JP2022142234A - プログラム、情報処理方法、及び情報処理装置 - Google Patents
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Abstract
Description
特許法第30条第2項適用申請有り 掲載年月日 2020年12月1日 掲載アドレス https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000048083.html [刊行物等] 掲載年月日 2020年12月1日 掲載アドレス https://www.astrazeneca.co.jp/media/press-releases1/2020/2020120101.html [刊行物等] 発行年月日 2020年12月15日 刊行物 日経メディカル,12月号,第23頁 [刊行物等] 発行年月日 2020年12月17日 刊行物 Medical Tribune,2020年12月17日,vol.53, No.24,第5頁
開示の技術は、プログラム、情報処理方法、及び情報処理装置に関する。
従来、問診を効率よく行うための問診システムが知られている。例えば、質問に対する回答に応じて質問内容を遷移させて疾患の確率(患者が当該疾患であると疑われる確率) を推定し、医師の診断をサポートするシステムが知られている(例えば特許文献1参照)。
従来の問診システムにおいては、問診に対する回答内容を含む問診結果と関連性の高い疾患(「関連疾患」ともいう。)を医師等に提示することは可能である。しかしながら、医師等は、提示される関連疾患が専門外の場合や、詳細な情報を把握したい場合などに、限られた診察時間の中で適切な情報を見つけることは容易ではなかった。また、医学情報は、外科、内科などの専門分野の多さから多岐に渡っており、かつそれぞれの専門分野において日々進歩があり、それぞれの専門分野で最新の情報をキャッチアップすることは容易ではない。
そこで、開示技術は、問診結果と関連性の高い疾患に対して、公開された情報に基づき、治療法や薬剤などの疾患に関連する適切な参考情報を医師等に提供することで、医師業務の効率化を図ることを目的とする。
開示の一態様におけるプログラムは、情報処理装置に、問診を受けた患者の患者情報、及び前記問診の回答に関する問診情報の少なくとも1つを含む前記患者の医療情報を取得し、各医療情報に関連付けられる治療法に関する治療法情報及び薬剤に関する薬剤情報を少なくとも含む情報群の中から、前記医療情報に基づいて少なくとも1つの情報を抽出し、抽出される情報に関する医療関連情報と、前記医療情報とを他の情報処理装置に出力する、ことを実行させる。
開示技術によれば、問診を受けた患者の医療情報と公開された情報とに基づき、治療法や薬剤などの疾患に関連する適切な参考情報を医師等に提供することで、医師業務の効率化を図ることができる。
添付図面を参照して、本開示の好適な実施形態について説明する。なお、各図において、同一の符号を付したものは、同一又は同様の構成を有する。
[実施形態]
<システム構成及びシステム概要>
図1は、開示の一実施形態に係る情報処理システム1の構成の一例を示す図である。図1に示すとおり、情報処理システム1は、1又は複数のサーバ10A、10Bと、1又は複数の第1処理端末20A、20Bと、1又は複数の第2処理端末30A、30Bと、を含む。サーバ10と、第1処理端末20と、第2処理端末30とは、ネットワークNを介して相互にデータの送受信が可能である。
<システム構成及びシステム概要>
図1は、開示の一実施形態に係る情報処理システム1の構成の一例を示す図である。図1に示すとおり、情報処理システム1は、1又は複数のサーバ10A、10Bと、1又は複数の第1処理端末20A、20Bと、1又は複数の第2処理端末30A、30Bと、を含む。サーバ10と、第1処理端末20と、第2処理端末30とは、ネットワークNを介して相互にデータの送受信が可能である。
サーバ10は、1つの処理装置により構成されてもよい。サーバ10A、10Bの数は任意の数でもよく、個々に区別しない場合はサーバ10と表記する。なお、第1処理端末20、第2処理端末30も同様であり、それぞれの数は任意の数でもよく、個々に区別しない場合は第1処理端末20、第2処理端末30と表記する。
サーバ10は、診察時の参考情報を提示する情報処理システム1の基本的な処理を実行するサーバである。サーバ10は、例えば、1又は複数のプロセッサを備える情報処理装置であり、問診内容を患者に提供し、回答内容に応じて適応的に次の問診内容を選択し、所定の条件が満たされるまで問診を行う。
また、サーバ10は、問診中又は問診後の回答内容を含む問診結果と関連性の高い疾患(関連疾患)、症状などの患者の医療情報を特定し、関連疾患に対応する治療や診察等に役立つ情報を所定のデータベースから抽出する。所定のデータベースには、例えば、症状、疾患などの医療情報ごとに治療や診察等に役立つ情報が記憶される。サーバ10は、抽出される情報を関連疾患とともに、第2処理端末30に出力する。
第1処理端末20は、患者側の処理を実行する情報処理装置である。第1処理端末20として、例えばパーソナルコンピュータ、タブレット端末、スマートフォン等の携帯端末、携帯電話機等が用いられる。
第1処理端末20には、サーバ10が提供する参考情報提示システムを利用するためのアプリケーションプログラム(アプリ)がインストールされてもよい。このアプリは、問診内容の表示、回答の入力等の処理を第1処理端末20に実行させる。第1処理端末20は、このアプリを実行することにより、サーバ10にアクセスして、アプリの実行に用いる情報を送受信する。また、第1処理端末20は、ウェブブラウザを用いて、サーバ10が提供するウェブサイト等にアクセスし、問診内容の表示、回答の入力などの処理を実行してもよい。
第2処理端末30は、医師側の処理を実行する情報処理装置である。第2処理端末30として、例えばパーソナルコンピュータ、タブレット端末、スマートフォン等の携帯端末、携帯電話機等が用いられる。
第2処理端末30には、サーバ10が提供する参考情報提示システムを利用するためのアプリケーションプログラム(アプリ)がインストールされてもよい。このアプリは、問診結果、症状、関連疾患、治療等に関する情報の表示、追加情報の入力、画面の更新等の処理を第2処理端末30に実行させる。第2処理端末30は、このアプリを実行することにより、サーバ10にアクセスして、アプリの実行に用いる情報を送受信する。また、第2処理端末30は、ウェブブラウザを用いて、サーバ10が提供するウェブサイト等にアクセスし、問診結果、症状、関連疾患、治療等に関する情報の表示、追加情報の入力、画面の更新等の処理を実行してもよい。
<システム概要>
ここで、診察時に参考情報を提示する情報処理システム1のシステム概要について説明する。情報処理システム1は、例えば、患者等が医師に診察してもらう際の参考情報を提示するシステムである。具体例として、患者が、病院等で使用する第1処理端末20や、自身の第1処理端末20を用いて、問診を行い、回答を入力する。これらの問診内容や回答内容がサーバ10に送信され、問診中又は問診後の回答内容を含む問診結果と関連性の高い疾患(関連疾患)等がサーバ10により特定される。
