JP2009084276A - ピリダジノン化合物及びそれを含有する除草剤 - Google Patents

ピリダジノン化合物及びそれを含有する除草剤 Download PDF

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Abstract

【課題】優れた雑草防除の効力を有する化合物を提供すること。
【解決手段】一般式(I)
Figure 2009084276

〔式中、R1、R2、Z1、Z2、Z3、n及びG1の各置換基は、明細書中に記載の定義を表す。〕
【選択図】なし

Description

本発明は、ピリダジノン化合物及びそれを含有する除草剤に関する。
これまで、雑草を防除するための除草剤の有効成分となる化合物の開発が広く進められ、雑草防除の効力を有する化合物が見出されている。
また、ある種のピリダジノン化合物(非特許文献1を参照)が知られている。
ジャーナル・オブ・ヘテロサイクリック・ケミストリー(J.Heterocycl.Chem.)、42巻、427〜435頁(2005年)
本発明は優れた雑草防除の効力を有する化合物を提供することを課題とする。
本発明者等は、鋭意検討した結果、一般式(I)で表されるピリダジノン化合物が優れた雑草防除の効力を有することを見出し、本発明に至った。
本発明は、一般式(I)
Figure 2009084276
〔式中、R1はC1-6アルキル基又は(C1-6アルキルオキシ)C1-6アルキル基を表し、
2は水素原子又はC1-6アルキル基を表し、
Gは水素原子又は下記式
Figure 2009084276
{式中、Lは酸素原子又はイオウ原子を表し、
3はC1-6アルキル基、C3-8シクロアルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C6-10アリール基、(C6-10アリール)C1-6アルキル基、C1-6アルキルオキシ基、C3-8シクロアルキルオキシ基、C2-6アルケニルオキシ基、C3-6アルキニルオキシ基、C6-10アリールオキシ基、(C6-10アリール)C1-6アルキルオキシ基、ジ(C1-6アルキル)アミノ基、ジ(C2-6アルケニル)アミノ基、(C1-6アルキル)(C6-10アリール)アミノ基又は3〜8員の含窒素複素環基を表し、
4はC1-6アルキル基、C6-10アリール基又はジ(C1-6アルキル)アミノ基を表し、
5及びR6は同一又は異なっていてもよく、C1-6アルキル基、C3-8シクロアルキル基、C2-6アルケニル基、C6-10アリール基、C1-6アルキルオキシ基、C3-8シクロアルキルオキシ基、C6-10アリールオキシ基、(C6-10アリール)C1-6アルキルオキシ基、C1-6アルキルチオ基又はジ(C1-6アルキル)アミノ基を表す。
但し、R3、R4、R5及びR6の各々で表されるいずれの基もハロゲン原子により置換されていてもよく、C3-8シクロアルキル基、C6-10アリール基、(C6-10アリール)C1-6アルキル基のアリール部分、C3-8シクロアルキルオキシ基、C6-10アリールオキシ基、(C6-10アリール)C1-6アルキルオキシ基のアリール部分、(C1-6アルキル)(C6-10アリール)アミノ基のアリール部分及び3〜8員の含窒素複素環基はいずれもC1-6アルキル基により置換されていてもよい。}
で表されるいずれかの基を表し、
1はC1-6アルキル基又はC1-6アルキルオキシ基を表し、
2はC3-8シクロアルキル基、C2-6アルキニル基、C1-6アルキルオキシ基、C1-6ハロアルキル基、C1-6ハロアルキルオキシ基、ハロゲン原子、C6-10アリール基、5もしくは6員のヘテロアリール基、シアノ基又はニトロ基を表し、
3はC1-6アルキル基、C3-8シクロアルキル基、C2-6アルキニル基、C1-6アルキルオキシ基、C1-6ハロアルキル基、C1-6ハロアルキルオキシ基、ハロゲン原子、C6-10アリール基、5もしくは6員のヘテロアリール基、シアノ基又はニトロ基を表す。
但し、Z2及びZ3の各々で表されるC3-8シクロアルキル基、C6-10アリール基及び5もしくは6員のヘテロアリール基はいずれもハロゲン原子及びC1-6アルキル基からなる群より選ばれる少なくとも一種の基により置換されていてもよい。
nは0、1、2又は3を表し、nが2又は3である場合、各々のZ3は同一又は異なっていてもよい。〕
で示されるピリダジノン化合物(以下、本発明化合物と記す。)、
本発明化合物を有効成分として含有する除草剤、
本発明化合物の有効量を雑草又は雑草の生育する土壌に施用する雑草の防除方法、
雑草又は雑草の生育する土壌に施用して雑草を防除するための本発明化合物の使用、ならびに本発明化合物の製造のための製造中間体化合物、すなわち
一般式(II)
Figure 2009084276
〔式中、R7はC1-6アルキル基を表し、
1、R2、Z1、Z2、Z3及びnはそれぞれ前記と同じ意味を表す。〕
で示される化合物、及び、
一般式(VI)
Figure 2009084276
〔式中、R9はC1-6アルキル基を表し、R1、R2、Z1、Z2、Z3及びnはそれぞれ前記と同じ意味を表す。〕
で示される化合物
を提供する。
本発明化合物には、一般式(I)で示されるピリダジノン化合物が無機塩基等と混合されて農学的に許容される塩の形態をとる場合もあるが、本発明には該塩の形態のピリダジノン化合物も包含される。
本発明化合物は、雑草を防除する効果がある。
本発明において、C1-6アルキル基とは、炭素原子数1〜6のアルキル基を意味し、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基、sec−ペンチル基、イソペンチル基、ネオペンチル基、ヘキシル基、イソへキシル基等が挙げられ、
3-8シクロアルキル基とは、炭素原子数3〜8のシクロアルキル基を意味し、例えば、シクロプロピル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等が挙げられ、
2-6アルケニル基とは、炭素原子数2〜6のアルケニル基を意味し、例えば、アリル基、1−ブテン−3−イル基、3−ブテン−1−イル基等が挙げられ、
2-6アルキニル基とは、炭素原子数2〜6のアルキニル基を意味し、例えば、プロパルギル基、2−ブチニル基等が挙げられ、
6-10アリール基とは,炭素原子数6〜10のアリール基を意味し、例えば、フェニル基、ナフチル基等が挙げられ、
(C6-10アリール)C1-6アルキル基とは、C6-10アリール基で置換されたC1-6アルキル基を意味し、例えば、ベンジル基、フェネチル基等が挙げられ、
1-6アルキルオキシ基とは、炭素原子数1〜6のアルキルオキシ基を意味し、例えば、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ基等が挙げられ、
3-8シクロアルキルオキシ基とは、炭素原子数3〜8のシクロアルキルオキシ基を意味し、例えば、シクロプロピルオキシ基、シクロペンチルオキシ基等が挙げられ、
2-6アルケニルオキシ基とは、炭素原子数2〜6のアルケニルオキシ基を意味し、例えば、ビニルオキシ基、アリルオキシ基等が挙げられ、
3-6アルキニルオキシ基とは、炭素原子数3〜6のアルキニルオキシ基を意味し、例えば、プロパルギルオキシ基、2−ブチニルオキシ基等が挙げられ、
6-10アリールオキシ基とは、炭素原子数6〜10のアリールオキシ基を意味し、例えば、フェノキシ基、ナフチルオキシ基等が挙げられ、
(C6-10アリール)C1-6アルキルオキシ基とは、C6-10アリール基で置換されたC1-6アルキルオキシ基を意味し、例えば、ベンジルオキシ基、フェネチルオキシ基等が挙げられ、
ジ(C1-6アルキル)アミノ基とは、2つの同一又は異なったC1-6アルキル基で置換されたアミノ基を意味し、例えば、ジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基、N−エチル−N−メチルアミノ基等が挙げられ、
ジ(C2-6アルケニル)アミノ基とは、2つの同一又は異なったC2-6アルケニル基で置換されたアミノ基を意味し、例えば、ジアリルアミノ基、ジ(3−ブテニル)アミノ基等が挙げられ、
(C1-6アルキル)(C6-10アリール)アミノ基とは、C1-6アルキル基及びC6-10アリール基で置換されたアミノ基を意味し、例えば、メチルフェニルアミノ基、エチルフェニルアミノ基等が挙げられ、
1-6アルキルチオ基とは、炭素原子数1〜6のアルキルチオ基を意味し、例えば、メチルチオ基、エチルチオ基、プロピルチオ基、イソプロピルチオ基等が挙げられ、
(C1-6アルキルオキシ)C1-6アルキル基とは、C1-6アルキルオキシ基で置換されたC1-6アルキル基を意味し、例えば、メトキシエチル基、エトキシエチル基等が挙げられ、
3〜8員の含窒素複素環基とは、1〜3個の窒素原子を含み、更に1〜3個の酸素原子及び/又はイオウ原子を含んでいてもよく、芳香族又は脂環式の3〜8員の複素環基を意味し、例えば、1−ピラゾリル基、2−ピリジル基、2−ピリミジニル基、2−チアゾリル基、ピロリジノ基、ピペリジノ基、モルホリノ基等が挙げられ、
5もしくは6員のヘテロアリール基とは、窒素原子、酸素原子、イオウ原子から選ばれるヘテロ原子を1〜3個含む、芳香族の5もしくは6員の複素環基を意味し、例えば、3−ピリジル基、3−チエニル基、1−ピラゾリル基等が挙げられる。
本発明において、ハロゲン原子としては、例えば、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子等が挙げられる。
2及びZ3で表されるC1-6ハロアルキル基とは、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子等で置換されたC1-6アルキル基を意味し、例えば、トリフルオロメチル基、2,2,2−トリクロロエチル基等が挙げられる。
2及びZ3で表されるC1-6ハロアルキルオキシ基とは、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子等で置換されたC1-6アルキルオキシ基を意味し、例えば、トリフルオロメトキシ基、2,2,2−トリフルオロエトキシ基等が挙げられる。

3、R4、R5及びR6で表される基のうち、C3-8シクロアルキル基、C6-10アリール基、(C6-10アリール)C1-6アルキル基のアリール部分、C3-8シクロアルキルオキシ基、C6-10アリールオキシ基、(C6-10アリール)C1-6アルキルオキシ基のアリール部分、(C1-6アルキル)(C6-10アリール)アミノ基のアリール部分及び3〜8員の含窒素複素環基はいずれも、C1-6アルキル基で置換されていてもよい。この置換基となるC1-6アルキル基としては、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基等が挙げられる。
2及びZ3で表される基のうち、C3-8シクロアルキル基、C6-10アリール基及び5もしくは6員のヘテロアリール基はいずれも、C1-6アルキル基で置換されていてもよい。この置換基となるC1-6アルキル基としては、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基等が挙げられる。
本発明化合物のうち、Gが水素原子である一般式(I−a)で示される化合物は、一般式(I−a')及び一般式(I−a'')で示される互変異性体が存在し得る。一般式(I−a)で示される化合物には、これらの互変異性体のすべて及びそれらのうちの任意の2個以上からなる混合物が包含される。
Figure 2009084276
また、一般式(I−a)で示される化合物は、無機塩基(例えば、アルカリ金属(リチウム、ナトリウム、カリウム等)の水酸化物、炭酸塩、炭酸水素塩、酢酸塩、水素化物等、アルカリ土類金属(マグネシウム、カルシウム、バリウム等)の水酸化物、水素化物等、アンモニア)、有機塩基(例えば、ジメチルアミン、トリエチルアミン、ピペラジン、ピロリジン、ピペリジン、2−フェニルエチルアミン、ベンジルアミン、エタノールアミン、ジエタノールアミン、ピリジン、コリジン等)、金属アルコキシド(例えば、ナトリウムメトキシド、カリウムtert−ブトキシド、マグネシウムメトキシド等)等と混合されて農学的に許容され得る塩の形態をとることがある。一般式(I−a)で示される化合物には、このような農学的に許容される塩の形態のピリダジノン化合物も包含される。
本発明化合物が1個以上の不斉中心を有する場合、該化合物には2個以上の立体異性体(例えば、エナンチオマー、ジアステレオマー等)が存在する。本発明化合物には、これらの立体異性体のすべて及びそれらのうちの任意の2個以上からなる混合物が包含される。
また本発明化合物が二重結合等に基づく幾何異性を有する場合、該化合物には2個以上の幾何異性体(例えば、E/Z又はトランス/シスの各異性体、S−トランス/S−シスの各異性体等)が存在する。本発明化合物には、これらの幾何異性体のすべて及びそれらのうちの任意の2個以上からなる混合物が包含される。
本発明化合物の好ましい態様としては、例えば、以下に示される態様が挙げられる。
一般式(I)において、nが1、2又は3であるピリダジノン化合物。
一般式(I)において、Z2の結合位置がベンゼン環上の4位又は6位であるピリダジノン化合物。
一般式(I)において、nが1であり、Z2及びZ3の結合位置の組合わせがベンゼン環上の4位及び6位の組合わせであるピリダジノン化合物。
一般式(I)において、Gが水素原子又は下記式
Figure 2009084276
{式中、R3bはC1-6アルキル基、C3-8シクロアルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C6-10アリール基、(C6-10アリール)C1-6アルキル基、C1-6アルキルオキシ基、C3-8シクロアルキルオキシ基、C6-10アリールオキシ基、(C6-10アリール)C1-6アルキルオキシ基又はジ(C1-6アルキル)アミノ基を表し、
4bはC1-6アルキル基又はC6-10アリール基を表し、
5b及びR6bは同一又は異なっていてもよく、C1-6アルキル基、C1-6アルキルオキシ基、C6-10アリールオキシ基又はC1-6アルキルチオ基を表す。
但し、R3b、R4b、R5b及びR6bの各々で表されるいずれの基もハロゲン原子により置換されていてもよく、C3-8シクロアルキル基、C6-10アリール基、(C6-10アリール)C1-6アルキル基のアリール部分、C3-8シクロアルキルオキシ基、C6-10アリールオキシ基及び(C6-10アリール)C1-6アルキルオキシ基のアリール部分はいずれもC1-6アルキル基により置換されていてもよい。}
で表されるいずれかの基であるピリダジノン化合物。
一般式(I)において、Gが水素原子又は下記式
Figure 2009084276
{式中、R3aはC1-6アルキル基、C3-8シクロアルキル基、C6-10アリール基、C1-6アルキルオキシ基又はジ(C1-6アルキル)アミノ基を表し、
4aはC1-6アルキル基を表す。
但し、R3a及びR4aの各々で表されるいずれの基もハロゲン原子により置換されていてもよく、C3-8シクロアルキル基及びC6-10アリール基はいずれもC1-6アルキル基により置換されていてもよい。}
で表されるいずれかの基であるピリダジノン化合物。
一般式(I)において、R1がC1-3アルキル基又は(C1-3アルキルオキシ)C1-3アルキル基であるピリダジノン化合物。
一般式(I)において、R2が水素原子又はC1-3アルキル基であるピリダジノン化合物。
一般式(I)において、R2が水素原子又はメチル基であるピリダジノン化合物。
一般式(I)において、Z1がC1-3アルキル基であり、Z2がC3-6シクロアルキル基、C2-3アルキニル基、C1-3アルキルオキシ基、C1-3ハロアルキル基、C1-3ハロアルキルオキシ基、ハロゲン原子、シアノ基又はニトロ基、或いはハロゲン原子及びC1-3アルキル基からなる群より選ばれる少なくとも一種の基で置換されていてもよいフェニル基であり、Z3がC1-3アルキル基、C3-6シクロアルキル基、C2-3アルキニル基、C1-3アルキルオキシ基又はハロゲン原子であるピリダジノン化合物。
一般式(I)において、R1がC1-3アルキル基又は(C1-3アルキルオキシ)C1-3アルキル基であり、R2が水素原子又はC1-3アルキル基であるピリダジノン化合物。
一般式(I)において、R1がC1-3アルキル基又は(C1-3アルキルオキシ)C1-3アルキル基であり、R2が水素原子又はメチル基であるピリダジノン化合物。
一般式(I)において、R2が水素原子又はC1-3アルキル基であり、Gが水素原子又は下記式
Figure 2009084276
{式中、R3b、R4b、R5b及びR6bは前記と同じ意味を表す。}
で表されるいずれかの基であるピリダジノン化合物。
一般式(I)において、R2が水素原子又はC1-3アルキル基であり、Gが水素原子又は下記式
Figure 2009084276
{式中、R3a及びR4aは前記と同じ意味を表す。}
で表されるいずれかの基であるピリダジノン化合物。
一般式(I)において、R2が水素原子又はメチル基であり、Gが水素原子又は下記式
Figure 2009084276
{式中、R3b、R4b、R5b及びR6bは前記と同じ意味を表す。}
で表されるいずれかの基であるピリダジノン化合物。
一般式(I)において、R2が水素原子又はメチル基であり、Gが水素原子又は下記式
Figure 2009084276
{式中、R3a及びR4aは前記と同じ意味を表す。}
で表されるいずれかの基であるピリダジノン化合物。
一般式(I)において、R1がC1-3アルキル基又は(C1-3アルキルオキシ)C1-3アルキル基であり、R2が水素原子又はC1-3アルキル基であり、Gが水素原子又は下記式
Figure 2009084276
{式中、R3b、R4b、R5b及びR6bは前記と同じ意味を表す。}
で表されるいずれかの基であるピリダジノン化合物。
一般式(I)において、R1がC1-3アルキル基又は(C1-3アルキルオキシ)C1-3アルキル基であり、R2が水素原子又はC1-3アルキル基であり、Gが水素原子又は下記式
Figure 2009084276
{式中、R3a及びR4aは前記と同じ意味を表す。}
で表されるいずれかの基であるピリダジノン化合物。
一般式(I)において、R1がC1-3アルキル基又は(C1-3アルキルオキシ)C1-3アルキル基であり、R2が水素原子又はメチル基であり、Gが水素原子又は下記式
Figure 2009084276
{式中、R3b、R4b、R5b及びR6bは前記と同じ意味を表す。}
で表されるいずれかの基であるピリダジノン化合物。
一般式(I)において、R1がC1-3アルキル基又は(C1-3アルキルオキシ)C1-3アルキル基であり、R2が水素原子又はメチル基であり、Gが水素原子又は下記式
Figure 2009084276
{式中、R3a及びR4aは前記と同じ意味を表す。}
で表されるいずれかの基であるピリダジノン化合物。
一般式(I)において、R1がC1-3アルキル基又は(C1-3アルキルオキシ)C1-3アルキル基であり、R2が水素原子又はC1-3アルキル基であり、
nが1であり、Z2及びZ3の結合位置の組合わせがベンゼン環上の4位及び6位の組合わせであり、
1がC1-6アルキル基(更に好ましくはC1-3アルキル基)であり、
2がC3-8シクロアルキル基(更に好ましくはC3-6シクロアルキル基)、C2-6アルキニル基(更に好ましくはC2-3アルキニル基)、C1-6アルキルオキシ基(更に好ましくはC1-3アルキルオキシ基)、C1-6ハロアルキル基(更に好ましくはC1-3ハロアルキル基)、C1-6ハロアルキルオキシ基(更に好ましくはC1-3ハロアルキルオキシ基)、ハロゲン原子、シアノ基又はニトロ基、或いはハロゲン原子及びC1-6アルキル基(更に好ましくはC1-3アルキル基)からなる群より選ばれる少なくとも一種の基で置換されていてもよいC6-10アリール基(更に好ましくはフェニル基)であり、
3がC1-6アルキル基(更に好ましくはC1-3アルキル基)、C3-8シクロアルキル基(更に好ましくはC3-6シクロアルキル基)、C2-6アルキニル基(更に好ましくはC2-3アルキニル基)、C1-6アルキルオキシ基(更に好ましくはC1-3アルキルオキシ基)又はハロゲン原子であるピリダジノン化合物。
一般式(I)において、R1がC1-3アルキル基又は(C1-3アルキルオキシ)C1-3アルキル基であり、R2が水素原子又はC1-3アルキル基であり、Gが水素原子又は下記式
Figure 2009084276
{式中、R3b、R4b、R5b及びR6bは前記と同じ意味を表す。}
で表されるいずれかの基であり、
nが1であり、Z2及びZ3の結合位置の組合わせがベンゼン環上の4位及び6位の組合わせであり、
1がC1-6アルキル基(更に好ましくはC1-3アルキル基)であり、
2がC3-8シクロアルキル基(更に好ましくはC3-6シクロアルキル基)、C2-6アルキニル基(更に好ましくはC2-3アルキニル基)、C1-6アルキルオキシ基(更に好ましくはC1-3アルキルオキシ基)、C1-6ハロアルキル基(更に好ましくはC1-3ハロアルキル基)、C1-6ハロアルキルオキシ基(更に好ましくはC1-3ハロアルキルオキシ基)、ハロゲン原子、シアノ基又はニトロ基、或いはハロゲン原子及びC1-6アルキル基(更に好ましくはC1-3アルキル基)からなる群より選ばれる少なくとも一種の基で置換されていてもよいC6-10アリール基(更に好ましくはフェニル基)であり、
3がC1-6アルキル基(更に好ましくはC1-3アルキル基)、C3-8シクロアルキル基(更に好ましくはC3-6シクロアルキル基)、C2-6アルキニル基(更に好ましくはC2-3アルキニル基)、C1-6アルキルオキシ基(更に好ましくはC1-3アルキルオキシ基)又はハロゲン原子であるピリダジノン化合物。
一般式(I)において、R1がC1-3アルキル基又は(C1-3アルキルオキシ)C1-3アルキル基であり、R2が水素原子又はC1-3アルキル基であり、Gが水素原子又は下記式
Figure 2009084276
{式中、R3a及びR4aは前記と同じ意味を表す。}
で表されるいずれかの基であり、
nが1であり、Z2及びZ3の結合位置の組合わせがベンゼン環上の4位及び6位の組合わせであり、
1がC1-6アルキル基(更に好ましくはC1-3アルキル基)であり、
2がC3-8シクロアルキル基(更に好ましくはC3-6シクロアルキル基)、C2-6アルキニル基(更に好ましくはC2-3アルキニル基)、C1-6アルキルオキシ基(更に好ましくはC1-3アルキルオキシ基)、C1-6ハロアルキル基(更に好ましくはC1-3ハロアルキル基)、C1-6ハロアルキルオキシ基(更に好ましくはC1-3ハロアルキルオキシ基)、ハロゲン原子、シアノ基又はニトロ基、或いはハロゲン原子及びC1-6アルキル基(更に好ましくはC1-3アルキル基)からなる群より選ばれる少なくとも一種の基で置換されていてもよいC6-10アリール基(更に好ましくはフェニル基)であり、
3がC1-6アルキル基(更に好ましくはC1-3アルキル基)、C3-8シクロアルキル基(更に好ましくはC3-6シクロアルキル基)、C2-6アルキニル基(更に好ましくはC2-3アルキニル基)、C1-6アルキルオキシ基(更に好ましくはC1-3アルキルオキシ基)又はハロゲン原子であるピリダジノン化合物。
一般式(I)において、R1がC1-3アルキル基又は(C1-3アルキルオキシ)C1-3アルキル基であり、R2が水素原子又はメチル基であり、
nが1であり、Z2及びZ3の結合位置の組合わせがベンゼン環上の4位及び6位の組合わせであり、
1がC1-6アルキル基(更に好ましくはC1-3アルキル基)であり、
2がC3-8シクロアルキル基(更に好ましくはC3-6シクロアルキル基)、C2-6アルキニル基(更に好ましくはC2-3アルキニル基)、C1-6アルキルオキシ基(更に好ましくはC1-3アルキルオキシ基)、C1-6ハロアルキル基(更に好ましくはC1-3ハロアルキル基)、C1-6ハロアルキルオキシ基(更に好ましくはC1-3ハロアルキルオキシ基)、ハロゲン原子、シアノ基又はニトロ基、或いはハロゲン原子及びC1-6アルキル基(更に好ましくはC1-3アルキル基)からなる群より選ばれる少なくとも一種の基で置換されていてもよいC6-10アリール基(更に好ましくはフェニル基)であり、
3がC1-6アルキル基(更に好ましくはC1-3アルキル基)、C3-8シクロアルキル基(更に好ましくはC3-6シクロアルキル基)、C2-6アルキニル基(更に好ましくはC2-3アルキニル基)、C1-6アルキルオキシ基(更に好ましくはC1-3アルキルオキシ基)又はハロゲン原子であるピリダジノン化合物。
一般式(I)において、R1がC1-3アルキル基又は(C1-3アルキルオキシ)C1-3アルキル基であり、R2が水素原子又はメチル基であり、Gが水素原子又は下記式
Figure 2009084276
{式中、R3b、R4b、R5b及びR6bは前記と同じ意味を表す。}
で表されるいずれかの基であり、
nが1であり、Z2及びZ3の結合位置の組合わせがベンゼン環上の4位及び6位の組合わせであり、
1がC1-6アルキル基(更に好ましくはC1-3アルキル基)であり、
2がC3-8シクロアルキル基(更に好ましくはC3-6シクロアルキル基)、C2-6アルキニル基(更に好ましくはC2-3アルキニル基)、C1-6アルキルオキシ基(更に好ましくはC1-3アルキルオキシ基)、C1-6ハロアルキル基(更に好ましくはC1-3ハロアルキル基)、C1-6ハロアルキルオキシ基(更に好ましくはC1-3ハロアルキルオキシ基)、ハロゲン原子、シアノ基又はニトロ基、或いはハロゲン原子及びC1-6アルキル基(更に好ましくはC1-3アルキル基)からなる群より選ばれる少なくとも一種の基で置換されていてもよいC6-10アリール基(更に好ましくはフェニル基)であり、
3がC1-6アルキル基(更に好ましくはC1-3アルキル基)、C3-8シクロアルキル基(更に好ましくはC3-6シクロアルキル基)、C2-6アルキニル基(更に好ましくはC2-3アルキニル基)、C1-6アルキルオキシ基(更に好ましくはC1-3アルキルオキシ基)又はハロゲン原子であるピリダジノン化合物。
一般式(I)において、R1がC1-3アルキル基又は(C1-3アルキルオキシ)C1-3アルキル基であり、R2が水素原子又はメチル基であり、Gが水素原子又は下記式
Figure 2009084276
{式中、R3a及びR4aは前記と同じ意味を表す。}
で表されるいずれかの基であり、
