JP2009091432A - アレルゲン捕捉剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】優れたアレルゲン捕捉効果を有するアレルゲン捕捉剤を提供する。
【解決手段】(a)重量平均分子量1000〜6,000,000の水溶性高分子化合物、(b)1013.25hPaにおける融点が25℃以下の水溶性多価アルコール、及び(c)水を含有する、アレルゲン捕捉剤。
【選択図】なし

Description

本発明は、アレルゲン捕捉剤に関する。
ダニ、ユスリカ、ゴキブリ及びこれらの死骸もしくはこれらの糞が塵化したもの、ペットの体毛の破断物や皮屑、花粉、並びにカビの胞子は、これらを抗原(アレルゲン)としたアレルギー性疾患を引き起こすと考えられている。近年、特に文明の発達した先進諸国において、アレルゲンによる人体への影響は社会的問題になっている。欧米ではネコアレルゲンやゴキブリアレルゲンによる喘息等の疾患が問題になっており、また日本ではダニアレルゲンによる通年性鼻炎や喘息、スギ花粉による季節性鼻炎が問題になっている。鼻炎や喘息などのアレルギー性疾患は、鼻腔や口腔から吸入されたアレルゲンが人体の粘膜内に接触・吸収されることによって生じるといわれている。そのため、人体へのアレルゲン曝露量を低減するための組成物や方法が数多く提案されている。
例えば、特許文献1には、アルカリ金属とアルカリ土類金属から選ばれる金属を含む無機塩を利用したアレルゲン除去剤とアレルゲン除去方法が開示されている。特許文献2には、水溶性高分子化合物を利用したアレルゲン除去剤とアレルゲン除去方法が開示されている。室内のアレルゲンを掃除機などの道具を用いて丁寧に清掃することもアレルギー性疾患の防止には有効な対策であるが、畳、絨毯などの敷物類や、毛布、布団、枕などの寝具にはこれらの奥底にまでアレルゲンが存在するため、除去は容易ではない。特許文献1及び2に記載の方法を用いると、簡単な清掃操作で効率よくアレルゲンを除去し得ることが記載されている。特許文献3〜5には、花粉によるアレルギー症状を緩和できる環境を、簡便に提供できる方法が記載されている。
しかし、特許文献1及び2に記載のいずれの方法も室内アレルゲンの除去には有効であるが、屋外や外出先の室内におけるアレルゲン曝露まで防止できるものではない。特許文献3〜5に記載のいずれの方法も花粉によるアレルギー症状を緩和するには有効であるが、屋外や外出先の室内におけるアレルゲン曝露まで防止できるものではない。
一方、人体に対するアレルゲン曝露を室内および屋外で抑制するための方法としては、鼻腔と口腔の双方を覆うことができるマスクを装着する方法、鼻腔内にアレルゲンの不活化作用のある溶液を塗布する方法、アレルゲン吸入防止剤を塗布する方法等が知られている。例えば、特許文献6には、ワセリンのような疎水性軟膏基剤とヘクトライトのような水膨潤性粘度鉱物を含有するアレルギー性鼻炎用組成物が記載されている。しかしいずれの方法も要求される性能を十分に果たしているとは言い難いのが現状である。
特開2003−334504号公報 特開2004−203900号公報 特開2006−206763号公報 特開2006−206764号公報 特開2007−161679号公報 特開2005−314311号公報
本発明は、優れたアレルゲン捕捉効果を有し、例えば、マスク、鼻腔内、頬などの鼻腔周辺への適用といった簡易な用法で、効果的に体内へのアレルゲンの侵入を防止できるアレルゲン捕捉剤を提供することを課題とする。
本発明者らが鋭意検討した結果、特定のポリマーと特定のアルコールと水を含有する粘性溶液をマスクに適用することによって、マスクのみの場合と比較してアレルギー症状が軽減されること、さらに、マスク以外の鼻腔内や頬にも適用した場合、その軽減効果がさらに高くなることが分かり、本発明を完成した。