ここで、診察時に参考情報を提示する情報処理システム1のシステム概要について説明する。情報処理システム1は、例えば、患者等が医師に診察してもらう際の参考情報を提示するシステムである。具体例として、患者が、病院等で使用する第1処理端末20や、自身の第1処理端末20を用いて、問診を行い、回答を入力する。これらの問診内容や回答内容がサーバ10に送信され、問診中又は問診後の回答内容を含む問診結果と関連性の高い疾患(関連疾患)等がサーバ10により特定される。
サーバ10は、問診を受けた患者の患者情報、及び問診の回答に関する問診情報の少なくとも1つを含む患者の医療情報に基づいて、その医療情報に対する薬剤や治療法などを特定して抽出し、抽出される薬剤や治療法に関する情報を、医師、看護師、医療従事者等(以下、「医師等」とも称す。)が使用する第2処理端末30に出力する。患者情報は、例えば、ユーザである患者の性別情報や、身長、体重などの身体的情報、血圧、体温などの生体情報等の少なくとも1つを含む。問診情報は、例えば、問診に対する回答情報、回答情報に基づく症状に関する症状情報、及び回答情報に基づく関連疾患に関する関連疾患情報等の少なくとも1つを含む情報である。
これにより、情報処理システム1は、第2処理端末30のユーザである医師等に対して、患者の関連疾患を含む医療情報を提供するだけではなく、その医療情報に対する薬剤や治療法などの参考情報を提供することができ、医師の診察に役立つ情報を提供することができる。また、提供される情報は、薬剤や治療法の他にも、診断方法や検査方法などの診断や治療に役立つサポート情報を含んでもよい。医師等は、提供される情報を参照し、自身の診察に利用することが可能になる。以下、上述した参考情報の提示処理を実行可能にする情報処理システム1の各構成等について詳細に説明する。
<構成>
図2は、開示の一実施形態に係るサーバ10の一例を示すブロック図である。サーバ10は、1つ又は複数の処理装置(プロセッサ)110、1つ又は複数のネットワーク通信インタフェース120、メモリ130、及びこれらの構成要素を相互接続するための1つ又は複数の通信バス170を含む。
図2は、開示の一実施形態に係るサーバ10の一例を示すブロック図である。サーバ10は、1つ又は複数の処理装置(プロセッサ)110、1つ又は複数のネットワーク通信インタフェース120、メモリ130、及びこれらの構成要素を相互接続するための1つ又は複数の通信バス170を含む。
サーバ10は、場合によりユーザインタフェース150を含んでもよく、これとしては、ディスプレイ、及び入力装置(キーボード及び/又はマウス、又は他の何らかのポインティングデバイス等)を挙げることができる。
メモリ130は、例えば、DRAM、SRAM、他のランダムアクセス固体記憶装置などの高速ランダムアクセスメモリであり、また、1つ又は複数の磁気ディスク記憶装置、光ディスク記憶装置、フラッシュメモリデバイス、又は他の不揮発性固体記憶装置などの不揮発性メモリでもよく、コンピュータ読取可能な非一時的な記録媒体でもよい。
メモリ130は、情報処理システム1により用いられるデータを記憶する。例えば、メモリ130は、患者データ、疾患に関するデータなどの参考情報の提示に関するデータを記憶する。なお、各データの詳細は、図4~6を用いて後述される。
また、メモリ130の他の例として、プロセッサ110から遠隔に設置される1つ又は複数の記憶装置でもよく、後述の医療関連情報等を記憶する所定のデータベースを構築してもよい。ある実施形態において、メモリ130はプロセッサ110により実行されるプログラム、モジュール及びデータ構造、又はそれらのサブセットを格納する。
プロセッサ110は、例えばCPU(Central Processing Unit)であり、メモリ130に記憶されるプログラムを実行することで、支援制御部112、取得部113、抽出部114、出力部115、画面生成部116を構成する。
支援制御部112は、開示された参考情報の提示に関する処理の実行を制御する。例えば、支援制御部112は、患者側への問診処理を制御したり、医師側への参考情報の提示処理を制御したりする。また、支援制御部112は、例えば、参考情報の提示処理を制御するために、取得部113、抽出部114、出力部115、画面生成部116を有する。
取得部113は、問診を受けた患者の患者情報、及び問診の回答に関する問診情報の少なくとも1つを含む医療情報を取得する。例えば、取得部113は、第1処理端末20から問診に対する回答情報を含む問診情報を取得するサーバ10から、患者情報や、問診情報を取得してもよいし、看護師等が入力した体温などの生体情報を取得したサーバ10から、患者情報の一部を取得してもよい。
患者情報は、上述したように、例えば、ユーザである患者の性別情報や、身長、体重などの身体的情報、血圧、体温などの生体情報等の少なくとも1つを含む。身体的情報は、問診時に患者により入力される情報を含み、体温などの生体情報は、看護師等により入力される情報を含む。
問診情報は、上述したように、例えば、問診に対する回答情報、回答情報に基づく症状に関する症状情報、及び回答情報に基づく関連疾患に関する関連疾患情報等の少なくとも1つを含む情報である。回答情報は、問診ごとの患者の回答内容を含む情報であり、症状情報は、問診に含まれる主訴や、回答内容から所定方法により推定される症状などを含む情報である。
関連疾患に関する関連疾患情報は、公知の技術を用いて問診内容及び回答情報に基づいて関連疾患が特定されればよい。例えば、サーバ10Aと、第1処理端末20Aとが用いられ、人工知能(AI)や参照テーブルなどを利用した問診を行って、回答情報から関連疾患が特定されてもよい。特定された関連疾患は、関連疾患情報として、サーバ10Aからサーバ10Bに送信されてもよい。また、関連疾患は、例えば、患者の回答情報に含まれる、年齢、性別、主訴、現病歴、既往歴、アレルギー歴、生活歴、身体所見の少なくとも1つに基づいて特定される。
抽出部114は、各疾患に関連付けられる治療法に関する治療法情報、及び、薬剤に関する薬剤情報を少なくとも含む情報群の中から、患者の医療情報に基づいて、少なくとも1つの情報(医療関連情報)を抽出する。例えば、抽出部114は、疾患ごとに診察に役立つ情報が対応付けられた情報群を記憶するデータベースにアクセスし、取得部113により取得される医療情報に対応する情報を抽出する。診察に役立つ情報は、例えば、薬剤や治療法などの治療関連情報や、診断方法、検査方法などの診察補助情報などであり、これらの情報は、各種ガイドラインや、各種学会が発表する情報等から特定される。
具体例として、抽出部114は、メモリ130に対応するデータベースに記憶される情報群の中から、取得部113により取得された関連疾患情報に対応する情報(医療関連情報)を抽出する。なお、取得される関連疾患情報は、患者情報や、問診情報のその他の回答情報や、症状情報などでもよく、患者情報や問診情報の任意の組み合わせでもよい。
また、診察に役立つ情報は、監修医師が複数名で選別した情報を用いてもよい。また、書籍検索やWeb検索などの一般的な手段で医師が入手できないものを、提供する情報の根拠にはしなくてもよい。また、或る疾患に関して、特定の企業や特定の薬剤を推奨するような情報は提供しなくてもよい。これにより、提供される情報は、公平で信頼性が高い情報を根拠にすることが可能になる。
出力部115は、抽出部114により抽出される情報に関する医療関連情報と、医療情報とを他の情報処理装置に出力する。例えば、出力部115は、診察に役立つ情報として抽出された治療関連情報や診察補助情報そのもの、又はこれらの情報の見出しなどの要約情報を医療関連情報に含めて、医療情報とともに医師側の第2処理端末30に出力する。
