JP2009094786A - 画像形成装置および画像形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】色間の色重ねずれによる色変動を抑制することが可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像データをディザ処理して、擬似中間調処理を施した画像を形成する画像形成装置であって、画像データをディザ処理するディザ処理部と、出力階調レベルに従って前記ディザ処理に用いられるディザマトリクスを生成するディザパターン生成部とを設ける。ディザマトリクスは、M×N画素サイズで形成され、各色の階調を表現するために前記出力階調レベルに従う所定パターンにより複数のドットから形成される網点が配置され、ディザマトリクス内に配置される少なくとも2色の網点について、色間の相対位置によらず、前記ディザマトリクス内の各色面積率が略同一となるように配列される。
【選択図】図6

Description

本発明は、画像形成装置に関し、特に、画像データに対してディザ処理して、擬似中間調処理を施した画像を形成する画像形成装置および画像形成方法に関する。
レーザプリンタ等の電子写真方式の画像形成装置では、露光、現像、転写、定着というプロセスを経て印刷が行なわれる。
具体的には、まず露光工程において印刷対象の画像データに基づいて光量変調された露光ビームの照射により、感光体ドラムの表面に画像の静電潜像が形成される。ここで、露光ビームの強度を変調する、あるいは露光時間を制御することにより、画像の濃淡、つまり階調を表現することができる。
次いで、現像工程では感光ドラムにトナーが吹付けられて静電潜像がトナー像として感光ドラム上に現像される。転写工程では、このトナー像が感光ドラムから転写ベルトに一次転写された後、転写ベルトから印刷用紙に二次転写され、定着工程においてこの印刷用紙に熱が加えられてトナー像が定着される。
複数色のトナーを用いるカラープリンタの場合は、色毎に露光ユニット、現像ユニットが備えられ、転写ベルト等の転写部材上に各色のトナー像が重ねられた後、印刷用紙に一括転写される、いわゆるタンデム方式のカラープリンタが知られている。
以上のような、写真方式の画像形成装置においては、色毎に転写部材上に各色のトナー像が重ねられるため色重ねずれにより画像品質が落ちるという問題がある。
たとえば、一例として均一なハーフトーンを印字する際に部分的に色重ねずれ量が異なるとその部分の色が他の部分の色と異なって現像されてしまうことになる。つまりページ内において色むらが発生する可能性がある。
また、ページごとの色重ねずれ量が異なるとページ間で色変動が発生する可能性もある。
したがってこれらの色重ねずれ量が異なることに伴い色変動が発生してピッチむらが生じないように工夫する必要がある(たとえば、特許文献1、特許文献2参照)。
特許文献1においては、ピッチむらを目立たなくするためにラインスクリーンを副走査方向に成長させる技術が提案されている。また、特許文献2においては、マルチビームによるピッチむらを目立たなくするために、マトリクスサイズがビーム数の整数倍以外に設定する技術が提案されている。
特開昭62−910765号公報 特開2001−341356号公報
しかしながら、上記の方式では色間の色重ねずれによる色変動を抑制することができない。
本発明は、上述のような問題を解決するためになされたものであって、色間の色重ねずれによる色変動を抑制することが可能な画像形成装置および画像形成方法を提供することを目的とする。
本発明に係る画像形成装置は、画像データをディザ処理して、擬似中間調処理を施した画像を形成する画像形成装置であって、画像データをディザ処理するディザ処理部と、出力階調レベルに従ってディザ処理に用いられるディザマトリクスを生成するディザパターン生成部とを含む。ディザマトリクスは、M×N画素サイズで形成され、各色の階調を表現するために出力階調レベルに従う所定パターンにより複数のドットから形成される網点が配置される。ディザマトリクス内に配置される少なくとも2色の網点について、色間の相対位置によらず、ディザマトリクス内の各色面積率が略同一となるように配列される。
好ましくは、ディザマトリクスは、ディザマトリクスのいずれか一辺のサイズと同じ画素数を有する基本パターンにより構成され、上下方向に接する基本パターン同士は横にずらされて配置される。
好ましくは、ディザマトリクスのいずれか一辺のサイズは奇数である。
好ましくは、M×Nのマトリクスサイズは、出力階調数の4倍以上に設定される。
好ましくは、プリンタエンジンにより形成された実際の画像の濃度を測定する濃度測定部と、基準となるディザマトリクスを格納する基準ディザ格納部と、出力階調レベルに対応付けられた基準となるディザマトリクスに対する網点配置を規定するパターンテーブルを格納するパターンテーブル格納部と、濃度測定部により測定された結果に基いて、パターンテーブル格納部で格納されているパターンテーブルを修正するパターンテーブル修正部とをさらに含む。ディザパターン生成部は、出力階調レベルに従うパターンテーブル修正部からの基準となるディザマトリクスに対する網点配置を規定するパターンテーブルの出力結果に基いてディザマトリクスを生成する。
