JP2009093252A - 実施行為支援装置及び実施行為支援プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】医療行為情報と実施順序情報とを格納する標準情報記憶部2bと、患者状態や医療行為の実施状態に応じて変化し得る関連情報を格納する関連情報記憶部2dと、状態情報に基づいて標準情報記憶部2bを参照することにより将来的に実施され得る実施行為及び当該実施行為の実施順序を特定し、当該特定された実施行為を当該特定された実施順序に従って実施する場合における関連情報を所定方法にて決定し、当該決定した関連情報に基づいて関連情報記憶部2dに格納された関連情報を更新する情報更新部3bとを備える。
【選択図】図1
Description
まず、本実施の形態の基本概念について説明する。本実施の形態に係る実施行為支援装置(以下「本装置」)及び実施行為支援プログラム(以下「本プログラム」)は、所定対象に対する実施行為を実施する実施者に対して、当該実施を支援するための各種の情報を提示することにより、当該実施行為の実施を支援するための装置及びプログラムである。
次に、本実施の形態の具体的内容について説明する。以下では、図1に示した医療情報システムの各部の構成について説明し、次いで、医療行為支援サーバ1を用いて実行される医療行為支援プログラムの処理内容について説明する。
図1の医療行為支援サーバ1は、特許請求の範囲における実施行為支援装置及びコンピュータに対応するもので、機能概念的に、記憶部2、制御部3、及びネットワークインターフェース(以下「ネットワークIF」)4を、バス5にて相互に通信可能に接続して構成されている。
関連サーバ群10は、医療機関における各種の情報を処理するための複数のサーバを含んで構成されるもので、例えば、医事会計サーバ11とオーダサーバ12とを含んで構成されている。医事会計サーバ11は、医事会計に関する情報を入力又は出力するための情報処理を行なう装置である。オーダサーバ12は、各種のリソースの発注、在庫管理、あるいは予約管理を行う装置であり、特許請求の範囲における資源管理装置に対応する。これら関連サーバ群10に含まれる各サーバの具体的構成は任意であり、医療行為支援サーバ1との間における通信機能を有する限りにおいて、公知のサーバ装置と同様に構成できるために、その説明を省略する。なお、関連サーバ群10に含まれる各サーバの種類は例示であり、この他の任意のサーバを含めることができる。
各支援端末20は、医師を含む医療従事者が医療行為支援サーバ1や関連サーバ群10の各サーバに対して入出力を行うための端末装置であり、特に、患者状態の入力を受け付ける入力機能と、臨床プロセスチャート及びユニットシートの出力を行う出力機能を有する。この支援端末20は、各種情報の入出力機能及び医療行為支援サーバ1との間における通信機能を有する限りにおいて、公知のパーソナルコンピュータと同様に構成できるために、その詳細な説明は省略する。
次に、医療行為支援サーバ1にて医療行為支援プログラムを実行すること等によって行われる医療行為支援処理(以下、本処理)について説明する。なお、以下の本処理の説明において、制御主体を特記しない処理については、制御部3にて実行されるものとし、情報の取得元や取得経路を特記しない場合については、公知のタイミング及び公知の方法にて、関連サーバ群10の各サーバから情報が取得され、あるいは、支援端末20を介して医療従事者が情報を手入力するものとする。
まず、医療行為支援処理の全体について説明する。図13は、医療行為支援処理のフローチャートである。最初に、医師が支援端末20を介して患者の患者ID及び疾患名を入力すると共に、医療プロセスの開始を指示すると、これらの情報が支援端末20から医療行為支援サーバ1に送信される。この医療行為支援サーバ1のプロセス管理部3aは、支援端末20からの情報の入力を受け付けると(ステップSB−1,Yes)、当該患者の疾患名に対応するプロセス情報をプロセスDB2a1から取得し、当該取得したプロセス情報に患者IDを付加することでプロセス履歴情報を生成し、このプロセス履歴情報をプロセス履歴DB2c1に格納する(ステップSB−2)。このようにプロセス履歴DB2c1に格納されたプロセス履歴情報のプロセスチャートやユニットシートは、医師が支援端末20を介して任意のタイミングで呼び出し、当該支援端末20のモニタを介して閲覧できる。この際に必要な情報の一部は、プロセス履歴情報の患者ID、ユニットID、あるいはリソースIDに基づいて、標準条件パラメータDB2b1、標準実施スケジュールDB2b2、あるいは標準リソース予約DB2b3から取得される。従って、医師は、患者の疾患に対応する医療行為やその実施手順を確認し、標準化された内容及び手順にて医療行為を行うことができる。また、処理対象になっている患者ID(以下「当該患者ID」)やユニットID(以下「当該ユニットID」)は、医師がプロセスチャートやユニットシートを介して患者状態を入力することで、あるいは、医師が患者IDやユニットIDを支援端末20に入力することで、医療行為支援サーバ1において特定されるものとし、この特定に関する処理の説明を省略する。