画面生成部116は、抽出部114により抽出される医療関連情報と、取得部113により取得される医療情報とを含む画面(例えば図7参照)を構成し、この画面を表示することを可能にする画面情報を生成する。例えば、この画面には、患者情報や問診情報、診察に役立つ情報が含まれる。出力部115は、画面生成部116により生成される画面情報を第2処理端末30に送信してもよい。
以上の処理により、問診結果と関連性の高い疾患に対して、治療法や薬剤などの疾患や症状に関連する適切な情報を医師等に提供することで、医師業務の効率化を図ることが可能になる。例えば、医師側は、症状や関連疾患について専門外の場合や、より詳しく把握したい場合等に、自分達で医学情報を調べなくてもよくなり、医師業務における手間と時間を節約することが可能になる。
また、抽出部114は、抽出された情報に基づき、この診察に役立つ情報に対応付けられる要約情報を特定することを含んでもよい。例えば、要約情報は、所定の医師等がこの情報に対して付与した見出し(タイトル)であり、薬剤、治療、診断などのカテゴリを含んでもよい。また、診察に役立つ情報ごとに、その情報の要約情報が対応付けられていてもよい。
この場合、出力部115は、抽出部114により特定される要約情報を含む医療関連情報を出力することを含んでもよい。例えば、出力部115は、医療情報に関連付けて要約情報を出力してもよい。
以上の処理により、抽出される情報が豊富な情報量を有する場合であっても、その要約情報を医師側に提供することで、医師等は、その関連疾患に対するどんな関連情報があるかを容易に把握することが可能になる。
また、取得部113は、要約情報に対する詳細情報の取得要求(以下、「詳細取得要求」とも称す。)を取得することを含んでもよい。例えば、第2処理端末30に表示された要約情報が医師等により操作されると、第2処理端末30から詳細取得要求が送信され、取得部113は、この詳細取得要求を取得する。要約情報の操作は、例えば、タッチパネル上でのタッチや、画面上を移動するポインティングデバイスでのクリック、要約情報へのポインタの移動などである。
この場合、出力部115は、取得される詳細取得要求に応じて、要約情報に対応する詳細情報を第2処理端末30に出力することを含んでもよい。詳細情報は、例えば、所定のデータベースに記録される根拠となる論文等や、その根拠から、医師等が把握しやすいように作成した詳細な情報を含む。
以上の処理により、要約情報を見た医師等は、詳細な情報が欲しい場合に詳細な情報を取得するための操作を行うことができるため、限られた表示領域の中でも、なるべく多くの要約情報を提供することが可能になる。なお、複数の要約情報が表示される場合、異なる症状や関連疾患の要約情報が画面生成部116により選択され、表示されるようにしてもよい。
また、取得部113は、第2処理端末30を利用するユーザに関するユーザ情報を取得することを含んでもよい。例えば、ユーザは医師等であり、ユーザは、第2処理端末30を利用して情報処理システム1にログインする場合、取得部113は、サーバ10等に保存されるログイン情報等からユーザ情報を取得する。ユーザ情報は、例えば、診療科、医師等の診察歴、所属医療機関カテゴリなどの少なくとも1つの情報を含む。
この場合、抽出部114は、取得されるユーザ情報にさらに基づいて、診察に役立つ情報の情報群の中から少なくとも1つの情報を抽出することを含んでもよい。例えば、抽出部114は、情報提供を受ける医師等が、医師等の診察歴に基づいて経験が浅いか、ベテランかを判断したり、診療科に基づいてその疾患を専門領域とするか否かを判断したりして、抽出する情報の詳細の程度を分けてもよい。
具体例として、抽出部114は、経験が浅い医師や専門外の医師には、より平易な情報を抽出してもよく、ベテラン医師や専門の医師には、より詳細な情報を抽出してもよい。登録される情報群としては、平易な情報から詳細情報までレベル分け等されてもよく、例えば、抽出部114は、医師のレベルに対応するレベルの情報を抽出してもよい。また、後述するように、人工知能の学習機能を用いて、医師に応じて適応的に情報が抽出されてもよい。
以上の処理により、関連疾患などの医療情報の他にも、情報提供を受ける側のユーザの属性を考慮して、診察に役立つ情報を抽出することができるため、診察する医師等に応じて、適切な情報を提供することが可能になる。
また、抽出部114は、医療情報に含まれる少なくとも1つの情報と、医療関連情報に関する情報との関連性を学習する学習モデルを用いて、医療情報に基づいて少なくとも1つの情報を抽出することを含んでもよい。例えば、抽出部114は、医師等に提供する情報と、医師等がその疾患に対して実際に参照した情報との関連性を機械学習等する学習モデルを利用してもよい。
具体例として、抽出部114は、医療情報ごとに提供する医療関連情報と、医師等が実際に参照した医療関連情報とを学習し、その医療情報に対して医師等が参考にする医療関連情報を学習しておく。抽出部114は、その学習モデルを利用することで、その疾患に対して医師等が実際に興味のある医療関連情報を所定個抽出してもよい。
以上の処理により、医師等によるフィードバックを利用して、医療情報に対する適切な医療関連情報を学習しておくことで、より適切な情報を医師等に提供することが可能になる。
また、取得部113は、ユーザである医師等により設定又は入力される追加情報を取得することを含んでもよい。例えば、医師等が、問診結果や関連疾患を参照し、提供されていない疾患や薬剤、治療等を検索項目に入力すると、第1処理端末20は、入力等された情報を追加情報としてサーバ10に送信する。取得部113は、検索のために入力等された追加情報を取得する。
この場合、抽出部114は、取得される追加情報にさらに基づいて、診察に役立つ情報の情報群の中から少なくとも1つの情報を抽出することを含んでもよい。例えば、抽出部114は、特定されていない疾患であっても、医師等により入力等される疾患に基づいて、この疾患に対応する医療関連情報を抽出する。追加情報としては、疾患名、バイタル情報、薬剤(処方薬)、治療法などがある。
以上の処理により、問診結果から特定される情報以外にも、医師等が調べたい情報についても検索することを可能にしているため、追加情報に対して抽出された医療関連情報を、医師等に新たに提供することが可能になる。
また、画面生成部116は、取得部113により取得される医療情報と、抽出部114により特定される要約情報とを含む第1画面の第1画面情報を生成する。例えば、画面生成部116は、第2処理端末30のウェブブラウザを用いて表示装置の画面に表示することが可能な第1画面情報を生成する。
出力部115は、画面生成部116により生成される第1画面情報を、ネットワーク通信インタフェース120を介して第2処理端末30に送信する。第2処理端末30は、第1画面情報を取得すると、第1画面情報に基づく第1画面を表示する。画面情報は、例えば、表示画面をウェブブラウザ上で再現して表示できるように、ウェブ配信用のXML(Extensible Markup Language)データ、JSON(JavaScript(登録商標)Object Notation)データ等のデータ記述言語により生成されればよい。また、画面生成部116は、第2処理端末30側のアプリが第1画面を表示する場合、第1画面の表示に必要な医療情報や医療関連情報などを第2処理端末30に出力する。
