JP2005148991A - 情報管理装置及び情報管理システム - Google Patents

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JP2005148991A JP2003383592A JP2003383592A JP2005148991A JP 2005148991 A JP2005148991 A JP 2005148991A JP 2003383592 A JP2003383592 A JP 2003383592A JP 2003383592 A JP2003383592 A JP 2003383592A JP 2005148991 A JP2005148991 A JP 2005148991A
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Hidesuke Soejima
秀介 副島
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Abstract

【課題】複数の所見報告書の中から注目したい部分を効率良く閲覧する。
【解決手段】情報管理システム100によれば、一人の患者に対して複数の検査が行われ、当該検査毎に複数の所見情報が蓄積されている場合に、情報管理装置1は、複数の所見情報から所望の所見情報を選択させると共に、注目したい部分を適切に抽出するための要約キーワードを入力させ、入力された要約キーワードに基づいて、選択された所見情報から要約レポートを作成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、医師により作成された所見情報を管理する情報管理装置及び情報管理システムに関する。
医療の分野では、患者を診察した際に作成されるカルテや検査で撮影されたX線画像、血圧、血糖値等の測定結果を電子情報として保存する、いわゆる電子カルテが実現されている。病院内で診療を受けている全ての患者に対して電子カルテを作成し、患者及びその診療状況を電子カルテにて管理することにより、病院内の異なる診療科間でも情報を共有化が図れると共に、患者毎のカルテの内容を容易に参照することができるようになっている。
このような電子カルテにおいて、医師が所見報告書を作成する場合、例えば、画像サーバから患者の患部画像を取得し、この患部画像を参照しながら、所見報告書の作成を行う。そこで、医師がどの患部画像を参照して所見報告書を作成したかを明確にするため、参照した患部画像と、所見報告書とを相互に関連付けて管理する医用所見管理システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。この医用所見管理システムによれば、電子カルテに蓄積されるデータを効率良く利用することができる。
特開2001−155099号公報
ところで、通常、一人の患者に対しては、複数の検査が行われ、各検査や検査部位に基づく所見報告書がそれぞれ作成されるため、電子カルテに蓄積される所見報告書は膨大な量となる。しかしながら、医師が患者を診察する際は、一通りの所見報告書に目を通さなければならず、特に治療期間の長い患者の診断には、カルテを参照するだけでかなりの時間を要するという問題があった。
本発明の課題は、複数の所見報告書の中から注目したい部分を効率良く閲覧することができる情報管理装置及び情報管理システムを提供することである。
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、
医師が作成した患者の所見情報を管理する情報管理装置において、
患者情報に対応する所見情報を取得する取得手段と、
キーワード及び要約レポートを作成する対象となる所見情報の識別情報のうち少なくとも一方を入力させる入力制御手段と、
前記キーワード及び所見情報の識別情報のうち少なくとも一方に基づいて、前記取得した所見情報から要約レポートを作成する要約レポート作成手段と、
を備えることを特徴としている。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の情報管理装置において、
医師が作成した所見情報を患者情報に対応付けて保存するデータベースを備え、
前記データベースは、前記所見情報の要約レポートを患者情報に対応付けて保存することを特徴としている。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の情報管理装置において、
前記入力制御手段は、前記キーワードに対応する重み付けに関する情報を入力させ、
前記要約レポート作成手段は、前記キーワード及び重み付けに関する情報に基づいて、前記所見情報から要約レポートを作成することを特徴としている。
請求項4記載の発明は、
医師が作成した患者の所見情報を管理するサーバと、前記所見情報を取得する情報管理装置とがネットワークを介して接続される情報管理システムにおいて、
前記サーバは、
患者情報に対応付けて所見情報を保存するデータベースと、
