JP2005182362A - 看護医療支援装置、方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 端末装置104のユーザは、クリニカルパスに従って患者に対する医療行為を行い、その内容を示す実施データを、通信ネットワーク101を介して接続される病院内情報管理システム102に送信させる。その管理システム102は、その実施データを受信すると、対応するクリニカルパスが示す予定から患者の経過がはずれることでバリアンスが発生しているか否か判定し、それが発生していると判定した場合に、メッセージ、或いは対処法をその端末装置104に送信することにより、端末装置104のユーザに、バリアンスが発生していることを通知する。
【選択図】 図1
Description
そのバリアンスが生じたということは、患者に合わせた形で今後の医療行為を行っていく必要があることを意味する。そのような対応は、患者によっては迅速に行わなければならないことがありえる。医療行為は、施設の資源を使って行う場合もあるから、迅速に対応しないと、資源の運営効率の低下を招く可能性がある。このようなことから、患者の実際の経過が予定(予測)からはずれていた場合には、そのはずれには迅速に対応することが重要であると考えられる。
第2の態様の看護医療支援装置は、上記第1の態様における構成に加えて、医療予定データが示す予定から患者の経過がはずれていると経過判定手段が判定したことにより入力される想定要因を取得する要因取得手段、を更に具備する。
本発明の看護医療支援方法は、治療中の患者に対する医療行為の実施を支援するための方法であって、患者に対して医療行為として実施された内容を示す実施データを取得する実施データ取得ステップと、患者に対して実施すべきとされる医療行為の予定を示す医療予定データを取得する医療予定データ取得ステップと、実施データ取得ステップにより取得する実施データ、及び該実施データと対応する、医療予定データ取得ステップにより取得する医療予定データを基に、該医療予定データが示す予定から患者の経過がはずれているか否か判定する経過判定ステップと、を有する。
図1は、本実施の形態による看護医療支援装置を有する病院情報システムの構成を示す図である。その情報システムは、例えば病院などの医療施設でチーム医療を行うために構築されたものであり、チーム医療の従事者(医師や看護師、など)はその情報システムによって情報を共有化している。
その管理システム102は、図2に示すように、通信ネットワーク101を介して通信を行う通信部201と、患者の経過とクリニカルパスの示す予定との間に差異があるか否か判定する差異判定部202と、各種データベース(DB)を管理する記憶部203と、システム102全体の制御を行う制御部204と、を備えた構成となっている。差異判定部202、及び制御部204は、例えば管理システム102の構築に用いられたサーバに搭載のCPUが、そのリソースを利用しつつ、ハードディスク装置等に格納されたプログラムを実行することで実現される。
クリニカルパスDB211は、患者に対して実施していくべき理想的な医療行為の予定を示すクリニカルパス毎にその内容を示すデータを格納したものである。検索用のキーとして種別コードが各クリニカルパスに割り当てられて格納されている。本実施の形態では、患者に対してより適切な医療行為を行えるように、患者毎にクリニカルパスを生成するようにしている。
そのテーブルには、例えば図3に示すように、クリニカルパスに従って実施された内容(医療行為)の種別を示す実施データ種別コード、そのクリニカルパスを示す種別コード、患者の属性、その性別、年齢、メッセージを出力(提示)すべき範囲の下限値(図中「メッセージ出力範囲(開始)」と表記。以降「メッセージ出力範囲開始値」と呼ぶ)、その上限値(図中「メッセージ出力範囲(終了)」と表記。以降「メッセージ出力範囲終了値」と呼ぶ)、出力の対象となるメッセージを示すメッセージコード、そのコードが示すメッセージを出力(提示)する前の段階で出力(提示)すべきメッセージを出力すべき範囲の下限値(図中「メッセージ出力範囲予備(開始)」と表記。以降「メッセージ出力範囲予備開始値」と呼ぶ)、その上限値(図中「メッセージ出力範囲予備(終了)」と表記。以降「メッセージ出力範囲予備終了値」と呼ぶ)、その段階で出力の対象となるメッセージを示すメッセージコード(以降「メッセージ予備コード」と呼ぶ)、対処法を出力(提示)すべき範囲の下限値(図中「対処法出力範囲(開始)」と表記。以降「対処法出力範囲開始値」と呼ぶ)、その上限値(図中「対処法出力範囲(終了)」と表記。以降「対処法出力範囲終了値」と呼ぶ)、出力の対象となる対処法を示す対処法コード、そのコードが示す対処法を出力(提示)する前の段階で出力すべきメッセージを出力すべき範囲の下限値(図中「対処法出力範囲予備(開始)」と表記。以降「対処法出力範囲予備開始値」と呼ぶ)、その上限値(図中「対処法出力範囲予備(終了)」と表記。以降「対処法出力範囲予備終了値」と呼ぶ)、その段階で出力の対象となる対処法を示す対処法コード、がデータとして格納される。