また、取得部113は、要約情報に対する詳細情報の取得要求を他の情報処理装置から取得してもよい。例えば、取得部113は、第2処理端末30から、詳細取得要求を取得する。
この場合、画面生成部116は、詳細取得要求に応じて、要約情報に対する詳細情報を含む第2画面の第2画面情報を生成する。例えば、画面生成部116は、詳細情報がポップアップ画面(第2画面の一例)に表示されるように第2画面情報を生成する。
また、出力部115は、画面生成部116により生成される第2画面情報を第2処理端末30に出力してもよい。第2処理端末30は、第2画面情報を取得すると、第2画面情報に基づく第2画面を表示する。
以上の処理により、医師等とのインタラクティブな操作に応じて、適切なタイミングで適切な情報を提供することが可能になる。また、抽出部114は、前述したとおり、このインタラクティブな操作を学習することで、医療情報(例えば関連疾患)ごとに、より適切な診察に役立つ情報を提供することが可能になる。
また、取得部113は、所定の医療情報に対する操作情報を第2処理端末30から取得してもよい。操作情報とは、例えば、第1画面に表示される医療情報がクリックされたり、押下されたり、選択されたり、ポインタ移動されたりすることである。この場合、画面生成部116は、第1画面において、操作された所定の医療情報に関連する要約情報を強調する処理を実行してもよい。強調処理は、例えば、要約情報に対して、文字サイズを大きくしたり、色を変えたり、太字にしたり、マーク(吹き出し等も含む)をつけたりする処理を含む。操作対象の医療情報(例えば関連疾患や症状)にチェックボックスなどが設けられてもよい。
以上の処理により、医師等が選択した医療情報に対応する医療関連情報を強調することができ、医師等に自分が選択した医療情報の医療関連情報を容易に把握させることができる。
また、画面生成部116は、1又は複数の医療情報を含む第1表示領域と、1又は複数の要約情報を含む第2表示領域とを含む第1画面の第1画面情報を生成してもよい(後述する図7参照)。例えば、第1表示領域と第2表示領域とは関連性があるため、隣接するように表示されてもよい。また、画面生成部116は、第1表示領域の医療情報ごとに、医療関連情報を関連付けて表示するような第1画面の第1画面情報を生成してもよい。この場合、取得部113は、第1画面に対し、所定の医療情報に対する操作情報を第2処理端末30から取得してもよい。
画面生成部116は、操作情報が取得されると、第2表示領域内に、操作された所定の医療情報に対応する要約情報を含めるように第1画面の1画面情報を更新してもよい。例えば、はじめ第2表示領域内には、他の要約情報が表示されていたとしても、医師等が所定の医療情報を選択することで、選択された所定の医療情報に対応する要約情報が第2表示領域に表示されるようになる。選択対象の医療情報は、例えば、複数の情報が考えられる、症状や、関連疾患などである。
以上の処理により、問診結果や、関連疾患などの医療情報や、医療関連情報を表示する画面の中で、医療関連情報に割り当てられた表示領域を有効に活用することができる。例えば、医師等にとって、問診結果や関連疾患がまずは知りたい情報であると考えられるため、これらの情報に大きな表示領域を割り当てることができ、医療関連情報の限られた表示領域内で、適応的に表示される医療関連情報を適切に変更することが可能になる。
また、医師等が複数の医療情報(例えば症状や関連疾患)を選択する場合がある。この場合、取得部113は、第2処理端末30から選択された複数の医療情報を取得する。抽出部114は、取得された複数の医療情報に基づいて、選択された医療情報に相互作用的に関連する医療関連情報を抽出する。例えば、抽出部114は、選択された複数の医療情報に関連することが明示された文献やガイドライン等を抽出するようにする。また、抽出部114は、上述したように、学習モデルを用いて、医師等が選択した複数の医療情報と、医師等が詳細情報を見た医療関連情報とを学習しておくことで、複数の医療情報に相互作用的に関連する医療関連情報を抽出してもよい。
以上の処理により、複数の医療情報に関連する、診察に役立つ情報を提供することが可能になる。例えば、客観的な情報に基づく複数の疾患や症状の相互作用を考慮して、複数の関連疾患に関連する医療関連情報等を提供することができる。
また、画面生成部116は、検索用の入力欄を含む第1画面を生成してもよい(後述する図7参照)。この場合、取得部113は、第1画面の入力欄に入力される追加情報を取得してもよい。次に、抽出部114は、取得部113により取得される追加情報に基づいて、診察に役立つ情報の情報群の中から、少なくとも1つの情報を抽出し、この情報に対応する要約情報を特定する。また、画面生成部116は、特定される要約情報を第1画面に含めるように第1画面情報を更新する。この際、画面生成部116は、追加で特定された要約情報を他の要約情報と識別できるように第1画面情報を更新してもよい。
以上の処理により、問診結果に関連する情報以外にも、医師等が調べたい情報についても検索することを可能にしているため、追加情報に対して抽出された要約情報を、医師等に追加で提供することが可能になる。また、追加情報に基づいて抽出される要約情報は、他の要約情報と識別可能にすることで、医師等は、追加された要約情報を迅速に把握することができる。
図3は、開示の一実施形態に係る第2処理端末30の一例を示す図である。第2処理端末30は、1つ又は複数の処理装置(プロセッサ)310、1つ又は複数のネットワーク通信インタフェース320、メモリ330、ユーザインタフェース350、及びこれらの構成要素を相互接続するための1つ又は複数の通信バス370を含む。
ユーザインタフェース350は、ディスプレイ351、及び入力装置(キーボード及び/又はマウス、又は他の何らかのポインティングデバイス等)352を含む。
メモリ330は、例えば、DRAM、SRAM、又は他のランダムアクセス固体記憶装置などの高速ランダムアクセスメモリであり、また、1つ又は複数の磁気ディスク記憶装置、光ディスク記憶装置、フラッシュメモリデバイス、又は他の不揮発性固体記憶装置などの不揮発性メモリでもよく、非一時的な記録媒体でもよい。
メモリ330は、情報処理システム1により用いられるデータやプログラムを記憶する。例えば、メモリ330は、情報処理システム1における処理端末用のアプリケーションプログラムなどを記憶する。
プロセッサ310は、例えばCPUであり、メモリ330に記憶されるプログラムを実行することで、クライアントアプリケーションを構成する。クライアントアプリケーションは、例えば、ウェブブラウザやメールアプリケーションなどを含む。ウェブブラウザは、サーバ10により提供される参考情報のウェブページの閲覧を可能にする。また、インストールされた処理端末用のアプリケーションの実行により、参考情報のウェブページの閲覧が可能になる。プロセッサ310は、参考情報の提示処理を実行するため、操作制御部313、表示制御部314を有する。
操作制御部313は、医師等が第2処理端末30のユーザインタフェース350を利用して操作した内容を取得し、対応する操作コマンド等に変換して操作内容に応じて制御を行う。また、操作制御部313は、必要に応じて操作コマンド等を、ネットワークを介してサーバ10に送信するように制御する。
例えば、患者の問診結果や、関連疾患などの患者の医療情報や、医療関連情報が表示される第1画面(例えば図7参照)に対して医師等による操作がなされた場合、操作制御部313は、操作内容に応じて、サーバ10に所定のリクエストを送信するように制御する。