nが1であり、Z2及びZ3の結合位置の組合わせがベンゼン環上の4位及び6位の組合わせであり、
1がC1-6アルキル基(更に好ましくはC1-3アルキル基)であり、
2がC3-8シクロアルキル基(更に好ましくはC3-6シクロアルキル基)、C2-6アルキニル基(更に好ましくはC2-3アルキニル基)、C1-6アルキルオキシ基(更に好ましくはC1-3アルキルオキシ基)、C1-6ハロアルキル基(更に好ましくはC1-3ハロアルキル基)、C1-6ハロアルキルオキシ基(更に好ましくはC1-3ハロアルキルオキシ基)、ハロゲン原子、シアノ基又はニトロ基、或いはハロゲン原子及びC1-6アルキル基(更に好ましくはC1-3アルキル基)からなる群より選ばれる少なくとも一種の基で置換されていてもよいC6-10アリール基(更に好ましくはフェニル基)であり、
3がC1-6アルキル基(更に好ましくはC1-3アルキル基)、C3-8シクロアルキル基(更に好ましくはC3-6シクロアルキル基)、C2-6アルキニル基(更に好ましくはC2-3アルキニル基)、C1-6アルキルオキシ基(更に好ましくはC1-3アルキルオキシ基)又はハロゲン原子であるピリダジノン化合物。
一般式(I)において、nが0であり、Z2の結合位置がベンゼン環上の5位であるピリダジノン化合物。
一般式(I)において、R1がC1-3アルキル基又は(C1-3アルキルオキシ)C1-3アルキル基であり、R2が水素原子又はC1-3アルキル基であり、
nが0であり、Z2の結合位置がベンゼン環上の5位であり、
1がC1-6アルキル基(更に好ましくはC1-3アルキル基)であり、
2がハロゲン原子及びC1-6アルキル基(更に好ましくはC1-3アルキル基)からなる群より選ばれる少なくとも一種の基で置換されていてもよいC6-10アリール基(更に好ましくはフェニル基)であるピリダジノン化合物。
一般式(I)において、R1がC1-3アルキル基又は(C1-3アルキルオキシ)C1-3アルキル基であり、R2が水素原子又はC1-3アルキル基であり、Gが水素原子又は下記式
Figure 2009084276
{式中、R3b、R4b、R5b及びR6bは前記と同じ意味を表す。}
で表されるいずれかの基であり、
nが0であり、Z2の結合位置がベンゼン環上の5位であり、
1がC1-6アルキル基(更に好ましくはC1-3アルキル基)であり、
2がハロゲン原子及びC1-6アルキル基(更に好ましくはC1-3アルキル基)からなる群より選ばれる少なくとも一種の基で置換されていてもよいC6-10アリール基(更に好ましくはフェニル基)であるピリダジノン化合物。
一般式(I)において、R1がC1-3アルキル基又は(C1-3アルキルオキシ)C1-3アルキル基であり、R2が水素原子又はC1-3アルキル基であり、Gが水素原子又は下記式
Figure 2009084276
{式中、R3a及びR4aは前記と同じ意味を表す。}
で表されるいずれかの基であり、
nが0であり、Z2の結合位置がベンゼン環上の5位であり、
1がC1-6アルキル基(更に好ましくはC1-3アルキル基)であり、
2がハロゲン原子及びC1-6アルキル基(更に好ましくはC1-3アルキル基)からなる群より選ばれる少なくとも一種の基で置換されていてもよいC6-10アリール基(更に好ましくはフェニル基)であるピリダジノン化合物。
一般式(I)において、R1がC1-3アルキル基又は(C1-3アルキルオキシ)C1-3アルキル基であり、R2が水素原子又はメチル基であり、
nが0であり、Z2の結合位置がベンゼン環上の5位であり、
1がC1-6アルキル基(更に好ましくはC1-3アルキル基)であり、
2がハロゲン原子及びC1-6アルキル基(更に好ましくはC1-3アルキル基)からなる群より選ばれる少なくとも一種の基で置換されていてもよいC6-10アリール基(更に好ましくはフェニル基)であるピリダジノン化合物。
一般式(I)において、R1がC1-3アルキル基又は(C1-3アルキルオキシ)C1-3アルキル基であり、R2が水素原子又はメチル基であり、Gが水素原子又は下記式
Figure 2009084276
{式中、R3b、R4b、R5b及びR6bは前記と同じ意味を表す。}
で表されるいずれかの基であり、
nが0であり、Z2の結合位置がベンゼン環上の5位であり、
1がC1-6アルキル基(更に好ましくはC1-3アルキル基)であり、
2がハロゲン原子及びC1-6アルキル基(更に好ましくはC1-3アルキル基)からなる群より選ばれる少なくとも一種の基で置換されていてもよいC6-10アリール基(更に好ましくはフェニル基)であるピリダジノン化合物。
一般式(I)において、R1がC1-3アルキル基又は(C1-3アルキルオキシ)C1-3アルキル基であり、R2が水素原子又はメチル基であり、Gが水素原子又は下記式
Figure 2009084276
{式中、R3a及びR4aは前記と同じ意味を表す。}
で表されるいずれかの基であり、
nが0であり、Z2の結合位置がベンゼン環上の5位であり、
1がC1-6アルキル基(更に好ましくはC1-3アルキル基)であり、
2がハロゲン原子及びC1-6アルキル基(更に好ましくはC1-3アルキル基)からなる群より選ばれる少なくとも一種の基で置換されていてもよいC6-10アリール基(更に好ましくはフェニル基)であるピリダジノン化合物。
本発明化合物の好ましい態様としては、更に、以下の一般式(I−1)、(I−2)及び(I−3)で示されるピリダジノン化合物が挙げられる。
一般式(I−1)
Figure 2009084276
〔式中、R2-1は水素原子又はC1-3アルキル基を表し、G1は水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1-3アルキルカルボニル基、C1-3アルコキシカルボニル基又はC6-10アリールカルボニル基を表し、
1-1はC1-3アルキル基を表し、
2-1はC3-6シクロアルキル基、C2-3アルキニル基、C1-3アルキルオキシ基、C1-3ハロアルキル基、C1-3ハロアルキルオキシ基、ハロゲン原子、シアノ基又はニトロ基、或いはハロゲン原子及びC1-3アルキル基からなる群より選ばれる少なくとも一種の基で置換されていてもよいフェニル基を表し、
3-1は水素原子、C1-3アルキル基、C3-6シクロアルキル基、C2-3アルキニル基、C1-3アルキルオキシ基又はハロゲン原子を表す。〕
なお、一般式(I−1)において、R2-1が水素原子、メチル基又はエチル基であり、G1が水素原子、アセチル基、プロピオニル基、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基又はベンゾイル基であり、
1-1がメチル基又はエチル基であり、
2-1がシクロプロピル基、エチニル基、メトキシ基、トリフルオロメチル基、トリフルオロメトキシ基、塩素原子、臭素原子、フェニル基、4−メチルフェニル基、シアノ基又はニトロ基であり、
3-1が水素原子、メチル基、エチル基、シクロプロピル基、エチニル基、メトキシ基、塩素原子又は臭素原子であることが、より好ましい。
一般式(I−2)
Figure 2009084276
〔式中、R2-2は水素原子又はC1-3アルキル基を表し、G2は水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1-3アルキルカルボニル基、C1-3アルコキシカルボニル基又はC6-10アリールカルボニル基を表し、
1-2はC1-3アルキル基を表し、
2-2はC3-6シクロアルキル基、C2-3アルキニル基、C1-3アルキルオキシ基、ハロゲン原子、シアノ基又はニトロ基を表し、
3-2は水素原子、C1-3アルキル基、C3-6シクロアルキル基、C2-3アルキニル基、C1-3アルキルオキシ基又はハロゲン原子を表す。〕
なお、一般式(I−2)において、R2-2が水素原子、メチル基又はエチル基であり、G2が水素原子、アセチル基、プロピオニル基、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基又はベンゾイル基であり、
1-2がメチル基又はエチル基であり、
2-2がシクロプロピル基、エチニル基、メトキシ基、塩素原子、臭素原子、シアノ基又はニトロ基であり、
3-2が水素原子、メチル基、エチル基、シクロプロピル基、エチニル基、メトキシ基、塩素原子又は臭素原子であることが、より好ましい。

一般式(I−3)
Figure 2009084276
〔式中、R2-3は水素原子又はC1-3アルキル基を表し、G5は水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1-3アルキルカルボニル基、C1-3アルコキシカルボニル基又はC6-10アリールカルボニル基を表し、
1-3はC1-3アルキル基を表し、
2-3はハロゲン原子及びC1-3アルキル基からなる群より選ばれる少なくとも一種の基で置換されていてもよいフェニル基を表し、
3-3は水素原子、C1-3アルキル基又はハロゲン原子を表す。〕。
なお、一般式(I−3)において、R2-3が水素原子、メチル基又はエチル基であり、G5が水素原子、アセチル基、プロピオニル基、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基又はベンゾイル基であり、
1-3がメチル基又はエチル基であり、
2-3がフェニル基、4−フルオロフェニル基又は4−クロロフェニル基であり、
3-3が水素原子、メチル基又は塩素原子であることが、より好ましい。
本発明化合物は優れた雑草防除の効力を有し、除草剤の有効成分として使用することができる。且つあるものは作物と雑草との間で優れた選択性を有する。
本発明化合物が防除することのできる雑草としては、例えば次のものが挙げられる。
メヒシバ、オヒシバ、エノコログサ、アキノエノコログサ、キンエノコログサ、イヌビエ、オオクサキビ、テキサスパニカム、メリケンニクキビ、セイバンモロコシ、シャッターケーン、ギョウギシバ、カラスムギ、ネズミムギ、ブラックグラス、ウマノチャヒキ、アレチノチャヒキ、ヒメカナリークサヨシ、セイヨウヌカボ、スズメノカタビラ、シバムギ、コゴメガヤツリ、ハマスゲ、キハマスゲ、スベリヒユ、アオゲイトウ、ホナガアオゲイトウ、イチビ、アメリカキンゴジカ、ソバカズラ、サナエタデ、アメリカサナエタデ、ハルタデ、ナガバギシギシ、エゾノギシギシ、イタドリ、シロザ、ホウキギ、イヌタデ、イヌホオズキ、シロバナチョウセンアサガオ、マルバアサガオ、アメリカアサガオ、マルバアメリカアサガオ、マメアサガオ、セイヨウヒルガオ、ヒメオドリコソウ、ホトケノザ、オナモミ、野生ヒマワリ、イヌカミツレ、カミツレ、コーンマリーゴールド、オロシャギク、ブタクサ、オオブタクサ、ヒメムカシヨモギ、ヨモギ、セイタカアワダチソウ、アメリカツノクサネム、エビスグサ、フロリダベガーウィード、シロツメクサ、クズ、カラスノエンドウ、ツユクサ、マルバツユクサ、ヤエムグラ、ハコベ、ワイルドラディッシュ、ノハラガラシ、ナズナ、オオイヌノフグリ、フラサバソウ、フィールドパンジー、ワイルドパンジー、ヒナゲシ、ワスレナグサ、オオトウワタ、トウダイグサ、オオニシキソウ、アメリカフウロ、オランダフウロ、スギナ等の畑地雑草、タイヌビエ、ヒメタイヌビエ、タマガヤツリ、コゴメガヤツリ、ヒデリコ、マツバイ、イヌホタルイ、タイワンヤマイ、ミズガヤツリ、クログワイ、コウキヤガラ、シズイ、コナギ、アゼナ、アブノメ、キカシグサ、ヒメミソハギ、ミゾハコベ、チョウジタデ、ウリカワ、ヘラオモダカ、オモダカ、ヒルムシロ、セリ、ミズハコベ、アゼトウガラシ、アメリカアゼナ、タカサブロウ、イボクサ、キシュウスズメノヒエ、エゾノサヤヌカグサ等の水田雑草。
本発明の除草剤は、一般に本発明化合物を適当な液体担体に溶解するか分散させるか、又は適当な固体担体と混合するか吸着させ、使用目的にとって都合の良い剤形に製剤化して使用する。本発明の除草剤は、例えば乳剤、液剤、油剤、噴霧剤、水和剤、粉剤、DL(ドリフトレス)型粉剤、粒剤、微粒剤、微粒剤F、細粒剤F、顆粒水和剤、水溶剤、フロアブル剤、ドライフロアブル剤、ジャンボ剤、錠剤、ペースト剤等の形態の製剤である。これらの製剤は、必要に応じて、例えば乳化剤、分散剤、展着剤、浸透剤、湿潤剤、結合剤、増粘剤、防腐剤、酸化防止剤、着色剤等の製剤補助剤を更に添加され、公知の方法で調製することができる。
製剤化する際に使用される液体担体としては、例えば、水、アルコール類(例えば、メタノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、エチレングリコール等)、ケトン類(例えば、アセトン、メチルエチルケトン等)、エーテル類(例えば、ジオキサン、テトラヒドロフラン、エチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル等)、脂肪族炭化水素類(例えば、ヘキサン、オクタン、シクロヘキサン、灯油、燃料油、機械油等)、芳香族炭化水素類(例えば、ベンゼン、トルエン、キシレン、ソルベントナフサ、メチルナフタレン等)、ハロゲン化炭化水素類(例えば、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素等)、酸アミド類(例えば、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン等)、エステル類(例えば、酢酸エチル、酢酸ブチル、脂肪酸グリセリンエステル等)、ニトリル類(例えば、アセトニトリル、プロピオニトリル等)等が挙げられる。これらの液体担体は2種以上を適当な割合で混合して使用することもできる。
製剤化する際に使用される固体担体としては、植物性粉末(例えば、大豆粉、タバコ粉、小麦粉、木粉等)、鉱物性粉末(例えば、カオリン、ベントナイト、酸性白土、クレイ等のクレイ類、滑石粉、ロウ石粉等のタルク類、珪藻土、雲母粉等のシリカ類等)、アルミナ、硫黄粉末、活性炭、糖類(例えば、乳糖、ブドウ糖等)、無機塩類(例えば、炭酸カルシウム、重炭酸ナトリウム等)、ガラス中空体(天然のガラス質を焼成加工してその中に気泡を内包させたもの)等が挙げられる。これらの固体担体は2種以上を適当な割合で混合して使用することもできる。
液体担体又は固体担体は、製剤全体に対して通常1〜99重量%、好ましくは約10〜99重量%の割合で用いられる。
製剤化する際に使用される乳化剤、分散剤、展着剤、浸透剤、湿潤剤等としては通常界面活性剤が用いられる。界面活性剤としては、例えば、アルキル硫酸エステル塩、アルキルアリールスルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテルリン酸エステル塩、リグニンスルホン酸塩、ナフタレンスルホネートホルムアルデヒド重縮合物等の陰イオン界面活性剤及びポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル、ポリオキシエチレンアルキルポリオキシプロピレンブロックコポリマ−、ソルビタン脂肪酸エステル等の非イオン界面活性剤が挙げられる。これらの界面活性剤は2種以上を用いることもできる。界面活性剤は、製剤全体に対して通常0.1〜50重量%、好ましくは約0.1〜25重量%の割合で用いられる。
結合剤及び増粘剤としては、例えば、デキストリン、カルボキシメチルセルロースのナトリウム塩、ポリカルボン酸系高分子化合物、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、リグニンスルホン酸ナトリウム、リグニンスルホン酸カルシウム、ポリアクリル酸ナトリウム、アラビアガム、アルギン酸ナトリウム、マンニトール、ソルビトール、ベントナイト系鉱物質、ポリアクリル酸とその誘導体、ホワイトカーボン、天然の糖類誘導体(例えば、キサンタンガム、グアーガム等)等が挙げられる。
本発明の除草剤における本発明化合物の含有割合は、乳剤、水和剤、顆粒水和剤、液剤、水溶剤、フロアブル剤等では通常、1〜90重量%の割合であり、油剤、粉剤、DL型粉剤等では通常、0.01〜10重量%の割合であり、微粒剤、微粒剤F、細粒剤F、粒剤等では通常、0.05〜10重量%の割合であるが、使用目的によってはこれらの濃度を適宜変更してもよい。乳剤、水和剤、顆粒水和剤、液剤、水溶剤、フロアブル剤等は、通常は水等で適宜希釈して使用されるが、通常は約100〜100,000倍に希釈して使用する。
本発明の防除方法において、本発明化合物として本発明の除草剤を施用してもよい。
本発明の除草剤は、空中散布、土壌散布、茎葉散布等、公知の農薬の施用方法と同様の方法で用いることができる。
本発明の除草剤を畑地又は水田用の除草剤として用いる場合の使用量(すなわち、有効量)は、適用地域、適用時期、施用方法、対象草種、栽培作物等により差異はあるが、本発明化合物として畑地又は水田1ヘクタールあたり通常は1〜5000g程度、好ましくは10〜1000g程度である。
本発明の除草剤は、畑地雑草防除用としては通常、出芽前土壌混和処理剤、出芽前土壌処理剤又は出芽後茎葉処理剤として使用される。水田雑草防除用としては通常、湛水土壌処理剤又は茎葉兼土壌処理剤として使用される。
本発明の除草剤は、必要に応じて、1種又は2種以上の他の除草剤、植物生長調節剤、殺菌剤、殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤等と同時に施用することができる。また、本発明の除草剤は、該1種又は2種以上の除草剤、植物生長調節剤、殺菌剤、殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤等の他の有効成分を配合していてもよいし、これらの他の有効成分と混合して使用してもよい。
本発明化合物と同時に施用及び/又は配合して使用することのできる、他の除草剤の有効成分としては、例えば、
(1)フェノキシ脂肪酸系除草性化合物[2,4−PA、MCP、MCPB、フェノチオール(phenothio1)、メコプロップ(mecoprop)、フルロキシピル(fluroxypyr)、トリクロピル(triclopyr)、クロメプロップ(clomeprop)、ナプロアニリド(naproanilide)等]、
(2)安息香酸系除草性化合物[2,3,6−TBA、ジカンバ(dicamba)、クロピラリド(clopyralid)、ピクロラム(picloram)、アミノピラリド(aminopyralid)、キンクロラック(quinclorac)、キンメラック(quinmerac)等]、
(3)尿素系除草性化合物[ジウロン(diuron)、リニュロン(linuron)、クロルトルロン(chlortoluron)、イソプロツロン(isoproturon)、フルオメツロン(fluometuron)、イソウロン(isouron)、テブチウロン(tebuthiuron)、メタベンズチアズロン(methabenzthiazuron)、クミルロン(cumy1uron)、ダイムロン(daimuron)、メチルダイムロン(methyl−daimuron)等]、
(4)トリアジン系除草性化合物[アトラジン(atrazine)、アメトリン(ametoryn)、シアナジン(cyanazine)、シマジン(simazine)、プロパジン(propazine)、シメトリン(simetryn)、ジメタメトリン(dimethametryn)、プロメトリン(prometryn)、メトリブジン(metribuzin)、トリアジフラム(triaziflam)等]、
(5)ビピリジニウム系除草性化合物[パラコート(paraquat)、ジクワット(diquat)等]、
(6)ヒドロキシベンゾニトリル系除草性化合物[ブロモキシニル(bromoxynil)、アイオキシニル(ioxynil)等]、
(7)ジニトロアニリン系除草性化合物[ペンディメタリン(pendimethalin)、プロジアミン(prodiamine)、トリフルラリン(trifluralin)等]、
(8)有機リン系除草性化合物[アミプロホスメチル(amiprofos−methyl)、ブタミホス(butamifos)、ベンスリド(bensu1ide)、ピペロホス(piperophos)、アニロホス(anilofos)、グリホサート(glyphosate)、グルホシネート(glufosinate)、グルホシネート−P(glufosinate−P)、ビアラホス(bialaphos)等]、
(9)カーバメート系除草性化合物[ジアレート(di−allate)、トリアレート(tri−allate)、EPTC、ブチレート(butylate)、ベンチオカーブ(benthiocarb)、エスプロカルブ(esprocarb)、モリネート(molinate)、ジメピペレート(dimepiperate)、スエップ(swep)、クロルプロファム(chlorpropham)、フェンメディファム(phenmedipham)、フェニソファム(phenisopham)、ピリブチカルブ(pyributicarb)、アシュラム(asulam)等]、
(10)酸アミド系除草性化合物[プロパニル(propanil)、プロピザミド(propyzamide)、ブロモブチド(bromobutide)、エトベンザニド(etobenzanid)等]、
(11)クロロアセトアニリド系除草性化合物[アセトクロール(acetochlor)、アラクロール(alachlor)、ブタクロール(butachlor)、ジメテナミド(dimethenamid)、プロパクロール(propachlor)、メタザクロール(metazachlor)、メトラクロール(metolachlor)、プレチラクロール(pretilachlor)、テニルクロール(theny1ch1or)、ペトキサミド(pethoxamid)等]、
(12)ジフェニルエーテル系除草性化合物[アシフルオルフェン(acifluorfen−sodium)、ビフェノックス(bifenox)、オキシフルオルフェン(oxyfluorfen)、ラクトフェン(lactofen)、フォメサフェン(fomesafen)、クロメトキシニル(chlomethoxyni1)、アクロニフェン(aclonifen)等]、
(13)環状イミド系除草性化合物[オキサジアゾン(oxadiazon)、シニドンエチル(cinidon−ethyl)、カルフェントラゾンエチル(carfentrazone−ethyl)、スルフェントラゾン(surfentrazone)、フルミクロラックペンチル(flumiclorac−pentyl)、フルミオキサジン(flumioxazin)、ピラフルフェンエチル(pyraflufen−ethyl)、オキサジアルギル(oxadiargy1)、ペントキサゾン(pentoxazone)、フルチアセットメチル(fluthiacet−methyl)、ブタフェナシル(butafenacil)、ベンズフェンジゾン(benzfendizone)、ベンカルバゾン(bencarbazone)、サフルフェナシル(saflufenacil)等]、
(14)ピラゾール系除草性化合物[ベンゾフェナップ(benzofenap)、ピラゾレート(pyrazo1ate)、ピラゾキシフェン(pyrazoxyfen)、トプラメゾン(topramezone)、ピラスルホトール(pyrasulfotole)等]、
(15)トリケトン系除草性化合物[イソキサフルトール(isoxaflutole)、ベンゾビシクロン(benzobicyclon)、スルコトリオン(sulcotrione)、メソトリオン(mesotrione)、テンボトリオン(tembotrione)、テフリルトリオン(tefuryltrione)等]、
(16)アリールオキシフェノキシプロピオン酸系除草性化合物[クロジナホッププロパルギル(clodinafop−propargyl)、シハロホップブチル(cyhalofop−butyl)、ジクロホップメチル(diclofop−methyl)、フェノキサプロップエチル(fenoxaprop−ethyl)、フルアジホップブチル(fluazifop−butyl)、ハロキシホップメチル(haloxyfop−methyl)、キザロホップエチル(quizalofop−ethyl)、メタミホップ(metamifop)等]、
(17)トリオンオキシム系除草性化合物[アロキシジム(alloxydim−sodium)、セトキシジム(sethoxydim)、ブトロキシジム(butroxydim)、クレソジム(clethodim)、クロプロキシジム(cloproxydim)、シクロキシジム(cycloxydim)、テプラロキシジム(tepraloxydim)、トラルコキシジム(tralkoxydim)、プロフォキシジム(profoxydim)等]、
(18)スルホニル尿素系除草性化合物[クロルスルフロン(chlorsulfuron)、スルホメツロンメチル(sulfometuron−methyl)、メトスルフロンメチル(metsu1furon−methy1)、クロリムロンエチル(chlorimuron−ethyl)、トリベニュロンメチル(tribenuron−methyl)、トリアスルフロン(triasulfuron)、ベンスルフロンメチル(bensulfuron−methy1)、チフェンスルフロンメチル(thifensulfuron−methyl)、ピラゾスルフロンエチル(pyrazosulfuron−ethy1)、プリミスルフロンメチル(primisulfuron−methyl)、ニコスルフロン(nicosulfuron)、アミドスルフロン(amidosulfuron)、シノスルフロン(cinosulfuron)、イマゾスルフロン(imazosulfuron)、リムスルフロン(rimsulfuron)、ハロスルフロンメチル(ha1osulfuron−methy1)、プロスルフロン(prosulfuron)、エタメトスルフロンメチル(ethametsulfuron−methyl)、トリフルスルフロンメチル(triflusulfuron−methyl)、フラザスルフロン(flazasulfuron)、シクロスルファムロン(cyc1osulfamuron)、フルピルスルフロン(flupyrsulfuron)、スルホスルフロン(sulfosu1furon)、アジムスルフロン(azimsulfuron)、エトキシスルフロン(ethoxysulfuron)、オキサスルフロン(oxasulfuron)、ヨードスルフロンメチルナトリウム(iodosulfuron−methyl−sodium)、フォラムスルフロン(foramsulfuron)、メソスルフロンメチル(mesosulfuron−methyl)、トリフロキシスルフロン(trifloxysulfuron)、トリトスルフロン(tritosulfuron)、オルソスルファムロン(orthosulfamuron)、フルセトスルフロン(flucetosulfuron)、1−(2−クロロ−6−プロピルイミダゾ[1,2−a]ピリダジン−3−イルスルホニル)−3−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)ウレア(1−(2−chloro−6−propylimidazo[1,2−a]pyridazin−3−ylsulfonyl)−3−(4,6−dimethoxypyrimidin−2−yl)urea)等]、
