JP2006209288A - 情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラム - Google Patents

情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 ガントチャートを利用したスケジューリングを効率的にかつ正確に実行する装置および方法を提供する。
【解決手段】 例えば医療計画の策定処理において、タスクガントチャートとリソースガントチャートとを互いにリンクさせた複合ガントチャートの生成を実行し、タスクガントチャートとリソースガントチャートとを同一時間軸上にオーバーラップ表示させる構成とした。オーバーラップ表示されたガントチャートに基づいて医療計画の策定処理を行なうことが可能となり、誤りの発生しない正確なスケジューリング作成処理、変更処理が実現される。さらに、生成済みのガントチャートをテンプレートとして保存し、テンプレートを適用した新たなガントチャート生成処理を実行する構成としたので、効率的な計画策定が可能となる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラムに関する。さらに詳細には、医療処理における診察、治療、入院などに伴う検査、処置のスケジューリングを効率的に実行するとともに、医者、検査技師などのスタッフおよび患者に対するスケジュール情報を判りやすく提供する情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラムに関する。
病院において、医者が診療する多数の患者各々には、診察や治療、入院、検査などのスケジューリングが必要となる。これらのスケジュールは医療計画と呼ばれる。医療計画を設定するための資料の多くは紙上で作成されることが多く、非常に多くの労力を必要とする作業であった。また、一旦設定した計画を修正する場合には、様々な関係部署への連絡、確認が必要となるなど、修正の困難性という問題があった。
また、診察、治療、入院、検査などの様々な異なる要素の組み合わせについてのスケジューリングを必要とし、情報の密度が高くなりすぎ、多面的な視点での組み立てなおしが困難となるなどの課題があった。
このような医療に関するスケジューリング手法を開示した従来技術として特許文献1がある。特許文献1には、医療スケジュールに基づいて被験者ガイダンスを補助するシステムが開示されている。しかし、この文献において開示しているシステムは、医療現場の誘導作業を軽減する目的であり、被験者の個々の事情に合わせた医療計画策定・修正に合わせた、医療設備のリソース割り当てなど、医療計画作成/修正のサポートや、患者に対する医療行為の説明、インフォームドコンセントの実現という面では、十分なものとはなっていない。
また、日程管理の手法を開示した従来技術として特許文献2がある。特許文献2には、日程管理にガントチャートを使用した構成を開示している。コンピュータ上でガントチャートを作成して提示するシステムにより、スケジューリングの効率的な処理を実現している。
ガントチャートは、例えば長期のスケジューリング情報を線分データとして表示したチャートであり、どのようなタスクがどの期間にわたって行なわれるかをわかりやすく表示することができる。例えば、タスクA、タスクB、タスクC等、複数のタスクが並列あるいはシーケンシャルに実行される場合、これらのタスクの遷移を一目瞭然で理解することができる。
しかし、一般的に旧来のガントチャートはタスクガントチャートとリソースガントチャートの2つのチャートから成っている。すなわち、タスク(作業、処理など)についてのスケジューリングデータとして構成されるタスクガントチャートと、タスクを実行するために必要なリソース(検査機器、装置、部屋、人など)の空き状態、専有状態を示すリソースガントチャートである。
あるタスクを実行するためには、タスクを実行するためのリソースが確保されることが必要となる。従って、タスクスケジュールの修正を行うためには、空きリソースを確認し、タスクガントチャートを変更して、さらに、リソースガントチャートを変更すると言った煩雑な手順が必要だった。すなわち、一方のガントチャートを単独で変更することはできず、2つのガントチャートの整合性を保持させて変更することが必要となり、これらの処理は、非常に煩雑であり、多くの場合、人の判断によって実行され、様々なミスが発生する要因となっていた。
特開2004−110238号公報 特開平1−156867号公報
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、ガントチャートを利用した医療スケジューリングを行なう構成において、タスクガントチャートとリソースガントチャートとを互いにリンクさせた情報として設定し、これらのリンク情報に基づいて誤りの発生しない正確なスケジューリングを効率的に作成し変更することを可能とするともに、タスクガントチャートとリソースガントチャートとをオーバーラップ表示させる構成とすることで、例えば計画修正のための情報を簡易に見やすく提示可能とした情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の側面は、タスク実行計画の生成処理を実行する情報処理装置であり、データ入力を行なう入力部と、前記入力部からの入力データに基づいて、タスク実行計画におけるタスクの実行日程表を生成するデータ処理部と、前記データ処理部の生成した実行日程表または該実行日程表に基づくデータを表示する表示部とを有し、前記データ処理部は、前記タスクに対応するタスクガントチャートと、タスクの実行に適用するリソースに対応するリソースガントチャートとを互いにリンクさせた複合ガントチャートの生成を実行し、前記表示部に出力する構成を有することを特徴とする情報処理装置にある。