JP2009091046A - エレベータドアの開閉制御装置 - Google Patents

エレベータドアの開閉制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009091046A
JP2009091046A JP2007260017A JP2007260017A JP2009091046A JP 2009091046 A JP2009091046 A JP 2009091046A JP 2007260017 A JP2007260017 A JP 2007260017A JP 2007260017 A JP2007260017 A JP 2007260017A JP 2009091046 A JP2009091046 A JP 2009091046A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elevator
closing
elevator door
door
control device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007260017A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5178125B2 (ja
Inventor
Masahiko Koketsu
雅彦 纐纈
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2007260017A priority Critical patent/JP5178125B2/ja
Publication of JP2009091046A publication Critical patent/JP2009091046A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5178125B2 publication Critical patent/JP5178125B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Elevator Door Apparatuses (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、エレベータの運行効率の低下を抑えつつ、従来のエレベータドアの引込み防止装置よりも小さな物体を有効検出対象物に加えることができるエレベータドアの開閉制御装置を得ることを目的とするものである。
【解決手段】ドア制御装置22は、かごの運転を制御する運転制御装置からの開閉指令に基づいて、第1及び第2かごドアパネル1,2の開閉移動を制御する。ドア制御装置22は、第1及び第2かごドアパネル1,2の開閉移動中に、センサマイコン25から物体検出情報を受けると、その物体検出情報に含まれる物体の高さ寸法を確認する。これとともに、ドア制御装置22は、その物体を連続して検出した時間である連続検出時間を測定する。ドア制御装置22は、測定された連続検出時間と物体の寸法の情報とに基づいて、検出された物体が有効検出対象物であるか否かを判断する。
【選択図】図1