次いで、情報更新部3bは、関連情報の初期値を設定する(ステップSB−3)。具体的には、条件パラメータの初期値の設定は条件パラメータ更新部3b1によって以下のように行われる。すなわち、条件パラメータ更新部3b1は、プロセス履歴DB2c1に格納されたプロセス履歴情報から当該患者IDに対応する各ユニットIDを取得し、これら各ユニットIDに対応する「条件パラメータ」を標準条件パラメータDB2b1から取得し、この「条件パラメータ」を患者ID及びユニットIDに関連付けることで条件パラメータ情報を生成して、この条件パラメータ情報を条件パラメータDB2d1に格納する。この際、一つの指示内容に対して複数の条件パラメータが設定されている場合、条件パラメータ更新部3b1は、いずれか一つの条件パラメータを所定方法で選択し(例えば、先頭に格納されている条件パラメータをデフォルトとして選択し)、当該選択した条件パラメータを条件パラメータDB2d1に格納する。このように設定された条件パラメータ情報の初期値は、例えば医師がプロセス履歴情報のユニットシートを支援端末20で閲覧する毎に、条件パラメータDB2d1から呼び出されて図3に示すようにユニットシートに出力される。従って、医師は、条件付き指示の判断を行う基準になる条件パラメータを容易に把握できる。
また、実施スケジュールの初期値の設定は実施スケジュール更新部3b2によって以下のように行われる。すなわち、実施スケジュール更新部3b2は、プロセス履歴DB2c1に格納されたプロセス履歴情報から当該患者IDに対応する各ユニットIDを取得し、これら各ユニットIDに対応する「標準日数」を標準実施スケジュールDB2b2から取得する。また、実施スケジュール更新部3b2は、現在の年月日(以下「現在年月日」)を公知の方法で取得する(例えば医療行為支援サーバ1の内部クロックから取得する)。そして、実施スケジュール更新部3b2は、当該取得した現在年月日を、プロセスチャートの最初のユニットシートの移行年月日とする。また、実施スケジュール更新部3b2は、それ以降の各ユニットシートの移行年月日を、当該取得した現在年月日に対して当該各ユニットシートの以前に実施される全てのユニットシートの標準日数を付加することで算定する。
また、リソース予約の初期値の設定はリソース予約更新部3b3によって以下のように行われる。すなわち、リソース予約更新部3b3は、プロセス履歴DB2c1に格納されたプロセス履歴情報から当該患者IDに対応する各ユニットIDを取得する。また、リソース予約更新部3b3は、これら各ユニットIDに対応する「リソースID」及び「使用日」を標準リソース予約DB2b3から取得すると共に、先に実施スケジュールDB2d2に実施スケジュールの初期値として記憶させた各ユニットシートの「移行年月日」を取得する。そして、リソース予約更新部3b3は、当該取得した各ユニットシートの移行年月日に対して、各リソースの使用日を付加することで、各ユニットシートにおける各リソースの予約年月日を算定する。例えば、あるユニットシートの移行年月日が「2007年9月4日」であり、当該ユニットシートに含まれるリソースの使用日が「2」であった場合、当該リソースの予約年月日は「2007年9月6日」と算定される。
次いで、図13において、医師は、患者状態が変化する毎に、最新の患者状態(例えば、体温、血圧、呼吸数、各種の検査結果を示す数値等)を支援端末20を介して入力する。この患者状態は、支援端末20から医療行為支援サーバ1に送信される。患者状態の入力が医療行為支援サーバ1において受け付けられた場合には(ステップSB−4,Yes)、情報更新部3bが関連情報を更新するための情報更新処理を行なうことで関連情報が更新される(ステップSB−5)。この更新処理の具体的内容は後述する。
