JP2009083624A - 開閉式ウィンドウガラスの破損検出装置 - Google Patents

開閉式ウィンドウガラスの破損検出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ウィンドウガラスの破損に伴いウィンドウガラスが完全に粉砕せずに残るような場合でもウィンドウガラスの破損を確実に検出することができるとともに、ウィンドウガラスが全閉位置にないときもウィンドウガラスの破損を検出することができる開閉式ウィンドウガラスの破損検出装置を提供する。
【解決手段】ウィンドウガラス5の下端部にクリップ40が配置され、クリップ40はウィンドウガラス5の破損に伴う当該ウィンドウガラス5の端部での粉砕を行う力で挟持している。ウィンドウガラス5の破損時にはクリップ40の押圧部が変位し、センサ50によりウィンドウガラス5の破損に伴うクリップ40の押圧部の変位が検出される。
【選択図】図3

Description

本発明は、開閉式ウィンドウガラスの破損検出装置に関するものである。
特許文献1において、盗難防止のために車両のウィンドウガラスの割れを検知する装置が開示されている。この装置においては、図9に示すように、ウィンドウガラス100が窓開口部を閉止した全閉位置にあるときに、このウィンドウガラス100を支持するケーブル式ウィンドウレギュレータ110のキャリアプレート111をウィンドウガラス100の閉止方向に付勢する圧縮コイルばね120を設け、ウィンドウガラス100が破損したときに、ウィンドウガラス100に設けたストッパピン105と車体側の係止部106とによる規制が解除され、キャリアプレート111が圧縮コイルばね120によってウィンドウガラス100の全閉位置よりも閉止側に移動することとなり、リミットスイッチ130がこれを検出してウィンドウガラス100の破損を検出する。
特開平11−321564号公報
ところが、ウィンドウガラス100には、通常、強化ガラスが用いられている。このウィンドウガラスに衝撃が加えられた場合、粉々に破損するようになっているが、ウィンドウガラスの一部が粉砕せずに残ることがある。特に、キャリアプレート111付近にウィンドウガラス100が残った場合、上記検出装置では、閉止方向へ動かない時にはウィンドウガラス100の破損が検出されないおそれがあった。また、ウィンドウガラス100が全閉位置にないとき、即ち、換気のためにウィンドウガラス100を少し開けていたときには、上記検出装置はウィンドウガラス100が全閉位置よりも閉止側に変位することを検出する構成のため、ウィンドウガラス100の破損を検出することができなかった。
本発明は、このような背景の下になされたものであり、その目的は、ウィンドウガラスの破損に伴いウィンドウガラスが完全に粉砕せずに残るような場合でもウィンドウガラスの破損を確実に検出することができるとともに、ウィンドウガラスが全閉位置にないときもウィンドウガラスの破損を検出することができる開閉式ウィンドウガラスの破損検出装置を提供することにある。
請求項1に記載の発明では、車両の開口部を開閉自在なウィンドウガラスの破損を検出する開閉式ウィンドウガラスの破損検出装置において、前記ウィンドウガラスの端部に配置され、ウィンドウガラスの破損に伴う当該ウィンドウガラスの端部での粉砕を行う力で挟持するクリップと、前記ウィンドウガラスの破損に伴う前記クリップの少なくとも一部の変位を検出する検出手段と、を備えたことを要旨とする。
これにより、ウィンドウガラスの端部に配置したクリップがウィンドウガラスの端部を挟持している。ウィンドウガラスが破損すると、ウィンドウガラスの強度が低下することによってクリップがその挟持力によりウィンドウガラスの端部を粉砕し、クリップの少なくとも一部が変位し、このクリップの少なくとも一部の変位が検出手段により検出される。よって、ウィンドウガラスの破損に伴いウィンドウガラスが完全に粉砕せずに残るような場合でもウィンドウガラスの破損を確実に検出することができる。また、ウィンドウガラスが全閉位置にないときも、ウィンドウガラスが破損するとクリップの少なくとも一部が変位するため、ウィンドウガラスの破損を検出することができる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の開閉式ウィンドウガラスの破損検出装置において、ウィンドウガラスは強化ガラスからなる。これにより、実用上好ましいものとなる。
