JP2009083830A - 車両のセンターコンソール - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車両のセンターコンソール16は、車室11の中央に配置され、車体に固定された操作手段(パーキングブレーキレバー機構)18を挿通している挿通部(ブレーキレバー挿通部)31を備える。操作手段(パーキングブレーキレバー機構)18は、車体に固定されている固定基部(ブラケット)65と、固定基部に相対移動自在な操作部(パーキングブレーキレバー)と、を備え、固定基部65に挿通部(ブレーキレバー挿通部)31を位置決めしている位置決め手段32を備えている。
【選択図】図2
Description
また、鋼製の薄板長尺状のカバー取付用ブラケットは、先端が車両の左右方向へたわみ易く、センターコンソールの左右方向に対する位置決め精度が低下するという問題がある。
図1は、本発明の車両のセンターコンソール(第1実施の形態)及び車室の斜視図である。
車室11には、運転席12、助手席13、後席14、インストルメントパネル15、センターコンソール16、シフトレバー機構17、操作手段であるところのパーキングブレーキレバー機構18が配置されている。
センターコンソール16はまた、パーキングブレーキレバー機構18を配置している挿通部であるところのブレーキレバー挿通部31に位置決め手段32を設けている。
位置決め手段32は、パーキングブレーキレバー機構18に形成した突設部34と、突設部34に嵌合しているセンターコンソール本体35の位置決め部36と、からなる。
センターコンソール本体35は、インストルメントパネル15から後席14の前に達する長さに樹脂成形され、前部に前物入れ部21及び前カップホルダ22用の凹部38が形成され、凹部38に連ねセンターコンソール本体35の中央にシフトレバー機構17を通すシフトレバー開口部41が開けられ、シフトレバー開口部41の後方に連ねてパーキングブレーキレバー機構18を通すブレーキレバー挿通部31が開けられ、ブレーキレバー挿通部31に連ね左右にCDケース部23が形成され、ブレーキレバー挿通部31の後方に連ねて後カップホルダ24の第1後ホルダ43、第2後ホルダ44が形成され、第1後ホルダ43に位置決め部36が形成されている。
位置決め部36は、ブレーキレバー挿通部31の後方(矢印a1の方向)にラッパ状に設けられている。具体的には、第1後ホルダ43の前側部46に凸部本体55が形成され、凸部本体55の中央に貫通した雌部材であるところの角穴56が開けられ、雌部材(角穴)56は、フロア(アンダボデー27)に向かって穴の大きさが漸増しているテーパ部であるところのガイドテーパ部57を有する。
操作手段(パーキングブレーキレバー機構)18は、パーキングブレーキ装置に含まれ、車体のアンダボデー27に固定している固定基部であるところのブラケット65と、ブラケット65に支点軸66を介して回動自在(矢印a2の方向)に取付けられ、手で操作される操作部(パーキングブレーキレバー)47と、パーキングブレーキレバー47に連結しているケーブル67と、パーキングブレーキレバー47に取付けられてパーキングブレーキレバー47とともにブレーキレバー挿通部31内を回動するカバー53と、ブラケット65の後部に連ねて一体に形成されている突設部34と、を備えている。
なお、操作部(パーキングブレーキレバー)47はカバー53を含む。
角穴56は、板厚tよりわずかに大きい幅で形成されている。
まず、図5に示しているアンダボデー27に操作手段(パーキングブレーキレバー機構)18のブラケット65をボルト71で固定し、操作手段(パーキングブレーキレバー機構)18及びアンダボデー27にセンターコンソール本体35を取付ける。その際、パーキングブレーキレバー機構18に図4のセンターコンソール本体35のブレーキレバー挿通部31を嵌め込むとともに、パーキングブレーキレバー機構18のブラケット65に形成されている突設部34、詳しくは角形の雄部材68にセンターコンソール本体35に形成した位置決め部36を嵌め込む。これでパーキングブレーキレバー機構18に対するセンターコンソール本体35の位置決めは完了する。
図5に示した操作手段(パーキングブレーキレバー機構)18をアンダボデー27に固定した後、パーキングブレーキレバー機構18の後部に形成した突設部34の雄部材68にセンターコンソール本体35の位置決め部36を嵌め込むと、パーキングブレーキレバー機構18を基準にセンターコンソール本体35の位置が定まる。その結果、パーキングブレーキレバー機構18に対して、ブレーキレバー挿通部31の左の隙間S1及び右の隙間S2を均一(公差を有する。)に形成することができる。
図6は、第2実施の形態の説明図である。上記図1〜図5に示す実施の形態と同様の構成については、同一符号を付し説明を省略する。
第2実施の形態のセンターコンソール16Bは、操作手段であるところのシフトレバー機構17Bを基準にセンターコンソール本体35Bを位置決めしている位置決め手段32Bを備えていることを特徴とする。
センターコンソール本体35Bは、シフトレバー機構17Bを配置している挿通部であるところのシフトレバー挿通部81と、シフトレバー挿通部81の後方近傍に形成した壁部82と、壁部82に形成した位置決め部36と、を備えている。
センターコンソール本体35Bを取付ける際に、シフトレバー機構17Bにセンターコンソール本体35Bのシフトレバー挿通部81を嵌め込むとともに、シフトレバー機構17Bに形成されている突設部34、詳しくは角形の雄部材68にセンターコンソール本体35Bに形成した位置決め部36を嵌め込む。
第2実施の形態では、図6に示したシフトレバー機構17Bの突設部34にセンターコンソール本体35Bの位置決め部36を嵌め込むことで、シフトレバー機構17Bに対するセンターコンソール本体35Bのシフトレバー挿通部81の位置決め精度を高めることができる。
Claims (5)
- 車室の中央に配置され、車体に固定された操作手段を挿通している挿通部を備えた車両のセンターコンソールにおいて、
前記操作手段は、前記車体に固定されている固定基部と、該固定基部に相対移動自在な操作部と、を備え、
前記固定基部に前記挿通部を位置決めしている位置決め手段を備えていることを特徴とする車両のセンターコンソール。 - 前記操作手段は、パーキングブレーキレバー機構であり、
前記位置決め手段は、前記パーキングブレーキレバー機構の前記固定基部の後方側に突設されている突設部と、前記挿通部の周縁に形成され、前記突設部を挿通している位置決め部と、からなることを特徴とする請求項1記載の車両のセンターコンソール。 - 前記操作手段は、シフトレバー機構であり、
前記位置決め手段は、前記シフトレバー機構の前記固定基部の後方側に突設されている突設部と、前記挿通部の周縁に形成され、前記突設部を挿通している位置決め部と、からなることを特徴とする請求項1記載の車両のセンターコンソール。 - 前記位置決め手段の突設部は、前記固定基部に形成されているとともに、平板状の雄部材であり、前記位置決め手段の位置決め部は、前記挿通部の周縁に形成されているとともに、前記平板状の雄部材に対応した形状の雌部材であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のセンターコンソール。
- 前記雌部材は、自身の中心へ向けて前記平板状の雄部材をガイドするためのテーパ部を備えていることを特徴とする請求項4記載の車両のセンターコンソール。
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- 2008-09-27 CN CN2008101498061A patent/CN101402333B/zh not_active Expired - Fee Related
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