Description

この発明は、エレベータドア近傍の物体の検出状況に応じて、エレベータドアの移動の継続・中断を判断するエレベータドアの開閉制御装置に関するものである。
従来のエレベータドアの引込み防止装置では、エレベータ出入口の一側部に設けられた複数の投光器と、エレベータ出入口の他側部に設けられた複数の受光器とからなる非接触式の多光軸センサによって、エレベータドアの開閉移動中(開放方向へ移動中又は閉鎖方向へ移動中)にエレベータドア近傍の物体(障害物)が検出され、エレベータドアの開閉移動が中断される(例えば、特許文献1参照)。
また、従来のエレベータのドア装置では、エレベータドアのドアパネルの戸閉側の端部に設けられた感圧センサによって、エレベータドアが全閉状態のときに、ある程度小さな物体の挟み込みを検出可能となっている(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−335484号公報 特開2006−248757号公報
特許文献1に示すような従来のエレベータドアの引込み防止装置では、エレベータ出入口を通過する埃等が検出された場合にエレベータドアの開閉移動を中断させてしまうと、エレベータの運行効率が著しく低下してしまうことにより、ある程度小さな(例えば高さ寸法又は幅寸法が10mm以下の)物体を、エレベータドアの開閉移動を中断すべき有効検出対象物から除外している。
ここで、マンション等の集合住宅に設置されたエレベータでは、利用者が犬等のペットとともにかご内に乗り込む場合や、乗客が家電製品を運んでいるときにその家電製品から延びるコードの端を引きずって乗客がかご内に乗り込む場合等がある。このような場合、特許文献1に示すような従来のエレベータドアの引込み防止装置では、ペットと乗客とを繋ぐペットロープや家電製品のコード等の紐状の物体がある程度小さい(例えば径寸法が5〜10mmの)場合に、その物体が有効検出対象物から除外されてしまうことにより、エレベータの開閉移動が継続されてしまう。このため、その物体が、エレベータドアの開放移動に伴って戸袋側に引き込まれたり、エレベータドアの閉鎖移動に伴ってエレベータドアに挟み込まれたりすることがある。
また、特許文献2に示すような従来のエレベータのドア装置では、感圧センサの特性上、ある程度小さな物体がエレベータドアに挟み込まれる前にその物体を検出することはできなかった。これに加えて、物体がエレベータドアに挟み込まれて検出されてからエレベータドアが開放されることにより、エレベータの運行効率が低下している。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、エレベータの運行効率の低下を抑えつつ、従来のエレベータドアの引込み防止装置よりも小さな物体を有効検出対象物に加えることができるエレベータドアの開閉制御装置を得ることを目的とする。
この発明に係るエレベータドアの開閉制御装置は、エレベータドアの開閉領域に沿う領域である検出領域が設定され、検出領域に進入した物体の大きさに応じた検出信号を生成する非接触式のセンサ部、及びセンサ部に接続され、エレベータドアの開閉移動を制御するとともに、エレベータドアの移動中にセンサ部から検出信号を受けると、その物体を連続して検出した時間である連続検出時間を測定し、測定された連続検出時間とセンサ部からの検出信号に含まれる物体の大きさとに基づいて、その物体がエレベータドアの移動を中断すべき有効検出対象物であるか否かを判断し、有効検出対象物であると判断すればエレベータドアの移動を中断させるドア開閉制御部を備えたものである。
この発明のエレベータドアの開閉制御装置は、エレベータドアの開閉領域に沿う検出領域に進入した物体の寸法に応じた検出信号がセンサ部により生成され、その検出信号に含まれる物体の大きさと、測定された連続検出時間とに基づいて、検出領域に進入した物体がエレベータドアの移動を中断すべき有効検出対象物であるか否かが判断されるので、検出領域を瞬間的に通過する埃等の物体と有効検出対象物とが区別されることにより、エレベータの運行効率の低下を抑えつつ、従来のエレベータドアの引込み防止装置よりも小さな物体を有効検出対象物に加えることができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるエレベータドアを示す背面図(乗場側からかごを見た図)である。図2は、図1の第1光電センサユニット26による物体の検出状況を説明するための説明図である。
図において、かご出入口(エレベータ出入口)は、第1及び第2かごドアパネル1,2を有する両開き式のかごドア(エレベータドア)によって開閉される。第1及び第2かごドアパネル1,2の乗場側の面には、それぞれかご側係合部材3が取り付けられている。
乗場出入り口(エレベータ出入口)は、第1及び第2乗場ドアパネル4,5を有する両開き式の乗場ドア(エレベータドア)によって開閉される。第1及び第2乗場ドアパネル4,5のかご側の面には、乗場側係合部材6が取り付けられている。かごが乗場に到着したときに、かご側係合部材3及び乗場側係合部材6は、互いに係合する。かご側係合部材3及び乗場側係合部材6が係合していることにより、第1かごドアパネル1及び第1乗場ドアパネル4と、第2かごドアパネル2及び第2乗場ドアパネル5とは、それぞれ連動して開閉移動する。
かごの上部には、第1及び第2かごドアパネル1,2の開閉駆動を行うドア開閉駆動機構7が設けられている。ドア開閉駆動機構7は、桁8、モータ9、第1駆動車10、第1従動車11、第1ベルト12、第2駆動車13、第2従動車14、第2ベルト15、第1掴み部材16、第2掴み部材17、ハンガレール18、第1ハンガプレート19、第2ハンガプレート20、複数のハンガローラ21を有している。
桁8は、かご出入口の上部に配置されている。モータ9は、桁8の上端部に設けられている。また、モータ9は、第1及び第2かごドアパネル1,2を開閉させるための開閉駆動力を発生する。さらに、モータ9の駆動は、かご(図示せず)の上部に設けられた開閉駆動部としてのドア制御装置22によって制御される。第1駆動車10は、モータ9の回転軸に取り付けられている。第1従動車11は、桁8の上部に設けられている。第1ベルト12は、第1駆動車10と第1従動車11との間に無端状に掛け渡されている。
第2駆動車13は、第1従動車11の回転軸に取り付けられ、第1従動車11と一体となって回転する。これらの第1駆動車10、第1従動車11及び第1ベルト12は、第1巻掛伝動機構を構成している。第2従動車14は、桁8の長さ方向中央を挟んで第1従動車11及び第2駆動車13に対して桁8の長さ方向の反対側に設けられている。第2ベルト15は、第2駆動車13と第2従動車14との間に無端状に掛け渡されている。また、第2ベルト15は、第2駆動車13と第2従動車14との間で循環移動し、上側経路と下側経路とを形成している。これらの第2駆動車13、第2従動車14及び第2ベルト15は、第2巻掛伝動機構を構成している。
第1掴み部材16は、第2ベルト15の上側経路に取り付けられている。第2掴み部材17は、第2ベルト15の下側経路に取り付けられている。ハンガレール18は、桁8の長さ方向の一端部から他端部に渡って、第1及び第2かごドアパネル1,2の開閉方向に沿って配置されている。第1ハンガプレート19は、第1かごドアパネル1の上端部に取り付けられている。また、第1ハンガプレート19は、第1掴み部材16の下端部に接続されている。第2ハンガプレート20は、第2かごドアパネル2の上端部に取り付けられている。また、第2ハンガプレート20は、第2掴み部材17の下端部に接続されている。
ハンガローラ21は、第1及び第2ハンガプレート19,20の上端部に回動可能に取り付けられている。また、ハンガローラ21は、ハンガレール18上に転動可能に載置されている。つまり、第1及び第2かごドアパネル1,2は、第1及び第2ハンガプレート19,20を介して、ハンガレール18から吊り下げられている。
かご出入口の間口方向の一側部には、上下方向に間隔をおいて配置された複数の発光素子(例えば、発光ダイオード、レーザーダイオード等)からなる投光器23が設けられている。かご出入口の間口方向の他側部には、上下方向に間隔をおいて配置された複数の受光素子(例えば、フォトトランジスタ等)からなる受光器24が設けられている。受光器24には、センサマイコン25が接続されている。なお、投光器23は、取付腕部材(図示せず)を介して、かご出入口を囲むかご出入口枠の一対の縦枠の一方(一側部)に取り付けられている。受光器24は、取付腕部材を介して、かご出入口枠の一対の縦枠の他方(他側部)に取り付けられている。
