JP2014010493A - バス停情報提供システム - Google Patents

バス停情報提供システム Download PDF

Info

Publication number
JP2014010493A
JP2014010493A JP2012144560A JP2012144560A JP2014010493A JP 2014010493 A JP2014010493 A JP 2014010493A JP 2012144560 A JP2012144560 A JP 2012144560A JP 2012144560 A JP2012144560 A JP 2012144560A JP 2014010493 A JP2014010493 A JP 2014010493A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bus
bus stop
information
mesh network
stop device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012144560A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Koga
誠二 古閑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koito Electric IndustriesLtd
Original Assignee
Koito Electric IndustriesLtd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koito Electric IndustriesLtd filed Critical Koito Electric IndustriesLtd
Priority to JP2012144560A priority Critical patent/JP2014010493A/ja
Publication of JP2014010493A publication Critical patent/JP2014010493A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Emergency Alarm Devices (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】導入・運用が容易なバス停情報提供システムを提供する。
【解決手段】各バス停に設置したバス停装置20はそれぞれカメラ21とアクセスポイント24と情報表示板25とを備え、各アクセスポイント同士を無線接続してメッシュネットワーク12が構築される。バス停装置20はカメラ映像を解析してバス停へのバスの到来および系統番号を認識し、これらを中央装置40にメッシュネットワークを通じて通知する。中央装置40はバス停装置20から受信した情報に基づいてそのバスが下流のバス停に到着する時刻を予測し、これを下流のバス停のバス停装置20にメッシュネットワーク12を通じて通知しそのバス停装置20の情報表示板25に表示させる。
【選択図】図4