本発明は、(a)重量平均分子量1000〜6,000,000の水溶性高分子化合物〔以下、(a)成分という〕、(b)1013.25hPaにおける融点が25℃以下の水溶性多価アルコール〔以下、(b)成分という〕、及び(c)水〔以下、(c)成分という〕を含有する、アレルゲン捕捉剤に関する。
本発明のアレルゲン捕捉剤は、アレルゲンの捕捉効果に優れ、乾燥してもポリマー成分が表面から脱離しにくいため、マスク等に適用した場合には長時間にわたって効果が損なわれにくいという利点を有している。
[(a)成分]
本発明の(a)成分は重量平均分子量1000〜6,000,000の水溶性高分子化合物である。ここで本発明でいう水溶性とは、20℃において、100gのイオン交換水に0.5g以上溶解させた場合に、外観が透明均一になる物質と定義する。
具体的に好ましい水溶性高分子化合物としては、下記ポリマー(1)〜ポリマー(4)の化合物から選ばれる化合物が挙げられる。
ポリマー(1);セルロース誘導体及び/又は化工澱粉
ポリマー(2);アクリル酸もしくはメタクリル酸のホモポリマー及び/又はアクリル酸もしくはメタクリル酸と他のビニル系モノマーの1種又は2種以上とのコポリマー並びにこれらの塩
ポリマー(3);アクリル酸及び/又はメタクリル酸とそれらのアルキルエステルの1種又は2種以上とを重合して得られるコポリマー又はその塩
ポリマー(4);分子中に陽イオン基及びビニル基又はアリル基を有する単量体を重合して得られるポリマー、又は該単量体と共重合可能な単量体とのコポリマー。
以下、各高分子化合物について詳細に説明する。
〔ポリマー(1)〕
本発明のポリマー(1)はセルロース誘導体及び/又は化工澱粉である。セルロース誘導体としては、ヒドロキシアルキル(炭素数1〜3)セルロース、アルキル(炭素数1〜3)セルロース(好ましくはメチルセルロース、エチルセルロース)、カルボキシメチルセルロース、第4級アンモニウム基を有するカチオン化セルロースから選ばれる1種以上が好ましい。
化工澱粉としては、ヒドロキシアルキル(炭素数1〜3)澱粉、アルキル(炭素数1〜3)澱粉、カルボキシメチル化澱粉、第4級アンモニウム基を有するカチオン化澱粉、及びこれらを過酸化水素、次亜塩素酸ナトリウム等の酸化剤又は酵素により低粘度化したもの等の化工澱粉が挙げられる。
本発明では特にセルロース、ヒドロキシアルキル(炭素数1〜3)セルロース、アルキル(炭素数1〜3)セルロースから選ばれるセルロース誘導体、及び澱粉、ヒドロキシアルキル(炭素数1〜3)澱粉、アルキル(炭素数1〜3)澱粉、カルボキシメチル化澱粉から選ばれる澱粉誘導体のヒドロキシ基の水素原子の一部又はすべてが下記一般式(2)で示される基で置換された高分子化合物が好ましい。
−R5−(OR6e−E−R7 (2)
[式中、R5はヒドロキシ基又はオキソ基が置換していてもよい炭素数1〜6、好ましくはエチレン基、プロピレン基、トリメチレン基、2−ヒドロキシトリメチレン基、1−ヒドロキシトリメチレン基、1−オキソエチレン基、1−オキソトリメチレン基、1−メチル−2−オキソエチレン基であり、特に2−ヒドロキシトリメチレン基、1−ヒドロキシトリメチレン基が好ましい。R6は炭素数1〜6のアルキレン基、好ましくはエチレン基、プロピレン基であり、R7はヒドロキシ基で置換していてもよい炭素数4〜30、好ましくは5〜25、より好ましくは6〜20のアルキル基であるか、又はヒドロキシ基で置換されていてもよい炭素数1〜5のスルホアルキル基、好ましくは2−スルホエチル基、3−スルホプロピル基、3−スルホ−2−ヒドロキシプロピル基、2−スルホ−1−(ヒドロキシメチル)エチル基である。Eはエーテル基又はオキシカルボニル基、好ましくはエーテル基であり、eは平均付加モル数であり、好ましくは0〜50、より好ましくは0〜40、さらに好ましくは0〜30、特に好ましくは0〜20、最も好ましくは10〜20の数である。また、e個の(OR6)は同一でも異なっていてもよい]