投光器23は、第1及び第2かごドアパネル1,2と、かご出入口枠の一対の縦枠との間の隙間を通して、第1及び第2かごドアパネル1,2の開閉方向に沿って、検出光23aを出射する。受光器24は、投光器23からの検出光23aを受ける。つまり、投光器23及び受光器24は、第1及び第2かごドアパネル1,2の近傍の物体を検出するための非接触式のセンサ部を構成している。受光器24の受光素子毎の検出光23aの受光状況は、センサマイコン25によって監視される。投光器23、受光器24及びセンサマイコン25は、光電センサユニット26を構成している。
光電センサユニット26には、投光器23からの検出光23aによって、第1及び第2かごドアパネル1,2の開閉領域に沿う検出領域(検出面)26aが設定されている。また、光電センサユニット26は、検出領域26aに進入した1mm以上の物体を検出可能となっており、検出した物体の高さ寸法(大きさ)を1mm単位で測定する。より具体的には、センサマイコン25は、各受光素子の検出光23aの受光状況(即ち、検出光23aを受けていない受光素子の個数)に基づいて、物体の高さ寸法(上下方向の寸法、大きさ)を測定する。センサマイコン25により測定された物体の高さ寸法の情報は、物体検出情報(検出信号)としてドア制御装置22に送られる。
例えば、図2において、検出領域26aを物体Dが通過する際に、受光器24の受光素子のうちの4つが非受光状態(センサ検出状態)となっている。これらの非受光状態の受光素子の個数に基づき、センサマイコン25は、物体Dの高さ寸法を測定する。なお、同時に複数の物体が検出された場合には、最も大きな物体の高さ寸法の情報が物体検出情報としてセンサマイコン25からドア制御装置22に送られる。
ドア制御装置22は、モータ9の回転軸に取り付けられモータ9の回転軸の回転に応じたパルス信号を生成するパルスエンコーダ(図示せず)、又は桁8に設けられ第1及び第2かごドアパネル1,2の全閉位置及び全開位置を検出するためのリミットスイッチ(図示せず)を介して、第1及び第2かごドアパネル1,2の位置を監視し、第1及び第2かごドアパネル1,2の全閉状態・全開状態を検出する。また、ドア制御装置22は、かごの運転を制御する運転制御装置(図示せず)からの開閉指令に基づいて、第1及び第2かごドアパネル1,2の開閉移動を制御する。
さらに、ドア制御装置22は、第1及び第2かごドアパネル1,2の開閉移動中に、センサマイコン25から物体検出情報を受けると、その物体検出情報に含まれる物体の高さ寸法を確認する。これとともに、ドア制御装置22は、その物体を連続して検出した時間である連続検出時間を測定する。また、ドア制御装置22は、測定された連続検出時間と、センサマイコン25から物体検出情報に含まれる物体の高さ寸法とに基づいて、その物体が第1及び第2かごドアパネル1,2の開閉移動を中断すべき有効検出対象物であるか否かを判断する。そして、ドア制御装置22は、その物体が有効検出対象物であると判断すれば第1及び第2かごドアパネル1,2の開閉移動を中断させる。一方、ドア制御装置22は、その物体が有効検出対象物であると判断すれば第1及び第2かごドアパネル1,2の開閉移動を継続させる。
ここで、ドア制御装置22には、物体の高さ寸法に対応する基準寸法A,B、及び連続検出時間に対応する基準時間X,Yが予め登録されている。基準寸法Aは、例えば5mmであり、基準寸法Bは、例えば10mmである。基準時間Xは、例えば1.0秒であり、基準時間Yは、例えば0.2秒である。
さらにまた、ドア制御装置22は、物体の高さ寸法が基準寸法A未満である場合に、その物体が有効検出対象物ではないと判断し、第1及び第2かごドアパネル1,2の開閉移動をそのまま継続させて、第1及び第2かごドアパネル1,2を全開又は全閉させる。また、ドア制御装置22は、物体の高さ寸法が基準寸法A以上で基準寸法B未満である場合に、連続検出時間が基準時間X以上になるかどうかを確認する。
そして、ドア制御装置22は、連続検出時間が基準時間X以上となると、その物体が有効検出対象物であると判断して、第1及び第2かごドアパネル1,2の開閉移動を中断させ、第1及び第2かごドアパネル1,2の開閉方向を反転させて開閉移動(即ち反転移動)させる。一方、ドア制御装置22は、物体の高さ寸法が基準寸法A以上で基準寸法B未満である場合に、連続検出時間が基準時間X未満であれば、その物体が有効検出対象物ではないと判断し、第1及び第2かごドアパネル1,2の開閉移動をそのまま継続させて、第1及び第2かごドアパネル1,2を全開又は全閉させる。
さらに、ドア制御装置22は、物体の高さ寸法が基準寸法B以上である場合に、連続検出時間が基準時間Y以上になるかどうかを確認し、連続検出時間が基準時間Y以上となると、その物体が有効検出対象物であると判断して、第1及び第2かごドアパネル1,2の開閉移動を中断させ、第1及び第2かごドアパネル1,2の開閉方向を反転させて開閉移動(即ち反転移動)させる。一方、ドア制御装置22は、物体の高さ寸法が基準寸法B以上である場合に、連続検出時間が基準時間Y未満であれば、その物体が有効検出対象物ではないと判断し、第1及び第2かごドアパネル1,2の開閉移動をそのまま継続させて、第1及び第2かごドアパネル1,2を全開又は全閉させる。
ここで、ドア制御装置22は、演算処理部(CPU)、記憶部(ROM、RAM及びハードディスク等)及び信号入出力部を持ったコンピュータ(図示せず)により構成することができる。ドア制御装置22のコンピュータの記憶部には、図3の動作を実現するためのプログラムが格納されている。センサマイコン25は、演算処理部(CPU)、記憶部(ROM及びRAM等)及び信号入出力部を有しており、センサマイコン25の記憶部には、センサマイコン25の機能を実現するためのプログラムが格納されている。
次に、動作について説明する。図3は、図1のドア制御装置22による第1及び第2かごドアパネル1,2の開閉制御動作を示すフローチャートである。まず、ドア制御装置22は、運転制御装置から開閉指令(開放指令又は閉鎖指令)を受けると、第1及び第2かごドアパネル1,2の開放移動又は閉鎖移動を開始する(ステップS1)。そして、ドア制御装置22は、第1及び第2かごドアパネル1,2が全開状態又は全閉状態になるまで(第1及び第2かごドアパネル1,2の開閉移動中)に、物体を検出するかどうかを確認する(ステップS2,S3)。そして、第1及び第2かごドアパネル1,2が全開状態又は全閉状態になるまでに物体を検出しなければ、そのままドア制御装置22による第1及び第2かごドアパネル1,2の開閉制御動作が終了となる。
一方、第1及び第2かごドアパネル1,2を開放移動又は閉鎖移動させているときに物体を検出した場合、ドア制御装置22は、検出された物体の高さ寸法が基準寸法A未満かどうかを確認する(ステップS4)。物体の高さ寸法が基準寸法A未満であれば、ドア制御装置22は、その物体が有効検出対象物でないと判断し、第1及び第2かごドアパネル1,2の開放移動又は閉鎖移動を継続させ(ステップS5)、第1及び第2かごドアパネル1,2が全開状態又は全閉状態になるまでに、他の物体を検出するかどうかを確認する(ステップS2,S3)。そして、第1及び第2かごドアパネル1,2が全開状態又は全閉状態になるまでに物体を検出しなければ、そのままドア制御装置22による第1及び第2かごドアパネル1,2の開閉制御動作が終了となる。
また、検出された物体の高さ寸法が基準寸法A以上であれば、ドア制御装置22は、その物体の連続検出時間の計測を開始し(ステップS6)、物体の高さ寸法が基準寸法B未満かどうかを確認する(ステップS7)。物体の高さ寸法が基準寸法B未満である場合、ドア制御装置22は、連続検出時間が基準時間X以上になったかどうかを確認する(ステップS8)。連続検出時間が基準時間X以上である場合、ドア制御装置22は、その物体が有効検出対象物であると判断し、第1及び第2かごドアパネル1,2の移動方向を反転させ(ステップS10)、物体非検出状態となるまで待機し(ステップS11)、再度、第1及び第2かごドアパネル1,2の開放移動又は閉鎖移動を開始し、同様の動作を繰り返す。
一方、連続検出時間が基準時間X未満である場合、ドア制御装置22は、その物体が有効検出対象物でないと判断し、第1及び第2かごドアパネル1,2の開放移動又は閉鎖移動を継続させ(ステップS5)、第1及び第2かごドアパネル1,2が全開状態又は全閉状態になるまでに、他の物体を検出するかどうかを確認する(ステップS2,S3)。そして、第1及び第2かごドアパネル1,2が全開状態又は全閉状態になるまでに物体を検出しなければ、そのままドア制御装置22による第1及び第2かごドアパネル1,2の開閉制御動作が終了となる。