Description

本発明は、バスの到着予測時刻等をバス停に表示するバス停情報提供システムに関する。
バス停に設置した情報表示板に、バスの接近や到着予測時刻などの情報をバス利用者向けに表示するバスロケーションシステムがある。図18は、従来のバスロケーションシステムの一例を示している。バスには、当該バスの位置を検出するGPS車載器が搭載されている。バスのGPS車載器は携帯電話通信網およびインターネットを介して情報センターに設置された運行管理装置に位置情報を送信する。各バス停には、情報センターの運行管理装置と携帯電話通信網を通じて接続された情報表示板が設置されている。情報センターの運行管理装置は、バスのGPS車載器から受信した位置情報に基づいてそのバスが下流のバス停に到着する到着予測時刻を求め、これを下流のバス停に設置された情報表示板に送信する。これにより、バス停の情報表示板に次のバスの到着予測時刻が表示されてバス利用者の便宜が図られる。また、各利用者の保持する携帯端末などに、インターネットおよび携帯電話網を介して、バスの運行情報の提供が行われる。
また、特許文献1には、バスの車載装置で現在位置を逐次検出して前方のバス停の情報表示装置に送信し、前方のバス停の情報表示装置がバスから受信した位置情報に基づいてそのバスの到着予測時刻を求めて表示するシステムが開示されている。
このほか、カメラを備えた車両検知機を道路の各所に設置しておき、各車両検知器はそのカメラで撮影したバスの映像を解析して認識した系統番号と当該車両検知器の位置情報とを交通管制センターに送信し、これを受信した交通管制センサーが路線バスの定時性を確保するように優先制御を行う交通管制システムがある(たとえば、特許文献2参照)。
特開2001−23089号公報 特開平10−111999号公報
従来のバスロケーションシステムは、バスに搭載した車載器で検出した位置情報を情報センターの運行管理装置に携帯電話通信網を通じて送信する、といった構成を採用するため、車載器がバスの台数分必要になると共に、位置情報の送信に携帯電話通信網を使用するので、大規模で複雑なシステム構成になり、導入・運用に費用が嵩むという問題があった。
また、インターネットを使用して利用者の携帯端末に運行情報を提供するので、セキュリティ面で脆弱であった。さらに、複数のバス事業者が乗り入れているバス停の場合、車載器の規格が相違するなどによりシステムの共通利用が難しかった。
さらに、バスの到着予測時刻を表示する機能しかなく、バスを待つ利用者に役立つ情報、たとえば、次のバスが混雑しているか否かを示す情報などを、提供することはできなかった。
また、バス停は街中の主要な箇所に分散配置されており、多くの利用者が利用するものであるが、従来のバスロケーションシステムは、バスの到着予測時刻を表示する等の利用に限定されており、災害発生時の情報提供などに有効利用されていなかった。
本発明は、上記の問題を解決しようとするものであり、導入・運用が容易なバス停情報提供システムを提供することを目的としている。また、災害発生時の情報提供などに利用可能なバス停情報提供システムを提供することを第2の目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1]中央装置と、各バス停に設置されたバス停装置とを有するバス停情報提供システムであって、
前記バス停装置は、バス停付近を撮影するカメラと、情報表示板と、メッシュネットワーク対応のアクセスポイントとを備え、
各バス停に配置された前記アクセスポイントを使用して前記メッシュネットワークを構築し、
前記中央装置は、前記メッシュネットワークに接続される通信部を備え、
前記バス停装置は、カメラで撮影されたバスの映像を解析してそのバスの系統番号を認識し、該認識した系統番号と当該バス停装置の設置されているバス停の識別情報とを含むバス位置情報を前記中央装置に前記メッシュネットワークを通じて送信し、
前記中央装置は、前記バス停装置から送られてきた前記バス位置情報に基づいて、そのバス位置情報に含まれる系統番号のバスが下流のバス停に到着する到着予測時刻を求め、前記系統番号と前記到着予測時刻とを含むバス運行情報を前記下流のバス停のバス停装置に前記メッシュネットワークを通じて送信し、
前記中央装置から前記バス運行情報を受信したバス停装置は、その受信したバス運行情報に基づいて当該バス停装置のあるバス停に到着予定のバスの系統番号とその到着予測時刻とを前記情報表示板に表示する
ことを特徴とするバス停情報提供システム。
上記発明では、各バス停に設置したバス停装置はそれぞれカメラとアクセスポイントと情報表示板とを備えており、各バス停に設置されたアクセスポイント同士を無線接続してメッシュネットワークが構築される。バス停装置は、カメラで撮影しているバス停付近の映像を解析してバスの到来およびそのバスの系統番号を認識し、当該バス停装置の識別情報(これによりバス停の位置が特定される)および認識した系統番号を含むバス位置情報を中央装置にメッシュネットワークを通じて通知する。中央装置はバス停装置から受信したバス位置情報に基づいてそのバスが下流のバス停に到着する時刻を予測して下流のバス停のバス停装置にメッシュネットワークを通じて通知し、そのバス停装置の情報表示板に表示させる。このように、バスの位置を検知して携帯電話網で情報センターに送信する等の機能を備えた車載装置をバスに搭載することなく、バス位置を検知しその到着予測時刻をバス停に表示することができるので、該システムの導入・運用が容易になる。
[2]前記バス停装置は、カメラで撮影された映像を解析してバス停付近の道路混雑度を求め、該道路混雑度を前記中央装置に前記メッシュネットワークを通じて送信し、
前記中央装置は、前記バス停装置から送られてきた前記バス位置情報と前記道路混雑度に基づいて前記到着予測時刻を求める
ことを特徴とする[1]に記載のバス停情報提供システム。
上記発明では、バス停に設置したカメラの映像からバス停前の道路の混雑状況を認識するので、下流のバス停へのバスの到着時間をより精度高く予測することができる。
[3]前記バス停装置は、カメラで撮影された停車中のバスの映像を解析してそのバスへの乗降人数を求めて前記中央装置に送信し、
前記中央装置は、同一のバスについて前記バス停装置から送られてくる乗降人数をそのバスの起点のバス停から集計して現時点でのそのバスの乗客数を求め、該乗客数に基づくこのバスの混雑度を、このバスの下流のバス停装置に送信し、
前記バス停装置は、中央装置から受信したバスの混雑度を前記情報表示板に表示する
ことを特徴とする[1]または[2]に記載のバス停情報提供システム。
上記発明では、各バス停装置は、カメラの映像を解析して停車中のバスへの乗降客数を認識して中央装置に通知し、中央装置は同一バスについてその乗降客数を起点のバス停から累積して現時点での乗客数を求め、そのバスの混雑度を下流のバス停装置に通知して情報表示板に表示させる。バスの到着予測時刻に加えてそのバスの混雑度が表示される。このように、各バス停に設置された情報表示板には、バスの到着予測時刻に加えてそのバスの混雑度が表示される。
[4]前記中央装置は、バス停装置のアクセスポイントに接続した情報端末からの要求に応じてバス運行情報を前記情報端末に提供する
ことを特徴とする[1]乃至[3]のいずれか1つに記載のバス停情報提供システム。
上記発明では、バス停に設置したアクセスポイントのサービスエリア内に居るバス利用者等は、情報端末をアクセスポイントからメッシュネットワーク経由で中央装置に接続して、該中央装置からバス運行情報を入手することができる。
[5]前記中央装置は、予め登録されている情報端末が、前記メッシュネットワークを構成するいずれかのバス停装置のアクセスポイントで検出されたとき、該検出したアクセスポイントのサービスエリア内に前記情報端末が居ると判断してその所在を報知する
ことを特徴とする[1]乃至[4]のいずれか1つに記載のバス停情報提供システム。
上記発明では、徘徊高齢者などに情報端末を所持させておけば、行方不明になった場合、その捜索に当該バス停情報提供システムを利用することができる。
[6]前記中央装置は、予め登録されている情報端末が、前記メッシュネットワークを構成するいずれかのバス停装置のアクセスポイントで検出されたとき、該検出したアクセスポイントを有するバス停装置のカメラによって撮影された映像を取得して保存する
ことを特徴とする[1]乃至[5]のいずれか1つに記載のバス停情報提供システム。
上記発明では、カメラの映像には、検出された情報端末を所持する者が写っている可能性が高いので、これを保存することでその捜索に役立てることができる。
[7]災害発生時は、前記メッシュネットワークを通じて前記中央装置から前記バス停装置に災害関連情報を送信し、該災害関連情報を前記バス停装置の前記情報表示板に表示する
ことを特徴とする[1]乃至[6]のいずれか1つに記載のバス停情報提供システム。
上記発明では、災害発生時の情報提供に当該バス停情報提供システムを活用することができる。
[8]災害発生時は、前記バス停装置のカメラで撮影した映像を前記バス停装置から前記中央装置に前記メッシュネットワークを通じて送信し、該映像を前記中央装置の表示装置に表示する
ことを特徴とする[1]乃至[7]のいずれか1つに記載のバス停情報提供システム。
上記発明では、災害発生時に被災現場の状況確認等に当該バス停情報提供システムを活用することができる。
[9]災害発生時は、前記バス停装置のアクセスポイントからインターネットに接続するサービスを提供する
ことを特徴とする[1]乃至[8]のいずれか1つに記載のバス停情報提供システム。
上記発明では、災害発生時には、メッシュネットワークの各アクセスポイントはインターネットに接続可能に開放される。これにより、だれでも情報端末をバス停装置のアクセスポイント経由でインターネットに接続して災害情報等を入手することができる。
本発明によれば、導入・運用が容易なバス停情報提供システムが提供される。
本発明の実施の形態に係るバス停情報提供システムの設置例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るバス停情報提供システムのバス停装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係るバス停情報提供システムの中央装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係るバス停情報提供システムの平時の動作概要を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係るバス停情報提供システムの災害発生時の動作概要を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係るバス停情報提供システムが予め登録されている情報端末の位置を検出する動作の例を示す説明図である。 バス停装置のカメラ部が行う処理を示す流れ図である。 バス停装置が中央装置に送信するバス位置情報のデータ構造を示す図である。 バス停装置が中央装置に送信する道路混雑情報のデータ構造を示す図である。 バス停装置の割り込み処理を示す流れ図である。 バス停装置が中央装置へ送信するカメラ映像のデータ構造を示す図である。 中央装置の災害情報処理装置が行う処理を示す流れ図である。 中央装置の災害情報処理装置がバス停装置へ送信する情報表示板更新データのデータ構造を示す図である。 中央装置の運行情報処理装置が行う処理を示す流れ図である。 中央装置からバス停装置に送信されるバス運行情報のデータ構造を示す図である。 中央装置の位置情報処理装置が行う処理を示す流れ図である。 中央装置からバス停装置に送信される映像要求のデータ構造を示す図である。 従来のバスロケーションシステムの構成例を示す図である。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明に係るバス停情報提供システム10の設置例を示している。バス停情報提供システム10は、各バス停3に設置されるバス停装置20と、バスの運行管理を行う情報センターなどに設置される中央装置40とから構成される。