請求項3に記載の発明では、請求項1または2に記載の開閉式ウィンドウガラスの破損検出装置において、前記検出手段は、可動部であるウィンドウガラスに対する固定部側部材において前記クリップの変位許容部位と対向するように設けた。これにより、実用上好ましいものとなる。
ここで、請求項3に記載の開閉式ウィンドウガラスの破損検出装置において、請求項4に記載のように、前記検出手段は磁気センサからなり、前記クリップの変位許容部位に前記磁気センサと対向するように磁性部材を設けてもよい。また、請求項3に記載の開閉式ウィンドウガラスの破損検出装置において、請求項5に記載のように、前記検出手段は赤外線センサからなり、前記クリップの変位許容部位に前記赤外線センサと対向するように赤外線反射膜を設けてもよい。
本発明によれば、ウィンドウガラスの破損に伴いウィンドウガラスが完全に粉砕せずに残るような場合でもウィンドウガラスの破損を確実に検出することができるとともに、ウィンドウガラスが全閉位置にないときもウィンドウガラスの破損を検出することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1は、乗用車における右前ドアでの分解斜視図であり、図2は乗用車における右前ドアでの概略正面図である。
図1に示すように、車両ドア1はアウタパネル2とインナパネル3を具備している。アウタパネル2とインナパネル3の間に、強化ガラスからなるウィンドウガラス5が配置されている。ウィンドウガラス5の厚さは3.1mm〜5.0mm程度である。車両ドア1のインナパネル3の内側にはドアトリムが取り付けられている。
車両ドア1の内部には、ウィンドウガラス5を上下動するウィンドウレギュレータ10が収納されている。本実施形態においては、ウィンドウレギュレータ10としてXアーム式ウィンドウレギュレータを用いている。インナパネル3にはドア部品組付穴3aが穿設されており、このドア部品組付穴3aを塞ぐようにモジュラーパネル6が設けられている。
Xアーム式ウィンドウレギュレータ10は、ベースプレート(固定ベース)11を介して、モジュラーパネル6の室外側の面に支持されている。即ち、モジュラーパネル6の室外側の面に固定するベースプレート11には、Xアーム式ウィンドウレギュレータ10のリフトアーム12の軸13が支持されている。ベースプレート11には電動駆動ユニット14が固定されている。リフトアーム12は、図2に示すように軸13を中心とするセクタギヤ(ドリブンギヤ)15を一体に有しており、図1の電動駆動ユニット14は、このセクタギヤ15と噛み合うピニオン16(図2)及びその駆動モータ(図示せず)を備えている。
図2において、リフトアーム12の長さ方向の中間部分には、軸17でイコライザアーム18の中間部分が枢着されている。リフトアーム12とイコライザアーム18の上端部(先端部)にはそれぞれ、ガイドピース(ローラ)19,20が回転及び傾動可能に枢着されており、イコライザアーム18の下端部には、ガイドピース(ローラ)21が枢着されている。
このリフトアーム12のガイドピース19と、イコライザアーム18のガイドピース20とは、ウィンドウガラスブラケット22に移動自在に嵌められ、イコライザアーム18のガイドピース21は、図1のモジュラーパネル6の室外側の面に固定するイコライザアームブラケット(姿勢維持レール)23に移動自在に案内される。
一方、ウィンドウガラス5の下縁にはその前後においてウィンドウガラスホルダ24が固定されている。このウィンドウガラスホルダ24は、予めウィンドウガラス5の下縁に固定され、このウィンドウガラスホルダ24を有するウィンドウガラス5が、アウタパネル2とインナパネル3の隙間から挿入されて、ボルト25によりウィンドウガラスブラケット22に固定されている。