また、物体の高さ寸法が基準寸法B以上である場合、ドア制御装置22は、連続検出時間が基準時間Y以上になったかどうかを確認する(ステップS9)。連続検出時間が基準時間Y以上である場合、ドア制御装置22は、その物体が有効検出対象物であると判断し、第1及び第2かごドアパネル1,2の移動方向を反転させ(ステップS10)、物体非検出状態となるまで待機し(ステップS11)、再度、第1及び第2かごドアパネル1,2の開放移動又は閉鎖移動を開始し、第1及び第2かごドアパネル1,2が全閉状態となるまで同様の動作を繰り返す。
一方、連続検出時間が基準時間Y未満である場合、ドア制御装置22は、その物体が有効検出対象物でないと判断し、第1及び第2かごドアパネル1,2の開放移動又は閉鎖移動を継続させ(ステップS5)、第1及び第2かごドアパネル1,2が全開状態又は全閉状態になるまでに、他の物体を検出するかどうかを確認する(ステップS2,S3)。そして、第1及び第2かごドアパネル1,2が全開状態又は全閉状態になるまでに物体を検出しなければ、そのままドア制御装置22による第1及び第2かごドアパネル1,2の開閉制御動作が終了となる。
上記のようなエレベータドアの開閉制御装置では、第1及び第2かごドアパネル1,2の開閉領域に沿う検出領域26aに進入した物体の高さ寸法(大きさ)に応じた物体検出情報が光電センサユニット26により生成され、その物体検出情報に含まれる物体の高さ寸法と、測定された連続検出時間とに基づいて、検出領域26aに進入した物体が第1及び第2かごドアパネル1,2の開閉移動を中断すべき有効検出対象物であるか否かが判断されるので、検出領域26aを瞬間的に通過する埃等の物体と有効検出対象物とが区別されることにより、エレベータの運行効率の低下を抑えつつ、従来のエレベータドアの引込み防止装置よりも小さな物体を有効検出対象物に加えることができる。
また、ドア制御装置22が、光電センサユニット26により検出された物体の高さ寸法に対応する基準時間を抽出して、抽出された基準時間を連続検出時間が超えるかどうかによって、検出領域26aに進入した物体が有効検出対象部か否かが判断されるので、ある程度大きい物が検出領域26aに進入した場合に、比較的早期に有効検出対象部であることを判断することができ、第1及び第2かごドアパネル1,2の開閉移動の反転・中断を適切に実行することができる。より具体的には、物体がある程度大きい場合に、基準時間Y経過後に第1及び第2かごドアパネル1,2の開閉移動を反転させることができ、物体がある程度小さい場合に第1及び第2かごドアパネル1,2の開閉移動を継続させることができ、物体がある程度小さい場合でも連続検出時間が基準時間Y以上となることにより第1及び第2かごドアパネル1,2の開閉移動を反転させることができる。
ここで、特許文献2に示すような従来のエレベータのドア装置では、エレベータドアが全閉状態となったときにかごと乗場との間に渡された紐状の物体が検出されるため、例えば、ペットを連れている利用者がかご及び乗場の一方から他方へ移動する際、ペット又は利用者が先行してかご及び乗場の一方から他方へ移動した直後に、エレベータドアが閉鎖してしまうと、利用者とペットとがドアパネルにより瞬間的に隔絶されてしまうという問題がある。これに対して、上記のようなエレベータドアの開閉制御装置では、ある程度径寸法が小さな紐状の物体をも光電センサユニット26の検出対象とすることができることにより、乗場とかご内との間に渡されたペットロープを検出可能となり、上記のような現象を回避することができる。
なお、実施の形態1では、センサマイコン25が光電センサユニット26の一部を構成していたが、この例に限る物ではなく、センサマイコン25の機能をドア制御装置22のハードウェアによって実現してもよい。
また、実施の形態1では、光電センサユニット26が第1及び第2かごドアパネル1,2とかご出入口枠の一対の縦枠との間の物体を検出するように配置されていたが、この例に限る物ではなく、光電センサユニット26が第1及び第2かごドアパネル1,2と第1及び第2乗場ドアパネル4,5との間の物体を検出するように配置されてもよい。さらに、光電センサユニット26が第1及び第2乗場ドアパネル4,5と乗場出入口枠の一対の縦枠との間の物体を検出するように配置されてもよい。
さらにまた、実施の形態1では、高さ寸法の基準として基準寸法A及び基準寸法Bの2つの基準寸法と、連続検出時間の基準として基準時間X及び基準時間Yとの2つの基準時間とがドア制御装置22に設定されていたが、基準時間及び基準時間は、2つに限る物ではなく、3つ以上の基準時間及び基準時間をドア開閉制御部に設定してもよい。これによって、より細かなエレベータドアの開閉制御を行うことができる。
実施の形態2.
次に、この発明の実施の形態2について説明する。図4は、実施の形態2によるエレベータドアの開閉制御装置の一部を示す平面図である。なお、図4は、各ドアパネル1,2,4,5の平面図を示す。実施の形態2では、実施の形態1における光電センサユニット26が第1光電センサユニット26として用いられる。この第1光電センサユニット26は、第1及び第2かごドアパネル1,2と第1及び第2乗場ドアパネル4,5との間の物体を検出するように配置されている。即ち、第1光電センサユニット26の第1検出領域26aは、第1及び第2かごドアパネル1,2と第1及び第2乗場ドアパネル4,5との間に設定された領域であり、第1及び第2かごドアパネル1,2の開閉領域に沿う領域となっている。
また、実施の形態2の乗場出入口枠には、第1及び第2乗場ドアパネル4,5と乗場出入口枠の一対の縦枠との間の物体を検出するように、第2光電センサユニット27が設けられている。第2光電センサユニット27の構成は、実施の形態1における光電センサユニット26と同様であり、投光器、受光器及びセンサマイコンを有している。第2光電センサユニット27には、第2光電センサユニット27の投光器からの検出光によって、第1及び第2かごドアパネル1,2の開閉領域に沿う第2検出領域27aが設定されている。第2検出領域27aは、第1検出領域26aに対して、エレベータ出入口の奥行き方向の乗場側に位置がずれた領域となっている。第2光電センサユニット27は、第2検出領域27aに進入した物体を検出するとともに、検出した物体の高さ寸法を測定する。
ドア制御装置22は、第1及び第2光電センサユニット26,27のセンサマイコンから物体検出情報(検出信号)を受ける。また、ドア制御装置22は、運転制御装置からの閉鎖指令に応じて第1及び第2かごドアパネル1,2の閉鎖移動を開始したときに、第1及び第2光電センサユニット26,27を介して物体を検出すると、その物体を検出した光電センサユニット26,27の個数を計数し、その個数に基づいて、第1及び第2検出領域26a,27aの少なくともいずれか一方に進入した物体が有効検出対象物であるか否かを判断する。そして、ドア制御装置22は、その物体が有効検出対象物であると判断すると、第1及び第2かごドアパネル1,2の閉鎖移動を中断させて、第1及び第2かごドアパネル1,2を反転移動させる。一方、ドア制御装置22は、その物体が有効検出対象物であると判断すると、第1及び第2かごドアパネル1,2の閉鎖移動を継続させる。
より具体的には、第1及び第2光電センサユニット26,27の両方が物体を検出した場合、ドア制御装置22は、その物体が有効検出対象物であると判断し、第1及び第2かごドアパネル1,2の閉鎖移動を中断させ、第1及び第2かごドアパネル1,2を反転移動させる。一方、第1及び第2光電センサユニット26,27のいずれか一方のみが物体を検出した場合、ドア制御装置22は、検出された物体の高さ寸法を確認し、その物体の高さ寸法が基準寸法B以上であれば、その物体が有効検出対象物であると判断し、第1及び第2かごドアパネル1,2の閉鎖移動を反転させる。また、第1及び第2光電センサユニット26,27のいずれか一方のみが物体を検出した際に、その物体の高さ寸法が基準寸法B未満である場合、ドア制御装置22は、その物体が有効検出対象物でないと判断し、第1及び第2かごドアパネル1,2の閉鎖移動を継続させる。他の構成は実施の形態1と同様である。