患者情報に対応する所見情報を前記データベースから検索する検索手段と、
前記データベースから検索された所見情報を取得して送信する送信手段と、を備え、
前記情報管理装置は、
患者情報に対応する所見情報を受信する受信手段と、
キーワード及び要約レポートを作成する対象となる所見情報の識別情報うち少なくとも一方を入力させる入力制御手段と、
前記キーワード及び所見情報の識別情報のうち少なくとも一方に基づいて、前記受信した所見情報から要約レポートを作成する要約レポート作成手段と、
を備えることを特徴としている。
請求項5記載の発明は、請求項4記載の情報管理システムにおいて、
前記情報管理装置は、
作成された要約レポート及び患者情報を送信する送信手段を備え、
前記サーバは、
前記要約レポート及び患者情報を受信する受信手段を備え、
前記データベースは、前記患者情報に対応付けて要約レポートを保存することを特徴としている。
請求項6記載の発明は、請求項4又は5記載の情報管理システムにおいて、
前記情報管理装置において、
前記入力制御手段は、前記キーワードに対応する重み付けに関する情報を入力させ、
前記要約レポート作成手段は、前記キーワード及び重み付けに関する情報に基づいて、前記所見情報から要約レポートを作成することを特徴としている。
請求項1又は4記載の発明によれば、患者の所見情報からキーワード及び要約レポートを作成する対象となる所見情報の識別情報のうち少なくとも一方に基づいて、所見情報から要約レポートが作成されるため、医師は患者の診断に必要となる所見情報の全てを参照する必要がなく、効率よく患者の所見情報を参照して、診断を行うことができる。また、キーワードを入力させたり、要約を作成する対象となる所見情報を選択させることにより、医師が注目したい部分を適切に抽出して、重要な部分が欠落することなく要約レポートを作成することができる。
請求項2又は5記載の発明によれば、作成された要約レポートを保存することができるため、過去に作成した要約レポートを再度参照する場合、速やかに要約レポートを取得して参照することができる。
請求項3又は6記載の発明によれば、要約レポートを作成する際に必要となるキーワードに対応させて重み付けに関する情報を入力させ、キーワード及び重み付けに関する情報に基づいて、所見情報から要約レポートを作成することができるため、医師の関心の高い部分を適切にまとめた要約レポートを作成することができ、診断効率を向上させると共に、診断精度を向上させることができる。
以下、図1〜図7を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
まず、本実施の形態の構成を説明する。
図1は、本実施の形態における情報管理システム100のシステム構成を示す図である。図1に示すように、情報管理システム100は、情報管理装置1と、サーバ2とがネットワークNを経由して相互に情報の送受信が可能なように接続され、診断に利用する所見情報や医用画像の取得、蓄積、利用、管理を行うシステムである。なお、各装置の設置台数は図示した例に限定されず、任意に設置可能である。
ネットワークNは、病院等の建物内、又は病院間に構築されたLAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)等の情報通信網である。具体的には、USB(Universal Serial Bus)、RS−232、SS(Single Star)無線、PHS回線等により構成されている。ここで、回線形態は、環形として図示したが線形としても良く、回線形態は任意である。また、各装置間の接続は有線、無線を問わない。ただし、情報管理の信頼性の観点から、特定の利用者のみがアクセス可能なセキュリティが確保されているネットワークであることが望ましい。
情報管理装置1は、病院内業務に係る各種情報(例えば、患者情報、所見情報、医用画像等)をサーバ2から取得して、各種情報を利用する装置である。また、サーバ2は、病院内業務に係る各種情報を取得して、取得した情報を患者情報に基づいて蓄積、管理する装置である。図2〜図3を参照して、情報管理装置1及びサーバ2の構成について詳細に説明する。
まず、情報管理装置1の構成を説明する。
図2は、情報管理装置1の機能的構成を示すブロック図である。図1に示すように、情報管理装置1は、CPU11、表示部12、入力部13、通信部14、RAM15、記憶部16等を備えて構成され、各部はバス17により接続されている。
CPU11は、記憶部16に記憶されているシステムプログラムや各種制御プログラムを読み出し、RAM15に展開し、該制御プログラムに従って各部の動作を集中制御する。また、CPU11は、RAM15に展開したプログラムに従って各種処理を実行し、その処理結果をRAM15に一時記憶させるとともに、表示部12に表示させる。
具体的に、CPU11は、記憶部16から所見情報参照処理プログラムを読み出して、後述する所見情報参照処理(図4(a)参照)を実行する。なお、処理の詳細については後述する。