セルロ−ス誘導体及び澱粉誘導体のアルキル基又はヒドロキシアルキル基の置換度は構成単糖残基当たり好ましくは0.01〜3.5、より好ましくは0.1〜3、さらに好ましくは1〜3、特に1.5〜2.8が好ましい。また、一般式(2)の置換基の置換度は構成単糖残基当たり好ましくは0.0001〜1、より好ましくは0.0005〜0.5、さらに好ましくは0.001〜0.1、特に0.001〜0.05が好ましい。また、一般式(2)においてR7がスルホアルキル基の場合にはスルホアルキル基の置換度は構成単糖残基当たり好ましくは0〜1、より好ましくは0〜0.8、特に0〜0.5が好ましい。さらに、該高分子化合物の重量平均分子量は、好ましくは1万〜200万、より好ましくは5万〜150万、特に好ましくは10万〜60万が好適である。なお、ポリマー(1)の重量平均分子量は、パルスアンペロメトリック検出器付き高性能陰イオン交換クロマトグラフィー(HPAEC)やキャピラリー電気泳動法により求めることができる。
また、該高分子化合物はWO00/73351号公報記載の方法でセルロース誘導体又は澱粉誘導体とR8−(OR6e−E−R7[R8は炭素数3〜6のエポキシ化アルキル基、又はヒドロキシ基で置換していてもよい炭素数1〜6のハロゲン化アルキル基、又はカルボキシ基若しくは炭素数2〜6のカルボキシアルキル基若しくはそれらの誘導体を示し、R6、e、E、R7は前記と同一の意味である]で示される化合物と反応させ、所望により通常のスルホン化剤でスルホン化することで得られる。
〔ポリマー(2)〕
ポリマー(2)は、アクリル酸もしくはメタクリル酸のホモポリマー及び/又はアクリル酸もしくはメタクリル酸と他のビニル系モノマー〔但し、他のビニル系モノマーとして、後述するアクリル酸及び/又はメタクリル酸のアルキルエステルのモノマー、並びに一般式(3)のモノマーのような分子中に陽イオン基及びビニル基又はアリル基を有する単量体は除く〕の1種又は2種以上とのコポリマー並びにこれらの塩である。ポリマー(2)がコポリマーである場合には、アクリル酸もしくはメタクリル酸に由来するモノマー単位が30モル%以上、好ましくは50モル%以上が好適である。
ポリマー(2)においてアクリル酸もしくはメタクリル酸と共重合可能なその他のビニル系モノマーとしては、マレイン酸、無水マレイン酸、ヒドロキシエチルアクリル酸、ヒドロキシエチルメタクリル酸、エチレン、プロピレン、n−ブテン、イソブテン、ペンテン、イソプレン、2−メチル−1−ブテン、n−ヘキセン、2−メチル−1−ペンテン、3−メチル−1−ペンテン、4−メチル−1−ペンテン、2−エチル−1−ブテン、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、ビニルナフタレン、インデン、ブタジエン、シクロペンタジエン、ジシクロペンタジエンが挙げられる。これらの中でもマレイン酸、無水マレイン酸、ヒドロキシエチルアクリル酸、ヒドロキシエチルメタクリル酸等の水溶性モノマー及びこれらのモノマーの塩が好ましい。特にアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸及びそれらの塩とスチレンが好ましい。
ポリマー(2)の重量平均分子量は、1000〜600万が好ましく、更に好ましくは5000〜100万、特に好ましくは1万〜50万である。
〔ポリマー(3)〕
