JP2009085784A - 携帯端末、交通案内情報処理装置、交通案内システム、及び交通案内プログラム - Google Patents

携帯端末、交通案内情報処理装置、交通案内システム、及び交通案内プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】利用者の希望に合わせた詳細な交通案内情報を提供することができる携帯端末、交通案内情報処理装置、交通案内システム、及び交通案内プログラムを提供する。
【解決手段】本実施の形態の携帯端末10では、駅構内から目的地の駅までの交通案内を行う場合は、可視光通信部46により送受信機36等によりサーバ装置20と通信を行うことにより、案内図を作成し、利用者が移動中に現在位置から目的地までの交通案内を行い、鉄道の車内における利用者に対して交通案内を行うことができるので、利用者の希望に合わせた詳細な交通案内情報を提供することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯端末、交通案内情報処理装置、交通案内システム、及び交通案内プログラム、特に可視光通信手段により交通案内情報を送受信する携帯端末、交通案内情報処理装置、交通案内システム、及び交通案内プログラムに関する。
従来より、鉄道やバス等の交通機関を利用しようとする利用者に対して様々な交通案内情報を提供する技術が知られている。例えば、利用者が所持する携帯端末で駅構内に配設された無線の基地局や、GPS(Global Positioning System)衛星と通信することにより、現在位置、鉄道の運行状況、事故情報、車両の遅延、及び新聞や雑誌の情報等を得たり、利用料金の精算を行なう技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、駅構内の主要な分岐点に設置された、複数の駅構内案内情報を常に発信する情報発信装置から利用者の携帯端末に、各利用者に応じた列車発車情報が微弱電波または微弱赤外線のいずれかによって発信される技術が知られている(例えば、特許文献2参照)。
さらに、駅を発車する毎に、列車の各車両に乗車している各乗客が所持している乗車券、定期券等の非接触式カードから降車駅を判断し、各車両の乗客数や次の駅で降車する降車予定数等を次駅の表示板に表示する技術が知られている(例えば、特許文献3参照)。
特開2005−217519号公報 特開2004−359154号公報 特開2004−243791号公報
しかしながら、上記従来の技術では、利用者の希望に合わせた詳細な交通案内情報を提供することができない場合がある。
例えば、GPS通信では、利用者の正確な位置の検出や、ステーション構内や車両内等での現在位置の検出が困難な場合がある。また、特定の限られた場所に設置された情報発信装置を利用する場合では、利用者がそこに行かなくては情報を得ることができない。
利用者の希望する目的地までの最適な経路や、乗換えに関する情報、車両の混雑常用、及び鉄道の運行情報等のより詳細な交通案内情報の提供が困難な場合がある。
本発明は、利用者の希望に合わせた詳細な交通案内情報を提供することができる携帯端末、交通案内情報処理装置、交通案内システム、及び交通案内プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の携帯端末は、可視光通信手段と、前記可視光通信手段により、ステーションに設けられた可視光を発生する光源からステーション内における現在位置情報を取得する現在位置情報取得手段と、目的地を指示する目的地指示手段と、前記現在位置情報と、前記目的地と、に基づいて前記目的地までの案内情報を生成する案内情報生成手段と、前記案内情報を表示する表示手段と、を備えたことを特徴とする。
現在位置情報取得手段は、可視光通信手段により、ステーションに設けられた可視光を発生する光源からステーション内における現在位置情報を取得する。案内情報生成手段は、現在位置情報と、目的地指示手段により指示された目的地と、に基づいて目的地までの案内情報を生成する。表示手段は、案内情報を表示する。
現在位位置情報取得手段は、可視光通信手段によりステーション内における現在位置情報を取得することができるので、より正確な現在位置情報を取得することができ、当該現在位置と、目的地と、に基づいて案内情報生成手段が目的地までの案内情報を生成するため、利用者の希望に合わせた詳細な交通案内情報を提供することができる。
請求項2に記載の携帯端末は、請求項1に記載の携帯端末において、前記案内情報生成手段は、交通案内情報処理装置から前記可視光通信手段により受信した前記ステーションに関する情報を用いて案内情報を生成することを特徴とする。
交通案内情報処理装置には、ステーションに関する情報が格納されている。ステーションに関する情報とは、例えば、ステーションの構内図、路線図、時刻表、車両構成図、ステーション内を撮影した画像、及び利用状況等、が挙げられる。案内情報生成手段は、交通案内情報処理装置から可視光通信手段により受信したステーションに関する情報を用いて案内情報を生成する。
これにより、利用者の希望に合わせた詳細な交通案内情報を利用者が利用しやすい形式に生成することができるため、利用者はより利用しやすくなる。
請求項3に記載の携帯端末は、請求項1または請求項2に記載の携帯端末において、前記可視光通信手段は、現在位置を判別するための信号及び前記目的地を送信し、かつ、前記信号により判別した現在位置と前記目的地とに基づいて交通案内情報処理装置で生成された前記目的地までの案内情報を受信し、前記表示手段は、前記案内情報を表示することを特徴とする。
可視光通信手段は現在位置を判別するための信号及び目的地を交通案内情報処理装置に送信し、かつ、当該信号により判別した現在位置と前記目的地とに基づいて交通案内情報処理装置で生成された前記目的地までの案内情報を受信する。表示手段は、当該案内情報を表示する。
このように、可視光通信手段が現在位置を判別するための信号及び目的地を送信することにより、交通案内情報処理装置は、当該現在位置を判別するための信号に基づいて現在位置を判別し、判別した現在位置と目的地とに基づいて目的地までの案内情報を生成する。当該案内情報を可視光通信手段で受信し、表示手段にすることができるので、携帯端末で生成した案内情報及び交通案内情報処理装置で生成された案内情報を表示することができ、例えば、複雑な交通案内情報を利用者が希望する場合は、交通案内情報処理装置で生成されたものを受信して表示するようにすることできる。従って、より利用者の希望にあわせた詳細な交通案内情報を速やかに提供することができる。
請求項4に記載の携帯端末は、請求項1から請求項3の何れか1項に記載の携帯端末において、前記現在位置情報取得手段により取得した現在位置情報と前記目的地とが一致した場合に報知する報知手段を備えたことを特徴とする。
現在位置情報取得手段により取得した現在位置情報と目的地とが一致した場合に報知する報知手段をさらに備えることができる。
これにより利用者に目的地に到着したことを報知することができる。
請求項5に記載の携帯端末は、請求項1から請求項4の何れか1項に記載の携帯端末において、前記目的地は、ホーム、乗車位置、及び前記ステーションと異なるステーションの少なくとも1つであることを特徴とする。
目的地は、ホーム、乗車位置、及び前記ステーションと異なるステーションの少なくとも1つとすることができる。
請求項6に記載の携帯端末は、請求項1から請求項5の何れか1項に記載の携帯端末において、前記目的地指示手段は、チケット情報を読取るチケット情報読取手段を含み、前記チケット情報読取手段により読取ったチケット情報に基づいて目的地を指示することを特徴とする。
目的地指示手段は、チケット情報読取手段を含み、読取ったチケット情報に基づいて目的地を指示する。これにより、目的地の指示が容易に行えるようになる。
請求項7に記載の携帯端末は、請求項6に記載の携帯端末において、前記チケット情報読取手段は、チケットに表示された降車ステーション、路線名、車両番号、及び座席番号の少なくとも1つを読取り、前記目的地指示手段は、乗車位置を目的地として指示することを特徴とする。
切符チケット読取手段は、チケットに表示された降車ステーション、路線名、車両番号、及び座席番号の少なくとも1つを読取ることができる。目的地指示手段は、乗車位置を目的地として指示する。これにより、利用者が特に、乗車位置までの案内を希望する場合、詳細な交通案内情報を提供することができる。
請求項8に記載の携帯端末は、請求項1から請求項7の何れか1項に記載の携帯端末において、前記目的地までの経路の条件を設定する条件設定手段を備え、前記案内情報生成手段は、前記経路の条件に従って案内情報を生成することを特徴とする。
条件設定手段は、目的までの経路の条件を設定する。案内情報生成手段は当該経路の条件に従って案内情報を生成する。これにより、案内情報生成手段は、利用者の希望の条件に合わせた経路を生成することができる。
請求項9に記載の携帯端末は、請求項1から請求項8の何れか1項に記載の携帯端末において、前記現在位置情報取得手段は、車両に設けられた可視光を発生する光源から現在位置情報を取得することを特徴とする。
現在位置情報取得手段は、車両に設けられた可視光を発生する光源から現在位置を取得することができる。これにより車両内においても現在位置情報を取得することができるので、利用者が車両に乗車中であっても位置情報を取得することができ、従って、より正確な現在位置を取得することが出来る。
請求項10に記載の携帯端末は、請求項1から請求項9の何れか1項に記載の携帯端末において、前記可視光通信手段により、車両に設けられた可視光を発生する光源から前記車両の行き先に関する運行情報を取得する運行情報取得手段を備えたことを特徴とする。
運行情報取得手段は、可視光通信手段により、車両に設けられた可視光を発生する光源から車両の行き先に関する運行情報を取得することができる。これにより、利用者は運行情報を車両から取得することが出来るので、例えば、同一の路線であって終着ステーションが異なる車両や、終着駅が同一であって経路が異なる車両等の判別をすることができる。
請求項11に記載の携帯端末は、請求項1から請求項10の何れか1項に記載の携帯端末において、GPS受信手段と、前記GPS受信手段により受信した現在位置から前記ステーションまでの経路を表す経路情報を生成する経路生成手段と、を備えたことを特徴とする。
GPS手段と、経路生成手段をさらに備え、経路生成手段はGPS手段により受信した現在位置からステーションまでの経路を表す経路情報を生成する。これにより、例えば、駅構外においてはGPSにより現在位置を取得することができる。
請求項12に記載の携帯端末は、請求項11に記載の携帯端末において、前記GPS受信手段により受信した現在位置が前記ステーションから所定の範囲内である場合は、前記GPS受信手段を前記可視光通信手段に切替える通信切替手段を備えたことを特徴とする。