具体例として、操作制御部313は、医療関連情報に含まれる要約情報が操作される場合、詳細情報を取得するための詳細取得要求をサーバ10に送信してもよい。また、操作制御部313は、医療情報が選択された場合、選択された医療情報に対応する医療関連情報の取得要求をサーバ10に送信してもよい。また、操作制御部313は、追加情報が入力されると、追加情報に対応する医療関連情報の取得要求(検索要求)をサーバ10に送信してもよい。
表示制御部314は、生成された画面情報を表示画面に表示制御する。例えば、表示制御部314は、サーバ10から送信される各画面情報を取得して各表示画面(例えば図7~8参照)を構成し、ディスプレイ351に各表示画面を表示するよう制御する。また、表示制御部314は、自端末のアプリケーション等で生成される画面をディスプレイ351に表示制御してもよい。
<各データの例>
次に、メモリ130に格納されるデータの一部について図4~6を用いて説明する。図4は、一実施形態に係る医療関連情報の一例を示す図である。図4に示す例の医療関連情報には、医療関連情報を識別するコンテンツIDに関連付けて、種類(Type)、見出し(Title、要約情報の一例)、位置情報(Location)、開始時間(Start time)、終了時間(End time)、公開可否(published)などが含まれる。
次に、メモリ130に格納されるデータの一部について図4~6を用いて説明する。図4は、一実施形態に係る医療関連情報の一例を示す図である。図4に示す例の医療関連情報には、医療関連情報を識別するコンテンツIDに関連付けて、種類(Type)、見出し(Title、要約情報の一例)、位置情報(Location)、開始時間(Start time)、終了時間(End time)、公開可否(published)などが含まれる。
「種類」は、例えば、疾患に対する治療法、薬剤、検査方法、診断方法などの少なくとも1つを含む。「種類」は、一般的に公開されている情報の中から、監修医師等が種類を判断し、設定されてもよく、情報の内容を文字認識して特徴的な単語を抽出することで、自動で設定されてもよい。
「見出し」は、例えば、公開された情報の内容を医師等が把握しやすいように要約された情報を含む。「見出し」は、監修医師等が上方の内容を判断し、生成した見出しが設定されてもよい。また、情報の内容を文字認識してキーワード等を組み合わせることで自動的に見出しが生成され、生成された見出しが自動で設定されてもよい。
「位置情報」は、公開された情報の所在位置を示し、例えばURLや論文情報などである。「開始時間」は、医療関連情報に登録される情報に対し、利用が開始される時間を示す。「終了時間」は、医療関連情報に登録される情報に対し、利用が終了される時間を示す。なお、利用が終了した情報については、管理者に終了した旨を通知したり、自動的に消去されたりしてもよい。
「公開可否」は、医療関連情報として公開してもよいか否かを示すフラグを含む。公開可(True:t)であれば、その情報は公開され(医師等に開示され)、公開不可(False:f)であれば、その情報は公開されない(医師等に開示されない)。また、医療関連情報には、その他必要性に応じて所定の情報が適宜関連付けられてもよい。例えば、薬剤情報が、医療関連情報に含まれてもよい。薬剤情報は、処方例や併用禁忌例などの情報を含み、例えば、患者が現在服用中の薬剤や持参薬と併用してはいけない薬剤を含む情報は、抽出部114により抽出されないようにするとよい。これにより、問診情報の内容を利用して、その患者に合った適切な情報の提供が可能になる。
図5は、一実施形態に係る医療情報の一例を示す図である。図5に示す例の医療情報は、疾患を例にしており、疾患IDに関連付けて、疾患名が含まれる。具体例として、疾患ID「73」には、疾患名「胃・十二指腸潰瘍」が関連付けられる。また、疾患の情報として、疾患の対応診療科、緊急性、治療パターンなどを含む属性情報などを含んでもよい。なお、医療情報として、疾患情報に追加して、又は代替して、症状情報又は患者情報などが含まれてもよい。
図6は、一実施形態に係る医療情報と医療関連情報との関連性を表す関連情報の一例を示す図である。図6に示す例の関連情報には、関連IDに関連付けて、コンテンツID、疾患IDなどが含まれる。
「コンテンツID」は、例えば、図4に示す医療関連情報のコンテンツIDを含む。「疾患ID」は、例えば、図5に示す疾患IDを含む。具体例として、関連ID「6」は、疾患ID「73」の「胃・十二指腸潰瘍」に対し、コンテンツID「7」の種類「治療法(Treatment)」についての医療関連情報が対応付けられる。例えば、医療情報として、「胃・十二指腸潰瘍」が挙げられると、疾患情報の疾患ID「7」を用いて、関連情報に対応付けられているコンテンツID「7」の医療関連情報が抽出部114により特定される。なお、関連情報は、疾患ID以外にも、患者の症状を示す情報や、患者の家族の病歴や、生体情報(バイタルデータ)などの情報が関連付けられてもよい。
また、関連ID「12」は、疾患ID「228」の「慢性閉塞性肺疾患(COPD)」、「227」の「気管支喘息」に対し、コンテンツID「2」の種類「検査法(Inspection)」についての医療関連情報が対応付けられる。疾患IDに複数のIDが含まれる場合、AND条件でも、OR条件でもよく、明示的に指定されるとよい。
<表示画面例>
次に、情報処理システム1により提供される画面例について説明する。図7は、一実施形態に係る参考情報の提示画面の一例を示す図である。図7に示す画面は、医師側に表示される画面の一例であり、患者情報を表示する領域D10と、問診内容と回答内容とを表示する領域D11と、問診結果に基づく1又は複数の関連疾患を表示する領域D12と、検索用の入力欄を含む領域D13と、関連疾患に関連する医療関連情報を表示する領域D14と、薬剤情報を表示する領域D15と、シェーマ(人体図形)を表示する領域D16とを含む画面である。各領域D10~16は、認識容易性、視認性を考慮して一画面に表示されるのが好適であるが、それぞれタブなどを用いての画面切り替えにより表示されるようにしてもよい。領域D10、D11、D12は、患者の医療情報を表示する領域の一例であり、領域D14、D15は、医療関連情報を表示する領域の一例である。
次に、情報処理システム1により提供される画面例について説明する。図7は、一実施形態に係る参考情報の提示画面の一例を示す図である。図7に示す画面は、医師側に表示される画面の一例であり、患者情報を表示する領域D10と、問診内容と回答内容とを表示する領域D11と、問診結果に基づく1又は複数の関連疾患を表示する領域D12と、検索用の入力欄を含む領域D13と、関連疾患に関連する医療関連情報を表示する領域D14と、薬剤情報を表示する領域D15と、シェーマ(人体図形)を表示する領域D16とを含む画面である。各領域D10~16は、認識容易性、視認性を考慮して一画面に表示されるのが好適であるが、それぞれタブなどを用いての画面切り替えにより表示されるようにしてもよい。領域D10、D11、D12は、患者の医療情報を表示する領域の一例であり、領域D14、D15は、医療関連情報を表示する領域の一例である。
患者情報の領域D10は、患者の身長、体重などの身体的特徴や、血圧などの生体情報(バイタル情報)の各表示項目を含む表示領域である。問診情報の領域D11は、主訴、既往歴、アレルギー歴などの問診内容ごとに、患者の回答内容を含む表示領域である。