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記データ処理部は、タスクガントチャートとリソースガントチャートとを同一時間軸上にオーバーラップ表示させた複合ガントチャートの生成処理を実行する構成であることを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記データ処理部は、交差する2平面の各々にタスクガントチャートとリソースガントチャートとをオーバーラップ表示させた複合ガントチャートの生成処理を実行する構成であることを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記データ処理部は、識別情報としてのIDの対応付けられたタスクガントチャートを生成し、さらに、各タスクに対応するリソースガントチャートを前記表示部に表示し、前記入力部から入力されるリソース割り当て情報に従って、リソース割り当て日程情報と前記IDを対応付けてデータベースに格納する処理を実行する構成であることを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記データ処理部は、複合ガントチャートからタスクガントチャートを取得し、取得したタスクガントチャートをテンプレートとしてデータベースに保存する処理を実行する構成であることを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記データ処理部は、データベースに保存されたテンプレートを取得し、取得したテンプレートに基づいて複合ガントチャートの生成処理を実行する構成であることを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記情報処理装置は、ネットワーク接続された複数の情報端末によって構成され、前記入力部、前記データ処理部、前記表示部は、前記複数の情報端末のいずれかの構成部を適用した構成であることを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記タスクガントチャートは、医療処理におけるタスク対応のガントチャートであり、前記リソースガントチャートは、医療処理におけるタスクの実行に適用するリソースに対応するリソースガントチャートであることを特徴とする。
さらに、本発明の第2の側面は、タスク実行計画の生成処理を実行する情報処理方法であり、入力データに基づいて、タスク実行計画におけるタスクの実行日程表を生成するデータ処理ステップと、前記データ処理ステップにおいて生成した実行日程表または該実行日程表に基づくデータを表示部に表示する表示ステップとを有し、前記データ処理ステップは、前記タスクに対応するタスクガントチャートと、タスクの実行に適用するリソースに対応するリソースガントチャートとを互いにリンクさせた複合ガントチャートの生成を実行し、前記表示部に出力するステップを含むことを特徴とする情報処理方法にある。
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記データ処理ステップは、タスクガントチャートとリソースガントチャートとを同一時間軸上にオーバーラップ表示させた複合ガントチャートの生成処理を実行することを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記データ処理ステップは、交差する2平面の各々にタスクガントチャートとリソースガントチャートとをオーバーラップ表示させた複合ガントチャートの生成処理を実行することを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記データ処理ステップは、識別情報としてのIDの対応付けられたタスクガントチャートを生成し、さらに、各タスクに対応するリソースガントチャートを前記表示部に表示し、入力されるリソース割り当て情報に従って、リソース割り当て日程情報と前記IDを対応付けてデータベースに格納する処理を実行するステップを含むことを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記情報処理方法は、さらに、複合ガントチャートからタスクガントチャートを取得し、取得したタスクガントチャートをテンプレートとしてデータベースに保存する処理を実行するステップを有することを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記情報処理方法は、さらに、データベースに保存されたテンプレートを取得し、取得したテンプレートに基づいて複合ガントチャートの生成処理を実行するステップを有することを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記タスクガントチャートは、医療処理におけるタスク対応のガントチャートであり、前記リソースガントチャートは、医療処理におけるタスクの実行に適用するリソースに対応するリソースガントチャートであることを特徴とする。
さらに、本発明の第3の側面は、タスク実行計画の生成処理をコンピュータ上において実行させるコンピュータ・プログラムであり、入力データに基づいて、タスク実行計画におけるタスクの実行日程表を生成するデータ処理ステップと、前記データ処理ステップにおいて生成した実行日程表または該実行日程表に基づくデータを表示部に表示する表示ステップとを有し、前記データ処理ステップは、前記タスクに対応するタスクガントチャートと、タスクの実行に適用するリソースに対応するリソースガントチャートとを互いにリンクさせた複合ガントチャートの生成を実行し、前記表示部に出力するステップを含むことを特徴とするコンピュータ・プログラムにある。
なお、本発明のコンピュータ・プログラムは、例えば、様々なプログラム・コードを実行可能なコンピュータシステムに対して、コンピュータ可読な形式で提供する記憶媒体、通信媒体、例えば、CDやFD、MOなどの記録媒体、あるいは、ネットワークなどの通信媒体によって提供可能なコンピュータ・プログラムである。このようなプログラムをコンピュータ可読な形式で提供することにより、コンピュータシステム上でプログラムに応じた処理が実現される。