ポリマー(3)は、アクリル酸及び/又はメタクリル酸(3−1)とそれらのアルキルエステルの1種又は2種以上(3−2)とを重合して得られるコポリマー、及びこれらの塩から選ばれるポリマーであり、アルキルエステルのアルキル基の炭素数は8〜20、好ましくは10〜18である。ポリマー(3)の重量平均分子量は、好ましくは1000〜100万、より好ましくは5000〜50万、特に好ましくは1万〜10万である。また、上記モノマー(3−1)、(3−2)のモル比は、(3−1)/(3−2)=95/5〜5/95、更に90/10〜10/90が好ましい。
〔ポリマー(4)〕
ポリマー(4)は、分子中に陽イオン基、及びビニル基又はアリル基を有する単量体を重合して得られるポリマー、又は該単量体と共重合可能な単量体とのコポリマーである。
陽イオン基及びビニル基を有する単量体の好ましい例として、下記一般式(3)の化合物を挙げることができる。
Figure 2009091432
〔式中、R9、R10、R11は、それぞれ独立して、水素原子、水酸基又は炭素数1〜3のアルキル基である。Xは炭素数1〜12のアルキレン基、−COOR15−、−CONHR15−、−OCOR15−、−R16−OCO−R15−から選ばれる基である。ここでR15、R16は、それぞれ独立して、炭素数1〜5のアルキレン基である。R12は炭素数1〜3のアルキル基もしくはヒドロキシアルキル基又はR910C=C(R11)−X−である。R13は炭素数1〜3のアルキル基、ヒドロキシアルキル基、ベンジル基であり、R14はヒドロキシ基、カルボキシル基、スルホン酸基もしくは硫酸エステル基で置換されていてもよい炭素数1〜10のアルキル基又はベンジル基であり、R14がアルキル基、ヒドロキシアルキル基又はベンジル基の場合は、Y-は陰イオンを示す。また、R14がカルボキシル基、スルホン酸基、硫酸エステル基を含む場合、Y-は存在せず、R14中のこれらの基は陰イオンとなる。Y-の陰イオンとしては、ハロゲンイオン、硫酸イオン、炭素数1〜3のアルキル硫酸エステルイオン、炭素数1〜3のアルキル基で置換されていてもよい芳香族スルホン酸イオン、ヒドロキシイオンを挙げることができる。〕
これらの中でもアクリロイル(又はメタクリロイル)アミノアルキル(炭素数1〜5)−N,N,N−トリアルキル(炭素数1〜3)4級アンモニウム塩、アクリロイル(又はメタクリロイル)オキシアルキル(炭素数1〜5)−N,N,N−トリアルキル(炭素数1〜3)4級アンモニウム塩、N−(ω−アルケニル(炭素数3〜10))−N,N,N−トリアルキル(炭素数1〜3)4級アンモニウム塩、N,N−ジ(ω−アルケニル(炭素数3〜10))−N,N−ジアルキル(炭素数1〜3)4級アンモニウム塩が好ましく、特にジアリルジメチルアンモニウム塩が良好である。
本発明のポリマー(4)は上記単量体に該単量体と共重合可能な他の単量体とのコポリマーであってもよい。この場合、ブロック、交互、周期、統計(ランダムを含む)、グラフト型の何れであってもよい。この共重合可能な他の単量体としては、下記群(i)〜(v)から選ばれる単量体が好ましく、(i)〜(iii)又は(v)の単量体がより好ましく、特にアレルゲン捕捉性能の点から(i)、(ii)又は(v)の単量体が最も好ましい。
(i)アクリル酸又はその塩、メタクリル酸又はその塩、マレイン酸又はその塩、無水マレイン酸、スチレンスルホン酸塩、スルホプロピルメタクリレート、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸またはその塩、リン酸モノ−ω−メタクリロイルオキシアルキル(炭素数1〜12)から選ばれる陰イオン基含有化合物