(19)イミダゾリノン系除草性化合物[イマザメタベンズメチル(imazamethabenz−methyl)、イマザメタピル(imazamethapyr)、イマザモックス(imazamox)、イマザピル(imazapyr)、イマザキン(imazaquin)、イマゼタピル(imazethapyr)等]、
(20)スルホンアミド系除草性化合物[フルメトスラム(flumetsulam)、メトスラム(metosulam)、ジクロスラム(diclosulam)、フロラスラム(florasulam)、クロランスラムメチル(cloransulam−methyl)、ペノキススラム(penoxsulam)、ピロキススラム(pyroxsulam)等]、
(21)ピリミジニルオキシ安息香酸系除草性化合物[ピリチオバックナトリウム(pyrithiobac−sodium)、ビスピリバックナトリウム(bispyribac−sodium)、ピリミノバックメチル(pyriminobac−methy1)、ピリベンゾキシム(pyribenzoxim)、ピリフタリド(pyriftalid)、ピリミスルファン(pyrimisulfan)等]、
(22)その他の系統の除草性化合物[ベンタゾン(bentazon)、ブロマシル(bromacil)、ターバシル(terbacil)、クロルチアミド(chlorthiamid)、イソキサベン(isoxaben)、ジノセブ(dinoseb)、アミトロール(amitrole)、シンメチリン(cinmethylin)、トリジファン(tridiphane)、ダラポン(da1apon)、ジフルフェンゾピルナトリウム(diflufenzopyr−sodium)、ジチオピル(dithiopyr)、チアゾピル(thiazopyr)、フルカルバゾンナトリウム(flucarbazone−sodium)、プロポキシカルバゾンナトリウム(propoxycarbazone−sodium)、メフェナセット(mefenacet)、フルフェナセット(flufenacet)、フェントラザミド(fentrazamide)、カフェンストロール(cafenstrole)、インダノファン(indanofan)、オキサジクロメホン(oxaziclomefone)、ベンフレセート(benfuresate)、ACN、ピリデート(pyridate)、クロリダゾン(chloridazon)、ノルフルラゾン(norflurazon)、フルルタモン(flurtamone)、ジフルフェニカン(diflufenican)、ピコリナフェン(picolinafen)、ベフルブタミド(beflubutamid)、クロマゾン(clomazone)、アミカルバゾン(amicarbazone)、ピノキサデン(pinoxaden)、ピラクロニル(pyraclonil)、ピロキサスルホン(pyroxasulfone)、チエンカルバゾンメチル(thiencarbazone−methyl)、アミノシクロピラクロール(aminocyclopyrachlor)、イプフェンカルバゾン(ipfencarbazone)等]等が挙げられ、
植物生長調節剤の有効成分としては、例えば、ヒメキサゾール(hymexazol)、パクロブトラゾール(paclobutrazol)、ウニコナゾール−P(uniconazole−P)、イナベンフィド(inabenfide)、プロヘキサジオンカルシウム(prohexadione−calcium)、アビグリシン(aviglycine)、1−ナフチルアセトアミド(naphthaleneacetamide)、アブシジン酸(abscisic acid)、インドール酪酸(indolebutyric acid)、エチクロゼート(ethychlozate)、エテホン(ethephon)、クロキシホナック(cloxyfonac)、クロルメコート(chlormequat)、ジクロルプロップ(dichlorprop)、ジベレリン(gibberellins)、プロヒドロジャスモン(prohydrojasmon)、ベンジルアミノプリン(benzyladenine)、ホルクロルフェニュロン(forchlorfenuron)、マレイン酸ヒドラジド(maleic hydrazide)、過酸化カルシウム(calcium peroxide)、メピコートクロリド(mepiquat−chloride)、4−CPA(4−chlorophenoxyacetic acid)等が挙げられ、
殺菌剤の有効成分としては、例えば、
(1)ポリハロアルキルチオ系殺菌性化合物[キャプタン(captan)、フォルペット(folpet)等]、
(2)有機リン系殺菌性化合物[IBP、EDDP、トルクロフォスメチル(tolclofos−methyl)等]、
(3)べンズイミダゾール系殺菌性化合物[ベノミル(benomyl)、カルベンダジム(carbendazim)、チオファネートメチル(thiophanate−methyl)、チアベンダゾール(thiabendazole)等]、
(4)カルボキシアミド系殺菌性化合物[カルボキシン(carboxin)、メプロニル(mepronil)、フルトラニル(flutolanil)、チフルザミド(thifluzamid)、フラメトピル(furametpyr)、ボスカリド(boscalid)、ペンチオピラド(penthiopyrad)等]、
(5)ジカルボキシイミド系殺菌性化合物[プロシミドン(procymidone)、イプロジオン(iprodione)、ビンクロゾリン(vinclozolin)等]、
(6)アシルアラニン系殺菌性化合物[メタラキシル(metalaxyl)等]、
(7)アゾール系殺菌性化合物[トリアジメフォン(triadimefon)、トリアジメノール(triadimenol)、プロピコナゾール(propiconazole)、テブコナゾール(tebuconazole)、シプロコナゾール(cyproconazole)、エポキシコナゾール(epoxiconazole)、プロチオコナゾール(prothioconazole)、イプコナゾール(ipconazole)、トリフルミゾール(triflumizole)、プロクロラズ(prochloraz)、ペンコナゾール(penconazole)、フルシラゾール(flusilazole)、ジニコナゾール(diniconazole)、ブロムコナゾール(bromuconazole)、ジフェノコナゾール(difenoconazole)、メトコナゾール(metconazole)、テトラコナゾール(tetraconazole)、マイクロブタニル(myclobutanil)、フェンブコナゾール(fenbuconazole)、ヘキサコナゾール(hexaconazole)、フルキンコナゾール(fluquinconazole)、トリティコナゾール(triticonazole)、ビテルタノール(bitertanol)、イマザリル(imazalil)、フルトリアホール(flutriafol)等]、
(8)モルフォリン系殺菌性化合物[ドデモルフ(dodemorph)、トリデモルフ(tridemorph)、フェンプロピモルフ(fenpropimorph)等]、
(9)ストロビルリン系殺菌性化合物[アゾキシストロビン(azoxystrobin)、クレソキシムメチル(kresoxim−methyl)、メトミノストロビン(metominostrobin)、トリフロキシストロビン(trifloxystrobin)、ピコキシストロビン(picoxystrobin)、ピラクロストロビン(pyraclostrobin)、フルオキサストロビン(fluoxastrobin)、ジモキシストロビン(dimoxystrobin)等]、
(10)抗生物質系殺菌性化合物[バリダマイシンA(validamycin A)、ブラストサイジンS(blasticidin S)、カスガマイシン(kasugamycin)、ポリオキシン(polyoxin)等]、
(11)ジチオカーバメート系殺菌性化合物[マンコゼブ(mancozeb)、マネブ(maneb)、チウラム(thiuram)等]、
(12)その他の殺菌性化合物[フサライド(fthalide)、プロベナゾール(probenazole)、イソプロチオラン(isoprothiolane)、トリシクラゾール(tricyclazole)、ピロキロン(pyroquilon)、フェリムゾン(ferimzone)、アシベンゾラルSメチル(acibenzolar S−methyl)、カルプロパミド(carpropamid)、ジクロシメット(diclocymet)、フェノキサニル(fenoxanil)、チアジニル(tiadinil)、ジクロメジン(diclomezine)、テクロフタラム(teclofthalam)、ペンシクロン(pencycuron)、オキソリニック酸(oxolinic acid)、TPN、トリフォリン(triforine)、フェンプロピジン(fenpropidin)、スピロキサミン(spiroxamine)、フルアジナム(fluazinam)、イミノオクタジン(iminoctadine)、フェンピクロニル(fenpiclonil)、フルジオキソニル(fludioxonil)、キノキシフェン(quinoxyfen)、フェンヘキサミド(fenhexamid)、シルチオファム(silthiofam)、プロキナジド(proquinazid)、シフルフェナミド(cyflufenamid)、塩基性硫酸銅カルシウム(bordeaux mixture)、ジクロフルアニド(dichlofluanid)、シプロジニル(cyprodinil)、ピリメタニル(pyrimethanil)、メパニピリム(mepanipyrim)、ジエトフェンカルブ(diethofencarb)、ピリベンカルブ(pyribencarb)、ファモキサドン(famoxadone)、フェナミドン(fenamidone)、ゾキサミド(zoxamide)、エタボキサム(ethaboxam)、アミスルブロム(amisulbrom)、イプロバリカルブ(iprovalicarb)、ベンチアバリカルブ(benthiavalicarb)、シアゾファミド(cyazofamid)、マンジプロパミド(mandipropamid)、メトラフェノン(metrafenone)、フルオピラム(fluopiram)、ビキサフェン(bixafen)等]等が挙げられ、
殺虫剤の有効成分としては、例えば、
(1)有機リン系殺虫性化合物[フェンチオン(fenthion)、フェニトロチオン(fenitrothion)、ピリミホスメチル(pirimiphos−methyl)、ダイアジノン(diazinon)、キナルホス(quinalphos)、イソキサチオン(isoxathion)、ピリダフェンチオン(pyridafenthion)、クロルピリホス(chlorpyrifos)、クロルピリホスメチル(chlorpyrifos−methyl)、バミドチオン(vamidothion)、マラチオン(malathion)、フェントエート(phenthoate)、ジメトエート(dimethoate)、ジスルホトン(disulfoton)、モノクロトホス(monocrotophos)、テトラクロルビンホス(tetrachlorvinphos)、クロルフェンビンホス(chlorfenvinphos)、プロパホス(propaphos)、アセフェート(acephate)、トリクロルホン(trichlorphon)、EPN、ピラクロホス(pyraclofos)、ブタチオホス(butathiofos)、クロルエトキシホス(chlorethoxyfos)、シアノホス(cyanophos)、ジクロフェンチオン(dichlofenthion)、ジクロルボス(dichlorvos)、ジメチルビンホス(dimethylvinphos)、エチオン(ethion)、エトプロホス(ethoprophos)、エトリムホス(etrimfos)、ホルモチオン(formothion)、イソフェンホス(isofenphos)、メスルフェンホス(mesulfenfos)、メチダチオン(methidathion)、ナレッド(naled)、オキシデプロホス(oxydeprofos)、パラチオン(parathion)、ホサロン(phosalone)、ホスメット(phosmet)、プロフェノホス(profenofos)、プロチオホス(prothiofos)、サリチオン(salithion)、スルプロホス(sulprofos)、テブピリムホス(tebupirimfos)、テメホス(temephos)、テルブホス(terbufos)、チオメトン(thiometon)、フォレート(phorate)等]、
(2)カルバメート系殺虫性化合物[カルバリル(carbaryl)、メトルカルブ(metolcarb)、イソプロカルブ(isoprocarb)、BPMC、プロポキスル(propoxur)、XMC、カルボフラン(carbofuran)、カルボスルファン(carbosulfan)、ベンフラカルブ(benfuracarb)、フラチオカルブ(furathiocarb)、メソミル(methomyl)、チオジカルブ(thiodicarb)、アラニカルブ(alanycarb)、ベンダイオカルブ(bendiocarb)、クロエトカルブ(cloethocarb)、エチオフェンカルブ(ethiofencarb)、フェノブカルブ(fenobucarb)、オキサミル(oxamyl)、ピリミカーブ(pirimicarb)、キシリルカルブ(xylylcarb)、アルジカルブ(aldicarb)等]、
(3)合成ピレスロイド系殺虫性化合物[テフルトリン(tefluthrin)、ビフェントリン(bifenthrin)、シクロプロトリン(cycloprothrin)、エトフェンプロックス(ethofenprox)、アクリナトリン(acrinathrin)、アレスリン(allethrin)、ベンフルスリン(benfluthrin)、ベータ−シフルトリン(beta−cyfluthrin)、シフルトリン(cyfluthrin)、シハロトリン(cyhalothrin)、シペルメトリン(cypermethrin)、デルタメトリン(deltamethrin)、エスフェンバレレート(esfenvalerate)、フェンプロパトリン(fenpropathrin)、フェンバレレート(fenvalerate)、フルシトリネート(flucythrinate)、フルフェンプロックス(flufenprox)、フルメスリン(flumethrin)、フルバリネート(fluvalinate)、ハルフェンプロックス(halfenprox)、イミプロトリン(imiprothrin)、ペルメトリン(permethrin)、プラレトリン(prallethrin)、ピレトリン(pyrethrins)、レスメトリン(resmethrin)、シグマ−サイパーメスリン(sigma−cypermethrin)、シラフルオフェン(silafluofen)、トラロメトリン(tralomethrin)、トランスフルトリン(transfluthrin)、テトラメトリン(tetramethrin)、フェノトリン(phenothrin)、シフェノトリン(cyphenothrin)、アルファシペルメトリン(alpha−cypermethrin)、ゼータシペルメトリン(zeta−cypermethrin)、ラムダシハロトリン(lambda−cyhalothrin)、ガンマシハロトリン(gamma−cyhalothrin)、フラメトリン(furamethrin)、タウフルバリネート(tau−fluvalinate)、メトフルトリン(metofluthrin)、プロフルトリン(profluthrin)、ジメフルトリン(dimefluthrin)、プロトリフェンビュート(protrifenbute)等]、
(4)ネライストキシン系殺虫性化合物[カルタップ(cartap)、ベンスルタップ(bensultap)、チオシクラム(thiocyclam)等]、
(5)ネオニコチノイド系殺虫性化合物[イミダクロプリド(imidacloprid)、ニテンピラム(nitenpyram)、アセタミプリド(acetamiprid)、チアメトキサム(thiamethoxam)、チアクロプリド(thiacloprid)、ジノテフラン(dinotefuran)、クロチアニジン(clothianidin)等]、
(6)ベンゾイルフェニル尿素系殺虫性化合物[クロルフルアズロン(chlorfluazuron)、フルアズロン(fluazuron)、フルフェノクスロン(flufenoxuron)、ヘキサフルムロン(hexaflumuron)、ルフェヌロン(lufenuron)、ノバルロン(novaluron)、ビストリフルロン(bistrifluron)、ジフルベンズロン(diflubenzuron)、フルシクロクスロン(flucycloxuron)、ノビフルムロン(noviflumuron)、テフルベンズロン(teflubenzuron)、トリフルムロン(triflumuron)等]、
(7)マクロライド系殺虫性化合物[エマメクチン(emamectin)、アバメクチン(abamectin)、ミルベメクチン(milbemectin)、レピメクチン(lepimectin)、スピノサド(spinosad)、スピネトラム(spinetoram)等]、
(8)その他の殺虫性化合物[ブプロフェジン(buprofezin)、テブフェノジド(tebufenozide)、クロマフェノジド(chromafenozide)、ハロフェノジド(halofenozide)、メトキシフェノジド(methoxyfenozide)、フィプロニル(fipronil)、エチプロール(ethiprole)、アセトプロール(acetoprole)、バニリプロール(vaniliprole)、ピリプロール(pyriprole)、ピラフルプロール(pyrafluprole)、ピメトロジン(pymetrozine)、ピリフルキナゾン(pyrifluquinazone)、ジアフェンチウロン(diafenthiuron)、インドキサカルブ(indoxacarb)、メタフルミゾン(metaflumizone)、トルフェンピラド(tolfenpyrad)、フルフェネリウム(flufenerim)、ピリダリル(pyridalyl)、フロニカミド(flonicamid)、スピロメシフェン(spiromesifen)、スピロテトラマット(spirotetramat)、フルベンジアミド(flubendiamide)、クロラントラニリプロール(chlorantraniliprole)、ピリプロキシフェン(pyriproxyfen)、シロマジン(cyromazine)、メトキサジアゾン(metoxadiazone)、トリアゼメイト(triazamate)、クロルデン(chlordane)、硫酸ニコチン(nicotine−sulfate)、トラロピリル(tralopyril)、Btトキシン系殺虫剤(Bt toxins)等]等が挙げられ、
殺ダニ剤の有効成分としては、例えば、ヘキシチアゾクス(hexythiazox)、ピリダベン(pyridaben)、フェンピロキシメート(fenpyroximate)、テブフェンピラド(tebufenpyrad)、クロルフェナピル(chlorfenapyr)、エトキサゾール(etoxazole)、ピリミジフェン(pyrimidifen)、アセキノシル(acequinocyl)、ビフェナゼート(bifenazate)、スピロジクロフェン(spirodiclofen)、フェナザキン(fenazaquin)、ブロモプロピレート(bromopropylate)、ホルメタネート(formetanate)、アミトラズ(amitraz)、ベンゾキシメート(benzoximate)、キノメチオネート(chinomethionat)、クロルベンジレート(chlorobenzilate)、クロルフェンソン(chlorfenson)、クロフェンテジン(clofentezine)、シフルメトフェン(cyflumetofen)、ジコホル(dicofol)、酸化フェンブタスズ(fenbutatin oxide)、フェノチオカルブ(fenothiocarb)、フルアクリピリム(fluacrypyrim)、プロパルギット(propargite)、ポリナクチン複合体(polynactins)、テトラジホン(tetradifon)、アミドフルメット(amidoflumet)、シエノピラフェン(cyenopyrafen)等が挙げられ、
殺線虫剤の有効成分としては、例えば、フォスチアゼート(fosthiazate)、カズサフォス(cadusafos)、ベンクロチアズ(benclothiaz)、メタム・アンモニウム(metam−ammonium)、メタム・ナトリウム(metam−sodium)、DCIP、塩酸レバミゾール(levamisol)、メチルイソチオシアネート(methyl isothiocyanate)、酒石酸モランテル(morantel tartrate)、イミシアホス(imicyafos)等が挙げられる。
本発明化合物を有効成分として含有する除草剤には、更に薬害軽減剤(例えば、フリラゾール(furilazole)、ジクロルミッド(dichlormid)、ベノキサコール(benoxacor)、アリドクロール(allidochlor)、イソキサジフェンエチル(isoxadifen−ethyl)、フェンクロラゾールエチル(fenchlorazole−ethyl)、メフェンピルジエチル(mefenpyr−diethyl)、クロキントセットメキシル(cloquintocet−mexyl)、フェンクロリム(fenclorim)、シプロスルファミド(cyprosulfamide)、シオメトリニル(cyometrinil)、オキサベトリニル(oxabetrinil)、フルクソフェニム(fluxofenim)、フルラゾール(flurazole)、2−ジクロロメチル−2−メチル−1,3−ジオキソラン(2−dichloromethyl−2−methyl−1,3−dioxolane)、1,8−ナフタル酸無水物(1,8−naphthalic anhydride)等)、色素、肥料(例えば、尿素等)等を適宜混合してもよい。
本発明化合物は、畑、水田、芝生、果樹園等の農耕地又は非農耕地用の除草剤として使用することができる。本発明化合物は、以下に挙げられる「作物」等を栽培する農耕地等において、該作物等に対して薬害を与えることなく、当該農耕地の雑草を防除することができる場合がある。
農作物:トウモロコシ、イネ、コムギ、オオムギ、ライムギ、エンバク、ソルガム、ワタ、ダイズ、ピーナッツ、ソバ、テンサイ、ナタネ、ヒマワリ、サトウキビ、タバコ等、
野菜:ナス科野菜(ナス、トマト、ピーマン、トウガラシ、ジャガイモ等)、ウリ科野菜(キュウリ、カボチャ、ズッキーニ、スイカ、メロン等)、アブラナ科野菜(ダイコン、カブ、セイヨウワサビ、コールラビ、ハクサイ、キャベツ、カラシナ、ブロッコリー、カリフラワー等)、キク科野菜(ゴボウ、シュンギク、アーティチョーク、レタス等)、ユリ科野菜(ネギ、タマネギ、ニンニク、アスパラガス等)、セリ科野菜(ニンジン、パセリ、セロリ、アメリカボウフウ等)、アカザ科野菜(ホウレンソウ、フダンソウ等)、シソ科野菜(シソ、ミント、バジル等)、イチゴ、サツマイモ、ヤマノイモ、サトイモ等。
果樹:仁果類(リンゴ、セイヨウナシ、ニホンナシ、カリン、マルメロ等)、核果類(モモ、スモモ、ネクタリン、ウメ、オウトウ、アンズ、プルーン等)、カンキツ類(ウンシュウミカン、オレンジ、レモン、ライム、グレープフルーツ等)、堅果類(クリ、クルミ、ハシバミ、アーモンド、ピスタチオ、カシューナッツ、マカダミアナッツ等)、液果類(ブルーベリー、クランベリー、ブラックベリー、ラズベリー等)、ブドウ、カキ、オリーブ、ビワ、バナナ、コーヒー、ナツメヤシ、ココヤシ、アブラヤシ等、
果樹以外の樹;チャ、クワ、花木、街路樹(トネリコ、カバノキ、ハナミズキ、ユーカリ、イチョウ、ライラック、カエデ、カシ、ポプラ、ハナズオウ、フウ、プラタナス、ケヤキ、クロベ、モミノキ、ツガ、ネズ、マツ、トウヒ、イチイ)等。
その他:花卉類(バラ、カーネーション、キク、トルコギキョウ、カスミソウ、ガーベラ、マリーゴールド、サルビア、ペチュニア、バーベナ、チューリップ、アスター、リンドウ、ユリ、パンジー、シクラメン、ラン、スズラン、ラベンダー、ストック、ハボタン、プリムラ、ポインセチア、グラジオラス、カトレア、デージー、シンビジューム、ベゴニア等)、観葉植物等。
上記「作物」には、イソキサフルトール等のHPPD阻害剤、イマゼタピル、チフェンスルフロンメチル等のALS阻害剤、グリホサート等のEPSP合成酵素阻害剤、グルホシネート等のグルタミン合成酵素阻害剤、セトキシジム等のアセチルCoAカルボキシラーゼ阻害剤、フルミオキサジン等のPPO阻害剤、ブロモキシニル、ジカンバ、2,4−D等の除草剤に対する耐性が、古典的な育種法、もしくは遺伝子組換え技術により付与された作物も含まれる。
古典的な育種法により耐性が付与された「作物」の例としてイマゼタピル等のイミダゾリノン系ALS阻害型除草剤に耐性のナタネ、コムギ、ヒマワリ、イネ、トウモロコシがあり、クリアーフィールド(Clearfield)<登録商標>の商品名で既に販売されている。同様に古典的な育種法によるチフェンスルフロンメチル等のスルホニル尿素系ALS阻害型除草剤に耐性のダイズがあり、STSダイズの商品名で既に販売されている。同様に古典的な育種法によりトリオンオキシム系、アリールオキシフェノキシプロピオン酸系除草剤などのアセチルCoAカルボキシラーゼ阻害剤に耐性が付与された作物の例としてSRコーン等がある。アセチルCoAカルボキシラーゼ阻害剤に耐性が付与された作物はプロシーディングズ・オブ・ザ・ナショナル・アカデミー・オブ・サイエンシーズ・オブ・ザ・ユナイテッド・ステーツ・オブ・アメリカ(Proc.Natl.Acad.Sci.USA)87巻、7175〜7179頁(1990年)等に記載されている。またアセチルCoAカルボキシラーゼ阻害剤に耐性の変異アセチルCoAカルボキシラーゼがウィード・サイエンス(Weed Science)53巻、728〜746頁(2005年)等に報告されており、こうした変異アセチルCoAカルボキシラーゼ遺伝子を遺伝子組換え技術により作物に導入するかもしくは抵抗性付与に関わる変異を作物アセチルCoAカルボキシラーゼに導入する事により、アセチルCoAカルボキシラーゼ阻害剤に耐性の作物を作出することができる。さらに、キメラプラスティ技術(Gura T.,‘Repairing the Genome’s Spelling Mistakes'サイエンス(Science)285巻、316〜318頁(1999年))に代表される塩基置換変異導入核酸を作物細胞内に導入して作物の除草剤標的遺伝子に部位特異的アミノ酸置換変異を引き起こすことにより、除草剤に耐性の作物を作出することができる。