バス停装置20は、カメラ22、メッシュネットワークに対応したアクセスポイント24、各種の情報を表示する情報表示板25などを備えて構成される。カメラ22は、バス停3に到来するバス5の正面、人がバスに乗降する様子、バス停付近の道路や歩道の様子などを撮影する。
バス停情報提供システム10では、各バス停に設置したバス停装置20のアクセスポイント24を網目状に無線通信で接続することにより、メッシュネットワーク12を構成する。ここでは、各アクセスポイント24はそのサービスエリア(無線通信可能な範囲)内にあるすべての他のアクセスポイント24と無線通信で接続してメッシュネットワークを構成する。各アクセスポイント24は少なくとも2箇所の隣接するアクセスポイント24と無線通信する。なお、バス停間に障害物があったり、離れすぎていたりする場合には、中継用のアクセスポイントが適宜設置される。
情報センターに設置された中央装置40は上記メッシュネットワーク12に接続される。ここでは、中央装置40もメッシュネットワーク対応のアクセスポイント44を有し、このアクセスポイント44を通じて上記メッシュネットワーク12と接続される。
バス停情報提供システム10は、各バス停3に設けた情報表示板25にバスの到着予測時刻や到着予定のバスの混雑状況を表示する機能、バスの到着予測時刻等をバス利用者の携帯する情報端末等に通知する機能などを果たす。また、災害発生時には、災害関連情報を情報表示板25に表示する機能、バス停装置20のカメラ22で撮影した被災状況の映像を収集する機能などを有する。また、予め登録された捜索対象の情報携帯端末を、メッシュネットワーク12を利用して検出し、その場所を特定する機能を備えている。
図2は、バス停装置20の概略構成を示している。バス停装置20は、カメラ22と制御部23を備えたカメラ部21と、表示部26と制御部27を備えた情報表示板25と、メッシュネットワークに対応したアクセスポイント24とを備えて構成される。カメラ部21と情報表示板25はそれぞれ有線LANでアクセスポイント24に接続されている。さらに、バス停装置20は、当該バス停装置20の各部に電力を供給する電源回路28を備えている。
制御部23、27はそれぞれ、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを主要部として構成される。カメラ部21の制御部23は、カメラ22の撮影した映像を解析してその結果をアクセスポイント24からメッシュネットワーク12を通じて中央装置40へ送信したり、中央装置40からの要求に応じてカメラ22の映像を中央装置40へ送信したりする等の制御を行う。この制御は、ROMに格納されているプログラムをCPUが実行することにより実現される。
情報表示板25の制御部27は、中央装置40から送られてきたバス運行情報や災害関連情報を情報表示板25の表示部26に表示する制御を行う。表示部26は、液晶ディスプレイや電子ペーパーなどで構成される。
アクセスポイント24は、メッシュネットワーク12を構築するために少なくとも隣接するバス停装置20のアクセスポイント24と無線通信を行う。また、無線LAN(Local Area Network)に対応した情報端末と通信することができる。たとえば、バス利用者等の所持する携帯型の情報端末と通信する。
電源回路28は、太陽電池28aと、この太陽電池28aが発電した電気を蓄える蓄電池28bを有する。また、商用電源にも接続されており、蓄電池28bの蓄電量が不足する場合には商用電源からバス停装置20の各部に電力を供給する。
図3は、中央装置40の概略構成を示している。中央装置40は、運行情報処理装置41と、位置情報処理装置42と、災害情報処理装置43と、メッシュネットワーク対応のアクセスポイント44とを備えて構成される。運行情報処理装置41、位置情報処理装置42、災害情報処理装置43はそれぞれアクセスポイント44に有線LANで接続されている。災害情報処理装置43はインターネットにも接続されている。
アクセスポイント44はメッシュネットワーク12を構築している隣接するバス停装置20のアクセスポイント24と無線通信を行う。なお、中央装置40のアクセスポイント44もメッシュネットワーク12を構築する1つのアクセスポイントとして機能する。
運行情報処理装置41は、バス停装置20から受信した情報に基づいて下流のバス停(バスよりその進行方向側のバス停)へのバスの到着時刻を予測してバス停装置20へ通知する処理などを行う。
位置情報処理装置42は、メッシュネットワーク12を構成するいずれかのバス停装置20のアクセスポイント24で情報端末が検出されたとき、その検出された情報端末が、予め登録されている捜索対象の情報端末と一致するか否かを判断し、一致する場合は、捜索対象の情報端末が、該情報端末を検出したアクセスポイント24のサービスエリア内(特に該当するバス停の近傍)であると判断して捜索依頼元へ報知する等の処理を行う。たとえば、徘徊高齢者などに無線LAN対応の情報端末を所持してもらい、アクセスポイント24でその情報端末のMAC(Media Access Control)アドレスを検出することで徘徊高齢者の現在位置を把握する。
災害情報処理装置43は、災害の発生時にメッシュネットワーク12を通じて各バス停装置20に災害関連情報を送信して情報表示板25に表示させる処理や、各バス停装置20のカメラ22から映像(被災状況の映像)を収集して表示する処理などを行う。
運行情報処理装置41、位置情報処理装置42、災害情報処理装置43は、CPU、ROM、RAM、不揮発メモリなどを主要部として構成される。なお、中央装置40は、たとえば、アクセスポイント44と有線LANで接続された汎用のコンピュータ装置とを備え、該コンピュータ装置で運行情報処理装置41、位置情報処理装置42、災害情報処理装置43の機能を実現するためのプログラムを実行する、といった構成であってもよい。
図4は、バス停情報提供システム10が平時に行うバス運行情報の提供に係る動作を示している。バス停3に設置されたバス停装置20は、カメラ22で撮影した、このバス停に到着するバス5の映像を解析して、そのバスの系統番号を認識する。
系統番号は、バスの運行される路線を識別するための番号である。系統番号は、通常、バスの先頭正面の上部に大きく表示される。系統番号の認識は、公知の画像認識方法で行えばよい。たとえば、映像内のバスの正面を認識して抽出し、その上部の所定箇所にある所定サイズ以上の数字や文字を系統番号として認識するといった方法でよい。
さらに、バス停装置20は、カメラ22の撮影した映像を解析することで、バス停に停車中のバスに乗り込む乗客の数(乗車客数)と、停車中のバスから降りる乗客の数(降車客数)をそれぞれカウントする。そして、そのバスがバス停から出発したことを映像解析によって検出すると、そのバスの系統番号と、乗車客数と、降車客数と、当該バス停の識別情報とを含むバス位置情報を中央装置40にメッシュネットワーク12を通じて送信する。バス停の識別情報には、たとえば、各バス停に付与されているIDや、バス停に設置されているバス停装置20のカメラ部21のIPアドレスなどが使用される。中央装置40は、バス停の識別情報からそのバス停の位置を認識する。
また、バス停装置20は、カメラ22の撮影した映像を解析してバス停前の道路混雑度を検出し、その道路混雑度と当該バス停の識別情報とを含む道路混雑情報を定期的(たとえば、5分毎)に中央装置40にメッシュネットワーク12を通じて送信する処理を行う。ここでは、単位時間(5分)の間にバス停前を通過した車両の台数(車両通過台数)と、それらの車両の平均速度とを道路混雑度を示す情報として送信する。
情報センターの中央装置40は、バス停装置20から通知されたバス位置情報および道路混雑情報から、運行中の各バスが下流のバス停に到着する時刻(到着予測時刻)を求める。
到着予測時刻は、たとえば、次のようにして求める。バス停装置20からバス位置情報を受信した時刻をそのバス位置情報の示すバス停からバスが出発した時刻とする(出発時刻がバス位置情報に含まれる構成でもよい。)。時間帯別に各バス停間をバスが走行するのに要する時間(通常所要時間)およびそのときの平均的な道路混雑度(通常道路混雑度とする)を予め計測等してデータベースに登録しておく。そして、対象区間(たとえば、出発バス停から次のバス停まで)における現在の道路混雑度と通常道路混雑度とを比較し、それらの差分に基づいてその区間の通常所要時間を増減補正してその区間の所要時間を求め、この所要時間を出発時刻に加算した時刻を到着予測時刻として求める。
なお、N個下流のバス停への到着予測時刻は、N個下流のバス停までの各バス停間の所要時間を、上記の手法(通常所要時間を、道路混雑度と通常混雑度との差分で補正する方法)で求めて合計し、該合計値と、1つのバス停での標準停車時間×(N−1)とを出発時刻に加算した時刻として求める。
たとえば、道路混雑度として通過車両の平均速度を使用する場合、バス停装置20から受信した道路混雑情報に含まれる平均速度が予め定めた標準速度よりどの程度遅いかに応じて、その区間の通常所要時間を長くするように補正すればよい。具体的には、所要時間=通常所要時間×標準速度÷道路混雑情報の示す平均速度 として求めることができる。
また、到着予測時刻は次のような方法で求めてもよい。ここでは、次のバス停への到着予測時間を求める例を示す。各バス停間の距離をデータベースとして保持しておく。出発バス停から次のバス停までのバスの平均走行速度を、各バス停のバス停装置20から受信される道路混雑度(車両通過台数とそれらの平均速度)から推定する。たとえば、出発バス停のバス停装置20から受信した道路混雑度と次のバス停のバス停装置20から受信した道路混雑度の平均を、出発バス停から次のバス停までの平均の道路混雑度とし、この道路混雑度における平均走行速度を求める。そして、出発バス停から次のバス停までの距離と道路混雑度から推定した平均走行速度とから走行時間を算出し、これを出発時刻に加算した時刻を到着予測時刻として求める。なお、到着予測時刻の求め方は例示した方法に限定されず、任意でよい。
中央装置40の運行情報処理装置41は、各バス停装置20から受信したバス位置情報に含まれる乗車客数および降車客数から、それらの差分(乗車客数−降車客数)を求め、これをそのバスの起点のバス停から累計して現時点でのそのバスの乗客数を求める。そして、この乗客数とそのバスの定員数との比率からそのバスの混雑度を求める。上記比率自体を混雑度としてもよいし、上記比率を複数段階に区分して混雑度を表すようにしてもよい。たとえば、0〜70%は「混雑なし」、71〜100%は「やや混雑」、101〜140%は「混雑」、140%以上は「満員」などのように区分する。
中央装置40は、運行中の各バスについて、そのバスが下流のバス停に到着する到着予測時刻と、そのバスの混雑度と、そのバスの系統番号および行き先を示すバス運行情報を作成し、該バス運行情報を、そのバスが向う下流のバス停のバス停装置20に対してメッシュネットワーク12を通じて送信する。
下流のバス停のうち、次のバス停のバス停装置20のみ、あるいは2個下流、3個下流までのバス停のバス停装置20のみを対象にバス運行情報を送信するようにしてもよいし、下流の全てのバス停にバス運行情報を送信してもよい。幾つ下流のバス停までを対象とするかを設定変更可能に構成するとよい。