次に、動作について説明する。図5は、実施の形態2のドア制御装置22による第1及び第2かごドアパネル1,2の閉鎖制御動作を示すフローチャートである。まず、ドア制御装置22は、運転制御装置から閉鎖指令を受けると、第1及び第2かごドアパネル1,2の閉鎖移動を開始する(ステップS21)。そして、ドア制御装置22は、第1及び第2かごドアパネル1,2が全閉状態になるまで(第1及び第2かごドアパネル1,2の閉鎖移動中)に、物体を検出するかどうかを確認する(ステップS22,S23)。そして、第1及び第2かごドアパネル1,2が全閉状態になるまでに物体を検出しなければ、そのままドア制御装置22による第1及び第2かごドアパネル1,2の閉鎖制御動作が終了となる。
一方、第1及び第2かごドアパネル1,2を閉鎖移動させているときに物体を検出した場合、ドア制御装置22は、第1及び第2光電センサユニット26,27の両方が物体を検出しているかどうかを確認する(ステップS24)。このときに、第1及び第2光電センサユニット26,27のうちの一方のみが物体を検出している場合、ドア制御装置22は、その物体の高さ寸法が基準寸法B未満かどうかを確認する(ステップS25)。検出された物体の高さ寸法が基準寸法B未満である場合、ドア制御装置22は、その物体が有効検出対象物でないと判断し、第1及び第2かごドアパネル1,2の閉鎖移動を継続させて(ステップS26)、第1及び第2かごドアパネル1,2が全閉状態になるまで(第1及び第2かごドアパネル1,2の閉鎖移動中)に、他の物体を検出するかどうかを確認する(ステップS22,S23)。そして、第1及び第2かごドアパネル1,2が全閉状態になるまでに物体を検出しなければ、そのままドア制御装置22による第1及び第2かごドアパネル1,2の閉鎖制御動作が終了となる。
一方、第1及び第2光電センサユニット26,27の両方が物体を検出している場合(ステップS24のYES方向)、又は第1及び第2光電センサユニット26,27の一方のみが物体を検出しているときに物体の高さ寸法が基準寸法B以上である場合(ステップS25のNO方向)、ドア制御装置22は、検出した物体が有効検出対象物であると判断し、第1及び第2かごドアパネル1,2の移動方向を反転させ(ステップS27)、物体非検出状態となるまで待機し(ステップS28)、再度、第1及び第2かごドアパネル1,2の閉鎖移動を開始し、第1及び第2かごドアパネル1,2が全閉状態となるまで同様の動作を繰り返す。
上記のようなエレベータドアの開閉制御装置では、第1及び第2光電センサユニット26,27の両方が物体を検出している場合に、第1及び第2かごドアパネル1,2の閉鎖移動が中断されるので、検出された物体の高さ寸法(大きさ)に関わりなく第1及び第2かごドアパネル1,2の閉鎖移動を中断させることができ、エレベータ出入口に紐状の物体が渡された際に、その紐状の物体の検出精度を向上させることができる。
実施の形態3.
次に、この発明の実施の形態3について説明する。図6は、実施の形態3によるエレベータドアの開閉制御装置の一部を示す平面図である。実施の形態3のかごには、第1及び第2かごドアパネル1,2と第1及び第2乗場ドアパネル4,5との間の物体を検出するように、第3光電センサユニット28が設けられている。第3光電センサユニット28は、実施の形態1における光電センサユニット26と同様に、投光器、受光器及びセンサマイコンを有している。第3光電センサユニット28は、第3光電センサユニット28の投光器からの検出光によって、第1及び第2乗場ドアパネル4,5の開閉領域に沿う第3検出領域28aが設定されている。第3検出領域28aは、第1検出領域26aに対して、エレベータ出入口の奥行き方向のかご側に位置がずれた領域となっている。第3光電センサユニット28は、第3検出領域28aに進入した物体を検出するとともに、検出した物体の高さ寸法を測定する。
また、実施の形態3のドア制御装置22は、第1及び第2かごドアパネル1,2の閉鎖移動を開始するときに、第1〜第3光電センサユニット26〜28の少なくともいずれか1つを介して、エレベータ出入口を通過する物体を検出すると、第1〜第3光電センサユニット26〜28のうちの2つ以上がその物体を検出したかどうかを確認する。そして、ドア制御装置22は、そのうちの2つ以上が物体を検出している場合、その物体が有効検出対象物であると判断し、第1及び第2かごドアパネル1,2の閉鎖移動を中断させる。一方、ドア制御装置22は、そのうちの1つのみが物体を検出している場合、検出した物体の高さ寸法(大きさ)に基づいて、その物体が有効検出対象物であるか否かを判断する。他の構成及び動作は実施の形態2と同様である。
上記のようなエレベータドアの開閉制御装置では、3つの光電センサユニット26〜28の検出状況に基づいて、第1〜第3検出領域26a〜28aの少なくとも1つに進入した物体が有効検出対象物であるか否かが判断されるので、実施の形態2よりも紐状の物体の検出精度を向上させることができる。
なお、実施の形態3では、3つの光電センサユニット26〜28即ち3つのセンサ部を用いたが、この例に限るものではなく、4つ以上のセンサ部を用いてもよい。この場合、開閉制御部が検出信号を発生しているセンサ部の個数を計数した際に、センサ部の個数が全数のうちの過半数であれば、開閉制御部が、各センサ部により検出された物体が有効検出対象物であると判断し、また、センサ部の個数が全数のうちの半数以下であれば、開閉制御部が、検出された物体の大きさに基づいて各センサ部により検出された物体が有効検出対象物であるか否かを判断してもよい。
実施の形態4.
次に、この発明の実施の形態4について説明する。図7は、実施の形態4によるドア制御装置22の通過履歴の記憶動作を説明するための説明図である。図8は、実施の形態4によるドア制御装置22に記憶された通過履歴の一例を示すグラフである。実施の形態4では、ペットEがペットロープFにより乗客Gに繋がれている場合で、ペットE、ペットロープF、乗客Gの順でエレベータ出入口を通過する際のドア制御装置22による通過履歴の記憶動作について説明する。
実施の形態4のドア制御装置22は、第1及び第2かごドアパネル1,2が全開状態となってから全閉状態となるまでの間で、光電センサユニット26からの物体検出情報に基づいて、エレベータ出入口を通過する物体の高さ寸法の情報を、時系列的に通過履歴(時系列データ)として記憶する。また、ドア制御装置22は、かごの昇降(上昇又は下降)の開始時にこの通過履歴をリセットし、第1及び第2かごドアパネル1,2の開閉を行う度に通過履歴を記憶する。
ここで、ペットE、ペットロープF、乗客Gの順でエレベータ出入口を通過する際に、ドア制御装置22には、E’区間、F’区間、G’区間の順で通過履歴が記憶される。さらに、ドア制御装置22は、エレベータ出入口を通過する物体の移動速度がほぼ一定であると仮定することによって、その物体の長さ寸法(エレベータ出入口の奥行き方向の長さ寸法)を測定する。そして、ドア制御装置22は、測定した長さ寸法と高さ寸法に基づいて、エレベータ出入口を通過した物体の形状を特定する。これによって、ドア制御装置22は、図8におけるF’区間の高さ寸法と通過履歴から算出された物体の長さ寸法とに基づいて、エレベータ出入口を通過した物体の形状が紐状であると判断し、運転制御装置から閉鎖指令を受けた場合に第1及び第2かごドアパネル1,2の全開状態を維持させるか、又は第1及び第2かごドアパネル1,2の閉鎖移動を開始させた場合に第1及び第2かごドアパネル1,2を反転移動させる。他の構成及び動作は実施の形態1と同様である。
上記のようなエレベータドアの開閉制御装置では、ドア制御装置22によって、エレベータ出入口を通過する物体の高さ寸法の情報が時系列的に通過履歴として記憶され、その物体の高さ寸法と通過履歴から算出された物体の長さ寸法とに基づいて、その物体の形状が把握されるので、紐状の物体の検出精度を向上させることができる。
実施の形態5.
次に、この発明の実施の形態5について説明する。図9は、実施の形態5によるドア制御装置22に記憶された通過履歴の一例を示すグラフである。実施の形態5のドア制御装置22には、実施の形態1における基準寸法Aが、第1及び第2かごドアパネル1,2の閉鎖移動を継続させるための基準寸法である除外基準サイズとして予め設定されている。また、ドア制御装置22は、光電センサユニット26を介して高さ寸法が基準寸法B未満の高さ寸法の物体を検出した場合、第1及び第2かごドアパネル1,2が全開状態となってからその物体を検出する前の通過履歴を参照し、基準寸法B以上の高さ寸法の物体がエレベータ出入口を通過したかどうかを確認する。