本発明に係る画像形成方法は、画像データをディザ処理して、擬似中間調処理を施した画像を形成する画像形成方法であって、画像データをディザ処理するステップと、出力階調レベルに従ってディザ処理に用いられるディザマトリクスを生成するステップとを含む。ディザマトリクスを生成するステップは、ディザマトリクスをM×N画素サイズで形成し、各色の階調を表現するために出力階調レベルに従う所定パターンにより複数のドットから形成される網点を配置し、ディザマトリクス内に配置される少なくとも2色の網点について、色間の相対位置によらず、ディザマトリクス内の各色面積率が略同一となるように配列する。
好ましくは、ディザマトリクスは、ディザマトリクスのいずれか一辺のサイズと同じ画素数を有する基本パターンにより構成され、上下方向に接する基本パターン同士は横にずらされて配置される。
好ましくは、ディザマトリクスのいずれか一辺のサイズは奇数である。
好ましくは、M×Nのマトリクスサイズは、出力階調数の4倍以上に設定される。
本発明に係る画像形成装置および画像形成方法は、ディザマトリクスをM×N画素サイズで形成し、各色の階調を表現するために出力階調レベルに従う所定パターンにより複数のドットから形成される網点を配置し、ディザマトリクス内に配置される少なくとも2色の網点について、色間の相対位置によらず、ディザマトリクス内の各色面積率が略同一となるように配列するため、従来技術と比較して、色重ねずれすなわちレジストずれが生じた場合においても色変動を抑制することができる。
以下に図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。
本発明の実施の形態においては、本発明の画像形成装置をデジタルカラー複写機(以下、複写機と言う)に適用する場合について説明する。
しかしながら、本発明に係る画像形成装置は複写機に限定されず、プリンタやファクシミリ装置やそれらの複合機であるMFP(Multi Function Peripheral)などに適用される構成とすることも可能である。
図1は、本発明の実施の形態に従う画像処理を実行する画像形成装置1の概略構成を説明する図である。
図1を参照して、本発明の実施の形態に従う画像形成装置は、制御部601と、ディスプレイ部605と、プリント部603と、入力部609と、通信インターフェイス部607と、FDDドライブ611と、CD−ROMドライブ613と、HDDドライブ615と、代表的にDRAM(Dynamic Random Access Memory)などの揮発性の記憶装置であり、プログラムの実行に必要なデータなどを保持するメモリ部617とを含む。
制御部601は、入力部609を介してユーザからの指示を受取るとともにプログラムの実行によって生成される画面出力をディスプレイ部605へ出力する。通信インターフェイス部607は、代表的にネットワークを介してパーソナルコンピュータ等との間でデータを送受信するための部位であり、たとえば、LANアダプタおよびそれを制御するドライバソフト等を含む。プリント部603は、プリンタエンジンによりプリント処理を行なうための部位であり、プリント処理に係るハードウェア構成に加えて各部の作動動作を制御するための制御装置をも含む。また、入力部609は、図示しないがスキャナ等の画像入力部も含む。
HDDドライブ615は、制御部601でのプログラムの実行に必要なプログラムを不揮発的に記憶する。このようなプログラムは、FDDドライブ611あるいはCD−ROMドライブ613によって、それぞれフレキシブルディスクFまたはCD−ROM(Compact Disc-Read Only Memory)613a等から読取られる。
図2は、本発明の実施の形態に従う画像処理を実行する制御部601およびプリント部603の機能ブロック図である。
図2を参照して、ここでは、たとえばHDD615に予め格納されている画像処理プログラムをロードすることにより制御部601内で実現されるものとする。
具体的には、制御部601は、画像処理部103と、ディザ処理部104と、M×N画素のサイズからなり(M×N+1)階調レベルを再現することが可能な基本ディザパターンを格納する基本ディザ格納部107と、一例として256階調のそれぞれと基本ディザパターンの対応する階調レベルとを対応付けるパターンテーブルを格納するパターンテーブル格納部108と、プリンタの出力特性の経時変化等に応じてパターンテーブルを修正するためのパターンテーブル修正部106と、パターンテーブル修正部106により修正されたパターンテーブルおよび基本ディザ格納部107に格納されている基本ディザパターンを用いて256階調にそれぞれ対応したディザパターンを作成するディザ作成部105とを含む。
図示しないが入力部609の画像入力部から入力された画像データは、制御部601の画像処理部103で適切な画像処理が施された後、多値のCMYKデータに変換される。そして、変換後のCMKYデータは、ディザ処理部104に送られる。
ディザ処理部104は、ディザ作成部105により作成されたディザパターン(ディザマトリクスとも称する)を用いて擬似中間調処理を実行する。これにより生成されたビットイメージは、プリンタ部603のプリンタエンジン110に送出され、実際の画像形成が行なわれる。プリンタ部603はここではレーザビームプリンタであるものとする。