本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、後述する本発明の実施例や添付する図面に基づくより詳細な説明によって明らかになるであろう。なお、本明細書においてシステムとは、複数の装置の論理的集合構成であり、各構成の装置が同一筐体内にあるものには限らない。
本発明の構成によれば、ガントチャートを利用したスケジューリングを効率的にかつ正確に実行することが可能となる。本発明の構成では、例えば医療計画の策定処理において、タスクガントチャートとリソースガントチャートとを互いにリンクさせた複合ガントチャートの生成を実行し、タスクガントチャートとリソースガントチャートとを同一時間軸上にオーバーラップ表示させる構成とした。これらのオーバーラップ表示されたガントチャートに基づいて医療計画の策定処理を行なうことが可能となり、誤りの発生しない正確なスケジューリング作成処理、変更処理が実現される。さらに、患者に対する情報提供、計画修正処理なども簡易な見やすい情報に基づいて正確に行なうことが可能となる。
さらに、本発明の構成においては、生成済みのガントチャートをテンプレートとして保存し、テンプレートを適用した新たなガントチャート生成処理を実行する構成としたので、効率的な計画策定が可能となる。
以下、図面を参照しながら本発明の情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラムの詳細について説明する。
まず、図1を参照して、本発明の情報処理装置を適用した医療計画作成支援システムの概要について説明する。本発明の情報処理装置を適用した医療計画作成支援システムは、例えば多くの患者が訪れる病院において利用される。図1には、医者110、レントゲン技師等の検査技師、看護士等のスタッフ120、患者130を示している。なお、図には、医者110、スタッフ120、患者130をそれぞれ1人のみ示しているが、これらの医者110、スタッフ120、患者130は多数存在しているものとする。医者110、スタッフ120、患者130はそれぞれPC等の端末111,121,131を利用可能である。これらの端末111,121,131は、ネットワーク150によって接続され、様々なデータの集中管理、データ処理を実行するサーバとしての情報処理装置200に接続されている。情報処理装置200、端末111,121,131はそれぞれネットワーク150を介して相互にデータ転送が可能である。
情報処理装置200は、以下において詳細に説明するが、ガントチャートを利用した医療スケジューリング処理を行なう。情報処理装置200は、タスクガントチャートとリソースガントチャートとを互いにリンクさせた複合ガントチャートを生成する。リンク情報を持つ複合ガントチャートに基づいて誤りの発生しない正確なスケジューリングを効率的に作成し変更することが可能となる。また、情報処理装置200において生成された複合ガントチャートは、情報処理装置200またはネットワーク接続された端末111,121,131の表示部(ディスプレイ)を利用して表示される。この際、タスクガントチャートとリソースガントチャートとをオーバーラップ表示させる構成とすることで、医者110、スタッフ120、患者130はスケジューリングの設定状況を容易に把握することが可能となり、また、計画修正処理も容易に実行することが可能となる。
なお、図では、各種のデータ処理を実行するサーバ機能を持つ情報処理装置200を端末111,121,131と独立して設定した構成例をして示しているが、端末111,121,131のいずれかがサーバ機能を持つ情報処理装置200を兼ねる構成としてもよい。
図2を参照して、タスクガントチャートとリソースガントチャートとを互いにリンクさせた複合ガントチャートの生成、更新処理などを実行する情報処理装置200の機能構成について説明する。
情報処理装置200は、図2に示すように、入力部201、通信部202、データ処理部203、データベース204、表示部205を有する。情報処理装置200は、例えばPC等の機器によって実現可能であり、そのハードウェア構成については、後段で説明する。入力部201は、キーボード、マウスなどによって構成され、ユーザによるデータ入力などに適用される。通信部202は、ネットワークを介した他の端末とのデータ送受信を実行する。データ処理部203は、例えばタスクガントチャートとリソースガントチャートとを互いにリンクさせた複合ガントチャートの生成、更新処理などを実行する。この処理の詳細については、後述する。
データベース204は、データ処理部203において生成したガントチャート、さらに、生成済みのガントチャートに基づいて生成されるテンプレート、その他の情報、例えば患者情報、医者情報などの各種情報が格納される。表示部205は、CRT、LCDなどの各種のディスプレイによって構成されるデータ表示部である。
次に、図3を参照して、情報処理装置200が生成する複合ガントチャートの表示例ついて説明する。複合ガントチャートは、タスクガントチャートとリソースガントチャートとを互いにリンクさせたガントチャートである。
ガントチャートは、例えば長期のスケジューリング情報を線分データとして表示したチャートであり、どのようなタスクがどの期間にわたって行なわれるかをわかりやすく表示することができる。例えば、タスクA、タスクB、タスクC等、複数のタスクが並列あるいはシーケンシャルに実行される場合、これらのタスクの遷移を一目瞭然で理解することができる。しかし、前述したように一般的な旧来のガントチャートはタスクガントチャートとリソースガントチャートの2つのガントチャートが独立したデータとして設定されている。すなわち、タスク(作業、処理など)についてのスケジューリングデータとして構成されるタスクガントチャートと、タスクを実行するために必要なリソース(検査機器、装置、部屋、人など)の予約状態などを示すリソースガントチャートが個別に構成されているため、スケジュール変更の際には、スケジュールを設定するユーザ、例えば医者、スタッフなどが2つの個別のデータの整合性を確認しながら行なわなければならないという問題があった。