遺伝子組換え技術により耐性が付与された「作物」の例として、グリホサート耐性のトウモロコシ、ダイズ、ワタ、ナタネ、テンサイ品種があり、ラウンドアップアップレディ(RoundupReady)<登録商標>、Agrisure<登録商標>GT等の商品名で既に販売されている。同様に遺伝子組換え技術によるグルホシネート耐性のトウモロコシ、ダイズ、ワタ、ナタネ品種があり、リバティーリンク(LibertyLink)<登録商標>等の商品名で既に販売されている。同様に遺伝子組換え技術によるブロモキシニル耐性のワタはBXNの商品名で既に販売されている。
上記「作物」には、遺伝子組換え技術を用いて、例えば、バチルス属で知られている選択的毒素等を合成する事が可能となった作物も含まれる。
この様な遺伝子組換え植物で発現される殺虫性毒素として、バチルス・セレウス(Bacillus cereus)やバチルス・ポピリエ(Bacillus popilliae)由来の殺虫性タンパク;バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)由来のCry1Ab、Cry1Ac、Cry1F、Cry1Fa2、Cry2Ab、Cry3A、Cry3Bb1またはCry9C等のδ−エンドトキシン、VIP1、VIP2、VIP3またはVIP3A等の殺虫性タンパク;線虫由来の殺虫タンパク;さそり毒素、クモ毒素、ハチ毒素または昆虫特異的神経毒素等の動物によって産生される毒素;糸状菌類毒素;植物レクチン;アグルチニン;トリプシン阻害剤、セリンプロテアーゼ阻害剤、パタチン、シスタチン、パパイン阻害剤等のプロテアーゼ阻害剤;リシン、トウモロコシ−RIP、アブリン、ルフィン、サポリン、ブリオジン等のリボゾーム不活性化タンパク(RIP);3−ヒドロキシステロイドオキシダーゼ、エクジステロイド−UDP−グルコシルトランスフェラーゼ、コレステロールオキシダーゼ等のステロイド代謝酵素;エクダイソン阻害剤;HMG−CoAリダクターゼ;ナトリウムチャネル阻害剤、カルシウムチャネル阻害剤等のイオンチャネル阻害剤;幼若ホルモンエステラーゼ;利尿ホルモン受容体;スチルベンシンターゼ;ビベンジルシンターゼ;キチナーゼ;グルカナーゼ等が挙げられる。
またこの様な遺伝子組換え作物で発現される毒素として、Cry1Ab、Cry1Ac、Cry1F、Cry1Fa2、Cry2Ab、Cry3A、Cry3Bb1またはCry9C等のδ−エンドトキシンタンパク、VIP1、VIP2、VIP3またはVIP3A等の殺虫性タンパクのハイブリッド毒素、一部を欠損した毒素、修飾された毒素も含まれる。ハイブリッド毒素は組換え技術を用いて、これらタンパクの異なるドメインの新しい組み合わせによって作り出される。一部を欠損した毒素としては、アミノ酸配列の一部を欠損したCry1Abが知られている。修飾された毒素としては、天然型毒素のアミノ酸の1つまたは複数が置換されている。
これら毒素の例およびこれら毒素を合成する事ができる組換え植物は、例えばEP−A−0374753、WO93/07278、WO95/34656、EP−A−0427529、EP−A−451878、WO03/052073等に記載されている。
これらの組換え植物に含まれる毒素は、特に、甲虫目害虫、双翅目害虫、鱗翅目害虫への耐性を植物へ付与する。
また、1つもしくは複数の殺虫性の害虫抵抗性遺伝子を含み、1つまたは複数の毒素を発現する遺伝子組換え植物は既に知られており、いくつかのものは市販されている。これら遺伝子組換え植物の例として、イールドガード(YieldGard)<登録商標>(Cry1Ab毒素を発現するトウモロコシ品種)、イールドガードルートワーム(YieldGard Rootworm)<登録商標>(Cry3Bb1毒素を発現するトウモロコシ品種)、イールドガードプラス(YieldGard Plus)<登録商標>(Cry1AbとCry3Bb1毒素を発現するトウモロコシ品種)、ハーキュレックスI(Herculex I)<登録商標>(Cry1Fa2毒素とグルホシネートへの耐性を付与する為のホスフィノトリシン N−アセチルトランスフェラーゼ(PAT)を発現するトウモロコシ品種)、NuCOTN33B<登録商標>(Cry1Ac毒素を発現するワタ品種)、ボルガードI(Bollgard I)<登録商標>(Cry1Ac毒素を発現するワタ品種)、ボルガードII(Bollgard II)<登録商標>(Cry1AcとCry2Ab毒素を発現するワタ品種)、VIPCOT<登録商標>(VIP毒素を発現するワタ品種)、ニューリーフ(NewLeaf)<登録商標>(Cry3A毒素を発現するジャガイモ品種)、ネイチャーガード(NatureGard)<登録商標>、アグリシュアー GT アドバンテージ(Agrisure<登録商標>GT Advantage)(GA21 グリホサート耐性形質)、アグリシュアー CB アドバンテージ(Agrisure<登録商標> CB Advantage)(Bt11コーンボーラー(CB)形質)、プロテクタ(Protecta)<登録商標>等が挙げられる。
上記「作物」には、遺伝子組換え技術を用いて、選択的な作用を有する抗病原性物質を産生する能力を付与されたものも含まれる。
抗病原性物質の例として、PRタンパク(PRPs、EP−A−0392225に記載されている);ナトリウムチャネル阻害剤、カルシウムチャネル阻害剤(ウイルスが産生するKP1、KP4、KP6毒素等が知られている)等のイオンチャネル阻害剤;スチルベンシンターゼ;ビベンジルシンターゼ;キチナーゼ;グルカナーゼ;ペプチド抗生物質、ヘテロ環を有する抗生物質、植物病害抵抗性に関与するタンパク因子(WO03/000906に記載されている)等の微生物が産生する物質等が挙げられる。このような抗病原性物質とそれを産生する遺伝子組換え植物は、EP−A−0392225、WO95/33818、EP−A−0353191等に記載されている。
上記「作物」には、遺伝子組換え技術を用いて、油糧成分改質やアミノ酸含量増強形質などの有用形質を付与した作物も含まれる。例として、VISTIVE<登録商標>(リノレン含量を低減させた低リノレン大豆)あるいは、high−lysine(high−oil) corn(リジンあるいはオイル含有量を増量したコーン)等が挙げられる。
上記「作物」には、さらに、上記の古典的な除草剤形質あるいは除草剤耐性遺伝子、殺虫性害虫抵抗性遺伝子、抗病原性物質産生遺伝子、油糧成分改質やアミノ酸含量増強形質などの有用形質について、これらを複数組み合わせたスタック品種も含まれる。
除草剤耐性となった作物に本発明化合物を使用する際は、その作物が耐性となっている除草剤(例えば、グリホサートまたはその塩、グルホシネートまたはその塩、ジカンバまたはその塩、イマゼタピルまたはその塩、イソキサフルトール等)と本発明化合物の体系処理及び/又は混合処理により総合的に雑草を防除することができる。
本発明化合物は、例えば以下の製造法により製造することができる。
製造法1
本発明化合物のうちGが水素原子である、一般式(I−a)で示される化合物は、一般式(II)で示される化合物に金属水酸化物を反応させることによって、製造することができる。
Figure 2009084276
〔式中、R7はC1-6アルキル基(例えば、メチル基、エチル基等)を表し、R1、R2、Z1、Z2、Z3及びnは前記と同じ意味を表す。〕
本反応は通常溶媒中で行う。使用できる溶媒としては、例えば、水;テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル系溶媒、又はこれらの混合溶媒が挙げられる。
本反応に用いられる金属水酸化物としては、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属の水酸化物等が挙げられる。本反応に用いられる金属水酸化物の使用量は、一般式(II)で示される化合物に対して、通常1〜120モル当量、好ましくは1〜40モル当量である。
本反応の反応温度は、通常室温から使用する溶媒の沸点の範囲であり、好ましくは溶媒の沸点である。なお本反応は封管又は耐圧密閉容器中で加熱して行うこともできる。本反応の反応時間は、通常5分〜数週間程度である。
本反応の終了は、反応混合物の一部をサンプリングして、薄層クロマトグラフィー、高速液体クロマトグラフィー等の分析手段により確認することができる。本反応の終了後、例えば反応混合物に酸を添加して中和し、水と混合し、有機溶媒にて抽出し、得られた有機層を乾燥、濃縮する等の操作を行うことにより、一般式(I−a)で示される化合物を単離することができる。
製造法2
本発明化合物のうちGが水素原子以外の基である、一般式(I−b)で示される化合物は、一般式(I−a)で示される化合物と一般式(III)で示される化合物から製造することができる。
Figure 2009084276
〔式中、G3はGの定義のうち水素原子以外の基を表し、Xはハロゲン原子(例えば、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子等)又は式OG3で表される基を表し、R1、R2、Z1、Z2、Z3及びnは前記と同じ意味を表す。〕
本反応は溶媒中で行うことができる。使用できる溶媒としては、例えば、ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類;ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジメトキシエタン等のエーテル類;ジクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類;ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類;ジメチルスルホキシド等のスルホキシド類;スルホラン等のスルホン類、又はこれらの混合溶媒が挙げられる。
本反応に用いられる一般式(III)で示される化合物としては、例えば、塩化アセチル、塩化プロピオニル、塩化イソブチリル、塩化ピバロイル、塩化ベンゾイル、シクロヘキサンカルボン酸クロリド等のカルボン酸のハロゲン化物;無水酢酸、無水トリフルオロ酢酸等のカルボン酸の無水物;クロロギ酸メチル、クロロギ酸エチル、クロロギ酸フェニル等の炭酸半エステルのハロゲン化物;塩化ジメチルカルバモイル等のカルバミン酸のハロゲン化物;塩化メタンスルホニル、塩化p−トルエンスルホニル等のスルホン酸のハロゲン化物;メタンスルホン酸無水物、トリフルオロメタンスルホン酸無水物等のスルホン酸の無水物;ジメチル クロロホスファート等のリン酸エステルのハロゲン化物等が挙げられる。本反応に用いられる一般式(III)で示される化合物の使用量は、一般式(I−a)で示される化合物に対して、通常1モル当量以上、好ましくは1〜3モル当量である。
本反応は通常、塩基の存在下に行う。本反応において用いられる塩基としては、例えば、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、ピリジン、ジメチルアミノピリジン、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]−7−ウンデセン等の有機塩基;水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カルシウム、水素化ナトリウム等の無機塩基が挙げられる。本反応に用いられる塩基の使用量は、一般式(I−a)で示される化合物に対して、通常0.5〜10モル当量、好ましくは1〜5モル当量である。
本反応の反応温度は通常、−30〜180℃、好ましくは−10〜50℃である。本反応の反応時間は通常、10分〜30時間である。
本反応の終了は、反応混合物の一部をサンプリングして、薄層クロマトグラフィー、高速液体クロマトグラフィー等の分析手段により確認することができる。本反応の終了後、例えば反応混合物と水とを混合し、有機溶媒にて抽出し、得られた有機層を乾燥、濃縮する等の操作を行うことにより、一般式(I−b)で示される化合物を単離することができる。
一般式(III)で示される化合物は公知の化合物であるか、あるいは公知の化合物から製造することができる。
製造法3
本発明化合物のうちGが水素原子である、一般式(I−a)で示される化合物は、また以下の製造法により製造することもできる。即ち、一般式(VI)で示される化合物に塩基を作用させることによって、一般式(I−a)で示される化合物を製造することができる。
Figure 2009084276
〔式中、R9はC1-6アルキル基(例えば、メチル基、エチル基等)を表し、R1、R2、Z1、Z2、Z3及びnは前記と同じ意味を表す。〕
本反応は通常溶媒中で行う。使用できる溶媒としては、例えば、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類;ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジメトキシエタン等のエーテル類;ジクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類;ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類;スルホラン等のスルホン類、又はこれらの混合溶媒が挙げられる。
本反応に用いられる塩基としては、例えば、カリウムtert−ブトキシド等の金属アルコキシド、水素化ナトリウム等のアルカリ金属水素化物、トリエチルアミン、トリブチルアミン、N,N−ジイソプロピルエチルアミン等の有機塩基等が挙げられる。本反応に用いられる塩基の使用量は、一般式(VI)で示される化合物に対して、通常1〜10モル当量、好ましくは2〜5モル当量である。
本反応の反応温度は通常−60〜180℃、好ましくは−10〜100℃である。本反応の反応時間は通常10分〜30時間である。
本反応の終了は、反応混合物の一部をサンプリングして、薄層クロマトグラフィー、高速液体クロマトグラフィー等の分析手段により確認することができる。本反応の終了後、例えば反応混合物に酸を添加して中和し、水と混合し、有機溶媒にて抽出し、得られた有機層を乾燥、濃縮する等の操作を行うことにより、一般式(I−a)で示される化合物を単離することができる。
製造法4
一般式(I−a)で示される本発明化合物のうち、Z2及びn個のZ3の少なくとも1個がエチニル基を表し、その他がC2-6アルキニル基、ハロゲン原子、ハロゲン原子で置換されたC6-10アリール基、及びハロゲン原子で置換された5もしくは6員のヘテロアリール基以外の基を表す、一般式(I−a−x)で示される化合物は以下の製造法により製造することもできる。
Figure 2009084276
〔式中、X4はハロゲン原子(例えば、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子等)を表し、R8はC1-6アルキル基(例えば、メチル基、ブチル基等)を表し、Z4は前記のZ3の定義のうちC2-6アルキニル基、ハロゲン原子、ハロゲン原子で置換されたC6-10アリール基、及びハロゲン原子で置換された5もしくは6員のヘテロアリール基以外の基を表し、kは1、2、3又は4を表し、G4はC1-6アルキルカルボニル基又はC1-6アルキルオキシカルボニル基を表し、R1、R2、Z1及びnは前記と同じ意味を表す。〕
本反応においては、一般式(I−b)で示される本発明化合物のうち、Z2及びn個のZ3の少なくとも1個がハロゲン原子(例えば、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子等)を表し、その他がC2-6アルキニル基、ハロゲン原子、ハロゲン原子で置換されたC6-10アリール基、及びハロゲン原子で置換された5もしくは6員のヘテロアリール基以外の基を表し、G3がC1-6アルキルカルボニル基又はC1-6アルキルオキシカルボニル基を表す、一般式(I−b−x)で示される化合物を、一般式(V−d)で示される有機金属試薬とカップリング反応させ、ついでアルカリ金属塩と反応させることにより、トリメチルシリル基の除去及びG4で表されるC1-6アルキルカルボニル基又はC1-6アルキルオキシカルボニル基の水素原子への変換を行い、一般式(I−a−x)で示される化合物を製造することができる。
一般式(V−d)で示される化合物を用いる第1段階の反応は溶媒中で行う。使用できる溶媒としては、例えば、ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類;ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジメトキシエタン等のエーテル類;クロロホルム、1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類;ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類;又はこれらの混合溶媒が挙げられる。
本第1段階の反応では、一般式(V−d)で示される有機金属試薬は、一般式(I−b−x)で示される化合物に対して、通常kモル当量以上、好ましくはk〜10モル当量用いることができる。
本第1段階の反応は、触媒の存在下に行う。使用できる触媒としては、例えば、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム、ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム等のパラジウム触媒等が挙げられる。用いられる触媒の使用量は、一般式(I−b−x)で示される化合物に対して、通常0.001〜0.5モル当量、好ましくは0.01〜0.2モル当量である。
本第1段階の反応の反応温度は、通常−80〜180℃、好ましくは−30〜150℃である。該反応の反応時間は通常30分〜100時間である。該反応の終了は反応混合物の一部をサンプリングして、薄層クロマトグラフィー、高速液体クロマトグラフィー等の分析手段により確認することができる。該反応の終了後、例えば反応混合物を濃縮し、クロマトグラフィー精製する等の操作を行うことにより、本第1段階の反応の生成物を単離することができる。
一般式(V−d)で示される有機金属試薬は公知の化合物であるか、あるいは公知の化合物から公知の方法に準じる方法に従い製造することができる。
アルカリ金属塩を用いる第2段階の反応は溶媒中で行う。使用できる溶媒としては、例えば、水;メタノール、エタノール等のアルコール類;ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジメトキシエタン等のエーテル類、又はこれらの混合溶媒が挙げられる。
本第2段階の反応に用いられるアルカリ金属塩としては、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属の水酸化物、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等のアルカリ金属の炭酸塩等が挙げられる。本第2段階の反応おいて、アルカリ金属塩の使用量は、一般式(I−b−x)で示される化合物に対して、通常(1+k)モル当量以上、好ましくは2〜10モル当量である。
本第2段階の反応の反応温度は、通常−30〜180℃、好ましくは−10〜50℃である。該反応の反応時間は通常30分〜100時間である。該反応の終了は反応混合物の一部をサンプリングして、薄層クロマトグラフィー、高速液体クロマトグラフィー等の分析手段により確認することができる。該反応の終了後、例えば反応混合物と水とを混合し、酸を加えて中和し、有機溶媒にて抽出し、得られた有機層を乾燥、濃縮する等の操作を行うことにより、一般式(I−a−x)で示される化合物を単離することができる。
製造法5
一般式(I−a)で示される本発明化合物のうち、Z2がC3-8シクロアルキル基、C6-10アリール基又は5もしくは6員のヘテロアリール基(各々ハロゲン原子及びC1-6アルキル基からなる群より選ばれる少なくとも一種の基により置換されていてもよい)を表し、Z3がハロゲン原子、ハロゲン原子で置換されたC6-10アリール基、及びハロゲン原子で置換された5もしくは6員のヘテロアリール基以外の基を表す、一般式(I−a−y)で示される化合物は、以下の製造法により製造することもできる。
Figure 2009084276
〔式中、X5はハロゲン原子(例えば、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子等)を表し、Z3-aは前記のZ3の定義のうちハロゲン原子、ハロゲン原子で置換されたC6-10アリール基、及びハロゲン原子で置換された5もしくは6員のヘテロアリール基以外の基を表し、Z2-aはC3-8シクロアルキル基、C6-10アリール基又は5もしくは6員のヘテロアリール基(各々ハロゲン原子及びC1-6アルキル基からなる群より選ばれる少なくとも一種の基により置換されていてもよい)を表し、R1、R2、Z1及びnは前記と同じ意味を表す。〕
本反応においては、一般式(I−a)で示される本発明化合物のうち、Z2がハロゲン原子(例えば、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子等)を表し、Z3がハロゲン原子、ハロゲン原子で置換されたC6-10アリール基、及びハロゲン原子で置換された5もしくは6員のヘテロアリール基以外の基を表す、一般式(I−a−h)で示される化合物を、一般式(V−e)で示される有機金属試薬とカップリング反応させることにより、一般式(I−a−y)で示される化合物を製造することができる。
本反応において、一般式(V−e)で示される有機金属試薬は、一般式(I−a−h)で示される化合物に対して、通常1モル当量以上、好ましくは1〜3モル当量用いることができる。
本反応は、溶媒中で行う。使用できる溶媒としては、例えば、ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類;メタノール、エタノール、プロパノール等のアルコール類;ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジメトキシエタン等のエーテル類;アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類;ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類;ジメチルスルホキシド等のスルホキシド類;スルホラン等のスルホン類;水、又はこれらの混合溶媒が用いられる。
また、本反応は、塩基の存在下に行う。使用できる塩基としては、例えば、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、ピリジン、ジメチルアニリン、ジメチルアミノピリジン、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]−7−ウンデセン等の有機塩基;水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カルシウム、炭酸セシウム、リン酸カリウム等の無機塩基が挙げられる。用いられる塩基の使用量は、一般式(I−a−h)で示される化合物に対して、通常0.5〜10モル当量、好ましくは1〜5モル当量である。
更に、本反応は、触媒の存在下に行う。使用できる触媒としては、例えば、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム、ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム、ジクロロビス(トリシクロヘキシルホスフィン)パラジウム等のパラジウム触媒等が挙げられる。この触媒の使用量は、一般式(I−a−h)で示される化合物に対して、通常0.001〜0.5モル当量、好ましくは0.01〜0.2モル当量である。
本反応の反応温度は、通常20〜180℃、好ましくは60〜150℃である。該反応の反応時間は通常30分〜100時間である。該反応の終了は、反応混合物の一部をサンプリングして、薄層クロマトグラフィー、高速液体クロマトグラフィー等の分析手段により確認することができる。該反応の終了後、例えば反応混合物と水とを混合し、酸を加えて中和し、有機溶媒にて抽出し、得られた有機層を乾燥、濃縮する等の操作を行うことにより、一般式(I−a−y)で示される化合物を単離することができる。
一般式(V−e)で示される有機金属試薬は公知の化合物であるか、あるいは公知の化合物から公知の方法に準じる方法に従い製造することができる。
上記の製造法1〜5により製造される各化合物は、その他の公知の手段、例えば濃縮、減圧濃縮、抽出、転溶、結晶化、再結晶化、クロマトグラフィー等の方法によっても、単離・精製することができる場合がある。
次に、本発明化合物の具体例を以下に示す。
Figure 2009084276
Figure 2009084276
Figure 2009084276
Figure 2009084276
Figure 2009084276
1)一般式(I1)〜(I30)において、Arが4−クロロ−2,6−ジエチルフェニル基であって、
Gが水素原子、アセチル基、トリフルオロアセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基、イソバレリル基、ピバロイル基、シクロヘキシルカルボニル基、ベンゾイル基、ベンジルカルボニル基、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、フェノキシカルボニル基、ジメチルアミノカルボニル基、メタンスルホニル基、トリフルオロメタンスルホニル基、ベンゼンスルホニル基又はp−トルエンスルホニル基であるピリダジノン化合物。
2)一般式(I1)〜(I30)において、Arが4−ブロモ−2,6−ジエチルフェニル基であって、