次に、ステップSB−5の情報更新処理の具体的内容について説明する。図14は情報更新処理のフローチャートである。この処理では、条件パラメータを更新するための条件パラメータ更新処理(ステップSC−1)、実施スケジュールを更新するための実施スケジュール更新処理(ステップSC−2)、及び、リソース予約を更新するためのリソース予約更新処理(ステップSC−3)を順次行う。以下、これら各更新処理について順次説明する。
まず、条件パラメータ更新処理について説明する。図15は条件パラメータ更新処理のフローチャートである。条件パラメータ更新部3b1は、標準条件パラメータDB2b1における当該患者IDに対応する標準条件パラメータ情報の中から、図13のステップSB−4において受け付けられた患者状態に合致する条件パラメータ選択基準を特定し、当該特定した条件パラメータ選択基準に対応する条件パラメータと、当該条件パラメータに対応するガイド情報とを取得する(ステップSD−1)。そして、条件パラメータ更新部3b1は、当該取得した条件パラメータを、当該患者ID及び当該ユニットIDに関連付けて条件パラメータDB2d1に格納することで、条件パラメータ情報を更新する(ステップSD−2)。次いで、条件パラメータ更新部3b1は、ステップSD−1で取得した条件パラメータ及びガイド情報を支援端末20に送信する(ステップSD−3)。この結果、支援端末20で閲覧されているユニットシートの条件付き指示の条件パラメータが更新されるので、医師は、患者状態に応じた新たな条件パラメータを基準として、患者状態が条件付き指示に合致するか否かを判断できる。例えば、図3のユニットシートでは、条件パラメータの初期値である血圧=「135以上」で指示内容「血圧降下剤投与」を行う旨が表示されているが、医師によって入力された患者状態が体温37℃以上の場合、図6の例では条件パラメータ「130以上」が取得されるので、図18の表示画面例に示すように、条件パラメータが血圧=「130以上」で指示内容「血圧降下剤投与」を行う旨の表示に自動的に切り替わる。また、更新された条件パラメータの近傍にガイド情報が表示されるので、医師に対して、条件パラメータの更新に伴う各種の注意喚起を行うことができる。なお、図18の例では、ユニットシートの内部にガイド情報を表示しているが、当該ユニットシートとは別画面のナビゲーション用の画面に表示してもよい。
次に、実施スケジュール更新処理について説明する。図16は実施スケジュール更新処理のフローチャートである。まず実施スケジュール更新部3b2は、当該患者ID及び当該ユニットIDに対応する標準日数であって、現在のユニットシート以降の各ユニットシートの標準日数を標準実施スケジュールDB2b2から取得すると共に(ステップSE−1)、現在年月日を公知の方法で取得する(ステップSE−2)。次いで、実施スケジュール更新部3b2は、現在のユニットシート以降の各ユニットシートの実施スケジュールの移行年月日を、当該取得した現在年月日に対して当該各ユニットシートの以前に実施される全てのユニットシートの標準日数を付加することで算定する(ステップSE−3)。このことにより、例えば、現在のユニットシートを実行している日(すなわち現在年月日)が、先に初期値として設定した移行年月日と異なる場合には、その差分を修正した実施スケジュールが算定されることになる。
最後に、リソース予約更新処理について説明する。図17はリソース予約更新処理のフローチャートである。まずリソース予約更新部3b3は、当該患者ID及び当該ユニットIDに対応する使用日であって、現在のユニットシート以降の各ユニットシートにおける各リソースのリソースID及び使用日を標準リソース予約DB2b3から取得する(ステップSF−1)。また、リソース予約更新部3b3は、上述した実施スケジュール更新処理において更新された実施スケジュールDB2d2から、現在のユニットシート以降の各ユニットシートの移行年月日を取得する(ステップSF−2)。そして、当該取得した各ユニットシートの移行年月日に対して、各リソースの使用開始日を付加することで、現在のユニットシート以降の各ユニットシートにおける各リソースの予約年月日を算定する(ステップSF−3)。次いでリソース予約更新部3b3は、このように算定した予約年月日を、リソース予約DB2d3に患者ID、ユニットID,及びリソースIDに関連付けて記憶させることで、リソース予約情報を更新する(ステップSF−4)。
このように本実施の形態によれば、プロセスチャートやユニットシートを医師が支援端末20を介して任意のタイミングで呼び出し、当該支援端末20のモニタを介して閲覧できるので、医師は、患者の病名に対応する医療行為やその実施手順を確認し、標準化された内容及び手順にて医療行為を行うことができる。