通信切替手段は、GPS受信手段により受信した現在位置がステーションから所定の範囲内である場合は、GPS受信手段を前記可視光通信手段に切替える。これにより、駅付近に近づいた場合は可視光通信手段により、利用者に対してより詳細な交通案内情報を提供することが出来る。
請求項13に記載の携帯端末は、請求項12に記載の携帯端末において、前記通信切替手段により前記可視光通信手段に切替えられた場合は、前記目的地を前記ステーションの改札口とし、前記現在位置情報取得手段は、前記ステーションの改札口に設けられた可視光を発生する光源から現在位置情報を取得することを特徴とする。
現在位置情報取得手段は、前記通信切替手段により可視光通信手段に切替えられた場合は、目的地であるステーションの改札口に設けられた可視光を発生する光源から現在位置情報を取得する。これにより、利用者にステーションの改札口までの詳細な交通案内情報を提供することが出来る。
請求項14に記載の携帯端末は、請求項1から請求項13に記載の携帯端末において、 前記ステーションは、鉄道のステーション及びバスのステーションの少なくとも一方であることを特徴とする。
ステーションは、鉄道のステーション及びバスのステーションの少なくとも一方とすることができる。
請求項15に記載の交通案内情報処理装置は、可視光通信手段と、前記可視光通信手段により、ステーションに設けられた可視光を発生する光源から携帯端末に現在位置情報を提供する現在位置情報提供手段と、前記携帯端末において、前記現在位置情報と、目的地と、に基づいて前記目的地までの案内情報を生成するために用いる前記ステーションに関する情報を前記可視光通信手段により提供するステーション情報提供手段と、を備えたことを特徴とする。
現在位置情報提供手段は、可視光通信手段により、ステーションに設けられた可視光を発生する光源から携帯端末に現在位置情報を提供する。ステーション情報提供手段は、携帯端末において、現在位置情報と、目的地と、に基づいて目的地までの案内情報を生成するために用いるステーションに関する情報を可視光通信手段により提供する。
これにより、携帯端末では、現在位置情報を取得することが出来、さらに、現在位置と目的地とに基づいて目的地までの案内情報を生成するために用いるステーションに関する情報を取得することができる。したがって、携帯端末を利用する利用者の希望に合わせた詳細な交通案内情報を提供することが出来る。
請求項16に記載の交通案内情報処理装置は、請求項15に記載の交通案内情報処理装置において、前記可視光通信手段により携帯端末から送信された現在位置を判別するための信号と、目的地と、を受信する受信手段と、前記信号に基づいて前記携帯端末の現在位置を判別する現在位置判別手段と、前記目的地と、前記現在位置と、に基づいて前記目的地までの案内情報を生成し、前記可視光通信手段により前記携帯端末に提供する交通案内情報提供手段と、を備えたことを特徴とする。
受信手段は、可視光通信手段により携帯端末から送信された現在位置を判別するための信号と、目的地と、を受信する。現在位置判別手段は、当該信号に基づいて携帯端末の現在位置を判別する。交通案内情報提供手段は、目的地と、現在位置と、に基づいて目的地までの案内情報を生成し、可視光通信手段により携帯端末に提供する。
これにより、携帯端末では、携帯端末で生成した案内情報及び交通案内情報処理装置で生成された案内情報を表示することができるので、より利用者の希望にあわせた詳細な交通案内情報を速やかに提供することができる。
請求項17に記載の交通案内システムは、前記請求項1から請求項14の何れか1項に記載の携帯端末と、前記請求項15または請求項16に記載の交通案内情報処理装置と、を備えたことを特徴とする。
請求項18に記載の交通案内プログラムは、現在位置情報取得手段が可視光通信手段により、ステーションに設けられた可視光を発生する光源からステーション内における現在位置情報を取得する現在位置情報取得ステップと、目的地指示手段により、目的地を指示する目的地指示ステップと、案内情報生成手段により、前記現在位置情報と、前記目的地とに基づいて前記目的地までの案内情報を生成する案内情報生成ステップと、表示手段により前記案内情報を表示する案内情報表示ステップと、を有する処理を携帯端末で実行させることを特徴とする。
請求項19に記載の交通案内プログラムは、請求項18に記載の交通案内プログラムにおいて、前記案内情報生成ステップは、交通案内情報処理装置から前記可視光通信手段により受信した前記ステーションに関する情報を処理して案内情報を生成するステップであることを特徴とする。
請求項20に記載の交通案内プログラムは、請求項18または請求項19に記載の交通案内プログラムにおいて、可視光通信手段により、現在位置を判別するための信号及び前記目的地を送信する送信ステップと、前記信号により判別した現在位置と前記目的地とに基づいて交通案内情報処理装置で生成された前記目的地までの案内情報を受信する案内情報受信ステップと、前記表示手段により、前記案内情報を表示する案内情報表示ステップと、を有することを特徴とする。
請求項21に記載の携帯端末は、可視光通信手段と、前記可視光通信手段により、可視光を発生する光源から現在位置情報を取得する現在位置情報取得手段と、目的地を指示する目的地指示手段と、前記現在位置と前記目的地との間にあるステーションから前記ステーション及び前記目的地に向かう車両の少なくとも一方の乗客数情報を受信し、前記乗客数情報に基づいて混雑情報を生成する混雑情報生成手段と、前記混雑情報を表示する表示手段と、を備えたことを特徴とする。
現在位置情報取得手段は、可視光通信手段により、可視光を発生する光源から現在位置情報を取得する。混雑情報生成手段は、現在位置と目的地指示手段により指示された目的地との間にあるステーションからステーション及び目的地に向かう車両の少なくとも一方の乗客数情報を受信し、乗客数情報に基づいて混雑情報を生成する。表示手段は、混雑情報を表示する。
現在位位置情報取得手段は、可視光通信手段によりステーション内における現在位置情報を取得することができるので、より正確な現在位置情報を取得することができ、当該現在位置と、目的地との間にあるステーションから受信したステーション及び目的地に向かう車両の少なくとも一方の乗客数情報に基づいて混雑情報を生成するため、利用者が混雑情報の提供を希望する場合に詳細な情報を提供することができる。
請求項22に記載の携帯端末は、請求項21に記載の携帯端末において、前記乗客数情報は前記ステーションのホーム及び前記目的地に向かう車両の内部の少なくとも一方を撮影して得られた画像に基づく情報であることを特徴とする。
乗客数情報は、ステーションのホーム及び目的地に向かう車両の内部の少なくとも一方を撮影して得られた画像に基づく情報とすることが出来る。
請求項23に記載の携帯端末は、請求項21または請求項22に記載の携帯端末において、前記現在位置情報取得手段は、車両に設けられた可視光を発生する光源から現在位置情報を取得することを特徴とする。
現在位置情報取得手段は、車両に設けられた可視光を発生する光源から現在位置を取得することができる。これにより、車両内において現在位置情報を取得し、混雑情報を生成することができるので、利用者が車両に乗車中に例えば、後発の車両の混雑情報を取得することができる。従って、利用者は混雑情報に基づいて後発の車両に乗換えるか否かを判断することができる。
請求項24に記載の携帯端末は、請求項21から請求項23の何れか1項に記載の携帯端末において、前記混雑情報生成手段は、前記ステーションを始発駅とする車両に関する混雑情報を生成することを特徴とする。
ステーションを始発駅とする車両の方が、当該ステーションを通過駅とする車両よりもより混雑情報を正確に得ることができるため、混雑情報生成手段は、ステーションを始発駅とする車両に関する混雑情報を生成することが好ましい。
請求項25に記載の携帯端末は、請求項21から請求項24に記載の携帯端末において、前記現在位置情報取得手段により取得された現在位置情報に基づいて前記目的地に到着する到着時刻と、前記混雑情報を生成した車両に乗換えて前記目的地に到着する場合の乗換到着時刻と、の時間差を算出する到着時間差算出手段を備え、前記表示手段は、前記時間差を表示することを特徴とする。
到着時間差算出手段は、現在位置情報取得手段により取得された現在位置情報に基づいて目的地に到着する到着時刻と、混雑情報を生成した車両に乗換えて目的地に到着する場合の乗換到着時刻と、の時間差を算出する。表示手段は、当該時間差を算出する。
これにより、利用者は、混雑情報を生成した車両に乗換えるか否かを時間差に基づいて判断することが出来る。
請求項26に記載の携帯端末は、請求項21から請求項25の何れか1項に記載の携帯端末において、前記目的地指示手段は、チケット情報を読取るチケット情報読取手段を含み、前記チケット情報読取手段により読取ったチケット情報に基づいて目的地を指示することを特徴とする。
目的地指示手段は、チケット情報読取手段を含み、読取ったチケット情報に基づいて目的地を指示する。これにより、目的地の指示が容易に行えるようになる。
請求項27に記載の携帯端末は、請求項26に記載の携帯端末において、前記チケット情報読取手段は、チケットに表示された降車ステーション、路線名、車両番号、及び座席番号の少なくとも1つを読取ることを特徴とする。
チケット情報読取手段は、チケットに表示された降車ステーション、路線名、車両番号、及び座席番号の少なくとも1つを読取ることができる。
請求項28に記載の交通案内情報処理装置は、可視光通信手段と、前記可視光通信手段により、可視光を発生する光源から携帯端末に現在位置情報を提供する現在位置情報提供手段と、前記携帯端末において、混雑情報を生成するために用いる、前記現在位置情報と、目的地との間にあるステーションから前記ステーション及び前記目的地に向かう車両の少なくとも一方の乗客数情報を前記可視光通信手段により提供する乗客数情報提供手段と、を備えたことを特徴とする。
現在位置情報提供手段は、可視光通信手段により、可視光を発生する光源から携帯端末に現在位置情報を提供する。乗客数情報提供手段は、携帯端末において、混雑情報を生成するために用いる、現在位置情報と目的地との間にあるステーションからステーション及び前記目的地に向かう車両の少なくとも一方の乗客数情報を可視光通信手段により提供する。
これにより、携帯端末では、現在位置と目的地との間にあるステーションからステーション及び前記目的地に向かう車両の少なくとも一方の乗客数情報を取得することが出来、当該乗客数情報に基づいて混雑情報を生成することができる。したがって、携帯端末を利用する利用者が混雑情報の提供を希望する場合に詳細な情報を提供することができる。
請求項29に記載の交通案内システムは、前記請求項21から請求項27の何れか1項に記載の携帯端末と、前記請求項28に記載の交通案内情報処理装置と、を備えたことを特徴とする。