図2に示すように、前後一対のガラスラン26が立設されている。このガラスラン26はゴム材よりなる。レール部材としての前後一対のガラスラン26によりウィンドウガラス5が移動自在に支持されている。即ち、ウィンドウガラス5の前後の端部がガラスラン26に案内されて上下に移動することができるようになっている。
図1の電動駆動ユニット14を介してピニオン16を正逆に駆動すると、セクタギヤ15を介してリフトアーム12が軸13を中心に揺動し、その結果、ウィンドウガラスブラケット22(ウィンドウガラス5)が、イコライザアーム18、ガイドピース19,20,21、イコライザアームブラケット23により略水平状態に保持されながら昇降運動する。このようにウィンドウガラス5が昇降され、ウィンドウガラス5により車両の開口部4が開閉自在となっている。
図2のA−A線での縦断面を図3に示す。図3において、不正侵入防止用の開閉式ウィンドウガラスの破損検出装置30が車両ドア1の内部に配置されている。破損検出装置30はクリップ40と磁気センサ50を有している。
図4には開閉式ウィンドウガラスの破損検出装置30の斜視図を示す。図5には開閉式ウィンドウガラスの破損検出装置30の正面図を示すとともに、図5のA−A線での縦断面を図6に示す。
図3において、アウタパネル2とインナパネル3との間にウィンドウガラス5がウェザーストリップ7によりシールされた状態で配置されている。また、インナパネル3の内側にはドアトリム8が配置されている。クリップ40はウィンドウガラス5の下端部に配置されている。
図4に示すように、クリップ40はプレート部材41とリングばね42からなり、ウィンドウガラス5の下端部を所定の力以上で挟持(把持)している。詳しくは、クリップ40のプレート部材41は金属板により構成されており、プレート部材41は背面側において左右に離間して配置される受圧部(背板部)41a,41bと、正面側において受圧部41a,41bの間の中央に配置される押圧部(押圧片)41cを有している。受圧部41a,41bの間には背面側にコ字状に窪んだ部位(窪み部41d)が形成されている。また、背面側の部材である受圧部41a,41bおよび窪み部41dと、正面側の押圧部41cとは、底板部41eにて連結されている。プレート部材41での受圧部41a,41bと押圧部41cとの間にウィンドウガラス5が配置されている。
リングばね42は、一端がプレート部材41の窪み部41dの背面側に位置し、他端がプレート部材41の押圧部41cの正面側に位置し、両端を狭くするように付勢している。これにより、プレート部材41の受圧部41a,41bにウィンドウガラス5の一方の面が当接した状態で、押圧部41cがウィンドウガラス5の他方の面から所定の圧力以上で押圧している。
クリップ40のプレート部材41における押圧部41cの正面側には磁性部材(例えば永久磁石)45が配置されている。一方、図6に示すように、インナパネル3には磁気センサ50が磁性部材45に対向するように配置され、磁気センサ50により磁性部材45までの距離L(図3参照)が所定の距離よりも短いか否かが検出される。磁気センサ50としてホールICを挙げることができる。また、図6の上下方向において磁性部材45とセンサ50とが距離Wだけ重なるように対向配置され、ウィンドウガラス5が全閉位置でも少し開いていても(具体的には例えば2、3cm程度開いていても)磁気センサ50により磁性部材45までの距離を測ることができるようになっている。磁性部材45とセンサ50とを上下方向に長く対向させるのではなく、複数のセンサを上下方向に並設してもよい。
このようにして、磁気センサ50により、ウィンドウガラス5の破損に伴うクリップ40の少なくとも一部の変位を検出する検出手段が構成されている。詳しくは、磁気センサ50は、可動部であるウィンドウガラス5に対する固定部側部材であるインナパネル3においてクリップ40の変位許容部位としてのプレート部材の押圧部41cと対向するように設けられ、クリップ40のプレート部材の押圧部41c(変位許容部位)には磁性部材45が磁気センサ50と対向するように設けられている。
磁気センサ50には図6に示すようにコントローラ48を介して警報装置49が接続されている。
次に、このように構成した開閉式ウィンドウガラスの破損検出装置の作用、即ち、ウィンドウガラス5が壊された(割られた)ときの動作を説明する。
