JP7237554B2 - コンフリクトを防止した医用画像及びデータのクラウドからローカル、ローカルからクラウドへの切り替えと同期 - Google Patents

コンフリクトを防止した医用画像及びデータのクラウドからローカル、ローカルからクラウドへの切り替えと同期 Download PDF

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Description

医用画像及び医療データは、患者を診断するのに重要な役割を果たしている。医療施設(例えば、病院)では、電子的に保存された医用画像及び医療データの有益性が認識されるようになっている。医用画像及びデータをデジタル化すると、ユーザーが医用画像及び医療データに容易にアクセスできるようになるだけでなく、複数の医療施設の間で画像及びデータを容易に共有することができるようになる。
医療産業では、画像保管通信システム(「PACS」)と呼ばれるシステムの使用が、医用画像の保存及びアクセスに便利であることから一般的になりつつある。一般的に、PACSには多数の装置が含まれ、これらが協働して、コンピューター断層撮影(CT)、核磁気共鳴映像法(MRI)、ポジトロン放出断層撮影法(PET)、超音波、X線等の様々な撮像モダリティーにより生成された医用画像を取得、保存、管理、配布及び表示する。PACSによれば、内部又は外部で撮影されたあらゆる種類の画像を、様々な医療施設で共有することが可能となる。
より最近では、従来のPACSの効率及びアクセス性を改善する手段として、クラウドベースのPACSが出現している。一般に、「クラウド」とは、様々な場所にある複数のコンピューターやデバイスの要求に応じて、コンピューティングリソース及びデータへの遠隔アクセスをインターネット経由で提供するオンラインストレージシステムと理解することができる。クラウドベースPACSは、様々な場所にある遠隔又はオフサイトのデータセンターを医用画像の保存に用いるベンダーによって提供されうる。
概して、一の態様では、本発明は、クラウドサーバー上のクラウドリポジトリと前記クラウドサーバーに接続された医療施設の複数のローカルサーバー上の複数のローカルリポジトリとの間で医療データを同期するシステムにおいて医療データのコンフリクトを防止する方法に関し、前記医療施設には、少なくとも、第1のローカルリポジトリを備える第1の医療施設と、第2のローカルリポジトリを備える第2の医療施設とが含まれる。前記方法は、前記クラウドサーバーが、前記第1の医療施設から、患者の患者情報を含む予約要求を受け取ることと、前記クラウドサーバーが、前記患者情報に基づいて、前記クラウドサーバーに保存されている医用画像が前記患者に関連付けられていると判断すると、前記医用画像の編集を禁止することと、前記クラウドサーバーが、前記第2の医療施設に、前記医用画像の編集が禁止されている旨を前記第2の医療施設のローカルコンピューターに表示させるコマンドを送信することと、前記クラウドサーバーが、前記第1の医療施設から、前記医用画像の編集を可能にする要求を受け取ることと、前記クラウドサーバーが、前記医用画像の編集を可能にすることと、を有する。
概して、一の態様では、本発明は、コンピューターと組み合わされたクラウドサーバーに、クラウドサーバー上のクラウドリポジトリと前記クラウドサーバーに接続された医療施設の複数のローカルサーバー上の複数のローカルリポジトリとの間で医療データを同期するシステムにおいて、医療データのコンフリクトを防止する動作を実行させる指示を記憶した非一時的なコンピューター読み取り可能な媒体(CRM)に関し、前記医療施設には、少なくとも、第1のローカルリポジトリを備える第1の医療施設と、第2のローカルリポジトリを備える第2の医療施設とが含まれる。前記動作は、前記クラウドサーバーが、前記第1の医療施設から、患者の患者情報を含む予約要求を受け取ることと、前記クラウドサーバーが、前記患者情報に基づいて、前記クラウドサーバーに保存されている医用画像が前記患者に関連付けられていると判断すると、前記医用画像の編集を禁止することと、前記クラウドサーバーが、前記第2の医療施設に、前記医用画像の編集が禁止されている旨を前記第2の医療施設のローカルコンピューターに表示させるコマンドを送信することと、前記クラウドサーバーが、前記第1の医療施設から、前記医用画像の編集を可能にする要求を受け取ることと、前記クラウドサーバーが、前記医用画像の編集を可能にすることと、を有する。
概して、一の態様では、本発明は、医療データのコンフリクトを防止するシステムに関する。前記システムは、クラウドサーバーと、前記クラウドサーバー上のクラウドリポジトリと、前記クラウドサーバーに接続された医療施設の複数のローカルサーバー上の複数のローカルリポジトリと、を有し、前記医療施設には、少なくとも、第1のローカルリポジトリを備える第1の医療施設と、第2のローカルリポジトリを備える第2の医療施設とが含まれ、前記クラウドサーバーは、前記第1の医療施設から、患者の患者情報を含む予約要求を受け取り、前記患者情報に基づいて、前記クラウドサーバーに保存されている医用画像が前記患者に関連付けられていると判断すると、前記医用画像の編集を禁止し、前記第2の医療施設に、前記医用画像の編集が禁止されている旨を前記第2の医療施設のローカルコンピューターに表示させるコマンドを送信し、前記第1の医療施設から、前記医用画像の編集を可能にする要求を受け取り、前記医用画像の編集を可能にする。
本発明の他の側面及び利点は、以下の説明及び添付の請求の範囲から明らかとなるであろう。
1つ以上の実施形態に係るシステムを示す。 1つ以上の実施形態に係るシステムを示す。 1つ以上の実施形態に係る表示メッセージを示す。 1つ以上の実施形態に係る表示メッセージを示す。 1つ以上の実施形態に係るデータテーブルを示す。 1つ以上の実施形態に係る図1A及び図1Bのシステムの状態を示す。 1つ以上の実施形態に係る図1A及び図1Bのシステムの状態を示す。 1つ以上の実施形態に係る図1A及び図1Bのシステムの状態を示す。 1つ以上の実施形態に係る図1A及び図1Bのシステムの状態を示す。 1つ以上の実施形態に係る実施例を示す。 1つ以上の実施形態に係る実施例を示す。 1つ以上の実施形態に係る実施例を示す。 1つ以上の実施形態に係る実施例を示す。 1つ以上の実施形態に係るコンピューターシステムを示す。 1つ以上の実施形態に係るコンピューターシステムを示す。 1つ以上の実施形態の1つ以上に係るフローチャートを示す。 1つ以上の実施形態の1つ以上に係るフローチャートを示す。 1つ以上の実施形態に係るフローチャートを示す。
ここで、添付の図面を参照しながら具体的な実施形態を詳細に説明する。一貫性を保つため、各図面における類似の要素には、類似の参照番号を付している。簡便のため、全ての図において類似の要素に符号を付しているわけではない。
本開示における実施形態の以下の詳細な説明には、本開示のより完全な理解のために、多数の細部が具体的に記載されている。しかし、当業者であれば、これらの具体的な細部がなくとも本開示を実施しうることが明らかであろう。他の例においては、説明が不必要に複雑になるのを避けるため、周知の特徴については詳細に記載しないこととした。
本出願を通して、序数(例えば、第1、第2、第3等)は、要素(すなわち、本出願におけるあらゆる名詞)の形容詞として用いうる。序数の使用は、例えば「前」、「後」、「単数の」や、その他の用語を使用して明示的に開示されていない限り、要素の特定の序列を示唆するものでも、要素に特定の序列をつけるものでもなく、ある要素を単数に限定するものでもない。むしろ、序数の使用は、要素の区別を目的としている。例えば、第1の要素は、第2の要素と区別され、また、第1の要素は、2つ以上の要素を含んでいてもよく、要素の順序付けとしては第2の要素の後(又は前)であってもよい。
文脈上明確に示されていない限り、単数形の「a」、「an」及び「the」は、複数も対象として含まれると理解すべきである。よって、例えば「水平ビーム(a horizontal beam)」への言及には、1つ以上のビームへの言及が含まれる。
「おおよそ」、「実質的に」等の用語は、記載される特徴、パラメーター又は値が正確に達成される必要がないことを意味し、例えば許容度、測定誤差、測定の精度限界及びその他の当業者に公知の要因等を含む偏差又は変動が、その特徴により得られるとされる効果を阻害しない程度で起こりうることを意味する。
フローチャートに示す工程は、その1つ以上について、省略され、繰り返され、及び/又は記載とは異なる順序で実行されうることを理解すべきである。したがって、本発明の範囲は、フローチャートに示す具体的な工程順に限定されると解するべきではない。
多項従属クレームは導入していないものの、1つ以上の実施形態についての従属クレームの主題を、他の従属クレームと組み合わせうることは、当業者にとって明らかであろう。