また、支援端末20で閲覧されているユニットシートの条件付き指示の条件パラメータが更新されるので、医師は、患者状態に応じた新たな条件パラメータを基準として、患者状態が条件付き指示に合致するか否かを判断できる。特に、医師は、条件パラメータが更新されたことを確実に認識でき、患者状態が条件付き指示に合致するか否かを新規な条件パラメータに基づいて正確に判断できる。
さらに、医師は、プロセスにおける各医療行為の実施スケジュールを容易に把握でき、臨床工程を時間的観点から俯瞰してその管理を容易に行うことができる。特に、過去の臨床履歴に基づいて調整された実施スケジュールを把握できるので、患者の個別的な臨床傾向に合致した実施スケジュールを把握でき、患者の個別的な実情に応じた臨床工程管理を行うことができる。
さらにまた、将来的に必要になる各種のリソースの予約を、患者状態に合致した内容に更新でき、患者状態に適合したリソース管理を容易に行うことができる。特に、新規なリソース予約情報は、実施スケジュール更新処理において過去の臨床履歴に基づいて調整された実施スケジュールを基準として更新されているので、患者の個別的な臨床傾向に合致したリソースの使用タイミングを把握でき、患者の個別的な実情に応じたリソース管理を行うことができる。
以上、本発明に係る各実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良できる。以下、このような変形例について説明する。
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、前記した内容に限定されるものではなく、本発明によって、前記に記載されていない課題を解決したり、前記に記載されていない効果を奏することもでき、また、記載されている課題の一部のみを解決したり、記載されている効果の一部のみを奏することがある。
また、上記各実施の形態で自動的に行われるものとして説明した制御の全部または任意の一部を手動で行っても良く、逆に、手動で行われるものとして説明した制御の全部または任意の一部を公知技術または上述した思想に基づいて自動化しても良い。また、上記実施の形態において示した各構成要素の各機能ブロックの一部又は全部を、ハードワイヤードロジックにて構成しても良い。
また、上述した各電気的構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成できる。例えば、医療行為支援サーバ1の全部又は一部の機能を支援端末20に持たせることで、ネットワーク構成を用いることなく、支援端末20単独で患者状態適応型パスシステムを実行したり、関連情報の動的更新を行うようにしてもよい。
上記実施の形態では、患者状態の入力が受け付けられる毎に関連情報を更新しているが、関連情報の全部又は一部については他の任意のタイミングで更新してもよく、例えば、実施スケジュールやリソース予約は、ユニットシートが次順のユニットシートに移行した時点でのみ更新するようにしてもよい。
上記実施の形態では、条件パラメータを、各ユニットの患者状態に基づいて更新しているが、過去の患者状態の履歴に基づいて更新するようにしてもよい。例えば、患者に対して過去に実施されたユニットにおける、所定の基準状態変化や標準日数に対する患者の状態変化や所要日数の差分を求め、この差分を基準として、条件パラメータを選択してもよい。
2 記憶部
2a 実施行為情報記憶部
2a1 プロセスDB
2b 標準情報記憶部
2b1 標準条件パラメータDB
2b2 標準実施スケジュールDB
2b3 標準リソース予約DB
2c 履歴情報記憶部
2c1 プロセス履歴DB
2d 関連情報記憶部
2d1 条件パラメータDB
2d2 実施スケジュールDB
2d3 リソース予約DB
3 制御部
3a プロセス管理部
3b 情報更新部
3b1 条件パラメータ更新部
3b2 実施スケジュール更新部
3b3 リソース予約更新部
4 ネットワークIF
5 バス
10 関連サーバ群
11 医事会計サーバ
12 オーダサーバ
20 支援端末
30 ネットワーク
Claims (7)
- 所定対象に対して実施すべき実施行為の内容を実施行為単位で特定するための実施行為情報と、複数の前記実施行為情報にて内容が特定される複数の実施行為の相互間における実施順序を特定するための実施順序情報と、を格納する実施行為情報格納手段と、
前記所定対象の状態又は前記実施行為の実施状態に応じて変化し得る関連情報を格納する関連情報格納手段と、
前記所定対象の状態又は前記実施行為の実施状態を特定するための状態情報の入力を受け付ける入力手段と、