プリンタ部603は、プリンタエンジン110により形成された画像の実際の濃度を測定する濃度測定部109を有する。パターンテーブル修正部106は、濃度測定部109からの信号を受けてパターンテーブル格納部108から出力されるパターンテーブルを修正する。
また、ディザ作成部105は上述したように、基本ディザ格納部107に格納されている基本ディザパターンと修正されたパターンテーブルとに基づいてディザマトリクスを生成する。
図3は、図2のプリンタ部の概略構成を説明する図である。
図3を参照して、プリンタ部603はプリンタエンジン110に含まれる現像部により中間転写体502上に画像を形成する。
使用環境の影響(温度、湿度等の影響)により出力濃度値が変動し、入力濃度値に一致する所望の出力階調が得られなくなる場合がある。
そこで、常に安定した階調特性を維持するため予め決められたタイミング(たとえば電源オン後等)でパターンテーブルの修正を実行する。
具体的には、中間転写体502上に複数階調、すなわち段階的に濃度が変化するパッチ状の濃度ステップからなる階調パターンを有する補正用画像を形成する。そして、濃度測定部109は、感光ドラムを経て転写ベルト上に転写された補正用画像の出力濃度を光学式のセンサ501でその反射光量を測定することにより検出する。そして、この測定結果をパターンテーブル補正部106に入力することにより階調補正を行う。
階調補正方式としては、センサ501で測定された各濃度ステップの測定濃度値を出力濃度値として入力濃度値に対してプロットし、測定曲線を算出する。次いで、目標出力階調を示す直線に対して測定曲線の逆特性を有する補正曲線を得て、この補正曲線により階調補正を実行する。
パターンテーブル補正部は、上述した階調補正方式に従って測定した濃度値に応じて狙いの階調特性を達成することが可能なようにパターンテーブルの修正を実行する。
ここで基本ディザ格納部107について説明する。
基本ディザ格納部107は、M×N画素サイズの基本ディザパターンを有する。
基本ディザパターンは、M×N個の画素ごとに階調レベルに従って予め点灯する順番が決められている。ドット点灯がなしの場合は階調0、基本ディザパターンすべてを点灯した場合は階調M×NとなるのでM×Nのディザマトリクスは(M×N+1)の階調表現が可能である。
ただし、画像データの階調数が256の場合には256階調の各階調が基本ディザパターンのどの階調に相当するかを対応付ける必要があり、その対応付けがパターンテーブル格納部108に記録されているパターンテーブルに記録されている。
なお、常に安定した階調特性を維持するためには出力階調数よりも多い再現可能である階調数を準備する必要がある。具体的には出力階調数の4倍以上が望ましい。一例として256階調を表現するためには、M×N≧1024となるようなディザマトリクスサイズを準備することが可能である。
図4は、本発明の実施の形態に従う基本ディザパターン(シアン)の具体例1を説明する図である。
図5は、本発明の実施の形態に従う基本ディザパターン(マゼンタ)の具体例1を説明する図である。
図4および図5を参照して、シアンおよびマゼンタの基本ディザパターンは37画素×37画素にて構成される。具体例1における基本ディザパターンの一辺のサイズは奇数である。
これにより表現できる階調数は37×37+1=1370となる。また本例においてはわかりやすくするために基本ディザパターンを太線により37ブロックに分けている。この1ブロック(6×6+1画素)を基本パターンとも称する。なお、上下方向に接する基本パターン同士は横にずらされている。これにより、例えば、上から2列目の最も左右に位置する2つの領域は、横で繋がっているものと考え、1つの基本パターン(6×6+1画素)を構成するものとする。また、下部領域は、上部領域と上で繋がっているものと考え、1つの基本パターン(6×6+1画素)を構成するものとする。また、シアンおよびマゼンタの基本パターンの横にずらされる関係は、縦方向に対して互いに鏡面対称となっている。
上述したようにM×N(35×35)個の画素ごとに階調レベルに従って予め点灯する順番が決められており、基本的には、基本パターン内での網点を太らせていくように予め定められている。
1画素は、1200dpiにより画像形成される場合、この基本ディザパターンによるスクリーン線数は約197lpiとなる。
図6は、図4および図5に示したシアンおよびマゼンタの基本ディザパターンの相対位置関係において、そのまま重ね合わせた場合(相対位置0画素とも称する)を説明する図である。
図7は、図4および図5に示したシアンおよびマゼンタの基本ディザパターンの相対位置関係において、マゼンタを+1画素ずらした場合(相対位置+1画素とも称する)を説明する図である。なお、本例においては右方向にマゼンタの画素をずらした場合に正、左方向にマゼンタの画素をずらした場合に負とする。
具体的には、マゼンタの基本ディザパターンを横方向に1画素ずつずらしたものである。
図8は、図4および図5に示したシアンおよびマゼンタの基本ディザパターンの相対位置関係において、マゼンタを+2画素ずらした場合(相対位置+2画素とも称する)を説明する図である。