Gが水素原子、アセチル基、トリフルオロアセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基、イソバレリル基、ピバロイル基、シクロヘキシルカルボニル基、ベンゾイル基、ベンジルカルボニル基、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、フェノキシカルボニル基、ジメチルアミノカルボニル基、メタンスルホニル基、トリフルオロメタンスルホニル基、ベンゼンスルホニル基又はp−トルエンスルホニル基であるピリダジノン化合物。
3)一般式(I1)〜(I30)において、Arが4−シアノ−2,6−ジエチルフェニル基であって、
Gが水素原子、アセチル基、トリフルオロアセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基、イソバレリル基、ピバロイル基、シクロヘキシルカルボニル基、ベンゾイル基、ベンジルカルボニル基、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、フェノキシカルボニル基、ジメチルアミノカルボニル基、メタンスルホニル基、トリフルオロメタンスルホニル基、ベンゼンスルホニル基又はp−トルエンスルホニル基であるピリダジノン化合物。
4)一般式(I1)〜(I30)において、Arが2,6−ジエチル−4−メトキシフェニル基であって、
Gが水素原子、アセチル基、トリフルオロアセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基、イソバレリル基、ピバロイル基、シクロヘキシルカルボニル基、ベンゾイル基、ベンジルカルボニル基、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、フェノキシカルボニル基、ジメチルアミノカルボニル基、メタンスルホニル基、トリフルオロメタンスルホニル基、ベンゼンスルホニル基又はp−トルエンスルホニル基であるピリダジノン化合物。
5)一般式(I1)〜(I30)において、Arが2,6−ジエチル−4−ニトロフェニル基であって、
Gが水素原子、アセチル基、トリフルオロアセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基、イソバレリル基、ピバロイル基、シクロヘキシルカルボニル基、ベンゾイル基、ベンジルカルボニル基、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、フェノキシカルボニル基、ジメチルアミノカルボニル基、メタンスルホニル基、トリフルオロメタンスルホニル基、ベンゼンスルホニル基又はp−トルエンスルホニル基であるピリダジノン化合物。
6)一般式(I1)〜(I30)において、Arが2,6−ジエチル−4−フェニルフェニル基であって、
Gが水素原子、アセチル基、トリフルオロアセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基、イソバレリル基、ピバロイル基、シクロヘキシルカルボニル基、ベンゾイル基、ベンジルカルボニル基、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、フェノキシカルボニル基、ジメチルアミノカルボニル基、メタンスルホニル基、トリフルオロメタンスルホニル基、ベンゼンスルホニル基又はp−トルエンスルホニル基であるピリダジノン化合物。
7)一般式(I1)〜(I30)において、Arが2,6−ジエチル−4−エチニルフェニル基であって、
Gが水素原子、アセチル基、トリフルオロアセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基、イソバレリル基、ピバロイル基、シクロヘキシルカルボニル基、ベンゾイル基、ベンジルカルボニル基、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、フェノキシカルボニル基、ジメチルアミノカルボニル基、メタンスルホニル基、トリフルオロメタンスルホニル基、ベンゼンスルホニル基又はp−トルエンスルホニル基であるピリダジノン化合物。
8)一般式(I1)〜(I30)において、Arが2−シアノ−4,6−ジメチルフェニル基であって、
Gが水素原子、アセチル基、トリフルオロアセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基、イソバレリル基、ピバロイル基、シクロヘキシルカルボニル基、ベンゾイル基、ベンジルカルボニル基、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、フェノキシカルボニル基、ジメチルアミノカルボニル基、メタンスルホニル基、トリフルオロメタンスルホニル基、ベンゼンスルホニル基又はp−トルエンスルホニル基であるピリダジノン化合物。
9)一般式(I1)〜(I30)において、Arが2−シアノ−6−エチル−4−メチルフェニル基であって、
Gが水素原子、アセチル基、トリフルオロアセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基、イソバレリル基、ピバロイル基、シクロヘキシルカルボニル基、ベンゾイル基、ベンジルカルボニル基、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、フェノキシカルボニル基、ジメチルアミノカルボニル基、メタンスルホニル基、トリフルオロメタンスルホニル基、ベンゼンスルホニル基又はp−トルエンスルホニル基であるピリダジノン化合物。
10)一般式(I1)〜(I30)において、Arが2,4−ジクロロ−6−メチルフェニル基であって、
Gが水素原子、アセチル基、トリフルオロアセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基、イソバレリル基、ピバロイル基、シクロヘキシルカルボニル基、ベンゾイル基、ベンジルカルボニル基、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、フェノキシカルボニル基、ジメチルアミノカルボニル基、メタンスルホニル基、トリフルオロメタンスルホニル基、ベンゼンスルホニル基又はp−トルエンスルホニル基であるピリダジノン化合物。
11)一般式(I1)〜(I30)において、Arが2−クロロ−4,6−ジメチルフェニル基であって、
Gが水素原子、アセチル基、トリフルオロアセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基、イソバレリル基、ピバロイル基、シクロヘキシルカルボニル基、ベンゾイル基、ベンジルカルボニル基、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、フェノキシカルボニル基、ジメチルアミノカルボニル基、メタンスルホニル基、トリフルオロメタンスルホニル基、ベンゼンスルホニル基又はp−トルエンスルホニル基であるピリダジノン化合物。
12)一般式(I1)〜(I30)において、Arが2−クロロ−6−エチル−4−メチルフェニル基であって、
Gが水素原子、アセチル基、トリフルオロアセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基、イソバレリル基、ピバロイル基、シクロヘキシルカルボニル基、ベンゾイル基、ベンジルカルボニル基、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、フェノキシカルボニル基、ジメチルアミノカルボニル基、メタンスルホニル基、トリフルオロメタンスルホニル基、ベンゼンスルホニル基又はp−トルエンスルホニル基であるピリダジノン化合物。
13)一般式(I1)〜(I30)において、Arが2,4−ジクロロ−6−エチルフェニル基であって、
Gが水素原子、アセチル基、トリフルオロアセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基、イソバレリル基、ピバロイル基、シクロヘキシルカルボニル基、ベンゾイル基、ベンジルカルボニル基、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、フェノキシカルボニル基、ジメチルアミノカルボニル基、メタンスルホニル基、トリフルオロメタンスルホニル基、ベンゼンスルホニル基又はp−トルエンスルホニル基であるピリダジノン化合物。
14)一般式(I1)〜(I30)において、Arが2−ブロモ−6−エチル−4−メチルフェニル基であって、
Gが水素原子、アセチル基、トリフルオロアセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基、イソバレリル基、ピバロイル基、シクロヘキシルカルボニル基、ベンゾイル基、ベンジルカルボニル基、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、フェノキシカルボニル基、ジメチルアミノカルボニル基、メタンスルホニル基、トリフルオロメタンスルホニル基、ベンゼンスルホニル基又はp−トルエンスルホニル基であるピリダジノン化合物。
15)一般式(I1)〜(I30)において、Arが4−クロロ−2−エチル−6−メトキシフェニル基であって、
Gが水素原子、アセチル基、トリフルオロアセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基、イソバレリル基、ピバロイル基、シクロヘキシルカルボニル基、ベンゾイル基、ベンジルカルボニル基、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、フェノキシカルボニル基、ジメチルアミノカルボニル基、メタンスルホニル基、トリフルオロメタンスルホニル基、ベンゼンスルホニル基又はp−トルエンスルホニル基であるピリダジノン化合物。
16)一般式(I1)〜(I30)において、Arが2−クロロ−6−メトキシ−4−メチルフェニル基であって、
Gが水素原子、アセチル基、トリフルオロアセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基、イソバレリル基、ピバロイル基、シクロヘキシルカルボニル基、ベンゾイル基、ベンジルカルボニル基、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、フェノキシカルボニル基、ジメチルアミノカルボニル基、メタンスルホニル基、トリフルオロメタンスルホニル基、ベンゼンスルホニル基又はp−トルエンスルホニル基であるピリダジノン化合物。
17)一般式(I1)〜(I30)において、Arが2−エチル−6−メトキシ−4−メチルフェニル基であって、
Gが水素原子、アセチル基、トリフルオロアセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基、イソバレリル基、ピバロイル基、シクロヘキシルカルボニル基、ベンゾイル基、ベンジルカルボニル基、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、フェノキシカルボニル基、ジメチルアミノカルボニル基、メタンスルホニル基、トリフルオロメタンスルホニル基、ベンゼンスルホニル基又はp−トルエンスルホニル基であるピリダジノン化合物。
18)一般式(I1)〜(I30)において、Arが4−(4−クロロフェニル)−2,6−ジエチルフェニル基であって、
Gが水素原子、アセチル基、トリフルオロアセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基、イソバレリル基、ピバロイル基、シクロヘキシルカルボニル基、ベンゾイル基、ベンジルカルボニル基、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、フェノキシカルボニル基、ジメチルアミノカルボニル基、メタンスルホニル基、トリフルオロメタンスルホニル基、ベンゼンスルホニル基又はp−トルエンスルホニル基であるピリダジノン化合物。
19)一般式(I1)〜(I30)において、Arが2,6−ジエチル−4−(4−メチルフェニル)フェニル基であって、
Gが水素原子、アセチル基、トリフルオロアセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基、イソバレリル基、ピバロイル基、シクロヘキシルカルボニル基、ベンゾイル基、ベンジルカルボニル基、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、フェノキシカルボニル基、ジメチルアミノカルボニル基、メタンスルホニル基、トリフルオロメタンスルホニル基、ベンゼンスルホニル基又はp−トルエンスルホニル基であるピリダジノン化合物。
20)一般式(I1)〜(I30)において、Arが2−エチル−6−エチニル−4−フェニルフェニル基であって、
Gが水素原子、アセチル基、トリフルオロアセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基、イソバレリル基、ピバロイル基、シクロヘキシルカルボニル基、ベンゾイル基、ベンジルカルボニル基、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、フェノキシカルボニル基、ジメチルアミノカルボニル基、メタンスルホニル基、トリフルオロメタンスルホニル基、ベンゼンスルホニル基又はp−トルエンスルホニル基であるピリダジノン化合物。
21)一般式(I1)〜(I30)において、Arが2−エチル−6−メトキシ−4−フェニルフェニル基であって、
Gが水素原子、アセチル基、トリフルオロアセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基、イソバレリル基、ピバロイル基、シクロヘキシルカルボニル基、ベンゾイル基、ベンジルカルボニル基、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、フェノキシカルボニル基、ジメチルアミノカルボニル基、メタンスルホニル基、トリフルオロメタンスルホニル基、ベンゼンスルホニル基又はp−トルエンスルホニル基であるピリダジノン化合物。
22)一般式(I1)〜(I30)において、Arが2−クロロ−6−エチル−4−フェニルフェニル基であって、
Gが水素原子、アセチル基、トリフルオロアセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基、イソバレリル基、ピバロイル基、シクロヘキシルカルボニル基、ベンゾイル基、ベンジルカルボニル基、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、フェノキシカルボニル基、ジメチルアミノカルボニル基、メタンスルホニル基、トリフルオロメタンスルホニル基、ベンゼンスルホニル基又はp−トルエンスルホニル基であるピリダジノン化合物。
23)一般式(I1)〜(I30)において、Arが2,6−ジエチル−4−トリフルオロメチルフェニル基であって、
Gが水素原子、アセチル基、トリフルオロアセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基、イソバレリル基、ピバロイル基、シクロヘキシルカルボニル基、ベンゾイル基、ベンジルカルボニル基、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、フェノキシカルボニル基、ジメチルアミノカルボニル基、メタンスルホニル基、トリフルオロメタンスルホニル基、ベンゼンスルホニル基又はp−トルエンスルホニル基であるピリダジノン化合物。
24)一般式(I1)〜(I30)において、Arが2,6−ジエチル−4−トリフルオロメトキシフェニル基であって、
Gが水素原子、アセチル基、トリフルオロアセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基、イソバレリル基、ピバロイル基、シクロヘキシルカルボニル基、ベンゾイル基、ベンジルカルボニル基、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、フェノキシカルボニル基、ジメチルアミノカルボニル基、メタンスルホニル基、トリフルオロメタンスルホニル基、ベンゼンスルホニル基又はp−トルエンスルホニル基であるピリダジノン化合物。
25)一般式(I1)〜(I30)において、Arが2−エチル−6−エチニル−4−メチルフェニル基であって、
Gが水素原子、アセチル基、トリフルオロアセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基、イソバレリル基、ピバロイル基、シクロヘキシルカルボニル基、ベンゾイル基、ベンジルカルボニル基、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、フェノキシカルボニル基、ジメチルアミノカルボニル基、メタンスルホニル基、トリフルオロメタンスルホニル基、ベンゼンスルホニル基又はp−トルエンスルホニル基であるピリダジノン化合物。
26)一般式(I1)〜(I30)において、Arが2−クロロ−6−エチル−4−メトキシフェニル基であって、
Gが水素原子、アセチル基、トリフルオロアセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基、イソバレリル基、ピバロイル基、シクロヘキシルカルボニル基、ベンゾイル基、ベンジルカルボニル基、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、フェノキシカルボニル基、ジメチルアミノカルボニル基、メタンスルホニル基、トリフルオロメタンスルホニル基、ベンゼンスルホニル基又はp−トルエンスルホニル基であるピリダジノン化合物。
27)一般式(I1)〜(I30)において、Arが2−シクロプロピル−6−エチル−4−メチルフェニル基であって、
Gが水素原子、アセチル基、トリフルオロアセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基、イソバレリル基、ピバロイル基、シクロヘキシルカルボニル基、ベンゾイル基、ベンジルカルボニル基、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、フェノキシカルボニル基、ジメチルアミノカルボニル基、メタンスルホニル基、トリフルオロメタンスルホニル基、ベンゼンスルホニル基又はp−トルエンスルホニル基であるピリダジノン化合物。
28)一般式(I1)〜(I30)において、Arが4−シクロプロピル−2,6−ジエチルフェニル基であって、
Gが水素原子、アセチル基、トリフルオロアセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基、イソバレリル基、ピバロイル基、シクロヘキシルカルボニル基、ベンゾイル基、ベンジルカルボニル基、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、フェノキシカルボニル基、ジメチルアミノカルボニル基、メタンスルホニル基、トリフルオロメタンスルホニル基、ベンゼンスルホニル基又はp−トルエンスルホニル基であるピリダジノン化合物。
29)一般式(I1)〜(I30)において、Arが5−(4−クロロフェニル)−2−メチルフェニル基であって、
Gが水素原子、アセチル基、トリフルオロアセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基、イソバレリル基、ピバロイル基、シクロヘキシルカルボニル基、ベンゾイル基、ベンジルカルボニル基、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、フェノキシカルボニル基、ジメチルアミノカルボニル基、メタンスルホニル基、トリフルオロメタンスルホニル基、ベンゼンスルホニル基又はp−トルエンスルホニル基であるピリダジノン化合物。
30)一般式(I1)〜(I30)において、Arが5−(4−フルオロフェニル)−2−メチルフェニル基であって、
Gが水素原子、アセチル基、トリフルオロアセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基、イソバレリル基、ピバロイル基、シクロヘキシルカルボニル基、ベンゾイル基、ベンジルカルボニル基、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、フェノキシカルボニル基、ジメチルアミノカルボニル基、メタンスルホニル基、トリフルオロメタンスルホニル基、ベンゼンスルホニル基又はp−トルエンスルホニル基であるピリダジノン化合物。
31)一般式(I1)〜(I30)において、Arが2−ブロモ−4,6−ジメチルフェニル基であって、
Gが水素原子、アセチル基、トリフルオロアセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基、イソバレリル基、ピバロイル基、シクロヘキシルカルボニル基、ベンゾイル基、ベンジルカルボニル基、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、フェノキシカルボニル基、ジメチルアミノカルボニル基、メタンスルホニル基、トリフルオロメタンスルホニル基、ベンゼンスルホニル基又はp−トルエンスルホニル基であるピリダジノン化合物。
32)一般式(I1)〜(I30)において、Arが2−メトキシ−4,6−ジメチルフェニル基であって、
Gが水素原子、アセチル基、トリフルオロアセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基、イソバレリル基、ピバロイル基、シクロヘキシルカルボニル基、ベンゾイル基、ベンジルカルボニル基、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、フェノキシカルボニル基、ジメチルアミノカルボニル基、メタンスルホニル基、トリフルオロメタンスルホニル基、ベンゼンスルホニル基又はp−トルエンスルホニル基であるピリダジノン化合物。
33)一般式(I1)〜(I30)において、Arが2−エチニル−4,6−ジメチルフェニル基であって、
Gが水素原子、アセチル基、トリフルオロアセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基、イソバレリル基、ピバロイル基、シクロヘキシルカルボニル基、ベンゾイル基、ベンジルカルボニル基、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、フェノキシカルボニル基、ジメチルアミノカルボニル基、メタンスルホニル基、トリフルオロメタンスルホニル基、ベンゼンスルホニル基又はp−トルエンスルホニル基であるピリダジノン化合物。
参考製造法1
一般式(II)で示される化合物は、例えば、以下の製造法により製造することができる。
Figure 2009084276
〔式中、X1は脱離基(例えば、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子等のハロゲン原子等)を表し、X2はハロゲン原子(例えば、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子等)を表し、R1、R2、R7、R8、Z1、Z2、Z3及びnは前記と同じ意味を表す。〕
本反応においては、一般式(IV)で示される化合物を、一般式(V−a)、(V−b)又は(V−c)で示される有機金属試薬(通常、一般式(IV)で示される化合物に対して1モル当量以上、好ましくは1〜3モル当量)とカップリング反応させることにより、一般式(II)で示される化合物を製造することができる。
一般式(V−a)で示される化合物を用いる反応は、溶媒中で行う。使用できる溶媒としては、例えば、ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類;メタノール、エタノール、プロパノール等のアルコール類;ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジメトキシエタン等のエーテル類;アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類;ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類;ジメチルスルホキシド等のスルホキシド類;スルホラン等のスルホン類;水、又はこれらの混合溶媒が用いられる。
また、一般式(V−a)で示される化合物を用いる反応は、塩基の存在下に行う。使用できる塩基としては、例えば、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、ピリジン、ジメチルアニリン、ジメチルアミノピリジン、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]−7−ウンデセン等の有機塩基;水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カルシウム、炭酸セシウム、リン酸カリウム等の無機塩基が挙げられる。用いられる塩基の使用量は、一般式(IV)で示される化合物に対して、通常0.5〜10モル当量、好ましくは1〜5モル当量である。
更に、一般式(V−a)で示される化合物を用いる反応は、触媒の存在下に行う。使用できる触媒としては、例えば、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム、ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム等のパラジウム触媒等が挙げられる。用いられる触媒の使用量は、一般式(IV)で示される化合物に対して、通常0.001〜0.5モル当量、好ましくは0.01〜0.2モル当量である。また一般式(V−a)で示される化合物を用いる反応は、4級アンモニウム塩を添加することが好ましい。使用することのできる4級アンモニウム塩としては、例えば、臭化テトラブチルアンモニウム等が挙げられる。