本発明の構成では、タスクガントチャートとリソースガントチャートとを互いにリンクさせた情報として設定し、これらのリンク情報に基づいて誤りの発生しない正確なスケジューリングを効率的に作成し変更することが可能となる。
情報処理装置200のデータ処理部203は、タスクガントチャートとリソースガントチャートとを同一時間軸上にオーバーラップ表示させた複合ガントチャートの生成処理を実行する。例えば、図3に示すように、交差する2平面の各々にタスクガントチャートとリソースガントチャートとをオーバーラップ表示させた複合ガントチャートの生成処理を実行する。
図3は、ある患者(患者A)に対応して設定されたタスクガントチャート301とリソースガントチャート302とのオーバーラップ表示例を示している。図3において、タスクガントチャート301は、左前方から右後方に向かったチャートである。日付1〜8に沿って、様々なタスク、具体的には、患者Aに対して行なわれるオリエンテーション、入院、検査、手術、退院の各スケジュールが線分データとして示されている。図の例では、オリエンテーションが1日目に実行され、入院は2〜7日目、検査は3〜4日目にかけて実施され、手術が4日目に行なわれ、退院が8日目に行なわれるというスケジュールであることか示されたタスクガントチャート301が示されている。
リソースガントチャート302は、左後方から右前方に向かったチャートである。日付1〜8に沿って、タスクに対応するリソースの予約状況と、患者Aに対して割り当てられた対応リソースとが示されている。ここでは、タスクの1つである[検査]に適用するリソースとしての検査器具に対応するリソースガントチャート302を示した例である。この他にも、例えば、タスク[オリエンテーション]に対しては、オリエンテーションルームやオリエンテーション実行スタッフ等のリソースに対応するリソースガントチャートが存在し、タスク[入院]に対しては、入院に適用するリソースとしてのベッドに対応するリソースガントチャートなど、各タスクを実行するためのリソースに対応する様々なリソースガントチャートがある。
医療計画の立案、すなわち医療スケジューリングにおいては、各タスク(オリエンテーション〜退院)までのスケジュールに対応して、それぞれ必要となるリソースを割り付ける処理が必要となる。図3では、タスクの1つである[検査]に適用するリソースとしての検査器具の割り付けを実行する際のリソースガントチャート302を表示した例を示している。図3に示す検査器具に対応するリソースガントチャート302は、検査器具1〜4の4つの検査器具の予約状況をタスクガントチャートと同様の1〜8日目に対応するチャート上に線分データとして表示したチャートとして設定される。
図3に示す検査器具に対応するリソースガントチャート302は、検査器具1が1日目のみ予約済み、検査器具2は2日目と4日目が予約済み、検査器具4は2日目と5日目が予約済みであることが示されている。このように、ある患者のタスクガントチャートを設定後、各タスクに対応するリソースガントチャートを表示し、割り付け可能なリソースがどのような状態にあるかを判別し、割り付け可能なリソースをタスクに対応付ける処理を行なう。
この例では、検査器具3を、この患者Aのタスクとしての[検査]に適用するリソースとして設定する。患者Aのタスクとしての[検査]は、図のタスクガントチャート301における3日目から4日目において実行される。図に示すデータ303が検査日程に対応するデータである。この日程で適用可能なリソースとしての検査器具には、例えば検査器具3がある。そこで、リソースガントチャート302において、データ303に対応する日時に、検査器具3をタスク対応リソースとして設定する。
この設定処理の行なわれた後の複合ガントチャートは図4に示すチャートとなる。図4のタスクガントチャート301における3日目から4日目において実行される検査日程対応データ303に対して交差するデータとして、リソースガントチャート302において、検査器具3をタスク対応リソースとして設定済みであることを示すデータ304が表示される。
このように、スケジューリングを行なうユーザは、タスクガントチャートに基づいてタスクのスケジューリングを確認し、各タスクに対応するリソースガントチャートをオーバーラップ表示させて、空きリソースを確認した上で、タスク対応のリソースの割り当てを行なうことが可能となる。
あるリソースが、患者(患者A)のタスクガントチャートに対して、タスク対応リソースとして設定された場合、その患者(患者A)のリソースガントチャートではそのリソースはタスク対応リソースとして表示され、他の患者のタスクガントチャートに対しては予約済みリソースとして表示されることになる。すなわち各リソースは、リソース予約を行なった場合、そのリソースのリソースIDと予約された患者に対応する患者IDが対応付けられて記録される。また、各タスクガントチャートは、各患者IDに対応付けられてデータベース204(図2参照)に記録される。
複合ガントチャートを表示する際、タスクガントチャートに設定された患者IDと、リソースガントチャートに設定された予約済みリソースの患者IDとが一致した場合は、図4に示すタスク対応リソースとして設定済みであることを示すデータ304が表示される。IDが不一致の場合は、単に予約済みリソースとして表示されることになる。
図2示すデータ処理部203では、医療計画のスケジューリングにおいて、患者IDの対応付けられたタスクガントチャートを生成し、さらに、各タスクに対応するリソースガントチャートを表示して、リソースを割り付ける処理を実行し、割り付けたリソースについては、その日程情報と患者IDを対応付けてデータベース204に格納する処理を実行する。複合ガントチャートを表示する際には、タスクガントチャートに設定された患者IDと、リソースガントチャートに設定された予約済みリソースの患者IDの一致状況を判定して、その表示態様を変更する処理を実行する。