関連疾患(病名辞書)の領域D12は、AIなどにより問診結果から特定される1又は複数の関連疾患を含む表示領域である。また、各関連疾患には、医師等が選択できるようにチェックボックスや、関連疾患が特定される要因が関連付けられて表示される。また、関連疾患に付与される「01」の数字は、可能性の高さを示し、可能性が高い順に関連疾患が表示される。
検索用の領域D13は、検索に用いる情報(追加情報)を入力又は設定するための検索欄を含む表示領域である。例えば、医師等は、関連疾患や、問診内容、回答内容等を参照し、必要に応じて調べたい情報、疾患名、薬剤名、バイタル情報等をこの検索欄に入力する。
医療関連情報の領域D14は、関連疾患に関連する情報を表示する領域であり、例えば、関連疾患の表示に関連付けて、医療関連情報に含まれる要約情報と種類とを表示する表示領域である。具体例として、関連疾患「片頭痛」の下に、要約情報「片頭痛の診断・治療方針(慢性頭痛の診療ガイドライン2013)」が表示され、種類「診断・治療」が表示される。これにより、医師等は、関連疾患「片頭痛」に対して、種類が「診断・治療」の要約情報を参照して、診断・治療に関する情報が参照可能であることを把握することができる。医師等は、さらに、詳細な情報を確認したい場合は、この要約情報をクリック等する。
薬剤情報の領域D15は、医師等のユーザが領域D12内の病名を選択した場合に、その病名に関連付けられた薬剤の情報を表示する領域である。シェーマの領域D16は、人体図形が表示され、関連疾患の部位が強調されて表示される。
図8は、一実施形態に係る詳細情報画面の一例を示す図である。図8に示す画面は、例えば、図7に示す領域D14内の要約情報が操作された場合に表示される画面である。図8に示す画面には、関連疾患の「片頭痛」が操作された場合に治療法等の詳細が表示されている。図8に示す例では、片頭痛の診断・治療方針(慢性頭痛の診療ガイドライン2013)の少なくとも1部が表示される。
例えば、詳細情報として、診断基準や急性期治療などが表示され、関連するや薬剤等も表示される。また、診断基準が年齢によって異なる場合、患者が成人の場合や、小児の場合で診断基準が場合分けされており、患者の年齢に応じて医師等がどちらかを選択可能である。また、詳細情報の出所が表示されており、医師等は、詳細情報の根拠となる情報を参照することも可能である。
なお、図7及び図8の画面構成は一例であって、適切な情報が表示されていたり、関連する情報へのリンク等が貼られていたりすれば、任意の画面構成にすることが可能である。また、医療関連情報(要約情報及び/又は詳細情報)は、医師情報や、患者情報に応じて、適宜変更されてもよい。例えば、図8に示す治療薬について、抽出部114は、患者情報から患者が小児であることが特定できれば、小児の治療薬又は診断基準だけを抽出し、画面生成部116は、小児の治療薬又は診断基準のみが表示されるように画面情報を生成してもよい。
<動作説明>
次に、情報処理システム1の各動作について説明する。図9は、一実施形態に係る参考情報の提示処理の一例を示すシーケンス図である。図9に示す例では、第1処理端末20(例、患者端末20)と、第2処理端末30(例、医師端末30)と、サーバ10Aと、サーバ10Bとが連携して処理を実行する。
次に、情報処理システム1の各動作について説明する。図9は、一実施形態に係る参考情報の提示処理の一例を示すシーケンス図である。図9に示す例では、第1処理端末20(例、患者端末20)と、第2処理端末30(例、医師端末30)と、サーバ10Aと、サーバ10Bとが連携して処理を実行する。
ステップS102において、患者が、患者端末20を用いて問診開始などを操作し、患者端末20は、サーバ10Aに問診を要求する。
ステップS104において、サーバ10Aは、患者端末20からの問診要求に応じて、適切な問診の質問情報を送信する。
ステップS106において、患者端末20は、質問に対する患者からの回答を入力し、回答情報をサーバ10Aに送信する。ステップS104とステップS106は、所定の条件が満たされるまで繰り返される。所定の条件が満たされると、サーバ10Aは、問診結果に基づいて、関連疾患や症状等を特定する。ここまでの処理を問診処理と称す。
ステップS108において、サーバ10Aは、問診結果に基づいて、SOAPエディタを作成する。SOAPエディタは、「S(subjective):主観的情報」「O(objective): 客観的情報」「A(assessment): 評価」「P(plan): 計画(治療)」の4つの項目にそってカルテなどに記載される。例えば、以下の情報がSOAPエディタに含められる(例えば図7参照)。
S(subjective):主観的情報
対象者が話した内容などから得られた情報
O(objective):客観的情報
診察や検査からなど得られた客観的な情報
A(assessment):評価
医師の診断や、主観的情報と客観的情報の内容を基に分析や解釈を行った総合的な評価
P(plan):計画(治療)
評価に基づいて決定した治療の方針・内容、生活指導など
S(subjective):主観的情報
対象者が話した内容などから得られた情報
O(objective):客観的情報
診察や検査からなど得られた客観的な情報
A(assessment):評価
医師の診断や、主観的情報と客観的情報の内容を基に分析や解釈を行った総合的な評価
P(plan):計画(治療)
評価に基づいて決定した治療の方針・内容、生活指導など
ステップS110において、サーバ10Aは、質問及び回答を含む情報、関連疾患情報、SOAPエディタの情報を含む患者の医療情報をサーバ10Bに送信する。サーバ10Bの取得部113は、少なくとも医療情報に含まれる関連疾患情報を取得する。なお、サーバ10Bは、サーバ10Aから問診内容及び問診回答を受信し、SOAPエディタを作成してもよく、看護師等により入力される患者の生体情報は、他のサーバから取得してもよい。
ステップS112において、サーバ10Bの抽出部114は、医療情報に含まれる情報(例えば関連疾患情報)に基づいて、医療関連情報を抽出する。抽出処理の詳細は、図10を用いて後述する。
ステップS114において、サーバ10Bの画面生成部116は、問診内容、問診回答、関連疾患、医療関連情報などを含む画面の画面情報を生成する。
ステップS116において、サーバ10Bの出力部115は、画面情報を、ネットワーク通信インタフェース120を介して医師端末30に送信する。
ステップS118において、医師端末30の表示制御部314は、取得した画面情報に基づいて表示画面を構成し、ディスプレイ351に表示するよう制御する。
ステップS120において、医師端末30の操作制御部313は、表示された画面に対する医師等の操作を受け付けた場合、ネットワーク通信インタフェース320を介して、操作情報をサーバ10Bに送信する。
ステップS122において、サーバ10Bの画面生成部116は、操作情報を取得し、操作内容に応じて、医師端末30で表示されている画面を更新するため、画面情報を更新する。
ステップS124において、サーバ10Bの画面生成部116は、更新した画面情報を、ネットワーク通信インタフェース120を介して医師端末30に送信する。
ステップS126において、医師端末30の表示制御部314は、取得した更新画面情報に基づいて表示画面を更新して、ディスプレイ351に表示するよう制御する。