概して、本発明の1つ以上の実施形態によれば、医療施設間での医用画像及びデータ(本明細書では単に「医用画像」とも言う。)のコンフリクト(競合)を防止する機構を備えた、医用画像及びデータのクラウドからローカル、ローカルからクラウドへの切り替えと同期のために構成された方法、非一時的なコンピューター読み取り可能な媒体及びシステムが提供される。1つ以上の実施形態に係るクラウドベースPACSによれば、クラウドのデータリポジトリ又はデーターベース(「クラウドリポジトリ」)へのアクセスが許可された全ての医療施設、例えば同じ病院グループ内の施設において、医用画像及びデータを共有することが可能となる。医用画像及びデータには、患者の医用レポート(medical report)も含まれうる。例えば、医療施設は、「ネットワーク内の」(すなわち、クラウドリポジトリの同一部分へのアクセスが許可された)他の医療施設において得られた患者の医用画像及びデータにアクセスして、それを取得することができる。具体的には、1つ以上の実施形態によれば、ネットワーク内の医療施設は、クラウドベースPACSをより効果的に利用して、1つ以上のネットワーク内の複数の医療施設を頻繁に訪れる患者について、医用画像及びデータを共有し、更新することができる。
さらに、従来のクラウドベースPACSとは異なり、本発明の1つ以上の実施形態によれば、クラウドベースPACSを利用する医療施設は、クラウドとのネットワーク接続が切れても、稼働を続けることが可能である。具体的には、1つ以上の実施形態を利用するネットワーク内の医療施設は、クラウドベースPACSのユーザー(例えば、医療専門家)からの要請に基づき、ローカルサーバー上にある現場又はローカルのデータリポジトリ又はデータベース(「ローカルリポジトリ」)を、クラウドリポジトリに保存されている患者の最新の画像及びデータで自動的に更新して最新の状態に保つことができる。例えば、ある施設が、ある特定の患者の新たな医用画像を更新又は取得すると、クラウドリポジトリが、その更新された医用画像又は新たな医用画像により自動的に更新されてもよく、同じ患者を治療又は看護するネットワーク内の施設の全てのローカルリポジトリが、クラウドリポジトリと自動的に同期されてもよい。
1つ以上の実施形態によれば、接続が失われた場合、接続が切れた医療施設は、クラウドリポジトリに代えてローカルリポジトリへのアクセスに自動的に切り替える。これにより、医療施設は、ネットワークからの切断に起因するダウンタイムを被ることなく、連続して稼働することができる。ネットワーク内の施設は、そのローカルリポジトリがクラウドリポジトリと同期しているので、クラウドとの接続がなくとも、少なくとも一時的に最新のデータにアクセスして業務を行うことができる。しかし、クラウドリポジトリ上の全てのデータを同期する必要はない。1つ以上の実施形態によれば、各施設にとって必要なデータ又は興味のあるデータについてのみ同期が行われる。例えば、ある施設は、自己の施設の患者ではない人に関する医用画像によって、ローカルリポジトリが満杯になったり、ローカルサーバーに負担がかかったりするのを望まないかもしれない。
1つ以上の実施形態によれば、接続が再確立すると、ネットワークが切断されていた時にローカルリポジトリに保存された医用画像及びデータが、クラウドリポジトリに自動的にアップロードされる。これにより、ネットワーク内の他の全ての医療施設が、それぞれのローカルリポジトリを最新の医用画像及びデータで更新することが可能となる。
1つ以上の実施形態によれば、クラウドベースPACSは、施設外診断を終えた医療施設が、その施設外診断において生成された医用画像及びデータをクラウドサーバーと同期した後に、コンフリクトが起こるのを防止する機構を備えて構成される。1つ以上の実施形態によれば、施設外診断とは、移動医療車(例えば、救急車、移動診療所、献血車等)において行われる診断、及び/又は医療施設以外の場所(例えば、患者宅、老人ホーム等)での定期検診又は診断であってよい。例えば、医療施設Aは診療所であり、当該診療所の第1のユーザー(例えば、医師)は、施設外診断に出かけて、患者宅にて患者の診断を行うものとする。患者の家は、ユーザーがクラウドサーバーに接続できず、オフラインで(クラウドとの接続なしで)作業しなければならない地域にあるものとする。さらに、第1のユーザーがオフラインで作業している間に、医療施設Bの第2のユーザー(例えば、医師、医療スタッフ、管理事務員等)が、クラウドサーバーに保存された同一の患者名に誤記が含まれていることに気付き、クラウドサーバー上の当該誤記を訂正するものとする。第1のユーザーが、インターネット接続が利用可能な診療所に戻り、施設外診断において生成された医用画像及びデータを同期すると、同期される該医用画像及びデータの患者名には、第2のユーザーにより訂正された誤記が含まれうる。施設外診断で得た医用画像及びデータの同期が完了すると、クラウドサーバーの患者名には、再度誤記が含まれることとなる。第2のユーザーは、クラウドサーバーでの誤記の訂正が上書きされたことに気付かないかもしれず、その結果、データのコンフリクトが起こる。
図1A及び図1Bは、本発明の1つ以上の実施形態に係るシステム(100)を示す。図1A及び図1Bに示すように、システム(100)は、クラウドリポジトリ(105)を備えるクラウドサーバー(103)を有するクラウド(101)と、種々のネットワーク内の医療施設(参照符号なし)に付随の複数のローカルサーバー(107)(例えば、アプリケーションプロキシサーバー(APS))及びローカルリポジトリ(109)とを有する。複数のローカルサーバー(107)は、クラウドサーバー(103)へのアクセス/閲覧が許可されている。クラウドサーバー(103)上のリモートデータへのアクセス権に加えて、特定のローカルサーバー(107)は、さらにリモートデータの編集権を持っていてもよい。各医療施設は、公共病院、民間病院、医療クリニック、歯科クリニック等の、医療を提供する施設の一種であってもよい。
また、図1A及び図1Bに示すように、システム(100)内の各医療施設は、ローカルサーバー(107)と接続された複数のユーザーコンピューター装置(111)(ここでは、「ローカルコンピューター」と称する。)を有する。各ローカルコンピューター(111)は、パーソナルコンピューター(PC)、ラップトップ、モバイルコンピューター装置(例えば、タブレットPC、スマートフォン等)、サーバー、メインフレーム、キオスク等に相当しうる。
1つ以上の実施形態によれば、クラウドリポジトリ(105)を備えるクラウドサーバー(103)は、クラウドベースPACSを提供するベンダー又はそうしたベンダーと関連する別のサードパーティによって運用されうる。1つ以上の実施形態によれば、クラウドサーバー(103)は、アプリケーション及び情報の処理を行う実際の及び/又は仮想のコンピューターインフラストラクチャーである。例えば、クラウドサーバー(103)は、インターネットを介してリモートアクセスされる仮想又は実際のサーバーであってもよい。1つ以上の実施形態によれば、クラウドリポジトリ(105)は、データのオンラインリポジトリである。例えば、クラウドリポジトリは、インターネットを介してリモートアクセスされる仮想データルーム(VDR)又はデータベース(又はデータベース群)であってもよい。
1つ以上の実施形態によれば、クラウドサーバー(103)は、ローカルサーバー(107)から送信された医用画像及びデータを受け取り、その医用画像及びデータをクラウドリポジトリ(105)にリモートデータとして保存するよう構成されている。
1つ以上の実施形態によれば、各ローカルサーバー(107)は、それが付随する医療施設により運用される。ローカルサーバー(107)は、ローカルコンピューター(111)から受け取った医用画像及びデータをクラウドサーバー(103)上のクラウドリポジトリ(105)に送信するよう構成されている。各ローカルリポジトリ(109)は、それが付随する医療施設により運用・保守される。ローカルリポジトリ(109)は、ローカルサーバー(107)及びクラウドリポジトリ(105)から受け取った医用画像及びデータをローカルデータとしてローカルで保存しうる。
1つ以上の実施形態によれば、ローカルコンピューター(111)は、それぞれの医療施設の医療専門家により運用され、医療施設内の1つ以上のモダリティー(図示せず)から取得した医用画像及びデータをローカルサーバー(107)に送信するよう構成されている。1つ以上の実施形態によれば、ローカルコンピューター(111)は、ローカルサーバー(107)として構成されうる。1つ以上の実施形態によれば、ローカルコンピューター(111)は、ローカルリポジトリ(109)も有していてもよい。