(ii)アクリルアミド、N,N−ジメチルアミノプロピルアクリル酸(又はメタクリル酸)アミド、N,N−ジメチルアクリル(又はメタクリル)アミド、N,N−ジメチルアミノエチルアクリル酸(又はメタクリル酸)アミド、N,N−ジメチルアミノエチルアクリル酸(又はメタクリル酸)アミド、N−ビニル−2−カプロラクタム、N−ビニル−2−ピロリドンから選ばれるアミド基含有化合物
(iii)アクリル酸(又はメタクリル酸)アルキル(炭素数1〜5)、アクリル酸(又はメタクリル酸)2−ヒドロキシエチル、アクリル酸(又はメタクリル酸)−N,N−ジメチルアミノアルキル(炭素数1〜5)、酢酸ビニルから選ばれるエステル基含有化合物
(iv)エチレン、プロピレン、N−ブチレン、イソブチレン、N−ペンテン、イソプレン、2−メチル−1−ブテン、N−ヘキセン、2−メチル−1−ペンテン、3−メチル−1−ペンテン、4−メチル−1−ペンテン、2−エチル−1−ブテン、スチレン、ビニルトルエン、α−メチルスチレン、アリルアミン、N,N−ジアリルアミン、N,N−ジアリル−N−アルキル(炭素数1〜5)アミン、エチレンオキシド、プロピレンオキシド、2−ビニルピリジン、4−ビニルピリジンから選ばれる化合物
(v)二酸化硫黄
本発明のポリマー(4)は、上記陽イオン基及びビニル基を有する化合物に由来する構成単位が好ましくは50〜100モル%、より好ましくは70〜100モル%、特に好ましくは90〜100モル%である。また、重量平均分子量は、好ましくは1000〜500万、より好ましくは5000〜200万、特に好ましくは10万〜100万である。
(a)成分としては、ポリマー(1)及びポリマー(4)の高分子化合物が好適であり、最も好ましくはポリマー(1)の高分子化合物である。
なおポリマー(2)〜ポリマー(4)の重量平均分子量は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィーでポリエチレングリコールを標準物質として求めることができる。
また、ポリマー(1)〜(4)以外にも、ポリエチレングリコール、好ましくは重量平均分子量1000〜100万のポリエチレングリコールを用いることもできる。
(a)成分は(b)成分と共存することで持続的な粘着性を発現する。この効果により、ハウスダスト・花粉等の微粒子を持続的に捕捉することができる。
[(b)成分]
本発明で用いる(b)成分のアルコールは、1013.25hPaにおける融点が25℃以下の水溶性多価アルコールである。この条件を満たす多価アルコールを使用することで、アレルゲン捕捉剤が早く乾燥してしまうのを抑制し、アレルゲンを含む空間浮遊粒子の吸着に有利に働く。(b)成分の例としては、1,2−プロパンジオール(プロピレングリコール)、1,3−プロパンジオール、1,2−ブタンジオール、1,3−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、2−メチル−2,4−ペンタンジオール、2−エチル−1,3−ヘキサンジオール、グリセリン、ポリグリセリン(重合度10以下)、ポリエチレングリコール(重量平均分子量1000未満)、ポリプロピレングリコール(重量平均分子量1000未満)、アルキル(好ましくは炭素数3〜14)モノグリセリルエーテル、アルキル(好ましくは炭素数3〜14)ポリグリセリルエーテルなどが挙げられる。これらの化合物はアレルゲン捕捉剤中に単独で、もしくは2種以上を組み合わせて使用することができる。本発明のアレルゲン捕捉剤中における(b)成分の配合量は0.1〜20質量%であり、好ましくは0.2〜10質量%、さらに好ましくは0.5〜5質量%である。0.1質量%未満では乾燥抑制効果が弱く、20質量%を超えると感触がべたつく等の悪影響が出てくる。
[(c)成分]
