記小径部に係止され、前記棚板が前記ブラケットに対し位置決めされることを特徴としている。
この特徴によれば、係止片が大径部に挿通されるようにブラケットの上面に棚板を載置した後、該棚板を支柱に向けてスライド移動するだけで、係止片を小径部に確実に係止させることができるため、上面視略ハ字形状に配置される一対のブラケットに対して棚板を簡単に位置決めすることができる。
本発明の請求項3に記載の棚装置は、請求項2に記載の棚装置であって、
前記棚板の後端部に、前記支柱の外周面に沿って切り欠かれた切欠き部が形成されており、前記位置決め手段により前記棚板が前記ブラケットに対し位置決めされた状態で、前記切欠き部が前記支柱の外周面に当接することを特徴としている。
この特徴によれば、棚板の後端部に形成された切欠き部を目印にして、この切欠き部が支柱の外周面に当接する方向に棚板をスライド移動するだけで、ブラケットに対し棚板を容易に位置決めできる。
本発明の請求項4に記載の棚装置は、請求項2または3に記載の棚装置であって、
前記棚板の下面若しくは前記ブラケットの上面に取付凹部が形成されるとともに、前記長孔が形成された取付具が前記取付凹部を被覆しており、前記取付具は、前記長孔の前記大径部側の内面が前記小径部側の内面よりも前記取付凹部の底面に対し離間し、且つ前記取付具の内面が、前記長孔の大径部側から小径部側にかけて前記取付凹部の底面に対し傾斜した傾斜面であって、
前記係止片は、前記大径部よりも小径で且つ前記小径部よりも大径の頭部を有し、
前記棚板は、前記係止片の頭部が前記長孔の前記大径部側で嵌合された状態で、該棚板を移動させ、前記係止片の頭部が前記長孔の前記小径部側で嵌合された状態で、前記取付凹部の底面と前記取付具の内面との間で保持されて、前記ブラケットに対し位置決めされることを特徴としている。
この特徴によれば、棚板を移動させるだけで、取付凹部の底面と取付具の内面との間で保持させ、この保持によりブラケットに対し棚板を位置決めできるため、例えば支柱の上端部に天板を設けた場合でも、棚板を容易にブラケットに取付けることができる。また長孔の大径部側において係止片の頭部が嵌合されている棚板を、取付凹部の底面に対し傾斜した傾斜面である取付具の内面に沿ってスムーズに移動できるばかりか、棚板の移動を利用して、傾斜面により漸次小さくなる取付凹部の底面と取付具の内面との対向面間に、係止片の頭部を挟み保持することができる。
本発明の請求項5に記載の棚装置は、請求項2ないし4のいずれかに記載の棚装置であって、
前記位置決め手段の長孔若しくは係止片が、前記ブラケットの後部において設けられているとともに、手動により取外し可能な止着具が、前記ブラケットの前部と前記棚板とを連結していることを特徴としている。
この特徴によれば、ブラケットの後部において設けられた長孔若しくは係止片に加え、手動により取外し可能な止着具を用いて、取付け易いブラケットの前部において、ブラケットと棚板とを簡単に連結することができる。
本発明の実施例を以下に説明する。
本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、先ず図1は、本発明の実施例における棚装置の全体像を示す斜視図である。図2(a)は、(b)のA−A断面図であり、(b)は、支柱の溝部を正面視した図である。図3(a)は、ブラケットの側面図であり、(b)は、同じく上面図である。図4(a)は、棚板の下面図であり、(b)は、(a)のB−B断面図である。図5(a)は、棚板をブラケットに載置する状況を示す一部断面図であり、(b)は、棚板をブラケットに取付ける状況を示す一部断面図である。図6(a)は、棚装置の正面図であり、(b)は、(a)の点線囲い部の拡大図である。図7は、本発明の変形例における棚装置を示す一部断面図である。
図1の符号1は、本発明の適用された棚装置である。棚装置1は、脚体4と、この脚体4に設けられ上方に延びる支柱3と、この支柱3に支持される棚板6と、から主として構成される。支柱3の上下方向には溝部10が延設されており、支柱3における任意の高さ位置で、後述のようにブラケット7を取付けるとともに、このブラケット7に対し棚板6を支持する。