1つ以上の実施形態によれば、ローカルコンピューターは、クラウド(101)を運営するベンダーにより提供されるアプリケーションを記憶するよう構成されている。1つ以上の実施形態によれば、当該アプリケーションは、ベンダーと関連するサードパーティにより提供される医用同期アプリケーションであってもよい。医用同期アプリケーションは、当該アプリケーションが記憶された装置(すなわち、クラウド(101)又はローカルサーバー(107))に登録された独立したソフトウェアアプリケーションであるか、又はグラフィカルユーザーインターフェース(「GUI」)を持つウェブブラウザーベースのアプリケーションであってもよく、このアプリケーションによって、ローカルコンピューター(111)は、クラウド(101)にアクセスして医療データをクラウド(101)と同期することが可能となる。1つ以上の実施形態によれば、クラウドサーバー(103)及び各ローカルサーバー(107)は、それぞれのリポジトリに医用同期アプリケーションのコピーを記憶していてもよい。
図1Aは、1つ以上の実施形態に係る、ネットワーク内の医療施設とクラウド(101)との接続が安定している例を示す。この状態では、ネットワーク内の複数の医療施設が、クラウド(101)と相互通信しうる。図1Aに示すように、ネットワーク内の医療施設は、ローカルで取得した医用画像及びデータをクラウド(101)に送信して、それらをクラウドリポジトリ(105)に他のネットワーク内の医療施設がアクセス可能なリモートデータとして保存しうる。1つ以上の実施形態によれば、ネットワーク内の医療施設は、クラウド(101)から医用画像及びデータを取得して、それらをそれぞれのローカルリポジトリ(109)にローカルデータとして保存しうる。
1つ以上の実施形態によれば、クラウドリポジトリ(105)に保存されているリモートデータの全てを、ネットワーク内の医療施設が取得してローカルデータとして保存する必要はない。ローカルデータとして取得され保存されるリモートデータは、そのサイズや医療施設での必要性によって、あるいはローカルコンピューター(111)(例えば、医療専門家)の設定によって様々であってもよい。例えば、ネットワーク内のある医療施設は、その施設の患者である特定の個人に基づき、リモートデータを取得し、ローカルリポジトリ(109)にローカルデータとして保存しうる。よって、特定の個人がネットワーク内の特定の医療施設の患者ではない場合、当該医療施設は、当該患者の医用画像及びデータを、ローカルデータとしてクラウド(101)から取得し保存しなくてもよい。これは、記憶装置や処理能力が限られる小規模なローカルサーバー(107)及びローカルリポジトリ(109)を備える小規模な医療施設にとって特に有益でありうる。本発明の1つ以上の実施形態によれば、ネットワーク内のある医療施設は、当該施設の患者である特定の個人に基づくのではなく、特定の医用検査(medical study)、医用シリーズ(medical series)、医用画像又は医用レポートに基づいて、リモートデータを取得し、ローカルリポジトリ(109)にローカルデータとして保存してもよい。
1つ以上の実施形態によれば、ネットワーク内の各医療施設におけるローカルコンピューター(111)のユーザーは、クラウドサーバー(103)に記憶されているウェブブラウザーベースのバージョンのアプリケーションを介して、クラウドリポジトリ(105)に保存されている医用画像及びデータを閲覧しうる。ユーザーは、ローカルコンピューター(111)に記憶されているローカルバージョンのアプリケーションを介しても、画像を閲覧しうる。例えば、医療専門家は、ローカルリポジトリ(109)に保存されたローカルデータのいずれかが、ネットワーク内の他の医療施設に属する別の医療専門家により更新されたかどうかを判断し、クラウドリポジトリ(105)から更新されたデータを取得して現在のローカルデータと置き換えてもよい。1つ以上の実施形態によれば、こうしたローカルデータの更新は、例えばローカルコンピューター(111)に記憶されたアプリケーションを通して、システム(100)によって自動的に行われてもよい。
例えば、ある個人は、ネットワーク内の複数の医療施設の患者でありうる。ネットワーク内のこれらの各医療施設は、その個人の医用画像及びデータをローカルデータとして保存しうる。1つ以上の実施形態によれば、ネットワーク内の医療施設の1つによって、その個人の医用画像及びデータがクラウドリポジトリ(105)において更新されると、その個人が患者であるネットワーク内の他の医療施設は、自動的にその個人の更新された画像及びデータを取得(同期)して、ローカルリポジトリ(109)のローカルデータを最新の状態に保ちうる。このクラウドリポジトリ(105)の自動更新及び/又は関連するローカルリポジトリ(109)の同期は、個人の医用画像又はデータがクラウド上で更新されるたびに行われても、あるいは所定の間隔で行われてもよい。
1つ以上の実施形態によれば、施設外診断に出かけたユーザー(例えば、医師、医療スタッフ等)は、クラウドサーバー(103)に予約要求(reservation request)を送信することにより、クラウドベースPACSの他のユーザー全員に対して、クラウドサーバー(103)に保存されている医用画像及びデータのうち、施設外診断で訪問する予定の患者に関連付けられたものの編集を禁止しうる。1つ以上の実施形態によれば、予約要求には、施設外診断で訪問する予定の患者の患者情報が含まれうる。患者情報には、患者の識別子(ID)、患者名等が含まれうる。患者情報のさらなる例の詳細は、図3を参照して後述する。
1つ以上の実施形態によれば、予約要求には、施設外診断で訪問する患者に関連付けられた医用画像及びデータの編集を禁止する予約期間(すなわち、タイミング情報)も含まれうる。予約期間としては、施設外診断を行う日の全日(すなわち、一日中)を設定しうる。あるいは、予約期間として、施設外診断を行う日の一部(すなわち、数分から数時間の範囲の予定時間)を設定しうる。1つ以上の実施形態によれば、予約期間は、ユーザーが、医用同期アプリケーションのグラフィカルユーザーインターフェース(GUI)を用いて設定しうる。
1つ以上の実施形態によれば、予約期間が経過すると、施設外診断中に更新及び/又は追加された医用画像及びデータがクラウドサーバー(103)と同期されたかどうかにかかわらず、該予約期間を伴う予約要求に関連付けられた医用画像及びデータの編集が再度可能になる。
1つ以上の実施形態によれば、クラウドサーバー(103)は、クラウドリポジトリ(105)に保存されている医用画像及びデータのリストを修正して、編集が禁止されている医用画像及びデータを反映させる。例えば、編集が禁止された医用画像及びデータを異なる態様(例えば、異なるフォント、異なるフォント色、取り消し線等)で表示したり、編集が禁止された医用画像及びデータに編集の禁止を示すラベルを付したりしうる。クラウドサーバー(103)は、クラウドに接続されている全ての医療施設のローカルコンピューター(111)に対して、各医療施設のユーザーが、どの医用画像及びデータが編集不可である(すなわち、編集が禁止されている)か区別できるように、同様の情報を表示させるコマンドを送信しうる。
1つ以上の実施形態では、クラウドサーバー(103)が予約要求を受け取る前に、施設外診断に出かけるユーザーとは別のユーザーが、施設外診断が予定されている患者の医用画像及びデータを編集する状況も想定されている。このような場合、クラウドサーバー(103)は、予約要求を受け取ると、別のユーザーが使用しているローカルコンピューター(111)に、該医用画像及びデータの編集が禁止される予定であることを示す警告を表示させるコマンドを送信しうる。
1つ以上の実施形態によれば、ユーザーは、施設外診断から戻り、施設外診断で生成された医用画像及びデータをクラウドサーバー(103)と同期させると、これまで編集が禁止されていた医用画像及びデータ(すなわち、ユーザーが施設外診断で訪問した患者の医用画像及びデータ)の編集を可能にする要求を送信しうる。
図1Bは、1つ以上の実施形態に係る、ネットワーク内の医療施設の1つとクラウド(101)との接続が切れた例を示す。この状態では、アプリケーションは、接続が切れた医療施設のローカルコンピューター(111)及びローカルサーバー(107)を自動的に設定して、これらがローカルリポジトリ(109)に保存されているローカルデータにアクセスするようにする。1つ以上の実施形態によれば、接続が切れた医療施設では、接続が切れている間に取得されたり更新されたりした医用画像及びデータは、引き続きローカルリポジトリ(109)に保存され続ける。これにより、接続が切れた医療施設を、クラウド(101)からの切断に起因するダウンタイムを被ることなく、連続的に稼働することができる。