本発明の(c)成分は水であり、(a)成分および(b)成分を対象物に均一に行きわたらせるために欠かせない成分である。(c)成分の配合量は全配合成分が合計で100質量%となるように調整する量である。本発明のアレルゲン捕捉剤は液体の組成物である。
本発明のアレルゲン捕捉剤の粘度は、マスク、鼻腔およびその周辺に塗布し易くするため、ある程度の粘性を有していることが好ましい。塗布に適した粘度は、液温20℃のアレルゲン捕捉剤をB型粘度計でローターNo.2を用いて測定(回転数は任意、測定時間1分)した時に50〜5000mPa・sの範囲内に入るものが好ましい。より好ましい粘度範囲は、上記条件において50〜3000mPa・s、特に好ましい粘度範囲は上記条件において100〜2000mPa・sである。
本発明のアレルゲン捕捉剤の25℃におけるpHは、好ましくは2.0〜10.0であるが、花粉アレルゲンに対する効果を高めるためにはアレルゲン捕捉剤のpHを8.0以下に調整することがより好ましい。一例として、スギ花粉は接触する溶液のpHが8.0を超えると花粉の外殻が破裂してアレルゲンを含有する原形質が溶液中に溶出し易くなる。このような性質は花粉外殻を構成するタンパク質の等電点に関連していると推察されるため、他の花粉でも同様の現象が起こりうると考えられる。したがって、アレルゲン捕捉剤のpHを低く抑えることで花粉外殻の破裂を抑制することが期待できる。
本発明のアレルゲン捕捉剤には、上記成分以外にも、本発明の目的を損なわない範囲の他の成分を配合することができる。例えば、エタノール、プロパノール、プロピレングリコールメチルエーテル、ジエチレングリコールブチルエーテル等の溶剤、ベンゼンスルホン酸塩、トルエンスルホン酸塩、クメンスルホン酸塩等のハイドロトロープ剤、コハク酸塩、マレイン酸塩、フマル酸塩、リンゴ酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩等の腐食抑制剤、BHT等の酸化防止剤、香料、防カビ・防菌剤、及び防腐剤を挙げることができる。
本発明のアレルゲン捕捉剤は、ダニの死骸や糞、ペットの毛やフケ、カビの胞子、花粉などのアレルゲンの捕捉効果に優れ、各種対象物に適用することができ、室内および屋外のいずれでも効果が得られるが、空間に浮遊するアレルゲンには特に効果的であり、マスク、鼻腔内、鼻腔周辺、口腔周辺など人体の呼吸器周辺に適用することが好ましい。更に、本発明のアレルゲン捕捉剤を鼻腔周辺に存在させることにより、アレルゲンの体内への侵入を防止することができる。鼻腔周辺に存在させる方法として、本発明のアレルゲン捕捉剤を噴霧する方法、本発明のアレルゲン捕捉剤を塗布する方法、本発明のアレルゲン捕捉剤を付着させたマスクを着用する方法等が挙げられる。また、網戸、ブラインド、カーテン、電灯の傘、天井、壁紙等に、噴霧、塗布等の方法で適用することで、室内での症状軽減効果を高めることができる。すなわち、本発明のアレルゲン捕捉剤を鼻腔周辺に存在させることにより、アレルギー症状の発現を抑制することができる。本発明は、上記本発明のアレルゲン捕捉剤を、鼻腔周辺に存在させる、当該アレルゲン捕捉剤の使用方法にも関する。
本発明のアレルゲン捕捉剤をマスクに適用する場合、不織布タイプやガーゼタイプのマスクの吸入面(片面)に対し、スプレー等を用いて好ましくは0.3〜10g、更に好ましくは0.5〜8g、より好ましくは1〜5gを噴霧塗布して着用することが好ましい。
また、本発明のアレルゲン捕捉剤を鼻腔周辺に塗布する場合、手指、綿棒、スポンジ等を用いて、1〜100mg/cm2、好ましくは2〜80mg/cm2、より好ましくは5〜50mg/cm2を塗布することが好ましい。このような用法では、顔面の頬、唇、額などにも塗布することができる。