支柱3の上端には、略中央部が固着された天板2が設けられており、その後辺に沿って把手14が備えられている。脚体4は斜め四方に延び、それぞれの先端には上下方向に回動軸が枢支された回動体5が取付けられ、このようにすることで、棚装置1は、床面上を自在に移動できるように成っている。以下、平面視天板2の前辺側を前方側、把手14が備えられた後辺側を後方側とし、左辺側を左方側、右辺側を右方側として、棚装置1における前後左右の方向を述べる。
次に、棚装置1の各部材の構造について説明する。
図1及び図2(a)、(b)に示されるように、支柱3は、その外周面が横断面視略円形に形成されるとともに、外周面に支柱3の中心線から放射方向に向けて開口する外向きコ字状であって軸方向に亘って延設された溝部10が、周方向に90度の等間隔で4条形成されている。そして各溝部10には、断面視略コ字状であって、上下方向に開口部11aが等間隔に連設されたサポート材11が嵌挿されている。このようにサポート材11が嵌挿された状態において、開口部11aは、溝部10と同様に支柱3の中心線から放射方向に向けて開口している。また、サポート材11は、支柱3の径方向に螺挿されたネジ11bにより溝部10に固着される。
また、支柱3は、アルミニウム材等を上下方向に亘って同じ断面形状の押し出し成型にすることで形成されている。このようにすることで、支柱3の上下両端に至るまで溝部10を形成でき、棚板6の取付け高さ位置の自由度が増すばかりか、支柱3の強度を軸方向に均等に保てる。
図1及び図3(a)、(b)に示されるように、ブラケット7は、側面視略L字形状に形成される部材であって、その後面には、後方且つ先端が下方に向かって延びる鉤部7aが、上記したサポート材11の開口部11aと略同じ間隔に上下方向に3箇所形成されている。また、ブラケット7上面の後部のネジ孔7bには、上方に向かって延びる係止片8が螺挿されており、前部にはネジ孔7cが形成されている。また、係止片8は、後述する棚板6下面に形成された長孔12aの大径部よりも小径で且つ小径部よりも大径の頭部8aを有する。
図1及び図4(a)、(b)に示されるように、棚板6は、下面視(上面視)左右幅方向に長寸の略長方形状であって、後辺(図示下辺)の中央部に、支柱3の外周面と同径の半円形に切り欠かれた切欠き部6aが形成されている。また、棚板6下面における後辺側の中央部寄りの2箇所に、前後方向に長寸であって底面6cを有する一対の取付凹部6bが形成されている。そして、これら取付凹部6bをそれぞれ被覆するように、取付凹部6bの底面6cに連通し上下方向を向いて開口する長孔12aを有する取付具12が、棚板6下面に止めネジ13により一対に取付けられており、この長孔12aと前記したブラケット7の係止片8とにより位置決め手段を構成している。また、棚板6下面の左右側辺寄りの略中央にネジ孔6dが形成され、棚板6上面の前辺側に左右方向に把手枠15が設けられている。
図4(a)、(b)に示されるように、棚板6の下面で取付凹部6bを被覆している取付具12について具体的に説明すると、長孔12aは、前後方向に向かって長寸に開口しているとともに、長孔12aにおける棚板6の後辺側が前辺側よりも漸次大径に成るように形成されており、更に長孔12aは、取付凹部6bの底面6cに連通している。棚板6の左右両側に形成された長孔12a、12a同士は、略平行であって、且つ棚板6の短辺に略平行に配置される。また、取付具12は、長孔12aの周縁部における棚板6後辺側の内面12cが、棚板6前辺側の内面12bよりも取付凹部6bの底面6cに対し離間している。更に、内面12cから内面12bにかけて取付凹部6bの底面6cに対し傾斜した傾斜面に成っている。また、取付具12は、取付具12の外面が棚板6の下面と略面一に位置するように、棚板6に設けられている。