基本ディザパターンを構成する網点サイズは基本パターン内においてすべて1×1画素サイズとなっている。図6〜図8に示されるようにマゼンタの基本ディザパターンの位置が変わるとともにシアンとマゼンタを重ね合わせた場合に生じるブルーの画素の位置も変化している。
次表は、マゼンタの基本ディザパターンを横方向に1画素ずつずらした場合における各色の面積比率を示すものである。
Figure 2009094786
上記の表に示されるように、本発明の実施の形態に従う基本ディザパターンの具体例1において、37×37のマトリクス単位での各色の面積比率は、マゼンタの基本ディザパターンを横方向に1画素ずつずらした場合において全て変化しない。すなわち、ディザマトリクス内に配置される2色の網点について、色間の相対位置によらず、ディザマトリクス内の各色面積率が略同一となるように配列されている。
図9は、本発明の実施の形態に従う基本ディザパターン(シアン)の別の具体例2を説明する図である。
図10は、本発明の実施の形態に従う基本ディザパターン(マゼンタ)の別の具体例2を説明する図である。
図9および図10を参照して、ここでは、85画素×85画素のマトリクス単位での基本ディザパターンが示されている。これにより表現できる階調数は85×85+1=7226となる。網点サイズは1×1であり、85ブロックに分けられている。また本例においてはわかりやすくするために基本ディザパターンを太線により85ブロックに分けている。この1ブロックは、縦6画素、横13画素の矩形領域にさらに横方向に7画素足して囲まれる領域であり(13×6+7=85画素)を基本パターンとも称する。なお、上下方向に接する基本パターン同士は横にずらされている。これにより、例えば、上から2列目の最も左右に位置する2つの領域は、横で繋がっているものと考え、1つの基本パターン(13×6+7画素)を構成するものとする。また、下部領域は、上部領域と上で繋がっているものと考え、1つの基本パターン(13×6+7画素)を構成するものとする。
また、シアンおよびマゼンタの基本パターンの横にずらされる関係は、縦方向に対して互いに鏡面対称となっている。上述したようにM×N(85×85)個の画素ごとに階調レベルに従って予め点灯する順番が決められており、基本的には、基本パターン内での網点を太らせていくように予め定められている。
図11は、図9および図10に示したシアンおよびマゼンタの基本ディザパターンの相対位置関係において、マゼンタを−1画素ずらした場合(相対位置−1画素とも称する)を説明する図である。
図12は、図9および図10に示したシアンおよびマゼンタの基本ディザパターンの相対位置関係において、そのまま重ね合わせた場合(相対位置0画素とも称する)を説明する図である。
図13は、図9および図10に示したシアンおよびマゼンタの基本ディザパターンの相対位置関係において、マゼンタを+1画素ずらした場合(相対位置+1画素とも称する)を説明する図である。
基本ディザパターンを構成する網点サイズはすべて1×1画素サイズとなっている。図11〜図13に示されるようにマゼンタの基本ディザパターンの位置が変わるとともにシアンとマゼンタを重ね合わせた場合に生じるブルーの画素の位置も変化している。
下記表に示されるように本発明の実施の形態に従うこの別の基本ディザパターンの具体例2においても、85×85のマトリクス単位での各色の面積比率は、マゼンタの基本ディザパターンを1画素ずつずらした場合において全て変化しない。
Figure 2009094786
なお、ここでは図示しないが縦方向に相対位置を変化させても各色の面積率は変化しない。また、相対位置が0.5画素あるいは1画素単位でなくても同様の現象が示される。
図14は、本発明の実施の形態に従う基本ディザパターン(シアン)の具体例3を説明する図である。
図15は、本発明の実施の形態に従う基本ディザパターン(マゼンタ)の具体例3を説明する図である。
図14および図15を参照して、ここでは、37×37のマトリクス単位での基本ディザパターンが示されている。網点サイズは2×2であり、37ブロックに分けられている。
図16は、図14および図15に示したシアンおよびマゼンタの基本ディザパターンの相対位置関係において、そのまま重ね合わせた場合(相対位置0画素とも称する)を説明する図である。
図17は、図14および図15に示したシアンおよびマゼンタの基本ディザパターンの相対位置関係において、マゼンタを+1画素ずらした場合(相対位置+1画素とも称する)を説明する図である。
図18は、図14および図15に示したシアンおよびマゼンタの基本ディザパターンの相対位置関係において、マゼンタを+2画素ずらした場合(相対位置+2画素とも称する)を説明する図である。
上述したように基本ディザパターンを構成する網点サイズはすべて2×2画素サイズとなっている。図16〜図18に示されるようにマゼンタの基本ディザパターンの位置が変わるとともにシアンとマゼンタを重ね合わせた場合に生じるブルーの画素の位置も変化している。
下記表に示されるように本発明の実施の形態に従うこの別の基本ディザパターンの具体例3においても、37×37のマトリクス単位での各色の面積比率は、マゼンタの基本ディザパターンを1画素ずつずらした場合において全て変化しない。