表示部12は、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)等により構成され、CPU11から入力される表示信号の指示に従って、入力部13からの入力指示やデータ等を表示する。
入力部13は、カーソルキー、数字入力キー、及び各種機能キー等を備えたキーボードを含み、このキーボードで押下されたキーに対応する押下信号をCPU11に出力する。なお、入力部13は、必要に応じてマウス、タッチパネル等のポインティングデバイスや、その他の入力装置を備えることとしてもよい。
通信部14は、LANアダプタやルータやTA(Terminal Adapter)等によって構成され、専用線、或いはISDN回線等の通信回線を介してネットワークNに接続された各装置との間の通信を制御する。具体的に、通信部14は、ネットワークNを介して、所見情報の要求指示の送信や、サーバ2から送信される所見情報や医用画像の受信を制御する。
RAM15は、CPU11により実行制御される各種処理において、記憶部16から読み出されたCPU11で実行可能なシステムプログラム、制御プログラム、入力若しくは出力データ、及びパラメータ等の一時的に記憶する記憶領域を形成する。
記憶部16は、HDD(Hard Disc Drive)や不揮発性の半導体メモリ等により構成され、CPU11で実行されるシステムプログラム、当該システムプログラムに対応する各種処理プログラム、及び処理結果等を記憶する。また、プログラムやデータが予め記憶された記録媒体(図示省略)を有しており、この記録媒体は、磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリで構成され、記憶部16に固定的、或いは着脱自在に装着するものである。これらの各種プログラムは、読取可能なプログラムコードの形態で格納され、CPU11は、当該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。
次に、サーバ2の構成を説明する。
図3は、サーバ2の機能的構成を示すブロック図である。図3に示すように、サーバ2は、CPU21、RAM22、通信部23、データベース(以下、「DB」と記す)24等を備えて構成され、各部はバスにより接続されている。
CPU21は、通信部23を介して情報管理装置1から受信した要求指示に応じてDB24から指定された各種情報を取得し、要求先へ配信する制御を行う。具体的に、CPU21は、図示しないプログラムROMから所見情報送信処理プログラムを読み出して、後述する所見情報送信処理(図4(b)参照)を実行する。
RAM22は、通信部24を介して受信した要求指示や、DB24から取得した各種情報を所定のワークエリアに一時的に記憶する。
通信部23は、LAN、WAN、あるいはインターネット等のネットワークNに接続された伝送媒体に接続可能なインタ−フェ−スである。通信部23は、モデムまたはターミナルアダプタ等によって構成され、電話回線、ISDN回線、無線通信回線、専用線、CATV回線等の通信回線を介して外部機器との通信を行うための制御を行う。
DB24は、あらかじめ定義された形式により情報を格納することにより、情報を統括的に集積して管理するものである。具体的に、DB24は、患者情報に対応付けて、医師により作成された所見情報や患者を撮影した医用画像を格納、管理している。ここで、患者情報には、患者の氏名、患者ID(患者を一義的に識別するためのID)、性別等が含まれている。また、所見情報には、所見情報ID(所見情報を一義的に識別するためのID)、所見情報テキスト、作成医師名(ID)、作成日時、関連する医用画像ID等が含まれている。さらに、医用画像には、患者を撮影した画像データ、医用画像ID、撮影日時、撮影条件、患者情報等が含まれている。
次に、本実施の形態の動作を説明する。
なお、後述するフローチャートに記述されている各機能を実現するためのプログラムはコンピュータが読み取り可能なプログラムコードの形態で情報管理装置1の記憶部16又はサーバ2のプログラムROM(図示せず)に格納されており、情報管理装置1のCPU11又はサーバ2のCPU21は、当該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。
図4を参照して、情報管理装置1及びサーバ2との間で実行される所見情報参照処理及び所見情報送信処理について説明する。図4(a)は、情報管理装置1のCPU11により実行される所見情報参照処理を示すフローチャートである。図4(a)に示すように、CPU11は、入力部13を介して、所見情報の参照指示と共に、参照したい患者の患者情報(例えば、患者ID、患者氏名等)が入力されると(ステップS1)、CPU11は、所見情報の要求指示と共に、入力された患者情報をサーバ2に送信する(ステップS2)。
次いで、CPU11は、通信部14を制御して、サーバ2から所見情報を受信すると(ステップS3)、受信した所見情報を記憶部16に格納すると共に、所見情報リストを作成して、表示部12に所見情報リストを表示させる(ステップS4)。図5を参照して、表示部12に表示される所見情報リストついて説明する。