次に、棚板6の組み付けについて説明する。
図1、図3(a)、及び図5(a)、(b)に示されるように、支柱3における任意の同じ高さ位置で、周方向に隣り合った溝部10に嵌挿したサポート材11の開口部11aに、ブラケット7の後端に上下方向に3箇所形成された鉤部7aをそれぞれ嵌合する。この嵌合により支柱3に支持されたブラケット7は、前後方向且つ左右方向に延び、平面視略ハ字形状に形成される。開口部11aは鉤部7aよりも上下方向に僅かに大きく開口し、鉤部7aの先端を開口部11aに支柱3の径方向に挿入してから下方に落とし込むことで、ブラケット7が開口部11aに嵌合される。
次に、図1及び図5(a)に示されるように、棚板6の切欠き部6aを支柱3の外周面に沿わせるようにして下方に降ろし、棚板6の下面をブラケット7の上面に載置するようにして棚板6をブラケット7に取付ける。具体的には、棚板6の下面に設けられた長孔12aにおける棚板6後辺側に形成された大径部に、上方に突設された係止片8の頭部8aを嵌合させる。前記大径部は、小径部よりも開口径が大きく、また取付凹部6bの底面6cと、大径部における内面12cとの離間寸法を比較的大きく取ってあるため、係止片8の頭部8aを嵌合し易い。
そして上記のように、係止片8の頭部8aが長孔12aにおける前記大径部に嵌合された状態で、図1及び図5(b)に示されるように、棚板6を後方側に向かって、より具体的には切欠き部6aが支柱3の外周面に当接する方向にスライド移動させ、係止片8の頭部8aが長孔12aにおける小径部に嵌合された状態にすることで、係止片8が、比較的離間寸法の小さい取付凹部の底面6cと小径部における内面12bとの間で保持される。このように、棚板6を後方にスライド移動させるだけで、取付凹部6bの底面6cと、取付具12の内面12bとの間で保持させ、この保持によりブラケット7に対し棚板6を位置決めできるため、本実施例のように、支柱3の上端部に天板2を設けた場合でも、天板2下方の取付け難い箇所においても棚板6を容易にブラケット7に取付けることができる。更に、長孔12aの小径部よりも大径である係止片8の頭部8aが、この小径部に嵌合されていることで、棚板6が係止片8の軸方向に抜け出してしまうことがない。
また、このように、係止片8が長孔12aの大径部に挿通されるようにブラケット7の上面に棚板6を載置した後、棚板6を支柱3に向けてスライド移動するだけで、係止片8を長孔12aの小径部に確実に係止させることができるため、上面視略ハ字形状に配置される一対のブラケット7、7に対して棚板を簡単に位置決めすることができる。
さらに、棚板6により、係止片8は隠れて見えなくなるが、2つの平行な長孔12a、12aは、棚板6の短辺に平行に前後方向に開口しているため、上面視略ハ字形状に形成されるブラケット7、7に対し、棚板6を後方、すなわち支柱3に向けてスライド移動させるだけで棚板6を位置決めできる。
また、このように、棚板6の後端部に形成された切欠き部6aを目印にして、この切欠き部6aが支柱3の外周面に当接する方向に棚板6をスライド移動するだけで、ブラケット7に対し棚板6を容易に位置決めできる。
また棚板6が、ブラケット7後端側、すなわち支柱3側に向けて移動した位置においてブラケット7により支持されるため、棚板6、及び棚板6に載置する載置物の重量により支柱3にかかるモーメントを抑えることができる。
更に、このように、長孔12aの大径部側において係止片8が嵌合されている棚板6を、取付凹部6bの底面6cに対し傾斜した傾斜面である取付具12の内面12c、12bに沿ってスムーズに移動できるばかりか、棚板6の移動を利用して、傾斜面により漸次小さくなる取付凹部6bの底面6cと取付具12の内面12bとの対向面間に、係止片8を挟み保持することができる。また、長孔12aの大径部側で係止片8が嵌合されている棚板6を、ブラケット7後端側に向けて移動するだけで、ブラケット7後端側から前端側にかけて漸次小径に成るように開口した長孔12aを備えた棚板6を、ブラケット7に固定に設けられた係止片8に沿って左右方向に調整移動することができる。