そして、接続が切れた医療施設とクラウド(101)との接続が再確立されると、再接続された医療施設のローカルコンピューター(111)及びローカルサーバー(107)は、ローカルリポジトリに保存されている、接続が切れている間に取得されたり更新されたりした全ての医用画像及びデータをクラウド(101)に送信するようアプリケーションによって設定される。そうした医用画像及びデータは、新たなリモートデータとしてクラウドリポジトリ(105)に保存される。クラウド(101)が再接続された医療施設からの医用画像及びデータにより更新される際、ネットワーク内の他の施設のローカルコンピューター(111)に記憶されているアプリケーションは、それぞれのローカルリポジトリ(109)を新たなリモートデータで自動的に更新しうる。
図2A及び図2Bは、1つ以上の実施形態に係る表示メッセージ(201)であり、これは、ローカルコンピューター(111)のアプリケーションによりポップアップウインドウの一部としてユーザーに表示されうる。この例では、表示メッセージ(201)には、ユーザー選択可能タブ(203a及び203b)(例えば、ユーザーがマウスのクリックにより選択可能なタブ)及びカウントダウンタイマー(205)が含まれる。表示メッセージ(201)は、ローカルコンピューター(111)のディスプレイにポップアップウインドウとして出現しうる。表示メッセージ(201)には、ネットワーク内の医療施設のローカルサーバー(107)とクラウドサーバー(103)との間の現在の接続状況に関するメッセージが含まれていてもよい。
図2Aは、ネットワーク内の医療施設の1つのローカルサーバー(107)とクラウドサーバー(103)との間の接続が切れた時の表示メッセージ(201)の例である。この表示メッセージ(201)には、クラウド(101)との接続が切れた旨と、カウントダウンタイマー(205)が時間切れになると、ローカルコンピューター(111)がローカルリポジトリ(109)に自動的にアクセスする旨のメッセージが含まれるであろう。本明細書の説明によっては、図示のために単一のローカルリポジトリが用いられているが、各医療施設におけるローカルコンピューター及びローカルリポジトリの数は様々でありうる。
1つ以上の実施形態によれば、ローカルコンピューター(111)を操作しているユーザーは、カウントダウンタイマー(205)が時間切れになるのを待つか、ユーザー選択可能タブ(203a)を直接クリックするかのいずれかにより、クラウドリポジトリ(105)に代えてローカルリポジトリ(109)にアクセスしうる(すなわち、ローカルリポジトリ(109)へのアクセスに切り替えうる。)。
図2Bは、接続が切れていたネットワーク内の医療施設の1つのローカルサーバー(107)とクラウドサーバー(103)との間の接続が再確立された時の表示メッセージ(201)の例を示す。この表示メッセージ(201)には、クラウド(101)との接続が再確立された旨のメッセージと、ユーザー(例えば、医療専門家)に引き続きローカルリポジトリ(109)を用いるか、それともクラウドリポジトリ(105)に再アクセスするかを選択するよう促すメッセージとが含まれるであろう。1つ以上の実施形態によれば、システム(100)のアプリケーションは、ローカルリポジトリの使用について、一時的に(例えば、予め定められた又は所定の時間)使用する選択肢しかユーザーに与えない。このような場合、図2Bの例に示すように、表示メッセージ(201)には、カウントダウンタイマー(205)が時間切れになれば、ローカルコンピューター(111)がクラウドリポジトリ(105)に自動的に再アクセスする(すなわち、アクセスを切り替えてクラウドリポジトリ(105)へと戻す)旨のメッセージがさらに含まれうる。
また、図2Bにおいて、1つ以上の実施形態によれば、ユーザーは、ネットワークリポジトリ(105)に即座に再アクセスするユーザー選択可能タブ(203a)を選択するか、あるいはローカルリポジトリ(109)を用いてローカルでの作業を続けるユーザー選択可能タブ(203b)を選択しうる。この例においても、クラウドとの接続が再確立した後にローカルリポジトリを引き続き使用することは、制限される。予め定められた時間がすぎると、ユーザーは、別の表示メッセージ(201)によりクラウド(101)に再接続するよう促される。
図3は、各医用画像に関連付けされたデータを含むデータテーブル(300)の例を示す。1つ以上の実施形態によれば、データテーブル(300)には、患者ID(301)、患者名(303)、所属施設ID(305)、レポート情報(307)及び画像情報(309)等の患者に関連する情報が含まれうるが、これらに限定されない。
1つ以上の実施形態によれば、患者ID(301)は、個人の患者識別番号である。各個人は、単一かつ固有の患者ID(301)を持つことになる。個人の患者ID(301)は、ネットワーク内の医療施設間で共有される。患者名(303)は、個人の実名である。
1つ以上の実施形態によれば、所属施設ID(305)は、個人が患者であるネットワーク内の医療施設の識別番号(例えば、個人と関連するネットワーク内の医療施設)であってもよい。ある個人が、ネットワーク内の複数の医療施設の2つ以上を頻繁に利用している場合、その個人は、2つ以上の所属施設ID(305)と関連付けられる。あるいは、1つ以上の実施形態によれば、所属施設ID(305)は、特定の患者について、クラウド(101)に最初にアップロードされた画像を取得したネットワーク内の医療施設の識別番号であってもよく、この場合、患者が2つ以上の所属施設ID(305)を持つことはない。1つ以上の実施形態によれば、所属施設ID(305)は、ネットワーク内の医療施設のユーザー(すなわち、医療専門家)によって直接付与されてもよい。
1つ以上の実施形態によれば、レポート情報(307)には、個人の医療診断の情報が含まれる。画像情報(309)には、医用画像の簡単な説明及び医用画像の生成に用いられたモダリティーの名称が含まれる。
1つ以上の実施形態によれば、データテーブル(300)中のデータは、医用画像にメタデータとして埋め込まれており、この医用画像は、医用におけるデジタル画像と通信フォーマット(DICOMフォーマット)の画像であってもよい。1つ以上の実施形態によれば、DICOMは、システム(100)を実施するための汎用画像フォーマットであってもよい。テーブル(300)のデータは、ローカルコンピューター(111)に記憶された1つ以上の実施形態に係るアプリケーションを用いて、DICOMフォーマットの画像から抽出することができる。1つ以上の実施形態によれば、データテーブル(300)中のデータは、医療データ中にメタデータとして直接埋め込まれていてもよく、この医療データは、患者の医用画像又は患者の医用レポートのいずれであってもよい。
テーブル(300)中のデータは、各種の方法により分類されうる。図3に示す例では、データは、患者により分類されている。しかし、データは、例えば医療専門家の好みに基づいて、患者に関連する情報のいずれか1つを用いる別の方法により分類することもできる。データテーブル(300)のデータが医用画像から抽出されると、医療専門家は、1つ以上の実施形態に係るアプリケーションにより提供されるGUIを用いて、当該データを編集/改変することができる。1つ以上の実施形態によれば、抽出したデータテーブル(300)は、ローカルサーバー(107)に保存される。
図4から図7は、1つ以上の実施形態に係る図1A及び図1Bのシステムの種々の状態を示す。クラウド(101)、クラウドサーバー(103)、クラウドリポジトリ(105)、ローカルサーバー(107)、ローカルリポジトリ(109)、ローカルコンピューター(111)、表示メッセージ(201)、ユーザー選択可能タブ(203a、203b)及びカウントダウンタイマー(205)は、図1A、図1B、図2A及び図2Bについて上記したものと同一又は実質的に同様である。以下、このような同様の構成要素については、繰り返し詳細に説明しない。
図4及び図5は、ネットワーク内の複数の医療施設のうちの1つの医療施設とクラウド(101)との間の接続が切れた状態をそれぞれ示す。この場合、図4の右側に示すように、接続が切れた医療施設に付随するローカルコンピューター(111)は、まず最初に、クラウド(101)との接続が切れた旨の表示メッセージ(201)を表示しうる。次いで、表示メッセージ(201)によって、ユーザーは、ユーザー選択可能タブ(203a)を選択して、クラウドリポジトリ(105)へのアクセスを、接続が切れた医療施設のローカルリポジトリ(109)へのアクセスに切り替えるよう促される。加えて、又はそれに代えて、表示メッセージ(201)によって、ユーザーにカウントダウンタイマー(205)を示し、タイマーが時間切れになると自動的に切り替えが起こるようにしてもよい。図5の右側は、接続が切れた医療施設に付随するローカルコンピューター(111)及びローカルサーバー(107)が、アクセスをクラウドリポジトリ(105)からローカルリポジトリ(109)へと切り替えたことを示す。