自装置宛てのバス運行情報を受信したバス停装置20は、このバス運行情報に基づく情報を自装置の情報表示板25に表示する。これにより、バス停でバスを待つ利用者は、近づくバスの系統番号、そのバスの到着予測時刻および混雑状況を知ることができ、バス待ちの不安が軽減される。
また、バスの利用者等は、自己の携帯する情報端末50などから、最寄りのバス停に設置されているバス停装置20のアクセスポイント24に接続し、メッシュネットワーク12を経由して中央装置40にアクセスしてバス運行情報の提供を要求し、所望のバス運行情報を中央装置40から取得することができる。このアクセスはバス事業者等の管理するイントラネットへのアクセスである。
上記アクセスを受けた中央装置40は、利用者から指定されたバス停に到着するバスに関するバス運行情報をそのアクセス元の情報端末50に送信する。情報端末50は受信したバス運行情報をディスプレイに表示する。たとえば、バス停一覧の中から所望のバス停の選択を受けると、そのバス停に向かうバスに関するバス運行情報を提供する。あるいは、情報端末50の接続されたアクセスポイント24の位置から自動的にバス停を割り出し、このバス停に向かうバスに関するバス運行情報を自動的に提供するようにしてもよい。
このように、バスの利用者等は、メッシュネットワーク12を構成するアクセスポイント24のサービスエリア内であれば、バス停からある程度離れていても自己の情報端末50からバス運行情報を入手して閲覧することができる。これにより「バス停までゆっくり歩いて大丈夫か」といった判断が可能になる。また、バスの混雑度を示す情報も入手できるので、「バスを1台見送って次のバスにするべきか」といった判断も可能になる。
図5は、災害時にバス停情報提供システム10が行う災害情報の提供等に関する動作を示している。バス停情報提供システム10の中央装置40は、インターネットを通じて災害発生に関する各種の情報を取得して災害の発生を検出する。中央装置40は、災害発生を検出すると、自装置の動作を自動的に災害モードに切り替える。なお、防災担当者などが災害の発生時に手動で中央装置40を災害モードに切り替えるようにしてもよい。
災害モードでは、バス停情報提供システム10は、バス停に設置されているバス停装置20の情報表示板25を通じて避難情報などを提供する。たとえば、中央装置40の災害情報処理装置43は、各バス停のバス停装置20に対し、そのバス停付近からの避難に適した災害時避難場所の案内図などを送信して表示させる。
また、バス停装置20のカメラ22によって各バス停付近を撮影した映像を情報センターの中央装置40で収集してモニタに表示する。この映像は、防災担当者による被害状況の確認などに供される。
さらに、中央装置40は、災害モードでは、通常はイントラネットとして使用しているメッシュネットワーク12を一時的に開放してインターネットに接続する。これにより、被災者等は最寄りのバス停に設置されているバス停装置20のアクセスポイント24を使用して自己の情報端末50をインターネットに接続して災害情報を確認することができる。
バス停情報提供システム10を災害時に活用することで、災害発生初期において携帯電話通信網が利用できない状況であっても、メッシュネットワーク12を利用して災害情報の提供や被災状況の収集を行うことができる。
図6は、バス停情報提供システム10が行う情報端末50の位置検出サービスの動作を示している。位置検出サービスは中央装置40の位置情報処理装置42が行う。位置検出サービスは、平時は徘徊高齢者など行方不明者の捜索に利用される。一方、災害発生時は、被災者等の所在・安否確認に利用される。
バス停装置20は、自装置のアクセスポイント24がそのサービスエリア内で情報端末50を検出したとき、その情報端末50のMACアドレスと当該検出したバス停装置20の識別情報とを含む検出通知を、メッシュネットワーク12を通じて中央装置40に送信する。この検出通知を受信した中央装置40の位置情報処理装置42は、受信した検出通知に含まれるMACアドレスと予め登録されている捜索対象のMACアドレスとを比較する。
平時の捜索対象は、たとえば、徘徊高齢者に所持させている情報端末50のMACアドレスにされる。災害発生時の捜索対象は、被災者の情報端末50のMACアドレスにされる。
受信した検出通知に含まれるMACアドレスと予め登録されている捜索対象のMACアドレスとが一致する場合は、その一致するMACアドレスを有する情報端末50を所持する人物がこの検出通知の送信元のバス停装置20のアクセスポイント24のサービスエリア内に居ると判断し、その所在を報知する。たとえば、捜索対象の情報端末50が検出されたバス停装置20の設けられているバス停の名称などを所在情報として捜索依頼元へ電子メールなどで通知する。
さらに、検出通知に含まれるMACアドレスと予め登録されている捜索対象のMACアドレスとが一致した場合は、その検知通知の送信元のバス停装置20のカメラ22が撮影しているバス停付近の映像を、当該一致したMACアドレスと対応付けて保存する。この映像は情報センターに設置されているモニタに表示される。撮影した映像には捜索対象の人物が写っている可能性があり、モニタでの監視および保存によりその人物の捜索や安否確認に役立てることができる。保存した映像と同じ映像を捜索依頼元に送信してもよい。上記の撮影は、たとえば、一致するMACアドレスを検出してから所定時間(たとえば5分)継続して行われる、もしくは管理者等から終了指示を受けるまで行われる。
このようにバス停情報提供システム10では、災害発生初期において携帯電話通信網が利用できない状況であっても、メッシュネットワーク12を利用して被災者等の安否確認を行うことができる。
次に、これまで説明したバス停情報提供システム10の機能・動作を実現するためにバス停装置20、中央装置40のそれぞれが行う処理の流れ、および、中央装置40とバス停装置20の間で授受されるデータのデータ構造について説明する。
図7は、バス停装置20のカメラ部21が行う処理の流れを示している。バス停装置20のカメラ部21の制御部23は、カメラ22が撮影している映像を画像処理して解析する(ステップS101)。この解析において、映像内の所定の地点(たとえば、バス停前)に車両が検知されなければ(ステップS102;;No)、ステップS101に戻って、次の映像の解析を行う。
車両を検知した場合は(ステップS102;Yes)、その車両の種類がバスか否かを判別する(ステップS103)。バスならば(ステップS103;Yes)、そのバスの系統番号を認識する(ステップS104)。さらに、バスの停車中に映像解析を継続して、このバスへの乗車客数、降車客数をカウントする(ステップS105)。そしてバスが発車したとき、このバスの系統番号、乗車客数、降車客数および当該バス停装置の識別情報を含むバス位置情報を情報センターの中央装置40(運行情報処理装置41)にメッシュネットワーク12を通じて送信する(ステップS106)。その後、ステップS101に戻って処理を継続する。なお、検出したバスがバス停を通過した場合は、系統番号を認識し、乗車客数、降車客数は共に「0」とする。
一方、検知された車両がバスでない場合は(ステップS103;No)、通過車両台数をカウントアップする(ステップS107)。さらに、時系列な映像解析により車両の速度を計測する(ステップS108)。そして、前回の道路混雑情報の送信から一定時間が経過していなければ(ステップS109;No)、ステップS101に戻って処理を継続する。
前回の道路混雑情報の送信から一定時間が経過した場合は(ステップS109;Yes)、この一定時間にバス停前を通過した通過車両台数と、それらの車両の平均速度とを道路混雑情報として情報センターの中央装置40(運行情報処理装置41)にメッシュネットワーク12を通じて送信する(ステップS110)。その後、ステップS101に戻って処理を継続する。
図8は、バス停装置20が中央装置40(運行情報処理装置41)に対して送信するバス位置情報のデータ構造を示している。
なお、バス停装置20と中央装置40との間で授受されるすべてのデータはヘッダ部とデータ部で構成される。また、ヘッダ部は、この情報の宛先と送信元を示すフィールドで構成される。データ部は、最初に情報種別のフィールドを有し、それ以後のフィールドは情報種別によって個々定められる。
図8に示すバス位置情報では、宛先のフィールドに中央装置40の運行情報処理装置41のIPアドレスが登録され、送信元のフィールドに当該バス停装置20の識別情報としてカメラ部21のIPアドレスが登録される。
データ部は、情報種別、バス出発時刻、系統番号、乗車客数、降車客数の各フィールドで構成される。情報種別のフィールドには、バス位置情報に対応する情報種別IDが登録される。バス出発時刻のフィールドには、バス停にバスが停車した場合は、そのバスが当該バス停から出発した時刻が登録され、バスがバス停を通過した場合は、その通過時刻が登録される。系統番号のフィールドには、バス表示器の系統番号を映像解析によって認識した結果が登録される。乗車客数のフィールドには、乗り口から乗車した客数が登録される。バス停をバスが通過した場合は0人が登録される。降車客数のフィールドには、降り口から降車した客数が登録される。バス停をバスが通過した場合は0人が登録される。
図9は、バス停装置20が中央装置40(運行情報処理装置41)に対して送信する道路混雑情報のデータ構造を示している。ヘッダ部の宛先のフィールドには、運行情報処理装置41のIPアドレスが登録され、送信元のフィールドには当該バス停装置20の識別情報としてカメラ部21のIPアドレスが登録される。
道路混雑情報のデータ部は、情報種別、車両通過台数、平均速度の各フィールドで構成される。情報種別のフィールドには、道路混雑情報に対応する情報種別IDが登録される。車両通過台数のフィールドには、単位時間(図7、ステップS109の一定時間)にこのバス停を通過した車両の台数が登録される。平均速度は、単位時間にこのバス停を通過した車両の平均速度が登録される。
図10は、バス停装置20が中央装置40から情報を受信した場合に行われる受信割り込み処理の流れを示している。中央装置40から受信したデータが情報表示板更新データであれば(ステップS141;情報表示板更新データ)、受信した情報表示板更新データに従って情報表示板25の表示内容を更新して(ステップS142)、当該受信割り込み処理を終了する。
中央装置40から受信したデータが映像要求であれば(ステップS141;映像要求)、カメラ22で撮影した映像を中央装置40へ送信して(ステップS143)、当該受信割り込み処理を終了する。
なお、バス停装置20では、中央装置40から受信したデータのヘッダ部の宛先がカメラ部21のIPアドレスであれば、そのデータに関する処理はカメラ部21が行い、情報表示板25のIPアドレスであれば、そのデータに関する処理は情報表示板25が行う。
図11は、バス停装置20が中央装置40へ送信するカメラ映像のデータ構造を示している。ヘッダ部の宛先のフィールドには、位置情報処理装置42のIPアドレスが登録され、送信元のフィールドには当該バス停装置20の識別情報としてカメラ部21のIPアドレスが登録される。
データ部は、情報種別、カメラ映像の各フィールドで構成される。情報種別のフィールドには、カメラ映像データに対応する情報種別IDが登録される。カメラ映像のフィールドには、カメラ映像のデータ(JPEG(Joint Photographic Experts Group)形式などの画像ファイル)が登録される。