図7に示すような対処法出力画面上の「要因入力」ボタンを従事者がクリックすると、端末装置104は管理システム102に対し、その旨を通知する。管理システム102は、その通知により、差異原因マスタファイル216に選択肢として格納されている要因を配置した図8に示すような要因入力画面を端末装置104に送信する。それにより、端末装置104は、その画面をステップST1で液晶表示装置などの搭載の表示装置上に表示させる。
管理システム102は、例えばシステム管理者が使用する端末装置104から差異原因マスタワークファイル215にデータが格納されたコメントの閲覧が要求されると、そのコメントの一覧を配置した図9に示すようなバリアンス原因コメント登録画面を作成してその端末装置104に送信する(ステップSS1)。端末装置104は、その登録画面を搭載、或いは接続された表示装置上に表示させる。
バリアンス発生の有無の判定は、経験豊富、或いは有能な医療従事者にとっては比較的に容易に行うことができる。このことから、そのような医療従事者のみを対象にするような場合には、その判定に必要な実施データやクリニカルパスのデータを取得して提示することにより、その判定を医療従事者自身に行わせるようにしても良い。
102 病院内情報管理システム
103 アクセスポイント
104 端末装置
201 通信部
202 差異判定部
203 記憶部
204 制御部
211 クリニカルパスデータベース
212 バリアンステーブル群
213 メッセージデータベース
214 対処法データベース
215 差異原因マスタワークファイル
216 差異原因マスタファイル
Claims (6)
- 治療中の患者に対する医療行為の実施を支援する装置であって、
前記患者に対して医療行為として実施された内容を示す実施データを取得する実施データ取得手段と、
前記患者に対して実施すべきとされる前記医療行為の予定を示す医療予定データを取得する医療予定データ取得手段と、
前記実施データ取得手段が取得する実施データ、及び該実施データと対応する、前記医療予定データ取得手段が取得する医療予定データを基に、該医療予定データが示す予定から前記患者の経過がはずれているか否か判定する経過判定手段と、
前記経過判定手段による判定結果を提示する判定提示手段と、
を具備することを特徴とする看護医療支援装置。 - 前記判定提示手段は、前記医療予定データが示す予定から前記患者の経過がはずれていると前記経過判定手段が判定した場合に、該はずれていることに対する対処法を提示できる、
ことを特徴とする請求項1記載の看護医療支援装置。 - 前記医療予定データが示す予定から前記患者の経過がはずれていると前記経過判定手段が判定したことにより入力される想定要因を取得する要因取得手段、
を更に具備することを特徴とする請求項1、または2記載の看護医療支援装置。 - 前記想定要因の選択肢を提示することにより、該想定要因を該選択肢のなかから選択させるか、或いはコメントとして入力させる場合に、前記要因取得手段が取得のコメントとして入力された想定要因を選択肢として追加できる、
ことを特徴とする請求項3記載の看護医療支援装置。 - 治療中の患者に対する医療行為の実施を支援するための方法であって、
前記患者に対して医療行為として実施された内容を示す実施データを取得する実施データ取得ステップと、
前記患者に対して実施すべきとされる前記医療行為の予定を示す医療予定データを取得する医療予定データ取得ステップと、
前記実施データ取得ステップにより取得する実施データ、及び該実施データと対応する、前記医療予定データ取得ステップにより取得する医療予定データを基に、該医療予定データが示す予定から前記患者の経過がはずれているか否か判定する経過判定ステップと、 を有することを特徴とする看護医療支援方法。 - 治療中の患者に対する医療行為の実施を支援する看護医療支援装置に実行させるプログラムであって、
前記患者に対して医療行為として実施された内容を示す実施データを取得する実施データ取得機能と、
前記患者に対して実施すべきとされる前記医療行為の予定を示す医療予定データを取得する医療予定データ取得機能と、
前記実施データ取得機能により取得する実施データ、及び該実施データと対応する、前記医療予定データ取得機能により取得する医療予定データを基に、該医療予定データが示す予定から前記患者の経過がはずれているか否か判定する経過判定機能と、
前記経過判定機能による判定結果を提示する判定提示機能と、
を実現させるためのプログラム。
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