図5は、表示部12に表示される所見情報リスト画面の一例を示す図である。図5に示すように、所見情報リスト画面121には、患者の識別情報として患者IDを表示する領域121aと、所見情報の識別情報として所見情報IDを表示する領域121bと、所見情報に対応する画像データがある場合に、画像データのアイコンを表示する領域121cが設けられている。また、画面左下には、要約レポートの作成指示を入力するためのボタン121dが設けられている。
具体的に、領域121aには、患者IDとして「00101」が表示され、領域121bには、患者IDに対応する所見情報IDとして、「CR-200303251125」、「CT-200303251203」、「CT-200308111622」が表示され、領域121cには対応する画像データのアイコンが表示されている。なお、各所見情報IDがクリックされると、対応する所見情報が表示部12に表示される構成となっている。また、領域121cに表示されている画像データのアイコンがクリックされると、サーバ2に画像データの要求指示が送信され、対応する画像データが取得されて表示部12に表示される構成となっている。さらに、ボタン121dがクリックされると、要約レポートを作成するための要約キーワード入力画面(図6)が表示される構成となっている。
図4に戻り、所見情報リスト画面121において、要約レポート作成指示が入力されず(ステップS5;NO)、所見情報IDが入力(クリック)された場合(ステップS10)、CPU11は、入力された所見情報IDに対応する所見情報を記憶部16から取得して表示部12に表示させる(ステップS11)。一方、要約レポートの作成指示が入力された場合(ステップS5;YES)、CPU11は、要約キーワード入力画面を表示部12に表示させて、要約キーワード及び要約の対象となる所見情報IDを入力させる(ステップS6)。図6を参照して、要約キーワード入力画面について説明する。
図6は、要約キーワード及び所見情報IDを入力するための要約キーワード入力画面の一例を示す図である。図6に示すように、要約キーワード入力画面122は、要約を作成する際に必要となるキーワードを入力する項目122aと、要約の対象となる所見情報を指定するためのチェックボックス122b、要約の対象となる所見情報の所見情報IDを表示する領域122cが設けられている。また、画面左下には、要約レポートを作成する指示を入力するボタン122dが設けられている。
具体的に、項目122aには、医師により、例えば、「脳」、「出血」等の単語が入力される。なお、入力される要約キーワードは、単語に限らず記号、数値、文章等であってもよい。また、領域122cに表示されている所見情報IDに対応するチェックボックス122bがチェックされることにより、対応する所見情報が要約の作成対象として選択される。さらに、ボタン122dがクリックされることにより、入力された要約キーワード及び要約の作成対象として選択された所見情報IDに基づいて、要約レポートが作成される。
図4に戻り、CPU11は、要約キーワード入力画面122において入力された要約キーワード及び所見情報IDに基づいて、要約レポートを作成する(ステップS7)。ここで、要約レポートの作成方法について説明する。例えば、要約レポートの作成対象として選択された所見情報として、以下の2つの所見情報が選択された場合について説明する。
『レポート1』
検査日時:2003/3/25
所見レポート:左大脳基底核に帯状低濃度域があり、古い脳出血の吸収後瘢痕と考えられる。右中大脳動脈水平部のdensityが高く、新鮮な血栓の存在が示唆される。この時点では中大脳動脈領域に明らかな梗塞巣は観察できない。
『レポート2』
検査日時:2003/8/11
所見レポート:右半球に広範な低濃度化が明らかとなってきている。脳回に沿って高吸収域を伴っており、皮質の出血性梗塞が示唆される。さらに、穿通枝領域にもmass effectを伴う出血を合併している。右中大脳動脈水平部の血栓が末梢へ移動したため穿通枝が再開通し、出血性梗塞を招いたものと思われる。
以上の所見情報に対して、要約キーワードとして設定された「脳」,「出血」の単語が抽出され、これら単語を含む文章に対して要約が行われる。作成される要約レポートの例を以下に示す。
検査日時:2003/3/25
要約レポート:左大脳基底核に帯状低濃度域があり。古い脳出血の吸収後瘢痕。右中大脳動脈水平部のdensity高い。新鮮な血栓の存在示唆。
検査日時:2003/8/11
要約レポート:右半球に広範な低濃度化。皮質の出血性梗塞が示唆。穿通枝領域にmass effectを伴う出血。
そして、CPU11は、作成した要約レポートを表示部12に表示させる(ステップS8)。図7を参照して、表示部12に表示される要約レポートについて説明する。図7は、要約レポートを表示する要約レポート画面の一例を示す図である。図7に示すように、要約レポート画面123は、患者の識別情報として患者IDを表示する領域123aと、要約レポートを表示する領域123bが設けられている。また、画面左下には、要約レポートを保存する指示を入力するボタン123cが設けられている。