請求項30に記載の交通案内プログラムは、現在位置情報取得手段が可視光通信手段により、可視光を発生する光源から現在位置情報を取得する現在位置情報取得ステップと、目的地指示手段により、目的地を指示する目的地指示ステップと、混雑情報生成手段により、前記現在位置と前記目的地との間にあるステーションから前記ステーション及び前記目的地に向かう車両の少なくとも一方の乗客数情報を受信し、前記乗客数情報に基づいて混雑情報を生成する混雑情報生成ステップと、表示手段により前記混雑情報を表示する混雑情報表示ステップと、を有する処理を携帯端末で実行させることを特徴とする。
以上説明したように、請求項1〜請求項30に記載の本発明によれば、利用者の希望に合わせた詳細な交通案内情報を提供することができる、という効果が得られる。
[第1の実施の形態]
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
本実施の形態に係る交通案内システム1の概略構成の一例を図1に示す。なお、本実施の形態の交通案内システム1は、鉄道を利用する利用者が目的地までの案内を希望する場合に目的地までの希望に合わせて詳細な交通案内情報を提供するものであるがこれに限らず、バス等を利用する利用者に対しても適応できる。
本実施の形態の交通案内システム1は、携帯端末10、サーバ装置20、構内/バスターミナル撮影カメラ27、送受信機36、及び車両(車両内部に設置された送受信機)38を備えて構成されている。
サーバ装置20は、演算処理部21、データベース22A〜G、インターネット接続部24、画像補間機構部26、及び構内/バスターミナルネットワーク制御部28を含んで構成されている。演算処理部21は、具体的には、CPU(図示省略)、ROM(図示省略)、RAM(図示省略)、HDD(図示省略)等を用いて構成されている。この場合、後述する処理フローのプログラムを予めROMに記憶しておき、CPUにより、当該プログラムが読み込まれて実行されることにより各種演算処理が実行される。なお、当該プログラムは、CD−ROM(図示省略)や、DVD−ROM(図示省略)等の記録媒体に記録しておき、HDD等にインストールし、CPUにより、当該プログラムが読み込まれて実行されるようにしてもよい。なお、本実施の形態では、演算処理部21は、携帯端末10から可視光通信により送られてきた可視光通信用信号からデータ信号を復調し、かつ、送信するデータ信号を送受信機36のLED(詳細後述)用の点灯制御信号に重畳させ可視光通信用信号を生成する。
路線データベース22Aには、鉄道路線に関するデータが格納されている。なお、本実施の形態では、サーバ装置20が設置されている駅を含む路線だけではなく、地下鉄等も含む全鉄道の路線に関するデータが格納されているものとしているが、これに限らない。例えば、バス等、他の交通機関の路線に関するデータも格納するようにしても良い。
時刻表データベース22Bには、時刻表に関するデータが格納されている。なお、本実施の形態では、サーバ装置20が設置されている駅を発着する鉄道に関する時刻表が格納されているものとしているが、これに限らない。例えば、路線データベース22Aに格納されている全路線の時刻表に関するデータを格納するようにしてもよい。
構内図データベース22Cには、サーバ装置20が設置されている駅の構内図に関するデータ、例えば地図等が格納されている。
車両構成図データベース22Dには、車両の構成図に関するデータが格納されている。なお、本実施の形態では、サーバ装置20が設置されている駅を発着する鉄道車両の構成図が格納されているものとしているが、これに限らない。例えば、路線データベース22Aに格納されている全路線の鉄道車両に関するデータを格納するようにしてもよい。
画像データベース22Eには、n個の構内/バスターミナル撮影カメラ27の個々で撮影された画像データが画像補間機構部26を介して格納されている。
乗車状況データベース22Fには、車両に乗車している乗客の状況に関するデータが格納されている。なお、本実施の形態では、画像データベース22Eに格納されている画像を演算処理部21で演算加工して得られた乗客数に関する情報(詳細後述)が格納されているが、これに限らない。例えば、ホームにいる乗客数に関するデータを格納するようにしてもよい。
位置情報データベース22Gは、m個の送受信機36の個々の位置を表す情報データが格納されている。なお、本実施の形態では、携帯端末10から信号が送信機36を介して送られてきた場合、送受信機36から送られてきた信号に含まれる各送受信機固有のデータを当該情報データと比較参照することにより、データが送られてきた送受信機36の位置を特定し、特定した位置を携帯端末10(利用者)の現在位置としている。
インターネット接続部24は、外部のインターネット回線と接続するためのものである。なお、本実施の形態では、公衆回線32、プロバイダ31、及びインターネット回線30を介して携帯端末10と接続可能に構成されている。構内/バスターミナルネットワーク制御部28は、サーバ装置20と、送受信機36及び構内−車両間通信制御部37との、回線34による接続を制御する。
なお本実施の形態では、各駅毎にサーバ装置20を設けているがこれに限らず、複数の駅に対して1つのサーバ装置20を設けるようにしても良い。
構内/バスターミナル撮影カメラ27は本実施の形態では、駅構内に駅のホームを撮影可能に設置された撮影カメラであり、ホームを発着する車両に乗降する乗客を撮影するものである。具体的な一例としては、車掌用のカメラが挙げられる。なお、これに限らず、鉄道の車両内部を撮影する撮影カメラ等であってもかまわない。
次に、本実施の形態の携帯端末10について図2を参照して説明する。図2は、本実施の形態の携帯端末10の概略構成の一例の構成図である。携帯端末10は、利用者が希望に合わせた詳細な交通案内情報を得るために、利用するものであり、具体的な一例としては、携帯電話等のモバイル端末が挙げられる。
本実施の形態の携帯端末10は、CPU40、ROM41、RAM42、HDD43、撮像装置44、指示部45、可視光通信部46、GPS通信部47、通信切替部48、公衆回線接続部49、表示部50、及び報知部51を備えて構成されている。CPU40は携帯端末10全体の制御を行なうものであり、後述する各種処理の処理プログラムが実行される。RAM42は、CPU40による各種処理プログラムの実行時におけるワークエリア等として用いられる。ROM41は、各種処理プログラムやパラメータ等が記憶されている。なお、後述する各種処理プログラムは、公衆回線接続部49によりインターネット等に接続し、ダウンロードしたプログラムをHDD43に記憶し、記憶したプログラムをCPU40で読出して実行するようにしても良い。HDD43は利用者の目的地、取得した各種データ、及び生成した案内図等を記憶するためのものである。なお、本実施の形態では、少なくとも、目的地、サーバ装置20から取得した各種データ、及び案内図等は利用者が目的地に到着し、本処理を終了するまではHDD43に記憶しておくものとする。記憶しておくことにより、データの再加工等が速やかに行えるようになるため、好ましい。
撮像装置44は、切符情報を読取るためのものであり、本実施の形態では、一例として、携帯電話に備えられたカメラとしている。指示部45は、利用者が交通案内情報に関する指示等を行なうためのものである。可視光通信部46は可視光通信を行なうためのものである(詳細後述)。GPS通信部47は、GPS衛星39からの信号を受信して、携帯端末10(利用者)の現在位置を知るためのものである。通信機切替部48は、可視光通信部46とGPS通信部47とを切替るものである(詳細後述)。公衆回線接続部49は、公衆回線32等を介してサーバ装置20と接続可能にするためのものである。
表示部50は、交通案内情報等を表示するためのものであり、具体的な一例としては液晶ディスプレイ等が挙げられる。報知部51は、情報を報知するためのものであり、本実施の形態では、目的地に到着したことを利用者に対して報知している。具体的な一例としては、スピーカや、液晶ディスプレイ(表示部50と兼用可)等が挙げられる。また、形態のバイブ機能であっても良い。
なお、CPU40、ROM41、RAM42、HDD43、撮像装置44、指示部45、可視光通信部46、GPS通信部47、通信切替部48、公衆回線接続部49、表示部50、及び報知部51は、コントロールバスやデータバス等のバス52を介して、互いに情報の授受が可能に接続されている。
さらに、図3を参照して本実施の形態の携帯端末10について詳細に説明する。図3は、本実施の形態の携帯端末10の概略構成の一例を示す機能ブロック図である。本実施の形態の携帯端末10は、制御部55、現在位置情報取得部56、目的地指示部57、案内情報生成部58、表示部50、報知部51、切符情報読取部44、条件設定部59、運行情報取得部60、可視光通信部46、GPS通信部47、通信切替部48、及び経路生成部61を備えて構成されている。
制御部55はCPU40に対応しており携帯端末10全体の制御、上記各手段の制御を行なうものである。
可視光通信手段46は、可視光通信制御部64、データ抽出部65、可視光通信用信号生成部66、受光部67、発光制御部68、及びLED(Light Emitting Device)69を含んで構成されている。可視光通信制御部64は可視光通信に関する制御を行なうものであり、当該制御により、可視光通信用信号生成部66は、送信しようとするデータ信号をLED69の点灯制御信号に重畳させ可視光通信用信号を生成する。発光制御部68は生成された可視光通信用信号に基づいてLED69の点灯制御を行なう。LED69が点灯し可視光が出力されることにより可視光通信による送信が可能になる。また、受光部67は、可視光通信用信号を受光(受信)する。なお、本実施の形態では、受光部67として撮像装置44を用いているが、これに限らない。データ抽出部65は、受光部67で受光(受信)した可視光通信用信号からデータ信号を復調することによりデータを抽出する。
現在位置情報取得部56は、送受信機36や車両38に設置された可視光通信部に含まれるLED(詳細後述)から可視光通信により駅構内における現在位置を取得する。目的地指示部57は、利用者が目的地を指示入力するものである。本実施の形態では、目的地とは具体的には、ホーム、鉄道の乗車位置(乗車口)、及び降車駅等であるがこれに限らず、例えば、車両の座席(指定席)等であっても良い。案内情報生成部58は、現在位置から目的地までの案内情報を生成するためのものである。本実施の形態では、案内情報としては、一例として、現在位置から目的地までの経路を示す地図情報等が挙げられるがこれに限らない(詳細後述)。
切符情報読取部44は、撮像装置44に対応しているがこれに限らず、例えば、切符に記載されているバーコードを読取るためのバーコードリーダー等であっても良い。なお、本実施の形態では、切符情報読取部44は、鉄道の切符に記載された情報を読取っているが、これに限らず各種チケット類の情報を読取っても良い。また、切符情報としては、具体的には、降車駅、鉄道名、車両番号、及び座席番号等であるがこれに限らない。
条件設定部59は、現在位置から目的地までの経路(案内情報)を生成する際の条件を設定するためのものであり、具体的な一例としては、バリアフリー経路を優先選択する条件等を設定することができるものである。