一般式(V−a)で示される化合物を用いる反応の反応温度は、通常20〜180℃、好ましくは60〜150℃である。該反応の反応時間は通常30分〜100時間である。該反応の終了は、反応混合物の一部をサンプリングして、薄層クロマトグラフィー、高速液体クロマトグラフィー等の分析手段により確認することができる。該反応の終了後、例えば反応混合物と水とを混合し、有機溶媒にて抽出し、得られた有機層を乾燥、濃縮する等の操作を行うことにより、一般式(II)で示される化合物を単離することができる。
一般式(V−b)で示される化合物を用いる反応は、溶媒中で行う。使用できる溶媒としては、例えば、ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類;ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジメトキシエタン等のエーテル類;又はこれらの混合溶媒が挙げられる。
一般式(V−b)で示される化合物を用いる反応は、触媒の存在下に行う。使用できる触媒としては、例えば、ジクロロビス(1,3−ジフェニルホスフィノ)プロパンニッケル、ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)ニッケル等のニッケル触媒、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム、ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム等のパラジウム触媒等が挙げられる。用いられる触媒の使用量は、一般式(IV)で示される化合物に対して、通常0.001〜0.5モル当量、好ましくは0.01〜0.2モル当量である。
一般式(V−b)で示される化合物を用いる反応の反応温度は、通常−80〜180℃、好ましくは−30〜150℃である。該反応の反応時間は通常30分〜100時間である。該反応の終了は反応混合物の一部をサンプリングして、薄層クロマトグラフィー、高速液体クロマトグラフィー等の分析手段により確認することができる。該反応の終了後、例えば反応混合物と水とを混合し、有機溶媒にて抽出し、得られた有機層を乾燥、濃縮する等の操作を行うことにより、一般式(II)で示される化合物を単離することができる。
一般式(V−c)で示される化合物を用いる反応は、溶媒中で行う。使用できる溶媒としては、例えば、ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類;ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジメトキシエタン等のエーテル類;クロロホルム、1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類;ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類;又はこれらの混合溶媒が挙げられる。
一般式(V−c)で示される化合物を用いる反応は、触媒の存在下に行う。使用できる触媒としては、例えば、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム、ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム等のパラジウム触媒等が挙げられる。用いられる触媒の使用量は、一般式(IV)で示される化合物に対して、通常0.001〜0.5モル当量、好ましくは0.01〜0.2モル当量である。
一般式(V−c)で示される化合物を用いる反応の反応温度は、通常−80〜180℃、好ましくは−30〜150℃である。該反応の反応時間は通常30分〜100時間である。該反応の終了は反応混合物の一部をサンプリングして、薄層クロマトグラフィー、高速液体クロマトグラフィー等の分析手段により確認することができる。該反応の終了後、例えば反応混合物と水とを混合し、有機溶媒にて抽出し、得られた有機層を乾燥、濃縮する等の操作を行うことにより、一般式(II)で示される化合物を単離することができる。
一般式(II)で示される化合物は、例えばテトラへドロン(Tetrahedron)、57巻、1323〜1330頁(2001年)等に記載されている方法に準じる方法に従い製造することができる。
一般式(V−a)、(V−b)又は(V−c)で示される有機金属試薬は公知の化合物であるか、あるいは公知の化合物から公知の方法に準じる方法に従い製造することができる。
一般式(IV)で示される化合物は、公知の化合物であるか、あるいは公知の化合物から製造することができる。例えばジャーナル・オブ・ヘテロサイクリック・ケミストリー(J.Heterocycl.Chem.)、33巻、1579〜1582頁(1996年)等に記載されている方法、又はそれらに準じる方法に従い製造することができる。
参考製造法2
一般式(VI)で示される化合物は例えば、以下の製造法により製造することができる。
Figure 2009084276
〔式中、X3はハロゲン原子(例えば、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子等)を表し、R1、R2、R9、Z1、Z2、Z3及びnは前記と同じ意味を表す。〕
本反応は通常溶媒中で行う。使用できる溶媒としては、例えば、アセトニトリル等のニトリル類、アセトン等のケトン類、ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類;ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジメトキシエタン等のエーテル類;ジクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類;ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類;スルホラン等のスルホン類、又はこれらの混合溶媒が挙げられる。
また、本反応は通常、塩基の存在下に一般式(VII)で示される化合物と一般式(VIII)で示される化合物とを反応させるが、本反応において用いられる塩基としては例えば、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、ピリジン、ジメチルアミノピリジン、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]−7−ウンデセン、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン等の有機塩基;水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カルシウム、水素化ナトリウム等の無機塩基が挙げられる。
本反応において、一般式(VIII)で示される化合物は、一般式(VII)で示される化合物に対して、通常1モル当量以上、好ましくは1〜3モル当量である。塩基は、一般式(VII)で示される化合物に対して、通常0.5〜10モル当量、好ましくは1〜5モル当量である。
本反応の反応温度は通常−30〜180℃、好ましくは−10〜50℃である。本反応の反応時間は通常10分〜30時間である。
本反応の終了は、反応混合物の一部をサンプリングして、薄層クロマトグラフィー、高速液体クロマトグラフィー等の分析手段により確認することができる。本反応の終了後、例えば反応混合物と水とを混合し、有機溶媒にて抽出し、得られた有機層を乾燥、濃縮する等の操作を行うことにより、一般式(VI)で示される化合物を単離することができる。
一般式(VII)で示される化合物は、一般式(IX)
Figure 2009084276
〔式中、Z1、Z2、Z3及びnは前記と同じ意味を表す。〕
で示される化合物をハロゲン化剤(例えば、塩化チオニル、臭化チオニル、オキシ塩化リン、塩化オキサリル等)と反応させることにより製造することができる。
一般式(IX)で示される化合物は公知の化合物であるか、あるいは公知の化合物から製造することができる。例えば、国際公開第96/25395号パンフレット(WO96/25395)、国際公開第96/35664号パンフレット(WO96/35664)、国際公開第97/02243号パンフレット(WO97/02243)、国際公開第99/43649号パンフレット(WO99/43649)、国際公開第2001/017973号パンフレット(WO2001/017973)、国際公開第2004/065366号パンフレット(WO2004/065366)、国際公開第2004/080962号パンフレット(WO2004/080962)、国際公開第2005/016873号パンフレット(WO2005/016873)、国際公開第2005/044796号パンフレット(WO2005/044796)、国際公開第2005/092897号パンフレット(WO2005/092897)、国際公開第2006/056281号パンフレット(WO2006/056281)等に記載されている方法、又はそれらに準じる方法に従い製造することができる。一般式(IX)で示される化合物としては例えば、4−クロロ−2,6−ジエチルフェニル酢酸、4−ブロモ−2,6−ジエチルフェニル酢酸、4−シアノ−2,6−ジエチルフェニル酢酸、2,6−ジエチル−4−メトキシフェニル酢酸、2,6−ジエチル−4−フェニルフェニル酢酸、4−(4−クロロフェニル)−2,6−ジエチルフェニル酢酸、2,6−ジエチル−4−(4−メチルフェニル)フェニル酢酸、2,6−ジエチル−4−エチニルフェニル酢酸、2,6−ジエチル−4−ニトロフェニル酢酸、2−シアノ−4,6−ジメチルフェニル酢酸、2−シアノ−6−エチル−4−メチルフェニル酢酸、2,4−ジクロロ−6−メチルフェニル酢酸、2−クロロ−4,6−ジメチルフェニル酢酸、2−クロロ−6−エチル−4−メチルフェニル酢酸、2,4−ジクロロ−6−エチルフェニル酢酸、2−ブロモ−6−エチル−4−メチルフェニル酢酸、4−クロロ−2−エチル−6−メトキシフェニル酢酸、2−クロロ−6−メトキシ−4−メチルフェニル酢酸、2−エチル−6−メトキシ−4−メチルフェニル酢酸、2−エチル−6−エチニル−4−フェニルフェニル酢酸、2−クロロ−6−エチル−4−フェニルフェニル酢酸、2−エチル−6−メトキシ−4−フェニルフェニル酢酸、2,6−ジエチル−4−トリフルオロメチルフェニル酢酸、2,6−ジエチル−4−トリフルオロメトキシフェニル酢酸、2−エチル−6−エチニル−4−メチルフェニル酢酸、2−クロロ−6−エチル−4−メトキシフェニル酢酸、2−シクロプロピル−6−エチル−4−メチルフェニル酢酸、4−シクロプロピル−2,6−ジエチルフェニル酢酸、5−(4−クロロフェニル)−2−メチルフェニル酢酸、5−(4−フルオロフェニル)−2−メチルフェニル酢酸、2−ブロモ−4,6−ジメチルフェニル酢酸、2−メトキシ−4,6−ジメチルフェニル酢酸、2−エチニル−4,6−ジメチルフェニル酢酸等があげられる。
一般式(VIII)で示される化合物は、公知の化合物であるか、あるいは公知の化合物から製造することができる。
上記の参考製造法1〜2により製造される各化合物は、その他の公知の手段、例えば濃縮、減圧濃縮、抽出、転溶、結晶化、再結晶化、クロマトグラフィー等の方法によっても、単離・精製することができる場合がある。
一般式(II)で示される化合物としては、例えば、以下に示される態様が挙げられる。
一般式(II)において、nが1、2又は3である化合物。
一般式(II)において、Z2の結合位置がベンゼン環上の4位又は6位である化合物。
一般式(II)において、nが1であり、Z2及びZ3の結合位置の組合わせがベンゼン環上の4位及び6位の組合わせである化合物。
一般式(II)において、R1がC1-3アルキル基又は(C1-3アルキルオキシ)C1-3アルキル基である化合物。
一般式(II)において、R2が水素原子又はC1-3アルキル基である化合物。
一般式(II)において、R2が水素原子又はメチル基である化合物。
一般式(II)において、Z1 がC1-3アルキル基であり、Z2がC3-6シクロアルキル基、C2-3アルキニル基、C1-3アルキルオキシ基、C1-3ハロアルキル基、C1-3ハロアルキルオキシ基、ハロゲン原子、シアノ基又はニトロ基、或いはハロゲン原子及びC1-3アルキル基からなる群より選ばれる少なくとも一種の基で置換されていてもよいフェニル基であり、Z3がC1-3アルキル基、C3-6シクロアルキル基、C2-3アルキニル基、C1-3アルキルオキシ基又はハロゲン原子である化合物。
一般式(II)において、R1がC1-3アルキル基又は(C1-3アルキルオキシ)C1-3アルキル基であり、R2が水素原子又はメチル基である化合物。
一般式(II)において、R1がC1-3アルキル基又は(C1-3アルキルオキシ)C1-3アルキル基であり、R2が水素原子又はC1-3アルキル基であり、
nが1であり、Z2及びZ3の結合位置の組合わせがベンゼン環上の4位及び6位の組合わせであり、
1がC1-6アルキル基(更に好ましくはC1-3アルキル基)であり、
2がC3-8シクロアルキル基(更に好ましくはC3-6シクロアルキル基)、C2-6アルキニル基(更に好ましくはC2-3アルキニル基)、C1-6アルキルオキシ基(更に好ましくはC1-3アルキルオキシ基)、C1-6ハロアルキル基(更に好ましくはC1-3ハロアルキル基)、C1-6ハロアルキルオキシ基(更に好ましくはC1-3ハロアルキルオキシ基)、ハロゲン原子、シアノ基又はニトロ基、或いはハロゲン原子及びC1-6アルキル基(更に好ましくはC1-3アルキル基)からなる群より選ばれる少なくとも一種の基で置換されていてもよいC6-10アリール基(更に好ましくはフェニル基)であり、
3がC1-6アルキル基(更に好ましくはC1-3アルキル基)、C3-8シクロアルキル基(更に好ましくはC3-6シクロアルキル基)、C2-6アルキニル基(更に好ましくはC2-3アルキニル基)、C1-6アルキルオキシ基(更に好ましくはC1-3アルキルオキシ基)又はハロゲン原子である化合物。
一般式(II)において、R1がC1-3アルキル基又は(C1-3アルキルオキシ)C1-3アルキル基であり、R2が水素原子又はメチル基であり、
nが1であり、Z2及びZ3の結合位置の組合わせがベンゼン環上の4位及び6位の組合わせであり、
1がC1-6アルキル基(更に好ましくはC1-3アルキル基)であり、
2がC3-8シクロアルキル基(更に好ましくはC3-6シクロアルキル基)、C2-6アルキニル基(更に好ましくはC2-3アルキニル基)、C1-6アルキルオキシ基(更に好ましくはC1-3アルキルオキシ基)、C1-6ハロアルキル基(更に好ましくはC1-3ハロアルキル基)、C1-6ハロアルキルオキシ基(更に好ましくはC1-3ハロアルキルオキシ基)、ハロゲン原子、シアノ基又はニトロ基、或いはハロゲン原子及びC1-6アルキル基(更に好ましくはC1-3アルキル基)からなる群より選ばれる少なくとも一種の基で置換されていてもよいC6-10アリール基(更に好ましくはフェニル基)であり、
3がC1-6アルキル基(更に好ましくはC1-3アルキル基)、C3-8シクロアルキル基(更に好ましくはC3-6シクロアルキル基)、C2-6アルキニル基(更に好ましくはC2-3アルキニル基)、C1-6アルキルオキシ基(更に好ましくはC1-3アルキルオキシ基)又はハロゲン原子である化合物。
一般式(II)において、nが0であり、Z2の結合位置がベンゼン環上の5位である化合物。
一般式(II)において、R1がC1-3アルキル基又は(C1-3アルキルオキシ)C1-3アルキル基であり、R2が水素原子又はC1-3アルキル基であり、
nが0であり、Z2の結合位置がベンゼン環上の5位であり、
1がC1-6アルキル基(更に好ましくはC1-3アルキル基)であり、
2がハロゲン原子及びC1-6アルキル基(更に好ましくはC1-3アルキル基)からなる群より選ばれる少なくとも一種の基で置換されていてもよいC6-10アリール基(更に好ましくはフェニル基)である化合物。
一般式(II)において、R1がC1-3アルキル基又は(C1-3アルキルオキシ)C1-3アルキル基であり、R2が水素原子又はメチル基であり、
nが0であり、Z2の結合位置がベンゼン環上の5位であり、
1がC1-6アルキル基(更に好ましくはC1-3アルキル基)であり、
2がハロゲン原子及びC1-6アルキル基(更に好ましくはC1-3アルキル基)からなる群より選ばれる少なくとも一種の基で置換されていてもよいC6-10アリール基(更に好ましくはフェニル基)である化合物。
また、一般式(VI)で示される化合物としては、例えば、以下に示される態様が挙げられる。
一般式(VI)において、nが1、2又は3である化合物。
一般式(VI)において、Z2の結合位置がベンゼン環上の4位又は6位である化合物。
一般式(VI)において、nが1であり、Z2及びZ3の結合位置の組合わせがベンゼン環上の4位及び6位の組合わせである化合物。
一般式(VI)において、R1がC1-3アルキル基又は(C1-3アルキルオキシ)C1-3アルキル基である化合物。
一般式(VI)において、R2がC1-6アルキル基である化合物。
一般式(VI)において、R2が水素原子又はC1-3アルキル基である化合物。
一般式(VI)において、R2がC1-3アルキル基である化合物。
一般式(VI)において、R2が水素原子又はメチル基である化合物。
一般式(VI)において、R2がメチル基である化合物。
一般式(VI)において、Z1 がC1-3アルキル基であり、Z2がC3-6シクロアルキル基、C2-3アルキニル基、C1-3アルキルオキシ基、C1-3ハロアルキル基、C1-3ハロアルキルオキシ基、ハロゲン原子、シアノ基又はニトロ基、或いはハロゲン原子及びC1-3アルキル基からなる群より選ばれる少なくとも一種の基で置換されていてもよいフェニル基であり、Z3がC1-3アルキル基、C3-6シクロアルキル基、C2-3アルキニル基、C1-3アルキルオキシ基又はハロゲン原子である化合物。
一般式(VI)において、R1がC1-3アルキル基又は(C1-3アルキルオキシ)C1-3アルキル基であり、R2が水素原子又はメチル基である化合物。
一般式(VI)において、R1がC1-3アルキル基又は(C1-3アルキルオキシ)C1-3アルキル基であり、R2が水素原子又はC1-3アルキル基であり、
nが1であり、Z2及びZ3の結合位置の組合わせがベンゼン環上の4位及び6位の組合わせであり、
1がC1-6アルキル基(更に好ましくはC1-3アルキル基)であり、
2がC3-8シクロアルキル基(更に好ましくはC3-6シクロアルキル基)、C2-6アルキニル基(更に好ましくはC2-3アルキニル基)、C1-6アルキルオキシ基(更に好ましくはC1-3アルキルオキシ基)、C1-6ハロアルキル基(更に好ましくはC1-3ハロアルキル基)、C1-6ハロアルキルオキシ基(更に好ましくはC1-3ハロアルキルオキシ基)、ハロゲン原子、シアノ基又はニトロ基、或いはハロゲン原子及びC1-6アルキル基(更に好ましくはC1-3アルキル基)からなる群より選ばれる少なくとも一種の基で置換されていてもよいC6-10アリール基(更に好ましくはフェニル基)であり、
3がC1-6アルキル基(更に好ましくはC1-3アルキル基)、C3-8シクロアルキル基(更に好ましくはC3-6シクロアルキル基)、C2-6アルキニル基(更に好ましくはC2-3アルキニル基)、C1-6アルキルオキシ基(更に好ましくはC1-3アルキルオキシ基)又はハロゲン原子である化合物。
一般式(VI)において、R1がC1-3アルキル基又は(C1-3アルキルオキシ)C1-3アルキル基であり、R2が水素原子又はメチル基であり、
nが1であり、Z2及びZ3の結合位置の組合わせがベンゼン環上の4位及び6位の組合わせであり、
1がC1-6アルキル基(更に好ましくはC1-3アルキル基)であり、
2がC3-8シクロアルキル基(更に好ましくはC3-6シクロアルキル基)、C2-6アルキニル基(更に好ましくはC2-3アルキニル基)、C1-6アルキルオキシ基(更に好ましくはC1-3アルキルオキシ基)、C1-6ハロアルキル基(更に好ましくはC1-3ハロアルキル基)、C1-6ハロアルキルオキシ基(更に好ましくはC1-3ハロアルキルオキシ基)、ハロゲン原子、シアノ基又はニトロ基、或いはハロゲン原子及びC1-6アルキル基(更に好ましくはC1-3アルキル基)からなる群より選ばれる少なくとも一種の基で置換されていてもよいC6-10アリール基(更に好ましくはフェニル基)であり、
3がC1-6アルキル基(更に好ましくはC1-3アルキル基)、C3-8シクロアルキル基(更に好ましくはC3-6シクロアルキル基)、C2-6アルキニル基(更に好ましくはC2-3アルキニル基)、C1-6アルキルオキシ基(更に好ましくはC1-3アルキルオキシ基)又はハロゲン原子である化合物。
一般式(VI)において、nが0であり、Z2の結合位置がベンゼン環上の5位である化合物。
一般式(VI)において、R1がC1-3アルキル基又は(C1-3アルキルオキシ)C1-3アルキル基であり、R2が水素原子又はC1-3アルキル基であり、
nが0であり、Z2の結合位置がベンゼン環上の5位であり、
1がC1-6アルキル基(更に好ましくはC1-3アルキル基)であり、
2がハロゲン原子及びC1-6アルキル基(更に好ましくはC1-3アルキル基)からなる群より選ばれる少なくとも一種の基で置換されていてもよいC6-10アリール基(更に好ましくはフェニル基)である化合物。
一般式(VI)において、R1がC1-3アルキル基又は(C1-3アルキルオキシ)C1-3アルキル基であり、R2が水素原子又はメチル基であり、
nが0であり、Z2の結合位置がベンゼン環上の5位であり、
1がC1-6アルキル基(更に好ましくはC1-3アルキル基)であり、
2がハロゲン原子及びC1-6アルキル基(更に好ましくはC1-3アルキル基)からなる群より選ばれる少なくとも一種の基で置換されていてもよいC6-10アリール基(更に好ましくはフェニル基)である化合物。
以下に実施例、参考例、製剤例及び試験例を示し、本発明をより具体的に説明するが、本発明はこれらの例に限定されない。
実施例及び参考例中、室温とは通常10〜30℃を示す。1H NMRとはプロトン核磁気共鳴スペクトルを示し、内部標準としてテトラメチルシランを用い、ケミカルシフト(δ)をppmで表記した。
実施例及び参考例中用いられている記号は次のような意味を有するものである。
CDCl3:重クロロホルム、s:シングレット、d:ダブレット、t:トリプレット、q:カルテット、m:マルチプレット、br.:ブロード(幅広い)、J:カップリング定数、Me:メチル基、Et:エチル基、c−Pr:シクロプロピル基、Ph:フェニル基、4−Me−Ph:4−メチルフェニル基、4−Cl−Ph:4−クロロフェニル基。
実施例1
4−(4−クロロ−2,6−ジエチルフェニル)−5−ヒドロキシ−2,6−ジメチル−3(2H)−ピリダジノン〔化合物(I−a−2)〕
窒素雰囲気下、カリウムtert−ブトキシド0.55gのテトラヒドロフラン20mL中の溶液を36〜38℃で攪拌し、これに2−[2−(4−クロロ−2,6−ジエチルフェニルアセチル)−2−メチルヒドラゾノ]プロパン酸エチル〔化合物VI−2〕0.79gのトルエン15mL中の溶液を約20分間で滴下し、同温で更に10分間攪拌した。その後、反応混合物を減圧下に濃縮した。得られた残渣に氷水20mLを加え、tert−ブチルメチルエーテル(20mL×2)で抽出した。次に、水層に35%塩酸0.6gを加えて酸性とし、酢酸エチル(20mL×2)で抽出した。酢酸エチル抽出液を合し、飽和食塩水(20mL×2)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下に濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:4)に付し、固体0.1gを得た。該固体を酢酸エチル−ヘキサン混合液(1:10)で洗浄し、風乾して、標記化合物0.07gを白色粉末として得た。
実施例1に準じて製造した本発明化合物を、化合物(I−a−2)と伴に表1に示す。
一般式(I−a)で示される化合物:
Figure 2009084276
Figure 2009084276
実施例2
5−アセトキシ−4−(2,6−ジエチル−4−フェニルフェニル)−2,6−ジメチル−3(2H)−ピリダジノン〔化合物(I−b−1)〕
実施例1に準じて製造した〔化合物(I−a−1)〕0.04gのテトラヒドロフラン10mL中の溶液に、トリエチルアミン0.03gを加え、更に無水酢酸0.02g及び4−ジメチルアミノピリジン0.002gを加えた。室温下で9.5時間攪拌を行った。反応液を減圧下に濃縮した。残渣に氷水10mLを加え、酢酸エチル(10mL×3)で抽出した。抽出液を合し、飽和食塩水(10mL×2)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下に濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:6)に付し、固体0.05gを得た。該固体を冷ヘキサンで洗浄し、風乾して、標記化合物0.025gを白色粉末として得た。
実施例2に準じて製造した本発明化合物を、化合物(I−b−1)と伴に表2に示す。
一般式(I−b)で示される化合物:
Figure 2009084276
Figure 2009084276
実施例3
4−(2,6−ジエチル−4−エチニルフェニル)−5−ヒドロキシ−2,6−ジメチル−3(2H)−ピリダジノン〔化合物(I−a−20)〕
実施例2に準じて製造した〔化合物(I−b−2)〕0.49g及びトリブチル(トリメチルシリルエチニル)スズ0.56gのトルエン10mL中の溶液に乾燥窒素ガスを70分間吹き込んだ。反応液にテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム0.08gを加え、乾燥窒素気流下、100〜110℃で5時間加熱攪拌した。冷後、反応混合物中の不溶物をろ別し、ろ液を減圧下に濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:8)に付し、4−(2,6−ジエチル−4−トリメチルシリルエチニルフェニル)−5−メトキシカルボニルオキシ−2,6−ジメチル−3(2H)−ピリダジノン0.43gを黄色樹脂状物として得た。
1H NMR(CDCl3)δ ppm:0.26(9H,s),1.12(6H,t,J=7.6Hz),2.29(3H,s),2.26〜2.43(4H,m),3.68(3H,s),3.81(3H,s),7.27(2H,s)。