また、取付具12の外面が棚板6の下面と略面一に配置されているため、棚板6をブラケット7上面で自在に調整移動して、棚板6の下面に設けた取付具12の長孔12aをブラケット7の係止片8に嵌合させることができる。
図5(b)に示されるように、上述のように棚板6を移動することで、棚板6下面に形成されたネジ孔6dと、ブラケット7上面を貫通したネジ孔7cとが、同軸に配置されることになり、手動により取外し可能な止着具16を、ブラケット7下面側から取付け、ブラケット7と棚板6とを連結する。このようにすることで、位置決め手段を構成するブラケット7の後部において設けられた長孔12aに加え、手動により取外し可能な止着具16を用いて、取付け易いブラケット7の前部において、ブラケット7と棚板6とを簡単に連結することができる。
上述したように、支柱3の周方向に隣り合った溝部10に支持され、それぞれ放射方向に延びる一対のブラケット7、7が、前後方向且つ左右方向に延びる上面視略ハ字形状に配置されることで(図1、図7参照)、一本の支柱3に対し上面視略ハ字形状に支持された一対のブラケット7、7により、棚板6を前後方向及び左右方向に安定的に、且つ容易に支持できる。
また、棚板6が一対のブラケット7、7に対し支持され、すなわち棚板6及びブラケット7、7が一体化するために、一対のブラケット7、7のそれぞれが、棚板6を介し互いの動きを規制でき、特段の抜出し防止部材を要することなく、各ブラケット7がサポート材11の開口部11aから抜け出してしまうことを防止できる。
また、図6(a)、(b)に示されるように、ブラケット7を支持している溝部10を、棚板6の正面視において正面位置を避けて配置できるため、棚板6上の載置物が溝部10内に混入してしまうことを防止できるばかりか、棚板6の取付けに供する溝部10が視認し難くなり、目立つことなく外観体裁が良い。
また、棚板6は、支柱3の溝部10に嵌挿されたサポート材11の上下方向に連設された開口部11aの任意の高さ位置に複数枚取付けることができる。更に、周方向に90度間隔に4箇所形成された溝部10のうち、正面側の2箇所の溝部10にブラケット7を設け、このブラケット7に前方に延びる棚板6を設置するのみでなく、この棚板6の上方若しくは下方において、例えば左方側の2箇所にブラケット7を設け、このブラケット7に左方に延びる棚板6を設置してもよい(図7参照)。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、上記実施例では、支柱3の外周面が断面視略円形状であって、この外周面に溝部10が形成されているが、例えば本発明の変形例として図7に示されるように、支柱23の外周面が断面視略正方形であって、この外周面の角部に溝部30が形成されているとともに、支柱3の断面視形状に沿って棚板26に矩形状の切欠き部26aが形成され、棚板26がブラケットを介して支柱3に取付けられていてもよい。
また、上記実施例では、支柱の外周面に略90度の等間隔で4条の溝部10が形成されているが、溝部の間隔の角度若しくは条数は、本実施例に限られず、例えば溝部は、60度間隔で6箇所形成されていてもよいし、120度間隔で3箇所形成されていてもよい。また溝部は、少なくとも2条形成されていればよく、例えば棚装置の左右側若しくは背面側に、溝部が形成されていなくてもよい。
また、上記実施例では、支柱3の外周面に形成された溝部10に対しサポート材11が嵌挿され、このサポート材11に開口された開口部11aにブラケット7が取付けられているが、例えば、支柱の外周面に、ブラケットを嵌合可能な開口部が軸方向に連続して形成されていてもよい。
更に、上記実施例では、棚板6の下面に、位置決め手段である長孔12aを有する取付具12が設けられ、ブラケット7上面に、位置決め手段である係止片8が設けられているが、一対の位置決め手段の構成は、本実施例に限られず、例えば、棚板の下面に係止片が設けられるとともに、ブラケット上面に長孔が設けられていてもよい。