通常時においては、図5,6に示すように、ウィンドウガラス5の端部に配置したクリップ40がウィンドウガラス5の端部を挟持している。詳しくは、クリップ40のプレート部材41がリングばね42によりウィンドウガラス5を挟持している。また、センサ50と磁性部材45との距離はL1となっている。
この状態から、ウィンドウガラス5が破損すると、その強度が低下する。つまり、強化ガラスからなるウィンドウガラス5の一部が破損すると、ウィンドウガラス5のすべてにひびが入り強度が著しく低下する(ガラス割れ時にガラス強度が低下する)。
この強度低下に伴ってクリップ40がその挟持力によりウィンドウガラス5の端部(下端部)を粉砕する。つまり、リングばね42の付勢力により強化ガラスからなるウィンドウガラス5が部分的に完全に粉砕される(粉々にされる)。
このクリップ40によるウィンドウガラス5の部分的粉砕に伴って図7,8に示すようにクリップ40のプレート部材41における押圧部41cが変位する(クリップ40の一部である押圧部41cが変位する)。詳しくは、ウィンドウガラス5における押圧部41cと接する部分が押圧部41cに押されて窪み部41dに当接するまで押圧部41cが変位する。このクリップ40の押圧部41cの変位がセンサ50にて検出される。即ち、クリップ40の押圧部41cの変位に伴い、磁気センサ50と磁性部材45との距離Lが拡大してL2となり、図6でのL1より所定量大きくなって図8の磁気センサ50がオンとなる。よって、ウィンドウガラス5の破損に伴いウィンドウガラス5が完全に粉砕せずに残るような場合でもウィンドウガラス5の破損を確実に検出することができる。
このようにして、強化ガラスは一部が割れるとすべてにひびが入り強度が著しく低下する特徴を利用して未検知、誤検知を極力少なくすることができる。
また、図2に示すように、ウィンドウガラス5が全閉位置にないときも、ウィンドウガラス5が破損するとクリップ40の少なくとも一部が変位するため、ウィンドウガラス5の破損を検出することができる。詳しくは、従来(特許文献1)においてはウィンドウガラスの全閉時のウィンドウガラスの移動を検出していたためウィンドウガラスが全閉位置にないときはウィンドウガラスの破損を検出することができなかったが、本実施形態では換気等のためにウィンドウガラスを少し開けてウィンドウガラスが全閉位置にないときもウィンドウガラスの破損を検出することができる。
磁気センサ50がオン動作することによりウィンドウガラス5の破損が検出されると、コントローラ48は警報装置49を作動して警報を発する。
なお、ウィンドウガラス5が破損するとクリップ40がウィンドウガラス5を完全に粉砕してクリップ40が脱落しても磁気センサ50の前方には磁性部材45が無いので磁気センサ50がオン動作する。このようにして、クリップ40が脱落した場合にもウィンドウガラスの破損を検出することができる。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)開閉式ウィンドウガラスの破損検出装置として、ウィンドウガラス5の端部(下端部)に配置され、ウィンドウガラス5の破損に伴う当該ウィンドウガラス5の端部での粉砕を行う力で挟持するクリップ40と、ウィンドウガラス5の破損に伴うクリップ40の少なくとも一部の変位を検出するセンサ50と、を備えた。これにより、ウィンドウガラス5の破損に伴いウィンドウガラス5が完全に粉砕せずに残るような場合でもウィンドウガラス5の破損を確実に検出することができる。また、換気等のためにウィンドウガラスを少し開けてウィンドウガラスが全閉位置にないときもウィンドウガラスの破損を検出することができる。
また、従来技術(特許文献1)においてはレギュレータへの細工が必要であり、信頼性、品質が低下する可能性があるが、本実施形態ではレギュレータへの細工が不要であり、信頼性、品質に優れたものとすることができる。また、従来技術においては構造が複雑であるためコストアップを招きやすいが、本実施形態では簡単な構成とでき比較的安価に開閉式ウィンドウガラスの破損検出装置を提供することができる。