運行情報取得部60は、本実施の形態では、列車の運行情報を取得するためのものであり、運行情報とは、例えば、列車の経由駅や到着駅等が挙げられるがこれに限らない。また、本実施の形態では、列車の運行情報を取得しているが、バス等の他の交通機関の運行情報を取得するようにしても良い。
経路生成部61は、GPS通信部47で受信した現在位置から駅までの経路を生成するものであり、本実施の形態では、地図ソフトを使用して生成するが、これに限らない。
次に、送受信機36について図4を参照して詳細に説明する。図4は本実施の形態の送受信機36の概略構成の一例を示す機能ブロック図である。なお、本実施の形態の送受信機36は可視光通信を行なうために、駅構内の照明や、案内板等に設置されている。送受信機36は、可視光通信部70と、送受信部75と、を備えて構成されている。可視光通信部70は、可視光通信制御部71、受光部72、発光制御部73、及びLED74を含んで構成されている。可視光通信制御部71は可視光通信に関する制御を行なうものであり、当該制御により、発光制御部73はサーバ装置20から送られてきた可視光通信用信号に基づいてLEDランプ74の点灯制御を行なう。LED74が点灯し可視光が出力されることにより可視光通信による送信が可能になる。また、受光部72は、可視光通信用信号(各種要求を表す信号)を受光(受信)する。本実施の形態では、可視光通信制御部71は受信した可視光通信用信号を送受信部75を介してサーバ装置20に送信する。なお、これに限らず、送受信機36で可視光通信用信号からデータ信号を復調し、復調したデータ信号をサーバ装置20に送信するようにしても良い。
なお、送受信機36は、駅構内の足元(床部)または天井に設置されていることが好ましい。この場合、例えば、携帯電話の外側や内側に設置されているカメラで受信しやすくなるため、利用者による可視光通信が行ないやすくなる。
次に、車両38について図5を参照して詳細に説明する。図5は本実施の形態の車両38の概略構成の一例を示す機能ブロック図である。本実施の形態の車両38は、可視光通信部80、送受信部88、及びデータベース87を備えて構成されている。可視光通信部80は、可視光通信制御部81、受光部82、発光制御部83、LED84、データ抽出部85、及び可視光通信用信号生成部89を含んで構成されている。
可視光通信制御部81の制御により、可視光通信用信号生成部86は、送信しようとするデータ信号をLED84の点灯制御信号に重畳させ可視光通信用信号を生成する。発光制御部83は生成された可視光通信用信号に基づいてLED84の点灯制御を行なう。LED84が点灯し可視光が出力されることにより可視光通信による送信が可能になる。また、受光部82は、可視光通信用信号を受光(受信)する。データ抽出部85は、受光部82で受光(受信)した可視光通信用信号からデータ信号を復調することによりデータを抽出する。なお、本実施の形態の可視光通信部80は可視光通信を行なうために、車両内部の照明や案内表示板等、車両に設けられた照明部に設置されている。送受信部88は、可視光通信用信号や各種データ信号等の送受信をサーバ装置20と行なうためのものである。
データベース87には、車両38の運行状況等を表すデータが格納されている。
なお、本実施の形態では、送受信機36及び構内/ステップターミナルネットワーク制御部28が交通案内情報処理装置の可視光通信手段に対応し、演算処理部21及び位置情報データベース22Gが現在位置情報提供手段に対応し、演算処理部21及びデータベース22がステーション情報提供手段に対応し、演算処理部21が受信手段、現在位置判別手段、及び交通案内情報提供手段に対応している。
次に、本実施の形態の携帯端末10で実行される交通案内処理について図6〜図14を参照して詳細に説明する。
まず、図6を参照して駅構外から駅までの交通案内処理について詳細に説明する。図6は、本実施の形態の携帯端末10で実行される駅構外から駅までの交通案内処理の一例を示すフローチャートである。図6に示す処理は携帯端末10に電源が投入されると、CPU40により実行される。
まずステップ100では、交通案内モードが選択されたか否かを判断する。選択がされるまでは否定されて、待機状態になる。一方、利用者が交通案内モードを選択した場合は肯定されて、ステップ102へ進む。さらに、本処理では利用者が駅構外から駅までの交通案内を希望するので、ステップ102では、構外案内モードを設定する。
次のステップ104では、GPSにより現在位置を取得するか否か判断する。指示部45により利用者がGPSを使用しない旨の指示があった場合は否定されて、ステップ106へ進み、ステップ106では、利用者が指示部45により指示入力した現在位置を読取って、ステップ112へ進む。一方、GPSにより現在位置を取得する場合は肯定されて、ステップ108へ進む。ステップ108では、GPS衛星からの信号をGPS通信部47で受信可能か否か判断する。受信できない場合は否定されて、ステップ104に戻る。一方、受信可能な場合は肯定されて、ステップ110へ進む。ステップ110では、GPS信号を受信して、現在位置(緯度及び経度)情報を取得する。
次のステップ112では、公衆回線接続部49により、インターネットに接続し、次のステップ114では、経路生成部61で現在位置から最寄りの駅までの経路を生成する。
次のステップ116では、生成した経路の所要時間、即ち現在位置から駅まで利用者が移動するのにかかる時間を算出し、次のステップ118では表示部50に経路及び所要時間を表示する。
次のステップ120では、駅を切換えるか否か判断する。利用者が表示された最寄り駅以外の駅、例えば、他の交通機関の駅等を希望する場合は指示部45により指示入力をうけて肯定されて、ステップ122へ進む。ステップ122では、次候補の駅を表示部50に表示する。当該表示により利用者は指示部45により希望する駅を指示入力する。次のステップ124では、当該指示入力を読取った後、ステップ114に戻る。なお、本実施の形態では、表示された次候補の駅の中から利用者が選択指示入力するようにしているが、これに限らず、利用者が駅名を指示入力し、当該駅に対して経路を生成するようにしても良い。一方、ステップ120で否定された場合は、ステップ126へ進む。
ステップ126では、交通案内処理を終了するか否か判断する。本処理を終了する指示を指示部45から受けた場合は肯定されて本処理を終了する。一方、否定されるとステップ128へ進む。
ステップ128では、目的地である駅を検出したか否か判断する。未だ駅を検出していない場合は否定されて、待機状態になる。一方、駅を検出した場合は肯定されて、ステップ130へ進む。なお本実施の形態では、駅の検出は、利用者の現在位置が駅から予め定めた所定の範囲内になった場合に駅を検出したものとしているが、これに限らない。
ステップ130では、改札口検出モードに切替える。改札口検出モードとは可視光通信部46により駅の改札口を検出するモードである。本実施の形態では、通信切替部48が通信部をGPS通信部47から可視光通信部46に切替える。
次のステップ132では、改札口を検出したか否か判断する。検出されるまでは否定されて待機状態になる。検出した場合は肯定されて、ステップ134へ進む。本実施の形態では、改札口の検出は、改札口付近に設けられた照明や案内表示板と可視光通信を行ない、現在位置を取得し、取得した現在位置により改札口を検出している。そして、次のステップ134では改札口に到着したことを報知部51により利用者に報知し、次のステップ136では、交通案内処理を終了するか否か判断する。肯定されると本処理を終了する。一方、否定された場合は、図7に示すステップ208の処理(駅構内の交通案内処理、詳細後述)に進む。
このように駅構外の交通案内を行なう場合は、駅付近まではGPS通信を使用して経路生成部61で生成した経路により現在位置から駅までの交通案内を行ない、駅付近に近づくと通信切替部48により通信部を可視光通信部46に切替える。可視光通信部46により改札口付近に設けられた照明等と可視光通信を行なうことにより改札口を検出し、報知部51により利用者に報知する。これにより、駅構外から駅までの交通案内を希望する利用者に対し、詳細な交通案内情報を提供することが出来る。
次に、図7〜図14を参照して駅構内から他の駅(利用者の目的地の駅)までの携帯端末10における交通案内処理について詳細に説明する。図7は、本実施の形態の携帯端末10で実行される駅構内から目的地の駅までの交通案内処理の一例を示すフローチャートである。図7に示す処理は携帯端末10に電源が投入されると、CPU40により実行される。
まずステップ200では、交通案内モードが選択されたか否かを判断する。選択がされるまでは否定されて、待機状態になる。一方、利用者が交通案内モードを選択した場合は肯定されて、ステップ202へ進む。さらに、本処理では利用者が駅構内から目的地の駅までの交通案内(乗車案内)を希望するので、ステップ202では、乗車案内モードを設定する。
次のステップ204では可視光通信モードを設定する。これにより、可視光通信部46で可視光通信を行なうよう待機状態になる。そして、次のステップ206では可視光通信(可視光通信用信号)を検出したか否か判断する。可視光通信用信号が検出されるまで否定されて、待機状態になる。一方、駅構内に設置された送受信機36からの可視光通信用信号を検出した場合は肯定されステップ208へ進む。
ステップ206で肯定された場合及び図6に示す駅構外の交通案内処理のステップ136で否定された場合のステップ208では案内図生成処理(詳細後述)を実行する。次のステップ210では、案内図生成処理により生成された案内図を表示部50に表示する。
次のステップ212では、移動サポートモードに切替える。本実施の形態では、移動サポートモードとは、利用者が目的地までの移動中に現在位置から目的地までの交通案内を行なうモードである。次のステップ214では、移動サポートモード処理(詳細後述)を実行する。当該処理により利用者は目的地(ホームまたは乗車位置)に到着することができる。
次のステップ216では交通案内処理を終了するか否か判断する。終了する場合は肯定されて、本処理を終了する。一方、否定されるとステップ218へ進み、車内モードに切替える。本実施の形態では、車内モードとは、利用者が乗車した鉄道の車内において交通案内処理を行なうモードである。次のステップ220では、車内モード処理(詳細後述)を実行する。当該処理により利用者は目的地(駅)に到着することができる。そこで、次のステップ222では、駅に到着したことを報知部51により報知した後、本処理を終了する。
このように、本実施の形態の携帯端末10では、駅構内から目的地の駅までの交通案内を行う場合は、可視光通信部46により送受信機36等によりサーバ装置20と通信を行うことにより、案内図を作成し、利用者が移動中に現在位置から目的地までの交通案内を行い、鉄道の車内における利用者に対して交通案内を行うことができるので、利用者の希望に合わせた詳細な交通案内情報を提供することができる。