図12は、中央装置40の災害情報処理装置43が行う処理の流れを示している。災害情報処理装置43は、インターネットなどを通じて災害発生に関する警報を受信すると(ステップS201;Yes)、災害モードフラグを「1」にセットする(ステップS202)。そして、各バス停装置20のアクセスポイント24でのインターネット接続環境を開放し、情報端末50等がバス停装置20のアクセスポイント24からインターネットへ接続できるようにする(ステップS203)。さらに、各バス停装置20へ、警報内容に応じた避難情報などを含む情報表示板更新データを送信して(ステップS204)、ステップS201に戻る。
警報を受信しない場合は(ステップS201;No)、災害が復旧したか否かを判断する(ステップS205)。災害の復旧は、インターネットなどを通じて災害に関する警報の解除を示す情報の受信、あるいは管理者による災害復旧の手動入力などにより認識する。
災害復旧でない場合は(ステップS205;No)、ステップS201に戻って処理を継続する。
災害復旧の場合は(ステップS205;Yes)、災害モードフラグを「0」にリセットし(ステップS206)、各バス停装置20のアクセスポイント24でのインターネット接続環境を終了させて(ステップS207)、ステップS201に戻る。
図13は、中央装置40の災害情報処理装置43がバス停装置20へ送信する情報表示板更新データのデータ構造を示している。ヘッダ部の宛先のフィールドには、送信先のバス停装置20の識別情報として情報表示板25のIPアドレスが登録される。送信元のフィールドには災害情報処理装置43のIPアドレスが登録される。
データ部は、情報種別、画像、テキストの各フィールドで構成される。情報種別のフィールドには、災害情報向け情報表示板更新データに対応する情報種別IDが登録される。画像のフィールドには、情報表示板25に表示する画像のデータが登録される。たとえば、避難場所への誘導用地図データなどが登録される。テキストのフィールドには、情報表示板25に表示する警告内容のテキストデータが登録される。画像やテキストのフィールドには、送信先のバス停装置20毎に、そのバス停の場所に応じた避難地図や警告内容が選択されて登録される。
図14は、中央装置40の運行情報処理装置41が行う処理の流れを示している。運行情報処理装置41は、災害モードフラグが「1」か否かを調べ(ステップS301)、災害モードフラグが「1」ならば(ステップS301;Yes)、ステップS301に戻って、災害フラグモードの監視を継続する。
災害フラグモードが「0」の場合は(ステップS301;No)、バス停装置20からバス位置情報などのデータの受信を待つ(ステップS302;No)。
バス停装置20からデータを受信すると(ステップS302;Yes)、そのデータの情報種別を判別する(ステップS303)。情報種別がバス位置情報であれば(ステップS303;バス位置情報)、運行中のバスの位置情報およびバス内の混雑度を更新して(ステップS304)、ステップS306へ移行する。
たとえば、運行中の各バスを管理する運行中バス管理テーブルを設けておき、起点のバス停のバス停装置20からバス位置情報を受信したとき、そのバスを運行中バスとして運行中バス管理テーブルに新規登録する。運行中バス管理テーブルには、運行中のバス毎に、起点バス停、系統番号、最終バス停(最新の出発バス停)、最終バス停出発時刻、下流のバス停へ到着予測時刻、乗客数、バス混雑度などの項目が登録される。
バス位置情報を受信したとき、これに含まれる系統番号、バス停の識別情報、バス出発時刻から、このバス位置情報に係るバスが、運行中バス管理テーブルの中のどのバスであるかを特定し、このバスに係る登録内容を更新する。乗客数は、受信したバス位置情報に含まれる乗車客数から降車客数を減算した値を、起点のバス停から累積して更新する。バス混雑度は、「混雑なし」、「やや混雑」など乗客数を反映した値に更新される。
なお、系統番号に対応する終点バス停にバスが到達したとき(もしくは終点バス停を出発したとき)、そのバスを管理テーブルから削除する。
バス停装置20から受信したデータの情報種別が道路混雑情報であれば(ステップS303;道路混雑情報)、道路の混雑状況を更新してステップS306へ移行する。
道路の混雑状況については、たとえば、すべてのバス停について、そのバス停前の道路混雑状況を示すデータ(車両通過台数、平均速度)を登録した道路混雑管理テーブルを設けて管理する。いずれかのバス停装置20から道路混雑情報を受信したとき、その道路混雑情報の送信元のバス停装置20(カメラ部21のIPアドレスによって特定される)のあるバス停に対応する道路混雑状況のデータを更新する。
ステップS306では、受信したバス位置情報が示すバス停の位置と、そのバス停より下流の道路の混雑状況等から、このバスが下流のバス停に到着する時刻を予測した到着予測時刻を算出する。ここでは、次のバス停への到着予測時刻のみならず、下流(次のバス停以降)のすべてのバス停について、それぞれのバス停への到着予測時刻を算出する。
次に、算出した到着予測時刻およびバスの混雑度等を含むバス運行情報を情報表示板更新データとして各バス停装置20に送信する(ステップS307)。
また、情報端末50からバス運行情報の提供要求を受けた場合にその応答として送信されるバス運行情報(情報端末装置閲覧用の運行情報)を更新する(ステップS308)。たとえば、前述した運行中バス管理テーブルを情報端末装置閲覧用の運行情報としてもよい。その後、ステップS301に戻って処理を継続する。
図15は、中央装置40からバス停装置20に送信されるバス運行情報としての情報表示板更新データのデータ構造を示している。ヘッダ部の宛先のフィールドには、送信先のバス停に対応する情報表示板25のIPアドレスが登録され、送信元のフィールドには中央装置40の運行情報処理装置41のIPアドレスが登録される。
データ部は、情報種別、情報個数、系統番号、最終バス停、最終バス停出発時刻、到着予測時刻、バス混雑度を示す各フィールドで構成される。情報種別のフィールドには、バス運行情報(運行情報向け情報板更新データ)に対応する情報種別IDが登録される。情報個数のフィールドには、このデータ部に含まれる単位バス情報の個数が登録される。「系統番号、最終バス停、最終バス停出発時刻、到着予測時刻、バス混雑度」がバス1台分に対応する単位バス情報である。データ部には、情報個数のフィールドに続けて、情報個数の示す個数分の単位バス情報が登録される。
最終バス停のフィールドには、このバスが最後に認識された上流バス停(最新の出発バス停)のIDが登録される。最終バス停出発時刻のフィールドには、最後に認識された上流バス停からこのバスが出発した時刻が登録される。到着予測時刻はこのバスが当該バス運行情報の送信先のバス停に到着する予測の時刻であり、バス混雑度は、最後に認識された上流バス停を出発したときのこのバス内の混雑状況を示す。
図16は、中央装置40の位置情報処理装置42が行う処理の流れを示している。なお、各バス停装置20はそのアクセスポイント24がそのサービスエリア内で情報端末50を検知したとき、その検知された情報端末50のMACアドレスを中央装置40の位置情報処理装置42に対して送信するようになっている。
中央装置40の位置情報処理装置42は、各バス停装置20のアクセスポイント24で検出された情報端末50のMACアドレスを取得する(ステップS401)。取得したMACアドレスが予め登録されているいずれかのMACアドレスと一致するか否かを調べる(ステップS402)。
一致するMACアドレスがなければ(ステップS402;No)、ステップS401に戻って処理を継続する。
取得したMACアドレスが予め登録されているいずれかのMACアドレスと一致する場合は(ステップS402;Yes)、その一致するMACアドレスの情報端末の所持者が、捜索対象の行方不明者か否かを調べる(ステップS403)。
行方不明者でなければ(ステップS403;No)、ステップS401に戻る。行方不明者の場合は(ステップS403;Yes)、その一致するMACアドレスの情報端末がアクセスポイント24によって検出されたバス停装置20に対して映像要求を送信する(ステップS404)。なお、ステップS403をスキップし、ステップS402;Yesの場合に直ちにステップS404の処理を行うようにしてもよい。
その後、この映像要求に応じてバス停装置20から送られて来るカメラ映像を受信して蓄積保存する(ステップS405)。さらに、一致したMACアドレスの情報端末50が検出されたアクセスポイント24のサービスエリア内にその行方不明者が居ること、およびその捜索依頼を、所定の捜索機関あるいはこのMACアドレスに係る人物の捜索依頼元に通知する(ステップS406)。その後、ステップS401に戻って処理を継続する。
図17は、中央装置40からバス停装置20に送信される映像要求のデータ構造を示している。ヘッダ部の宛先のフィールドには、送信先のバス停に対応する情報表示板25のIPアドレスが登録され、送信元のフィールドには中央装置40の位置情報処理装置42のIPアドレスが登録される。
データ部は、情報種別で構成される。情報種別のフィールドには、映像要求に対応する情報種別IDが登録される。
以上説明したように、本発明に係るバス停情報提供システム10では、バス停にカメラ22を設置し、その映像を解析してバスの系統番号等を認識するので、バスに車載器を搭載する必要がなく、複数のバス事業者が乗り入れているバス停にも、当該バス停情報提供システム10を容易に導入して運用することができる。
また、バス停に設置したカメラ映像を解析して乗降客数を認識し、これを起点のバス停から累積して現時点でのバスの乗客数を把握し、バス停の情報表示板25にバスの混雑度を表示するので、バスの利用者にとっての利便性の高い情報を提供することができる。
さらに、バス停に設置したカメラの映像からバス停前の道路の混雑状況を認識するので、下流のバス停へのバスの到着時間の予測精度を高めることができる。
また、災害発生時には、各バス停に設置した情報表示板25から災害関連情報を提供したり各バス停に設置したカメラ22の映像を収集して被災状況の確認に役立てたりすることができる。さらに、平時は徘徊高齢者などの行方不明者の捜索、災害時は被災者等の安否確認にもバス停情報提供システム10を活用することができる。このようにバス停情報提供システム10は、当該システムが保有するメッシュネットワーク12を有効に活用して社会に貢献することができる。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
各バス停装置20に設けるカメラ22は1台に限定されず、所望の映像を得るために複数台設置されてもよい。
バス停装置20の構成は実施の形態に例示したものに限定されない。たとえば、カメラ22と情報表示板25とに共通の制御部を設けて制御する構成であってもよい。
バスの到着予測時刻やバス混雑度の通知は、下流のバス停のすべてに通知してもよいし、次のバス停のみに通知するあるいは2つ先のバス停まで通知するというように範囲を限定してもよい。
災害発生時は、当該バス停情報提供システム10の中央装置40を公的な防災システムなど他の防災システムと連携させ、バス停情報提供システム10で収集した被災現場の映像を他の防災システムに提供したり、他の防災システムから、情報表示板25に表示させる災害情報の提供を受けたりするように構成されてもよい。
3…バス停
5…バス
10…バス停情報提供システム
12…メッシュネットワーク
20…バス停装置
21…カメラ部
22…カメラ
23…制御部
24…アクセスポイント
25…情報表示板
26…表示部
27…制御部
28…電源回路
28a…太陽電池
28b…蓄電池
40…中央装置
41…運行情報処理装置
42…位置情報処理装置
43…災害情報処理装置
44…アクセスポイント
50…情報端末