そして、ドア制御装置22は、基準寸法A以上の高さ寸法の物体がエレベータ出入口を通過したことを確認すると、運転制御装置から閉鎖指令を受けた場合に第1及び第2かごドアパネル1,2の全開状態を維持させるか、又は第1及び第2かごドアパネル1,2の閉鎖移動を開始させた場合に第1及び第2かごドアパネル1,2を反転移動させる。一方、ドア制御装置22は、基準寸法A以上の高さ寸法の物体がエレベータ出入口を通過したことを確認できなければ、運転制御装置から閉鎖指令を受けた場合に第1及び第2かごドアパネル1,2の閉鎖移動を開始させるか、又は第1及び第2かごドアパネル1,2の閉鎖移動を開始させた場合に第1及び第2かごドアパネル1,2の閉鎖移動を継続させる。他の構成は、実施の形態4と同様である。
次に、動作について説明する。図10は、実施の形態5のドア制御装置22による第1及び第2かごドアパネル1,2の閉鎖制御動作を示すフローチャートである。まず、ドア制御装置22は、運転制御装置から閉鎖指令を受けると、第1及び第2かごドアパネル1,2の閉鎖移動を開始する(ステップS31)。そして、ドア制御装置22は、第1及び第2かごドアパネル1,2が全閉状態になるまで(第1及び第2かごドアパネル1,2の閉鎖移動中)に、物体を検出するかどうかを確認する(ステップS32,S33)。そして、第1及び第2かごドアパネル1,2が全閉状態になるまでに物体を検出しなければ、そのままドア制御装置22による第1及び第2かごドアパネル1,2の閉鎖制御動作が終了となる。
一方、第1及び第2かごドアパネル1,2を閉鎖移動させているときに物体を検出した場合、ドア制御装置22は、物体の高さ寸法が基準寸法A未満かどうかを確認する(ステップS34)。検出された物体の高さ寸法が基準寸法A未満である場合、ドア制御装置22は、その物体が通過する前の通過履歴を参照し(ステップS35)、その物体を検出する前に基準寸法A以上の物体を検出したかどうかを確認する(ステップS36)。このときに、基準寸法A以上の物体を検出していなければ、ドア制御装置22は、その物体が有効検出対象物でないと判断し、第1及び第2かごドアパネル1,2の閉鎖移動を継続させて(ステップS37)、第1及び第2かごドアパネル1,2が全閉状態になるまで(第1及び第2かごドアパネル1,2の閉鎖移動中)に、物体を検出するかどうかを確認する(ステップS32,S33)。そして、第1及び第2かごドアパネル1,2が全閉状態になるまでに物体を検出しなければ、そのままドア制御装置22による第1及び第2かごドアパネル1,2の閉鎖制御動作が終了となる。
また、第1及び第2かごドアパネル1,2を閉鎖移動させているときに基準寸法A以上の物体を検出した場合(ステップS34のNO方向)、又は基準寸法A未満の物体を検出する前に基準寸法A以上の物体を検出していた場合(ステップS36のYES方向)、ドア制御装置22は、その物体が有効検出対象物であると判断し、第1及び第2かごドアパネル1,2の移動方向を反転させ(ステップS38)、物体非検出状態となるまで待機し(ステップS39)、再度、第1及び第2かごドアパネル1,2の閉鎖移動を開始し、第1及び第2かごドアパネル1,2が全閉状態となるまで同様の動作を繰り返す。
上記のようなエレベータドアの開閉制御装置では、ドア制御装置22が、基準寸法A未満の高さ寸法の物体を検出した際に、その物体を検出する前の通過履歴を参照し、基準寸法A以上の高さ寸法の物体がエレベータ出入口を通過したかどうかによって、基準寸法A未満の高さ寸法の物体が有効検出対象物であるか否かを判断するので、通常、紐状の物体がある程度大きな物に繋がれて単独でエレベータ出入口を通過することがないことにより、実施の形態1よりも径寸法が小さな紐状の物体を検出することができ、紐状の物体に関する検出精度をより向上させることができる。
なお、実施の形態4,5では、光電センサユニット26により検出された物体の高さ寸法の情報を通過履歴として記憶していたが、この例に限るものではなく、実施の形態2における第2光電センサユニット27、又は実施の形態3における第3光電センサユニット28により検出された物体の高さ寸法の情報を通過履歴として記憶してもよい。これに加えて、第1〜第3光電センサユニット26〜28からの物体検出情報に基づく通過履歴を複合して記憶してもよい。
実施の形態6.
次に、この発明の実施の形態6について説明する。図11は、実施の形態6によるエレベータドアの開閉制御装置の一部を示す背面図である。実施の形態1〜5では、第1〜第3光電センサユニット26〜28をセンサ部として用いたが、実施の形態6では、かごに設けられかつ上下方向に間隔をおいて配置された複数のカメラ29をセンサ部として用いる。実施の形態6のドア制御装置22は、カメラ29からの取得画像を走査し、取得画像の中から物体を抽出する。これとともに、ドア制御装置22は、取得画像の中から抽出した物体の高さ寸法を測定する。他の構成は、実施の形態1と同様である。
上記のようなエレベータドアの開閉制御装置では、カメラ29をセンサ部として用いた場合であっても、実施の形態1のエレベータドアの開閉制御装置と同様の効果を得ることができる。
なお、実施の形態2又は実施の形態3のように、エレベータ出入口の奥行き方向に間隔をおいて複数組のカメラ29を配置して、ドア制御装置22が、各カメラ29の取得画像を走査して取得画像の中から物体を抽出し、抽出された物体の高さ寸法とその物体を撮影したカメラ29の台数とに基づいて、第1及び第2かごドアパネル1,2の閉鎖移動の継続・中断を判断することによって、実施の形態2又は実施の形態3のエレベータドアの開閉制御装置と同様の効果を得ることができる。
また、実施の形態1〜6では、両開き式のエレベータドアの開閉制御装置について説明したが、この発明は、片開き式のエレベータドアの開閉制御装置にも適用できる。
さらに、実施の形態1〜6では、エレベータ出入口の間口方向に沿って投光器が検出光を出射するか、又はカメラが撮影することによって、エレベータ出入口を通過する物体を検出したが、この例に限るものではなく、エレベータ出入口の高さ方向に沿って投光器が検出光を出射するか、又はカメラが撮影することによって、エレベータ出入口を通過する物体を検出してもよい。つまり、投光器をエレベータ出入口の上部及び下部の一方に設けて、受光器をエレベータ出入口の上部及び下部の他方に設けてもよい。又は、カメラをエレベータ出入口の上部及び下部の一方に設けてもよい。これらの場合、開閉制御部が、エレベータドア近傍の物体の幅寸法を測定して開閉制御部がその幅寸法に基づいて、有効検出対象物であるか否かを判断してもよい。
さらにまた、実施の形態1〜6では、エレベータドアの開閉移動を中断させる場合に、エレベータドアの移動方向を反転させていたが、この例に限る物ではなく、エレベータドアの開閉移動を中断させる場合に、エレベータドアの開閉移動を停止させてもよい。このような動作は、エレベータドアの開放移動に伴って物体がエレベータドアと出入口枠との間に引き込まれて、その物体がエレベータドアと出入口枠との間に引っ掛かったことによって、開放方向及び閉鎖方向へのエレベータドアの開閉移動が困難な場合等に有効である。
この発明の実施の形態1によるエレベータドアを示す背面図である。 図1の第1光電センサユニットによる物体の検出状況を説明するための説明図である。 図1のドア制御装置の第1及び第2かごドアパネルの開閉制御動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2によるエレベータドアの開閉制御装置の一部を示す平面図である。 この発明の実施の形態2のドア制御装置の第1及び第2かごドアパネルの閉鎖制御動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態3のエレベータドアの開閉制御装置の一部を示す平面図である。 この発明の実施の形態4によるドア制御装置の通過履歴の記憶動作を説明するための説明図である。 この発明の実施の形態4によるドア制御装置に記憶された通過履歴の一例を示すグラフである。 この発明の実施の形態5によるドア制御装置に記憶された通過履歴の一例を示すグラフである。 この発明の実施の形態5のドア制御装置による第1及び第2かごドアパネルの閉鎖制御動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態6によるエレベータドアの開閉制御装置の一部を示す背面図である。
符号の説明
1 第1かごドアパネル、2 第2かごドアパネル、4 第1乗場ドアパネル、5 第2乗場ドアパネル、22 ドア制御装置(ドア開閉制御部)、26 光電センサユニット,第1光電センサユニット(センサ部)、26a 第1検出領域、27 第2光電センサユニット(センサ部)、27a 第2検出領域、28 第3光電センサユニット(センサ部)、28a 第3検出領域、29 カメラ(センサ部)。