具体的に、領域123aには、患者IDとして「00101」が表示され、領域123bには、検査日時、検査種類、要約レポートがそれぞれ表示されている。また、ボタン123cがクリックされると、作成された要約レポートが記憶部16に記憶される構成となっている。
図4に戻り、要約レポート画面123が表示され(ステップS8)、要約レポートを保存する指示が入力された後、所見情報の参照を終了する指示が入力されると(ステップS9:YES)、CPU11は、要約レポートを患者IDに対応付けて記憶部16に格納させ、本所見情報参照処理を終了する。また、要約レポートを保存せずに、所見情報の参照を終了する指示が入力された場合(ステップS9;YES)、要約レポートを保存せずに本所見情報参照処理を終了する。一方、引き続き所見情報を参照する指示が入力された場合(ステップS9;NO)、CPU11は、ステップS1に移行して、上述した処理を繰り返して実行する。
次に、上述した所見情報参照処理の実行に伴い、サーバ2により実行される所見情報送信処理について説明する。図4(b)は、サーバ2のCPU21により実行される所見情報送信処理を示すフローチャートである。図4(b)に示すように、CPU21は、情報管理装置1から所見情報の要求指示とともに患者情報(例えば、患者ID、患者氏名等D)が送信されると、通信部23を制御して、所見情報の要求指示及び患者情報を受信する(ステップS21)。
次いで、CPU21は、受信した患者情報に基づいて、対応する患者の所見情報をデータベース24から検索する(ステップS22)。続いて、CPU21は、検索した所見情報を取得し、通信部23を制御して、所見情報の要求指示を送信した情報管理装置1に所見情報を送信する(ステップS23)。そして、CPU21は、本所見情報送信処理を終了する。
以上のように、本実施の形態によれば、一人の患者に対して複数の検査が行われ、当該検査毎に複数の所見情報が蓄積されている場合に、複数の所見情報から所望の所見情報を選択させると共に、注目したい部分を適切に抽出するための要約キーワードを入力させ、入力された要約キーワードに基づいて、選択された所見情報から要約レポートを作成する。
したがって、医師は患者を診断する際に、複数の所見情報のうち全てを参照することなく、注目したい部分が適切に抽出された要約レポートを参照することにより、効率良く患者の過去の所見情報を把握して、診断を行うことができる。これにより、例えば、長期間の経過観察が必要とされる患者について要約レポートを作成し、長期間における症状の変化を適切に認識することができる。また、所見情報の概要を把握した上で、必要な所見情報の詳細を参照したり、画像データを参照することができるため、大要を効率よく把握すると共に、必要な箇所については、詳細な情報を参照することができる。この結果、診断効率を向上させると共に、診断精度を向上させることができる。
なお、本実施の形態における記述は、本発明に係る情報管理装置及び情報管理システムの一例を示すものであり、これに限定されるものではない。本実施の形態における情報管理装置1、サーバ2、情報管理システム100の細部構成および詳細動作に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、本実施の形態においては、複数台の情報管理装置1と、サーバ2とを備える情報管理システム100により、本発明が実現される構成として説明を行ったが、情報管理装置1にデータベースを備え、情報管理装置1がスタンドアローンで処理を行う構成であってもよい。この構成によれば、例えば、院内ネットワークが構築されていない小型施設において、システム構築に係るコストを必要とせずに、本発明を実現することができる。
また、本実施の形態において説明した所見情報及び要約レポートの態様は一例であり、種々の所見情報に基づいて、要約レポートを作成する構成であってよい。さらに、本実施の形態においては、入力された要約キーワードに基づいて要約レポートを作成する構成として説明を行ったが、要約キーワードは必ずしも入力されていなくてもよい。例えば、要約キーワードが入力されない場合は、選択された所見情報から要約レポートを作成する構成であってもよい。さらに、複数のキーワードが入力された場合、重要なキーワードに重み付けを行い、キーワードの重み付けに応じて要約レポートを作成する構成であってもよい。また、所見情報の識別情報として所見情報IDを一例として説明を行ったが、これに限らず、例えば、撮影日時等を入力させて、作成対象となる所見情報を選択させる構成であってもよい。