次に、案内図生成処理(図7のステップ208の処理)について図8〜図10を参照して詳細に説明する。なお、本実施の形態の案内図生成処理には、サーバ装置20のデータベース22に格納されている各種データを受信して案内図を生成する場合と、サーバ装置20がデータベース22に格納されている各種データにより案内情報を生成し、当該案内情報を受信してこれに基づいて案内図を生成する場合と2通りある。そこで、まず、サーバ装置20のデータベース22に格納されている各種データを受信して案内図を生成する場合について図8を参照して詳細に説明する。図8は、本実施の形態の携帯端末10で実行される案内図生成処理の一例を示すフローチャートである。図8に示す処理は携帯端末10に電源が投入されると、CPU40により実行される。
まずステップ300では、現在位置情報取得部56が現在位置情報の要求をサーバ装置20(送受信機36)に可視光通信により送信し、当該要求に対してサーバ装置20から送られてきた現在位置情報を次のステップ302で受信する。なお、現在位置情報の要求とともに、携帯端末10のIDも送信する。このように、本実施の形態では、携帯端末10から情報の要求を送信する場合、携帯端末10のIDも送信する。これにより、例えば、複数の利用者に対して、それぞれ異なった情報がサーバ20から送信されてきた場合でも、送信されてくる情報に当該IDによるマスクをかけることで、携帯端末10では、必要な情報だけを受け取ることができる。なお、携帯端末10のIDとは、例えば、利用者の名称や携帯端末10が携帯電話の場合は電話番号等が挙げられる。
次のステップ304では、切符情報の読取りを行なうか否か判断する。切符情報の読取りを行なう場合は肯定されて、ステップ306へ進み、ステップ306では、切符情報読取部44で切符情報を読取った後、ステップ310へ進む。本実施の形態では、切符情報の画像を読取って得た画像データを解析することにより降車駅、鉄道名、車両番号、及び座席番号等を読取っている。一方、切符情報を読取らない場合は否定されて、ステップ308へ進む。ステップ308では、利用者が指示部45により入力した目的地情報を読取った後、ステップ310へ進む。
ステップ310では、目的地に対応する路線のデータ及び時刻表データの要求をサーバ装置20(送受信機36)に可視光通信により送信し、当該要求に対してサーバ装置20から送信されてきた路線のデータ及び時刻表データを次のステップ312で受信する。
次のステップ314では、受信した路線のデータ及び時刻表データにより利用者が目的地まで利用可能な乗車路線及び時刻表の候補を案内情報生成部58で生成し、次のステップ316では、生成した乗車路線及び時刻表の候補を表示部50に表示する。これにより利用者は表示された候補から乗車希望路線及び時刻の少なくとも一方を指示部45により指示入力するので、次のステップ318では利用者の選択入力を読取り、さらに次のステップ320では読取った乗車路線及び時刻表に対応する駅構内図データ及び車両構成図データの要求を送信する。要求をサーバ装置20に可視光通信により送信し、当該要求に対してサーバ装置20から送信されてきた構内図データ及び車両構成図データを次のステップ322で受信する。
次のステップ324では、条件設定がされているか否かを判断する。本実施の形態では、一例として、条件設定部59にバリアフリー経路が設定されているか否かを判断する。設定されている場合は肯定されて、ステップ326へ進み、設定に従ってバリアフリー経路の案内図を作成した後、本処理を終了する。一方、設定されていない場合は否定されて、ステップ328へ進み、現在地から目的地までの案内図を生成した後、本処理を終了する。
図9に案内図の一例を示す。図9は具体的な一例として表参道駅において千代田線(現在位置)から銀座線(乗車位置)に乗換える場合の経路の案内図である。なお、案内図はこれに限らず、現在位置から乗車位置までの経路の案内ができるようなものであればどのような表示形式であってもかまわない。
このように、現在位置情報取得部56で現在位置を取得し、取得した現在位置と目的値とに基づいてサーバ装置20から路線データ、時刻表データ、構内図データ、及び車両構成図データを受信することにより、案内情報生成部58は受信した各データに基づいて案内図を生成し、表示部50に表示させることができる。
次に、サーバ装置20がデータベース22に格納されている各種データにより案内情報を生成し、当該案内情報を受信してこれに基づいて案内図を生成する場合について図10を参照して詳細に説明する。図10は、この場合の本実施の形態の携帯端末10で実行される案内図生成処理の一例を示すフローチャートである。図10に示す処理は携帯端末10に電源が投入されると、CPU40により実行される。
まずステップ350では、現在位置判別信号をサーバ装置20(送受信機36)に可視光通信により送信する。サーバ装置20は、当該現在位置判別信号を受信すると、これにより、信号を送受信した送受信機36の位置を特定し、特定した位置を携帯端末10(利用者)の現在位置として判別する。
次のステップ352では、切符情報の読取りを行なうか否か判断する。切符情報の読取りを行なう場合は肯定されて、ステップ354へ進み、ステップ354では、切符情報読取部44で切符情報を読取った後、ステップ358へ進む。一方、切符情報を読取らない場合は否定されて、ステップ356へ進む。ステップ356では、利用者が指示部45により入力した目的地情報を読取った後、ステップ358へ進む。
ステップ358では、読取った目的地情報をサーバ装置20に送信する。サーバ装置20は、当該目的地情報を受信すると、判別した現在位置と目的値とから利用者が目的地まで利用可能な乗車路線及び時刻表の候補を路線データベース22A及び時刻表データ22Bを用いて生成し、生成した乗車路線及び時刻表の候補を携帯端末10に送信する。
次のステップ360では、乗車路線及び時刻表の候補を受信し、さらに次のステップ362で表示部50に表示する。これにより利用者は表示された候補から乗車希望路線及び時刻の少なくとも一方を指示部45により指示入力するので、次のステップ364では利用者の選択入力を読取り、さらに次のステップ366では読取った選択入力をサーバ装置20に送信する。
さらに次のステップ368では、条件設定がされているか否かを判断する。設定されている場合は肯定されて、ステップ370へ進み、条件設定をサーバ装置20に送信した後、ステップ372へ進む。一方、設定されていない場合はステップ372へ進む。サーバ装置20は、当該条件設定を受信した場合は条件設定を満たす経路、受信しない場合は所定の条件、例えば、最短距離となるような経路に関する案内情報を生成し、携帯端末10に送信する。
次のステップ372では、サーバ装置20から案内情報を受信し、次のステップ374では、受信した案内情報に基づいて案内図を生成した後、本処理を終了する。なお、本実施の形態では、受信した案内情報に基づいて、表示部50に表示させるための案内図、例えば利用者の希望する形式(地図形式、テキスト形式等)で表示させるための案内図を生成するようにしているが、これに限らない。また、案内図そのものをサーバ装置20で生成し、生成した案内図を受信して表示するようにしても良い。
このように、現在位置を判別するための信号及び目的を送信することにより、案内情報生成部58は、受信したサーバ装置20が各種データにより生成した案内情報に基づいて案内図を生成し、表示部50に表示させることができる。
次に、移動サポートモード処理(図7のステップ214の処理)について図11を参照して詳細に説明する。図11は、本実施の形態の移動サポートモード処理の一例を示すフローチャートである。
まずステップ400では、現在位置情報取得部56が現在位置情報の要求をサーバ装置20(駅構内に設置されている送受信機36)に可視光通信により送信し、当該要求に対してサーバ装置20から送られてきた現在位置情報を次のステップ402で受信する。
次のステップ404では、受信した現在位置を表示部50に表示する。なお、本実施の形態では、表示部50に表示されている案内図(経路)上に現在位置を表示する。
次のステップ406では目的のホームに到着したか否かを判断する。到着したか否かの判断は現在位置が目的のホームと一致したか否かにより判断する。未だ到着していない(移動中)の場合は否定されて、ステップ400に戻り本処理を繰り返す。一方、到着した場合は肯定されて、ステップ408へ進み、ステップ408では、ホームに到着したことを報知部51により報知し、ステップ410へ進む。
ステップ410では、乗車口(乗車位置)の案内を行なうか否か判断する。行なわない場合は否定されて、本処理を終了する。一方、続けて乗車口の案内を行なう場合はステップ412へ進む。ステップ412では、現在位置情報取得部56が現在位置情報の要求をサーバ装置20(ホームに設置されている送受信機36)に可視光通信により送信し、当該要求に対してサーバ装置20から送られてきた現在位置情報を次のステップ414で受信する。
次のステップ416では、受信した現在位置を表示部50に表示する。なお、本実施の形態では、より詳細に案内を行なうために、図12(A)に一例を示すように、車両のみを表示させてこれに現在位置を書込むようにすると良い。図12は、具体的な一例として、利用者(銀座線に乗車)が東横線に乗換える場合に最適な乗車口を案内するために提供する案内図である。図12(B)は乗換駅における車両の停車位置と最適乗換位置との関係を表したものである。このように東横線に乗換る場合は、先頭車両から4番目の車両に乗車することが好ましいため、本実施の形態では、図12(A)に示す案内図を表示部50に表示する。なお、これに限らず、例えば、ホームのみを表示させてこれに現在位置を書込むようにしても良い。
次のステップ418では目的の乗車口に到着したか否かを判断する。到着したか否かの判断は現在位置が目的の乗車口と一致したか否かにより判断する。未だ到着していない(移動中)の場合は否定されて、ステップ412に戻り本処理を繰り返す。一方、到着した場合は肯定されて、ステップ420へ進み、ステップ420では、乗車口に到着したことを報知部51により報知した後、本処理を終了する。
なお、サポートする移動先(目的地)はこれに限らず、車両内の座席(指定席)まで案内するようにしても良い。この場合車両内に設置された送受信機38と可視光通信を行なうことにより現在位置を取得すればより詳細に案内を提供することが出来る。
また、利用者の現在位置が案内図生成処理により生成した案内図の経路を外れた場合は表示部50や報知部51により警告を発するようにしても良い。さらに、目的地までの新たな案内図を生成し、表示提供するようにしても良い。
このように、利用者の移動に伴って、現在位置情報取得部56で現在位置を取得し現在位置と目的地とが一致した場合に報知部51により報知するため、目的地に合わせて詳細に案内を行なうことが出来る。これにより、利用者は希望する目的地に速やかに到着することができる。