Claims (9)

  1. 中央装置と、各バス停に設置されたバス停装置とを有するバス停情報提供システムであって、
    前記バス停装置は、バス停付近を撮影するカメラと、情報表示板と、メッシュネットワーク対応のアクセスポイントとを備え、
    各バス停に配置された前記アクセスポイントを使用して前記メッシュネットワークを構築し、
    前記中央装置は、前記メッシュネットワークに接続される通信部を備え、
    前記バス停装置は、カメラで撮影されたバスの映像を解析してそのバスの系統番号を認識し、該認識した系統番号と当該バス停装置の設置されているバス停の識別情報とを含むバス位置情報を前記中央装置に前記メッシュネットワークを通じて送信し、
    前記中央装置は、前記バス停装置から送られてきた前記バス位置情報に基づいて、そのバス位置情報に含まれる系統番号のバスが下流のバス停に到着する到着予測時刻を求め、前記系統番号と前記到着予測時刻とを含むバス運行情報を前記下流のバス停のバス停装置に前記メッシュネットワークを通じて送信し、
    前記中央装置から前記バス運行情報を受信したバス停装置は、その受信したバス運行情報に基づいて当該バス停装置のあるバス停に到着予定のバスの系統番号とその到着予測時刻とを前記情報表示板に表示する
    ことを特徴とするバス停情報提供システム。
  2. 前記バス停装置は、カメラで撮影された映像を解析してバス停付近の道路混雑度を求め、該道路混雑度を前記中央装置に前記メッシュネットワークを通じて送信し、
    前記中央装置は、前記バス停装置から送られてきた前記バス位置情報と前記道路混雑度に基づいて前記到着予測時刻を求める
    ことを特徴とする請求項1に記載のバス停情報提供システム。
  3. 前記バス停装置は、カメラで撮影された停車中のバスの映像を解析してそのバスへの乗降人数を求めて前記中央装置に送信し、
    前記中央装置は、同一のバスについて前記バス停装置から送られてくる乗降人数をそのバスの起点のバス停から集計して現時点でのそのバスの乗客数を求め、該乗客数に基づくこのバスの混雑度を、このバスの下流のバス停装置に送信し、
    前記バス停装置は、中央装置から受信したバスの混雑度を前記情報表示板に表示する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のバス停情報提供システム。
  4. 前記中央装置は、バス停装置のアクセスポイントに接続した情報端末からの要求に応じてバス運行情報を前記情報端末に提供する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載のバス停情報提供システム。
  5. 前記中央装置は、予め登録されている情報端末が、前記メッシュネットワークを構成するいずれかのバス停装置のアクセスポイントで検出されたとき、該検出したアクセスポイントのサービスエリア内に前記情報端末が居ると判断してその所在を報知する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載のバス停情報提供システム。
  6. 前記中央装置は、予め登録されている情報端末が、前記メッシュネットワークを構成するいずれかのバス停装置のアクセスポイントで検出されたとき、該検出したアクセスポイントを有するバス停装置のカメラによって撮影された映像を取得して保存する
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つに記載のバス停情報提供システム。
  7. 災害発生時は、前記メッシュネットワークを通じて前記中央装置から前記バス停装置に災害関連情報を送信し、該災害関連情報を前記バス停装置の前記情報表示板に表示する
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1つに記載のバス停情報提供システム。
  8. 災害発生時は、前記バス停装置のカメラで撮影した映像を前記バス停装置から前記中央装置に前記メッシュネットワークを通じて送信し、該映像を前記中央装置の表示装置に表示する
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1つに記載のバス停情報提供システム。
  9. 災害発生時は、前記バス停装置のアクセスポイントからインターネットに接続するサービスを提供する
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1つに記載のバス停情報提供システム。
JP2012144560A 2012-06-27 2012-06-27 バス停情報提供システム Pending JP2014010493A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012144560A JP2014010493A (ja) 2012-06-27 2012-06-27 バス停情報提供システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012144560A JP2014010493A (ja) 2012-06-27 2012-06-27 バス停情報提供システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014010493A true JP2014010493A (ja) 2014-01-20