複合ガントチャートのその他の表示例について、図5以下を参照して説明する。図5の表示例は、図3、図4に示した複合ガントチャートと基本構成は同じであり、ある患者(患者A)に対応して設定されたリソースガントチャート311とタスクガントチャート312とのオーバーラップ表示例を示している。図3、図4と異なり、図5では、リソースガントチャート311が、左前方から右後方に向かったチャートとして設定され、タスクガントチャート312が、左後方から右前方に向かったチャートとして設定されている。このように、ユーザの注目する情報を前方に表示する処理を可能としている。
注目(選択タスク)を後ろにずらしたい場合は、後のリソースが手前に来るように、前にずらしたい場合には前のリソースが手前に来るようにすることで、見たいリソース予約状況が陰に隠れることなく表示できる。
チャートは複数の役割分担によって統合した視点と異なる視点での表示を提供する。例えば図6は、タスクおよびリソースを並列に並べて表示したガントチャート例を示している。このようにタスクとリソースとを混在させて表示しても良い。図6において、例えば、治療・検査はタスク、投薬はリソースに相当する。なお、この表示例においては、複数の治療プランを並列に並べて表示させても良い。こうすることにより、これから治療を受けようとする患者に対して、異なる治療プランについて公平に分かりやすい説明が可能となる。各プランの適・不適を患者に対して理解・伝達しやすくすることが可能となり、治療方法の説明や、プランの選択などを的確に行なうことが可能となりインフォームドコンセントを実現し易い情報提供が可能となる。
図7は、ガントチャートのオーバーラップ表示においてタスクとリソースとを対応させて表示した例である。この表示例では、タスクとリソースとの対応が明確になり、計画の不具合の発見を容易にすることができる。
なお、図3〜図7を参照して説明したガントチャートは白黒表示となっているが、実際には各タスク、リソース毎に異なる色を設定した表示とすることが好ましい。また、医者、スタッフ、患者などのユーザに応じて異なる表示色、表示態様を設定する構成としてもよい。タスクガントチャートを担当者ごとに色分け表示することで、担当者がやるべきこと、確認すべきことを容易にかつ明確に把握することが可能となる。
図8は、患者に提示する情報として最適な表示情報の例を示している。縦に時間(t)軸を設定し、最上段に前回の診断や検査の結果を表示し、中断に本日の予定情報を表示し、下段に次回の予定情報を提示する構成としている。このように現時点と前後数タスクの状況をまとめた表示態様とすることで、患者にわかりやすい情報提供が可能となる。
すなわち、情報がぎっしりつまった構成であると、専門知識の少ない患者にとっては理解し難く、必要な情報を見落としてしまう場合がある。しかし、図8に示す表示例のように必要な情報だけをクローズアップすることで、被験者(患者)に分かりやすく安心させて状態や情報を提示できるようになる。
本発明の情報処理装置における医療計画の設定処理では、医療計画に基づき医療行為が始まった後も変更や修正を可能にする。こうする事によって、計画(クリニカルパス)から外れてしまう場合(バリアンス)が発生しても、従来のような再計画などの手間を省くことができる。
図9に本発明の情報処理装置を適用した医療計画の作成処理を含む一連のデータ処理シーケンスを説明するフローチャートを示す。図9の処理フローに従って、医療計画の設定処理の詳細手順について説明する。
ステップS101において、情報処理装置を操作するユーザ、すなわち医療計画の立案者は、ガントチャートに基づく医療計画立案処理を実行する。ガントチャートとしては、例えば図3、図4を参照して説明したタスクガントチャートとリソースガントチャートのリンクデータを持つ複合ガントチャートを適用する。すなわち、図3、図4を参照して説明したように、医療計画の立案対象となる患者のタスクガントチャートを設定し、次に、各タスクに対応するリソースガントチャートを表示し、割り付け可能なリソースがどのような状態にあるかを判別し、割り付け可能なリソースをタスクに対応付ける処理を行なう。この処理によって、各タスクにリソースが割り付けられた複合ガントチャート401が完成する。
なお、複合ガントチャートの生成時には、予め作成済みの計画テンプレート(タスクガントチャートテンプレート)402を適用してもよい。計画テンプレート(タスクガントチャートテンプレート)402は、例えば同じような症状の患者に対して利用されたタスクガントチャートをテンプレートとしたデータであり、テンプレートデータベース421に格納される。テンプレートデータベース421は、図2に示す情報処理装置200のデータベース204の一部を構成するデータベースである。
このように、医療計画を作成する際にテンプレートデータベース421から参考となるテンプレートを選択し、医療計画のベースとすることで効率的な医療計画の設定が可能となる。テンプレートに合わせて、ベッド・検査器具・治療器具・投薬などのリソースを割り当て、被験者の体に合わせてスケジュールや内容量を調節/修正するだけで医療計画としての複合ガントチャートを完成することができる。なお、医療計画の作成時には、例えば図3〜図8を参照して説明した各種の表示データを患者に提示することで、治療計画の説明を行なう。図3〜図8を参照して説明した各種の表示データを患者に提示することにより、例えば複数のプランやリソースを並列して表示、説明することが可能となり、被験者に対して各プランのメリット・デメリット、投薬する薬の副作用などの説明が容易になる。
ステップS102では、生成した医療計画(複合ガントチャート)に従って、実際のタスク、すなわち検査、手術などを実行する。これら実際のタスクの実行過程で、先に立案した医療計画の修正が必要となる場合がある。例えば再手術の必要性が発生した場合などである。ステップS103において、計画修正の必要性ありと判断した場合は、ステップS104において先に立案済みの医療計画としての複合ガントチャートをデータベースから取得し、複合ガントチャートを再表示して、例えばタスクガントチャートに新たなタスクを設定したり、あるいはタスクの実行期日の変更処理などを行なう。さらに、追加、変更されたタスクに対応するリソースを、タスクガントチャートにオーバーラップ表示したリソースガントチャート上で再設定する処理を実行する。これらの処理の後、医療計画が完了するまで、すべてのタスクを実行する。