4−(2,6−ジエチル−4−トリメチルシリルエチニルフェニル)−5−メトキシカルボニルオキシ−2,6−ジメチル−3(2H)−ピリダジノン0.4gをエタノール15mLに溶解して氷冷下攪拌し、95.0%水酸化ナトリウム0.13gの水2mL中の溶液を加えた。反応液を室温下22.5時間攪拌した後、減圧下に濃縮した。得られた残渣に氷水20mLを加え、tert−ブチルメチルエーテル(20mL)で抽出した。次に、水層に3N塩酸1.5mLを加えて酸性とし、酢酸エチル(20mL、10mL)で抽出した。酢酸エチル抽出液を合し、飽和食塩水(20mL×2)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下に濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:3)に付し、固体0.15gを得た。該固体を酢酸エチル−ヘキサン混合液(1:10)で洗浄し、風乾して、標記化合物0.13gを白色粉末として得た。mp216〜217℃。
実施例4
4−(2−エチニル−4,6−ジメチルフェニル)−5−ヒドロキシ−2,6−ジメチル−3(2H)−ピリダジノン〔化合物(I−a−21)〕
実施例2に準じて製造した〔化合物(I−b−6)〕から実施例3と同様の方法により、4−(4,6−ジメチル−2−トリメチルシリルエチニルフェニル)−5−メトキシカルボニルオキシ−2,6−ジメチル−3(2H)−ピリダジノンを淡黄褐色固体として得た。
1H NMR(CDCl3)δ ppm:0.07(9H,s),2.13(3H,s),2.29(6H,s),3.69(3H,s),3.81(3H,s),7.03(1H,s),7.19(1H,s)。
4−(4,6−ジメチル−2−トリメチルシリルエチニルフェニル)−5−メトキシカルボニルオキシ−2,6−ジメチル−3(2H)−ピリダジノンから実施例3と同様の方法により、標記化合物を白色粉末として得た。mp179〜181℃。
実施例5
4−[5−(4−フルオロフェニル)−2−メチルフェニル]−5−ヒドロキシ−2,6−ジメチル−3(2H)−ピリダジノン〔化合物(I−a−22)〕
2−(メチルヒドラゾノ)プロパン酸エチル2.8gのトルエン55mL中の溶液に、炭酸カリウム1.8gを加えた。該混合物を氷冷下に攪拌し、これに5−ブロモ−2−メチルフェニルアセチルクロリド3.4gのトルエン20mL中の溶液を約20分間で滴下し、室温で更に3時間攪拌した。その後、反応混合物を減圧下に濃縮した。得られた残渣に氷水30mLを加え、酢酸エチル(20mL、10mL×2)で抽出した。抽出液を合し、飽和食塩水(20mL×2)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下に濃縮した。得られた残渣を塩基性アルミナカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:8)に付し、2−[2−(5−ブロモ−2−メチルフェニルアセチル)−2−メチルヒドラゾノ]プロパン酸エチル3.0gを黄褐色樹脂状物として得た。
1H NMR(CDCl3)δ ppm:1.39(3H,t,J=7.2Hz),2.23(3H,s),2.27(3H,s),3.37(3H,s),3.96(2H,s),4.35(2H,q,J=7.2Hz),7.02(1H,d,J=8.1Hz),7.25(1H,br.d,J=8.3Hz),7.42(1H,br.s)。
窒素雰囲気下、カリウムtert−ブトキシド3.8gのテトラヒドロフラン80mL中の溶液を50〜55℃で攪拌し、これに2−[2−(5−ブロモ−2−メチルフェニルアセチル)−2−メチルヒドラゾノ]プロパン酸エチル3.0gのトルエン60mL中の溶液を約60分間で滴下し、同温で更に15分間攪拌した。その後、反応混合物を減圧下に濃縮した。得られた残渣に氷水50mLを加え、tert−ブチルメチルエーテル(30mL×2)で抽出した。次に、水層に35%塩酸3.7gを加えて酸性とし、酢酸エチル(30mL×2)で抽出した。酢酸エチル抽出液を合し、飽和食塩水(30mL×2)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下に濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:1)に付し、固体1.6gを得た。該固体を酢酸エチル−ヘキサン混合液(1:6)で洗浄し、風乾して、4−(5−ブロモ−2−メチルフェニル)−5−ヒドロキシ−2,6−ジメチル−3(2H)−ピリダジノン1.5gを淡褐色粉末として得た。mp217〜218℃。
4−(5−ブロモ−2−メチルフェニル)−5−ヒドロキシ−2,6−ジメチル−3(2H)−ピリダジノン1.0g、4−フルオロフェニルボロン酸0.64g、炭酸ナトリウム0.31g、ジメトキシエタン30mL及び水8mLの混合物を室温下攪拌し、該混合物中に窒素ガスを60分間吹き込んだ。ついでこの混合物にテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム0.3gを加え、90〜100℃で10時間攪拌した。室温まで冷却後、反応混合物中の不溶物をろ別し、ろ液を減圧下に濃縮した。得られた残渣に氷水20mLを加え、tert−ブチルメチルエーテル(20mL×2)で抽出した。ついで次に、水層に35%塩酸1.06.1gを加えて酸性とし、酢酸エチル(20mL×2)で抽出した。酢酸エチル抽出液を合し、飽和食塩水(20mL×2)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下に濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:12)に付し、固体0.33gを得た。該固体を酢酸エチル−ヘキサン混合液(1:610)で洗浄し、風乾して標記化合物0.25gを白色粉末として得た。mp216〜217℃。
一般式(VI)で示される化合物の代表的な製造例を参考例1に示す。
参考例1
2−[2−(4−クロロ−2,6−ジエチルフェニルアセチル)−2−メチルヒドラゾノ]プロパン酸エチル〔化合物VI−2〕
2−(メチルヒドラゾノ)プロパン酸エチル1.1gのアセトニトリル20mL中の溶液に、炭酸カリウム0.68gを加えた。該混合物を氷冷下に攪拌し、これに4−クロロ−2,6−ジエチルフェニルアセチルクロリド1.26gのアセトニトリル8mL中の溶液を約10分間で滴下し、室温で更に3時間攪拌した。その後、反応混合物を減圧下に濃縮した。得られた残渣に氷水20mLを加え、酢酸エチル(20mL、10mL×2)で抽出した。抽出液を合し、飽和食塩水(20mL×2)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下に濃縮した。得られた残渣を塩基性アルミナカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:6)に付し、淡黄色固体1.2gを得た。該固体を冷ヘキサンで洗浄し、風乾して、標記化合物0.79gを白色粉末として得た。
参考例1に準じて製造した一般式(VI)で示される化合物を、化合物VI−2と伴に表3に示す。
一般式(VI)で示される化合物:
Figure 2009084276
Figure 2009084276
表3の中で融点の欄に*を付した化合物についてそれらの1H NMRデータを以下に示す。
化合物VI−3:
1H NMR(CDCl3)δ ppm:1.18(6H,t,J=7.6Hz),1.36(3H,t,J=7.1Hz),2.31(3H,br.s),2.57(4H,q,J=7.4Hz),3.40(3H,br.s),3.79(3H,s),4.01(2H,br.s),4.33(2H,q,J=7.1Hz),6.64(2H,s)。
化合物VI−5:
1H NMR(CDCl3)δ ppm:1.20(6H,t,J=7.6Hz),1.37(3H,t,J=7.1Hz),2.34(3H,s),2.61(4H,q,J=7.5Hz),3.41(3H,s),4.12(2H,s),4.34(2H,q,J=7.1Hz),7.36(2H,s)。
化合物VI−8:
1H NMR(CDCl3)δ ppm:0.62〜0.73(2H,m),0.85〜0.95(2H,m),1.17(6H,t,J=7.6Hz),1.35(3H,t,J=7.1Hz),1.79〜1.90(1H,m),2.31(3H,br.s),2.55(4H,q,J=7.6Hz),3.39(3H,br.s),4.04(2H,br.s),4.32(2H,q,J=7.1Hz),6.78(2H,s)。
化合物VI−9:
1H NMR(CDCl3)δ ppm:1.23(6H,t,J=7.6Hz),1.36(3H,t,J=7.2Hz),2.33(3H,br.s),2.39(3H,s),2.65(4H,q,J=7.6Hz),3.42(3H,br.s),4.12(2H,br.s),4.33(2H,q,J=7.1Hz),7.23(2H,d,J=8.0Hz),7.28(2H,s),7.49(2H,d,J=8.3Hz)。
化合物VI−10:
1H NMR(CDCl3)δ ppm:1.33(3H,t,J=7.2Hz),2.21(3H,s),2.35(3H,s),3.37(3H,s),4.06(2H,br.s),4.28(2H,q,J=7.1Hz),7.22(1H,d,J=7.8Hz),7.30〜7.40(3H,m),7.43(1H,br.s),7.47(2H,d,J=8.3Hz)。
化合物VI−11:
1H NMR(CDCl3)δ ppm:1.37(3H,t,J=7.1Hz),2.20〜2.39(9H,m),3.40(3H,br.s),4.16(2H,br.s),4.33(2H,q,J=7.2Hz),6.94(1H,br.s),7.25(1H,br.s)。
化合物VI−12:
1H NMR(CDCl3)δ ppm:1.36(3H,t,J=7.1Hz),2.15〜2.35(9H,m),3.37(3H,br.s),3.75(3H,s),3.95(2H,br.s),4.32(2H,q,J=7.1Hz),6.55(1H,br.s),6.63(1H,br.s)。
次に製剤例を示す。なお、部とは重量部を示す。
製剤例1
乳剤
化合物(I−a−1) 20重量%
ポリオキシエチレンアルキルエーテル 5重量%
ジメチルホルムアミド 18重量%
キシレン 57重量%
を混合して乳剤を得る。調製した乳剤は水で適宜希釈して使用する。
化合物(I−a−1)に代えて、同様にして化合物(I−a−2)〜(I−a−12)、(I−a−20)、(I−a−21)、(I−a−22)及び(I−b−1)〜(I−b−6)の各々の乳剤を得る。
製剤例2
水和剤
化合物(I−b−1) 50重量%
リグニンスルホン酸ナトリウム 5重量%
ポリオキシエチレンアルキルエーテル 5重量%
ホワイトカーボン 5重量%
クレイ 35重量%
を混合粉砕して水和剤を得る。調製した水和剤は水で適宜希釈して使用する。
化合物(I−b−1)に代えて、同様にして化合物(I−a−1)〜(I−a−12)、(I−a−20)、(I−a−21)、(I−a−22)及び(I−b−2)〜(I−b−6)の各々の水和剤を得る。
製剤例3
粒剤
化合物(I−a−2) 1.5重量%
リグニンスルホン酸ナトリウム 2重量%
タルク 40重量%
ベントナイト 56.5重量%
を混合し、水を加えて練り合わせ造粒して粒剤を得る。
化合物(I−a−2)に代えて、同様にして化合物(I−a−1)、(I−a−3)〜(I−a−12)、(I−a−20)、(I−a−21)、(I−a−22)及び(I−b−1)〜(I−b−6)の各々の粒剤を得る。
製剤例4
化合物(I−a−1)10部と、下記のA群から選ばれる化合物いずれか1種 10部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して水和剤を得る。
A群:
フェノキシ脂肪酸系除草性化合物[2,4−PA、MCP、MCPB、フェノチオール(phenothio1)、メコプロップ(mecoprop)、フルロキシピル(fluroxypyr)、トリクロピル(triclopyr)、クロメプロップ(clomeprop)、ナプロアニリド(naproanilide)];
安息香酸系除草性化合物[2,3,6−TBA、ジカンバ(dicamba)、クロピラリド(clopyralid)、ピクロラム(picloram)、アミノピラリド(aminopyralid)、キンクロラック(quinclorac)、キンメラック(quinmerac)];
尿素系除草性化合物[ジウロン(diuron)、リニュロン(linuron)、クロルトルロン(chlortoluron)、イソプロツロン(isoproturon)、フルオメツロン(fluometuron)、イソウロン(isouron)、テブチウロン(tebuthiuron)、メタベンズチアズロン(methabenzthiazuron)、クミルロン(cumy1uron)、ダイムロン(daimuron)、メチルダイムロン(methyl−daimuron)];
トリアジン系除草性化合物[アトラジン(atrazine)、アメトリン(ametoryn)、シアナジン(cyanazine)、シマジン(simazine)、プロパジン(propazine)、シメトリン(simetryn)、ジメタメトリン(dimethametryn)、プロメトリン(prometryn)、メトリブジン(metribuzin)、トリアジフラム(triaziflam)];
ビピリジニウム系除草性化合物[パラコート(paraquat)、ジクワット(diquat)];
ヒドロキシベンゾニトリル系除草性化合物[ブロモキシニル(bromoxynil)、アイオキシニル(ioxynil)];
ジニトロアニリン系除草性化合物[ペンディメタリン(pendimethalin)、プロジアミン(prodiamine)、トリフルラリン(trifluralin)];
有機リン系除草性化合物[アミプロホスメチル(amiprofos−methyl)、ブタミホス(butamifos)、ベンスリド(bensu1ide)、ピペロホス(piperophos)、アニロホス(anilofos)、グリホサート(glyphosate)、グルホシネート(glufosinate)、グルホシネート−P(glufosinate−P)、ビアラホス(bialaphos)];
カーバメート系除草性化合物[ジアレート(di−allate)、トリアレート(tri−allate)、EPTC、ブチレート(butylate)、ベンチオカーブ(benthiocarb)、エスプロカルブ(esprocarb)、モリネート(molinate)、ジメピペレート(dimepiperate)、スエップ(swep)、クロルプロファム(chlorpropham)、フェンメディファム(phenmedipham)、フェニソファム(phenisopham)、ピリブチカルブ(pyributicarb)、アシュラム(asulam)];
酸アミド系除草性化合物[プロパニル(propanil)、プロピザミド(propyzamide)、ブロモブチド(bromobutide)、エトベンザニド(etobenzanid)];
クロロアセトアニリド系除草性化合物[アセトクロール(acetochlor)、アラクロール(alachlor)、ブタクロール(butachlor)、ジメテナミド(dimethenamid)、プロパクロール(propachlor)、メタザクロール(metazachlor)、メトラクロール(metolachlor)、プレチラクロール(pretilachlor)、テニルクロール(theny1ch1or)、ペトキサミド(pethoxamid)];
ジフェニルエーテル系除草性化合物[アシフルオルフェン(acifluorfen−sodium)、ビフェノックス(bifenox)、オキシフルオルフェン(oxyfluorfen)、ラクトフェン(lactofen)、フォメサフェン(fomesafen)、クロメトキシニル(chlomethoxyni1)、アクロニフェン(aclonifen)];
環状イミド系除草性化合物[オキサジアゾン(oxadiazon)、シニドンエチル(cinidon−ethyl)、カルフェントラゾンエチル(carfentrazone−ethyl)、スルフェントラゾン(surfentrazone)、フルミクロラックペンチル(flumiclorac−pentyl)、フルミオキサジン(flumioxazin)、ピラフルフェンエチル(pyraflufen−ethyl)、オキサジアルギル(oxadiargy1)、ペントキサゾン(pentoxazone)、フルチアセットメチル(fluthiacet−methyl)、ブタフェナシル(butafenacil)、ベンズフェンジゾン(benzfendizone)、ベンカルバゾン(bencarbazone)、サフルフェナシル(saflufenacil)];
ピラゾール系除草性化合物[ベンゾフェナップ(benzofenap)、ピラゾレート(pyrazo1ate)、ピラゾキシフェン(pyrazoxyfen)、トプラメゾン(topramezone)、ピラスルホトール(pyrasulfotole)];
トリケトン系除草性化合物[イソキサフルトール(isoxaflutole)、ベンゾビシクロン(benzobicyclon)、スルコトリオン(sulcotrione)、メソトリオン(mesotrione)、テンボトリオン(tembotrione)、テフリルトリオン(tefuryltrione)];
アリールオキシフェノキシプロピオン酸系除草性化合物[クロジナホッププロパルギル(clodinafop−propargyl)、シハロホップブチル(cyhalofop−butyl)、ジクロホップメチル(diclofop−methyl)、フェノキサプロップエチル(fenoxaprop−ethyl)、フルアジホップブチル(fluazifop−butyl)、ハロキシホップメチル(haloxyfop−methyl)、キザロホップエチル(quizalofop−ethyl)、メタミホップ(metamifop)];
トリオンオキシム系除草性化合物[アロキシジム(alloxydim−sodium)、セトキシジム(sethoxydim)、ブトロキシジム(butroxydim)、クレソジム(clethodim)、クロプロキシジム(cloproxydim)、シクロキシジム(cycloxydim)、テプラロキシジム(tepraloxydim)、トラルコキシジム(tralkoxydim)、プロフォキシジム(profoxydim)];
スルホニル尿素系除草性化合物[クロルスルフロン(chlorsulfuron)、スルホメツロンメチル(sulfometuron−methyl)、メトスルフロンメチル(metsu1furon−methy1)、クロリムロンエチル(chlorimuron−ethyl)、トリベニュロンメチル(tribenuron−methyl)、トリアスルフロン(triasulfuron)、ベンスルフロンメチル(bensulfuron−methy1)、チフェンスルフロンメチル(thifensulfuron−methyl)、ピラゾスルフロンエチル(pyrazosulfuron−ethy1)、プリミスルフロンメチル(primisulfuron−methyl)、ニコスルフロン(nicosulfuron)、アミドスルフロン(amidosulfuron)、シノスルフロン(cinosulfuron)、イマゾスルフロン(imazosulfuron)、リムスルフロン(rimsulfuron)、ハロスルフロンメチル(ha1osulfuron−methy1)、プロスルフロン(prosulfuron)、エタメトスルフロンメチル(ethametsulfuron−methyl)、トリフルスルフロンメチル(triflusulfuron−methyl)、フラザスルフロン(flazasulfuron)、シクロスルファムロン(cyc1osulfamuron)、フルピルスルフロン(flupyrsulfuron)、スルホスルフロン(sulfosu1furon)、アジムスルフロン(azimsulfuron)、エトキシスルフロン(ethoxysulfuron)、オキサスルフロン(oxasulfuron)、ヨードスルフロンメチルナトリウム(iodosulfuron−methyl−sodium)、フォラムスルフロン(foramsulfuron)、メソスルフロンメチル(mesosulfuron−methyl)、トリフロキシスルフロン(trifloxysulfuron)、トリトスルフロン(tritosulfuron)、オルソスルファムロン(orthosulfamuron)、フルセトスルフロン(flucetosulfuron)、1−(2−クロロ−6−プロピルイミダゾ[1,2−a]ピリダジン−3−イルスルホニル)−3−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)ウレア(1−(2−chloro−6−propylimidazo[1,2−a]pyridazin−3−ylsulfonyl)−3−(4,6−dimethoxypyrimidin−2−yl)urea)];
イミダゾリノン系除草性化合物[イマザメタベンズメチル(imazamethabenz−methyl)、イマザメタピル(imazamethapyr)、イマザモックス(imazamox)、イマザピル(imazapyr)、イマザキン(imazaquin)、イマゼタピル(imazethapyr)];
スルホンアミド系除草性化合物[フルメトスラム(flumetsulam)、メトスラム(metosulam)、ジクロスラム(diclosulam)、フロラスラム(florasulam)、クロランスラムメチル(cloransulam−methyl)、ペノキススラム(penoxsulam)、ピロキススラム(pyroxsulam)];
ピリミジニルオキシ安息香酸系除草性化合物[ピリチオバックナトリウム(pyrithiobac−sodium)、ビスピリバックナトリウム(bispyribac−sodium)、ピリミノバックメチル(pyriminobac−methy1)、ピリベンゾキシム(pyribenzoxim)、ピリフタリド(pyriftalid)、ピリミスルファン(pyrimisulfan)];
その他の系統の除草性化合物[ベンタゾン(bentazon)、ブロマシル(bromacil)、ターバシル(terbacil)、クロルチアミド(chlorthiamid)、イソキサベン(isoxaben)、ジノセブ(dinoseb)、アミトロール(amitrole)、シンメチリン(cinmethylin)、トリジファン(tridiphane)、ダラポン(da1apon)、ジフルフェンゾピルナトリウム(diflufenzopyr−sodium)、ジチオピル(dithiopyr)、チアゾピル(thiazopyr)、フルカルバゾンナトリウム(flucarbazone−sodium)、プロポキシカルバゾンナトリウム(propoxycarbazone−sodium)、メフェナセット(mefenacet)、フルフェナセット(flufenacet)、フェントラザミド(fentrazamide)、カフェンストロール(cafenstrole)、インダノファン(indanofan)、オキサジクロメホン(oxaziclomefone)、ベンフレセート(benfuresate)、ACN、ピリデート(pyridate)、クロリダゾン(chloridazon)、ノルフルラゾン(norflurazon)、フルルタモン(flurtamone)、ジフルフェニカン(diflufenican)、ピコリナフェン(picolinafen)、ベフルブタミド(beflubutamid)、クロマゾン(clomazone)、アミカルバゾン(amicarbazone)、ピノキサデン(pinoxaden)、ピラクロニル(pyraclonil)、ピロキサスルホン(pyroxasulfone)、チエンカルバゾンメチル(thiencarbazone−methyl)、アミノシクロピラクロール(aminocyclopyrachlor)、イプフェンカルバゾン(ipfencarbazone)]。
製剤例5
化合物(I−a−2)10部、前記のA群から選ばれる化合物いずれか1種10部、ポリオキシエチレンアルキルエーテル5部、ジメチルホルムアミド18部、キシレン57部を混合して乳剤を得る。
製剤例6
化合物(I−a−3)1部、前記のA群から選ばれる化合物いずれか1種1部、リグニンスルホン酸ナトリウム2部、タルク40部、ベントナイト56部を混合し、水を加えて練り合わせ造粒して粒剤を得る。
製剤例7
化合物(I−a−4)10部と、前記のA群から選ばれる化合物いずれか1種 10部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して水和剤を得る。
製剤例8
化合物(I−a−5)10部、前記のA群から選ばれる化合物いずれか1種10部、ポリオキシエチレンアルキルエーテル5部、ジメチルホルムアミド18部、キシレン57部を混合して乳剤を得る。
製剤例9
化合物(I−a−6)1部、前記のA群から選ばれる化合物いずれか1種1部、リグニンスルホン酸ナトリウム2部、タルク40部、ベントナイト56部を混合し、水を加えて練り合わせ造粒して粒剤を得る。
製剤例10
化合物(I−a−7)10部と、前記のA群から選ばれる化合物いずれか1種 10部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して水和剤を得る。
製剤例11
化合物(I−a−8)10部、前記のA群から選ばれる化合物いずれか1種10部、ポリオキシエチレンアルキルエーテル5部、ジメチルホルムアミド18部、キシレン57部を混合して乳剤を得る。
製剤例12
化合物(I−a−9)1部、前記のA群から選ばれる化合物いずれか1種1部、リグニンスルホン酸ナトリウム2部、タルク40部、ベントナイト56部を混合し、水を加えて練り合わせ造粒して粒剤を得る。
製剤例13
化合物(I−a−10)10部と、前記のA群から選ばれる化合物いずれか1種 10部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して水和剤を得る。
製剤例14
化合物(I−a−11)10部、前記のA群から選ばれる化合物いずれか1種10部、ポリオキシエチレンアルキルエーテル5部、ジメチルホルムアミド18部、キシレン57部を混合して乳剤を得る。
製剤例15
化合物(I−b−1)1部、前記のA群から選ばれる化合物いずれか1種1部、リグニンスルホン酸ナトリウム2部、タルク40部、ベントナイト56部を混合し、水を加えて練り合わせ造粒して粒剤を得る。
製剤例16