Family

ID=50107198

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012144560A Pending JP2014010493A (ja) 2012-06-27 2012-06-27 バス停情報提供システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014010493A (ja)

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104809902A (zh) * 2015-04-29 2015-07-29 贵州中科汉天下信息技术有限公司 一种降低gps设备耗电的方法
JP2016031595A (ja) * 2014-07-28 2016-03-07 日本電信電話株式会社 情報集配システム、情報集配方法、およびプログラム
CN105551291A (zh) * 2016-02-16 2016-05-04 深圳市特维视科技有限公司 公交乘车指引系统
JP2017506780A (ja) * 2014-03-10 2017-03-09 ベイジン バイドゥ ネットコム サイエンス アンド テクノロジー カンパニー リミテッド 公共交通車両運転予測方法、装置及びデバイス
JP2017050835A (ja) * 2015-08-31 2017-03-09 株式会社日立国際八木ソリューションズ 双方向型情報配信システム、サーバ装置及び制御方法
CN107195192A (zh) * 2017-06-21 2017-09-22 南京邮电大学 一种车载定向运行状态的识别方法
WO2017187833A1 (ja) * 2016-04-27 2017-11-02 株式会社日立国際八木ソリューションズ 情報分散型管理システム
KR101907293B1 (ko) 2017-01-25 2018-10-11 최민지 정류장 및 택시 정보 안내 시스템
CN109671244A (zh) * 2018-12-25 2019-04-23 张鸿青 一种基于公交站的危险提示方法及装置
CN110245377A (zh) * 2019-05-08 2019-09-17 暨南大学 一种出行方案推荐方法及推荐系统
JP2020060870A (ja) * 2018-10-05 2020-04-16 株式会社パインベース サイネージ
JP2020095410A (ja) * 2018-12-11 2020-06-18 トヨタ自動車株式会社 サーバ、車載装置、プログラム、情報提供システム、情報提供方法、及び車両
JP2020098574A (ja) * 2018-10-23 2020-06-25 アクシス アーベー 緊急事態通知システム
KR102196041B1 (ko) * 2020-05-19 2020-12-29 선광훈 버스 정보를 안내하는 영상 촬영 장치, 교통 정보 시스템 및 방법
WO2022064684A1 (ja) * 2020-09-28 2022-03-31 日本電気株式会社 情報送信装置、情報送信方法、及びプログラム
CN114664077A (zh) * 2022-03-18 2022-06-24 重庆交通大学 公交客流od分析方法及装置、存储介质