すべてのタスクが完了すると、ステップS105において、計画完了と判定される。次に、ステップS106に進み、医療処理に適用した医療計画、すなわちガントチャートを再利用するか否かを判定する。これは、生成したガントチャートをテンプレートとして保存するか否かを判定する処理である。
ガントチャートをテンプレートとして保存する場合は、ステップS107において、複合ガントチャートからタスクガントチャートのみを取り出す。この取り出したタスクガントチャートを、計画テンプレート(タスクガントチャートテンプレート)411としてテンプレートデータベース421に保存する。
テンプレートデータベース421に保存されたテンプレートは、その後、類似症状を持つ患者に対応する医療計画立案時にデータベースから取得されテンプレートとして適用することが可能であり、このテンプレート適用処理によって効率的な医療計画の設定が可能となる。
なお、上述した医療計画すなわち複合ガントチャートの生成、更新処理は、図1に示す情報処理装置200のみを適用した処理として実行してもよいが、ネットワーク経由で接続された端末を適用してデータ入力やデータ表示を実行しながら、情報処理装置200と端末との共同処理として行なってもよい。さらに各種のデータ処理についても、ネットワーク接続された複数の情報処理装置、端末を適用した分散処理として実行してもよい。
なお、ガントチャート等からなる医療計画を情報処理装置の表示部に提示する場合には、顔認証システムと連携させ、ユーザ認証が成立した場合にのみ医療計画を情報処理装置の表示部に表示する構成として、個人情報の漏洩を防止したシステムとすることが好ましい。また、ユーザが所定の場所に座ると自動的に認証処理を実行して、認証の成立が確認された場合にのみ該当するチャートを選択し表示させる構成としてもよい。このような構成により、医療従事者と被験者のコミュニケーションを阻害せずに情報を提示することが可能となる。
さらに、ガントチャートは、医療計画の立案に適用するのみならず、異なる用途に利用しても良い。例えば検査器具に対応するリソースガントチャートは検査器具予約システムとして利用することも可能である。本発明のシステムでは、データベースにすべてのガントチャートが保存され、ネットワークを介して各端末からアクセス可能な構成であるので、例えばある医者、スタッフによって実行された計画変更の結果がデータベースに反映され、他のユーザがデータベースの更新データを即座に参照することが可能となる。従って、連絡ミスや連絡忘れなどのトラブルを避けることができる。
また、個々のリソースガントチャートを集計することで、例えばリソース在庫管理などに適用することが可能となる。例えば、投薬のリソースガントチャートで各薬物毎の集計値を算出し、集計値を在庫から減算することで、在庫計画チャートを生成することができる。例えば各リソース(薬品)毎にスレッショルドを設定し、スレッショルド以下になる時期で購入を計画するなどの処理が可能となる。また、薬局での処方データと統合し、薬の購入計画以前に、スレッショルド以下になるとアラームを出力する構成とすれば、在庫不足を発生させることのない薬物の管理が可能となる。
最後に、図10を参照して、情報処理装置200のハードウェア構成例について説明する。CPU(Central Processing Unit)501は、上述の実施例において説明した各種のデータ処理、すなわちタスクガントチャート、リソースガントチャートからなる複合ガントチャートの生成、更新処理、表示データの生成、出力処理等の各処理の実行シーケンスを記述した各種コンピュータ・プログラムに従った処理を実行する制御部である。
ROM(Read Only Memory)502は、CPU501が使用するプログラムや演算パラメータ等を格納する。RAM(Random Access Memory)503は、CPU501の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を格納する。これらはCPUバスなどから構成されるホストバス504により相互に接続されている。
ホストバス504は、ブリッジ505を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バスなどの外部バス506に接続されている。
キーボード508、ポインティングデバイス509は、ユーザにより操作される入力デバイスである。ディスプレイ510は、液晶表示装置またはCRT(Cathode Ray Tube)などから成り、各種情報をテキストやイメージ情報として表示する。
HDD(Hard Disk Drive)511は、ハードディスクを内蔵し、ハードディスクを駆動し、CPU501によって実行するプログラムや情報を記録または再生させる。ハードディスクは、例えば図2を参照して説明したデータベース204としての役割を持つ。さらに、各種のデータ処理プログラム等、各種コンピュータ・プログラムが格納される。
ドライブ512は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体521に記録されているデータまたはプログラムを読み出して、そのデータまたはプログラムを、インタフェース507、外部バス506、ブリッジ505、およびホストバス504を介して接続されているRAM503に供給する。リムーバブル記録媒体521も、ハードディスクと同様、図2を参照して説明したデータベース204としての役割を持つことができる。
接続ポート514は、外部接続機器522を接続するポートであり、USB,IEEE1394等の接続部を持つ。接続ポート514は、インタフェース507、および外部バス506、ブリッジ505、ホストバス504等を介してCPU501等に接続されている。通信部515は、ネットワークに接続され、外部とのデータ通信処理を実行する。