Claims (9)

  1. エレベータドアの開閉領域に沿う領域である検出領域が設定され、上記検出領域に進入した物体の大きさに応じた検出信号を生成する非接触式のセンサ部、及び
    上記センサ部に接続され、上記エレベータドアの開閉移動を制御するとともに、上記エレベータドアの移動中に上記センサ部から検出信号を受けると、その物体を連続して検出した時間である連続検出時間を測定し、測定された連続検出時間と上記センサ部からの検出信号に含まれる物体の大きさとに基づいて、その物体が上記エレベータドアの移動を中断すべき有効検出対象物であるか否かを判断し、有効検出対象物であると判断すれば上記エレベータドアの移動を中断させるドア開閉制御部
    を備えていることを特徴とするエレベータドアの開閉制御装置。
  2. 上記ドア開閉制御部には、複数の基準時間の情報が物体の大きさの情報に対応付けて予め登録されており、
    上記ドア開閉制御部は、検出された物体の大きさに対応する基準時間を抽出して、連続検出時間が基準時間を超えたときに、検出された物体が有効検出対象物であると判断することを特徴とする請求項1記載のエレベータドアの開閉制御装置。
  3. エレベータ出入口の奥行き方向に互いに位置をずらした領域であってエレベータドアの開閉領域に沿う領域である複数の検出領域がそれぞれ設定され、それぞれ対応する上記検出領域に物体が進入したことに応じて検出信号を生成する非接触式の複数のセンサ部、及び
    上記センサ部に接続され、上記エレベータドアの開閉移動を制御するとともに、上記エレベータドアの閉鎖移動中に、上記複数のセンサ部のうちの少なくとも1つから検出信号を受けると、検出信号を生成している上記センサ部の個数を計数し、その個数に基づいて、上記検出領域に進入した物体が上記エレベータドアの移動を中断すべき有効検出対象物であるか否かを判断し、有効検出対象物であると判断すれば上記エレベータドアの閉鎖移動を中断させるドア開閉制御部
    を備えていることを特徴とするエレベータドアの開閉制御装置。
  4. 上記ドア開閉制御部は、上記エレベータドアの閉鎖移動中に、上記複数のセンサ部のうちの少なくとも1つから検出信号を受けて、検出信号を生成している上記センサ部の個数を計数したときに、そのセンサ部の個数が全数のうちの過半数である場合に、上記検出領域に進入した物体が有効検出対象物であると判断することを特徴とする請求項3記載のエレベータドアの開閉制御装置。
  5. 上記センサ部は、対応する上記検出領域に進入した物体の大きさに応じた検出信号を生成し、
    上記ドア開閉制御部は、上記エレベータドアの閉鎖移動中に、上記複数のセンサ部のうちの少なくとも1つから検出信号を受けて、検出信号を生成している上記センサ部の個数を計数したときに、そのセンサ部の個数が全数のうちの半数以下である場合に、上記センサ部からの検出信号に含まれる物体の大きさに基づいて、上記検出領域に進入した物体が有効検出対象物であるか否かを判断することを特徴とする請求項3又は請求項4に記載のエレベータドアの開閉制御装置。
  6. 上記ドア開閉制御部は、上記エレベータドアが全開状態となってから全閉状態となるまでの間で、上記エレベータ出入口を通過する物体の大きさの情報を時系列的に通過履歴として記憶することを特徴とする請求項1、請求項2及び請求項5のいずれか1項に記載のエレベータドアの開閉制御装置。
  7. 上記ドア開閉制御部には、上記エレベータドアの閉鎖移動を継続させるための除外基準サイズが予め設定されており、
    上記ドア開閉制御部は、上記エレベータドアの閉鎖移動中に上記除外基準サイズよりも小さな物体を検出すると、その物体を検出する前の通過履歴を参照し、上記除外基準サイズ以上の大きさの物体が上記エレベータ出入口を通過していたことを確認すると、上記エレベータドアの閉鎖移動中に検出した上記除外基準サイズよりも小さな物体を有効検出対象物であると判断することを特徴とする請求項6記載のエレベータドアの開閉制御装置。
  8. 上記センサ部は、上記エレベータ出入口の一側部に配置され検出光を出射する投光器と、上記エレベータ出入口の他側部に配置され上記投光器からの検出光を受ける受光器とを有する光電センサユニットであることを特徴とする請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載のエレベータドアの開閉制御装置。
  9. 上記センサ部は、上記エレベータ出入口の側部に配置され上記エレベータ出入口を通過する物体を連続的に撮影するためのカメラであることを特徴とする請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載のエレベータドアの開閉制御装置。
JP2007260017A 2007-10-03 2007-10-03 エレベータドアの開閉制御装置 Active JP5178125B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007260017A JP5178125B2 (ja) 2007-10-03 2007-10-03 エレベータドアの開閉制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007260017A JP5178125B2 (ja) 2007-10-03 2007-10-03 エレベータドアの開閉制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009091046A true JP2009091046A (ja) 2009-04-30
JP5178125B2 JP5178125B2 (ja) 2013-04-10