表1に示す各成分を用い、実施例、比較例の各アレルゲン捕捉剤を得た。pH(25℃)は水酸化ナトリウムおよび/またはクエン酸で調整した。各アレルゲン捕捉剤を用い、下記の方法により、マスク用不織布のアレルゲン捕捉能の評価を行った。結果を表1に示す。
(アレルゲン捕捉能)
1.アレルゲン捕捉剤で処理した不織布の作成
マスク用不織布(ユニチャーム株式会社製、超立体マスク花粉用のカップ部分、材質:ポリプロピレン/ポリエステル)を25mmφの円形に裁断した。裁断した不織布に対し、アレルゲン捕捉剤180μLを均一に塗布し、50℃の恒温器で1時間保持した。この操作により、アレルゲン捕捉剤で処理した不織布を得た。
2.アレルゲン通過率測定用フィルター装置の作成
労研個人サンプラー用ろ紙ホルダー(柴田科学株式会社製、PS−33型用、25mmφ)の空気吸入側のカバーを取り外して開放した。また、フィルター通過後の空気吐出側のチューブ内の治具を取り外し、ガラス繊維ろ紙(アドバンテック東洋株式会社製、GC−50、25mmφ)をセットした状態で5L/minの流量で吸引できるようにした。そして、フィルターホルダーの空気吐出側より、ステンレスメッシュ→テフロン(登録商標)リング→ガラス繊維ろ紙→テフロンリング→評価用不織布(未処理もしくはアレルゲン捕捉剤処理したもの)→ゴム製オーリングの順にセットし、フィルター装置を作成した。
3.アレルゲン通過実験
上記2.で作成したフィルター装置とエアポンプ(柴田科学株式会社製、ミニポンプMP−Σ500)を、トアロンホースで連結した。エアポンプの流量を5L/分、吸引時間を3分にセットした。
一般家庭の掃除機紙パックから採取したハウスダストを1mmメッシュで篩い、通過した画分を実験用ハウスダストとした。そして、上記2.のフィルター装置の不織布面が均一に覆われるように、20mgの実験用ハウスダストを載せた。エアポンプの運転を開始し、5L/分で3分の吸引を行った。吸引終了後、フィルターホルダーから不織布を慎重に取り外した。そして、テフロン(登録商標)バインダーフィルターをチャック付ポリエチレン袋に慎重に回収し、アレルゲン量の測定に供した。
4.アレルゲン量測定
不織布を通過してテフロン(登録商標)バインダーフィルターに捕捉されたダニアレルゲン(Der 1)量を、ELISA法(酵素免疫測定法)により測定した。具体的には、文献(Clin Exp Allergy,33,1654(2003))に記載されている、高感度蛍光ELISA法に準じて測定を行った。回収したフィルターからのアレルゲン抽出は、フィルターの入ったチャック付ポリエチレン袋にリン酸塩緩衝液(Tween20 0.2質量%、ウシ血清アルブミン0.2質量%、アジ化ナトリウム0.05質量%を含有する)を2mL加え、室温で18時間抽出する方法により行った。得られた抽出液を5℃、2500rpm、20minで遠心分離し、上清を測定に供した。濃度が高い場合は、上述のリン酸塩緩衝液で上清を希釈して測定に供した。各アレルゲン捕捉剤で処理した不織布を通過したアレルゲン量を、未処理の不織布を通過したアレルゲン量を100とする相対値(アレルゲンの相対通過量)で表1に示したが、その値が小さいほど、アレルゲン捕捉能に優れることを意味する。
Figure 2009091432
表1中の化合物1、化合物2は以下の合成例により製造されたものである。また、カーボポールETD2020(Noveon社製)は、重量平均分子量300万〜400万のアクリル酸/アクリル酸アルキル(炭素数10〜30)共重合体である。なお、表1中の(a)成分はいずれも水溶性の高分子化合物に該当するものである。
<合成例1>