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6344299A (ja) * 1986-08-08 1988-02-25 オムロン株式会社 車両走行管理システム
JPH07220197A (ja) * 1994-01-28 1995-08-18 Hasegawa Electric Co Ltd 移動体の運行管理制御方法
JPH10111999A (ja) * 1996-10-07 1998-04-28 Hitachi Ltd 路線バス検出方法、路線バス検出装置、路線バス優先制御方法及び交通管制システム
JPH11339190A (ja) * 1998-05-25 1999-12-10 Casio Comput Co Ltd 車両運行管理システム
JP2000011035A (ja) * 1998-06-17 2000-01-14 Yazaki Corp 捜索システム
JP2000187791A (ja) * 1998-12-22 2000-07-04 Tsutsui Atsushi バス停車場情報通信システム
JP2002319094A (ja) * 2001-04-19 2002-10-31 Nissin Electric Co Ltd バス運行管理方法
US20040088104A1 (en) * 2002-08-08 2004-05-06 Izbicki Michael Paul Method, system, and storage medium for integrating vehicle management, transportation and communications functions
JP2009085784A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Fujifilm Corp 携帯端末、交通案内情報処理装置、交通案内システム、及び交通案内プログラム
WO2009123727A1 (en) * 2008-03-31 2009-10-08 Bo-In Lin An intelligent phone device for processing, managing, and responding to callers of pre-defined requests
JP2010102279A (ja) * 2008-10-27 2010-05-06 Mn Engineering Kk バナー広告並びに課金式バス停標識による安心安全システム
JP2011227550A (ja) * 2010-04-15 2011-11-10 Clarion Co Ltd 停留所装置、車載装置、運行管理装置、及び運行管理システム

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6344299A (ja) * 1986-08-08 1988-02-25 オムロン株式会社 車両走行管理システム
JPH07220197A (ja) * 1994-01-28 1995-08-18 Hasegawa Electric Co Ltd 移動体の運行管理制御方法
JPH10111999A (ja) * 1996-10-07 1998-04-28 Hitachi Ltd 路線バス検出方法、路線バス検出装置、路線バス優先制御方法及び交通管制システム
JPH11339190A (ja) * 1998-05-25 1999-12-10 Casio Comput Co Ltd 車両運行管理システム
JP2000011035A (ja) * 1998-06-17 2000-01-14 Yazaki Corp 捜索システム
JP2000187791A (ja) * 1998-12-22 2000-07-04 Tsutsui Atsushi バス停車場情報通信システム
JP2002319094A (ja) * 2001-04-19 2002-10-31 Nissin Electric Co Ltd バス運行管理方法
US20040088104A1 (en) * 2002-08-08 2004-05-06 Izbicki Michael Paul Method, system, and storage medium for integrating vehicle management, transportation and communications functions
JP2009085784A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Fujifilm Corp 携帯端末、交通案内情報処理装置、交通案内システム、及び交通案内プログラム
WO2009123727A1 (en) * 2008-03-31 2009-10-08 Bo-In Lin An intelligent phone device for processing, managing, and responding to callers of pre-defined requests
JP2010102279A (ja) * 2008-10-27 2010-05-06 Mn Engineering Kk バナー広告並びに課金式バス停標識による安心安全システム
JP2011227550A (ja) * 2010-04-15 2011-11-10 Clarion Co Ltd 停留所装置、車載装置、運行管理装置、及び運行管理システム

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017506780A (ja) * 2014-03-10 2017-03-09 ベイジン バイドゥ ネットコム サイエンス アンド テクノロジー カンパニー リミテッド 公共交通車両運転予測方法、装置及びデバイス
JP2016031595A (ja) * 2014-07-28 2016-03-07 日本電信電話株式会社 情報集配システム、情報集配方法、およびプログラム
CN104809902A (zh) * 2015-04-29 2015-07-29 贵州中科汉天下信息技术有限公司 一种降低gps设备耗电的方法
JP2017050835A (ja) * 2015-08-31 2017-03-09 株式会社日立国際八木ソリューションズ 双方向型情報配信システム、サーバ装置及び制御方法
JP2018022509A (ja) * 2015-08-31 2018-02-08 株式会社日立国際電気 双方向型情報配信システム
CN105551291A (zh) * 2016-02-16 2016-05-04 深圳市特维视科技有限公司 公交乘车指引系统
WO2017187833A1 (ja) * 2016-04-27 2017-11-02 株式会社日立国際八木ソリューションズ 情報分散型管理システム
JPWO2017187833A1 (ja) * 2016-04-27 2018-10-25 株式会社Hysエンジニアリングサービス 情報分散型管理システム
KR101907293B1 (ko) 2017-01-25 2018-10-11 최민지 정류장 및 택시 정보 안내 시스템
CN107195192B (zh) * 2017-06-21 2019-10-01 南京邮电大学 一种车载定向运行状态的识别方法
CN107195192A (zh) * 2017-06-21 2017-09-22 南京邮电大学 一种车载定向运行状态的识别方法
JP2020060870A (ja) * 2018-10-05 2020-04-16 株式会社パインベース サイネージ
JP2020098574A (ja) * 2018-10-23 2020-06-25 アクシス アーベー 緊急事態通知システム
JP2020095410A (ja) * 2018-12-11 2020-06-18 トヨタ自動車株式会社 サーバ、車載装置、プログラム、情報提供システム、情報提供方法、及び車両
JP7218557B2 (ja) 2018-12-11 2023-02-07 トヨタ自動車株式会社 サーバ、車載装置、プログラム、情報提供システム、情報提供方法、及び車両
CN109671244A (zh) * 2018-12-25 2019-04-23 张鸿青 一种基于公交站的危险提示方法及装置
CN110245377A (zh) * 2019-05-08 2019-09-17 暨南大学 一种出行方案推荐方法及推荐系统
CN110245377B (zh) * 2019-05-08 2023-08-04 暨南大学 一种出行方案推荐方法及推荐系统
KR102196041B1 (ko) * 2020-05-19 2020-12-29 선광훈 버스 정보를 안내하는 영상 촬영 장치, 교통 정보 시스템 및 방법
WO2022064684A1 (ja) * 2020-09-28 2022-03-31 日本電気株式会社 情報送信装置、情報送信方法、及びプログラム
CN114664077A (zh) * 2022-03-18 2022-06-24 重庆交通大学 公交客流od分析方法及装置、存储介质

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2014010493A (ja) バス停情報提供システム
US11257163B1 (en) Methods of pre-generating insurance claims
US11024167B2 (en) Information collection system and information collection apparatus
EP3862991B1 (en) Information processing method and information processing system
JP4033672B2 (ja) 緊急事態通報システム
KR101159230B1 (ko) 버스 승차정보 제공 시스템 및 그 방법
KR101243682B1 (ko) 개인 맞춤형 대중교통 정보처리 시스템 및 방법
JP2018061216A (ja) 情報表示システム及び情報表示方法
CN109962970B (zh) 信息收集系统以及服务器装置
US8907818B2 (en) Bus stop and system providing travel information in relation to buses
CN102622861A (zh) 基于地理位置的安保监控报警系统及其方法
JP2011227550A (ja) 停留所装置、車載装置、運行管理装置、及び運行管理システム
KR20140055817A (ko) 텔레매틱스 시스템 및 상기 시스템에서의 텔레매틱스 서비스 제공 방법
KR101386591B1 (ko) 감시카메라 통합관리시스템
KR102119496B1 (ko) 구원 시스템 및 구원 방법, 및 그것에 사용되는 서버
JP2018060481A (ja) 誘導システム及び誘導方法
JP5994389B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
TWM458629U (zh) 智慧公車站牌及公車行駛資訊指示系統
KR101392628B1 (ko) 통합 관제를 이용한 안심 귀가 시스템
JP2013222216A (ja) 監視装置、ユーザ端末、及び監視センタ
JP2008191990A (ja) 駐車場監視システム及びその方法
JP2023089165A (ja) 通報処理装置、通報処理方法、プログラム、及び記録媒体
JP2012098908A (ja) 車内降車告知を行なう車載通信機および車内降車告知システム
JP2011133278A (ja) 経路検索システム
JP4863701B2 (ja) ユーザ行動検知システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150623

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160229

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160303

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20160908