以上の処理によれば、問診結果と関連性の高い疾患に対して、公開された情報に基づき、治療法や薬剤などの疾患に関連する適切な参考情報を医師等に提供することで、医師業務の効率化を図ることができる。その結果、医師等が、救急病院などで、専門外の疾患を有する可能性がある患者を診断する際などに、適切な参考情報を提供することができ、医師等の診察をサポートすることができる。
図10は、一実施形態に係る抽出処理の一例を示すフローチャートである。図10に示す処理は、例えば、サーバ10Bの抽出部114や出力部115により実行される。なお、図10に示す例では、抽出部114が、問診結果に基づいて関連疾患を特定する例について説明する。
ステップS202において、抽出部114は、問診内容及び回答内容を含む問診結果から特徴量を抽出する。特徴量は、例えば、年齢、性別、主訴、現病歴、既往歴、アレルギー歴、生活歴、身体所見などである。
ステップS204において、抽出部114は、抽出された特徴量に基づいて、関連疾患を特定する。なお、抽出部114は、他で特定された関連疾患を取得する場合は、ステップS202~S204の処理は行われない。また、抽出部114は、特定する対象としては、関連疾患に追加して、又は代替して、患者の症状や、身体的特徴、生体情報などの患者の医療情報を特定してもよい。
ステップS206において、抽出部114は、医師等がシステムにログインする際に用いたログイン情報などに基づいて、医師端末30を利用するユーザのユーザ情報を抽出する。ユーザ情報は、例えば、診療科、医師等の診察歴(経験)、所属医療機関カテゴリなどを含む。なお、ステップS206は必須の処理ではない。
ステップS208において、抽出部114は、関連疾患に関する関連疾患情報に基づいて、薬剤、治療法などの情報(医療関連情報)を抽出する。例えば、抽出部114は、各疾患に関連付けられる治療法に関する治療法情報及び薬剤に関する薬剤情報を少なくとも含む情報群の中から、適切な情報を抽出する。なお、抽出部114は、必要に応じてユーザ情報を用いて、医療関連情報を抽出してもよい。
ステップS210において、抽出部114は、医療関連情報に要約情報が関連付けられている場合、この要約情報を特定する。
ステップS212において、出力部115は、医療関連情報を医師端末30に送信する。要約情報が特定されている場合、出力部115は、まず要約情報と医療情報とを医師端末30に送信する。
以上の抽出処理により、候補疾患、症状などの患者の医療情報やシステムを利用するユーザに応じて、適切に抽出された情報を提供することが可能になる。また、症状や関連疾患等と要約情報とを先に医師等に提供することにより、医師等がさらに必要とする詳細情報のみを提供することができ、表示領域の節約や医療関連情報の表示処理に関する処理負荷を軽減させることができる。
図11は、一実施形態に係るユーザインタフェースに関する処理の一例を示すフローチャートである。図11に示す例では、サーバ10Bと医師端末30とでデータ通信を行ってインタラクティブな画面表示制御が行われる。
ステップS302において、サーバ10Bの画面生成部116は、医療情報と医療関連情報とを含む第1画面の画面情報を生成する。
ステップS304において、サーバ10Bの画面生成部116は、医師端末30から、医師等の操作情報を取得したか否かを判定する。操作情報が取得された場合(ステップS304-YES)処理はステップS306に進み、操作情報が取得されていない場合(ステップS304-NO)処理はステップS320に進む。
ステップS306において、サーバ10Bの画面生成部116は、操作情報の操作内容を判別する。例えば、操作内容が詳細取得要求であれば、処理はステップS308に進み、操作内容が追加検索要求であれば、処理はステップS312に進み、操作内容が医療情報の選択であれば、処理はステップS316に進む。
ステップS308において、サーバ10Bの抽出部114は、医師等により操作された要約情報に対応する詳細情報を特定する。
ステップS310において、サーバ10Bの画面生成部116は、詳細情報を含む第2画面が表示されるように画面情報を更新する。
ステップS312において、サーバ10Bの抽出部114は、医師等により入力等された追加情報に基づいて、医療関連情報を抽出する。
ステップS314において、サーバ10Bの画面生成部116は、追加の医療関連情報を含む第1画面が表示されるように画面情報を更新する。
ステップS316において、サーバ10Bの抽出部114は、医師等により選択された医療情報に基づいて、医療関連情報を特定する。
ステップS318において、サーバ10Bの画面生成部116は、追加の医療関連情報を含む表示画面が表示されるように画面情報を更新する。
ステップS320において、サーバ10Bの画面生成部116は、医師端末30から終了要求を受けたか否かを判定する。画面終了要求がある場合(ステップS320-YES)処理は終了し、画面終了指示がない場合(ステップS320-NO)処理はステップS304に戻る。画面終了指示について、医師等から画面終了の操作を受けた場合やタイムアウトした場合などに、サーバ10Bは、この画面終了指示を取得する。
以上の表示制御処理により、医師等とのインタラクティブな画面制御を可能とし、適切な情報を適切なタイミングで提示することが可能になる。また、医師等が追加で検索したい場合や、より詳細に情報を必要とする場合に、医師等の操作に基づいて、適切な情報を提示することが可能になる。
以上、実施形態について詳述したが、上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内において、下記に示すように、上記実施形態以外にも種々の変形及び変更が可能である。
[変形例]
実施形態で説明した情報処理システム1は、関連疾患や症状などの患者の医療情報に関する情報として、公開された情報に基づき参考となる治療法、薬剤、診断法、検査法などを例に挙げたが、これに限られない。また、1つの関連疾患に複数の医療関連情報が抽出される場合、所定の方法(患者情報や医師情報による類似度等)で設定された優先度に基づいて、優先度の高い医療関連情報から表示されるようにしてもよい。
実施形態で説明した情報処理システム1は、関連疾患や症状などの患者の医療情報に関する情報として、公開された情報に基づき参考となる治療法、薬剤、診断法、検査法などを例に挙げたが、これに限られない。また、1つの関連疾患に複数の医療関連情報が抽出される場合、所定の方法(患者情報や医師情報による類似度等)で設定された優先度に基づいて、優先度の高い医療関連情報から表示されるようにしてもよい。
また、全ての関連疾患等に医療関連情報が関連付けられているわけではなく、医療関連情報が関連付けられていない関連疾患等があってもよい。この場合、医療関連情報が抽出されていないことを示す情報やマークなどが、関連疾患等に対応付けられて表示されるようにしてもよい。
また、医師等用の第1画面には、シェーマ(人体図形)が表示されてもよく、この場合に、画面生成部116は、症状や関連疾患の部位がシェーマに強調されて表示されるよう画面情報を生成してもよい。また、画面生成部116は、シェーマにおける症状や関連疾患の部位について、医療関連情報が抽出されていることを医師等に報知するために、医療関連情報が抽出された部位と、医療関連情報が抽出されていない部位とが異なるように画面情報を生成してもよい。例えば、医療関連情報の抽出の有無について、色や模様などで識別可能にされてもよい。すなわち、画面生成部116は、第1画面に含まれる人体図形において、医療情報に含まれる各関連疾患情報又は患者の各症状情報に対応する各部位のうち、医療関連情報が抽出された部位と、医療関連情報が抽出されていない部位とが識別可能である第1画面情報を生成してもよい。