Family

ID=40663414

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007260017A Active JP5178125B2 (ja) 2007-10-03 2007-10-03 エレベータドアの開閉制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5178125B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102009905A (zh) * 2009-09-03 2011-04-13 东芝电梯株式会社 电梯门的夹入检测装置
JP2013056739A (ja) * 2011-09-08 2013-03-28 Mitsubishi Electric Corp エレベーターの紐状物体検出装置、エレベーター装置及び映像確認装置
JP2015034093A (ja) * 2013-07-08 2015-02-19 三菱電機株式会社 紐状物体検知装置及びエレベーターシステム
KR101619275B1 (ko) 2016-04-06 2016-05-10 (주)서울승강기 엘리베이터의 문 안전장치
KR101682904B1 (ko) * 2016-06-08 2016-12-07 주식회사 한림기업 엘리베이터 승강장 앞 레이저 정지선 감지장치
CN106477438A (zh) * 2016-08-30 2017-03-08 住友富士电梯有限公司 基于电梯智能红外光幕的遮挡定位方法
CN109761017A (zh) * 2019-01-29 2019-05-17 无锡先导智能装备股份有限公司 一种入料口检测装置
CN114634081A (zh) * 2022-01-26 2022-06-17 浙江智菱科技有限公司 一种电梯门防夹异物装置及检测方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106337621B (zh) * 2016-09-21 2019-04-09 日立楼宇技术(广州)有限公司 一种基于光幕的控制方法和装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1087242A (ja) * 1996-09-18 1998-04-07 Mitsubishi Electric Corp 車椅子用エレベータ
WO2001096224A1 (fr) * 2000-06-12 2001-12-20 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Tableau de commande pour ascenseur
JP2006089190A (ja) * 2004-09-22 2006-04-06 Mitsubishi Electric Corp エレベータ扉の安全装置
JP2006188334A (ja) * 2005-01-06 2006-07-20 Mitsubishi Electric Corp エレベータードアの乗降客検出装置
WO2007066375A1 (ja) * 2005-12-05 2007-06-14 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha エレベータのドア安全装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1087242A (ja) * 1996-09-18 1998-04-07 Mitsubishi Electric Corp 車椅子用エレベータ
WO2001096224A1 (fr) * 2000-06-12 2001-12-20 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Tableau de commande pour ascenseur
JP2006089190A (ja) * 2004-09-22 2006-04-06 Mitsubishi Electric Corp エレベータ扉の安全装置
JP2006188334A (ja) * 2005-01-06 2006-07-20 Mitsubishi Electric Corp エレベータードアの乗降客検出装置
WO2007066375A1 (ja) * 2005-12-05 2007-06-14 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha エレベータのドア安全装置

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102009905A (zh) * 2009-09-03 2011-04-13 东芝电梯株式会社 电梯门的夹入检测装置
JP2013056739A (ja) * 2011-09-08 2013-03-28 Mitsubishi Electric Corp エレベーターの紐状物体検出装置、エレベーター装置及び映像確認装置
JP2015034093A (ja) * 2013-07-08 2015-02-19 三菱電機株式会社 紐状物体検知装置及びエレベーターシステム
KR101619275B1 (ko) 2016-04-06 2016-05-10 (주)서울승강기 엘리베이터의 문 안전장치
KR101682904B1 (ko) * 2016-06-08 2016-12-07 주식회사 한림기업 엘리베이터 승강장 앞 레이저 정지선 감지장치
CN106477438A (zh) * 2016-08-30 2017-03-08 住友富士电梯有限公司 基于电梯智能红外光幕的遮挡定位方法
CN109761017A (zh) * 2019-01-29 2019-05-17 无锡先导智能装备股份有限公司 一种入料口检测装置
CN109761017B (zh) * 2019-01-29 2024-05-03 无锡先导智能装备股份有限公司 一种入料口检测装置
CN114634081A (zh) * 2022-01-26 2022-06-17 浙江智菱科技有限公司 一种电梯门防夹异物装置及检测方法
CN114634081B (zh) * 2022-01-26 2023-08-04 浙江智菱科技有限公司 一种电梯门防夹异物装置及检测方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5178125B2 (ja) 2013-04-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5178125B2 (ja) エレベータドアの開閉制御装置
JP5133053B2 (ja) エレベータのドア装置
JP5317426B2 (ja) エレベータ装置
EP2266911B1 (en) Slide door device and elevator
JPWO2004002869A1 (ja) エレベータのドア制御装置
JP2011032761A (ja) 自動ドア装置
JP6699798B2 (ja) エレベーターの段差点検装置
EP3604192A1 (en) Elevator door control for deboarding passengers in multidoor elevators
JP4964300B2 (ja) スライドドア装置及びエレベータ
JP4869785B2 (ja) エレベータのドア制御装置
JP5683900B2 (ja) エレベータ装置
JP6638696B2 (ja) エレベータの制御システム
JP6801719B2 (ja) 自律移動体
JP6123890B2 (ja) エレベータードアの制御装置
JP2012153450A (ja) エレベータの安全装置
JP5577636B2 (ja) 出入口装置及びエレベータ装置
JP6708304B2 (ja) エレベーター装置
JP2005231813A (ja) 車椅子兼用エレベータの運転制御装置
JP6351406B2 (ja) エレベーターのドア制御装置
JP6429742B2 (ja) エレベーターのかご装置
JP7444217B1 (ja) エレベータ
JP2007119219A (ja) エレベータの地震時運転制御システム
JP7276532B1 (ja) エレベータ
WO2023063248A1 (ja) 自動ドア装置、自動ドア用センサ、自動ドアの制御方法、自動ドア用制御プログラム、自動ドア用センサ制御方法、及び自動ドア用センサ制御プログラム
JP6258620B2 (ja) 開閉体装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100705

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121004

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121016

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121108

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121211

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130108

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5178125

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250