図6及び図7は、接続が切れていた医療施設とクラウド(101)との間の接続が再確立された状態をそれぞれ示す。この場合、図6の右側に示すように、再接続された医療施設に付随のローカルコンピューター(111)は、まず最初に、クラウド(101)との接続が回復したこと示す表示メッセージ(201)を示してもよい。次いで、表示メッセージ(201)によって、ユーザーは、(ユーザー選択可能タブ(203a)を選択して)クラウドリポジトリ(105)へ再アクセスするか、(ユーザー選択可能タブ(203b)を選択して)ローカルで作業を続けるかを選択するよう促される。加えて、又はそれに代えて、表示メッセージ(201)によって、ユーザーにカウントダウンタイマー(205)を示して、タイマーが時間切れになると自動的に再アクセスする(すなわち、ローカルリポジトリ(109)へのアクセスをクラウドリポジトリ(105)へのアクセスに戻す)ようにしてもよい。図7の右側は、再接続された医療施設に付随のローカルコンピューター(111)が、接続が切れていた時にローカルリポジトリ(109)に保存したデータをクラウドリポジトリ(105)に送信中であり、クラウドリポジトリ(105)がローカルリポジトリ(109)と同期している旨の表示メッセージ(201)を表示している状態を示す。
図8Aから図8Dに、1つ以上の実施形態に係るコンフリクト防止方法の実施例を示す。図8Aから図8Dに示す実施例を、図1A及び図1Bを参照して上述したシステム(100)について説明する。
図8Aは、医師が施設外診断に出かける準備をしている初期状態を示す。医師は、出発前に、患者リスト(803)から患者を選択するか、あるいはカレンダーインターフェース(805)から予定時間帯を選択することにより、予約要求を送信しうる。患者リスト(803)及びカレンダーインターフェース(805)は、医用同期アプリケーションのGUIに表示されうる。
1つ以上の実施形態によれば、患者リスト(803)から選択された患者の医用画像及びデータ、例えば患者「ヤマダマナブ」の医用画像及びデータは、医師が当該医用画像及びデータの予約を解除するまで、施設外診断の日の終日にわたって編集が禁止される。1つ以上の実施形態によれば、カレンダーインターフェース(805)上で予定が入れられた患者の医用画像及びデータは、カレンダーインターフェース上でブロックされた時間の長さ(すなわち、予約期間)に基づいて編集が禁止される。この予約期間は、予約要求に含まれており、施設外診断の日のうちの数分から数時間の範囲であってよい。1つ以上の実施形態によれば、予約期間が経過すると、施設外診断中に更新及び/又は追加された医用画像及びデータがクラウドサーバー(103)と同期されたかどうかにかかわらず、該予約期間を伴う予約要求に関連付けられた医用画像及びデータの編集が再度可能になる。
図8Bは、予約要求を終えた医師が、医療施設からローカルコンピューター(111)を持ち去った状態を示す。図8Bに示す1つ以上の実施形態によれば、ローカルコンピューター(111)は、移動医療車(例えば、救急車、移動診療所、献血車等)に移される。1つ以上の実施形態によれば、ローカルコンピューター(111)が医療施設から持ち去られると、ローカルコンピューター(111)とクラウド(101)間の接続が切断されて、ローカルコンピューター(111)は、オフライン状態で動作しうる。
図8Cは、医師が施設外診断を行っている状態を示す。1つ以上の実施形態によれば、施設外診断において、医師は、ローカルコンピューター(111)に新たな医用画像及びデータを更新及び/又は追加するが、その間、ローカルコンピューター(111)は、クラウド(101)とのアクセスがないオフライン状態で動作している。1つ以上の実施形態によれば、医師が施設外診断を行っている間、他の医療施設のユーザーは、当該医師が訪問している患者の医用画像及びデータの編集を行うことができない。
図8Dは、医師が施設外診断を終え、医療施設に戻った状態を示す。1つ以上の実施形態によれば、医療施設へ戻ると、医師は、ローカルコンピューター(111)をクラウド(101)に再接続し、ローカルコンピューター(111)に保存された医用画像及びデータをクラウドサーバー(103)と同期させる。1つ以上の実施形態によれば、医用画像及びデータが同期されると、ユーザーは、クラウドサーバー(103)に、これまで編集が禁止されていた医用画像及びデータの編集を可能にする要求を送信しうる。1つ以上の実施形態によれば、医用画像及びデータの編集を可能にする要求は、ユーザーが図8Aに示す患者リスト(803)から医用画像及びデータの予約を解除した後に、クラウドサーバー(103)に送信されてもよい。
本発明の実施形態は、使用されるプラットフォームにかかわらず、実質的にいかなる種類のコンピューターシステム上で実行されてもよい。例えば、コンピューターシステムは、1つ以上のモバイル機器(例えば、ラップトップコンピューター、スマートフォン、パーソナルデジタルアシスタント、タブレットコンピューター又は他のモバイル機器)、デスクトップコンピューター、サーバー、サーバーシャーシのブレード又は他のあらゆる種類のコンピューター装置であってもよく、あるいは、少なくとも本発明の1つ以上の実施形態を実行するための最小限の処理能力、メモリー、出入力装置を備える装置であってもよい。例えば、図9に示すように、コンピューターシステム(900)は、1つ以上のコンピュータープロセッサー(902)、付随するメモリー(904)(例えば、ランダムアクセスメモリー(RAM)、キャッシュメモリー、フラッシュメモリー等)、1つ以上の記憶装置(906)(例えば、ハードディスク、コンパクトディスク(CD)ドライブ又はデジタルバーサタイルディスク(DVD)ドライブ等の光学ドライブ、フラッシュメモリースティック等)及び他の多数の要素及び機能部を有する。コンピュータープロセッサー(902)は、指示を実行するための集積回路であってもよい。例えば、コンピュータープロセッサーは、プロセッサーの1つ以上のコア又はマイクロコアであってもよい。コンピューターシステム(900)は、1つ以上の入力装置(910)も有し、これは、タッチスクリーン、キーボード、マウス、マイクロフォン、タッチパッド、電子ペン、又は他のあらゆる種類の入力装置等である。また、コンピューターシステム(900)は、1つ以上の出力装置(908)を有し、これは、スクリーン(例えば、液晶ディスプレイ(LCD)、プラズマディスプレイ、タッチスクリーン、陰極線管(CRT)モニター、プロジェクター又はその他のディスプレイ装置)、プリンター、外部記憶装置又はその他のあらゆる出力装置等である。1つ以上の出力装置は、入力装置と同一であっても異なっていてもよい。コンピューターシステム(900)は、ネットワークインターフェース接続(図示せず)を介して、ネットワーク(912)(例えば、ローカルエリアネットワーク(LAN)、インターネット等のワイドエリアネットワーク(WAN)、モバイルネットワーク又は他のあらゆる種類のネットワーク)に接続されうる。出入力装置は、コンピュータープロセッサー(902)、メモリー(904)及び記憶装置(906)に、ローカル又はリモート(例えば、ネットワーク(912)を介して)で接続されうる。広く種々のコンピューターシステムが存在し、上記の出入力装置は、他の形態であってもよい。
本発明の実施形態を実行するためのコンピューター読み取り可能なプログラムコードの形態のソフトウェア命令は、その全部又は一部が、一時的又は永久的に、CD、DVD、記憶装置、ディスケット、テープ、フラッシュメモリー、物理メモリー又は他のあらゆるコンピューター読み取り可能な記憶媒体等の非一時的なコンピューター読み取り可能な媒体に記憶されうる。具体的には、ソフトウェア命令は、プロセッサーにより実行されると、本発明の実施形態を実行するように構成された、コンピューター読み取り可能なプログラムコードに相当しうる。
また、上記のコンピューターシステム(900)の要素の1つ以上が、遠隔地に位置し、ネットワーク(912)を介して他の要素と接続されていてもよい。また、本発明の1つ以上の実施形態は、複数のノードを有する分散システムにおいて実施されてもよく、本発明の各部分は、分散システム内の異なるノード上に位置しうる。本発明の実施形態の1つによれば、ノードは、別個のコンピューター装置に相当する。あるいは、ノードは、付随の物理メモリーを備えるコンピュータープロセッサーに相当しうる。あるいは、ノードは、共有メモリー及び/又はリソースを備えるコンピュータープロセッサー又はコンピュータープロセッサーのマイクロコアに相当しうる。