また、上記実施例では、支柱3の上端に天板2が固着されているが、例えば天板は、棚板6と同様の構造で支柱3に対しブラケットを介して取付けられていてもよいし、更に、支柱の上端には、天板に替わる他の部材が設けられていてもよい。
本発明の実施例における棚装置の全体像を示す斜視図である。 (a)は、(b)のA−A断面図であり、(b)は、支柱の溝部を正面視した図である。 (a)は、ブラケットの側面図であり、(b)は、同じく上面図である。 (a)は、棚板の下面図であり、(b)は、(a)のB−B断面図である。 (a)は、棚板をブラケットに載置する状況を示す一部断面図であり、(b)は、棚板をブラケットに取付ける状況を示す一部断面図である。 (a)は、棚装置の正面図であり、(b)は、(a)の点線囲い部の拡大図である。 本発明の変形例における棚装置を示す一部断面図である。
符号の説明
1 棚装置
2 天板
3 支柱
4 脚体
6 棚板
6a 切欠き部
6b 取付凹部
6c 底面
7 ブラケット
8 係止片
8a 頭部
10 溝部
11 サポート材
11a 開口部
12 取付具
12a 長孔
12b 内面
12c 内面
16 止着具

Claims (5)

  1. 脚体と、該脚体に設けられ上方に延びる支柱と、該支柱に支持される棚板と、を備えた棚装置であって、
    前記支柱の外周面に、該支柱の中心線から放射方向に向けて開口し軸方向に延設された溝部が、周方向に複数形成されており、前端が前記放射方向に延びるブラケットが、周方向に隣り合った前記溝部に支持され、前記棚板は、該ブラケットを介し前記支柱に取外し可能に支持されていることを特徴とする棚装置。
  2. 前記棚板の下面及び前記ブラケットの上面のうちいずれか一方に設けられ、上下方向に向けて開口する大径部及び該大径部に連続して開口する小径部から成る互いに略平行に配置された一対の長孔と、前記棚板の下面及び前記ブラケットの上面のうち他方に設けられ、前記大径部に挿通可能、かつ小径部に係止可能に形成された上下方向に延びる一対の係止片と、から成る位置決め手段を備え、
    前記係止片を前記大径部側に挿通した状態で、前記棚板を前記支柱に向けてスライド移動することで前記係止片が前記小径部に係止され、前記棚板が前記ブラケットに対し位置決めされることを特徴とする請求項1に記載の棚装置。
  3. 前記棚板の後端部に、前記支柱の外周面に沿って切り欠かれた切欠き部が形成されており、前記位置決め手段により前記棚板が前記ブラケットに対し位置決めされた状態で、前記切欠き部が前記支柱の外周面に当接することを特徴とする請求項2に記載の棚装置。
  4. 前記棚板の下面若しくは前記ブラケットの上面に取付凹部が形成されるとともに、前記長孔が形成された取付具が前記取付凹部を被覆しており、前記取付具は、前記長孔の前記大径部側の内面が前記小径部側の内面よりも前記取付凹部の底面に対し離間し、且つ前記取付具の内面が、前記長孔の大径部側から小径部側にかけて前記取付凹部の底面に対し傾斜した傾斜面であって、
    前記係止片は、前記大径部よりも小径で且つ前記小径部よりも大径の頭部を有し、
    前記棚板は、前記係止片の頭部が前記長孔の前記大径部側で嵌合された状態で、該棚板を移動させ、前記係止片の頭部が前記長孔の前記小径部側で嵌合された状態で、前記取付凹部の底面と前記取付具の内面との間で保持されて、前記ブラケットに対し位置決めされることを特徴とする請求項2または3に記載の棚装置。
  5. 前記位置決め手段の長孔若しくは係止片が、前記ブラケットの後部において設けられているとともに、手動により取外し可能な止着具が、前記ブラケットの前部と前記棚板とを連結していることを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載の棚装置。
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