化合物(I−b−2)10部と、前記のA群から選ばれる化合物いずれか1種 10部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して水和剤を得る。
製剤例17
化合物(I−b−3)10部、前記のA群から選ばれる化合物いずれか1種10部、ポリオキシエチレンアルキルエーテル5部、ジメチルホルムアミド18部、キシレン57部を混合して乳剤を得る。
製剤例18
化合物(I−b−4)1部、前記のA群から選ばれる化合物いずれか1種1部、リグニンスルホン酸ナトリウム2部、タルク40部、ベントナイト56部を混合し、水を加えて練り合わせ造粒して粒剤を得る。
製剤例19
化合物(I−b−5)10部と、前記のA群から選ばれる化合物いずれか1種 10部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して水和剤を得る。
製剤例20
化合物(I−b−6)10部、前記のA群から選ばれる化合物いずれか1種10部、ポリオキシエチレンアルキルエーテル5部、ジメチルホルムアミド18部、キシレン57部を混合して乳剤を得る。
製剤例21
化合物(I−a−20)1部、前記のA群から選ばれる化合物いずれか1種1部、リグニンスルホン酸ナトリウム2部、タルク40部、ベントナイト56部を混合し、水を加えて練り合わせ造粒して粒剤を得る。
製剤例22
化合物(I−a−21)10部と、前記のA群から選ばれる化合物いずれか1種 10部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して水和剤を得る。
製剤例23
化合物(I−a−12)10部、前記のA群から選ばれる化合物いずれか1種10部、ポリオキシエチレンアルキルエーテル5部、ジメチルホルムアミド18部、キシレン57部を混合して乳剤を得る。
製剤例24
化合物(I−a−1)10部と、下記のB群から選ばれる化合物いずれか1種10部とを、ポリオキシエチレンアルキルエーテル5部、ジメチルホルムアミド18部、キシレン57部と混合して乳剤を得る。
B群:
薬害軽減性化合物[フリラゾール(furilazole)、ジクロルミッド(dichlormid)、ベノキサコール(benoxacor)、アリドクロール(allidochlor)、イソキサジフェンエチル(isoxadifen−ethyl)、フェンクロラゾールエチル(fenchlorazole−ethyl)、メフェンピルジエチル(mefenpyr−diethyl)、クロキントセットメキシル(cloquintocet−mexyl)、フェンクロリム(fenclorim)、シプロスルファミド(cyprosulfamide)、シオメトリニル(cyometrinil)、オキサベトリニル(oxabetrinil)、フルクソフェニム(fluxofenim)、フルラゾール(flurazole)、2−ジクロロメチル−2−メチル−1,3−ジオキソラン(2−dichloromethyl−2−methyl−1,3−dioxolane)、1,8−ナフタル酸無水物(1,8−naphthalic anhydride)]。
製剤例25
化合物(I−a−2)1部、前記のB群から選ばれる化合物いずれか1種1部、リグニンスルホン酸ナトリウム2部、タルク40部、ベントナイト56部を混合し、水を加えて練り合わせ造粒して粒剤を得る。
製剤例26
化合物(I−a−3)10部と、前記のB群から選ばれる化合物いずれか1種 10部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して水和剤を得る。
製剤例27
化合物(I−a−4)10部と、前記のB群から選ばれる化合物いずれか1種10部とを、ポリオキシエチレンアルキルエーテル5部、ジメチルホルムアミド18部、キシレン57部と混合して乳剤を得る。
製剤例28
化合物(I−a−5)1部、前記のB群から選ばれる化合物いずれか1種1部、リグニンスルホン酸ナトリウム2部、タルク40部、ベントナイト56部を混合し、水を加えて練り合わせ造粒して粒剤を得る。
製剤例29
化合物(I−a−6)10部と、前記のB群から選ばれる化合物いずれか1種 10部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して水和剤を得る。
製剤例30
化合物(I−a−7)10部と、前記のB群から選ばれる化合物いずれか1種10部とを、ポリオキシエチレンアルキルエーテル5部、ジメチルホルムアミド18部、キシレン57部と混合して乳剤を得る。
製剤例31
化合物(I−a−8)1部、前記のB群から選ばれる化合物いずれか1種1部、リグニンスルホン酸ナトリウム2部、タルク40部、ベントナイト56部を混合し、水を加えて練り合わせ造粒して粒剤を得る。
製剤例32
化合物(I−a−9)10部と、前記のB群から選ばれる化合物いずれか1種 10部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して水和剤を得る。
製剤例33
化合物(I−a−10)10部と、前記のB群から選ばれる化合物いずれか1種10部とを、ポリオキシエチレンアルキルエーテル5部、ジメチルホルムアミド18部、キシレン57部と混合して乳剤を得る。
製剤例34
化合物(I−a−11)1部、前記のB群から選ばれる化合物いずれか1種1部、リグニンスルホン酸ナトリウム2部、タルク40部、ベントナイト56部を混合し、水を加えて練り合わせ造粒して粒剤を得る。
製剤例35
化合物(I−b−1)10部と、前記のB群から選ばれる化合物いずれか1種 10部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して水和剤を得る。
製剤例36
化合物(I−b−2)10部と、前記のB群から選ばれる化合物いずれか1種10部とを、ポリオキシエチレンアルキルエーテル5部、ジメチルホルムアミド18部、キシレン57部と混合して乳剤を得る。
製剤例37
化合物(I−b−3)1部、前記のB群から選ばれる化合物いずれか1種1部、リグニンスルホン酸ナトリウム2部、タルク40部、ベントナイト56部を混合し、水を加えて練り合わせ造粒して粒剤を得る。
製剤例38
化合物(I−b−4)10部と、前記のB群から選ばれる化合物いずれか1種 10部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して水和剤を得る。
製剤例39
化合物(I−b−5)10部と、前記のB群から選ばれる化合物いずれか1種10部とを、ポリオキシエチレンアルキルエーテル5部、ジメチルホルムアミド18部、キシレン57部と混合して乳剤を得る。
製剤例40
化合物(I−b−6)1部、前記のB群から選ばれる化合物いずれか1種1部、リグニンスルホン酸ナトリウム2部、タルク40部、ベントナイト56部を混合し、水を加えて練り合わせ造粒して粒剤を得る。
製剤例41
化合物(I−a−20)10部と、前記のB群から選ばれる化合物いずれか1種 10部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して水和剤を得る。
製剤例42
化合物(I−a−21)10部と、前記のB群から選ばれる化合物いずれか1種10部とを、ポリオキシエチレンアルキルエーテル5部、ジメチルホルムアミド18部、キシレン57部と混合して乳剤を得る。
製剤例43
化合物(I−a−12)1部、前記のB群から選ばれる化合物いずれか1種1部、リグニンスルホン酸ナトリウム2部、タルク40部、ベントナイト56部を混合し、水を加えて練り合わせ造粒して粒剤を得る。
製剤例44
化合物(I−a−1)5部と、前記のA群から選ばれる化合物いずれか1種4部と、ベノキサコール0.3部とを、リグニンスルホン酸ナトリウム2部、タルク40部、ベントナイト48.7部と混合し、水を加えて練り合わせ造粒して粒剤を得る。
製剤例45
化合物(I−a−2)4部と、前記のA群から選ばれる化合物いずれか1種4部と、クロキントセットメキシル2部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土64部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して水和剤を得る。
製剤例46
化合物(I−a−3)5部と、前記のA群から選ばれる化合物いずれか1種5部と、シプロスルファミド10部とを、ポリオキシエチレンアルキルエーテル5部、ジメチルホルムアミド18部、キシレン57部と混合して乳剤を得る。
製剤例47
化合物(I−a−4)3部と、前記のA群から選ばれる化合物いずれか1種3部と、ジクロルミッド1部とを、リグニンスルホン酸ナトリウム2部、タルク40部、ベントナイト51部と混合し、水を加えて練り合わせ造粒して粒剤を得る。
製剤例48
化合物(I−a−5)6部と、前記のA群から選ばれる化合物いずれか1種6部と、フェンクロラゾールエチル3部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土59部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して水和剤を得る。
製剤例49
化合物(I−a−6)5部と、前記のA群から選ばれる化合物いずれか1種5部と、イソキサジフェン10部とを、ポリオキシエチレンアルキルエーテル5部、ジメチルホルムアミド18部、キシレン57部と混合して乳剤を得る。
製剤例50
化合物(I−a−7)2部と、前記のA群から選ばれる化合物いずれか1種2部と、メフェンピルジエチル1部とを、リグニンスルホン酸ナトリウム2部、タルク40部、ベントナイト53部と混合し、水を加えて練り合わせ造粒して粒剤を得る。
製剤例51
化合物(I−a−8)6部と、前記のA群から選ばれる化合物いずれか1種6部と、ベノキサコール0.4部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土61.6部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して水和剤を得る。
製剤例52
化合物(I−a−9)6部と、前記のA群から選ばれる化合物いずれか1種6部と、クロキントセットメキシル3部とを、ポリオキシエチレンアルキルエーテル5部、ジメチルホルムアミド18部、キシレン62部と混合して乳剤を得る。
製剤例53
化合物(I−a−10)2部と、前記のA群から選ばれる化合物いずれか1種2部と、シプロスルファミド4部とを、リグニンスルホン酸ナトリウム2部、タルク40部、ベントナイト50部と混合し、水を加えて練り合わせ造粒して粒剤を得る。
製剤例54
化合物(I−a−11)3部と、前記のA群から選ばれる化合物いずれか1種3部と、ジクロルミッド1部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土67部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して水和剤を得る。
製剤例55
化合物(I−b−1)4部と、前記のA群から選ばれる化合物いずれか1種4部と、フェンクロラゾールエチル2部とを、ポリオキシエチレンアルキルエーテル5部、ジメチルホルムアミド18部、キシレン67部と混合して乳剤を得る。
製剤例56
化合物(I−b−2)5部と、前記のA群から選ばれる化合物いずれか1種10部と、イソキサジフェン15部とを、リグニンスルホン酸ナトリウム2部、タルク40部、ベントナイト28部と混合し、水を加えて練り合わせ造粒して粒剤を得る。
製剤例57
化合物(I−b−3)4部と、前記のA群から選ばれる化合物いずれか1種12部と、メフェンピルジエチル4部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して水和剤を得る。
製剤例58
化合物(I−b−4)10部と、前記のA群から選ばれる化合物いずれか1種5部と、ベノキサコール0.5部とを、ポリオキシエチレンアルキルエーテル5部、ジメチルホルムアミド18部、キシレン61.5部と混合して乳剤を得る。
製剤例59
化合物(I−b−5)3部と、前記のA群から選ばれる化合物いずれか1種5部と、クロキントセットメキシル2部とを、リグニンスルホン酸ナトリウム2部、タルク40部、ベントナイト48部と混合し、水を加えて練り合わせ造粒して粒剤を得る。
製剤例60
化合物(I−b−6)5部と、前記のA群から選ばれる化合物いずれか1種5部と、シプロスルファミド10部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して水和剤を得る。
製剤例61
化合物(I−a−20)5部と、前記のA群から選ばれる化合物いずれか1種7部と、ジクロルミッド2部とを、ポリオキシエチレンアルキルエーテル5部、ジメチルホルムアミド18部、キシレン63部と混合して乳剤を得る。
製剤例62
化合物(I−a−21)6部と、前記のA群から選ばれる化合物いずれか1種6部と、フェンクロラゾールエチル3部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土59部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して水和剤を得る。
製剤例63
化合物(I−a−12)5部と、前記のA群から選ばれる化合物いずれか1種5部と、イソキサジフェン10部とを、ポリオキシエチレンアルキルエーテル5部、ジメチルホルムアミド18部、キシレン57部と混合して乳剤を得る。
製剤例64
化合物(I−a−22)1部、前記のA群から選ばれる化合物いずれか1種1部、リグニンスルホン酸ナトリウム2部、タルク40部、ベントナイト56部を混合し、水を加えて練り合わせ造粒して粒剤を得る。
製剤例65
化合物(I−a−22)10部と、前記のB群から選ばれる化合物いずれか1種 10部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して水和剤を得る。
製剤例66
化合物(I−a−22)4部と、前記のA群から選ばれる化合物いずれか1種12部と、メフェンピルジエチル4部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して水和剤を得る。
試験例1 畑地出芽後処理試験
直径8cm、深さ6.5cmのプラスチックカップに、市販の育苗培土を充填し、これにネズミムギの種子をまき、約0.5cmの覆土をした後、温室内で所定の期間栽培した。植物が1〜2葉期まで生育した時、化合物(I−a−2)を含む薬剤希釈液を所定の処理薬量で植物全体に均一に散布した。なお薬剤希釈液は化合物(I−a−2)の所定量をトゥイーン20(ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、MPバイオメディカルズ・インク製)のジメチルホルムアミド溶液(2%)に溶解し、脱イオン水で希釈することにより調製した。薬剤処理後の植物は温室内で栽培し、処理20日後にネズミムギ防除の効力を観察評価し、0〜10の11段階で示した(0を無作用、10を完全枯死とし、その間を1〜9の段階で評価した)。
同様に、その他の本発明化合物、及び比較例としてジャーナル・オブ・ヘテロサイクリック・ケミストリー(J.Heterocycl.Chem.)、42巻、427〜435頁(2005年)に記載の化合物A
Figure 2009084276
も供試した。
その結果、化合物(I−a−1)、(I−a−2)、(I−a−3)、(I−a−4)、(I−a−6)、(I−a−7)、(I−a−8)、(I−a−9)、(I−a−11)、(I−a−20)、(I−b−1)及び(I−b−4)は250g/haの処理薬量で効力7以上を示した。対して、化合物Aは500g/haの処理薬量で効力1であった。
試験例2 畑地出芽前処理試験
プラスチックケース(32cm×22cm×高さ8cm)に蒸気滅菌した土壌を充填し、これにセイヨウヌカボの種子をまき、約0.5cmの覆土をした。次いで、化合物(I−a−1)を含む薬剤希釈液を所定の処理薬量で土壌表面に均一に散布した。なお薬剤希釈液は試験例1と同様の方法により調製した。薬剤処理後の植物は温室内で栽培し、処理3週間後にセイヨウヌカボ防除の効力を観察評価し、試験例1と同様に0〜10の11段階で示した。
同様に、その他の本発明化合物及び比較例として化合物Aも供試した。
その結果、化合物(I−a−1)、(I−a−4)、(I−a−6)、(I−a−7)、(I−a−8)、(I−a−9)、(I−a−10)、(I−a−20)、(I−b−3)、(I−b−4)及び(I−b−5)は250g/haの処理薬量で効力8以上を示し、化合物(I−b−1)は125g/haの処理薬量で効力8以上を示した。対して、化合物Aは500g/haの処理薬量で効力1であった。
本発明化合物の有効量を雑草又は雑草の生育する土壌に施用することにより、雑草を防除することができる。

Claims (15)

  1. 一般式(I)
    Figure 2009084276
    〔式中、R1はC1-6アルキル基又は(C1-6アルキルオキシ)C1-6アルキル基を表し、
    2は水素原子又はC1-6アルキル基を表し、
    Gは水素原子又は下記式
    Figure 2009084276
    {式中、Lは酸素原子又はイオウ原子を表し、
    3はC1-6アルキル基、C3-8シクロアルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C6-10アリール基、(C6-10アリール)C1-6アルキル基、C1-6アルキルオキシ基、C3-8シクロアルキルオキシ基、C2-6アルケニルオキシ基、C3-6アルキニルオキシ基、C6-10アリールオキシ基、(C6-10アリール)C1-6アルキルオキシ基、ジ(C1-6アルキル)アミノ基、ジ(C2-6アルケニル)アミノ基、(C1-6アルキル)(C6-10アリール)アミノ基又は3〜8員の含窒素複素環基を表し、
    4はC1-6アルキル基、C6-10アリール基又はジ(C1-6アルキル)アミノ基を表し、
    5及びR6は同一又は異なっていてもよく、C1-6アルキル基、C3-8シクロアルキル基、C2-6アルケニル基、C6-10アリール基、C1-6アルキルオキシ基、C3-8シクロアルキルオキシ基、C6-10アリールオキシ基、(C6-10アリール)C1-6アルキルオキシ基、C1-6アルキルチオ基又はジ(C1-6アルキル)アミノ基を表す。
    但し、R3、R4、R5及びR6の各々で表されるいずれの基もハロゲン原子により置換されていてもよく、C3-8シクロアルキル基、C6-10アリール基、(C6-10アリール)C1-6アルキル基のアリール部分、C3-8シクロアルキルオキシ基、C6-10アリールオキシ基、(C6-10アリール)C1-6アルキルオキシ基のアリール部分、(C1-6アルキル)(C6-10アリール)アミノ基のアリール部分及び3〜8員の含窒素複素環基はいずれもC1-6アルキル基により置換されていてもよい。}
    で表されるいずれかの基を表し、
    1はC1-6アルキル基又はC1-6アルキルオキシ基を表し、
    2はC3-8シクロアルキル基、C2-6アルキニル基、C1-6アルキルオキシ基、C1-6ハロアルキル基、C1-6ハロアルキルオキシ基、ハロゲン原子、C6-10アリール基、5もしくは6員のヘテロアリール基、シアノ基又はニトロ基を表し、
    3はC1-6アルキル基、C3-8シクロアルキル基、C2-6アルキニル基、C1-6アルキルオキシ基、C1-6ハロアルキル基、C1-6ハロアルキルオキシ基、ハロゲン原子、C6-10アリール基、5もしくは6員のヘテロアリール基、シアノ基又はニトロ基を表す。
    但し、Z2及びZ3の各々で表されるC3-8シクロアルキル基、C6-10アリール基及び5もしくは6員のヘテロアリール基はいずれもハロゲン原子及びC1-6アルキル基からなる群より選ばれる少なくとも一種の基により置換されていてもよい。
    nは0、1、2又は3を表し、nが2又は3である場合、各々のZ3は同一又は異なっていてもよい。〕
    で示されるピリダジノン化合物。
  2. nが1、2又は3である請求項1記載のピリダジノン化合物。
  3. 2の結合位置が一般式(I)のベンゼン環上の4位又は6位である請求項1又は2記載のピリダジノン化合物。
  4. nが1であり、Z2及びZ3の結合位置の組合わせが一般式(I)のベンゼン環上の4位及び6位の組合わせである請求項1記載のピリダジノン化合物。
  5. 1がC1-3アルキル基であり、Z2がC3-6シクロアルキル基、C2-3アルキニル基、C1-3アルキルオキシ基、ハロゲン原子、シアノ基又はニトロ基、或いはハロゲン原子及びC1-3アルキル基からなる群より選ばれる少なくとも一種の基で置換されていてもよいフェニル基であり、Z3がC1-3アルキル基、C3-6シクロアルキル基、C2-3アルキニル基、C1-3アルキルオキシ基又はハロゲン原子である請求項1〜4のいずれか一項記載のピリダジノン化合物。
  6. Gが水素原子又は下記式
    Figure 2009084276
    〔式中、R3bはC1-6アルキル基、C3-8シクロアルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C6-10アリール基、(C6-10アリール)C1-6アルキル基、C1-6アルキルオキシ基、C3-8シクロアルキルオキシ基、C6-10アリールオキシ基、(C6-10アリール)C1-6アルキルオキシ基又はジ(C1-6アルキル)アミノ基を表し、
    4bはC1-6アルキル基又はC6-10アリール基を表し、
    5b及びR6bは同一又は異なっていてもよく、C1-6アルキル基、C1-6アルキルオキシ基、C6-10アリールオキシ基又はC1-6アルキルチオ基を表す。
    但し、R3b、R4b、R5b及びR6bの各々で表されるいずれの基もハロゲン原子により置換されていてもよく、C3-8シクロアルキル基、C6-10アリール基、(C6-10アリール)C1-6アルキル基のアリール部分、C3-8シクロアルキルオキシ基、C6-10アリールオキシ基及び(C6-10アリール)C1-6アルキルオキシ基のアリール部分はいずれもC1-6アルキル基により置換されていてもよい。〕
    で表されるいずれかの基である請求項1〜5のいずれか一項記載のピリダジノン化合物。
  7. Gが水素原子又は下記式
    Figure 2009084276
    〔式中、R3aはC1-6アルキル基、C3-8シクロアルキル基、C6-10アリール基、C1-6アルキルオキシ基又はジ(C1-6アルキル)アミノ基を表し、
    4aはC1-6アルキル基を表す。
    但し、R3a及びR4aの各々で表されるいずれの基もハロゲン原子により置換されていてもよく、C3-8シクロアルキル基及びC6-10アリール基はC1-6アルキル基により置換されていてもよい。〕
    で表されるいずれかの基である請求項1〜5のいずれか一項記載のピリダジノン化合物。
  8. 2が水素原子又はC1-3アルキル基である請求項1〜7のいずれか一項記載のピリダジノン化合物。
  9. 2が水素原子又はメチル基である請求項1〜7のいずれか一項記載のピリダジノン化合物。
  10. 1がC1-3アルキル基又は(C1-3アルキルオキシ)C1-3アルキル基である請求項1〜9のいずれか一項記載のピリダジノン化合物。
  11. 請求項1〜10のいずれか一項記載のピリダジノン化合物を有効成分として含有する除草剤。
  12. 請求項1〜10のいずれか一項記載のピリダジノン化合物の有効量を、雑草又は雑草の生育する土壌に施用する雑草の防除方法。
  13. 雑草又は雑草の生育する土壌に施用して雑草を防除するための請求項1〜10のいずれか一項記載のピリダジノン化合物の使用。
  14. 一般式(II)
    Figure 2009084276
    〔式中、R7はC1-6アルキル基を表し、
    1はC1-6アルキル基又は(C1-6アルキルオキシ)C1-6アルキル基を表し、
    2は水素原子又はC1-6アルキル基を表し、
    1はC1-6アルキル基又はC1-6アルキルオキシ基を表し、
    2はC3-8シクロアルキル基、C2-6アルキニル基、C1-6アルキルオキシ基、C1-6ハロアルキル基、C1-6ハロアルキルオキシ基、ハロゲン原子、C6-10アリール基、5もしくは6員のヘテロアリール基、シアノ基又はニトロ基を表し、
    3はC1-6アルキル基、C3-8シクロアルキル基、C2-6アルキニル基、C1-6アルキルオキシ基、C1-6ハロアルキル基、C1-6ハロアルキルオキシ基、ハロゲン原子、C6-10アリール基、5もしくは6員のヘテロアリール基、シアノ基又はニトロ基を表す。
    但し、Z2及びZ3の各々で表されるC3-8シクロアルキル基、C6-10アリール基及び5もしくは6員のヘテロアリール基はいずれもハロゲン原子及びC1-6アルキル基からなる群より選ばれる少なくとも一種の基により置換されていてもよい。
    nは0、1、2又は3を表し、nが2又は3である場合、各々のZ3は同一又は異なっていてもよい。〕
    で示される化合物。
  15. 一般式(VI)
    Figure 2009084276
    〔式中、R9はC1-6アルキル基を表し、
    1はC1-6アルキル基又は(C1-6アルキルオキシ)C1-6アルキル基を表し、
    2は水素原子又はC1-6アルキル基を表し、
    1はC1-6アルキル基又はC1-6アルキルオキシ基を表し、
    2はC3-8シクロアルキル基、C2-6アルキニル基、C1-6アルキルオキシ基、C1-6ハロアルキル基、C1-6ハロアルキルオキシ基、ハロゲン原子、C6-10アリール基、5もしくは6員のヘテロアリール基、シアノ基又はニトロ基を表し、
    3はC1-6アルキル基、C3-8シクロアルキル基、C2-6アルキニル基、C1-6アルキルオキシ基、C1-6ハロアルキル基、C1-6ハロアルキルオキシ基、ハロゲン原子、C6-10アリール基、5もしくは6員のヘテロアリール基、シアノ基又はニトロ基を表す。
    但し、Z2及びZ3の各々で表されるC3-8シクロアルキル基、C6-10アリール基及び5もしくは6員のヘテロアリール基はいずれもハロゲン原子及びC1-6アルキル基からなる群より選ばれる少なくとも一種の基により置換されていてもよい。
    nは0、1、2又は3を表し、nが2又は3である場合、各々のZ3は同一又は異なっていてもよい。〕
    で示される化合物。
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