図9のコンピューターシステムは、生データ及び/又は比較やその他の処理の結果等である加工データを提示するための機能部を有しうる。例えば、データの提示は、様々な提示方法により行いうる。具体的には、データは、コンピューター装置により提供されるユーザーインターフェースを通して提示されうる。ユーザーインターフェースには、コンピューターモニター又は携帯コンピューター装置のタッチスクリーン等のディスプレイ装置に情報を表示するGUIが含まれる。GUIには、どのデータを見せるか、どのようにユーザーにデータを提示するかを構成する様々なGUIウィジェットが含まれる。さらに、GUIは、データをユーザーに直接提示してもよく、例えば、実際のデータ値としてテキストで表したり、あるいは、コンピューター装置によって、データモデルの可視化等によりデータを視覚的な表示として描画したりしうる。
例えば、GUIは、まず最初に、特定のデータオブジェクトをGUI内に提示するよう要求する通知をソフトウェアアプリケーションから取得しうる。次に、GUIは、例えばデータオブジェクト型を識別するデータオブジェクト中のデータ属性からデータを取得することにより、特定のデータオブジェクトのデータオブジェクト型を判断しうる。そして、GUIは、そのデータオブジェクト型を表示するよう設計されたあらゆるルールを決定しうる。例えば、データオブジェクトクラス用のソフトウェアフレームワークにより特定されるルールや、GUIにより定義される当該データオブジェクト型を提示するためのあらゆるローカルパラメーターに従ったルールである。最後に、GUIは、特定のデータオブジェクトからデータ値を取得し、指定されたデータオブジェクト型用のルールに従って、ディスプレイ装置に当該データ値の視覚的な表示を描画する。
図10に、1つ以上の実施形態に係るシステムの模式図を示す。システムは、クラウドサーバー上のクラウドリポジトリと、当該クラウドサーバーに接続された複数のローカルサーバー上の複数のローカルリポジトリとの間で医用画像及びデータを同期するよう構成されている。複数のローカルサーバーには、第1のローカルサーバー及び第2のローカルサーバーが含まれ、複数のローカルリポジトリには、第1のローカルサーバー上の第1のローカルリポジトリ及び第2のローカルサーバー上の第2のローカルリポジトリが含まれる。上述したように、序数の使用は、要素の特定の序列を示唆するものでも、要素に特定の序列をつけるものでもなく、ある要素を単数に限定するものでもない。例えば、「第1のローカルサーバー」及び「第2のローカルサーバー」は、クラウドサーバーに接続された複数のローカルサーバーのうちいずれのローカルサーバーであってもよく、説明のために「第1の」及び「第2の」と称されるにすぎない。
図10に示すシステムは、例えば、(i)第1のローカルサーバー、第2のローカルサーバー及びクラウドサーバー間の接続状況に基づいて以下のステップを行うよう構成された指示を実行するよう構成されたコンピュータープロセッサー(1006)を備える処理モジュール(1004)を有する。
一側面によれば、コンピュータープロセッサー(1006)は、クラウドサーバーに、(1)第1の医療施設の第1のローカルサーバーから、患者の患者情報を含む予約要求を受け取らせ、(2)前記患者情報に基づいて、クラウドサーバーに保存された医用画像が前記患者と関連付けられていると判断すると、該医用画像の編集を禁止させ、(3)第2の医療施設の第2のローカルサーバーに、該医用画像の編集が禁止されている旨を前記第2の医療施設のローカルコンピューターに表示させるコマンドを送信させ、(4)前記第1の医療施設から、該医用画像の編集を可能にする要求を受け取らせ、(5)該医用画像の編集を可能にさせる指示を実行する。
図10に示すシステムは、さらに、(ii)医用画像及びデータをユーザーに提示するよう構成されたユーザー装置(1002)を有する。システムは、さらに、ベンダー提供アプリケーションに関するPACSアプリケーションデータ(すなわち、PACS情報)(1010)、患者情報(1012)、医用画像及びデータ(1014)及び予約情報(1016)を保存するよう構成されたデータリポジトリ(1008)を有していてもよい。
図11A及び図11Bは、1つ以上の実施形態に係る方法のフローチャートを示す。1つ以上の実施形態によれば、図11A及び図11Bに記載の方法は、コンピューターにより実施される方法である。図11A及び図11Bに示す各ステップを以下に説明するが、ネットワーク内の複数の医療施設のうちの1つの医療施設のシステムのみについて説明する。当業者であれば、以下に説明する方法の各ステップは、ネットワーク内の複数の医療施設のシステムのいずれによっても実行できることが明らかであろう。
ステップ1105及び1110において、ネットワーク内の医療施設の1つに付随するローカルコンピューターは、当該医療施設のローカルサーバーとクラウド上のクラウドサーバーとの間の接続状況をチェックして、接続が正常であるかどうかを判断する。
ステップ1110におけるチェックの結果がYESの場合、ローカルコンピューターは、ステップ1115において、モダリティーにより生成されたデータを、ローカルサーバーを介してクラウドサーバーへアップロードし続け、ステップ1120において、ローカルリポジトリとクラウドリポジトリとの間でデータを同期する。次いで、処理は、ステップ1105に戻る。
1つ以上の実施形態によれば、ステップ1115においてクラウドサーバーが更新されると、ネットワーク内の他の施設のローカルコンピューター及びサーバーは、クラウドサーバーから更新されたデータの全て又は一部を受け取る。ネットワーク内の施設の各ローカルコンピューター及びサーバーは、更新されたデータを受け取ると、更新されたデータが以前に存在していなかったものであれば、それぞれのローカルリポジトリに当該更新されたデータを追加し、あるいは、更新されたデータに対応する以前から存在しているローカルに記憶されたデータを当該更新されたデータに置き換える。
ステップ1110におけるチェックの結果がNOであった場合、ステップ1125において、医療施設とクラウドとの間の接続が切れた旨のメッセージと、ローカルコンピューター及びサーバーのアクセスをローカルリポジトリへと切り替える旨のメッセージをユーザーに表示する。
ステップ1130において、接続が切れた医療施設のローカルコンピューター及びサーバーは、アクセスをローカルリポジトリへと切り替え、ステップ1135において、ローカルコンピューター及びサーバーに記憶されている、ローカルコンピューター及びサーバーのクラウドへのアクセスを可能にするアプリケーションを再起動する。この時点では、医用画像及びデータは、クラウドリポジトリに代えてローカルリポジトリとの間で保存・取得されている。
1つ以上の実施形態によれば、このメッセージがユーザーに表示されると、ユーザーは、ユーザー選択可能タブをクリックして、すぐさまアクセスをローカルリポジトリに切り替えるか、あるいはメッセージに表示されたカウントダウンタイマーが時間切れとなってローカルコンピューター及びサーバーが自動的にアクセスをローカルリポジトリに切り替えるのを待つことができる。
ステップ1140及び1145において、アプリケーションが再起動されると、接続が切れた医療施設のローカルコンピューターは、チェックを行ってローカルサーバーとクラウドサーバーとの間の接続が正常であるかどうかを判断する。
チェックの結果がNOであった場合、ローカルコンピューター及びサーバーは、引き続きローカルでの稼働を続ける。処理はステップ1140及び1145に戻り、ローカルコンピューターは、ローカルサーバーとクラウドサーバーとの間の接続状況をチェックする。
チェックの結果がYESであった場合、ステップ1150において、医療施設とクラウドとの間の接続が再確立された旨と、ローカルコンピューター及びサーバーが、アクセスを切り替えて、リモートリポジトリに戻す旨のメッセージをユーザーに表示する。
ステップ1160において、メッセージがユーザーに表示されると、ユーザーは、ローカルリポジトリを用いてローカルでの作業を続けたいかどうかを決定するよう促される。メッセージ中のカウントダウンタイマーが時間切れとなるまでにユーザーからの応答が検出されなかった場合、ローカルコンピューター及びサーバーは、自動的にクラウドサーバーに再アクセスする。
チェックの結果がYESであった場合、ローカルコンピューター及びサーバーは、予め定められた時間ローカル接続を続けるが、その際、ローカルコンピューターは、ステップ1140において、ローカルサーバーとクラウドサーバーとの間の接続状況をチェックし続ける。予め定められた時間が過ぎると、ユーザーは、別の表示メッセージでクラウドに再接続するよう促される。このときは、ユーザーは、ローカルリポジトリを用いてローカルで作業を続けることを選択できない。
チェックの結果がNOであった場合、ローカルコンピューター及びサーバーは、ステップ1165において、クラウドリポジトリに再アクセスするよう設定される。