なお、図10に示す情報処理装置のハードウェア構成例は、基本的な情報処理装置構成例を示すものであり、本発明の情報処理装置は、図10に示す構成に限らず、上述した実施例において説明した処理を実行可能なデータ処理機能を有する構成であればよい。
以上、特定の実施例を参照しながら、本発明について詳解してきた。しかしながら、本発明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が該実施例の修正や代用を成し得ることは自明である。すなわち、例示という形態で本発明を開示してきたのであり、限定的に解釈されるべきではない。本発明の要旨を判断するためには、特許請求の範囲の欄を参酌すべきである。
なお、明細書中において説明した一連の処理はハードウェア、またはソフトウェア、あるいは両者の複合構成によって実行することが可能である。ソフトウェアによる処理を実行する場合は、処理シーケンスを記録したプログラムを、専用のハードウェアに組み込まれたコンピュータ内のメモリにインストールして実行させるか、あるいは、各種処理が実行可能な汎用コンピュータにプログラムをインストールして実行させることが可能である。
例えば、プログラムは記録媒体としてのハードディスクやROM(Read Only Memory)に予め記録しておくことができる。あるいは、プログラムはフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory),MO(Magneto optical)ディスク,DVD(Digital Versatile Disc)、磁気ディスク、半導体メモリなどのリムーバブル記録媒体に、一時的あるいは永続的に格納(記録)しておくことができる。このようなリムーバブル記録媒体は、いわゆるパッケージソフトウエアとして提供することができる。
なお、プログラムは、上述したようなリムーバブル記録媒体からコンピュータにインストールする他、ダウンロードサイトから、コンピュータに無線転送したり、LAN(Local Area Network)、インターネットといったネットワークを介して、コンピュータに有線で転送し、コンピュータでは、そのようにして転送されてくるプログラムを受信し、内蔵するハードディスク等の記録媒体にインストールすることができる。
なお、明細書に記載された各種の処理は、記載に従って時系列に実行されるのみならず、処理を実行する装置の処理能力あるいは必要に応じて並列的にあるいは個別に実行されてもよい。また、本明細書においてシステムとは、複数の装置の論理的集合構成であり、各構成の装置が同一筐体内にあるものには限らない。
以上、説明したように、本発明の構成によれば、ガントチャートを利用したスケジューリングを効率的にかつ正確に実行することが可能となる。本発明の構成では、例えば医療計画の策定処理において、タスクガントチャートとリソースガントチャートとを互いにリンクさせた複合ガントチャートの生成を実行し、タスクガントチャートとリソースガントチャートとを同一時間軸上にオーバーラップ表示させる構成とした。これらのオーバーラップ表示されたガントチャートに基づいて医療計画の策定処理を行なうことが可能となり、誤りの発生しない正確なスケジューリング作成処理、変更処理が実現される。さらに、患者に対する情報提供、計画修正処理なども簡易な見やすい情報に基づいて正確に行なうことが可能となる。
さらに、本発明の構成においては、生成済みのガントチャートをテンプレートとして保存し、テンプレートを適用した新たなガントチャート生成処理を実行する構成としたので、効率的な計画策定が可能となる。
本発明の情報処理装置の適用可能な医療計画作成支援システムの概要について説明する図である。 本発明の情報処理装置の機能構成を説明するブロック図である。 タスクガントチャートとリソースガントチャートによって構成される複合ガントチャートの表示例について説明する図である。 タスクガントチャートとリソースガントチャートによって構成される複合ガントチャートの表示例および医療計画作成例について説明する図である。 タスクガントチャートとリソースガントチャートによって構成される複合ガントチャートの表示例について説明する図である。 タスクおよびリソースを混在させた複合ガントチャートの表示例について説明する図である。 タスクおよびリソースを混在させた複合ガントチャートの表示例について説明する図である。 患者に提示する情報として最適な表示情報の例を示す図である。 医療計画作成処理を含む一連のデータ処理シーケンスを説明するフローチャート図である。 本発明の情報処理装置のハードウェア構成例について説明する図である。
符号の説明
110 医者
111 端末(PC)
120 スタッフ
121 端末(PC)
130 患者
131 端末(PC)
150 ネットワーク
200 情報処理装置
201 入力部
202 通信部
203 データ処理部
204 データベース
205 表示部
301 タスクガントチャート
302 リソースガントチャート
311 リソースガントチャート
312 タスクガントチャート
501 CPU(Central Processing Unit)
502 ROM(Read-Only-Memory)
503 RAM(Random Access Memory)
504 ホストバス
505 ブリッジ
506 外部バス
507 インタフェース
508 キーボード
509 ポインティングデバイス
510 ディスプレイ
511 HDD(Hard Disk Drive)
512 ドライブ
514 接続ポート
515 通信部
521 リムーバブル記録媒体
522 外部接続機器

Claims (16)

  1. タスク実行計画の生成処理を実行する情報処理装置であり、
    データ入力を行なう入力部と、
    前記入力部からの入力データに基づいて、タスク実行計画におけるタスクの実行日程表を生成するデータ処理部と、