次に、車内モード処理(図7のステップ220の処理)について図13を参照して詳細に説明する。なお、本処理は利用者が車両に乗車中に実行される処理である。図13は、本実施の形態の車内モード処理の一例を示すフローチャートである。
まずステップ500では、現在位置情報の要求を送信するか否か判断する。利用者から現在位置を取得するよう指示入力が無い場合は否定されて、ステップ510へ進む。一方、指示入力があった場合は肯定されて、ステップ502へ進む。ステップ502では、現在位置情報取得部56が現在位置情報の要求を車両38(車両38に設置されている送受信機)に可視光通信により送信する。なお本実施の形態では、車両38はデータベース87を含んでおり、当該データベース87に鉄道の運行状況や現在の位置等が格納されている(図5参照)。従って次のステップ504では、車両38から送られてきた現在位置情報を受信する。
次のステップ506では、受信した現在位置情報に基づいて利用者に提供する案内図を案内情報生成部58で生成し、次のステップ508では生成した案内図を表示部50に表示する。本実施の形態におけるこの場合の案内図の具体的な一例を図14に示す。図14は、具体的な一例として、出発駅から到着駅(目的地の駅)との間で利用者が乗車している鉄道の走行位置(現在位置)を示した案内図である。なお、案内図はこれに限らない。また、到着予定時刻等の情報も表示するようにしても良いし、利用者の乗車位置を表示するようにしても良い。
次のステップ510では、目的駅に到着したか否かを判断する。まだ到着しない場合は否定されて、ステップ500に戻り、本処理を繰り返す。一方、目的駅に到着した場合は肯定されて、ステップ512へ進み、ステップ512では、報知部51により目的駅に到着したことを利用者に報知した後、本処理を終了する。なお、目的駅とは、乗換駅であっても、最終到着駅であっても良い。
なお、本実施の形態では、車両38のHDD87からデータ(現在位置情報)を取得しているがこれに限らず、車両38を介してサーバ装置20等から取得するようにしても良い。
このように、車両38と可視光通信部46で可視光通信を行なえるため、現在位置情報取得部56で現在位置を取得することができ、さらに目的駅に到着した場合に報知部51により報知するため、利用者が走行中の鉄道に乗車している場合においても目的地に合わせて詳細に案内を行なうことが出来る。
次に、図15を参照して本実施の形態のサーバ装置20における交通案内処理について詳細に説明する。図15は、本実施の形態のサーバ装置20で実行される交通案内処理の一例を示すフローチャートである。図15に示す処理は、サーバ装置20に電源が投入されると、演算処理部21に含まれるCPU(図示省略)により実行される。
まずステップ600では、要求を受信したか否かを判断する。受信するまでは否定されて、待機状態になる。一方、携帯端末10から何らかの要求を受信した場合は肯定されて、ステップ602へ進む。ステップ602では、受信した要求が現在位置情報の要求であるか否かを判断する。現在位置情報の要求である場合は肯定されて、ステップ604へ進む。ステップ604では、現在位置情報を携帯端末10に送信(図8のステップ302、及び図11のステップ402、ステップ414で受信)した後、ステップ634へ進む。本実施の形態では、要求が送信されてきた送受信機36固有の信号と位置情報データベース22Gに記憶されている送信機36固有の位置を表すデータとを照合し、送信機36の位置を特定し、特定した位置を携帯端末10の現在位置情報として送信している。
一方、その他の要求を受信した場合は否定されて、ステップ606へ進む。ステップ606では、要求された情報を対応するデータベース22から読出す。その他の要求とは、路線データ、時刻表データ、構内図データ、及び車両構成図データ等の情報の要求である。
次のステップ608では、案内情報を生成するか否かを判断する。生成しない場合(携帯端末10が各種データを受信して案内図を生成する図8の処理を行なう場合に対応)は否定されて、ステップ632へ進み、要求された情報を送信(図10のステップ312、及びステップ322で受信)する。一方、生成する場合(携帯端末10が各種データによりサーバ装置20が生成した案内情報を受信してこれに基づいて案内図を生成する図10の処理を行なう場合に対応)は肯定されて、ステップ610へ進む。
ステップ610では、現在位置判別信号(図10のステップ350で送信した信号)を受信し、次のステップ612では、位置情報データベース22Gを照合し、現在位置を判別する。次のステップ614では、目的地情報(図10のステップ357で送信)を受信する。
次のステップ616では、判別した現在位置と目的情報とから利用者が目的地まで利用可能な乗車路線のデータを路線データベース22Aから、時刻表のデータを時刻表データベース22Bからそれぞれ読出し、次のステップ618では、これに基づいて乗車路線及び時刻表の候補を生成し、さらに次のステップ620では、生成した乗車路線及び時刻表の候補を携帯端末10に送信(図10のステップ360で受信)する。
次のステップ622では送信した候補を利用者が選択した結果(図10のステップ366で送信)を受信し、次のステップ624では受信した選択結果に基づいて構内図データを構内図データベース22Cから、車両構成図のデータを車両構成図データベース22Dから読み出す。次のステップ626では、条件設定を受信したか否か判断する。受信しない場合(図10のステップ368で否定された場合)は否定されて、ステップ630へ進み、例えば、最短距離となるような経路に関する案内情報を生成した後、ステップ632へ進む。一方、受信した場合(図10のステップ368で肯定されてステップ370で送信)は肯定されて、ステップ628へ進む。ステップ628では、受信した条件設定を満たす経路に関する案内情報を生成した後、ステップ632へ進む。
ステップ632では、案内情報を携帯端末10に送信(図10のステップ372で受信)した後、ステップ634へ進む。ステップ634では、本処理を終了するか否かを判断する。終了しない場合は否定されて、ステップ600に戻り、本処理を繰り返す。一方、肯定された場合は本処理を終了する。
なお、本実施の形態では、目的地の駅までの交通案内について詳細に説明しているが、到着後の駅構内の交通案内や乗換え時の交通案内等も同様に行なうことができる。
また、本実施の形態では、鉄道に関する交通案内についてのみ説明しているが、これに限らず、例えば、バスや航空機、船舶等他の交通機関をも含めた交通案内を行なうようにしても良く、この場合はバスステーション(バスターミナル)や空港、及び乗船場についての案内等を生成するようにすると良い。
以上説明したように、本実施の形態のサーバ装置20では、携帯端末10に送受信機36を介して可視光通信により現在位置情報を提供(送信)し、さらに路線データ、時刻表データ、構内図データ、及び車両構成図データを提供(送信)することができるので、携帯端末10を利用する利用者の希望に合わせた交通案内情報を提供することが出来る。
また、携帯端末10から送受信機36を介して可視光通信により受信した現在位置判別信号により携帯端末10の現在位置を判別し、現在位置と目的地とに基づいて目的地までの案内情報を生成し、携帯端末10に提供(送信)することができるので、携帯端末10を利用する利用者の希望に合わせた交通案内情報を提供することが出来る。
[第2の実施の形態]
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、本実施の形態では、車両に乗車している利用者が後発の列車への乗換えを希望する場合、特に空いている列車に乗換えを希望する場合に詳細な交通案内情報を提供する場合について詳細に説明する。なお、本実施の形態は、第1の実施の形態と略同様の構成及び作用であるので、同一部分には、同一符号を付して詳細な説明は省略する。また、交通案内システム1の全体構成、サーバ装置20、送受信機36、及び車両38の概略構成は第1の実施の形態と略同様の構成であるためここでは説明を省略する。なお、本実施の形態では、演算処理部21、画像データベース22E、乗車状況データベース22F、画像補間機構部26、及び構内/バスターミナル撮影カメラ27が乗客数情報提供手段に対応している。
本実施の形態の携帯端末について図16を参照して詳細に説明する。図16は、本実施の形態の携帯端末12の概略構成の一例を示す機能ブロック図である。
本実施の形態の携帯端末12は、制御部55、現在位置情報取得部56、目的地指示部57、表示部50、切符情報読取部44、可視光通信部46、混雑情報生成部90、及び到着時間差算出部91を備えて構成されている。制御部55、現在位置情報取得部56、目的地指示部57、表示部50、切符情報読取部44、及び可視光通信部46は第1の実施の形態と略同一であるため説明を省略する。
混雑情報生成部90は、サーバ装置20から乗換え可能な列車やホーム等の乗客数情報(詳細後述)を受信し、受信した乗客数情報に基づいて列車やホーム等の混雑情報を生成するものである。
到着時間差算出部91は、現在位置情報に基づいて目的地に到着する到着時刻と、乗換えた場合に目的地に到着する乗換到着時刻との時間差を算出するものである。具体的には、後発の電車に乗換えた場合に到着が予定より遅れる時間を算出する。
次に、本実施の形態の携帯端末12で実行される乗換案内処理(交通案内処理)について図17及び図18を参照して詳細に説明する。図17は、本実施の形態の携帯端末12で実行される乗換案内処理の一例を示すフローチャートである。図17に示す処理は携帯端末12に電源が投入されると、CPU40により実行される。
まずステップ700では交通案内モードが選択されたか否かを判断する。選択がされるまでは否定されて、待機状態になる。一方、利用者が交通案内モードを選択した場合は肯定されて、ステップ702へ進む。さらに、本処理では利用者が乗換案内を希望するので、ステップ702では、乗換案内モードを設定する。
次のステップ704では、現在位置情報取得部56が現在位置情報の要求を車両38に可視光通信により送信し、次のステップ406では、車両38から送られてきた現在位置情報を受信する。
次のステップ708では、切符情報の読取りを行なうか否か判断する。切符情報の読取りを行なう場合は肯定されて、ステップ710へ進み、ステップ710では、切符情報読取部44で切符情報を読取った後、ステップ714へ進む。一方、切符情報を読取らない場合は否定されて、ステップ712へ進む。ステップ712では、利用者が指示部45により入力した目的地情報を読取った後、ステップ714へ進む。
ステップ714では、接続電車の検索を行なう。本実施の形態における、接続電車の検索の一例を以下に示すが、これに限定されるものではない。
利用者が現在乗車している列車が目的地までの各駅に到着する到着時刻を取得する。次に、到着時刻を取得した各駅における後発列車選択可能時間帯を算出する。後発列車選択可能時間帯とは、取得した到着時刻に、各駅において利用者が乗換えのために列車を待つことが可能な予め定めた時間であり具体的には、10分以内等とした時間を加味した時間帯である。さらに、後発列車選択可能時間帯に発車する列車を接続電車とすることにより検索を行なう。また、後発列車選択可能時間帯に発車する列車が無い場合は、最も早く発車する列車を接続電車とする。