前記状態情報の入力が前記入力手段を介して受け付けられた場合に、当該状態情報に基づいて前記実施行為情報格納手段を参照することにより将来的に実施され得る前記実施行為及び当該実施行為の実施順序を特定し、当該特定された実施行為を当該特定された実施順序に従って実施する場合における関連情報を所定方法にて決定し、当該決定した関連情報に基づいて前記関連情報格納手段に格納された関連情報を更新する情報更新手段と、
前記情報更新手段にて更新された関連情報を所定の出力先に出力する出力手段と、
を備えたことを特徴とする実施行為支援装置。 - 前記実施行為情報は、患者に対して実施すべき医療行為の内容を医療行為単位で特定するための情報であり、
前記実施順序情報は、複数の前記実施行為情報にて内容が特定される複数の医療行為の相互間における実施順序を特定するための情報であり、
前記状態情報は、前記患者の状態を特定するための情報又は前記医療行為の実施状態を特定するための情報であり、
前記関連情報は、前記医療行為の実施条件、前記医療行為の実施スケジュール、又は、前記医療行為を実施する際に使用する医療資源、を特定するための情報であること、
を特徴とする請求項1に記載の実施行為支援装置。 - 前記関連情報の標準的な内容を特定するための標準情報を格納する標準情報格納手段を備え、
前記情報更新手段は、前記特定された実施行為を前記特定された実施順序に従って実施する場合における関連情報の標準的な内容を特定するための前記標準情報を前記標準情報格納手段から取得し、当該取得した標準情報に基づいて前記関連情報を更新すること、
を特徴とする請求項1又は2に記載の実施行為支援装置。 - 所定対象に対して過去に実施された実施行為の内容を特定するための前記実施行為情報と、所定対象に対して過去に実施された複数の実施行為の相互間における実施順序を特定するための前記実施順序情報と、を格納する実施履歴情報格納手段を備え、
前記情報更新手段は、前記実施履歴情報格納手段に格納された前記実施行為情報及び前記実施順序情報に基づいて前記関連情報を決定すること、
を特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の実施行為支援装置。 - 前記関連情報の更新に関する状態を報知するための更新状態報知情報を、前記関連情報に関連付けて格納する更新状態報知情報格納手段を備え、
前記情報更新手段は、前記所定方法にて決定した前記関連情報に伴う前記更新状態報知情報を前記更新状態報知情報格納手段から取得し、
前記出力手段は、前記取得された前記更新状態報知情報を所定の出力先に出力すること、
を特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の実施行為支援装置。 - 前記出力手段は、前記情報更新手段にて更新された関連情報を、前記実施行為を実施するために使用する資源の予約を管理するための所定の資源管理装置に出力すること、
を特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の実施行為支援装置。 - 所定対象に対して実施すべき実施行為の内容を実施行為単位で特定するための実施行為情報と、複数の前記実施行為情報にて内容が特定される複数の実施行為の相互間における実施順序を特定するための実施順序情報と、を格納する実施行為情報格納手段と、
前記実施行為に関連する情報であって、前記所定対象の状態又は前記実施行為の実施状態に応じて変化し得る関連情報を格納する関連情報格納手段と、
前記所定対象の状態又は前記実施行為の実施状態を特定するための状態情報の入力を受け付ける入力手段と、
前記関連情報を所定の出力先に出力する出力手段と、
を備えたコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記状態情報の入力が前記入力手段を介して受け付けられた場合に、当該状態情報に基づいて前記実施行為情報格納手段を参照することにより将来的に実施され得る前記実施行為及び当該実施行為の実施順序を特定するステップと、
前記特定された実施行為を前記特定された実施順序に従って実施する場合における関連情報を所定方法にて決定するステップと、
前記決定した関連情報に基づいて前記関連情報格納手段に格納された関連情報を更新するステップと、
前記更新された関連情報を前記出力手段を介して前記所定の出力先に出力するステップと、
を前記コンピュータに実行させることを特徴とする実施行為支援プログラム。
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