(2)検出手段としてのセンサ50は、可動部であるウィンドウガラスに対する固定部側部材であるインナパネル3においてクリップ40の変位許容部位(押圧部41c)と対向するように設けており、実用上好ましいものとなっている。詳しくは、可動部にセンサを設置する場合には配線を可動部から固定部に引き回すことになり配線を工夫する必要がある。これに対し本実施形態においてはセンサ50を固定部側部材に配置することにより配線が容易となる。
(3)検出手段としてのセンサ50は磁気センサからなり、クリップ40の変位許容部位に磁気センサ50と対向するように磁性部材45を設けており、実用上好ましいものとなっている。
実施形態は前記に限定されるものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
ウィンドウレギュレータとしてXアーム式ウィンドウレギュレータを用いたが、ケーブル式ウィンドウレギュレータを用いてもよい。
また、駆動手段としてはモータを有するものだけではなく、乗員の手動によるものでもよい。
また、ウィンドウガラスの破損検出装置を乗用車における右前ドアに適用したが、他の側部ドアに適用してもよいことは云うまでもなく、また、側部ドアの他にも、後部ドアや屋根に設けられた開閉式ガラスルーフに適用してもよい。
検出手段は赤外線センサからなり、クリップの変位許容部位に赤外線センサと対向するように赤外線反射膜を設けてもよい。即ち、図6での磁性部材45に代わり赤外線反射膜を設けるとともに、磁気センサ50の代わりに赤外線センサを設け、赤外線センサから赤外線を発し、反射膜からの反射光を入射し、その入射位置により距離Lをモニタするようにしてもよい。
クリップ40はウィンドウガラス5の下端部に設置したが、これに限ることなく、例えばウィンドウガラス5の側面での下部に設置してもよい。要は、ウィンドウガラスの端部のうちの車両ドア1の内部の目立たない所に設置すればよい。
乗用車における右前ドアでの分解斜視図。 乗用車における右前ドアでの概略正面図。 図2のA−A線での縦断面図。 開閉式ウィンドウガラスの破損検出装置の斜視図。 開閉式ウィンドウガラスの破損検出装置の正面図。 図5のA−A線での縦断面図。 開閉式ウィンドウガラスの破損検出装置の正面図。 図7のA−A線での縦断面図。 従来技術を説明するための検出装置の正面図。
符号の説明
1…車両ドア、4…開口部、5…ウィンドウガラス、30…開閉式ウィンドウガラスの破損検出装置、40…クリップ、41c…押圧部、42…リングばね、45…磁性部材、50…磁気センサ。

Claims (5)

  1. 車両の開口部を開閉自在なウィンドウガラスの破損を検出する開閉式ウィンドウガラスの破損検出装置において、
    前記ウィンドウガラスの端部に配置され、ウィンドウガラスの破損に伴う当該ウィンドウガラスの端部での粉砕を行う力で挟持するクリップと、
    前記ウィンドウガラスの破損に伴う前記クリップの少なくとも一部の変位を検出する検出手段と
    を備えたことを特徴とする開閉式ウィンドウガラスの破損検出装置。
  2. 前記ウィンドウガラスは強化ガラスからなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の開閉式ウィンドウガラスの破損検出装置。
  3. 前記検出手段は、可動部であるウィンドウガラスに対する固定部側部材において前記クリップの変位許容部位と対向するように設けた
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の開閉式ウィンドウガラスの破損検出装置。
  4. 前記検出手段は磁気センサからなり、前記クリップの変位許容部位に前記磁気センサと対向するように磁性部材を設けてなる
    ことを特徴とする請求項3に記載の開閉式ウィンドウガラスの破損検出装置。
  5. 前記検出手段は赤外線センサからなり、前記クリップの変位許容部位に前記赤外線センサと対向するように赤外線反射膜を設けてなる
    ことを特徴とする請求項3に記載の開閉式ウィンドウガラスの破損検出装置。
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