Figure 2009094786
図19は、本発明の実施の形態に従う基本ディザパターン(シアン)の別の具体例4を説明する図である。
図20は、本発明の実施の形態に従う基本ディザパターン(マゼンタ)の別の具体例4を説明する図である。
ここでは、85×85のマトリクス単位での基本ディザパターンが示されている。網点サイズは2×2であり、85ブロックに分けられている。
図21は、図19および図20に示したシアンおよびマゼンタの基本ディザパターンの相対位置関係において、マゼンタを−1画素ずらした場合(相対位置−1画素とも称する)を説明する図である。
図22は、図19および図20に示したシアンおよびマゼンタの基本ディザパターンの相対位置関係において、そのまま重ね合わせた場合(相対位置0画素とも称する)を説明する図である。
図23は、図19および図20に示したシアンおよびマゼンタの基本ディザパターンの相対位置関係において、マゼンタを+1画素ずらした場合(相対位置+1画素とも称する)を説明する図である。
基本ディザパターンを構成する網点サイズはすべて2×2画素サイズとなっている。図21〜図23に示されるようにマゼンタの基本ディザパターンの位置が変わるとともにシアンとマゼンタを重ね合わせた場合に生じるブルーの画素の位置も変化している。
下記表に示されるように本発明の実施の形態に従うこの別の基本ディザパターンの具体例4においても、85×85のマトリクス単位での各色の面積比率は、マゼンタの基本ディザパターンを1画素ずつずらした場合において全て変化しない。
Figure 2009094786
なお、ここでは図示しないが縦方向に相対位置を変化させても各色の面積率は変化しない。また、相対位置が0.5画素あるいは1画素単位でなくても同様の現象が示される。
図24は、従来の基本ディザパターン(シアン)の具体例5を説明する図である。
図25は、従来の基本ディザパターン(マゼンタ)の具体例5を説明する図である。
図24および図25を参照して、シアンおよびマゼンタの基本ディザパターンは36×36のマトリクス単位で構成されている。網点サイズは1×1であり、36ブロックに分けられている。
ここで、1画素が1200dpiにより画像形成される場合、この基本ディザパターンによるスクリーン線数は約200lpiであり、上述した本発明の実施の形態に従う基本ディザパターンのスクリーン線数とほぼ同線数である。
図26は、図24および図25に示したシアンおよびマゼンタの基本ディザパターンの相対位置関係において、マゼンタを−1画素ずらした場合(相対位置−1画素とも称する)を説明する図である。
図27は、図24および図25に示したシアンおよびマゼンタの基本ディザパターンの相対位置関係において、そのまま重ね合わせた場合(相対位置0画素とも称する)を説明する図である。
図28は、図24および図25に示したシアンおよびマゼンタの基本ディザパターンの相対位置関係において、マゼンタを+1画素ずらした場合(相対位置+1画素とも称する)を説明する図である。
基本ディザパターンを構成する網点サイズはすべて1×1画素サイズとなっている。図26〜図28に示されるようにマゼンタの基本ディザパターンの位置が変わるとともにシアンとマゼンタを重ね合わせた場合に生じるブルーの画素の位置も変化している。
下記表に示されるように従来の基本ディザパターンの具体例5においては、次表に示されているように、相対位置関係においてマトリクス単位での各色の面積比率が異なっている場合が示されている。すなわち、マゼンタの基本ディザパターンを1画素ずつずらした場合において面積比率が異なる可能性があることを示している。
Figure 2009094786
図29は、従来の基本ディザパターン(シアン)の具体例6を説明する図である。
図30は、従来の基本ディザパターン(マゼンタ)の具体例6を説明する図である。
図29および図30を参照して、シアンおよびマゼンタの基本ディザパターンは36×36のマトリクス単位で構成されている。網点サイズは2×2であり、36ブロックに分けられている。
図31は、図29および図30に示したシアンおよびマゼンタの基本ディザパターンの相対位置関係において、マゼンタを−2画素ずらした場合(相対位置−2画素とも称する)を説明する図である。
図32は、図29および図30に示したシアンおよびマゼンタの基本ディザパターンの相対位置関係において、マゼンタを−1画素ずらした場合(相対位置−1画素とも称する)を説明する図である。
図33は、図29および図30に示したシアンおよびマゼンタの基本ディザパターンの相対位置関係において、そのまま重ね合わせた場合(相対位置0画素とも称する)を説明する図である。
図34は、図29および図30に示したシアンおよびマゼンタの基本ディザパターンの相対位置関係において、マゼンタを+1画素ずらした場合(相対位置+1画素とも称する)を説明する図である。
図35は、図29および図30に示したシアンおよびマゼンタの基本ディザパターンの相対位置関係において、マゼンタを+2画素ずらした場合(相対位置+2画素とも称する)を説明する図である。
基本ディザパターンを構成する網点サイズはすべて2×2画素サイズとなっている。図31〜図35に示されるようにマゼンタの基本ディザパターンの位置が変わるとともにシアンとマゼンタを重ね合わせた場合に生じるブルーの画素の位置も変化している。