重量平均分子量20万、ヒドロキシエチル基の置換度が2.5のヒドロキシエチルセルロース(Natrosol 250G、ハーキュレス社製)200g、イソプロピルアルコール900g、イオン交換水160gを混合し、窒素雰囲気下室温で1時間攪拌した。この溶液に次式
Figure 2009091432
で表されるポリオキシアルキレン化合物30.34g及び48%水酸化ナトリウム水溶液12.24gを加えて混合し、更に窒素雰囲気下室温にて30分間撹拌した。その後、溶液を昇温し、80℃で9時間反応させてポリオキシアルキレン化を行った。反応終了後、反応液を酢酸で中和し、反応生成物をろ別した。反応生成物をイソプロピルアルコール1200gで2回洗浄し、減圧下60℃で1昼夜乾燥し、ポリオキシアルキレン化されたヒドロキシエチルセルロース誘導体(化合物1)72gを得た。ポリオキシアルキレン基の置換度は0.014であった。
<合成例2>
(1)馬鈴薯澱粉(片山化学社製)80g、50%イソプロピルアルコール640g及び48%水酸化ナトリウム水溶液5.5gを混合してスラリー液を調製し、窒素雰囲気下室温で30分間攪拌した。この溶液に次式
Figure 2009091432
で表される化合物19.0gを加え、80℃で8時間反応させてポリオキシアルキレン化を行った。反応終了後、反応液を酢酸で中和し、反応生成物をろ別した。反応生成物を50%イソプロピルアルコール500gで2回、次いでアセトン500gで2回洗浄し、減圧下70℃で1昼夜乾燥し、ポリオキシアルキレン化された澱粉誘導体69.4gを得た。得られた澱粉誘導体のポリオキシアルキレン量を含む置換度は0.005であった。
(2)(1)で得た澱粉誘導体35.5g、70%イソプロピルアルコール350g及び48%水酸化ナトリウム水溶液2.4gを混合してスラリー液を調製し、窒素雰囲気下室温で30分間攪拌した。反応液にモノクロロ酢酸ナトリウム25.1g及び48%水酸化ナトリウム18.0gを加え、50℃で5時間カルボキシメチル化を行った。反応生成物を70%イソプロピルアルコール400gで2回、次いでイソプロピルアルコール300gで2回洗浄し、減圧下70℃で1昼夜乾燥し、ポリオキシアルキレン化及びカルボキシメチル化された澱粉誘導体(化合物2)33.8gを得た。得られた澱粉誘導体のカルボキシメチル化度は0.48、重量平均分子量は30万であった。
(モニター試験)
表1の実施例1、比較例1のアレルゲン捕捉剤を用いてアレルゲン捕捉効果のモニター試験を行った。ダニアレルギー陽性の通年性アレルギー鼻炎患者20人に、床面積10m2、床−天井間の高さ2.5mのほぼ密閉された空間内(試験時間内では呼吸に支障がないことを確認済み)で布団の上げ下ろし動作を1分間実施してもらい、その後10分間は床に座った状態で姿勢を維持してもらった。アレルゲン捕捉剤を適用した場合としない場合で、布団の上げ下ろし開始から試験終了までのくしゃみ発生回数を比較した。試験は、アレルゲン捕捉剤適用後30分、3時間、6時間後に実施した。また、アレルゲン捕捉剤は、鼻腔周辺に10mg/cm2の量で適用した。試験結果を表2に示す。表2中の回数は20人の平均値である。
Figure 2009091432

Claims (3)

  1. (a)重量平均分子量1000〜6,000,000の水溶性高分子化合物、(b)1013.25hPaにおける融点が25℃以下の水溶性多価アルコール、及び(c)水を含有する、アレルゲン捕捉剤。
  2. pH(25℃)が8.0以下である、請求項1記載のアレルゲン捕捉剤。
  3. 粘度(B型粘度計、20℃、ローターNo.2、回転数は任意、測定時間1分)が、50〜5000mPa・sの範囲内にある、請求項1又は2記載のアレルゲン捕捉剤。
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