また、本実施の形態において、サーバ2は、所見情報の要求指示を受信した場合、患者情報に基づいて所見情報を検索し、検索した所見情報を取得して情報管理装置1に送信する場合を例として説明を行ったが、サーバ2が検索された所見情報について所見情報リストを作成し、所見情報リストを情報管理装置1に送信する構成であってもよい。この場合、所見情報リストを受信した情報管理装置1において、要約レポートの作成対象となる所見情報IDが入力され、当該所見情報IDがサーバ2に送信されると、サーバ2は、対応する所見情報を取得して、情報管理装置1に送信する。この構成によれば、要約レポートの作成対象となる所見情報のみを情報管理装置1に送信することができるため、通信コスト及び通信に係る時間を低減させることができる。
さらに、作成された要約レポートを保存する指示が入力された場合、情報管理装置1の記憶部16に患者情報と対応付けて要約レポートを格納させる場合を例として説明したが、例えば、情報管理装置1は、保存指示と共に、要約レポート及び患者情報をサーバ2に送信し、サーバ2は、要約レポート及び患者情報を受信して、患者情報に対応付けて要約レポートをデータベースに保存、管理する構成であってもよい。この構成によれば、サーバ2のデータベース24において、所見情報及び要約レポートを一括して管理することができる。
その他、本実施の形態における情報管理装置を構成する細部構成、及び細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
本発明を適用した実施の形態における情報管理システム100のシステム構成を示す図である。 図1に示す情報管理装置1の機能的構成を示すブロック図である。 図1に示すサーバ2の機能的構成を示すブロック図である。 (a)図2に示すCPU11により実行される所見情報参照処理を示すフローチャートである。(b)図3に示すCPU21により実行される所見情報送信処理を示すフローチャートである。 情報管理装置1の表示部12に表示される所見情報リスト画面121を示す図である。 情報管理装置1の表示部12に表示される要約キーワード入力画面122を示す図である。 情報管理装置1の表示部12に表示される要約レポート画面123を示す図である。
符号の説明
1 情報管理装置
11 CPU
12 表示部
13 入力部
14 通信部
15 RAM
16 記憶部
17 バス
2 サーバ
21 CPU
22 RAM
23 通信部
24 データベース
100 情報管理システム
N ネットワーク

Claims (6)

  1. 医師が作成した患者の所見情報を管理する情報管理装置において、
    患者情報に対応する所見情報を取得する取得手段と、
    キーワード及び要約レポートを作成する対象となる所見情報の識別情報のうち少なくとも一方を入力させる入力制御手段と、
    前記キーワード及び所見情報の識別情報のうち少なくとも一方に基づいて、前記取得した所見情報から要約レポートを作成する要約レポート作成手段と、
    を備えることを特徴とする情報管理装置。
  2. 医師が作成した所見情報を患者情報に対応付けて保存するデータベースを備え、
    前記データベースは、前記所見情報の要約レポートを患者情報に対応付けて保存することを特徴とする請求項1記載の情報管理装置。
  3. 前記入力制御手段は、前記キーワードに対応する重み付けに関する情報を入力させ、
    前記要約レポート作成手段は、前記キーワード及び重み付けに関する情報に基づいて、前記所見情報から要約レポートを作成することを特徴とする請求項1又は2記載の情報管理装置。
  4. 医師が作成した患者の所見情報を管理するサーバと、前記所見情報を取得する情報管理装置とがネットワークを介して接続される情報管理システムにおいて、
    前記サーバは、
    患者情報に対応付けて所見情報を保存するデータベースと、
    患者情報に対応する所見情報を前記データベースから検索する検索手段と、
    前記データベースから検索された所見情報を取得して送信する送信手段と、を備え、
    前記情報管理装置は、
    患者情報に対応する所見情報を受信する受信手段と、
    キーワード及び要約レポートを作成する対象となる所見情報の識別情報うち少なくとも一方を入力させる入力制御手段と、
    前記キーワード及び所見情報の識別情報のうち少なくとも一方に基づいて、前記受信した所見情報から要約レポートを作成する要約レポート作成手段と、
    を備えることを特徴とする情報管理システム。
  5. 前記情報管理装置は、
    作成された要約レポート及び患者情報を送信する送信手段を備え、
    前記サーバは、
    前記要約レポート及び患者情報を受信する受信手段を備え、
    前記データベースは、前記患者情報に対応付けて要約レポートを保存することを特徴とする請求項4記載の情報管理システム。
  6. 前記情報管理装置において、
    前記入力制御手段は、前記キーワードに対応する重み付けに関する情報を入力させ、
    前記要約レポート作成手段は、前記キーワード及び重み付けに関する情報に基づいて、前記所見情報から要約レポートを作成することを特徴とする請求項4又は5記載の情報管理システム。
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