下記表に示されるように従来の基本ディザパターンの具体例6においては、次表に示されているように、相対位置関係においてマトリクス単位での各色の面積比率が大きく異なっている場合が示されている。すなわち、マゼンタの基本ディザパターンを1画素ずつずらした場合において面積比率が異なる可能性があることを示している。
Figure 2009094786
上記の例においては本発明の実施の形態における基本ディザパターンのすべての網点サイズが同一である場合について説明したが、表現する階調によっては網点サイズが同一であるとは限らない。
図36は、本発明の実施の形態に従う基本ディザパターン(シアン)の具体例7を説明する図である。
図37は、本発明の実施の形態に従う基本ディザパターン(マゼンタ)の具体例7を説明する図である。
図36および図37を参照して、ここでは、37×37のマトリクス単位での基本ディザパターンが示されている。なお、網点サイズは2×2のサイズのものまた、別のサイズの網点サイズを有している。また、本例においては37ブロックに分けられている。
図38は、図36および図37に示したシアンおよびマゼンタの基本ディザパターンの相対位置関係において、マゼンタを−1画素ずらした場合(相対位置−1画素とも称する)を説明する図である。
図39は、図36および図37に示したシアンおよびマゼンタの基本ディザパターンの相対位置関係において、マゼンタをそのまま重ね合わせた場合(相対位置0画素とも称する)を説明する図である。
図40は、図36および図37に示したシアンおよびマゼンタの基本ディザパターンの相対位置関係において、マゼンタを+1画素ずらした場合(相対位置+1画素とも称する)を説明する図である。
上述したように基本ディザパターンを構成する網点サイズは異なるサイズを有している。図38〜図40に示されるようにマゼンタの基本ディザパターンの位置が変わるとともにシアンとマゼンタを重ね合わせた場合に生じるブルーの画素の位置も変化している。
下記表に示されるように本発明の実施の形態に従うこの別の基本ディザパターンの具体例7においても、37×37のマトリクス単位での各色の面積比率は、マゼンタの基本ディザパターンを1画素ずつずらした場合において略同一である。
Figure 2009094786
図41は、従来例の基本ディザパターン(シアン)の具体例8を説明する図である。
図42は、従来例の基本ディザパターン(マゼンタ)の具体例8を説明する図である。
図41および図42を参照して、ここでは、36×36のマトリクス単位での基本ディザパターンが示されている。なお、網点サイズは2×2のサイズのものまた、別のサイズの網点サイズを有している。また、本例においては36ブロックに分けられている。
図43は、図41および図42に示したシアンおよびマゼンタの基本ディザパターンの相対位置関係において、マゼンタを−2画素ずらした場合(相対位置−2画素とも称する)を説明する図である。
図44は、図41および図42に示したシアンおよびマゼンタの基本ディザパターンの相対位置関係において、マゼンタを−1画素ずらした場合(相対位置−1画素とも称する)を説明する図である。
図45は、図41および図42に示したシアンおよびマゼンタの基本ディザパターンの相対位置関係において、マゼンタをそのまま重ね合わせた場合(相対位置0画素とも称する)を説明する図である。
図46は、図41および図42に示したシアンおよびマゼンタの基本ディザパターンの相対位置関係において、マゼンタを+1画素ずらした場合(相対位置+1画素とも称する)を説明する図である。
図47は、図41および図42に示したシアンおよびマゼンタの基本ディザパターンの相対位置関係において、マゼンタを+2画素ずらした場合(相対位置+2画素とも称する)を説明する図である。
上述したように基本ディザパターンを構成する網点サイズは異なるサイズを有している。図43〜図47に示されるようにマゼンタの基本ディザパターンの位置が変わるとともにシアンとマゼンタを重ね合わせた場合に生じるブルーの画素の位置も変化している。
下記表に示されるように従来の基本ディザパターンの具体例8においては、相対位置関係においてマトリクス単位での各色の面積比率が大きく異なっている場合が示されている。すなわち、マゼンタの基本ディザパターンを1画素ずつずらした場合において面積比率が異なる可能性がある、すなわち、色重ねずれによる色変動が生じる可能性がある。
Figure 2009094786
表が示すように本発明による基本ディザパターンの場合、マトリクス内の網点サイズが異なる場合レジストずれによる若干の色変動が発生するが、従来技術に基本ディザパターンの場合と比べると色変動が極めて小さいことが明らかである。
以上に示すように本発明の実施の形態に従う基本ディザパターンは、従来技術に示す基本ディザパターンと比較して、色重ねずれすなわちレジストずれが生じた場合においても色変動を抑制することができる。
したがって、ページ間あるいはページ内における色安定性を低下させるという問題を抑制し安定した色再現を実現することができる。また十分大きいマトリクスサイズを有するため、安定した階調特性を維持することも可能である。