次いで、ステップ1170において、ローカルコンピューター及びサーバーがクラウドリポジトリに再アクセスすると、クラウドリポジトリが同期される。すなわち、再接続の間にローカルリポジトリに保存されたデータや、クラウドサーバーとの再接続後に生成された新たなデータで更新される。接続が切れている間にコンフリクトが発生した場合(例えば、ネットワーク内の異なる医療施設の2人以上のユーザーが、リモートサーバー上の同一のリモートデータに関連付けられた患者情報を同時に更新しようとした場合)、当該コンフリクトは、アプリケーションにより自動的に解決されるか、アプリケーションが提供するGUIを介してユーザーにより手動で解決される。
1つ以上の実施形態によれば、コンフリクトは、ネットワーク内の医療施設のローカルサーバーからのローカルデータがクラウドサーバーにアップロードされている時(例えば、各ローカルサーバーとクラウドサーバーとの間で医療データを同期している時)に起こりうる。また、コンフリクトは、ネットワーク内の異なる医療施設の異なるユーザーが、同一のリモートデータの患者情報の同一箇所を、対応するローカルデータ中の当該情報をローカルで編集又は更新することによって同時に更新しようとした時に起こりうる。この場合、クラウドサーバーが受け取った2つの編集済みローカルデータの情報を用いてリモートデータを更新しようとする際に、アプリケーションは、どちらの更新された患者情報が正しいかを判断できないかもしれない。
より具体的には、1つ以上の実施形態によれば、ある状況でのコンフリクトは、他の状況の場合よりも複雑である。例えば、2人のユーザーが同一のリモートデータを同時に更新して新たな患者名を反映させようとする場合において、ネットワーク内の医療施設Aのユーザーが、患者名を「AAAAA」から「AAABA」に更新し、ネットワーク内の異なる医療施設のユーザーが、同じ患者名を「AAAAA」から「AAACA」に更新した場合、システムは、2つの新たな名前のどちらが正しいのか判断することができない。この場合、ユーザーは、コンフリクトを手動で解消しなければならない。しかし、2人のユーザーが同一のリモートデータを同時に更新して新たな患者名を反映させようとする場合において、ネットワーク内の医療施設Aのユーザーが患者名を「AAAAA」から「AAABA」に編集し、ネットワーク内の医療施設Bのユーザーが同じ患者名を「AAAAA」から「ACAAA」に編集した場合、アプリケーションは、患者名を「ACABA」に自動的に更新することができる。
また、接続が切れた医療施設のローカルコンピューター及びサーバーは、接続が切れていた時にネットワーク内の他の医療施設により更新されたデータをクラウドサーバーから受け取り、更新されたデータが以前に存在していなかったものであれば、ローカルリポジトリに当該更新されたデータを追加し、あるいは、更新されたデータに対応する以前から存在しているローカルに保存されたデータを当該更新されたデータで置き換える。
1つ以上の実施形態によれば、ステップ1170においてクラウドサーバーが更新されると、ネットワーク内の他の施設のローカルコンピューター及びサーバーは、クラウドサーバーから更新されたデータの全部又は一部を受け取る。ネットワーク内の施設の各ローカルコンピューター及びサーバーは、更新されたデータを受け取ると、更新されたデータが以前に存在していなかったものであれば、それぞれのローカルリポジトリに当該更新されたデータを追加し、あるいは、更新されたデータに対応する以前から存在しているローカルに保存されたデータを当該更新されたデータで置き換える。
ステップ1175において、再接続の間にローカルリポジトリに保存された全てのデータがクラウドリポジトリに送信されると、アプリケーションが再起動され、ローカルコンピューターはステップ1115に戻るように設定される。
図12に、1つ以上の実施形態に係るフローチャートを示す。クラウドサーバーと、複数のネットワーク内の医療施設のうち2箇所の医療施設のシステムのみについて、図12の各ステップを以下にまとめて説明する。当業者であれば、以下の方法の各ステップは、複数のネットワーク内の医療施設(すなわち、2箇所を超える医療施設)のいずれのシステムによっても実行可能であることがわかるであろう。
ステップ1205において、図1A及び図1B並びに図8Aから図8Dを参照して上述したように、クラウドサーバーは、第1の医療施設から、患者の患者情報を含む予約要求を受け取る。
1つ以上の実施形態によれば、予約要求には、施設外診断で訪問する患者に関連付けられた医用画像の編集を禁止する予約期間(すなわち、タイミング情報)も含まれうる。予約期間には、施設外診断を行う日の全日を設定しうる。あるいは、予約期間には、施設外診断を行う日の一部(すなわち、数分から数時間の範囲の予定時間帯)を設定しうる。1つ以上の実施形態によれば、予約期間は、ユーザーが、医用同期アプリケーションのグラフィカルユーザーインターフェース(GUI)を用いて設定しうる。
1つ以上の実施形態によれば、予約期間が経過すると、施設外診断中に更新及び/又は追加された医用画像がクラウドサーバーと同期されたかどうかにかかわらず、予約期間を伴う予約要求に関連付けられた医用画像の編集が再度可能になる。
ステップ1210において、図1A及び図1B並びに図8Aから図8Dを参照して上述したように、クラウドサーバーは、クラウドサーバーに保存されている医用画像の1つ以上が患者情報に関連付けられているかどうかを判定する。ステップ1210において、クラウドサーバーが、クラウドサーバーに保存されているいずれの医用画像も患者情報に関連付けられていないと判断すると、処理は終了する。
ステップ1210において、クラウドサーバーが、患者情報に関連付けられた医用画像がクラウドサーバーに保存されていると判断すると、ステップ1215において、クラウドサーバーは、図1A及び図1B並びに図8Aから図8Dを参照して上述したように、患者情報に関連付けられた医用画像の編集を禁止する。
ステップ1220において、図1A及び図1B並びに図8Aから図8Dを参照して上述したように、クラウドサーバーは、第2の医療施設に、患者情報に関連付けられた医用画像の編集が禁止されている旨を第2の医療施設のローカルコンピューターに表示させるコマンドを送信する。
ステップ1225において、図1A及び図1B並びに図8Aから図8Dを参照して上述したように、クラウドサーバーは、第1の医療施設から、患者情報に関連付けられた編集が禁止されている医用画像の編集を可能にする要求を受け取る。
ステップ1230において、図1A及び図1B並びに図8Aから図8Dを参照して上述したように、ステップ1225の要求を受け取ると、クラウドサーバーは、第1の医療施設がクラウドサーバーとの医療データの同期を完了したかどうかを判定する。ステップ1230において同期が完了していないと判断すると、クラウドサーバーは、同期が完了するまでステップ1230の判定を繰り返す。
ステップ1235において、図1A及び図1B並びに図8Aから図8Dを参照して上述したように、ステップ1230において同期が完了したと判断すると、クラウドサーバーは、患者情報に関連付けられた編集が禁止されている医用画像の編集を可能にする。
本発明の1つ以上の実施形態は、ネットワーク内の複数の医療施設間で医用画像及びデータを自動的に共有・更新する能力、同一の個人にサービスを提供するネットワーク内の全ての医療施設の全てのローカルリポジトリを、当該個人の最も新しい医用画像及びデータによって最新の状態に保つ能力、ネットワーク内のいずれかの医療施設と共有クラウドとの接続が切れたことに起因とするいかなるダウンタイムを被ることなく、ネットワーク内の全ての医療施設が連続して業務を行うことができる能力、医療施設が現場にてフルサイズのデータセンターを維持する必要がないように、ネットワーク内の各医療施設のローカルリポジトリに保存される医用画像及びデータを選択する能力、クラウドサーバーと接続できない環境で施設外診断を受けている患者の医療データの編集を禁止することによって、コンフリクトを防止する能力(これにより、クラウドサーバー及び各医療施設の計算資源がより効率的に利用される)、施設外診断を終えた医療施設からの医療データをクラウドサーバーと同期する時に、医療データのコンフリクトを防止する能力(これによっても、クラウドサーバー及び各医療施設の計算資源がより効率的に利用される)等の利点の1つ以上を有する。
以上、限られた数の実施形態により本発明を説明したが、本開示の利益を受ける当業者であれば、ここに開示される発明の範囲から逸脱しない範囲で、他の実施形態を考案できることがわかるであろう。したがって、本発明の範囲は、添付の請求の範囲によってのみ限定されるべきものである。

Claims (20)

  1. クラウドサーバー上のクラウドリポジトリと前記クラウドサーバーに接続された医療施設の複数のローカルサーバー上の複数のローカルリポジトリとの間で医療データを同期するシステムにおいて医療データのコンフリクトを防止する方法であって、