以上、実施形態及び変形例は、本発明を説明するための例示であり、本発明をその実施形態及び変形例のみに限定する趣旨ではなく、本発明は、その要旨を逸脱しない限り、さまざまな変形が可能である。また、サーバ側、患者側の端末、医師側の端末の各処理を適宜統合したり、他方の装置に処理を移行したりしてもよい。
1…情報処理システム、10…サーバ、20…処理端末、110…プロセッサ、130…メモリ、112…支援制御部、113…取得部、114…抽出部、115…出力部、116…画面生成部、310…プロセッサ、313…操作制御部、314…表示制御部、330…メモリ、350…ユーザインタフェース
Claims (14)
- 情報処理装置に、
問診を受けた患者の患者情報、及び前記問診の回答に関する問診情報の少なくとも1つを含む前記患者の医療情報を取得し、
各医療情報に関連付けられる治療法に関する治療法情報及び薬剤に関する薬剤情報を少なくとも含む情報群の中から、前記医療情報に基づいて少なくとも1つの情報を抽出し、
抽出される情報に関する医療関連情報と、前記医療情報とを他の情報処理装置に出力する、ことを実行させるプログラム。 - 前記抽出することは、
前記抽出される情報に基づき、当該情報に対応付けられる要約情報を特定することを含み、
前記出力することは、
特定される要約情報を含む前記医療関連情報を出力することを含む、請求項1に記載のプログラム。 - 前記情報処理装置に、
前記要約情報に対する詳細情報の取得要求を取得することをさらに実行させ、
前記出力することは、
前記取得要求に応じて、前記詳細情報を出力することを含む、請求項2に記載のプログラム。 - 前記情報処理装置に、
前記他の情報処理装置を利用するユーザに関するユーザ情報を取得することをさらに実行させ、
前記抽出することは、
前記ユーザ情報にさらに基づいて、前記情報群の中から少なくとも1つの情報を抽出することを含む、請求項1から3のいずれか一項に記載のプログラム。 - 前記抽出することは、
前記医療情報と、前記医療関連情報に関する情報との関連性を学習する学習モデルを用いて、前記医療情報に基づいて少なくとも1つの情報を抽出することを含む、請求項1から4のいずれか一項に記載のプログラム。 - 前記情報処理装置に、
前記他の情報処理装置を利用するユーザにより設定又は入力される追加情報を取得することをさらに実行させ、
前記抽出することは、
前記追加情報にさらに基づいて、前記情報群の中から少なくとも1つの情報を抽出することを含む、請求項1から5のいずれか一項に記載のプログラム。 - 前記出力することは、
前記医療情報と、前記要約情報とを含む第1画面の第1画面情報を前記他の情報処理装置に出力し、
前記情報処理装置に、さらに
前記要約情報に対する詳細情報の取得要求を前記他の情報処理装置から取得し、
前記取得要求に応じて、前記詳細情報を含む第2画面の第2画面情報を生成し、
前記第2画面情報を前記他の情報処理装置に出力する、ことを実行させる請求項2に記載のプログラム。 - 前記情報処理装置に、
所定の医療情報に対する操作情報を前記他の情報処理装置からさらに取得し、
前記第1画面において、前記所定の医療情報に関連する要約情報を強調する処理を行う、ことを実行させる請求項7に記載のプログラム。 - 前記情報処理装置に、
1又は複数の前記医療情報を含む第1表示領域と、1又は複数の前記要約情報を含む第2表示領域とを含む前記第1画面に対し、所定の医療情報に対する操作情報を前記他の情報処理装置からさらに取得し、
前記第2表示領域内に、前記所定の医療情報に対応する要約情報を含めるように前記第1画面の前記第1画面情報を更新する、ことを実行させる請求項7又は8に記載のプログラム。 - 前記情報処理装置に、
入力欄を含む前記第1画面に対し、前記入力欄に入力される追加情報を取得し、
前記追加情報に対応する要約情報を前記第1画面に含めるように前記第1画面情報を更新する、ことを実行させる請求項7から9のいずれか一項に記載のプログラム。 - 前記情報処理装置に、
前記第1画面に含まれる人体図形において、前記医療情報に含まれる各関連疾患情報又は前記患者の各症状情報に対応する各部位のうち、前記医療関連情報が抽出された部位と、前記医療関連情報が抽出されていない部位とが識別可能である第1画面情報を生成する、ことを実行させる請求項7から10のいずれか一項に記載のプログラム。 - 情報処理装置が、
問診を受けた患者の患者情報、及び前記問診の回答に関する問診情報の少なくとも1つを含む前記患者の医療情報を取得し、
各医療情報に関連付けられる治療法に関する治療法情報及び薬剤に関する薬剤情報を少なくとも含む情報群の中から、前記医療情報に基づいて少なくとも1つの情報を抽出し、
抽出される情報に関する医療関連情報と、前記医療情報とを他の情報処理装置に出力する、ことを実行する情報処理方法。 - 問診を受けた患者の患者情報、及び前記問診の回答に関する問診情報の少なくとも1つを含む前記患者の医療情報を取得する取得部と、
各医療情報に関連付けられる治療法に関する治療法情報及び薬剤に関する薬剤情報を少なくとも含む情報群の中から、前記医療情報に基づいて少なくとも1つの情報を抽出する抽出部と、
抽出される情報に関する医療関連情報と、前記医療情報とを他の情報処理装置に出力する出力部と、
を備える情報処理装置。 - 情報処理装置に、
問診を受けた患者の患者情報、及び前記問診の回答に関する問診情報の少なくとも1つを含む前記患者の医療情報と、当該医療情報に関連付けられる治療法及び/又は薬剤を含む情報に対する要約情報とを含む第1画面の第1画面情報を生成し、
前記第1画面情報を他の情報処理装置に出力し、
前記要約情報に対する詳細情報の取得要求を前記他の情報処理装置から取得し、
前記取得要求に応じて、前記詳細情報を含む第2画面の第2画面情報を生成し、
前記第2画面情報を前記他の情報処理装置に出力する、ことを実行させるプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021042337A JP2022142234A (ja) | 2021-03-16 | 2021-03-16 | プログラム、情報処理方法、及び情報処理装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7450310B1 (ja) | 2023-11-07 | 2024-03-15 | iAnalysis合同会社 | 問診支援システム |
-
2021
- 2021-03-16 JP JP2021042337A patent/JP2022142234A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Date | Code | Title | Description |
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A80 | Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80 Effective date: 20210413 |