なお、本例においては、シアンとマゼンタの色間の色重ねずれによる色変動を抑制する場合について説明したが、シアンとマゼンタに限られず他の色間においても同様に適用可能である。また、2色に限られず、3色以上の複数色においても同様に適用可能である。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態に従う画像処理を実行する画像形成装置1の概略構成を説明する図である。 本発明の実施の形態に従う画像処理を実行する制御部601およびプリント部603の機能ブロック図である。 図2のプリンタ部の概略構成を説明する図である。 本発明の実施の形態に従う基本ディザパターン(シアン)の具体例1を説明する図である。 本発明の実施の形態に従う基本ディザパターン(マゼンタ)の具体例1を説明する図である。 図4および図5に示したシアンおよびマゼンタの基本ディザパターンの相対位置関係において、そのまま重ね合わせた場合を説明する図である。 図4および図5に示したシアンおよびマゼンタの基本ディザパターンの相対位置関係において、マゼンタを+1画素ずらした場合を説明する図である。 図4および図5に示したシアンおよびマゼンタの基本ディザパターンの相対位置関係において、マゼンタを+2画素ずらした場合を説明する図である。 本発明の実施の形態に従う基本ディザパターン(シアン)の別の具体例2を説明する図である。 本発明の実施の形態に従う基本ディザパターン(マゼンタ)の別の具体例2を説明する図である。 図9および図10に示したシアンおよびマゼンタの基本ディザパターンの相対位置関係において、マゼンタを−1画素ずらした場合を説明する図である。 図9および図10に示したシアンおよびマゼンタの基本ディザパターンの相対位置関係において、そのまま重ね合わせた場合を説明する図である。 図9および図10に示したシアンおよびマゼンタの基本ディザパターンの相対位置関係において、マゼンタを+1画素ずらした場合を説明する図である。 本発明の実施の形態に従う基本ディザパターン(シアン)の具体例3を説明する図である。 本発明の実施の形態に従う基本ディザパターン(マゼンタ)の具体例3を説明する図である。 図14および図15に示したシアンおよびマゼンタの基本ディザパターンの相対位置関係において、そのまま重ね合わせた場合を説明する図である。 図14および図15に示したシアンおよびマゼンタの基本ディザパターンの相対位置関係において、マゼンタを+1画素ずらした場合を説明する図である。 図14および図15に示したシアンおよびマゼンタの基本ディザパターンの相対位置関係において、マゼンタを+2画素ずらした場合を説明する図である。 本発明の実施の形態に従う基本ディザパターン(シアン)の別の具体例4を説明する図である。 本発明の実施の形態に従う基本ディザパターン(マゼンタ)の別の具体例4を説明する図である。 図19および図20に示したシアンおよびマゼンタの基本ディザパターンの相対位置関係において、マゼンタを−1画素ずらした場合を説明する図である。 図19および図20に示したシアンおよびマゼンタの基本ディザパターンの相対位置関係において、そのまま重ね合わせた場合を説明する図である。 図19および図20に示したシアンおよびマゼンタの基本ディザパターンの相対位置関係において、マゼンタを+1画素ずらした場合を説明する図である。 従来の基本ディザパターン(シアン)の具体例5を説明する図である。 従来の基本ディザパターン(マゼンタ)の具体例5を説明する図である。 図24および図25に示したシアンおよびマゼンタの基本ディザパターンの相対位置関係において、マゼンタを−1画素ずらした場合を説明する図である。 図24および図25に示したシアンおよびマゼンタの基本ディザパターンの相対位置関係において、そのまま重ね合わせた場合を説明する図である。 図24および図25に示したシアンおよびマゼンタの基本ディザパターンの相対位置関係において、マゼンタを+1画素ずらした場合を説明する図である。 従来の基本ディザパターン(シアン)の具体例6を説明する図である。 従来の基本ディザパターン(マゼンタ)の具体例6を説明する図である。 図29および図30に示したシアンおよびマゼンタの基本ディザパターンの相対位置関係において、マゼンタを−2画素ずらした場合を説明する図である。 図29および図30に示したシアンおよびマゼンタの基本ディザパターンの相対位置関係において、マゼンタを−1画素ずらした場合を説明する図である。 図29および図30に示したシアンおよびマゼンタの基本ディザパターンの相対位置関係において、そのまま重ね合わせた場合を説明する図である。 図29および図30に示したシアンおよびマゼンタの基本ディザパターンの相対位置関係において、マゼンタを+1画素ずらした場合を説明する図である。 図29および図30に示したシアンおよびマゼンタの基本ディザパターンの相対位置関係において、マゼンタを+2画素ずらした場合を説明する図である。 本発明の実施の形態に従う基本ディザパターン(シアン)の具体例7を説明する図である。 本発明の実施の形態に従う基本ディザパターン(マゼンタ)の具体例7を説明する図である。 図36および図37に示したシアンおよびマゼンタの基本ディザパターンの相対位置関係において、マゼンタを−1画素ずらした場合を説明する図である。 