次のステップ716では、検索した接続電車が始発列車であるか否かを判断する。始発列車ではない場合は否定されて、ステップ718へ進む。ステップ718では、接続駅(接続列車)を選択した後、ステップ722へ進む。なお、接続駅の選択は、任意の駅としても良いし、利用者の選択指示によるものでも良い。一方、始発列車である場合は肯定されて、ステップ720へ進み、始発列車の始発駅を接続駅とした後、ステップ722へ進む。
ステップ722では、接続駅に乗客数情報の要求を送信する。当該要求に対してサーバ装置20から送信されてきた乗客数情報をステップ724で受信する。次のステップ726では、乗客数情報に基づいて混雑情報を生成する。本実施の形態では、一例として、サーバ装置20から各車両の乗客の数が乗客数情報として送られてくるものとしているため、これを利用者の利用しやすい形態(表示形式)で表示部50に表示するための混雑情報を生成する。混雑情報の表示例を図18に示す。図18は車両毎の混雑情報(混雑状況)を表したものであり、具体的一例として、最も混雑しているのが進行方向3両目であり、次に混雑しているのが一番前であり、さらに次に混雑しているのが2両目及び4両目である場合を示している。(A)は各車両毎に、濃度(色)により混雑状況を示したものであり、(B)は、斜線部の面積により混雑状況を示したものであり、(C)は点描の量により混雑状況を示したものであり、(D)は記号(○×△)により混雑状況を示したものである。なお混雑状況の表示はこれに限らず、テキスト形式による表示等他の表示形式であってもかまわない。
次のステップ728では、到着時間差算出部91により利用者が乗換えた場合と乗換えない場合との到着時間の時間差を算出し、次のステップ730では、混雑情報及び算出さいた時間差を表示部50に表示した後、ステップ732へ進む。
ステップ732では、本処理を終了するか否か判断する。他の乗換えについての情報の提供を利用者が希望する場合などは否定されて、ステップ734へ進み、ステップ734では、次の候補の接続駅(接続列車)を選択した後、ステップ722に戻り、本処理を繰り返す。一方、肯定されると本処理を終了する。
以上説明したように、本実施の形態の携帯端末12では、現在位置と目的地との間の駅における後続の接続電車、特に始発電車の乗客数情報を可視光通信によりサーバ装置20から車両内の送受信機38から受信し、混雑情報生成部90で混雑情報を生成し、生成した混雑情報と到着時間差算出部91で算出した到着時間差を表示部50に表示することができるので、車両に乗車している利用者が後発の列車への乗換えを希望する場合、特に空いている列車に乗換えを希望する場合に詳細な交通案内情報を提供することができる。
次に、図19を参照して本実施の携帯のサーバ装置20における交通案内処理について詳細に説明する。図19は、本実施の形態のサーバ装置20で実行される交通案内処理の一例を示すフローチャートである。図19に示す処理は、サーバ20に電源が投入されると、演算処理部21に含まれるCPU(図示省略)により実行される。
まずステップ800では、要求を受信したか否かを判断する。受信するまでは否定されて、待機状態になる。一方、携帯端末12から何らかの要求を受信した場合は肯定されて、ステップ802へ進む。ステップ802では、受信した要求が乗客数情報の要求であるか否かを判断する。乗客数情報の要求ではない場合は否定されて、ステップ804へ進み、その他の要求された情報を送信する等の処理を行なった後、ステップ816へ進む。一方、乗客数情報が要求された場合は肯定されて、ステップ806へ進む。ステップ806では乗客数情報が乗車状況データベース22Fに記憶されているか否かを判断する。記憶されている場合は肯定されて、ステップ808へ進み、ステップ808では、乗車状況データベース22Fから乗客数情報を読出した後、ステップ814へ進む。
一方、乗客数情報が記憶されていない場合は否定されて、ステップ810へ進む。ステップ810では、画像データベース22Eからホームまたは車両内を撮影した画像の画像データを読出し、次のステップ812では、当該画像データを画像解析等して、撮像されている乗客の数をカウントすることにより乗客数情報を生成した後、ステップ814へ進む。
ステップ814では、乗客数情報を携帯端末12に送信した後、ステップ816へ進み、本処理を終了するか否かを判断する。本処理を終了しない場合は否定されて、ステップ800に戻り、本処理を繰り返す。一方、肯定されると本処理を終了する。
以上説明したように、本実施の形態のサーバ装置20では、携帯端末12から車両内の送受信機38を介して要求された接続電車の乗客数情報を提供(送信)することができるので、車両に乗車している利用者が後発の列車への乗換えを希望する場合、特に空いている列車に乗換えを希望する場合に詳細な交通案内情報を提供することができる。
[第3の実施の形態]
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、本実施の形態では、利用者がバスの運行状況や系統に関する情報(バス識別情報)を希望する場合に、詳細な交通案内情報を提供する場合について詳細に説明する。なお、本実施の形態は、第1の実施の形態の交通案内システム1、携帯端末10、サーバ装置20、送受信機36、及び車両38の概略構成と略同様の構成であるためここでは詳細な説明は省略する。
本実施の形態ではバスに関する交通案内情報を提供するものであり、第1の実施の形態では列車に関する交通案内情報を提供するものである点が異なるが、概略構成は同一である。本実施の形態では、サーバ装置20はバスターミナル(バスステーション)等に設置されており、車両38はバス38に対応する。
本実施の形態の携帯端末10で実行されるバス識別モード処理について図20及び図21を参照して詳細に説明する。図20は、本実施の携帯の携帯端末10で実行されるバス識別モード処理の一例を示すフローチャートである。図20に示す処理は携帯端末10に電源が投入されると、CPU40により実行される。
まずステップ900では交通案内モードが選択されたか否かを判断する。選択がされるまでは否定されて、待機状態になる。一方、利用者が交通案内モードを選択した場合は工程されて、ステップ902へ進む。さらに、本処理では利用者がバスの運行情報の識別を希望するので、ステップ902では、バス識別モードを設定する。
次のステップ904では、バス個体情報の要求を送信する。本実施の形態における、携帯端末10からサーバ装置20に対する要求の送信について図21を参照して詳細に説明する。図21は、運行情報の識別対象であるバスを示している。図21に示すように、バスにおいては可視光通信部80がライトや行先案内表示板等の車両周囲の発光部に設置されている。本実施の形態では、当該可視光通信部80と携帯端末10との間で可視光通信を行うことにより交通案内情報の送受信を行っている。
次のステップ906では、要求の送信に対してサーバ装置20から送信されてきたバス個体情報を受信し、次のステップ908では、受信したバス個体情報を表示部50に表示した後、ステップ910へ進み、本処理を終了するか否かを判断する。利用者が他のバスの個体情報の識別を希望する場合等は否定されて、ステップ904に戻り、本処理を繰り返す。一方、肯定されると本処理を終了する。
以上説明したように、本実施の形態の携帯端末10では、バスの発光部に設置された可視光通信部80と可視光通信によりバスの識別情報(個体情報)の送受信を行なうことが出来るので、バスの運行状況や系統に関する情報(バス識別情報)を知りたいという利用者の希望に合わせて詳細な交通案内情報を提供することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る交通案内システムの概略構成の一例を示す構成図である。 本発明の第1の実施の形態に係る携帯端末の概略構成の一例を示す構成図である。 本発明の第1の実施の形態に係る携帯端末の概略構成の一例を示す機能ブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係る照明装置等に設置された送受信機の概略構成の一例を示す機能ブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係る車両の概略構成の一例を示す機能ブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係る携帯端末で実行される駅構外から駅までの交通案内処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態の携帯端末で実行される駅構内から目的地の駅までの交通案内処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態の携帯端末で実行される、サーバ装置のデータベースに格納されている各種データを受信して案内図を生成する場合の案内図生成処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態の現在地から目的地(乗車位置)までの経路の案内図の一例を示す説明図である。 本発明の第1の実施の形態の携帯端末で実行される、サーバ装置が各種データにより生成した案内情報を受信してこれに基づいて案内図を生成する場合の案内図生成処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態の携帯端末で実行される移動サポートモード処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態において利用者が東横線に乗換える場合に最適な乗車口を案内するために提供する案内図の具体的な一例を説明するための説明図である。 本発明の第1の実施の形態の携帯端末で実行される車内モード処理の一例を示すフローチャートである。 出発駅から到着駅との間で利用者が乗車している鉄道の走行位置(現在位置)を示した案内図の具体的な一例を説明するための説明図である。 本発明の第1の実施の形態のサーバ装置で実行される交通案内処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る携帯端末の概略構成の一例を示す機能ブロック図である。 本発明の第2の実施の形態の携帯端末で実行される乗換え案内処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態の車両毎の混雑情報(混雑状況)の一例を説明するための説明図であり、(A)は濃度(色)により示したものであり、(B)は斜線部の面積により示したものであり、(C)は点描の量により示したものであり、(D)は記号(○×△)により示したものである。 本発明の第2の実施の形態のサーバ装置で実行される交通案内処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態の携帯端末で実行されるバス識別モード処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態の携帯端末とバスとの間での可視光通信についての一例を説明するための説明図である。