    前記医療施設には、少なくとも、第1のローカルリポジトリを備える第1の医療施設と、第2のローカルリポジトリを備える第2の医療施設とが含まれ、
    前記方法は、
    前記クラウドサーバーが、前記第1の医療施設から、患者の患者情報を含む予約要求を受け取ることと、
    前記クラウドサーバーが、前記患者情報に基づいて、前記クラウドサーバーに保存されている医用画像が前記患者に関連付けられていると判断すると、前記医用画像の編集を禁止することと、
    前記クラウドサーバーが、前記第2の医療施設に、前記医用画像の編集が禁止されている旨を前記第2の医療施設のローカルコンピューターに表示させるコマンドを送信することと、
    前記クラウドサーバーが、前記第1の医療施設から、前記医用画像の編集を可能にする要求を受け取ることと、
    前記クラウドサーバーが、前記医用画像の編集を可能にすることと、
    を有する方法。
  2. 前記患者は、施設外診断の患者である、請求項1に記載の方法。
  3. 前記クラウドサーバーが、前記予約要求を受け取った時に、前記医用画像が前記第2の医療施設のユーザーにより編集されていると判断すると、前記医用画像の編集が禁止される予定である旨の警告を前記ローカルコンピューターに表示させるコマンドを送信すること、
    をさらに有する、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記編集を可能にする要求は、前記クラウドサーバーと前記第1の医療施設との間で前記医療データの同期が完了した後に、前記クラウドサーバーにより受け取られる、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記予約要求は、施設外診断の予約期間をさらに含み、
    前記方法は、
    前記クラウドサーバーが、前記予約期間における前記医用画像の編集を禁止することと、
    前記クラウドサーバーが、前記第2の医療施設から、前記予約期間中に、前記医用画像の編集要求を受け取ることと、
    前記クラウドサーバーが、前記第2の医療施設に、前記医用画像の編集が禁止されている旨を前記ローカルコンピューターに表示させるコマンドを送信することと、
    前記クラウドサーバーが、前記予約期間の経過後に、前記医用画像の編集を可能にすることと、
    をさらに有する、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記予約期間は、前記施設外診断の日の全日に設定される、請求項に記載の方法。
  7. 前記予約期間は、前記施設外診断の日の一部に設定される、請求項に記載の方法。
  8. 前記各ローカルサーバーは、医療施設に配置されたアプリケーションプロキシサーバー(APS)である、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記医用画像は、医療におけるデジタル画像と通信フォーマット(DICOMフォーマット)の医用画像を少なくとも1つ含む、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記各ローカルサーバーは、表示部を備える前記ローカルコンピューターと接続されており、
    前記クラウドサーバーは、クラウドベースの画像保管通信システム(PACS)として構成されている、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
  11. コンピューターと組み合わされたクラウドサーバーに、前記クラウドサーバー上のクラウドリポジトリと前記クラウドサーバーに接続された医療施設の複数のローカルサーバー上の複数のローカルリポジトリとの間で医療データを同期するシステムにおいて、医療データのコンフリクトを防止する動作を実行させる指示を記憶した非一時的なコンピューター読み取り可能な媒体(CRM)であって、
    前記医療施設には、少なくとも、第1のローカルリポジトリを備える第1の医療施設と、第2のローカルリポジトリを備える第2の医療施設とが含まれ、
    前記動作は、
    前記クラウドサーバーが、前記第1の医療施設から、患者の患者情報を含む予約要求を受け取ることと、
    前記クラウドサーバーが、前記患者情報に基づいて、前記クラウドサーバーに保存されている医用画像が前記患者に関連付けられていると判断すると、前記医用画像の編集を禁止することと、
    前記クラウドサーバーが、前記第2の医療施設に、前記医用画像の編集が禁止されている旨を前記第2の医療施設のローカルコンピューターに表示させるコマンドを送信することと、
    前記クラウドサーバーが、前記第1の医療施設から、前記医用画像の編集を可能にする要求を受け取ることと、
    前記クラウドサーバーが、前記医用画像の編集を可能にすることと、
    を有するCRM。
  12. 前記患者は、施設外診断の患者である、請求項11に記載のCRM。
  13. 前記動作が、
    前記クラウドサーバーが、前記予約要求を受け取った時に、前記医用画像が前記第2の医療施設のユーザーにより編集されていると判断すると、前記医用画像の編集が禁止される予定である旨の警告を前記ローカルコンピューターに表示させるコマンドを送信すること、
    をさらに有する、請求項11又は12に記載のCRM。
  14. 前記編集を可能にする要求は、前記クラウドサーバーと前記第1の医療施設との間で前記医療データの同期が完了した後に、前記クラウドサーバーにより受け取られる、請求項11から13のいずれか一項に記載のCRM。
  15. 前記予約要求は、施設外診断の予約期間をさらに含み、
    前記動作が、
    前記クラウドサーバーが、前記予約期間における前記医用画像の編集を禁止することと、
    前記クラウドサーバーが、前記第2の医療施設から、前記予約期間中に、前記医用画像の編集要求を受け取ることと、
    前記クラウドサーバーが、前記第2の医療施設に、前記医用画像の編集が禁止されている旨を前記ローカルコンピューターに表示させるコマンドを送信することと、
    前記クラウドサーバーが、前記予約期間の経過後に、前記医用画像の編集を可能にすることと、
    をさらに有する、請求項11から14のいずれか一項に記載のCRM。
  16. 医療データのコンフリクトを防止するシステムであって、
    クラウドサーバーと、
    前記クラウドサーバー上のクラウドリポジトリと、
    前記クラウドサーバーに接続された医療施設の複数のローカルサーバー上の複数のローカルリポジトリと、
    を有し、
    前記医療施設には、少なくとも、第1のローカルリポジトリを備える第1の医療施設と、第2のローカルリポジトリを備える第2の医療施設とが含まれ、
    前記クラウドサーバーは、
    前記第1の医療施設から、患者の患者情報を含む予約要求を受け取り、
    前記患者情報に基づいて、前記クラウドサーバーに保存されている医用画像が前記患者に関連付けられていると判断すると、前記医用画像の編集を禁止し、
    前記第2の医療施設に、前記医用画像の編集が禁止されている旨を前記第2の医療施設のローカルコンピューターに表示させるコマンドを送信し、
    前記第1の医療施設から、前記医用画像の編集を可能にする要求を受け取り、
    前記医用画像の編集を可能にする、
    システム。
  17. 前記患者は、施設外診断の患者である、請求項16に記載のシステム。
  18. 記クラウドサーバーが、さらに、
    前記予約要求を受け取った時に、前記医用画像が前記第2の医療施設のユーザーにより編集されていると判断すると、前記医用画像の編集が禁止される予定である旨の警告を前記ローカルコンピューターに表示させるコマンドを送信する、請求項16又は17に記載のシステム。
  19. 前記編集を可能にする要求は、前記クラウドサーバーと前記第1の医療施設との間で前記医療データの同期が完了した後に、前記クラウドサーバーにより受け取られる、請求項16から18のいずれか一項に記載のシステム。
  20. 前記予約要求は、施設外診断の予約期間をさらに含み、
    前記クラウドサーバーが、さらに、
    前記予約期間における前記医用画像の編集を禁止し、
    前記第2の医療施設から、前記予約期間中に、前記医用画像の編集要求を受け取り、
    前記第2の医療施設に、前記医用画像の編集が禁止されている旨を前記ローカルコンピューターに表示させるコマンドを送信し、
    前記予約期間の経過後に、前記医用画像の編集を可能にする、請求項16から19のいずれか一項に記載のシステム。
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