図36および図37に示したシアンおよびマゼンタの基本ディザパターンの相対位置関係において、マゼンタをそのまま重ね合わせた場合を説明する図である。 図36および図37に示したシアンおよびマゼンタの基本ディザパターンの相対位置関係において、マゼンタを+1画素ずらした場合を説明する図である。 従来例の基本ディザパターン(シアン)の具体例8を説明する図である。 従来例の基本ディザパターン(マゼンタ)の具体例8を説明する図である。 図41および図42に示したシアンおよびマゼンタの基本ディザパターンの相対位置関係において、マゼンタを−2画素ずらした場合を説明する図である。 図41および図42に示したシアンおよびマゼンタの基本ディザパターンの相対位置関係において、マゼンタを−1画素ずらした場合を説明する図である。 図41および図42に示したシアンおよびマゼンタの基本ディザパターンの相対位置関係において、マゼンタをそのまま重ね合わせた場合を説明する図である。 図41および図42に示したシアンおよびマゼンタの基本ディザパターンの相対位置関係において、マゼンタを+1画素ずらした場合を説明する図である。 図41および図42に示したシアンおよびマゼンタの基本ディザパターンの相対位置関係において、マゼンタを+2画素ずらした場合を説明する図である。
符号の説明
103 画像処理部、104 ディザ処理部、105 ディザ作成部、106 パターンテーブル修正部、107 基本ディザ格納部、108 パターンテーブル格納部、109 濃度測定部、110 プリンタエンジン、601 制御部、603 プリント部、605 ディスプレイ部、607 通信インタフェイス部、609 入力部、611 FDドライバ、613 CD−ROMドライバ、615 HDDドライバ、617 メモリ部。

Claims (9)

  1. 画像データをディザ処理して、擬似中間調処理を施した画像を形成する画像形成装置であって、
    画像データをディザ処理するディザ処理部と、
    出力階調レベルに従って前記ディザ処理に用いられるディザマトリクスを生成するディザパターン生成部とを備え、
    前記ディザマトリクスは、M×N画素サイズで形成され、各色の階調を表現するために前記出力階調レベルに従う所定パターンにより複数のドットから形成される網点が配置され、
    前記ディザマトリクス内に配置される少なくとも2色の網点について、色間の相対位置によらず、前記ディザマトリクス内の各色面積率が略同一となるように配列される、画像形成装置。
  2. 前記ディザマトリクスは、前記ディザマトリクスのいずれか一辺のサイズと同じ画素数を有する基本パターンにより構成され、上下方向に接する前記基本パターン同士は横にずらされて配置される、請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記ディザマトリクスのいずれか一辺のサイズは奇数である、請求項1記載の画像形成装置。
  4. M×Nのマトリクスサイズは、出力階調数の4倍以上に設定される、請求項1記載の画像形成装置。
  5. プリンタエンジンにより形成された実際の画像の濃度を測定する濃度測定部と、
    基準となるディザマトリクスを格納する基準ディザ格納部と
    出力階調レベルに対応付けられた前記基準となるディザマトリクスに対する網点配置を規定するパターンテーブルを格納するパターンテーブル格納部と、
    前記濃度測定部により測定された結果に基いて、前記パターンテーブル格納部で格納されているパターンテーブルを修正するパターンテーブル修正部とをさらに備え、
    前記ディザパターン生成部は、出力階調レベルに従う前記パターンテーブル修正部からの前記基準となるディザマトリクスに対する網点配置を規定するパターンテーブルの出力結果に基いてディザマトリクスを生成する、請求項1記載の画像形成装置。
  6. 画像データをディザ処理して、擬似中間調処理を施した画像を形成する画像形成方法であって、
    画像データをディザ処理するステップと、
    出力階調レベルに従って前記ディザ処理に用いられるディザマトリクスを生成するステップとを備え、
    前記ディザマトリクスを生成するステップは、前記ディザマトリクスをM×N画素サイズで形成し、各色の階調を表現するために前記出力階調レベルに従う所定パターンにより複数のドットから形成される網点を配置し、前記ディザマトリクス内に配置される少なくとも2色の網点について、色間の相対位置によらず、前記ディザマトリクス内の各色面積率が略同一となるように配列する、画像形成方法。
  7. 前記ディザマトリクスは、前記ディザマトリクスのいずれか一辺のサイズと同じ画素数を有する基本パターンにより構成され、上下方向に接する前記基本パターン同士は横にずらされて配置される、請求項6記載の画像形成方法。
  8. 前記ディザマトリクスのいずれか一辺のサイズは奇数である、請求項6記載の画像形成方法。
  9. M×Nのマトリクスサイズは、出力階調数の4倍以上に設定される、請求項6記載の画像形成方法。
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