    前記データ処理部の生成した実行日程表または該実行日程表に基づくデータを表示する表示部とを有し、
    前記データ処理部は、
    前記タスクに対応するタスクガントチャートと、タスクの実行に適用するリソースに対応するリソースガントチャートとを互いにリンクさせた複合ガントチャートの生成を実行し、前記表示部に出力する構成を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記データ処理部は、
    タスクガントチャートとリソースガントチャートとを同一時間軸上にオーバーラップ表示させた複合ガントチャートの生成処理を実行する構成であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記データ処理部は、
    交差する2平面の各々にタスクガントチャートとリソースガントチャートとをオーバーラップ表示させた複合ガントチャートの生成処理を実行する構成であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記データ処理部は、
    識別情報としてのIDの対応付けられたタスクガントチャートを生成し、さらに、各タスクに対応するリソースガントチャートを前記表示部に表示し、前記入力部から入力されるリソース割り当て情報に従って、リソース割り当て日程情報と前記IDを対応付けてデータベースに格納する処理を実行する構成であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記データ処理部は、
    複合ガントチャートからタスクガントチャートを取得し、取得したタスクガントチャートをテンプレートとしてデータベースに保存する処理を実行する構成であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記データ処理部は、
    データベースに保存されたテンプレートを取得し、取得したテンプレートに基づいて複合ガントチャートの生成処理を実行する構成であることを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記情報処理装置は、
    ネットワーク接続された複数の情報端末によって構成され、前記入力部、前記データ処理部、前記表示部は、前記複数の情報端末のいずれかの構成部を適用した構成であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 前記タスクガントチャートは、医療処理におけるタスク対応のガントチャートであり、前記リソースガントチャートは、医療処理におけるタスクの実行に適用するリソースに対応するリソースガントチャートであることを特徴とする請求項1乃至7いずれかに記載の情報処理装置。
  9. タスク実行計画の生成処理を実行する情報処理方法であり、
    入力データに基づいて、タスク実行計画におけるタスクの実行日程表を生成するデータ処理ステップと、
    前記データ処理ステップにおいて生成した実行日程表または該実行日程表に基づくデータを表示部に表示する表示ステップとを有し、
    前記データ処理ステップは、
    前記タスクに対応するタスクガントチャートと、タスクの実行に適用するリソースに対応するリソースガントチャートとを互いにリンクさせた複合ガントチャートの生成を実行し、前記表示部に出力するステップを含むことを特徴とする情報処理方法。
  10. 前記データ処理ステップは、
    タスクガントチャートとリソースガントチャートとを同一時間軸上にオーバーラップ表示させた複合ガントチャートの生成処理を実行することを特徴とする請求項9に記載の情報処理方法。
  11. 前記データ処理ステップは、
    交差する2平面の各々にタスクガントチャートとリソースガントチャートとをオーバーラップ表示させた複合ガントチャートの生成処理を実行することを特徴とする請求項9に記載の情報処理方法。
  12. 前記データ処理ステップは、
    識別情報としてのIDの対応付けられたタスクガントチャートを生成し、さらに、各タスクに対応するリソースガントチャートを前記表示部に表示し、入力されるリソース割り当て情報に従って、リソース割り当て日程情報と前記IDを対応付けてデータベースに格納する処理を実行するステップを含むことを特徴とする請求項9に記載の情報処理方法。
  13. 前記情報処理方法は、さらに、
    複合ガントチャートからタスクガントチャートを取得し、取得したタスクガントチャートをテンプレートとしてデータベースに保存する処理を実行するステップを有することを特徴とする請求項9に記載の情報処理方法。
  14. 前記情報処理方法は、さらに、
    データベースに保存されたテンプレートを取得し、取得したテンプレートに基づいて複合ガントチャートの生成処理を実行するステップを有することを特徴とする請求項13に記載の情報処理方法。
  15. 前記タスクガントチャートは、医療処理におけるタスク対応のガントチャートであり、前記リソースガントチャートは、医療処理におけるタスクの実行に適用するリソースに対応するリソースガントチャートであることを特徴とする請求項9乃至14いずれかに記載の情報処理方法。
  16. タスク実行計画の生成処理をコンピュータ上において実行させるコンピュータ・プログラムであり、
    入力データに基づいて、タスク実行計画におけるタスクの実行日程表を生成するデータ処理ステップと、
    前記データ処理ステップにおいて生成した実行日程表または該実行日程表に基づくデータを表示部に表示する表示ステップとを有し、
    前記データ処理ステップは、
    前記タスクに対応するタスクガントチャートと、タスクの実行に適用するリソースに対応するリソースガントチャートとを互いにリンクさせた複合ガントチャートの生成を実行し、前記表示部に出力するステップを含むことを特徴とするコンピュータ・プログラム。
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