符号の説明
1 交通案内システム
10、12 携帯端末
20 サーバ装置
21 演算処理部
22 データベース
27 構内/バスターミナル撮影カメラ
36 送受信機
38 車両、バス
40 CPU
44 撮像装置(切符情報読取部)
46、70、80 可視光通信部
47 GPS通信部
48 通信切替部
50 表示部
51 報知部
55 制御部
56 現在位置情報取得部
57 目的地指示部
58 案内情報生成部
59 条件設定部
60 運行情報取得部
91 到着時間差算出部
90 混雑情報生成部

Claims (30)

  1. 可視光通信手段と、
    前記可視光通信手段により、ステーションに設けられた可視光を発生する光源からステーション内における現在位置情報を取得する現在位置情報取得手段と、
    目的地を指示する目的地指示手段と、
    前記現在位置情報と、前記目的地と、に基づいて前記目的地までの案内情報を生成する案内情報生成手段と、
    前記案内情報を表示する表示手段と、
    を備えたことを特徴とする携帯端末。
  2. 前記案内情報生成手段は、交通案内情報処理装置から前記可視光通信手段により受信した前記ステーションに関する情報を用いて案内情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  3. 前記可視光通信手段は、現在位置を判別するための信号及び前記目的地を送信し、かつ、前記信号により判別した現在位置と前記目的地とに基づいて交通案内情報処理装置で生成された前記目的地までの案内情報を受信し、前記表示手段は、前記案内情報を表示することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の携帯端末。
  4. 前記現在位置情報取得手段により取得した現在位置情報と前記目的地とが一致した場合に報知する報知手段を備えたことを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の携帯端末。
  5. 前記目的地は、ホーム、乗車位置、及び前記ステーションと異なるステーションの少なくとも1つであることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1項に記載の携帯端末。
  6. 前記目的地指示手段は、チケット情報を読取るチケット情報読取手段を含み、前記チケット情報読取手段により読取ったチケット情報に基づいて目的地を指示することを特徴とする請求項1から請求項5の何れか1項に記載の携帯端末。
  7. 前記チケット情報読取手段は、チケットに表示された降車ステーション、路線名、車両番号、及び座席番号の少なくとも1つを読取り、
    前記目的地指示手段は、乗車位置を目的地として指示することを特徴とする請求項6に記載の携帯端末。
  8. 前記目的地までの経路の条件を設定する条件設定手段を備え、
    前記案内情報生成手段は、前記経路の条件に従って案内情報を生成することを特徴とする請求項1から請求項7の何れか1項に記載の携帯端末。
  9. 前記現在位置情報取得手段は、車両に設けられた可視光を発生する光源から現在位置情報を取得することを特徴とする請求項1から請求項8の何れか1項に記載の携帯端末。
  10. 前記可視光通信手段により、車両に設けられた可視光を発生する光源から前記車両の行き先に関する運行情報を取得する運行情報取得手段を備えたことを特徴とする請求項1から請求項9の何れか1項に記載の携帯端末。
  11. GPS受信手段と、
    前記GPS受信手段により受信した現在位置から前記ステーションまでの経路を表す経路情報を生成する経路生成手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1から請求項10の何れか1項に記載の携帯端末。
  12. 前記GPS受信手段により受信した現在位置が前記ステーションから所定の範囲内である場合は、前記GPS受信手段を前記可視光通信手段に切替える通信切替手段を備えたことを特徴とする請求項11に記載の携帯端末。
  13. 前記通信切替手段により前記可視光通信手段に切替えられた場合は、前記目的地を前記ステーションの改札口とし、前記現在位置情報取得手段は、前記ステーションの改札口に設けられた可視光を発生する光源から現在位置情報を取得することを特徴とする請求項12に記載の携帯端末。
  14. 前記ステーションは、鉄道のステーション及びバスのステーションの少なくとも一方であることを特徴とする請求項1から請求項13に記載の携帯端末。
  15. 可視光通信手段と、
    前記可視光通信手段により、ステーションに設けられた可視光を発生する光源から携帯端末に現在位置情報を提供する現在位置情報提供手段と、
    前記携帯端末において、前記現在位置情報と、目的地と、に基づいて前記目的地までの案内情報を生成するために用いる前記ステーションに関する情報を前記可視光通信手段により提供するステーション情報提供手段と、
    を備えたことを特徴とする交通案内情報処理装置。
  16. 前記可視光通信手段により携帯端末から送信された現在位置を判別するための信号と、目的地と、を受信する受信手段と、
    前記信号に基づいて前記携帯端末の現在位置を判別する現在位置判別手段と、
    前記目的地と、前記現在位置と、に基づいて前記目的地までの案内情報を生成し、前記可視光通信手段により前記携帯端末に提供する交通案内情報提供手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項15に記載の交通案内情報処理装置。
  17. 前記請求項1から請求項14の何れか1項に記載の携帯端末と、
    前記請求項15または請求項16に記載の交通案内情報処理装置と、
    を備えたことを特徴とする交通案内システム。
  18. 現在位置情報取得手段が可視光通信手段により、ステーションに設けられた可視光を発生する光源からステーション内における現在位置情報を取得する現在位置情報取得ステップと、
    目的地指示手段により、目的地を指示する目的地指示ステップと、
    案内情報生成手段により、前記現在位置情報と、前記目的地とに基づいて前記目的地までの案内情報を生成する案内情報生成ステップと、
    表示手段により前記案内情報を表示する案内情報表示ステップと、
    を有する処理を携帯端末で実行させることを特徴とする交通案内プログラム。
  19. 前記案内情報生成ステップは、交通案内情報処理装置から前記可視光通信手段により受信した前記ステーションに関する情報を処理して案内情報を生成するステップであることを特徴とする請求項18に記載の交通案内プログラム。
  20. 可視光通信手段により、現在位置を判別するための信号及び前記目的地を送信する送信ステップと、
    前記信号により判別した現在位置と前記目的地とに基づいて交通案内情報処理装置で生成された前記目的地までの案内情報を受信する案内情報受信ステップと、
    前記表示手段により、前記案内情報を表示する案内情報表示ステップと、
    を有することを特徴とする請求項18または請求項19に記載の交通案内プログラム。
  21. 可視光通信手段と、
    前記可視光通信手段により、可視光を発生する光源から現在位置情報を取得する現在位置情報取得手段と、
    目的地を指示する目的地指示手段と、
    前記現在位置と前記目的地との間にあるステーションから前記ステーション及び前記目的地に向かう車両の少なくとも一方の乗客数情報を受信し、前記乗客数情報に基づいて混雑情報を生成する混雑情報生成手段と、
    前記混雑情報を表示する表示手段と、
    を備えたことを特徴とする携帯端末。
  22. 前記乗客数情報は前記ステーションのホーム及び前記目的地に向かう車両の内部の少なくとも一方を撮影して得られた画像に基づく情報であることを特徴とする請求項21に記載の携帯端末。
  23. 前記現在位置情報取得手段は、車両に設けられた可視光を発生する光源から現在位置情報を取得することを特徴とする請求項21または請求項22に記載の携帯端末。
  24. 前記混雑情報生成手段は、前記ステーションを始発駅とする車両に関する混雑情報を生成することを特徴とする請求項21から請求項23の何れか1項に記載の携帯端末。
  25. 前記現在位置情報取得手段により取得された現在位置情報に基づいて前記目的地に到着する到着時刻と、前記混雑情報を生成した車両または前記目的地に向かう車両に乗換えて前記目的地に到着する場合の乗換到着時刻と、の時間差を算出する到着時間差算出手段を備え、
    前記表示手段は、前記時間差を表示することを特徴とする請求項21から請求項24に記載の携帯端末。
  26. 前記目的地指示手段は、チケット情報を読取るチケット情報読取手段を含み、前記チケット情報読取手段により読取ったチケット情報に基づいて目的地を指示することを特徴とする請求項21から請求項25の何れか1項に記載の携帯端末。
  27. 前記チケット情報読取手段は、チケットに表示された降車ステーション、路線名、車両番号、及び座席番号の少なくとも1つを読取ることを特徴とする請求項26に記載の携帯端末。
  28. 可視光通信手段と、
    前記可視光通信手段により、可視光を発生する光源から携帯端末に現在位置情報を提供する現在位置情報提供手段と、
    前記携帯端末において、混雑情報を生成するために用いる、前記現在位置情報と、目的地との間にあるステーションから前記ステーション及び前記目的地に向かう車両の少なくとも一方の乗客数情報を前記可視光通信手段により提供する乗客数情報提供手段と、
    を備えたことを特徴とする交通案内情報処理装置。
  29. 前記請求項21から請求項27の何れか1項に記載の携帯端末と、
    前記請求項28に記載の交通案内情報処理装置と、
    を備えたことを特徴とする交通案内システム。
  30. 現在位置情報取得手段が可視光通信手段により、可視光を発生する光源から現在位置情報を取得する現在位置情報取得ステップと、
    目的地指示手段により、目的地を指示する目的地指示ステップと、
    混雑情報生成手段により、前記現在位置と前記目的地との間にあるステーションから前記ステーション及び前記目的地に向かう車両の少なくとも一方の乗客数情報を受信し、前記乗客数情報に基づいて混雑情報を生成する混雑情報生成ステップと、
    表示手段により前記混雑情報を表示する混雑情報表示ステップと、
    を有する処理を携帯端末で実行させることを特徴とする交通案内プログラム。
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